JP2013054721A - 電子機器 - Google Patents

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健 八木
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Abstract

【課題】操作性を一層向上させた電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器1は、筐体前面に存在する表示領域の外周に位置する領域であって筐体前面の辺部及び角部から構成される周縁領域上の所定の各位置に加わる圧力を検出する複数の圧力センサ圧力センサ30a、30b、30c、30dと、複数の圧力センサから出力された検出値を用いて、周縁領域上の加圧位置を特定する加圧位置特定部110とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器に関するものである。
従来、種々のセンサを備える電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−250608号公報
しかしながら、従来の電子機器の場合、ユーザの操作性に改善の余地がある。本発明は、操作性を一層向上させた電子機器を提供する。
上記問題を解決するために、本発明の一実施形態に係る電子機器は、筐体前面に存在する表示領域の外周に位置する領域であって筐体前面の辺部及び角部から構成される周縁領域上の所定の各位置に加わる圧力を検出する複数の圧力センサと、前記複数の圧力センサから出力された検出値を用いて、前記周縁領域上の加圧位置を特定する加圧位置特定部とを備えることを特徴とする。
上記電子機器において、前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記角部の夫々に加わる圧力を夫々検出する4つの圧力センサを備え、前記加圧位置特定部は、上位2つの検出値を出力した2つの圧力センサに挟まれる位置にある前記辺部を前記加圧位置として特定するようにしてもよい。
上記電子機器において、前記加圧位置特定部は、前記上位2つの検出値の比率に応じて、前記辺部上の一の位置を前記加圧位置として特定するようにしてもよい。
上記電子機器において、前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記角部の夫々に加わる圧力を夫々検出する4つの圧力センサを備え、前記加圧位置特定部は、1番目に大きい検出値と2番目に大きい検出値の比率が所定の閾値以上である場合、1番目に大きい検出値を出力した圧力センサの近傍を前記加圧位置として特定するようにしてもよい。
上記電子機器において、前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記辺部の夫々の略中心位置に加わる圧力を夫々検出する4つの圧力センサを備え、前記加圧位置特定部は、上位2つの検出値を出力した2つの圧力センサに挟まれる位置にある前記辺部又は角部を前記加圧位置として特定するようにしてもよい。
上記電子機器において、前記加圧位置特定部は、前記辺部を特定した場合、前記上位2つの検出値の比率に応じて、前記辺部上の一の位置を前記加圧位置として特定するようにしてもよい。
上記電子機器において、前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記辺部の夫々の略中心位置に加わる圧力を夫々検出する4つの圧力センサを備え、前記加圧位置特定部は、1番目に大きい検出値と2番目に大きい検出値の比率が所定の閾値以上である場合、1番目に大きい検出値を出力した圧力センサの近傍を前記加圧位置として特定するようにしてもよい。
上記電子機器において、前記複数の圧力センサとして、筐体前面の前記周縁領域上の所定の3つの位置の夫々に加わる圧力を夫々検出する3つの圧力センサを備え、前記加圧位置特定部は、前記3つの圧力センサの各検出値に基づいて、前記周縁領域上の一の位置を前記加圧位置として特定するようにしてもよい。
上記電子機器において、前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記辺部のうち2つの前記辺部の中心位置以外の位置の夫々に加わる圧力を夫々検出する2つの圧力センサを備え、前記加圧位置特定部は、前記2つの圧力センサの各検出値に基づいて、筐体前面の一の辺部を前記加圧位置として特定するようにしてもよい。
上記電子機器において、前記表示領域への表示を制御する表示制御部を備え、前記表示制御部は、前記加圧位置特定部によって前記辺部、又は、前記辺部上の位置が前記加圧位置として特定された場合に、前記加圧位置として特定された前記辺部に応じて、又は、前記加圧位置として特定された位置を含む前記辺部に応じて、前記表示領域への表示を制御するようにしてもよい。
本発明によれば、操作性を一層向上させることができる。
本発明の一実施形態による電子機器1の外観模式図である。 電子機器1の機能ブロック図の一例である。 圧力センサ30の配置、及び、加圧位置の特定に関する説明図である。 電子機器1の処理の流れを示すフローチャートの一例である。 圧力センサ30の配置、及び、加圧位置の特定に関する説明図である。 圧力センサ30の配置、及び、加圧位置の特定に関する説明図である。 表示制御に関する説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態による電子機器1の外観模式図である。図2は、電子機器1の機能ブロック図の一例である。
電子機器1は、図1(a)(b)に示すように、筐体前面に表示領域(表示画面)12を有する。筐体前面上の表示領域12の外周に位置する領域は、辺部14−1、14−2、14−3、14−4(図1(a)(b)の網掛部分)、及び、角部16−1、16−2、16−3、16−4(図1(a)(b)の斜線部分)から構成される周縁領域である。
以下、各辺部14−1、14−2、14−3、14−4を総称する場合、又は、一の辺部を特定しない場合、辺部14と称する。各角部16−1、16−2、16−3、16−4を総称する場合、又は、一の角部を特定しない場合、角部16と称する。
電子機器1は、下記の構成によって、周縁領域に圧力が加わった場合、周縁領域に加わった圧力によって筐体前面が押し下げられる。具体的には、例えば、筐体前面を形成する部材として周縁領域に加えられた圧力によって周縁領域が撓むような部材を使用するか、また、上記に代えてまたは加えて、筐体全体の構成として、周縁領域に加えられた圧力によって底部18に対して筐体前面全体が傾くようにする。
電子機器1は、図2に示すように、4つの圧力センサ30a、30b、30c、30d、及び、加圧位置特定部110を備える。以下、圧力センサ30a、30b、30c、30dを総称する場合、又は、一の圧力センサを特定しない場合、圧力センサ30と称する。圧力センサ30の夫々は、周縁領域上の所定の各位置に加わる圧力を検出する。
加圧位置特定部110は、4つの圧力センサ30から出力された検出値(圧力値)を用いて周縁領域上の加圧位置を特定する。
図3は、圧力センサ30の配置、及び、加圧位置の特定に関する説明図である。
4つの圧力センサ30は、1つずつ、筐体前部の四隅(即ち、筐体前面の各角部16の内側)に配置されている。つまり、図3(a)の如く、センサ30aを角部16−1の内側に配置し、センサ30bを角部16−2の内側に配置し、センサ30cを角部16−3の内側に配置し、センサ30dを角部16−4の内側に配置されている。
図3(a)の場合、圧力センサ30aは、角部16−1に加わる圧力を検出し、圧力センサ30bは、角部16−2に加わる圧力を検出し、圧力センサ30cは、角部16−3に加わる圧力を検出し、圧力センサ30dは、角部16−4に加わる圧力を検出する。
4つの圧力センサ30が筐体前部の四隅に配置されている場合、加圧位置特定部110は、上位2つの検出値(1番目に大きい検出値、2番目に大きい検出値)を出力した2つの圧力センサ30の配置位置に挟まれる位置にある辺部(2つの圧力センサ30の配置位置の間の辺部)14を加圧位置として特定する。
具体的には、例えば、図3(b)に黒丸にて図示するように、圧力センサ30a、30bの2つが、上位2つの検出値を出力した場合、加圧位置特定部110は、2つの圧力センサ30a、30bの配置位置に挟まれる位置にある辺部14−1を加圧位置として特定する。また、図3(c)に黒丸にて図示するように、圧力センサ30b、30cの2つが、上位2つの検出値を出力した場合、加圧位置特定部110は、2つの圧力センサ30b、30cの配置位置に挟まれる位置にある辺部14−2を加圧位置として特定する。
なお、上述の如く、筐体前部の四隅に配置された4つの圧力センサ30の検出値を用いて、一の辺部14を加圧位置として特定する態様の場合、加圧位置を含む辺部14全体が加圧位置を中心に撓むように筐体前面を形成しておく。例えば、図3(a)のA点(辺部14−1上の角部16−2よりの位置)に圧力が加わった場合、辺部14−1全体がA点を中心に撓むように筐体前面を形成しておく。なお、A点に圧力が加わった場合には、圧力センサ30bが1番目に大きい検出値を出力し、圧力センサ30aが2番目に大きい検出値を出力する。
また、上記に代えて、加圧位置を含む辺部14側に筐体前面全体が傾くように筐体全体を構成しておいてもよい。例えば、図3(a)のA点に圧力が加わった場合、辺部14−1側に筐体前面全体が傾くように構成しておく。なお、A点に圧力が加わった場合には、圧力センサ30a、bは、共に、最大の検出値を出力する。
上記例は、加圧位置特定部110が加圧位置として広く辺部14を特定する例であるが、加圧位置特定部110は、より狭く辺部14の一の位置を加圧位置として特定してもよい。つまり、加圧位置特定部110は、2つの圧力センサ30の各検出値の比率(割合)に応じて、辺部14の一の位置を加圧位置として特定してもよい。例えば、図3(b)において、圧力センサ30aの検出値が1番目に大きく、圧力センサ30bの検出値が2番目に大きい場合、加圧位置特定部110は、圧力センサ30bの検出値(値b)に対する圧力センサ30a(値a)の検出値の比率(値a/値b)を算出し、算出値が大きければ大きいほど、辺部14−1上の圧力センサ30aの配置位置(即ち、角部16−1)により近い一の位置を加圧位置として特定してもよい。
なお、上述の如く、比率を算出して、辺部14上の一の位置を加圧位置として特定する態様の場合、加圧位置を含む辺部14全体が加圧位置を中心に撓むように筐体前面を形成しておく。
また、加圧位置特定部110は、1番目に大きい検出値と2番目に大きい検出値の比率が所定の閾値以上である場合には、1番目に大きい検出値を出力した圧力センサ30の近傍(当該圧力センサ30の配置位置の近傍)を加圧位置として特定してもよい。例えば、図3(b)において、圧力センサ30aの検出値(値a)が1番目に大きく、圧力センサ30bの検出値(値b)が2番目に大きく、両検出値の比率(値a/値b)が所定の閾値以上である場合には、圧力センサ30aの近傍(即ち、角部16−1)を加圧位置として特定してもよい。
なお、上述の如く、比率を算出して、角部16を加圧位置として特定する態様の場合、加圧位置である角部16を中心に周縁領域が撓むように筐体前面を形成しておく。
図4は、電子機器1の処理の流れを示すフローチャートの一例である。加圧位置特定部110は、各圧力センサ30の検出値を取得する(ステップS10)。加圧位置特定部110は、1番目に大きい検出値、2番目に大きい検出値の比率が、所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS12)。
加圧位置特定部110は、上記比率が所定の閾値以上である場合(ステップS12:Yes)、1番目に大きい検出値を検出した圧力センサ30の近傍を加圧位置として特定する(ステップS14)。そして図4のフローチャートは終了する。
加圧位置特定部110は、上記比率が所定の閾値未満である場合(ステップS12:No)、1番目に大きい検出値、2番目に大きい検出値を検出した2つの圧力センサ30の配置位置に挟まれる位置(間の位置)にある辺部14であって、両検出値の比率に応じた位置を加圧位置として特定する(ステップS16)。そして図4のフローチャートは終了する。
図5は、圧力センサ30の配置、及び、加圧位置の特定に関する説明図である。
上記においては、4つの圧力センサ30が、1つずつ、筐体の四隅に配置されている例を説明したが、4つの圧力センサ30の配置位置は、四隅に限定されない。
例えば、4つの圧力センサ30を、1つずつ、筐体前部の四辺(即ち、筐体前面の各辺部14の内側)の夫々の中心位置(略中心位置でもよい)に配置してもよい。つまり、図5(a)の如く、センサ30aを辺部14−1の中心位置の内側に配置し、センサ30bを辺部14−2の中心位置の内側に配置し、センサ30cを辺部14−3の中心位置の内側に配置し、センサ30dを辺部14−4の中心位置の内側に配置するようにしてもよい。
図5(a)の場合、圧力センサ30aは、辺部14−1の中心位置に加わる圧力を検出し、圧力センサ30bは、辺部14−2の中心位置に加わる圧力を検出し、圧力センサ30cは、辺部16−3の中心位置に加わる圧力を検出し、圧力センサ30dは、辺部16−4の中心位置に加わる圧力を検出する。
4つの圧力センサ30が、筐体前部の四辺に配置されている場合、加圧位置特定部110は、上位2つの検出値(1番目に大きい検出値、2番目に大きい検出値)を出力した2つの圧力センサ30の配置位置に挟まれる位置にある辺部14又は角部16を加圧位置として特定する。
具体的には、例えば、図5(b)に黒丸にて図示するように、圧力センサ30a、30bの2つが、上位2つの検出値を出力した場合、加圧位置特定部110は、2つの圧力センサ30a、30bの配置位置に挟まれる位置にある角部16−2を加圧位置として特定する。また、加圧位置特定部110は、角部16−2に代えて又は加えて、2つの圧力センサ30a、30bの配置位置に挟まれる位置にある辺部14−1(圧力センサ30aの配置位置と角部16−2の間)、及び、辺部14−2(圧力センサ30bの配置位置と角部16−2の間)を加圧位置として特定する。また、図5(c)に黒丸にて図示するように、圧力センサ30b、30cの2つが、上位2つの検出値を出力した場合、加圧位置特定部110は、2つの圧力センサ30b、30cの配置位置に挟まれる位置にある角部16−3を加圧位置として特定する。また、加圧位置特定部110は、角部16−3に代えて又は加えて、2つの圧力センサ30b、30cの配置位置に挟まれる位置にある辺部14−2(圧力センサ30bの配置位置と角部16−3の間)、及び、辺部14−3(圧力センサ30cの配置位置と角部16−3の間)を加圧位置として特定する。
なお、筐体前部の四辺に配置された4つの圧力センサ30の検出値を用いて、一の辺部14又は角部16を加圧位置として特定する態様の場合、例えば、加圧位置を中心に周縁領域が撓むように筐体前面を形成しておくか、加圧位置側に筐体前面全体が傾くように筐体全体を構成しておく。
また、加圧位置特定部110は、圧力センサ30を筐体前部の四辺の夫々の中心位置に配置した場合についても、筐体の四隅に配置した場合と同様、2つの圧力センサ30の各検出値の比率に応じて、辺部又は角部の一の位置を加圧位置として特定してもよい。例えば、図5(b)において、圧力センサ30aの検出値が1番目に大きく、圧力センサ30bの検出値が2番目に大きい場合、加圧位置特定部110は、圧力センサ30bの検出値(値b)に対する圧力センサ30a(値a)の検出値の比率(値a/値b)を算出し、算出値が大きければ大きいほど、辺部14−1上の圧力センサ30aの配置位置(即ち、辺部14−1の中心部分)により近い一の位置を加圧位置として特定してもよい。
また、加圧位置特定部110は、圧力センサ30を筐体前部の四辺の夫々の中心位置に配置した場合についても、筐体の四隅に配置した場合と同様、1番目に大きい検出値と2番目に大きい検出値の比率が所定の閾値以上である場合、1番目に大きい検出値を出力した圧力センサ30の近傍(当該圧力センサ30の配置位置の近傍)の近傍を加圧位置として特定してもよい。例えば、図5(b)において、圧力センサ30aの検出値(値a)が1番目に大きく、圧力センサ30bの検出値(値b)が2番目に大きく、両検出値の比率(値a/値b)が所定の閾値以上である場合には、圧力センサ30aの近傍(即ち、辺部14−1の中心位置)を加圧位置として特定してもよい。
上述の如く、四辺に配置された4つの圧力センサ30の検出値の比率を算出して、周縁領域上の一の位置(圧力センサの近傍も含む)を加圧位置として特定する態様の場合、加圧位置を中心に周縁領域が撓むように筐体前面を形成しておく。
図6は、圧力センサ30の配置、及び、加圧位置の特定に関する説明図である。
上記においては、電子機器1が4つの圧力センサ30を備える例を説明したが、電子機器が備える圧力センサの数は、4つに限定されない。
具体的には、周縁領域上の所定の3つの位置の夫々に圧力センサ31(圧力センサ31a、圧力センサ31b、圧力センサ31c)を配置してもよい。例えば、図6(a)の如く、センサ31aを辺部14−1の中心位置以外の位置の内側に配置し、センサ31bを角部16−3の内側に配置し、センサ31cを辺部14−4の中心位置以外の位置の内側に配置するようにしてもよい。図6(a)の場合、圧力センサ31の夫々は、周縁領域上の上記各配置位置の夫々に加わる圧力を夫々検出する。
上記場合、加圧位置特定部110は、圧力センサ31a、31b、31cの各検出値に基づいて、周縁領域上の一の位置を加圧位置として特定する。
例えば、加圧位置を含む辺部14全体が加圧位置を中心に撓むように筐体前面を形成しておくことによって、図6(a)において、圧力センサ31bの検出値に対する圧力センサ31aの検出値の比率は、B点(辺部14−2上の角部16−3から距離Lの位置)に圧力を加えた場合と、C点(辺部14−2上の角部16−3から距離Lの位置。距離L<距離L)に圧力を加えた場合とで異なるため、B点が加圧位置であるかC点が加圧位置であるかを判別することができる。
また、例えば、加圧位置側に筐体前面全体が傾くように筐体全体を構成しておくことによって、圧力センサ31bの検出値に対する圧力センサ31aの検出値、及び、圧力センサ31bの検出値に対する圧力センサ31cの検出値の比率は、C点に圧力が加わった場合と、D点(辺部14−3上の角部16−3から距離Lの位置)に圧力が加わった場合とで異なるため、C点が加圧位置であるかD点が加圧位置であるかを判別することができる。
また、周縁領域上の所定の2つの位置の夫々に圧力センサ32(圧力センサ32a、圧力センサ32b)を配置してもよい。例えば、図6(b)の如く、センサ32aを辺部14−1の中心位置以外の位置の内側に配置し、センサ32bを辺部14−1に対向する辺部14−3の中心位置以外の位置の内側に配置するようにしてもよい。図6(b)の場合、圧力センサ31の夫々は、辺部14上の上記各配置位置の夫々に加わる圧力を夫々検出する。なお、圧力センサ数が2の場合、筐体前面の形状は、正方形であることが好ましい(圧力センサ数が3以上の場合には、必ずしも正方形でなくてもよい)。
上記場合、加圧位置特定部110は、圧力センサ32a、32bの各検出値に基づいて、一の辺部を加圧位置として特定する。
例えば、加圧位置側に筐体前面全体が傾くように筐体全体を構成しておくことによって、圧力センサ32bの検出値(値b)の検出値(値a)は、辺部14−2上のある位置に圧力が加わった場合と、辺部14−3上のある位置に圧力が加わった場合とで異なるため、辺部14−2が加圧位置であるか辺部14−3が加圧位置であるかを判別することができる。なお、更に、加圧位置を含む辺部14全体が加圧位置を中心に撓むように筐体前面を形成しておけば、上述の如く、B点(図5(a)と同一)が加圧位置であるかC点(図5(a)と同一)が加圧位置であるかを判別することができる。
以上のように、電子機器1は、筐体前面の周縁領域の押下位置を加圧位置として特定することができる。従って、電子機器1によれば、操作性を一層向上させることができる。つまり、電子機器1は、周縁領域の各位置の押下を入力操作として取り扱うことができるため、入力操作が簡単になる。
なお、電子機器1は、加圧位置として特定された辺部14に応じて、又は、加圧位置として特定された位置を含む辺部14に応じて、表示領域12への表示を制御するようにしてもよい。
即ち、電子機器1は、表示領域12への表示を制御する表示制御部(非図示)を更に備える構成とする。表示制御部は、加圧位置特定部110によって辺部14、又は、辺部14上の位置が加圧位置として特定された場合に、加圧位置として特定された辺部14に応じて、又は、加圧位置として特定された位置を含む辺部14に応じて、表示領域12への表示を制御する。
図7は、表示制御に関する説明図である。
表示制御部は、例えば、電源投入直後の初期画面として、複数のアイコンを表示領域12に表示するように制御する。例えば、図7(a)に示す縦横5個ずつの25個のアイコン(I1、I2、…、I25)のうち、破線枠F内にある縦横3個ずつの9個のアイコン(I7、I8、I9、I12、I13、I14、I17、I18、I19)を、図7(b)に示すように表示領域12に初期表示するように制御する。
表示制御部は、図7(b)の表示状態において、例えば、辺部14−2、又は、辺部14−2上の位置が加圧位置として特定された場合、図7(c)に示すように、初期状態からアイコン1個の列分、辺部14−2側に移動させたときの9個のアイコン(I8、I9、I10、I13、I14、I15、I18、I19、I20)を表示領域12に表示するように制御する。つまり、表示制御部は、辺部12−2に対応する方向である画面右側方向に、図7(a)の枠Fを1列移動させたときに移動後の枠F内に入る9個を表示領域12に表示するように制御する。
表示制御部は、図7(b)の表示状態において、例えば、辺部14−3、又は、辺部14−3上の位置が加圧位置として特定された場合、図7(c)に示すように、初期状態からアイコン1個の行分、辺部14−3側に移動させたときの9個のアイコン(I12、I13、I14、I17、I18、I19、I22、I22、I24)を表示領域12に表示するように制御する。つまり、表示制御部は、辺部12−3に対応する方向である画面下側方向に、図7(a)の枠Fを1行移動させたときに移動後の枠F内に入る9個を表示領域12に表示するように制御する。
辺部14−3又は辺部14−3上の位置が加圧位置として特定された場合、辺部14−4又は辺部14−4上の位置が加圧位置として特定された場合についても同様である。例えば、9個のアイコン(I8、I9、I10、I13、I14、I15、I18、I19、I20)を表示領域12に表示している表示状態において、辺部14−4又は辺部14−4上の位置が加圧位置として特定された場合、9個のアイコン(I7、I8、I9、I12、I13、I14、I17、I18、I19)を表示する初期表示に戻るように制御する。
なお、本発明の実施形態による電子機器1の処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の実施形態による電子機器1に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、SDカード、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…電子機器 12…表示領域(表示画面) 14…辺部 16…角部(隅部) 18…底部 30、31、32…圧力センサ 110…加圧位置特定部

Claims (10)

  1. 筐体前面に存在する表示領域の外周に位置する領域であって筐体前面の辺部及び角部から構成される周縁領域上の所定の各位置に加わる圧力を検出する複数の圧力センサと、
    前記複数の圧力センサから出力された検出値を用いて、前記周縁領域上の加圧位置を特定する加圧位置特定部と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記角部の夫々に加わる圧力を夫々検出する4つの圧力センサを備え、
    前記加圧位置特定部は、
    上位2つの検出値を出力した2つの圧力センサに挟まれる位置にある前記辺部を前記加圧位置として特定することを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記加圧位置特定部は、
    前記上位2つの検出値の比率に応じて、前記辺部上の一の位置を前記加圧位置として特定することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記角部の夫々に加わる圧力を夫々検出する4つの圧力センサを備え、
    前記加圧位置特定部は、
    1番目に大きい検出値と2番目に大きい検出値の比率が所定の閾値以上である場合、1番目に大きい検出値を出力した圧力センサの近傍を前記加圧位置として特定することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記辺部の夫々の略中心位置に加わる圧力を夫々検出する4つの圧力センサを備え、
    前記加圧位置特定部は、
    上位2つの検出値を出力した2つの圧力センサに挟まれる位置にある前記辺部又は角部を前記加圧位置として特定することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    前記加圧位置特定部は、
    前記辺部を特定した場合、前記上位2つの検出値の比率に応じて、前記辺部上の一の位置を前記加圧位置として特定することを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記辺部の夫々の略中心位置に加わる圧力を夫々検出する4つの圧力センサを備え、
    前記加圧位置特定部は、
    1番目に大きい検出値と2番目に大きい検出値の比率が所定の閾値以上である場合、1番目に大きい検出値を出力した圧力センサの近傍を前記加圧位置として特定することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記複数の圧力センサとして、筐体前面の前記周縁領域上の所定の3つの位置の夫々に加わる圧力を夫々検出する3つの圧力センサを備え、
    前記加圧位置特定部は、
    前記3つの圧力センサの各検出値に基づいて、前記周縁領域上の一の位置を前記加圧位置として特定することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記複数の圧力センサとして、筐体前面の4つの前記辺部のうち2つの前記辺部の中心位置以外の位置の夫々に加わる圧力を夫々検出する2つの圧力センサを備え、
    前記加圧位置特定部は、
    前記2つの圧力センサの各検出値に基づいて、筐体前面の一の辺部を前記加圧位置として特定することを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1乃至請求項3又は請求項5乃至請求項9に記載の電子機器において、
    前記表示領域への表示を制御する表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、
    前記加圧位置特定部によって前記辺部、又は、前記辺部上の位置が前記加圧位置として特定された場合に、前記加圧位置として特定された前記辺部に応じて、又は、前記加圧位置として特定された位置を含む前記辺部に応じて、前記表示領域への表示を制御することを特徴とする電子機器。
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