JP2013098878A - 映像変換装置、映像表示装置、テレビ受像装置、映像変換方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

映像変換装置、映像表示装置、テレビ受像装置、映像変換方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力された映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換することができる映像変換装置、映像表示装置、テレビ受像装置、映像変換方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換するにあたり、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力するよう設定した場合には、入力された映像を変換部により変換した、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力し、2次元映像を出力するよう設定した場合には、2次元映像を出力するよう切替を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、2次元映像を3次元映像と同じ形式の映像に変換する映像変換装置、映像表示装置、テレビ受像装置、映像変換方法及びコンピュータプログラムに関する。
映像は2次元映像と3次元映像とが混在する場合がある。ここで3次元眼鏡を用いて3次元映像を見る方式には、フィールドシーケンシャル方式と呼ばれる、右目用映像と左目用映像を分けて表示する技術が採用されている。フィールドシーケンシャル方式では、右目用映像と左目用映像とが重なるクロストークを防止する必要があるため、例えば液晶テレビを表示部に用いたものではバックライトを制御して画面が黒色となる不点灯期間を設ける必要がある。従って3次元映像は2次元映像と比較して輝度が弱く、3次元眼鏡を装着したままで2次元映像と3次元映像とが切り替わることによる輝度が変化するので眼精疲労の原因となる。一方、映像が切り替わるごとに3次元眼鏡を着脱することは煩わしい。
そこで、特許文献1には、2次元画像を3次元画像に変換することにより視覚的な変化を少なくし、眼精疲労を軽減させる画像装置が記載されている。しかし、特許文献1に記載の画像装置は、スライドショーでの映像を前提としており、放送用の映像又は記録媒体に記録された映像を3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換することはできないという問題があった。
特開2008−5203号公報
本発明はこうした事情に鑑みてなされたものであり、入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差のある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換することができる映像変換装置、映像変換装置によって変換された映像を表示する映像表示装置、映像変換装置によって変換されたテレビ放送波の映像を表示するテレビ受像装置、映像変換方法及びコンピュータプログラムの提供を目的とする。
本発明に係る映像変換装置は、入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換して出力する映像変換装置において、2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像のいずれを出力するかの設定を切り替える映像切替部と、入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差のある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換する変換部と、前記映像切替部が3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力するよう設定した場合には、前記入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像を前記変換部により変換した、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力し、2次元映像を出力するよう設定した場合には、2次元映像を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、3次元眼鏡を通じて見る方式の映像を表示するか又は2次元映像を表示するかを、映像を見る者が決定することができる。
本発明に係る映像変換装置は、入力された映像が2次元映像か、複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって、複数の映像に視差がある映像かを判定する判定部をさらに備え、前記変換部は、前記判定部により2次元映像と判定された映像を、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像であって、構成する複数の映像に視差がない映像に変換するよう構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、3次元眼鏡をかけて映像を見る者に2次元映像及び3次元映像の輝度を同等に感じさせ、映像を見る者が疲労感なく2次元映像及び3次元映像が連続する映像を見ることができる。また、2次元映像と判定された映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像であって、構成する複数の映像に視差がない映像に変換するので、映像に視差を設けるための処理を必要とせず、簡易な処理で疲労感の無い映像に変換することができる。
本発明に係る映像変換装置は、前記判定部は映像の所定の時点からの時間に基づいて判定するよう構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、映像形式の判定をより正確に行うことができる。
本発明に係る映像変換装置は、前記入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像は放送用映像であり、前記判定部は入力された映像の形式が切り替わった時点から所定時間の範囲か否かによって判定するよう構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、特に放送用映像について、映像形式の判定をより正確に行うことができる。
本発明に係る映像変換装置は、前記入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像は記録媒体に記録された映像を再生した映像であり、前記判定部は入力された映像が開始した時点から所定時間の範囲か否かによって判定するよう構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、特に記録媒体に記録された映像について、映像形式の判定をより正確に行うことができる。
本発明に係る映像表示装置は、前述の映像変換装置と、該映像変換装置により出力された前記2次元映像及び前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前述した効果を映像表示装置にて実現することができる。
本発明に係るテレビ受像装置は、テレビ放送波の映像信号が入力されるチューナ部と、前記チューナ部に入力された前記テレビ放送波の映像信号に係る映像の変換を行い、前記2次元映像及び前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を表示する映像表示装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前述した効果をテレビ受像装置にて実現することができる。
本発明に係る映像変換方法は、入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換して出力する映像変換方法において、2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像のいずれを出力するかの設定を切り替える映像切替ステップと、入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換する変換ステップと、前記映像切替ステップが3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力するよう設定した場合には、前記入力された映像を前記変換ステップにより変換した、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力し、2次元映像を出力するよう設定した場合には、2次元映像を出力する出力ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、3次元眼鏡を通じて見る方式の映像を表示するか又は2次元映像を表示するかを、映像を見る者が決定することができる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換して出力するコンピュータプログラムにおいて、2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像のいずれを出力するかの設定を切り替える映像切替ステップと、入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換する変換ステップと、前記映像切替ステップが3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力するよう設定した場合には、前記入力された映像を前記変換ステップにより変換した、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力し、2次元映像を出力するよう設定した場合には、2次元映像を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、3次元眼鏡を通じて見る方式の映像を表示するか又は2次元映像を表示するかを、映像を見る者が決定することができる。
本発明によれば、入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差のある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換することができる。
第1の実施の形態に係るテレビ受像装置を示すブロック図である。 制御部による映像の変換を示す模式図である。 第1の実施の形態における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 表示部に文書が表示される際の映像を示す模式図である。 本実施の形態の他の例における制御部の処理を示すフローチャートである。 制御部が映像形式を決定する処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 入力されたフレームの映像形式の決定結果を示す説明図である。 第3の実施の形態に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態におけるテレビ受像装置を示すブロック図である。
第1の実施の形態
本実施の形態に係るテレビ受像装置の構成について説明する。図1は、第1の実施の形態に係るテレビ受像装置を示すブロック図である。
制御部1は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)等であり、映像を処理するためのプログラムが記憶されたメモリ及び映像に係るデータを処理できる演算回路等を備え、ROM2に予め格納されている制御プログラムを適宜RAM3に読み出して実行する。その他、制御部1は、それぞれバスを介して相互に接続されたROM2、RAM3、映像記憶部4、チューナ5、同期信号送信部6、タイミングコントローラ7の動作を制御する。
ROM2は、書き込み及び消去可能なEPROM(Erasable Programmable ROM)又はフラッシュメモリ等であり、映像変換装置が動作するために必要な種々の制御プログラムを予め格納してある。
RAM3は、SRAM又はフラッシュメモリ等であり、制御部1による制御プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
図示しない放送波受信アンテナから、テレビ放送波の信号がチューナ5に入力された場合、制御部1は、テレビ放送波の信号を映像に係るデータに変換し、RAM又はフラッシュメモリ等で構成される映像記憶部4に記憶する。
入力される映像は、1つの映像が1つのフレーム全体で表現されている通常の2次元映像又は3次元映像を表示するための方式の一つであるサイドバイサイド方式の映像である。
サイドバイサイド方式の映像は、1フレームの半分の画素数の2つの映像を1フレーム内に水平方向に並置した映像であり、並置した2つの映像を2つに分離した後、分離した映像を1フレーム分の画素数になるよう画素を補間することにより、2つのフレームの映像に変換することができる。
サイドバイサイド方式の映像より変換された2つのフレームの映像の一方を右目用映像他方を左目用映像とする。2つのフレームの映像に視差がある場合、右目用映像が表示されている時間には3次元眼鏡の左目側のシャッターを閉じ、左目用映像が表示されている時間には3次元眼鏡の右目側のシャッターを閉じることにより、3次元眼鏡をかけて映像を見る者に映像の奥行を感得させる。
従ってサイドバイサイド方式であって、構成する2つの映像に視差がある映像は、前述した変換を行い、3次元眼鏡を通じて見ることにより、奥行を感得できる3次元映像にすることができる。
入力される映像が地上デジタル放送又はBSデジタル放送等の映像である場合は、限定受信方式(B−CAS:BS Conditional Access System)の標準暗号であるMULTI2で暗号化されているので、暗号を解除する。この地上デジタル放送又はBSデジタル放送等の映像の形式は、MPEG−2TS(Moving Picture Expert Group phase2 transport stream)又はH.264等の圧縮された形式である。制御部1はこれらの形式の映像に係るデータをビットマップデータに伸長して、映像記憶部4に記憶させる。なお、入力される映像の1秒間のフレーム数は60pとする。
次に、制御部1は、サイドバイサイド方式であって視差がある映像における1フレーム内の2つの映像を分離して2つのフレームの映像に変換する。一方、2次元映像は、後述する処理を行い、通常の2次元映像を視差が無いサイドバイサイド方式の映像に変換し、さらに変換した視差が無いサイドバイサイド方式の1フレーム内の2つの映像を分離して2つのフレームの映像に変換する。図2は制御部1による映像の変換を示す模式図であり、図2Aはサイドバイサイド方式であって視差がある映像が、図2Bは2次元映像が夫々変換される様子を示す。視差が無いサイドバイサイド方式の映像を変換して2つのフレームにした映像は、3次元眼鏡を通じて見た場合であっても、奥行を感得することはできない2次元映像である。
2次元映像をサイドバイサイド方式の映像に変換する理由は、サイドバイサイド方式であって視差がある映像とフレームレートを揃えることで表示部8の映像表示に遅延が生じないようにするためである。すなわち、制御部1が出力した映像は、映像を表示するタイミングを制御するタイミングコントローラ7に入力される。タイミングコントローラ7は、制御部1が定めるフレームレートに従ったタイミングで、表示部8に映像を表示させる。映像を表示させる際、フレームレートが異なる映像を連続して表示する場合には、タイミングコントローラ7の設定の切替に時間を要し、映像を表示させるための処理が遅延する。そこで2次元映像からサイドバイサイド方式の映像を作成し、映像形式を揃えることにより、タイミングコントローラ7の設定の切替を不要にすることができる。また、2次元映像と判定された映像を、視差がないサイドバイサイド方式の映像に変換するので、映像に視差を設けるための処理を必要とせず、簡易な処理で疲労感の無い映像に変換することができる。
制御部1は、同期信号送信部6が等間隔で毎秒120回、表示部8に表示される映像を見るための図示しない3次元眼鏡に同期信号を送信するよう制御する。同期信号は毎秒120回のうち、60回は右目側シャッターを、60回は左目側シャッターを交互に閉じさせるよう3次元眼鏡を制御する。表示部8は、制御部1によって変換された映像を表示する。
次に、制御部1の処理手順についてさらに説明する。図3は第1の実施の形態における制御部1の処理手順を示すフローチャートである。
制御部1は、映像記憶部4に記憶された映像に係るデータをフレーム単位で順次読み出す(ステップS11)。ここで、放送波には、通常の2次元映像か視差があるサイドバイサイド方式の映像かを決定するための識別子が含まれる。従って制御部1は、映像に係るデータに含まれる識別子に係るデータを読み出すことにより映像形式が2次元映像か視差があるサイドバイサイド方式の映像かを決定する(ステップS12)。制御部1は、決定結果により、2次元映像か視差があるサイドバイサイド方式の映像かを判定する(ステップS13)。制御部1は決定結果に係るデータと共に、映像に係るデータを時系列にRAM3に記憶させる。
制御部1は、映像が通常の2次元映像である場合は(ステップS13でYES)、視差が無いサイドバイサイド方式の映像に変換する。すなわち、フレームの画素を1列おきに間引きして半分の画素数である映像を作成し(ステップS14)、作成した半分の画素数の映像を複製する(ステップS15)。続いて、作成及び複製した半分の画素数である2つの同じ映像を、1つのフレーム内に水平方向に並置した、視差が無いサイドバイサイド方式の映像になるよう合成する(ステップS16)。この視差が無いサイドバイサイド方式の映像は、複製された映像を用いているので、映像の内容によらず常に視差が生じない。
続いて、2つの映像が並置された1フレームの映像を相前後する2つのフレームの映像に変換する。まず、制御部1は、視差が無いサイドバイサイド方式の映像に係る水平方向に2つ並置した映像を分離する(ステップS17)。同様に視差があるサイドバイサイド方式の映像である場合も(ステップS13でNO)、水平方向に2つ並置した映像を分離する(ステップS17)。制御部1は、分離した映像の、隣接する両者の列の画素の画素値の平均値を取ることにより補間する画素の画素値を算出し(ステップS18)、水平方向の画素数が2倍になるよう補間する(ステップS19)。これにより、2つの映像が並置された1フレームの映像が相前後する2つのフレームの映像に変換される。
さらに、制御部1は、映像の各フレームを複製して2倍の数にするいわゆる2度書きを行う(ステップS20)。
制御部1は、1秒間のフレーム数を240とするようタイミングコントローラ7を制御する(ステップS21)。また、制御部1は、同期信号送信部6を制御し、同期信号を送信させる(ステップS22)。同期信号により、出力された映像の各フレームのうち2度書きした2度目のフレームを表示するタイミングに合わせて、右目用映像が表示されている時間には左目用のシャッターのみが閉じ、左目用映像が表示されている時間には右目用のシャッターのみが閉じるよう、3次元眼鏡が制御される。
制御部1は、変換した映像を、タイミングコントローラ7に出力する(ステップS23)。タイミングコントローラ7は表示部8に3次元眼鏡を通じて見る方式の2次元映像及び3次元映像を表示させる。
なお、本実施の形態にて2度書きを行う理由はクロストークを防止するためである。例えば、表示部8が左目用映像を表示してから間隔を置かずに右目用映像を表示する場合、表示部8を構成する発光体が発した左目用映像を表示する光が完全に消える前に右目用映像を表示する光を発するため、表示部8は二重像を表示する。
従って2度書きを行い、2つの同じフレームのうち、1つ目のフレームは表示部8の図示しないバックライトを消すことにより表示させず、2つ目のフレームのみを表示することによってクロストークの問題を解決する。
なお、制御部1は、入力されるテレビ放送波の信号がアナログ映像の信号である場合は、映像に係るデータに変換する。
制御部1は、入力された映像の広告用映像は2次元映像であり、本編は視差があるサイドバイサイド方式の映像である場合はEPG(Electronic Program Guide)の信号を受信することにより2次元映像か3次元映像かを判定してもよい。
制御部1は、例えば視差が無いサイドバイサイド方式の映像及び視差があるサイドバイサイド方式の映像を先に2度書きし、その後に視差が無いサイドバイサイド方式の映像及び視差があるサイドバイサイド方式の映像を分離する変換を行うようにしてもよい。また、制御部1は、2度書きを行う代わりに前後のフレームを補間する映像を作成してもよい。
制御部1は、2次元映像を視差が無いサイドバイサイド方式の映像に変換するにあたり、必ずしも半分の画素数の映像の複製を行う必要はなく、例えば、1つのフレームの映像の画素を半分に間引きした映像及び該映像の作成において間引かれた画素を用いて作成した映像の2つの映像を用いて、サイドバイサイド方式の映像に変換してもよい。
制御部1は、タイミングコントローラ7に制御信号を送信することにより、表示部8に文章を表示させるOSD(On−Screen Display)機能を備えてもよい。図4は表示部8に文書が表示される際の映像を示す模式図である。例えば、視差が無いサイドバイサイド方式の映像が表示部8に表示されている場合は、図4Aに示すように、表示部8に「2次元の映像を検出しましたが、眼鏡をかけたままご覧下さい。」と表示させるようにしてもよい。一方、3次元映像が表示部8に表示されている場合は図4Bに示すように、「3次元の映像を検出しました。眼鏡をかけてご覧下さい。」と表示させるようにしてもよい。
表示部8は、テレビ画面の他、情報処理端末のモニタの他、携帯電話機、PDA、ブックリーダ、ゲーム機又は音楽プレーヤのディスプレイ等であってもよい。
なお、入力される視差がある映像及び制御部1により変換する映像の方式はサイドバイサイド方式に限らず、垂直方向の解像度を半分にし、垂直方向に重畳したトップアンドボトム方式並びに走査線の1行ごとに左目用映像及び右目用映像を配置するラインバイライン方式等の複数の映像を1フレームで構成した方式の他、時間方向に左目用映像及び右目用映像を重畳し、時分割したフレームシーケンシャル方式でもよい。
フレームシーケンシャル方式の映像が入力される場合の制御部1の処理について説明する。図5は本実施の形態の他の例における制御部1の処理を示すフローチャートである。制御部1は、映像記憶部4に記憶された映像に係るデータをフレーム単位で順次読み出す(ステップS31)。制御部1は、映像形式が2次元映像か視差があるフレームシーケンシャル方式の映像かを決定する(ステップS32)。制御部1は、決定結果により、2次元映像か視差があるフレームシーケンシャル方式の映像かを判定する(ステップS33)。制御部1は決定結果に係るデータと共に、映像に係るデータを時系列にRAM3に記憶させる。制御部1は、映像が通常の2次元映像と判定した場合は(ステップS33でYES)、各フレームの映像を複製する(ステップS34)。制御部1は、複製された映像及びフレームシーケンシャル方式の映像と判定された(ステップS33でNO)映像を複製して2倍の数にする、いわゆる2度書きを行う(ステップS35)。
制御部1は、1秒間のフレーム数を240とするようタイミングコントローラ7を制御する(ステップS36)。また、制御部1は、同期信号送信部6を制御し、同期信号を送信させる(ステップS37)。制御部1は、変換した映像を、タイミングコントローラ7に出力する(ステップS38)。
また、映像形式の判定にあたり、映像の時間を判定の要素に加えてもよい。放送用の映像は、番組本編の映像が3次元映像であり、広告用映像が2次元映像である場合、又は番組本編の映像が2次元映像であり、広告用映像が3次元映像である場合が考えられる。広告用映像が放送される時間は15秒、30秒又は60秒等15秒単位の長さであることが多いため、映像の形式が2次元映像からサイドバイサイド方式の映像に又はサイドバイサイド方式の映像から2次元映像に切り替わった場合には、切り替わった時点から15秒の倍数の時間後に元の映像に戻る可能性が高い。
図6は制御部1が映像形式を決定する処理を示すフローチャートである。制御部1は、まず映像が2次元映像又は視差があるサイドバイサイド方式の映像の一方から他方に切り替わったことがあるか否かを判定する(ステップS121)。映像が2次元映像又は視差があるサイドバイサイド方式の映像の一方から他方に切り替わったことがある場合は(ステップS121でYES)、切り替わった時点からの時間から所定時間の範囲内か否かの判定を行う(ステップS122)。所定時間の範囲とは、例えば15秒の倍数である15秒、30秒、45秒…の前後であり、具体的には14.8秒から15.2秒まで、29.8秒から30.2秒まで、44.8秒から45.2秒まで…の範囲である。以前に切り替わったことが無い場合は(ステップS121でNO)、識別子があるか否かを判定する(ステップS123)。
この所定時間の範囲内である場合には(ステップS122でYES)、ステップS123に進む。サイドバイサイド方式の映像を示す識別子がある場合には(ステップS123でYES)、サイドバイサイド方式の映像であると決定する(ステップS124)。サイドバイサイド方式の映像を示す識別子が無い場合には(ステップS123でNO)2次元映像であると決定する(ステップS125)。所定時間の範囲外である場合は(ステップS122でNO)、繰り返し所定時間の範囲内であるか否かの判定を行う(ステップS122に戻す)。これにより映像形式を正確に判定することができる。
なお、斯かる処理は、以前に映像が切り替わってから所定の時間まで繰り返し行うようにしてもよい。この場合の所定の時間とは連続して流れる一連の広告用映像が終了する時点であり、例えば、映像形式が切り替わった時点から180秒後である。
本実施の形態によれば、通常の2次元映像をサイドバイサイド方式等の映像に変換するので、制御部1は、映像が通常の2次元映像であるか視差があるサイドバイサイド方式の映像であるかに関わらず、3次元眼鏡を通じて映像を見る場合に3次元眼鏡のシャッターが適宜下りる形式の映像に変換する。
従って、簡易な処理によって、3次元眼鏡をかけて映像を見る者に2次元映像及び3次元映像の輝度を同等に感じさせ、映像を見る者が疲労感なく2次元映像及び3次元映像が連続する映像を見ることができる。
第2の実施の形態
第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、制御部1が変換を行う対象となる映像は、DVDやブルーレイディスク(登録商標)等の記録媒体に記録された映像を再生する再生装置から入力される映像である。
この場合、放送波の映像と異なり、映像に通常の2次元映像であるか視差があるサイドバイサイド方式の映像であるかを判定するための識別子やEPGの信号が含まれていない。
本実施の形態では、前述した映像の形式を決定する処理手順にて、ステップS12の処理手順を行う代わりに、2次元映像及び視差があるサイドバイサイド方式の映像のフレーム数を計数することにより、このような場合でも通常の2次元映像か視差があるサイドバイサイド方式の映像かを決定する。
なお、記録媒体に記録された映像の形式は、MPEG−2、MPEG−4又はH.264等の圧縮された形式である。制御部1はこれらの形式の映像を伸長して、映像に係るデータを映像記憶部4に記憶させる。
本実施の形態における制御部1が通常の2次元映像であるか視差があるサイドバイサイド方式の映像であるかを判定する処理手順について説明する。図7は第2の実施の形態における制御部1の処理手順を示すフローチャートである。
制御部1は、映像記録部4に記録された映像のデータを読み出し、フレーム内の映像を水平方向の中央で2分割し、分割された両者の映像が類似しているか否かによって判定する。
すなわち視差があるサイドバイサイド方式の映像は、映像の構成がほぼ同じであり、視差があるために被写体の位置が多少異なる映像が水平方向に2つ並置されているため、映像を2つに分けた場合、一方と他方とは非常に類似していると考えられる。一方、2次元映像を2つに分けた場合、一方と他方とは類似していないことが多い。従って、映像を2つに分けた場合、一方と他方とを比較することにより、映像が通常の2次元映像であるか視差があるサイドバイサイド方式の映像であるかを決定することができる。比較にあたっては各画素の輝度を比較し、輝度の差の総和が所定値以上か否かによっていずれの形式であるかを決定する。
ただし、2次元映像であっても、例えば一面が空の映像であるような場合は、映像を2つに分けた場合、一方と他方とは類似することがある。従って予めフレーム数N及びフレーム数Th1を設定し、NフレームのうちTh1フレーム以上2次元映像のフレームであるか否かによって通常の2次元映像であるか視差があるサイドバイサイド方式の映像であるかを決定する。
本実施の形態におけるフレームの画素数を1920×1080とし、x行y列の画素を(x,y)で表す。(1)式に示すように画素(0,0)の画素値F(0,0)と画素(960,0)の画素値F(960,0)を比較し、差分の絶対値を求める。続いて行方向に1つ走査して、画素値F(1,0)と画素値F(961,0)との差分の絶対値を求める…、という手順を画素値F(959,1079)と画素値F(1919,1079)との差分を求めるまで繰り返す。
Figure 2013098878
すなわち、制御部1は画素値の差分を比較していない画素があるかないかを判定し(ステップS301)、画素値の差分を比較していない画素がある場合は(ステップS301でYES)、行の値が959以下の映像の画素と、行の値にフレームの行方向の画素の半分である960を加えた画素の画素値の差分を算出する(ステップS302)。画素値の差分を算出するとステップS301に戻す。制御部1が全ての画素の画素値の差分を比較した場合は(ステップS301でNO)、差分の絶対値の総和である絶対差分和Dを算出する(ステップS303)。
この絶対差分和Dが閾値Th1以上であるか否かによって、絶対差分和Dを算出した1フレームの映像が2次元映像であるか視差があるサイドバイサイド方式の映像であるかの映像形式を決定し(ステップS304)、決定結果をRAM3に記憶させる(ステップS305)。図8は入力されたフレームの映像形式の決定結果を示す説明図である。図8では、16フレーム中5フレームが2次元映像のフレームであり、11フレームが視差があるサイドバイサイド方式の映像のフレームである。
続いて制御部1は、RAM3に記憶させた決定結果を計数し、決定結果が予め定められたフレーム数N以上あるか否かを判定する(ステップS306)。決定結果の全てのフレーム数がN未満である場合は(ステップS306でNO)、次のフレームの映像を選択して(ステップS307)、処理をステップS301に戻す。
決定結果がN以上のフレーム数ある場合は(ステップS306でYES)、直近のNフレームのうち2次元映像のフレーム数が所定値Th2以上あるか否かを判定する(ステップS308)。
直近のNフレームのうちの決定結果のうち、2次元映像のフレーム数を計数した結果が予め設定された値Th2以上ある場合は(ステップS308でYES)、映像は2次元映像であると決定して(ステップS309)、映像の形式を決定する処理を終える。一方Th2未満である場合は(ステップS308でNO)、視差があるサイドバイサイド方式の映像であると決定して(ステップS310)、映像の形式を決定する処理を終える。
なお、本実施の形態にて入力される映像は、通信装置から入力される通信波の映像でもよい。また、1フレームを構成する画素数は任意の数でよい。
また、映像形式の判定にあたり、映像の時間を判定の要素に加えてもよい。記録媒体に記録された映像を再生した映像は、制作会社を示す2次元映像が最初に流れ、その後に本編の3次元映像が流れる場合が多い。従って記録媒体の映像が開始してから一定の期間(例えば20秒から1分の間)は常に2次元映像であるとして、常に視差の無いサイドバイサイド方式の映像に変換し、一定の時間経過後に本実施の形態による映像形式の判定を行うようにしてもよい。また、該一定の期間にも映像形式の判定を行うが、その場合はNフレーム中2次元映像のフレーム数が、所定値Th2より小さな値である所定値Th3以上の場合に、2次元映像であると判定するようにしてもよい。これにより映像形式を正確に判断することができる。
さらに、記録媒体に記録された映像が映画である場合、映像は全編に渡って2次元映像又はサイドバイサイド方式等の映像であり、途中で切り替わらないのが通常である。従って、記録媒体の映像が開始してから一定の期間(例えば3分以内)を経過した後は、映像形式の判定を行わないようにしてもよい。
本実施の形態によれば、映像のフレーム数に基づいて2次元映像か視差があるサイドバイサイド方式の映像かを判定するので、識別子やEPGの信号が無い場合でも両者を区別することができる。
第3の実施の形態
第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、表示する映像を手動で切り替える。
映像を見る者は、表示部8が通常の2次元映像を2次元映像のまま表示することを望み、前述した視差が無いサイドバイサイド方式に変換した映像の表示を望まない場合もある。
こうした場合に対処するために表示部8が表示する映像を2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見る方式の映像に切り替える映像切替部9を備え、入力された映像が通常の2次元映像及びサイドバイサイド方式の映像のいずれであっても、常に2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見る方式の2次元映像及び3次元映像を表示する。
図9は第3の実施の形態に係る制御部1の処理手順を示すフローチャートである。映像切替部9は、映像切替信号が送信されることにより(ステップS41)、映像切替信号に従って、2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見る方式の映像を表示するよう制御部1に指示信号を送信する(ステップS42)。映像切替信号は例えば映像を見る者が、図示しないリモートコントローラにおけるボタンを押下することにより送信され、映像切替部9にて受信する。
制御部1は映像切替信号を読み出し、映像切替信号がON信号か否かを判定する(ステップS43)。映像切替信号にはON信号とOFF信号とがあり、ON信号の場合には(ステップS43でYES)、映像切替部9は表示部8に3次元眼鏡を通じて見る方式の映像を表示するよう指示信号を送信し、さらに制御部1は、S11からS23までと同様の処理を行い、入力された映像を3次元眼鏡を通じて見る方式の映像へ変換し、変換した映像をタイミングコントローラ7に出力する(ステップS44からS56まで)。入力された映像が2次元映像であれば、視差が無い3次元眼鏡を通じて見る方式の映像に変換し、入力された映像がサイドバイサイド方式の映像であれば、3次元映像に変換する。
一方、ON信号ではなくOFF信号の場合には(ステップS43でNO)、制御部1は、入力された映像から3次元眼鏡を通じて見る方式の映像への変換を行わない。この場合には、映像切替部9は表示部8に2次元映像を表示するよう指示信号を送信し、制御部1は入力された映像をタイミングコントローラ7に出力する(ステップS56)。この場合、既存の処理により、入力された映像が通常の2次元映像及びサイドバイサイド方式の映像のいずれであっても表示部8は2次元映像を表示する。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態にて述べたような3次元眼鏡を通じて見る方式の映像を表示するか又は2次元映像を表示するかを、映像を見る者が決定することができる。
第4の実施の形態
図10は第4の実施の形態におけるテレビ受像装置を示すブロック図である。制御部1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ等の読取部10に、CD−ROM、DVDディスクまたはUSBメモリ等の可搬型記録媒体21を読み取らせてROM2に記憶してもよい。また、当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ22を制御部1内に実装してもよい。
さらに当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して通信部11と接続される図示しない他のサーバコンピュータからダウンロードすることも可能である。
制御部1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを可搬型記録媒体又は半導体メモリから読み取り、或いは、通信網Nを介して図示しない他のサーバコンピュータからダウンロードする。当該プログラムは制御プログラムとしてインストールされ、ROM2にロードして実行される。これにより、上述した制御部1として機能する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 制御部
2 ROM
3 RAM
4 映像記憶部
5 チューナ
6 同期信号送信部
7 タイミングコントローラ
8 表示部
9 映像切替部
10 読取部
11 通信部
21 可搬型記録媒体
22 半導体メモリ

Claims (9)

  1. 入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換して出力する映像変換装置において、
    2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像のいずれを出力するかの設定を切り替える映像切替部と、
    入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差のある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換する変換部と、
    前記映像切替部が3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力するよう設定した場合には、前記入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像を前記変換部により変換した、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力し、2次元映像を出力するよう設定した場合には、2次元映像を出力する出力部とを備える
    ことを特徴とする映像変換装置。
  2. 入力された映像が2次元映像か、複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって、複数の映像に視差がある映像かを判定する判定部をさらに備え、
    前記変換部は、前記判定部により2次元映像と判定された映像を、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像であって、構成する複数の映像に視差がない映像に変換するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像変換装置。
  3. 前記判定部は映像の所定の時点からの時間に基づいて判定するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像変換装置。
  4. 前記入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像は放送用映像であり、前記判定部は入力された映像の形式が切り替わった時点から所定時間の範囲か否かによって判定するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項3に記載の映像変換装置。
  5. 前記入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像は記録媒体に記録された映像を再生した映像であり、前記判定部は入力された映像が開始した時点から所定時間の範囲か否かによって判定するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項3に記載の映像変換装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の映像変換装置と、
    該映像変換装置により出力された前記2次元映像及び前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を表示する表示部とを備える
    ことを特徴とする映像表示装置。
  7. テレビ放送波の映像信号が入力されるチューナ部と、
    前記チューナ部に入力された前記テレビ放送波の映像信号に係る映像の変換を行い、前記2次元映像及び前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を表示する請求項6に記載の映像表示装置と
    を備えることを特徴とするテレビ受像装置。
  8. 入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換して出力する映像変換方法において、
    2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像のいずれを出力するかの設定を切り替える映像切替ステップと、
    入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換する変換ステップと、
    前記映像切替ステップが3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力するよう設定した場合には、前記入力された映像を前記変換ステップにより変換した、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力し、2次元映像を出力するよう設定した場合には、2次元映像を出力する出力ステップとを備える
    ことを特徴とする映像変換方法。
  9. コンピュータに入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換して出力するコンピュータプログラムにおいて、
    2次元映像又は3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像のいずれを出力するかの設定を切り替える映像切替ステップと、
    入力された2次元映像、及び複数の映像を1フレームで構成若しくは時分割した映像により構成する所定の方式であって複数の映像に視差がある映像を、3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像に変換する変換ステップと、
    前記映像切替ステップが3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力するよう設定した場合には、前記入力された映像を前記変換ステップにより変換した、前記3次元眼鏡を通じて見るための方式の映像を出力し、2次元映像を出力するよう設定した場合には、2次元映像を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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