JP2013048434A - 多重アンテナシステムにおけるパイロット副搬送波の割当方法 - Google Patents

多重アンテナシステムにおけるパイロット副搬送波の割当方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多重アンテナシステムにおけるパイロット副搬送波の割当方法を提供する。
【解決手段】OFDM変調を用いるMIMOアンテナシステムにおいてダウンリンク及びアップリンク通信に用いるためのパイロット副搬送波の割当方法及びパイロット副搬送波割当を用いる無線通信システムは、時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供する段階と、時間領域及び周波数領域で、第1アンテナに対する第1パイロット副搬送波及び第2アンテナに対する第2パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階と、を含み、この交互する第1パイロット副搬送波及び第2パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で9副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられる。
【選択図】図9

Description

本発明は、無線通信に係り、特に、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)アンテナシステムを含む無線通信システムにおいてパイロット副搬送波を割り当てる方法に関するものである。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.16標準は、広帯域無線接続(broadband wireless access)を支援するための技術及びプロトコルを提供する。1999年から標準化が進み、2001年にIEEE 802.16−2001が承認された。これは、‘WirelssMAN-SC'という単一搬送波(single carrier)物理層に基づく。以降、2003年に承認されたIEEE 802.16a標準では、物理層に‘WirelssMAN-SC’の他に、‘WirelssMAN-OFDM’と‘WirelssMAN-OFDMA’がさらに追加された。IEEE 802.16a標準が完了した後、改正された(revised)IEEE 802.16−2004標準が2004年に承認された。IEEE 802.16−2004標準の欠陥(bug)と誤り(error)を修正するために‘corrigendum'という形式でIEEE 802.16−2004/Cor1が2005年に完了した。
MIMO(Multiple Input Multiple Output Antennas)技術は、多重送信アンテナと多重受信アンテナを用いてデータの送受信効率を向上させる。IEEE 802.16a標準からMIMO技術が導入され、現在も引き続き補完が行われている。
MIMO技術は、空間多重化(Spatial multiplexing)手法と空間ダイバーシティ(Spatial diversity)手法とに区分される。空間多重化手法によると、互いに異なるデータを同時に伝送することによってシステムの帯域幅を増加させずに高速のデータを伝送する。空間ダイバーシティ手法によると、多重送信アンテナで同一のデータを伝送してダイバーシティを得ることによって、データの信頼性を増大させる。
受信機は、送信機から受信したデータを復元するためにチャネルを推定する必要がある。チャネル推定は、フェーディング(fading)による急激な環境変化によって生じる信号の歪みを補償して、伝送信号を復元する過程のことをいう。一般に、チャネル推定のためには、送信機と受信機の両方が知っているパイロット(pilot)が必要である。
MIMOシステムで、信号は、各アンテナに対応するチャネルを経る。したがって、パイロットを多重アンテナを考慮して配置する必要がある。アンテナの数が増加するにつれてパイロットの数も増加する場合は、アンテナの数を増加させてデータ伝送率を増加させようとした意図に符合しない。
また、従来技術では、各パーミュテーション(分散/AMC)方法別にそれぞれ異なるパイロット割当構造が設計されて使用されてきた。これは、従来のIEEE 802.1
6eシステムにおいてパーミュテーション方法が時間上で分離されていたため、各パーミュテーション別にそれぞれ最適化した構造が設計可能になったからである。もし、パーミュテーション方法が時間上に共存する場合、一つの単一化した基本データ割当構造が必要とされる。
また、従来技術では、パイロットオーバーヘッドが深刻であり、伝送率低下という問題点を抱えていた。また、隣接するセルやセクター間に同一のパイロット構造を適用するため、セルやセクター間に衝突がおきる恐れがあった。そこで、MIMOシステムでパイロットを効率的に割り当てる手法が望まれている。
本発明の目的は、MIMOシステムを含む無線通信システムで効率的にパイロット副搬送波を割り当てる方法を提供することにある。
上記本発明の目的は、複数のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルと複数の副搬送波にわたってMIMOアンテナシステムにおける複数のアンテナに対するパイロット副搬送波を割り当てる方法を提供することによって達成することができる。この方法は、複数のアンテナに対する各パイロット副搬送波を各OFDMシンボルごとに同一の個数で割り当てる。これらのパイロット副搬送波は、2パイロット副搬送波対を形成して、時間領域で、隣接する2 OFDMシンボル上で交互に配列されるように割り当てられる。
本発明の一実施形態によると、OFDM変調を用いるMIMOアンテナシステムにおいてダウンリンク及びアップリンク通信に用いるためのパイロット副搬送波の割当方法が提供される。この方法は、時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供する段階と、下記の式:
ここで、Pは、i番目のアンテナのパイロットインデックスを表し、k=0,1,…,Npilotであり、i=(n+i) mod 2であり、
はnよりも小さい整数を表す。
によるパイロット位置を割り当てる段階と、を含む。
本発明の一実施形態によると、OFDM変調を用いるMIMOアンテナシステムにおいてダウンリンク及びアップリンク通信の少なくとも一方に用いるためのパイロット副搬送波の割当方法は、時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供する段階と、時間領域及び周波数領域の少なくとも一方で、第1アンテナに対する第1パイロット副搬送波及び第2アンテナに対する第2パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階と、を含み、ここで、前記交互する第1パイロット副搬送波及び第2パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられ、前記第1所定数は9である。
本発明の一側面において、2 OFDMシンボル間隔で離隔される前記第1パイロット副搬送波はそれぞれ、第2所定数の副搬送波間隔でシフトし、2 OFDMシンボル間隔で離隔される前記第2パイロット副搬送波はそれぞれ、第2所定数の副搬送波間隔でシフトして、周波数選択性を異ならせ、前記第2所定数は、3の倍数である。各OFDMシンボルは、前記第1及び第2パイロット副搬送波を含む。好ましくは、各OFDMシンボルの前記第1及び第2パイロット副搬送波の個数はそれぞれ同一である。好ましくは、前記第2所定数は、3である。前記フレーム構造は、アップリンク及びダウンリンク通信の一方に用いられる。
本発明の他の側面において、上記方法は、時間領域及び周波数領域で、第3アンテナに対する第3パイロット副搬送波及び第4アンテナに対する第4パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階をさらに含み、ここで、前記交互する第3パイロット副搬送波及び第4パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で前記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられる。好ましくは、周波数領域で、前記第1パイロット副搬送波は前記第3パイロット副搬送波と隣接し、前記第2パイロット副搬送波は前記第4パイロット副搬送波と隣接する。好ましくは、前記第1パイロット副搬送波及び第3パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔され、前記第2パイロット副搬送波及び第4パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔される。
本発明の一つの側面において、上記方法は、時間領域及び周波数領域で、第5アンテナに対する第5パイロット副搬送波及び第6アンテナに対する第6パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階であって、前記交互する第5パイロット副搬送波及び第6パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で前記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられる段階と;時間領域及び周波数領域で、第7アンテナに対する第7パイロット副搬送波及び第8アンテナに対する第8パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階であって、前記交互する第7パイロット副搬送波及び第8パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で前記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられる段階と;をさらに含み、ここで、前記第5パイロット副搬送波は、周波数領域で、前記第3及び第7パイロット副搬送波と隣接するとともに、前記第3及び第7パイロット副搬送波の間に配置され、前記第6パイロット副搬送波は、周波数領域で、前記第4及び第8パイロット副搬送波と隣接するとともに、前記第4及び第8パイロット副搬送波の間に配置される。本発明の他の側面において、前記第5パイロット副搬送波及び前記第7パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔され、前記第6パイロット副搬送波及び前記第8パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔される。
前記フレーム構造は、FUSC(Full Usage of Subchannels)パーミュテーションモードタイプに用いられることができる。前記フレーム構造は、AMC(Adaptive Modulation and Coding)パーミュテーションモードタイプに用いられることもできる。好ましくは、一番目のOFDMシンボルの前記第1パイロット副搬送波の開始位置は、少なくとも1副搬送波だけオフセットされる。
本発明の一実施形態によると、ダウンリンク及びアップリンク通信のためにOFDM変調を用いる無線通信システムは、アンテナと、前記MIMOアンテナに動作可能に連結されたOFDM変調器と、前記OFDM変調器に動作可能に連結されたプロセッサと、を含む。このプロセッサは、時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供し、また、下記の式:
ここで、Pは、i番目のアンテナのパイロットインデックスを表し、k=0,1,…,Npilotであり、i=(n+i) mod 2であり、
はnよりも小さい整数を表す。
によるパイロット位置を割り当てるように構成される。
本発明の一実施形態によると、ダウンリンク及びアップリンク通信のためにOFDM変調を利用し、また、MIMOアンテナと、前記MIMOアンテナに動作可能に連結されたOFDM変調器と、前記OFDM変調器に動作可能に連結されたプロセッサと、を含む無線通信システムにおいて、前記プロセッサは、時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供し、また、時間領域及び周波数領域の少なくとも一方で、第1アンテナに対する第1パイロット副搬送波及び第2アンテナに対する第2パイロット副搬送波を交互に割り当てるように構成され、ここで、前記交互する第1パイロット副搬送波及び第2パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられ、前記第1所定数は9である。好ましくは、2 OFDMシンボル間隔で離隔される前記第1パイロット副搬送波はそれぞれ、第2所定数の副搬送波の間隔でシフトし、2 OFDMシンボル間隔で離隔される前記第2パイロット副搬送波はそれぞれ前記第2所定数の副搬送波の間隔でシフトして、周波数選択性を異ならせ、前記第2所定数は3の倍数である。
本発明の一側面において、前記プロセッサは、アップリンク及びダウンリンク通信の少なくとも一方に使用するためにシンボル及びパイロットを副搬送波に割り当てる副搬送波割当器を含む。該プロセッサは、入力ストリームをエンコーディングして、符号化されたデータ(coded word)を形成するチャネルエンコーダと、前記符号化されたデータを信号星座上の位置を表現するシンボルにマッピングするマッパーと、前記シンボルを処理するMIMO処理器と、をさらに含む。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
直交周波数分割多重(OFDM: Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調を用いる多重入力多重出力(Multiple-input multiple-output: MIMO)アンテナシステムにおいてダウンリンク及びアップリンク通信の少なくとも一方に用いるためのパイロット副搬送波の割当方法であって、
時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供する段階と、
下記の式:

ここで、P は、i番目のアンテナのパイロットインデックスを表し、k=0,1,…,N pilot であり、i=(n +i) mod 2であり、

はnよりも小さい整数を表す。
によるパイロット位置を割り当てる段階と、
を含むことを特徴とする、パイロット副搬送波の割当方法。
(項目2)
OFDM変調を用いるMIMOアンテナシステムにおいてダウンリンク及びアップリンク通信の少なくとも一方に用いるためのパイロット副搬送波の割当方法であって、
時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供する段階と、
時間領域及び周波数領域の少なくとも一方で、第1アンテナに対する第1パイロット副搬送波及び第2アンテナに対する第2パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階と、
を含み、
上記交互する第1パイロット副搬送波及び第2パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられ、上記第1所定数は、9であることを特徴とする、パイロット副搬送波の割当方法。
(項目3)
2 OFDMシンボル間隔で離隔される上記第1パイロット副搬送波はそれぞれ、第2所定数の副搬送波間隔でシフトし、2 OFDMシンボル間隔で離隔される上記第2パイロット副搬送波はそれぞれ、第2所定数の副搬送波間隔でシフトして、周波数選択性を異ならせ、上記第2所定数は、3の倍数であることを特徴とする、項目2に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目4)
各OFDMシンボルは、上記第1及び第2パイロット副搬送波を含むことを特徴とする、項目2に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目5)
各OFDMシンボルの上記第1及び第2パイロット副搬送波の個数はそれぞれ同一であることを特徴とする、項目4に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目6)
上記第2所定数は、3であることを特徴とする、項目3に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目7)
上記フレーム構造は、アップリンク及びダウンリンク通信の一方に用いられることを特徴とする、項目2に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目8)
時間領域及び周波数領域で、第3アンテナに対する第3パイロット副搬送波及び第4アンテナに対する第4パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階をさらに含み、
上記交互する第3パイロット副搬送波及び第4パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられることを特徴とする、項目2に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目9)
周波数領域で、上記第1パイロット副搬送波は上記第3パイロット副搬送波と隣接し、上記第2パイロット副搬送波は上記第4パイロット副搬送波と隣接することを特徴とする、項目8に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目10)
上記第1パイロット副搬送波及び第3パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔され、上記第2パイロット副搬送波及び第4パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔されることを特徴とする、項目8に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目11)
時間領域及び周波数領域で、第5アンテナに対する第5パイロット副搬送波及び第6アンテナに対する第6パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階であって、上記交互する第5パイロット副搬送波及び第6パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられる段階と、
時間領域及び周波数領域で、第7アンテナに対する第7パイロット副搬送波及び第8アンテナに対する第8パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階であって、上記交互する第7パイロット副搬送波及び第8パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられる段階と、
をさらに含み、
上記第5パイロット副搬送波は、周波数領域で、上記第3及び第7パイロット副搬送波と隣接するとともに、上記第3及び第7パイロット副搬送波の間に配置され、上記第6パイロット副搬送波は、周波数領域で、上記第4及び第8パイロット副搬送波と隣接するとともに、上記第4及び第8パイロット副搬送波の間に配置されることを特徴とする、項目9に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目12)
時間領域及び周波数領域で第5アンテナに対する第5パイロット副搬送波及び第6アンテナに対する第6パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階であって、上記交互する第5パイロット副搬送波及び第6パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられる段階と、
時間領域及び周波数領域で、第7アンテナに対する第7パイロット副搬送波及び第8アンテナに対する第8パイロット副搬送波を交互に割り当てる段階であって、上記交互する第7パイロット副搬送波及び第8パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられる段階と、
をさらに含み、
上記第5パイロット副搬送波及び上記第7パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔され、上記第6パイロット副搬送波及び上記第8パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔されることを特徴とする、項目10に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目13)
上記フレーム構造は、FUSC(Full Usage of Subchannels)パーミュテーションモードタイプに用いられることを特徴とする、項目2に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目14)
上記フレーム構造は、AMC(Adaptive Modulation and Coding)パーミュテーシ
ョンモードタイプに用いられることを特徴とする、項目2に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目15)
一番目のOFDMシンボルの上記第1パイロット副搬送波の開始位置は、少なくとも1副搬送波だけオフセットされることを特徴とする、項目2に記載のパイロット副搬送波の割当方法。
(項目16)
ダウンリンク及びアップリンク通信のために直交周波数分割多重(OFDM: Orthogonal
Frequency Division Multiplexing)変調を用いる無線通信システムであって、
多重入力多重出力(Multiple-input multiple-output: MIMO)アンテナと、
上記MIMOアンテナに動作可能に連結されたOFDM変調器と、
上記OFDM変調器に動作可能に連結されたプロセッサと、
を含み、
上記プロセッサは、時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供し、また、下記の式:

ここで、P は、i番目のアンテナのパイロットインデックスを表し、k=0,1,…,N pilot であり、i=(n +i) mod 2であり、

はnよりも小さい整数を表す。
によるパイロット位置を割り当てるように構成されることを特徴とする、無線通信システム。
(項目17)
OFDM変調を用いる無線通信システムであって、
MIMOアンテナと、
上記MIMOアンテナに動作可能に連結されたOFDM変調器と、
上記OFDM変調器に動作可能に連結されたプロセッサと、
を含み、
上記プロセッサは、時間領域のOFDMシンボル及び周波数領域の副搬送波からなるフレーム構造を提供し、また、時間領域及び周波数領域の少なくとも一方で、第1アンテナに対する第1パイロット副搬送波及び第2アンテナに対する第2パイロット副搬送波を交互に割り当てるように構成され、ここで、上記交互する第1パイロット副搬送波及び第2パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられ、上記第1所定数は、9であることを特徴とする、無線通信システム。
(項目18)
2 OFDMシンボル間隔で離隔される上記第1パイロット副搬送波はそれぞれ、第2所定数の副搬送波の間隔でシフトし、2 OFDMシンボル間隔で離隔される上記第2パイロット副搬送波はそれぞれ、上記第2所定数の副搬送波の間隔でシフトして、周波数選択性を異ならせ、上記第2所定数は3の倍数であることを特徴とする、項目17に記載の無線通信システム。
(項目19)
各OFDMシンボルは、上記第1及び第2パイロット副搬送波を含むことを特徴とする、項目17に記載の無線通信システム。
(項目20)
各OFDMシンボルの上記第1及び第2パイロット副搬送波の個数はそれぞれ同一であることを特徴とする、項目19に記載の無線通信システム。
(項目21)
上記第2所定数は3であることを特徴とする、項目18に記載の無線通信システム。
(項目22)
上記フレーム構造は、アップリンク及びダウンリンク通信の一方に用いられることを特徴とする、項目17に記載の無線通信システム。
(項目23)
時間領域及び周波数領域で第3アンテナに対する第3パイロット副搬送波及び第4アンテナに対する第4パイロット副搬送波を交互に割り当てるが、ここで、上記交互する第3パイロット副搬送波及び第4パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられるように副搬送波割器がさらに構成されることを特徴とする、項目19に記載の無線通信システム。
(項目24)
周波数領域で、上記第1パイロット副搬送波は上記第3パイロット副搬送波と隣接し、上記第2パイロット副搬送波は上記第4パイロット副搬送波と隣接することを特徴とする、項目23に記載の無線通信システム。
(項目25)
上記第1パイロット副搬送波及び第3パイロット副搬送波は周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔され、上記第2パイロット副搬送波及び第4パイロット副搬送波は周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔されることを特徴とする、項目23に記載の無線通信システム。
(項目26)
上記副搬送波割当器はさらに、
時間領域及び周波数領域で、第5アンテナに対する第5パイロット副搬送波及び第6アンテナに対する第6パイロット副搬送波を交互に割り当てるが、ここで、上記交互する第5パイロット副搬送波及び第6パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられ、
時間領域及び周波数領域で、第7アンテナに対する第7パイロット副搬送波及び第8アンテナに対する第8パイロット副搬送波を交互に割り当てるが、こごて、上記交互する第7パイロット副搬送波及び第8パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられるように構成され、
上記第5パイロット副搬送波は、周波数領域で上記第3及び第7パイロット副搬送波と隣接するとともに、上記第3及び第7パイロット副搬送波の間に配置され、上記第6パイロット副搬送波は、周波数領域で上記第4及び第8パイロット副搬送波と隣接するとともに、上記第4及び第8パイロット副搬送波の間に配置されることを特徴とする、項目24に記載の無線通信システム。
(項目27)
上記副搬送波割当器は、さらに、
時間領域及び周波数領域で、第5アンテナに対する第5パイロット副搬送波及び第6アンテナに対する第6パイロット副搬送波を交互に割り当てるが、ここで、上記交互する第5パイロット副搬送波及び第6パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられ、
時間領域及び周波数領域で、第7アンテナに対する第7パイロット副搬送波及び第8アンテナに対する第8パイロット副搬送波を交互に割り当てるが、ここで、上記交互する第7パイロット副搬送波及び第8パイロット副搬送波はそれぞれ、周波数領域で上記第1所定数の副搬送波の倍数間隔で離隔され、また、隣接する2 OFDMシンボルに割り当てられるように構成され、
上記第5パイロット副搬送波及び上記第7パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔され、上記第6パイロット副搬送波及び上記第8パイロット副搬送波は、周波数領域で少なくとも1副搬送波間隔で離隔されることを特徴とする、項目25に記載の無線通信システム。
(項目28)
上記フレーム構造は、FUSCパーミュテーションモードタイプに用いられることを特徴とする、項目17に記載の無線通信システム。
(項目29)
上記フレーム構造は、AMCパーミュテーションモードタイプに用いられることを特徴とする、項目17に記載の無線通信システム。
(項目30)
一番目のFDMシンボルの上記第1パイロット副搬送波の開始位置は、少なくとも1副搬送波だけオフセットされることを特徴とする、項目17に記載の無線通信システム。
(項目31)
上記プロセッサは、アップリンク及びダウンリンク通信の少なくとも一方に使用するためにシンボル及びパイロットを副搬送波に割り当てる副搬送波割当器を含むことを特徴とする、項目17に記載の無線通信システム。
(項目32)
上記プロセッサは、
入力ストリームをエンコーディングして、符号化されたデータ(coded word)を形成
するチャネルエンコーダと、
上記符号化されたデータを信号星座上の位置を表現するシンボルにマッピングするマッパーと、
上記シンボルを処理するMIMO処理器と、
をさらに含むことを特徴とする、項目31に記載の無線通信システム。
添付の図面は、本発明の追加的な理解を提供するために含まれ、本発明の原理を説明するために提供される説明と共に本発明の実施形態を示す。
多重アンテナを有する送信機を示すブロック図である。 多重アンテナを有する受信機を示すブロック図である。 フレーム構造の一例を示す図である。 PUSCで2送信アンテナに対するパイロット配置を示す例示図である。 FUSCで2送信アンテナに対するパイロット配置を示す例示図である。 PUSCで4送信アンテナに対するパイロット配置を示す例示図である。 FUSCで4送信アンテナに対するパイロット配置を示す例示図である。 表2の各ケースをパイロットオーバーヘッドの割合と保護副搬送波の割合で示すグラフである。 2送信アンテナに対するパイロット配置の一例を示す例示図である。 4送信アンテナに対するパイロット配置の一例を示す例示図である。 3または4送信アンテナに対するパイロット配置を数式化した例示図である。 2送信アンテナに対するパイロット配置の他の例を示す例示図である。 2送信アンテナに対するパイロット配置のさらに他の例を示す例示図である。 4送信アンテナに対するパイロット配置の他の例を示す例示図である。 4送信アンテナに対するパイロット配置のさらに他の例を示す例示図である。 それぞれ、本発明の一実施形態によって8本アンテナを利用するシステムにおけるパイロット副搬送波割当構造を示す図である。 それぞれ、本発明の一実施形態によって8本アンテナを利用するシステムにおけるパイロット副搬送波割当構造を示す図である。 それぞれ、本発明の一実施形態によって8本アンテナを利用するシステムにおけるパイロット副搬送波割当構造を示す図である。 4Txシステム及び8Txシステムでそれぞれ、セルごとに異なるパイロット副搬送波割当オフセットを割り当てる実施形態を示す図である。 4Txシステム及び8Txシステムでそれぞれ、セルごとに異なるパイロット副搬送波割当オフセットを割り当てる実施形態を示す図である。 図20に示す8Txシステムに対する他の実施例を示す図である。 本発明の他の実施形態によるパイロット副搬送波割当パターンを示す図である。 本発明の一実施形態によって2Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。 本発明の一実施形態によって2Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。 本発明の一実施形態によって2Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。 本発明の一実施形態によって4Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。 本発明の一実施形態によって4Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。 本発明の一実施形態によって4Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。図面中、同一の構成要素には同一の参照符号を付する。
以下の技術は、様々な無線通信システムに利用することができる。無線通信システムは、音声、パケットデータなどといった多様な通信サービスを提供するために広く配置される。この技術はダウンリンク(downlink)またはアップリンク(uplink)に利用されることができる。一般に、ダウンリンクは、基地局(base station; BS)から端末(user equipment; UE)への通信を意味し、アップリンクは、端末から基地局への通信を意味する。基地局は、通常、端末と通信する固定した地点(fixed station)を指し、ノードB(node-B)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(access point)等の用語と呼ぶこともできる。端末は、固定したり移動性を有したりすることができ、MS(mobile station)、UT(user terminal)、SS(subscriber station)、無線機器(wireless device)等の用語と呼ぶこともできる。
以下では、新しいシステムのための効率的なパイロット構造を提案する。新しいシステムの例をIEEE 802.16mシステムとして重点的に説明するが、その他のシステムにも同じ原理により適用されることができる。
通信システムは、多重入力多重出力(multiple-input multiple-output; MIMO)システムまたは多重入力シングル出力(multiple-input single-output; MISO)システムとすることができる。MIMOシステムは、複数の伝送アンテナと複数の受信アンテナを使用する。MISOシステムは、複数の伝送アンテナと一つの受信アンテナを使用する。
図1は、多重アンテナを有する送信機を示すブロック図である。図1を参照すると、送信機100は、チャネルエンコーダ120、マッパー130、MIMO処理器140、副搬送波割当器150及びOFDM変調器160を含む。
チャネルエンコーダ120は、入力されるストリームを、定められたコーディング方式によってエンコーディングして、符号化されたデータ(coded word)を生成する。マッパー130は、符号化されたデータを信号星座(signal constellation)上の位置を表現するシンボルとしてマッピングする。マッパー130での変調方式(modulation scheme)には制限がなく、m−PSK(m-Phase Shift Keying)またはm−QAM(m-Quadrature Amplitude Modulation)とすることができる。
MIMO処理器140は、入力シンボルを送信アンテナ190−1,…,190−NtによるMIMO方式で処理する。例えば、MIMO処理器140は、コードブック(code book)ベースのプリコーディングを行うことができる。
副搬送波割当器150は、入力シンボルとパイロットを副搬送波に割り当てる。パイロットは、各送信アンテナ190−1,…,190−Nt別に配置される。パイロットは、チャネル推定またはデータ復調のために使われる送信機100と受信機(図2の200)の両者とも知っている信号であり、基準信号(reference signal)ともいう。OFDM変調器160は、入力シンボルをOFDM変調してOFDMシンボルを出力する。
OFDM変調器160は、入力シンボルにIFFT(Inverse fast Fourier transform)を行うことができ、IFFTを行った後にCP(Cyclic prefix)をさらに挿入することができる。OFDMシンボルは、各送信アンテナ190−1,…,190−Ntから送信される。
図2は、多重アンテナを有する受信機を示すブロック図である。図2を参照すると、受信機200は、OFDM復調器210、チャネル推定器220、MIMO後処理器230、デマッパー240及びチャネルデコーダ250を含む。
受信アンテナ290−1,…,290−Nrから受信した信号は、OFDM復調器210によりFFT(fast Fourier transform)が行われる。チャネル推定器220は、パイロットを用いてチャネルを推定する。MIMO後処理器230は、MIMO処理器140に対応する後処理を行う。デマッパー240は、入力シンボルを、符号化されたデータにデマッピングし、チャネルデコーダ250は、符号化されたデータをデコーディングして元のデータに復元する。
図3は、フレーム構造の一例を示す図である。フレームは、物理的仕様により使用される固定した時間の間のデータシーケンスである。これは、IEEE標準802.16−2004“Part 16: Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access systems”(以下、参照文献1という。)の8.4.4.2節を参照すれば良い。
図3を参照すると、フレームは、ダウンリンク(DL)フレーム及びアップリンク(UL)フレームを含む。時間分割二重(Time Division Duplex)は、アップリンクとダウンリンク伝送が同一周波数を共有するが、ぞれぞれ異なる時間に起きる方式である。ダウンリンクフレームは、アップリンクフレームよりも時間的に先になる。ダウンリンクフレームは、プリアンブル(preamble)、FCH(Frame Control Header)、DL(Downlink)−MAP、UL(Uplink)−MAP、バースト領域の順番で始まる。アップリンクフレームとダウンリンクフレームとを区分するための保護時間(guard time)が、フレー
ムの中間部分(ダウンリンクフレームとアップリンクフレームとの間)と末尾の部分(アップリンクフレームの次の部分)に挿入される。TTG(transmit/receive transition gap)は、ダウンリンクバーストとそれに続く(subsequent)アップリンクバーストとの間のギャップである。RTG(receive/transmit transition gap)は、アップリンクバーストとそれに続くダウンリンクバーストとの間のギャップである。
プリアンブルは、基地局と端末間の初期同期、セル探索、周波数オフセット及びチャネル推定に使用される。FCHは、DL−MAPメッセージの長さとDL−MAPのコーディング方式(coding scheme)情報を含む。DL−MAPは、DL−MAPメッセージが伝送される領域である。DL−MAPメッセージは、ダウンリンクチャネルの接続を定義する。DL−MAPメッセージは、DCD(Downlink Channel Descriptor)の構成変化カウント及び基地局ID(identifier)を含む。DCDは、現在マップに適用されるダウンリンクバーストプロファイル(downlink burst profile)を記述する。ダウンリンクバーストプロファイルは、ダウンリンク物理チャネルの特性を意味し、DCDは、DCDメッセージを通じて周期的に基地局により伝送される。
UL−MAPは、UL−MAPメッセージが伝送される領域である。UL−MAPメッセージは、アップリンクチャネルの接続を定義する。UL−MAPメッセージは、UCD(Uplink Channel Descriptor)の構成変化カウント、UL−MAPにより定義されるアップリンク割当の有効開始時刻を含む。UCDは、アップリンクバーストプロファイル(uplink burst profile)を記述する。アップリンクバーストプロファイルは、アップリンク物理チャネルの特性を意味し、UCDは、UCDメッセージを通じて周期的に基地局により伝送される。
以下では、スロット(slot)は、最小限の可能なデータ割当ユニットで、時間及びサブチャネル(subchannel)で定義される。サブチャネルの数は、FFT大きさと時間−周波数マッピングに従う。サブチャネルは、複数の副搬送波を含み、サブチャネル当たりの副搬送波の数は、パーミュテーション(permutation)方式によって異なってくる。パーミュテーションは、論理的なサブチャネルを物理的な副搬送波にマッピングすることを意味する。FUSC(Full Usage of Subchannels)でサブチャネルは48副搬送波を含み、PUSC(Partial Usage of Subchannels)でサブチャネルは24または16副搬送波を含む。セグメント(segment)は、少なくとも一つのサブチャネルの集合を指す。
物理層でデータを物理的な副搬送波にマッピングするために一般的に2段階を経る。その第一の段階で、データが少なくとも一つの論理的なサブチャネル上で少なくとも一つのデータスロットにマッピングされる。第二の段階で、各論理的なサブチャネルは物理的な副搬送波にマッピングされる。これをパーミュテーションという。参照文献1は、FUSC、PUSC、O−FUSC(Optimal-FUSC)、O−PUSC(Optional-PUSC)、AMC(Adaptive modulation and Coding)などのパーミュテーション方式を開示する。同一のパーミュテーション方式が使用されるOFDMシンボルの集合をパーミュテーション領域(permutation zone)といい、一つのフレームは、少なくとも一つのパーミュテーション領域を含む。
FUSCとO−FUSCは、ダウンリンク伝送にのみ使用される。FUSCは、全てのサブチャネルグループを含む一つのセグメントで構成される。各サブチャネルは、全体物理チャネルを通じて分布する物理的な副搬送波にマッピングされる。このマッピングは、各OFDMシンボルごとに変わる。スロットは、一つのOFDMシンボル上で一つのサブチャネルで構成される。O−FUSCは、パイロットの割り当てられる方式がFUSCと異なることがある。
PUSCは、ダウンリンク伝送とアップリンク伝送の両方に使用される。ダウンリンクで、各物理的なチャネルは、2 OFDMシンボル上で14隣接する(contiguous)副搬送波で構成されるクラスタ(cluster)に区分される。物理チャネルは、6グループ単位でマッピングされる。各グループ内で、パイロットは、各クラスタの固定した位置に割り当てられる。アップリンクで、副搬送波は、3 OFDMシンボル上で4隣接する物理的副搬送波で構成されたタイル(tile)に区分される。サブチャネルは、6タイルを含む。各タイルの隅にパイロットが割り当てられる。O−PUSCは、アップリンク伝送にのみ使用され、タイルは、3 OFDMシンボル上で3隣接する物理的副搬送波で構成される。パイロットはタイルの中心に割り当てられる。
図4は、PUSCで2送信アンテナに対するパイロット配置を示す例示図であり、図5は、FUSCで2送信アンテナに対するパイロット配置を示す例示図であり、図6は、PUSCで4送信アンテナに対するパイロット配置を示す例示図であり、図7は、FUSCで4送信アンテナに対するパイロット配置を示す例示図である。これらは、IEEE標準802.16−2004/Cor1−2005“Part 16: Air Interface for Fixed and Mobile Broadband Wireless Access systems; Amendment 2: Physical and Medium Access Control Layers for Combined Fixed and Mobile Operation in Licensed Bands and Corrigendum 1”(以下、参照文献2という。)、8.4.8.1.2.1.1節、8.4.8.1.2.1.2節、8.4.8.2.1節、及び8.4.8.2.2節をそれぞれ参照すればいい。
図4〜図7を参照すると、PUSCやFUSCのような副搬送波割当時にパイロットオーバーヘッドが大きい。特に、1本の送信アンテナを使用する場合には、送信アンテナ当たりパイロットオーバーヘッドを考慮する時、2本以上の送信アンテナに比べてオーバーヘッドがより深刻になる。
表1は、各パーミュテーション方式で送信アンテナの数によるパイロットオーバーヘッドを示す。
ここで、パイロットオーバーヘッドは、パイロットに割り当てられる副搬送波の数を、使用される全体副搬送波の数で割った値である。括弧中の値は、送信アンテナ当たりのパイロットオーバーヘッドを表す。しかも、参照文献2によれば、4または3送信アンテナを使用する場合に、チャネル符号化されたデータに対して穿孔(puncturing)または切断(truncation)を行った後にサブチャネルにデータがマッピングされるという問題が生じる。
次に、多重アンテナのための本発明に係るパイロット構造について説明する。最適のパイロット構造のための設計基準(design criteria)は、下記の通りである。
(1)時間−周波数領域で単一アンテナにおけるパイロットオーバーヘッドは4〜9%程度である。(2)一つのスロットは、2隣接するOFDMシンボル上で48副搬送波を含むことができる。(3)パイロット副搬送波は、時間−周波数領域で可能な限り均一に分布する。(4)送信アンテナ当たりにパイロットオーバーヘッドは略同様に維持し、送信アンテナの増加に比例して全体パイロットオーバーヘッドが増加する。ただし、全体パイロットオーバーヘッドを考慮する時、送信アンテナが3本以上の場合は、全体パイロットオーバーヘッドを同一に維持して20%を越えないようにする。
(5)送信アンテナ数が増加してもサブチャネルへのデータマッピングは影響を受けない。
上記のような条件を活用して、可能な候補群を導き出すために、下記のように要求事項を数学式で表現することができ、これを満たす候補群を導き出せばいい。
(1) (Nused-2*Np) mod Nsub =0
(2) (Nused-2*Np) mod Nsub =0
(3) (Nused-Np) mod Nsub =0
(4) 0.04 <= Np <=0.09
(5) Ng=Nfft - Nused - 1 (DC副搬送波)
(6) (Nused-Np) / Nsub.sym >= Nsch.pusc
ここで、Nusedは、使用される副搬送波の数、Npはパイロット副搬送波の数、Ngは保護副搬送波の数、NfftはFFTの大きさ、Nsubはサブチャネル当たり副搬送波の数、Nsub.symは、1OFDMシンボル上でサブチャネルに割り当てられる副搬送波の数、Nsch.puscは、既存DL−PUSCで生成可能なサブチャネルの数である。
表2は、上記設計基準による26の候補群を示す。
FFTの大きさによって使用可能な副搬送波(Used SC)、パイロット副搬送波(Pilot SC)及び保護副搬送波(Guard SC)を求め、送信アンテナ数によるサブチャネルを求める。ここで、使用可能な副搬送波は、DC副搬送波を除外した値である。例えば、ケース(1)で、1送信アンテナでのサブチャネルの数は、(使用可能な副搬送波の数−パイロット副搬送波の数)/(1 OFDMシンボル上でサブチャネルに割り当てられる副搬送波の数)=1656−72/24=66になる。
図8は、表2の各ケースを、パイロットオーバーヘッドの割合と保護副搬送波の割合で示すグラフである。
図8を参照すると、表2に示すケース(1)〜(26)のうち、システム帯域幅またはそれによるFFT大きさを考慮する時、5〜20MHzまたは512〜2048FFTに同一の設計基準で最も適したケースは、(10)、(22)及び(26)であることがわかる。表2で、ケース(10)、(22)及び(26)はいずれも、パイロット間隔が9である。すなわち、本発明の一実施形態では、9副搬送波間隔でパイロットを配置することを提案する。
表3は、提案された副搬送波割当を示す。
パイロット副搬送波を割り当てた後に使用される副搬送波の残りの副搬送波にサブチャネルをマッピングする。この時、通常のPUSCやFUSCパーミュテーション方式を適用することができる。
提案された方式によれば、PUSC/FUSCで6〜13%程度の収率(throughput)向上を得ることができる。例えば、従来技術によれば、PUSCで60サブチャネルが得られ、FUSCで64サブチャネルが得られるが、提案された方式によれば68サブチャネルが得られる。また、多重アンテナを考慮して新しいパーミュテーション方式を適用する場合は、データ穿孔(puncturing)または切断(truncation)による性能低下を防止することができる。
表3のパイロット副搬送波インデックス(Pilot Subcarrier Index)に示された数学式は、i番目アンテナのパイロットインデックスPiを表す。これを下記の数学式1で示すこともできる。
ここで、k=0,1,…,Npilot、mi=(ns+i)mod2、i=0,1であり、
は、nよりも小さい整数を表す。
数学式1で、因数‘18'は、1 OFDMシンボル上のサブチャネルの副搬送波が18であることを意味し、因数‘9’は、9副搬送波間隔でパイロット副搬送波が配置されことを意味し、因数‘3'は、スロット単位に3副搬送波間隔でシフトされることを意味する。
図9は、2送信アンテナに対するパイロット配置の一例を示す例示図である。図9を参照すると、一つのスロットは、隣接する2 OFDMシンボル上で72副搬送波を含み、一つのOFDMシンボル上で、第1アンテナ(アンテナ0)に対するパイロット副搬送波と第2アンテナ(アンテナ1)に対するパイロット副搬送波が、9副搬送波間隔で配置される。また、第1のOFDMシンボルと第2のOFDMシンボルで、第1アンテナ(アンテナ0)に対するパイロット副搬送波と第2アンテナ(アンテナ1)に対するパイロット副搬送波は交互に(スイッチングして)配置される。
第2スロットで、パイロット副搬送波を、第1スロットに割り当てられるパイロット副搬送波を全体的に3副搬送波だけシフトして配置する。また、第3スロットで、パイロット副搬送波を、第2スロットで割り当てられるパイロット副搬送波を全体的に3副搬送波だけシフトして配置する。結果として、3スロットごとに同一のパイロット配置が反復される。
パイロット配置において、時間領域でまたは周波数領域で一定の間隔でパイロットを移動させることができ、よって、絶対的な位置を有するのではない。パイロット副搬送波の間隔は維持されながら全体として一定の時間間隔または/及び副搬送波間隔だけシフトすることができる。
図10は、4送信アンテナに対するパイロット配置の一例を示す例示図である。図10を参照すると、4個の送信アンテナに対するパイロット副搬送波は、周波数領域または時間領域で隣接する。各送信アンテナに対するパイロット副搬送波は、12副搬送波間隔で配置される。
第2スロットで、パイロット副搬送波を、第1スロットに割り当てられるパイロット副搬送波を全体として6副搬送波だけシフトして配置する。その結果、2スロットごとに同一のパイロット配置が反復される。
4送信アンテナの場合、2送信アンテナよりもパイロット数が多いので、2送信アンテナのパイロット配置に比べてパイロット間隔を広くさせ、反復されるスロットの循環周期を減らす。
図11は、3または4送信アンテナに対するパイロット配置を数式化した例示図である。図11を参照すると、2 OFDMシンボル(i=0,1)と2副搬送波を含む2×2領域でG、G、G、Gをそれぞれ定義する。
4送信アンテナの場合、下記の表4のようにパイロット副搬送波を配置する。これによると図10の配置と同様になる。
3送信アンテナの場合は、下記の表5のようにパイロット副搬送波を配置する。
4送信アンテナに対するパイロット配置を数式化するために、各OFDMシンボル(i=0,1)上に6パイロット副搬送波集合 Pi 0, Pi 1, Pi 2, Pi 3, Pi 4, Pi 5, Pi 6を考慮する。この時、下記の表6のように示すことができる。
ここで、
でである。したがって、一つのスロットで、4パイロット副搬送波G、G、G、Gにパイロット副搬送波集合は下記の数学式2のようにマッピングされることができる。
ここで、i=0,1である。
提案されたパイロット構造によれば、設計基準を満たすパイロットオーバーヘッドを有し、従来技術に比べてオーバーヘッドを5%以上減らすことができる。パイロットオーバーヘッドは、2送信アンテナ5.55%、3送信アンテナで5.55%、4送信アンテナで4.16%にすぎない。
また、送信アンテナの数が増加してもサブチャネルへのデータマッピングに影響を与えず、パーミュテーション方式を簡単にさせることができる。
既存のIEEE 802.16−2004標準に使用される分散された(distributed)サブチャネル生成方式の場合、第1アンテナと第2アンテナに対するパイロット副搬送波をまず割り当て、残りの副搬送波を用いてサブチャネルを構成する。第3アンテナと第4アンテナの場合、割り当てられたサブチャネルを通じてパイロット副搬送波を割り当てて使用するので、アンテナ数によらずに常に同一個数のサブチャネルで構成する。しかし、提案されたパイロット構造によれば、パイロット割当時に、アンテナ数に合わせて必要な量のみを割り当て、残りの部分を用いてサブチャネルを構成することができる。したがって、パイロットオーバーヘッドを最適化しながら、サブチャネルの数も増加させるという利点を有する。
図12は、2送信アンテナに対するパイロット配置の他の例を示す例示図である。図12を参照すると、一つのOFDMシンボル上で、一つのアンテナに対するパイロット副搬送波が9副搬送波間隔で配置される。すなわち、第1のOFDMシンボル上で、第1アンテナ(アンテナ0)に対するパイロット副搬送波が9副搬送波間隔で配置され、第2のOFDMシンボル上で、第2アンテナ(アンテナ1)に対するパイロット副搬送波が9副搬送波間隔で配置される。
第2スロットで、パイロット副搬送波を、第1スロットに割り当てられるパイロット副搬送波を全体的に3副搬送波だけシフトして配置する。また、第3スロットで、パイロット副搬送波を、第2スロットに割り当てられるパイロット副搬送波を全体的に3副搬送波だけシフトして配置する。その結果、3スロットごとに同一のパイロット配置が反復される。
図13は、2送信アンテナに対するパイロット配置のさらに他の例を示す例示図である。
図13を参照すると、一つのスロットでパイロット副搬送波の配置は、図9の実施例と同一である。ただし、第2スロットで、パイロット副搬送波を、第1スロットに割り当てられるパイロット副搬送波を全体的に4副搬送波だけシフトして配置する。結果として、2スロットごとに同一のパイロット配置が反復される。
図14を参照すると、各送信アンテナ(アンテナ0〜アンテナ3)に対するパイロット副搬送波は、12副搬送波間隔で配置され、また、各スロットごとに2 OFDMシンボル単位で周波数位置を換えて配置される。第2スロットで、パイロット副搬送波は、第1スロットに割り当てられるパイロット副搬送波を全体的に6副搬送波だけシフトして配置する。その結果、2スロットごとに同一のパイロット配置が反復される。
図15は、4送信アンテナ(アンテナ0〜アンテナ3)に対するパイロット配置のさらに他の例を示す例示図である。図15を参照すると、各送信アンテナに対するパイロット副搬送波は、12副搬送波間隔で配置されるとともに、1スロット内で、隣接する2個のOFDMシンボル間において各アンテナに対するパイロット副搬送波が互いに交互に配置される。2パイロット副搬送波を、隣接する2 OFDMシンボルに交互に配置することによって、すなわち、1 OFDMシンボルに、各アンテナに対するパイロット副搬送波を均等に配置することによって、各アンテナに対する送信電力を一定時間バランスさせることができる。図15において、各2アンテナに対する2パイロット副搬送波は対をなし、2対のパイロット副搬送波は、2 OFDMシンボルに互いに交互に配置される。
以下では、本発明の他の実施形態による効果的なパイロット割当構造を提案する。隣接セル間でパイロット構造を效果的にシフト(shift)して割り当てることによってパイロット間衝突を避ける構造を提案する。
以下に説明する本発明の実施形態では、基本リソースブロック(resource block)単位が18副搬送波(縦軸)*6 OFDMシンボル(横軸)からなる場合を上げて説明する。ただし、本実施形態によるパイロット副搬送波割当方法は、基本リソースブロックの単位が上記と異なる場合にも、同一方式をサブフレームあるいはフレーム全体に拡張して適用させることができる。
以下の実施形態において、横軸は、時間領域OFDMシンボルの集合を、縦軸は、周波数領域副搬送波を指す。そして、P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8はそれぞれ、アンテナ1、2、3、4、5、6、7、8に対応するパイロット副搬送波を指す。
図16〜図18は、本発明の一実施形態によって8本アンテナを利用するシステムでのパイロット副搬送波割当構造を示す図である。図16〜図18に示すように、第1送信アンテナのパイロット(P1)と第2送信アンテナのパイロット(P2)、第3送信アンテナのパイロット(P3)と第4送信アンテナのパイロット(P4)、第5送信アンテナのパイロット(P5)と第6送信アンテナのパイロット(P6)、そして、第7送信アンテナのパイロット(P7)と第8送信アンテナのパイロット(P8)が、それぞれ2個のOFDMシンボル上で隣接して割り当てられる。また、周波数軸には、各アンテナに対するパイロット副搬送波を18個の副搬送波間隔で連続して割り当てる構造を提案する。すなわち、パイロット副搬送波が、18個の副搬送波からなるサブチャネル間隔で割り当てられる。
特に、図16は、2 OFDMシンボル単位で2副搬送波間隔だけシフトして割り当てられるパイロットパターンを示し、図17は、2 OFDMシンボル単位で6副搬送波間隔だけシフトして割り当てられるパイロットパターンを示し、図18は、図17と同様に、2 OFDMシンボル単位で2副搬送波間隔だけシフトして割り当てられるパイロットパターンを示すが、ただし、追加の1副搬送波オフセットを有する。
本発明の一側面では、各OFDMシンボルにアンテナに対するパイロット副搬送波を割り当て、このパイロット副搬送波パターンを2 OFDMシンボル単位に一定の間隔でシフトして割り当てる。本発明の他の側面では、8個の送信アンテナに対するパイロットは、図16〜図18に示すように、全て隣接して割り当てることもできるが、各アンテナに対するパイロット別にまたはパイロット対別に一定副搬送波間隔でシフトするように割り当てることもできる。
このようなパイロット割当は、一般サブフレーム(regular subframe)/非正規サブフレーム(irregular subframe)を問わず、常に同一の割当構造を有することができる。また、本実施形態によって割り当てられるパイロットは、一部は共通パイロット(common pilot)として、一部は専用パイロット(dedicated pilot)として区別して使用されることもできる。また、割り当てられるパイロットが全部専用パイロットとして、逆に全部共通パイロットとして適用されることもできる。このような実施形態において重要な点は、OFDMシンボルごとにアンテナ別電力バランス(power balancing)をさせるために、一つのOFDMシンボル中に全てのアンテナのパイロットを均一に割り当てるということである。上述した実施形態によるパイロット副搬送波割当方法において、パイロット割当のためのシフトオフセット(shift offset)は、セルごとにそれぞれ適用される
ことができる。
図19及び図20は、4Txシステム及び8Txシステムにおいてそれぞれ、セルごとに異なるパイロット副搬送波割当オフセットを割り当てる実施形態を説明するための図である。特に、図19は、4Txシステムで、セルA、セルB及びセルCのそれぞれに対して、異なるパイロット副搬送波割当オフセットが設定された場合を示し、図20は、8Txシステムで、セルA、セルB及びセルCのそれぞれに対して、異なるパイロット副搬送波割当オフセットが設定された場合を示す。
すなわち、セルA、B、Cに異なるパイロット割当構造が適用されることができる。適用されるシフトオフセット値は、1〜18副搬送波範囲の数とすることができる。ここで、18副搬送波は、基本リソースブロックの大きさに該当する。
このシフトオフセット値は、必要な場合、基本リソースブロックの大きさの整数倍にすることもできる。本実施形態では、シフトが周波数軸に適用される場合を上げて説明したが、時間軸にも適用可能である。
隣接するセルが3つ以上の場合に上述の原理を拡張適用すると、図19及び図20に示す構造を反復して使用したり、一定のサブキャリアオフセットだけあるいは一定のOFDMシンボルオフセットだけシフトさせて適用することができる。
図21は、図20に示す8Txシステムの他の実施例を示す図である。図22は、本発明の他の実施形態によるパイロット副搬送波割当パターンを示す図である。
8送信アンテナの場合、パイロットオーバーヘッドの問題を考慮して、パイロットを8本のアンテナの全部に割り当てず、アンテナ1、2、3、4にのみ割り当てて、オーバーヘッド問題を解決することもできる。その一例として、SFBC−CDD手法にこのようなパイロット割当構造を適用することができる。かかる実施形態を、図22に示す。図22に示すパイロット割当パターンにおいて、隣接セル間パイロットパターンをシフトして使用する方法は、上述の実施形態で説明した通りである。
一方、図23〜図25は、本発明のさらに他の実施形態によって2Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。図23〜図25に示すパイロットパターンも、基本的に、上述した実施形態による原理が同一に適用される。すなわち、第1アンテナに対するパイロット副搬送波と第2アンテナに対するパイロット副搬送波は対をなし、隣接した2 OFDMシンボル領域内に、隣接して配置される。また、各OFDMシンボル領域内に全てのアンテナに対するパイロットが含まれるように設定される。これは、特定時間に各アンテナに割り当てられる送信電力を均等に設定するためである。
また、各パイロット副搬送波対は、9副搬送波間隔で割り当てられることが好ましい。これは、相関帯域幅(coherence bandwidth)を考慮して、各パイロット副搬送波割当に対する最適のグラニュラリティー(granularity)を得るためである。なお、第1アンテナに対するパイロット副搬送波と第2アンテナに対するパイロット副搬送波の対は、2 OFDMシンボル単位で一定副搬送波だけシフトして割り当てられる。図23及び図24ではシフトされる一定副搬送波間隔が3副搬送波間隔である場合(具体的に3副搬送波だけ副搬送波インデックスを増加させる場合)を示しているが、シフトされる一定副搬送波間隔は、3副搬送波の整数倍(例えば、6副搬送波間隔)とすることもでき、3副搬送波インデックスだけインデックスを減少させるように適用することもできる。
上述のように、周波数領域シフトを、3副搬送波間隔または3の倍数に該当する副搬送波間隔として設定する理由は、各パイロット副搬送波が9副搬送波間隔単位で割り当てられ、よって、一定の周期でパイロット副搬送波割当パターンが反復されるためである。図23〜図25に示されたパイロットパターンは、フレームまたはサブフレーム内で時間/周波数領域に同一に反復して適用させることができる。また、アンテナ1に対するパイロットの位置とアンテナ2に対するパイロットの位置は、本実施例の原理を逸脱しない範囲で、互いに換わっても良い。
図23に示すパイロット割当構造を有する場合、各アンテナに対するパイロット割当インデックスを具体的に示すと、下記の通りである。
<Pilot allocation index for Fig. 23>
Antenna 1 -
18k+1 when s is 0
18k+10 when s is 1
18k+4 when s is 2
18k+13 when s is 3
18k+7 when s is 4
18k+16 when s is 5
Antenna 2-
18k+10 when s is 0
18k+1 when s is 1
18k+13 when s is 2
18k+4 when s is 3
18k+16 when s is 4
18k+7 when s is 5
k : subcarrier index (k=0, 1, ...),
s : [OFDM symbol index] mod 6
(OFDM symbol index = 0,1,2,...)
また、図24に示すパイロット割当構造を有する場合、各アンテナに対するパイロット割当インデックスを具体的に示すと、下記の通りである。
<Pilot allocation index for Fig. 24>
Antenna 1 -
18k when s is 0
18k+9 when s is 1
18k+3 when s is 2
18k+12 when s is 3
18k+6 when s is 4
18k+15 when s is 5
Antenna 2-
18k+9 when s is 0
18k when s is 1
18k+12 when s is 2
18k+3 when s is 3
18k+15 when s is 4
18k+6 when s is 5
k : subcarrier index (k=0, 1, ...),
s : [OFDM symbol index] mod 6
(OFDM symbol index = 0,1,2,..)
また、図25に示すパイロット割当構造を有する場合、各アンテナに対するパイロット割当インデックスを具体的に示すと、下記の通りである。
<Pilot allocation index for Fig. 25>
Antenna 1 -18k when s is 0
18k+9 when s is 1
18k+6 when s is 2
18k+15 when s is 3
18k+3 when s is 4
18k+12 when s is 5
Antenna 2-
18k+9 when s is 0
18k when s is 1
18k+15 when s is 2
18k+6 when s is 3
18k+12 when s is 4
18k+3 when s is 5
k : subcarrier index (k=0, 1, ..),
s : [OFDM symbol index] mod 6
(OFDM symbol index = 0,1,2,..)
上述の実施形態によるパイロット割当構造において、サブフレームの先頭に一定の周期でプリアンブルOFDMシンボルが伝送される場合、パイロット副搬送波を、2番目のOFDMシンボルから適用される形態に変更することができる。
一方、図26及び図27は、本発明の更に他の実施形態によって4Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。図26及び図27も、基本的なパイロット割当方法は、上述の実施形態で説明した通りである。ただし、本実施形態では、4本アンテナに対するパイロット副搬送波が、隣接する4OFDMシンボル領域で隣接するように割り当てることができる。
また、図26に示すパイロット割当構造を有する場合、各アンテナに対するパイロット割当インデックスを具体的に示すと、下記の通りである。
<Pilot allocation index for Fig. 26>
Antenna 1 -
18k+1 when s is 0
18k+10 when s is 1
18k+4 when s is 2
18k+13 when s is 3
18k+7 when s is 4
18k+16 when s is 5
Antenna 2-
18k+10 when s is 0
18k+1 when s is 1
18k+13 when s is 2
18k+4 when s is 3
18k+16 when s is 4
18k+7 when s is 5
k : subcarrier index (k=0, 1, ..),
s : [OFDM symbol index] mod 6
(OFDM symbol index = 0,1,2,..)
Antenna 3 -
18k+4 when s is 0
18k+13 when s is 1
18k+7 when s is 218k+16 when s is 3
18k+10 when s is 4
18k+1 when s is 5
Antenna 4-
18k+13 when s is 0
18k+4 when s is 1
18k+16 when s is 2
18k+7 when s is 3
18k+1 when s is 4
18k+10 when s is 5
k : subcarrier index (k=0, 1, ..),
s : [OFDM symbol index] mod 6
(OFDM symbol index = 0,1,2,..)
また、図27に示すパイロット割当構造を有する場合、各アンテナに対するパイロット割当インデックスを具体的に示すと、下記の通りである。
<Pilot allocation index for Fig. 27>
Antenna 1 -
18k when s is 0
18k+9 when s is 1
18k+3 when s is 2
18k+12 when s is 3
18k+6 when s is 4
18k+15 when s is 5
Antenna 2-
18k+9 when s is 0
18k when s is 1
18k+12 when s is 2
18k+3 when s is 3
18k+15 when s is 4
18k+6 when s is 5
k : subcarrier index (k=0, 1, ..),
s : [OFDM symbol index] mod 6
(OFDM symbol index = 0,1,2,..)
Antenna 3 -
18k+3 when s is 0
18k+12 when s is 1
18k+6 when s is 2
18k+15 when s is 3
18k+9 when s is 4
18k when s is 5
Antenna 4-
18k+12 when s is 0
18k+3 when s is 1
18k+15 when s is 2
18k+6 when s is 3
18k when s is 4
18k+9 when s is 5
k : subcarrier index (k=0, 1, ..),
s : [OFDM symbol index] mod 6
(OFDM symbol index = 0,1,2,..)
図28は、本発明の他の実施形態によって4Txシステムでパイロット副搬送波を割り当てるパターンを示す図である。図28のパイロットパターンも、基本的に、上述の実施形態で説明した原理が同一に適用される。ただし、図28は、第1アンテナに対する副搬送波と第2アンテナに対する副搬送波を一つのパイロット対とし、第3アンテナに対する副搬送波と第4アンテナに対する副搬送波を他のパイロット対とする場合、各パイロット対の間に2副搬送波間隔を有するように割り当てる例を示している。すなわち、本実施形態では、2個のパイロット対が互いに隣接するように割り当てられることもでき、隣接しないように割り当てられることもできる。
上述した機能は、それら機能を行うようにコーディングされたマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなプロセッサにより行われることができる。当該コードの設計、開発及び具現は、本発明の説明から当業者にとっては自明となる。
本発明によるパイロット副搬送波割当方法は、IEEE 802.16mシステムに適用可能である。上述したように、各アンテナに送信電力を均一に割り当てるためのパイロット配置やパイロットシフトパターン設定のような基本原理も、同様の方法で他の無線通信システムに適用可能である。
以上では本発明を実施例を参照して説明したが、当該技術分野における通常の知識を有する者には、本発明の技術的思想及び領域を逸脱しない範囲内で、本発明を様々に修正及び変更させて実施できるということが理解される。したがって、以上の実施例に限定されず、本発明は、添付の特許請求の範囲内におけるあらゆる実施例を含むことができる。

Claims (18)

  1. 直交周波数分割多重(OFDM)変調システムにおいてパイロットを割り当てるための方法であって、
    前記方法は、
    第1のアンテナに対する第1のパイロット(P1)と、第2のアンテナに対する第2のパイロット(P2)と、第3のアンテナに対する第3のパイロット(P3)と、第4のアンテナに対する第4のパイロット(P4)とを基本リソースブロックユニット内の複数のOFDMシンボルの各々に割り当てることを含み、
    前記基本リソースブロックユニットは、複数の数のOFDMシンボルと、複数の副搬送波とを含み、
    前記第1のパイロット(P1)と、前記第2のパイロット(P2)と、前記第3のパイロット(P3)と、前記第4のパイロット(P4)とは、以下の表1のように定義される第1のパターンまたは以下の表2のように定義される第2のパターンとなるように、2つの連続するOFDMシンボルにおいて割り当てられ、表1は、
    であり、表2は、
    であり、
    前記第1のパターンおよび前記第2のパターンは、周波数領域において互いに交互する、方法。
  2. 前記第1のパターンおよび前記第2のパターンは、前記周波数領域において、所定の数の副搬送波だけ互いから離隔される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記2つの連続するOFDMシンボルにおける前記第1のパターンおよび前記第2のパターンは、次の2つの連続するOFDMシンボルにおいて、3の整数倍の副搬送波だけシフトされる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 直交周波数分割多重(OFDM)変調システムにおいてパイロットを割り当てるための方法であって、
    前記方法は、
    基本リソースブロックユニットにおいてOFDMシンボルインデックスns(ns=0、1、2、3、4および5)を有する各OFDMシンボル上で副搬送波インデックスP におけるi番目のアンテナに対してパイロットを割り当てることを含むことを特徴とし、
    前記基本リソースブロックユニットは、周波数領域において18個の副搬送波を含み、かつ、時間領域において6個のOFDMシンボルを含み、
    偶数番号のnsに対するP と、偶数番号のnsの直後の奇数番号のnsに対するP とは、偶数番号のnsで開始する2つの連続するOFDMシンボル上で所定の数の相違を有し、
    OFDMシンボルnsにおけるP は、OFDMシンボルn+2において、3の所定の倍数の副搬送波だけシフトされ、
    同じOFDMシンボル上のi番目のアンテナに対するP と、(i+1)番目のアンテナに対するP i+1 とは、前記所定の数の相違を有する、方法。
  5. 前記2つの連続するOFDMシンボルのうちの他のOFDMシンボル上のi番目のアンテナに対するP と、(i+1)番目のアンテナに対するP i+1 とは、それぞれ、前記2つの連続するOFDMシンボル上の同じ副搬送波を占有する、請求項4に記載の方法。
  6. ns=0、1、2、3、4および5に対する第1のアンテナに対するP は、それぞれ、
    A、A+9、A+6、A+15、A+3およびA+12
    として決定され、Aは、基本時間周波数リソースブロックユニットの各々ごとに決定される、請求項4または5に記載の方法。
  7. Aは、18k+1(k=0、1...)であり、kは、副搬送波インデックスである、請求項6に記載の方法。
  8. ns=0、1、2、3、4および5に対する第2のアンテナに対するP は、それぞれ、
    A+9、A、A+15、A+6、A+12およびA+3
    として決定され、Aは、基本時間周波数リソースブロックユニットの各々ごとに決定される、請求項4または5に記載の方法。
  9. Aは、18k+1(k=0、1...)であり、kは、副搬送波インデックスである、請求項8に記載の方法。
  10. 直交周波数分割多重(OFDM)変調システムにおいてパイロットを割り当てるための送信器であって、
    前記送信器は、
    第1のアンテナ、第2のアンテナ、第3のアンテナ、第4のアンテナと、
    前記第1のアンテナから前記第4のアンテナまでに動作可能に接続されたOFDM変調器と、
    前記OFDM変調器に動作可能に接続されたプロセッサと
    を含み、
    前記プロセッサは、
    前記第1のアンテナに対する第1のパイロット(P1)と、前記第2のアンテナに対する第2のパイロット(P2)と、前記第3のアンテナに対する第3のパイロット(P3)と、前記第4のアンテナに対する第4のパイロット(P4)とを基本リソースブロックユニット内の複数のOFDMシンボルの各々に割り当てるように構成されており、
    前記基本リソースブロックユニットは、時間領域における複数の数のOFDMシンボルと、周波数領域における複数の副搬送波とを含み、
    前記プロセッサは、
    前記第1のパイロット(P1)と、前記第2のパイロット(P2)と、前記第3のパイロット(P3)と、前記第4のパイロット(P4)とを、以下の表1のように定義される第1のパターンまたは以下の表2のように定義される第2のパターンとなるように、2つの連続するOFDMシンボルにおいて割り当てるように構成されており、表1は、
    であり、表2は、
    であり、
    前記第1のパターンおよび前記第2のパターンは、周波数領域において互いに交互する、送信器。
  11. 前記プロセッサは、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが、前記周波数領域において、所定の数の副搬送波だけ互いから離隔されるように、前記第1のパイロット(P1)と、前記第2のパイロット(P2)と、前記第3のパイロット(P3)と、前記第4のパイロット(P4)とを割り当てるように構成されている、請求項10に記載の送信器。
  12. 前記プロセッサは、前記2つの連続するOFDMシンボルにおける前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが、次の2つの連続するOFDMシンボルにおいて、3の整数倍の副搬送波だけシフトされるように、前記第1のパイロット(P1)と、前記第2のパイロット(P2)と、前記第3のパイロット(P3)と、前記第4のパイロット(P4)とを割り当てるように構成されている、請求項10または11に記載の送信器。
  13. 直交周波数分割多重(OFDM)変調システムにおいてパイロットを割り当てるための送信器であって、
    前記送信器は、
    複数のアンテナと、
    第1のアンテナから第4のアンテナまでに動作可能に接続されたOFDM変調器と、
    前記OFDM変調器に動作可能に接続されたプロセッサと
    を含み、
    前記プロセッサは、
    基本リソースブロックユニットにおいてOFDMシンボルインデックスns(ns=0、1、2、3、4および5)を有する各OFDMシンボル上で副搬送波インデックスP におけるi番目のアンテナに対してパイロットを割り当てるように構成されており、
    前記基本リソースブロックユニットは、周波数領域において18個の副搬送波を含み、かつ、時間領域において6個のOFDMシンボルを含み、
    偶数番号のnsに対するP と、偶数番号のnsの直後の奇数番号のnsに対するP とは、偶数番号のnsで開始する2つの連続するOFDMシンボル上で所定の数の相違を有し、
    OFDMシンボルnsにおけるP は、OFDMシンボルn+2において、3の所定の倍数の副搬送波だけシフトされ、
    同じOFDMシンボル上のi番目のアンテナに対するP と、(i+1)番目のアンテナに対するP i+1 とは、前記所定の数の相違を有する、送信器。
  14. 前記2つの連続するOFDMシンボルのうちの他のOFDMシンボル上のi番目のアンテナに対するP と、(i+1)番目のアンテナに対するP i+1 とは、それぞれ、前記2つの連続するOFDMシンボル上の同じ副搬送波を占有する、請求項13に記載の送信器。
  15. ns=0、1、2、3、4および5に対する第1のアンテナに対するP は、それぞれ、
    A、A+9、A+6、A+15、A+3およびA+12
    として決定され、Aは、基本時間周波数リソースブロックユニットの各々ごとに決定される、請求項13または14に記載の送信器。
  16. Aは、18k+1(k=0、1...)であり、kは、副搬送波インデックスである、請求項15に記載の送信器。
  17. ns=0、1、2、3、4および5に対する第2のアンテナに対するP は、それぞれ、
    A+9、A、A+15、A+6、A+12およびA+3
    として決定され、Aは、基本時間周波数リソースブロックユニットの各々ごとに決定される、請求項13または14に記載の送信器。
  18. Aは、18k+1(k=0、1...)であり、kは、副搬送波インデックスである、請求項17に記載の送信器。
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