JP2013102454A - Tcp通信方式 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】TCP通信の両端に位置するエンドポント端末を端末A及び端末Bとし、端末A及び端末Bは、装置X及び装置Yに接続され、装置X,Yは、ネットワークNETにそれぞれ接続される。装置X及びYは、従来TCP通信を行っていた端末A及びBの間に挟みこむように設置され、自身にIPアドレスを有しない。装置X及びYは、端末A−端末B間のTCP接続を横取りして3つのTCP接続に分割し、接続手順の過程で接続手順成立前に情報を中継装置X,中継装置Yで交換して、装置X,装置Yを認証する際に装置X及び装置Yのみ、TCP接続を成立させる。
【選択図】図1
Description
(1)アクティブ側の中継装置Xの処理について
(a)プロミスキャス・モードで待ち受ける。プロミスキャス・モードとは、LANカードの動作モードの一つであり、通常モードでは、宛先アドレスが自局宛のパケットしか受信しないのに対し、プロミスキャス・モードでは、あらゆる宛先アドレスのパケットを受信する。
(2)パッシブ側の中継装置Yの処理について
(a)プロミスキャス・モードで待ち受ける。
(3)分割されたTCP接続の成立について
上記(1)、(2)の処理が完了すると、本来、端末A−端末B間で1本であったTCP接続が、端末A−中継装置X、中継装置X−中継装置Y、中継装置Y−端末B間それぞれのTCP接続が3本に分割される。
(1)同等の中継装置Yが存在する場合
中継装置Xの対向側に同等の中継装置Yが存在する場合は、以下の手順によって、中継装置Xは、中継装置Yの存在を確認する。
(2)TCPオプションの種別コード「06」及び「07」に標準対応の機器が存在する場合
中継装置Xの対向側に同等の中継装置Yが存在せず、TCPオプションの種別コード「06」及び「07」に対応するのみの装置が存在する場合は、以下の手順によって、中継装置Xは同等の中継装置Yの非存在を確認する。
(3)TCPオプションの種別コード「06」及び「07」に未対応の機器が存在する場合
中継装置Xの対向側に同等の中継装置Yが存在せず、TCPオプションの種別コード「06」及び「07」にも対応していない装置が存在する場合は、以下の手順によって、中継装置Xは同等の中継装置Yの非存在を確認する。
(1)同等の中継装置Yが存在する場合
図16は、中継装置Xの対向側に同等の中継装置Yが存在する場合の確認シーケンスの説明図で、この図16においては、以下の手順によって中継装置Xは、中継装置Yの存在を確認する。ただし、送信先TCPポート番号がBGP(179)の場合は実施しない。
(2)TCPオプションの種別コード「19」に未対応の機器が存在する場合
中継装置Xの対向側に同等の中継装置Yが存在しない場合は、以下の手順によって中継装置Xは同等の中継装置Yの非存在を確認する。ただし、送信先TCPポート番号がBGP(179)の場合は実施しない。
図4は応用例を暗号通信装置に適用したもので、この暗号通信装置は、端末A−装置X−装置Y−端末Bのように構成されている。装置Xは、内側TCP接続処理部X1、暗号処置部X2、外側TCP接続処理部X3、X4及び復号処理部X5から構成され、装置Yは、内側TCP接続処理部Y1、暗号処置部Y2、外側TCP接続処理部Y3、Y4及び復号処理部Y5から構成されている。
図5は応用例をアンチウィルス装置に適用したもので、このアンチウィルス装置は、端末A−装置X−端末B,C,Dのように構成され、装置Xは、外側TCP接続処理部41、ウィルス検査処理部42及び内側TCP接続処理部43から構成されている。このように構成された装置Xにおいて、TCP通信の中継処理の過程で、ウィルス検査処理部42でウィルス検査処理を行い、検査に合格しないTCP通信は中継しないように処理することで、例えば、端末Aから端末B,C,Dへの不正アクセスもしくは、端末B,C,Dから端末Aへの不正アクセスを排除する。
図6は応用例を負荷分散装置に適用したもので、この負荷分散装置は、端末A,B,C−ルータR−装置X−複数のサーバ1〜Nのように構成され、装置Xは、外側TCP接続処理部51、負荷分散処理部52及び内側TCP接続処理部53から構成されている。このように構成された負荷分散装置で、サーバ1〜Nの前段の装置Xにおいて、負荷状況に応じて適切なサーバ1〜Nヘ伝送を振り分けるようにすることで、負荷分散を実現できる。
図7は応用例を帯域制御装置に適用したもので、この帯域制御装置は、端末A−装置X−装置Y−端末Bのように構成されていて、装置Xは、内側TCP接続処理部61x、輻輳制御帯域制御処理部62x及び専用プロトコル処理部63xから構成され、装置Yは、内側TCP接続処理部61y、輻輳制御帯域制御処理部62y及び専用プロトコル処理部63yから構成されている。
図8は応用例をゲートウェイ装置に適用したもので、このゲートウェイ装置は、端末A−装置X−端末Bのように構成され、装置Xは、外側TCP接続処理部71、ゲートウェイ処理部72及び内側TCP接続処理部73から構成されている。
応用例6は、実施例1および応用例1〜5の全てを、端末内のTCPプロトコルスタックソフトウェアに機能を組み込むことで、外部のハードウェア装置を用いることなくソフトウェアでも実現できるようにしたものである。
(a)先ず、プロミスキャス・モードでSYNパケットを捕捉する。(ネットワークドライバ)
(b)捕捉したSYNパケットから宛先IPアドレスとポート番号を得る。(ネットワークドライバ)
(c)取得した宛先情報をアプリケーションに通知する。(ネットワークドライバ)
(d)通知された情報を使用してソケット作成+バインド+アクセプト手続きを行います。(アプリケーション)
(e)SYNパケットをTCPプロトコルスタックへ引き渡す。(ネットワークドライバ)
(f)正規の手順によってTCPコネクションを接続し、当該ソケットを接続完了状態にする。(TCPプロトコルスタック)
X,Y…中継装置
NET…ネットワーク
11〜14…伝送路
Claims (6)
- ネットワークを挟んでTCP接続される第1、第2端末を設け、この第1端末とネットワークとの伝送路間に第1中継装置を、第2端末とネットワークとの伝送路間に第2中継装置をそれぞれ設け、第1、第2中継装置はネットワークを介して接続され、第1端末と第1中継装置、第1中継装置と第2中継装置、第2中継装置と第2端末の3つのTCP接続手順に分割し、
その接続手順の過程で接続手順成立前に情報を第1、第2中継装置で交換して、第1、第2中継装置を認証する際に前記第1、第2中継装置のみ、TCP接続を成立させることを特徴とするTCP通信方式。 - 請求項1に記載のTCP通信方式において、
前記TCP接続のSYNパケットを捕らえて、前記第1、第2端末に成り代わり、IPアドレスを持たないでTCP接続を行うことを特徴とするTCP通信方式。 - 請求項1または2に記載のTCP通信方式において、
前記第1、第2中継装置の認証機能を、機種識別情報を交換して実現可能としたことを特徴とするTCP通信方式。 - 請求項1または2に記載のTCP通信方式において、
鍵情報を事前に交換することで、暗号通信の事前鍵交換機能を実現可能としたことを特徴とするTCP通信方式。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のTCP通信方式において、
前記TCP接続によるTCP通信に特定の機能を付加したことを特徴とするTCP通信方式。 - 請求項5に記載のTCP通信方式において、
前記特定の機能は、暗号化/復号化手順を構成する暗号通信機能、不正のTCP通信の遮断手順を構成するアンチウィルス機能、負荷状況に応じて伝送の振り分け手順に構成する負荷分散機能、輻輳制御及び帯域制御手順に構成する帯域制御機能、及び特殊回線の中継手順に構成するゲートウェイ機能のいずれかであることを特徴とするTCP通信方式。
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