JP2013085156A - 映像符号化方法,映像復号方法,映像符号化装置,映像復号装置およびそれらのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】参照領域設定部105は,既に符号化済みの領域の中から,符号化対象の処理領域に対して複数の参照領域を設定する。重み計算部106は,処理領域に対するデプスマップと参照領域に対するデプスマップとを用いて,参照領域の処理領域に対する類似度を,参照領域における画素または画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する。予測画像生成部107は,設定された重み係数に従って参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する。
【選択図】図1
Description
・既に符号化済みの領域の中から,処理領域に対して複数の参照領域を設定する。
・処理領域に対するデプスマップと参照領域に対するデプスマップとを用いて,参照領域の処理領域に対する類似度を,参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する。
・重み係数に従って参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する。
第2の発明は,第1の発明においてさらに次の特徴を有する。
・参照領域として,以下の方法により設定される一つ以上の補助参照領域を用いる。
・処理領域周辺の既に符号化済み領域を補助領域として設定する。
・補助領域に対する補助領域を符号化する際に設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,処理領域に対して補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する。
・処理領域を複数の部分処理領域に分割する。
・既に符号化済みの領域の中から,部分処理領域に対して複数の参照領域を設定する。
・部分処理領域に対するデプスマップと参照領域に対するデプスマップとを用いて,参照領域の部分処理領域に対する類似度を,参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する。
・重み係数に従って参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する。
・前記参照領域の設定では,部分処理領域ごとに,他の部分処理領域に対して設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,当該部分処理領域に対して補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する。
・参照領域として,一つ以上の補助参照領域を用いる。
第4の発明は,第2または第3の発明においてさらに次の特徴を有する。
・補助参照領域以外の参照領域における画素または画素群ごとに設定した重み係数または類似度に対して設定するスケール係数よりも,補助参照領域における画素または画素群ごとに設定した重み係数または類似度に対して小さなスケール係数を設定し,類似度または重み係数をスケールする。
第5の発明は,第2または第3の発明においてさらに次の特徴を有する。
・参照領域が補助参照領域である場合に,処理領域もしくは部分処理領域と補助参照領域との位置関係に従って,デプスマップを用いて設定した類似度または重み係数をスケールするか,または,処理領域もしくは部分処理領域の各画素または画素群と補助参照領域との距離に従って,デプスマップを用いて設定した類似度または重み係数を画素または画素群ごとにスケールする。
第6の発明は,第1ないし第5の発明においてさらに次の特徴を有する。
・重み係数を設定する際の類似度の算出に用いるデプスマップとして,入力したデプスマップにローパスフィルタを適用したデブスマップまたは入力したデプスマップにビット深度変換を施し,ビット深度を小さくしたデプスマップを用いる。
まず,第1実施形態について説明する。図1は,本発明の第1実施形態による映像符号化装置の構成を示すブロック図である。映像符号化装置100は,図1に示すように,符号化対象映像入力部101,入力フレームメモリ102,デプスマップ入力部103,デプスマップメモリ104,参照領域設定部105,重み計算部106,予測画像生成部107,予測情報符号化部108,映像信号符号化部109,映像信号復号部110,参照フレームメモリ111,および多重化部112を備えている。
また,上記のように符号化対象フレームと予測画像との乖離度のみを評価する方法ではなく,発生する符号量と歪み量を鑑みたRDコストを用いてもかまわない。ここで用いるRDコストは,Predn,r を予測画像としてOrgを符号化した際の符号量R(n,r)と歪み量D(n,r)とを用いて,次の式で表すことができる。なお,λはラグランジュの未定乗数であり,予め定められた値を用いる。
正確なRDコストを算出するためには,予測残差の符号化および復号を行う必要がある。これには非常に多くの演算を必要とするため,予測情報の符号量R′(n,r)と,予測画像における符号化対象フレームからの歪み量D′(n,r)とを用いて算出したRDコストを用いて参照領域の数nと参照情報の集合rを決定してもかまわない。このとき,ラグランジュの未定乗数はλとは異なる値を用いることが多い。また,符号量R′も実際に符号化して求めず,簡易な方法で符号量R′の推定量を求めて,それを使用することで更なる高速化を図ることも可能である。
ここで,iは参照情報のインデックスを示し,参照情報Rblk,i の参照フレームのインデックスをidi ,参照領域を示す符号化対象領域blkからの変位ベクトルをveci で示す。また,Depthはデプスマップを示し,下付き文字はどのフレームに対するデプスマップかを示す。つまり,curは符号化対象フレームに対応するデプスマップであることを示し,idi は参照フレームidi に対応するデプスマップであることを示す。また,kは領域内の画素位置を示し,16画素×16画素のブロックの場合は(0,0)〜(15,15)の256箇所のいずれかを示す。
次に,第2実施形態について説明する。図3は,本発明の第2実施形態による映像復号装置の構成を示すブロック図である。映像復号装置200は,図3に示すように,符号データ入力部201,符号データメモリ202,デプスマップ入力部203,デプスマップメモリ204,分離部205,予測情報復号部206,重み計算部207,予測画像生成部208,映像信号復号部209,および参照フレームメモリ210を備えている。
Rblk ={Rblk,i |i=0,…,Nblk −1} 式(13)
予測情報と補助予測情報とを区別する場合には,上記の総予測情報に対して,前述の方法でデプスマップを用いて計算される重み係数w″と,予測情報と補助予測情報とを考慮した係数αを設定し,次の数式に示すように両者を乗算することで,予測画像を生成する際に使用する重み係数wを設定する。
係数αはどのように決定してもかまわないが復号でも同様の設定法が可能な方法で設定する必要がある。通常,補助予測情報に対する値より予測情報に対する値が大きくなるように設定する。なお,式(14)のように重み係数をスケールする代わりに,式(6) で求められるような重み係数の設定に用いる類似度をスケールしてもよい。
例えば,補助予測情報が使用された領域とその画素との距離が小さいほど大きな値となるように設定する方法がある。なお,距離は補助予測情報が使用された領域の中心からの距離を用いて設定する方法と,その画素から最も近い補助予測情報内の画素までの距離を用いて設定する方法がある。予測情報に対するαの値も画素ごとに異なる値を設定することも可能である。例えば,処理対象領域の中心から各画素までの距離に応じて異なる値を設定する方法がある。
101 符号化対象映像入力部
102 入力フレームメモリ
103,203 デプスマップ入力部
104,204 デプスマップメモリ
105 参照領域設定部
106,207 重み計算部
107,208 予測画像生成部
108 予測情報符号化部
109 映像信号符号化部
110,209 映像信号復号部
111,210 参照フレームメモリ
112 多重化部
200 映像復号装置
201 符号データ入力部
202 符号データメモリ
205 分離部
206 予測情報復号部
Claims (20)
- 映像を構成する各フレームを予め定められた大きさの処理領域に分割し,前記映像に対応するデプスマップを使用しながら,処理領域ごとに予測画像を生成して予測符号化を行う映像符号化方法であって,
既に符号化済みの領域の中から,処理領域に対して複数の参照領域を設定する参照領域設定ステップと,
前記処理領域に対するデプスマップと前記参照領域に対するデプスマップとを用いて,前記参照領域の前記処理領域に対する類似度を,前記参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,前記参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する重み係数設定ステップと,
前記重み係数に従って前記参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する予測画像生成ステップとを有する
ことを特徴とする映像符号化方法。 - 前記参照領域設定ステップは,
前記処理領域周辺の既に符号化済み領域を補助領域として設定する補助領域設定ステップと,
前記補助領域に対する前記補助領域を符号化する際に設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,前記処理領域に対して前記補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する補助参照領域設定ステップとを含み,
前記参照領域設定ステップにおいて設定される参照領域の少なくとも一つは,前記補助参照領域である
ことを特徴とする請求項1に記載の映像符号化方法。 - 映像を構成する各フレームを予め定められた大きさの処理領域に分割し,前記映像に対応するデプスマップを使用しながら,処理領域ごとに予測画像を生成して予測符号化を行う映像符号化方法であって,
処理領域を複数の部分処理領域に分割する処理領域分割ステップと,
既に符号化済みの領域の中から,前記部分処理領域に対して複数の参照領域を設定する参照領域設定ステップと,
前記部分処理領域に対するデプスマップと前記参照領域に対するデプスマップとを用いて,前記参照領域の前記部分処理領域に対する類似度を,前記参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,前記参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する重み係数設定ステップと,
前記重み係数に従って前記参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する予測画像生成ステップとを有し,
前記参照領域設定ステップは,
前記部分処理領域ごとに,他の部分処理領域に対して設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,当該部分処理領域に対して前記補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する補助参照領域設定ステップを含み,
前記参照領域設定ステップにおいて設定される参照領域の少なくとも一つは,前記補助参照領域である
ことを特徴とする映像符号化方法。 - 前記重み係数設定ステップでは,
前記補助参照領域以外の参照領域における画素または画素群ごとに設定した重み係数または類似度に対して設定するスケール係数よりも,前記補助参照領域における画素または画素群ごとに設定した重み係数または類似度に対して小さなスケール係数を設定し,前記類似度または前記重み係数をスケールする
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の映像符号化方法。 - 前記重み係数設定ステップでは,
前記参照領域が前記補助参照領域である場合に,前記処理領域もしくは前記部分処理領域と前記補助参照領域との位置関係に従って,デプスマップを用いて設定した類似度または重み係数をスケールするか,または,前記処理領域もしくは前記部分処理領域の各画素または画素群と前記補助参照領域との距離に従って,デプスマップを用いて設定した類似度または重み係数を画素または画素群ごとにスケールする
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の映像符号化方法。 - 前記重み係数設定ステップでは,
前記デプスマップとして,入力したデプスマップにローパスフィルタを適用したデブスマップまたは入力したデプスマップにビット深度変換を施し,ビット深度を小さくしたデプスマップを用いる
ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の映像符号化方法。 - 映像の符号データを復号するに際し,映像を構成する各フレームを予め定められた大きさの処理領域に分割し,前記映像に対するデプスマップを使用しながら,処理領域ごとに映像信号を予測して復号を行う映像復号方法であって,
既に復号済みの領域の中から,処理領域に対して複数の参照領域を設定する参照領域設定ステップと,
前記処理領域に対するデプスマップと前記参照領域に対するデプスマップとを用いて,前記参照領域の前記処理領域に対する類似度を,前記参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,前記参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する重み係数設定ステップと,
前記重み係数に従って前記参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する予測画像生成ステップとを有する
ことを特徴とする映像復号方法。 - 前記参照領域設定ステップは,
前記処理領域周辺の既に復号済み領域を補助領域として設定する補助領域設定ステップと,
前記補助領域に対する前記補助領域を復号する際に設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,前記処理領域に対して前記補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する補助参照領域設定ステップとを含み,
前記参照領域設定ステップにおいて設定される参照領域の少なくとも一つは,前記補助参照領域である
ことを特徴とする請求項7に記載の映像復号方法。 - 映像の符号データを復号するに際し,映像を構成する各フレームを予め定められた大きさの処理領域に分割し,前記映像に対するデプスマップを使用しながら,処理領域ごとに映像信号を予測しながら復号を行う映像復号方法であって,
処理領域を複数の部分処理領域に分割する処理領域分割ステップと,
既に復号済みの領域の中から,前記部分処理領域に対して複数の参照領域を設定する参照領域設定ステップと,
前記部分処理領域に対するデプスマップと前記参照領域に対するデプスマップとを用いて,前記参照領域の前記部分処理領域に対する類似度を,前記参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,前記参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する重み係数設定ステップと,
前記重み係数に従って前記参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する予測画像生成ステップとを有し,
前記参照領域設定ステップは,
前記部分処理領域ごとに,他の部分処理領域に対して設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,当該部分処理領域に対して前記補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する補助参照領域設定ステップを含み,
前記参照領域設定ステップにおいて設定される参照領域の少なくとも一つは,前記補助参照領域である
ことを特徴とする映像復号方法。 - 前記重み係数設定ステップでは,
前記補助参照領域以外の参照領域における画素または画素群ごとに設定した重み係数または類似度に対して設定するスケール係数よりも,前記補助参照領域における画素または画素群ごとに設定した重み係数または類似度に対して小さなスケール係数を設定し,前記類似度または前記重み係数をスケールする
ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の映像復号方法。 - 前記重み係数設定ステップでは,
前記参照領域が前記補助参照領域である場合に,前記処理領域もしくは前記部分処理領域と前記補助参照領域との位置関係に従って,デプスマップを用いて設定した類似度または重み係数をスケールするか,または,前記処理領域もしくは前記部分処理領域の各画素または画素群と前記補助参照領域との距離に従って,デプスマップを用いて設定した類似度または重み係数を画素または画素群ごとにスケールする
ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の映像復号方法。 - 前記重み係数設定ステップでは,
前記デプスマップとして,入力したデプスマップにローパスフィルタを適用したデブスマップまたは入力したデプスマップにビット深度変換を施し,ビット深度を小さくしたデプスマップを用いる
ことを特徴とする請求項7から請求項11までのいずれか1項に記載の映像復号方法。 - 映像を構成する各フレームを予め定められた大きさの処理領域に分割し,前記映像に対応するデプスマップを使用しながら,処理領域ごとに予測画像を生成して予測符号化を行う映像符号化装置あって,
既に符号化済みの領域の中から,処理領域に対して複数の参照領域を設定する参照領域設定手段と,
前記処理領域に対するデプスマップと前記参照領域に対するデプスマップとを用いて,前記参照領域の前記処理領域に対する類似度を,前記参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,前記参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する重み係数設定手段と,
前記重み係数に従って前記参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する予測画像生成手段とを備える
ことを特徴とする映像符号化装置。 - 前記参照領域設定手段は,
前記処理領域周辺の既に符号化済み領域を補助領域として設定する補助領域設定手段と,
前記補助領域に対する前記補助領域を符号化する際に設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,前記処理領域に対して前記補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する補助参照領域設定手段とを含み,
前記参照領域設定手段において設定される参照領域の少なくとも一つは,前記補助参照領域である
ことを特徴とする請求項13に記載の映像符号化装置。 - 映像を構成する各フレームを予め定められた大きさの処理領域に分割し,前記映像に対応するデプスマップを使用しながら,処理領域ごとに予測画像を生成して予測符号化を行う映像符号化装置であって,
処理領域を複数の部分処理領域に分割する処理領域分割手段と,
既に符号化済みの領域の中から,前記部分処理領域に対して複数の参照領域を設定する参照領域設定手段と,
前記部分処理領域に対するデプスマップと前記参照領域に対するデプスマップとを用いて,前記参照領域の前記部分処理領域に対する類似度を,前記参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,前記参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する重み係数設定手段と,
前記重み係数に従って前記参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する予測画像生成手段とを備え,
前記参照領域設定手段は,
前記部分処理領域ごとに,他の部分処理領域に対して設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,当該部分処理領域に対して前記補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する補助参照領域設定手段を含み,
前記参照領域設定手段において設定される参照領域の少なくとも一つは,前記補助参照領域である
ことを特徴とする映像符号化装置。 - 映像の符号データを復号するに際し,映像を構成する各フレームを予め定められた大きさの処理領域に分割し,前記映像に対するデプスマップを使用しながら,処理領域ごとに映像信号を予測しながら復号を行う映像復号装置であって,
既に復号済みの領域の中から,処理領域に対して複数の参照領域を設定する参照領域設定手段と,
前記処理領域に対するデプスマップと前記参照領域に対するデプスマップとを用いて,前記参照領域の前記処理領域に対する類似度を,前記参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,前記参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する重み係数設定手段と,
前記重み係数に従って前記参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する予測画像生成手段とを備える
ことを特徴とする映像復号装置。 - 前記参照領域設定手段は,
前記処理領域周辺の既に復号済み領域を補助領域として設定する補助領域設定手段と,
前記補助領域に対する前記補助領域を復号する際に設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,前記処理領域に対して前記補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する補助参照領域設定手段とを含み,
前記参照領域設定手段において設定される参照領域の少なくとも一つは,前記補助参照領域である
ことを特徴とする請求項16に記載の映像復号装置。 - 映像の符号データを復号するに際し,映像を構成する各フレームを予め定められた大きさの処理領域に分割し,前記映像に対するデプスマップを使用しながら,処理領域ごとに映像信号を予測しながら復号を行う映像復号装置であって,
処理領域を複数の部分処理領域に分割する処理領域分割手段と,
既に復号済みの領域の中から,前記部分処理領域に対して複数の参照領域を設定する参照領域設定手段と,
前記部分処理領域に対するデプスマップと前記参照領域に対するデプスマップとを用いて,前記参照領域の前記部分処理領域に対する類似度を,前記参照領域における画素または所定数の隣接する画素群ごとに算出し,算出された類似度を用いて,前記参照領域における画素または画素群ごとに重み係数を設定する重み係数設定手段と,
前記重み係数に従って前記参照領域に対する映像信号を線形結合することで予測画像を生成する予測画像生成手段とを備え,
前記参照領域設定手段は,
前記部分処理領域ごとに,他の部分処理領域に対して設定された参照領域の位置を示す情報を補助予測情報とし,当該部分処理領域に対して前記補助予測情報を用いて表される領域を補助参照領域として設定する補助参照領域設定手段を含み,
前記参照領域設定手段において設定される参照領域の少なくとも一つは,前記補助参照領域である
ことを特徴とする映像復号装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の映像符号化方法をコンピュータに実行させるための映像符号化プログラム。
- 請求項7から請求項12までのいずれか1項に記載の映像復号方法をコンピュータに実行させるための映像復号プログラム。
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CN112686936B (zh) * | 2020-12-18 | 2023-08-04 | 北京百度网讯科技有限公司 | 图像深度补全方法、装置、计算机设备、介质和程序产品 |
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