JP2013100625A

JP2013100625A - 涼風機ヘルファン

Info

Publication number: JP2013100625A
Application number: JP2011256788A
Authority: JP
Inventors: Kazuyuki Suzuki; 計進鈴木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2011-11-07
Filing date: 2011-11-07
Publication date: 2013-05-23

Abstract

【課題】出来るだけ安価で、装脱着が簡単で、爽やかな涼しい風を、頸部等に送風でき、安全でかつ、既存のどんなタイプのヘルメットにも装脱着可能な、一体型の、ヘルメット専用の、涼風機ヘルファンを提供する。
【解決手段】モーターファンが内蔵された本体に、髪巻き込み防止カバーを付けて、涼しい風を作り出す、噴霧器を一体化させ、取り外しが簡単な、面ファスナーを利用して、既存ヘルメットの、後部側の下部に、装着して設ける。
【選択図】図３

Description

本発明は、熱中症から頸部（首）等を保護する為のヘルメット専用の、後付け送風器具、涼風機ヘルファンに関するものである。

従来、熱中症対策としては、帽子、首にタオルを巻く他に、水分と塩分補強等、最近は、熱を下げる湿布剤、水に濡らすだけで冷たい、冷感タオル等のグッズも増えては来ているが、長い時間効果のある商品は、見当たらない。

特開２００７−１６３７６号公報

２０１１年の原発事故による停電と節電、又近年の異常な猛暑により、熱中症で倒れる人が急増しています、ヘルメットを着帽する人は特に厳しい状況ですが、ヘルメット用に有効な熱中症対策商品は無く、冷感剤等で、頑張っている状況です。
例えば（特許文献１）を参照すれば、冷却装置で冷風を送る検討もされていますが、冷却装置では、高価な物に成る事でしょう、また冷風を長く、頭部に当てる事には、不安も感じます、本発明は、この問題を解決するためになされた物である。

課題を解決する為の手段

モーターファン内蔵の本体と、電池ＢＯＸ、水量が見えるスケルトン噴霧器、髪の長い人にも安全な、髪巻込み防止カバーを、一体型の送風機にして、既存のヘルメットの後部側の下部に、装脱着が簡単な、面ファスナーで装着し、送風中に噴霧器により、霧を噴射する事で、後頭部等の首筋に、涼しい風を送る、以上の構成よりなる、涼風機ヘルファン。

発明の効果

本発明は冷風ではないが、長い時間、爽やかな、涼しい風を送る事が可能で、既存のヘルメットに、後付けが可能な専用器具です、また、一体型送風機には、髪の巻き込み防止カバーが付いているので、髪の長い女性でも、安全です。
急な、雨等でも装脱着が簡単に出来る事も特徴です。
首筋等に、メンソール系の軟膏を少量塗れば、効果は更に、発揮されます。

本発明のモーターファン内蔵本体の断面図本発明のヘルメット装着状況の背面図本発明のヘルメット装着状況の側面図

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）本発明の涼風機ヘルファンは、図１のモーターファン内蔵本体（１）に、図１の髪巻き込み防止カバー（２）を図１のカバー止めビス（６）で固定する。
（ロ）モーターファン内蔵本体（１）の一方の側面に、図２の面ファスナー凹側（２１）を張り、図２のスケルトン噴霧器（３）には面ファスナー凸側（２０）を張る。
この凸側と凹側を、張り合わせて、モーターファン内臓本体（１）に装着する。
次は、図３の送水ゴムホース（１６）の一方をスケルトン噴霧器（３）の噴霧器送水口（１５）に接続し、もう一方を、図１のモーターファン内蔵本体（１）の霧噴射口（７）に接続する。
（ハ）反対側にも、同じく面ファスナー凹側（２１）を張る、図２の電池ＢＯＸ（４）には、面ファスナー凸側（２０）を張はり、同様に張り合わせて、装着する。
（ニ）これで、モーターファン内蔵本体（１）、髪巻き込み防止カバー（２）、スケルトン噴霧器（３）、電池ＢＯＸ（４）、の四つの機能が一体化する事で図２の一体型送風機が（５）が完成する、完成した一体型送風機（５）を、図２の既存ヘルメット（１３）の後部側の下部に装着して、送風中に噴霧器ピストン（１４）を押す事で、後頭部付近に霧を発生させ、爽やかな涼風の提供が可能になった。
本発明は、以上の様な構造である。

以下、本発明の使用方法を説明する。
（イ）本発明は、図２の様に、既存ヘルメット（１３）に取り付ける物であるから装着前の準備として、既存ヘルメット（１３）を着帽し、図３の様に、一体型送風機本体（５）の正面を、頸部付近に合わせ、装着位置を決める、決定したら、装着位置の油分除去を行う、装着方法は、同様に面ファスナー凸凹を使用します。
基本的に、装着する部品に面ファスナー凸側（２０）を使い、受け側に凹側（２１）を使用します。
（ロ）次は、図１の一体型本体（５）の面ファスナー（２０）を、決定した、既存のヘルメットの装着位置に、面ファスナー凹側（２１）貼り付け、また凸側と凹側を、張り合わせ装着する、次に、図２の水平バンド（１２）を、図２の水平バンド通し（８）に通して、既存ヘルメット側の面ファスナー凹側（２１）と、しっかり装着する、これで二重の脱落防止になり、装着の完了になります。
（ハ）次は、スケルトン噴霧器（３）に、噴霧器給水口（１７）より水を入れて、電池ＢＯＸ（４）に、単三電池２本を入れ、電源スイッチ（１８）をＯＮにします。
一体型送風機本体（５）が送風を開始したら、噴霧器ピストン（１４）を押す事で、図３の霧噴射口（７）より霧が発生し、後頭部付近に、涼しい風を提供します。
以上で、涼風機ヘルファンの完成になります。

１モーターファン内蔵本体１１ファン
２髪巻き込み防止カバー１２水平バンド
３スケルトン噴霧器１３既存ヘルメット
４電池ＢＯＸ１４噴霧器ピストン
５一体型送風機１５噴霧器送水口
６カバー止めビス１６送水ゴムホース
７霧噴射口１７噴霧器給水口
８水平バンド通し１８電源スッチ
９モーター１９電池ＢＯＸ配線口
１０モーター配線口２０面ファスナー凸側
２１面ファスナー凹側

Claims

ヘルメット後部側の下部に、電源、噴霧器、髪巻込み防止カバーの付いた、一体型送風機本体を、装脱着可能にして取付け、噴霧器の噴射口を送風機本体の、前面に取り付け、後頭部付近に霧を噴射出来る様にした事を特徴とした、涼風機ヘルファン。