JP2013037583A - 共有端末プログラム、資産管理システム及び資産管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】共有端末等の資産管理において、実際の利用実績を容易に把握することを課題とする。
【解決手段】共有端末は、自己の共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報と、自己の共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する。また、共有端末は、取得した利用実績データを、資産管理装置に対して送信する。一方、資産管理装置は、共有端末によって送信された利用実績データを受信する。また、資産管理装置は、受信した利用実績データを、資産を管理するための記憶部に登録する。
【選択図】図1
【解決手段】共有端末は、自己の共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報と、自己の共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する。また、共有端末は、取得した利用実績データを、資産管理装置に対して送信する。一方、資産管理装置は、共有端末によって送信された利用実績データを受信する。また、資産管理装置は、受信した利用実績データを、資産を管理するための記憶部に登録する。
【選択図】図1
Description
本発明は、共有端末プログラム、資産管理システム及び資産管理方法に関する。
従来、企業等では、企業内の資産の一つとして、社員で共有可能なPC(Personal Computer)等の共有端末が存在することがある。かかる共有端末を社員が利用する場合には、例えば、誰がどの共有端末をいつ利用するかがわかるように、共有端末を利用する社員の名前や部署名、利用する共有端末名、共有端末を利用する予定日時等を事前に申請することが行なわれる。
そして、企業では、このような申請に基づいて、共有端末の利用実績を一元管理している。また、最近では、業務実績を管理する技術として、生産工程における作業内容と作業者の個人情報とから業務実績工数を求め、各作業者の業務実績を管理する技術がある。
しかしながら、従来技術では、共有端末等の資産管理において、実際の利用実績を把握することが困難な場合があるという問題がある。具体的には、共有端末の利用予定を事前に申請する技術は、申請された予定通りに共有端末が利用されないことがあるため、実際の利用実績を把握することが困難な場合がある。また、生産工程における業務実績を管理する技術は、共有端末等の資産管理を行なう場合には適用が困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、共有端末等の資産管理において、実際の利用実績を容易に把握することが可能である共有端末プログラム、資産管理システム及び資産管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る共有端末プログラムは、利用者に使用される共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報と、前記共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する取得ステップと、前記取得ステップによって取得された利用実績データを、資産を管理する資産管理装置に対して送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる。
また、本発明に係る資産管理システムは、利用者に使用される共有端末と、資産を管理する資産管理装置とを有する資産管理システムであって、前記共有端末は、自己の共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報と、前記自己の共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する取得部と、前記取得部によって取得された利用実績データを前記資産管理装置に対して送信する送信部とを有し、前記資産管理装置は、前記共有端末によって送信された利用実績データを受信する受信部と、前記受信部によって受信された利用実績データを、前記資産を管理するための記憶部に登録する登録部とを有する。
また、本発明に係る資産管理方法は、利用者に使用される共有端末と資産を管理する資産管理装置とを有する資産管理システムで実行される資産管理方法であって、前記共有端末において、取得手段が、自己の共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報と、前記自己の共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する工程と、送信手段が、前記取得手段によって取得された利用実績データを前記資産管理装置に対して送信する工程とを含み、前記資産管理装置において、受信手段が、前記共有端末によって送信された利用実績データを受信する工程と、登録手段が、前記受信手段によって受信された利用実績データを、前記資産を管理するための記憶部に登録する工程とを含む。
本発明の一つの様態によれば、共有端末等の資産管理において、実際の利用実績を容易に把握することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る共有端末プログラム、資産管理システム及び資産管理方法の実施例を説明する。なお、以下の実施例により本発明が限定されるものではない。
[システム構成]
図1を用いて、実施例1に係る資産管理システムの構成について説明する。図1は、実施例1に係る資産管理システムの構成例を示す図である。
図1を用いて、実施例1に係る資産管理システムの構成について説明する。図1は、実施例1に係る資産管理システムの構成例を示す図である。
例えば、図1に示すように、実施例1に係る資産管理システムには、複数の共有端末100a〜100n(「n」は、自然数)と、資産管理装置150とが含まれ、複数の共有端末100a〜100nと、資産管理装置150とはインターネット等のネットワークで接続されている。これらのうち、共有端末100a〜100nは、企業内等で社員に共有される資産の一つであり、企業内の各事業所に任意の台数が設置されることがある。かかる共有端末100a〜100nは、例えば、Windows(登録商標)PC等である。また、資産管理装置150は、例えば、企業内等の資産を一元管理するWindows(登録商標)サーバ等である。
上記構成において、共有端末100a〜100nは、自己の共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報であるログオンユーザ名と、自己の共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する。そして、共有端末100a〜100nは、取得した利用実績データを資産管理装置150に対して送信する。
また、資産管理装置150は、共有端末100a〜100nによって送信された利用実績データを受信する。そして、資産管理装置150は、受信した利用実績データを、資産を管理するための記憶装置に登録する。なお、共有端末や資産管理装置による処理の詳細については後述する。
[共有端末及び資産管理装置の機能ブロック]
次に、図2を用いて、実施例1に係る共有端末及び資産管理装置の機能ブロックを説明する。図2は、実施例1に係る共有端末及び資産管理装置の機能ブロックの例を示す図である。
次に、図2を用いて、実施例1に係る共有端末及び資産管理装置の機能ブロックを説明する。図2は、実施例1に係る共有端末及び資産管理装置の機能ブロックの例を示す図である。
例えば、図2に示すように、共有端末100は、記憶部110と、制御部120とを有し、企業内等で社員等のユーザに共有される資産であるPC等の情報処理装置である。なお、共有端末100は、図1に示した共有端末100a〜100nそれぞれの一例である。
記憶部110は、例えば、制御部120による各種処理に要するデータや、制御部120による各種処理結果を記憶する。また、記憶部110は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。
制御部120は、例えば、制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有する。かかる制御部120には、一つの様態として、取得部121と、送信部122と、送信済データ削除部123とが含まれる。また、制御部120は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路、又はCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路である。
取得部121は、例えば、共有端末100においてログオンが実行された場合に、ログオン時に入力されたログオンユーザ名と、共有端末100のコンピュータ名と、ログオンが実行されたときのシステム日時とを含んだ利用実績データを取得する。かかるログオンユーザ名は、一つの様態として、図示しないキーボードやマウス等の入力装置を利用して、ユーザ操作により入力される。
同様に、取得部121は、共有端末100においてログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたログオンユーザ名と、共有端末100のコンピュータ名と、ログオフが実行されたときのシステム日時とを含んだ利用実績データを取得する。また、取得部121は、取得した利用実績データをCSV(Comma Separated Values)等の形式で送信部122に出力する。このような利用実績データの取得及び送信は、ログオン時には、ログオン時に実行されるログオンスクリプト、ログオフ時には、ログオフ時に実行されるログオフスクリプトにより行なわれる。
図3は、CSV形式で出力された利用実績データの例を示す図である。例えば、図3に示すように、取得部121は、ログオンが実行された場合に、ログオンが実行されたことを示す情報「logon」と、コンピュータ名「A022347855」と、ログオンユーザ名「Taro_Suzuki」と、ログオンが実行されたときのシステム日時「2010/09/14 15:03:37」とをCSV形式で出力する。例を挙げると、取得部121は、ログオン時の上記利用実績データについて、「logon,A022347855,Taro_Suzuki,2010/09/14,15:03:37」等のCSV形式で出力する。
同様に、取得部121は、ログオフが実行された場合に、ログオフが実行されたことを示す情報「logoff」と、コンピュータ名「A022347855」と、ログオンユーザ名「Taro_Suzuki」と、ログオフが実行されたときのシステム日時「2010/09/14 15:05:40」とをCSV形式で出力する。例を挙げると、取得部121は、ログオフ時の上記利用実績データについて、「logoff,A022347855,Taro_Suzuki,2010/09/14,15:05:40」等のCSV形式で出力する。なお、図3では、説明の便宜上、ログオン時又はログオフ時の利用実績データごとに改行されている例を図示しているが、利用実績データごとに改行コード等の任意のコードが挿入されていても良い。
送信部122は、例えば、取得部121によって出力されたCSV形式の利用実績データを、資産管理装置150に対して送信する。送信部122による利用実績データの送信においては、一つの様態として、FTP(File Transfer Protocol)等のプロトコルが利用される。また、送信部122は、利用実績データを送信した場合に、利用実績データを送信した旨を送信済データ削除部123に対して通知する。送信済データ削除部123は、例えば、送信部122から利用実績データを送信した旨を通知された場合に、共有端末100によって一時的に保持されている送信済みの利用実績データを削除する。なお、送信済データ削除部123は、利用実績データの削除について、送信部122による通知後の任意のタイミングで削除すれば良い。
また、例えば、図2に示すように、資産管理装置150は、記憶部160と、制御部170とを有し、企業内等における資産を一元管理するサーバ装置等である。記憶部160は、例えば、制御部170による各種処理に要するデータや、制御部170による各種処理結果を記憶するNotesDB(DataBase)等である。また、記憶部160は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。
制御部170は、例えば、制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム及び所要データを格納するための内部メモリを有する。かかる制御部170には、一つの様態として、受信部171と、登録部172と、登録済データ削除部173とが含まれる。また、制御部170は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路、又はCPUやMPU等の電子回路である。
受信部171は、例えば、共有端末100によって送信された利用実績データを受信する。登録部172は、例えば、受信部171によって受信された利用実績データを、資産を管理するための記憶部160に登録する。なお、登録部172は、利用実績データの登録を定期的に実行する。また、登録部172は、利用実績データを登録した場合に、利用実績データを登録した旨を登録済データ削除部173に対して通知する。なお、登録部172は、利用実績データの登録について、記憶部160ではなく、外部の記憶装置に登録しても良い。
図4は、記憶部160に登録される利用実績データの例を示す図である。例えば、図4に示すように、登録部172は、利用実績データに含まれる「コンピュータ名」と、「ログオンユーザ名」と、ログオン又はログオフが実行されたことを示す情報「logon/logoff」と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報「システム日時」とを対応付けて登録する。
例を挙げると、登録部172は、コンピュータ名「A022347855」と、ログオンユーザ名「Taro_Suzuki」と、logon/logoff「logon」と、システム日時「2010/09/14 15:03:37」とを対応付けて登録する。同様に、登録部172は、コンピュータ名「A022347855」と、ログオンユーザ名「Taro_Suzuki」と、logon/logoff「logoff」と、システム日時「2010/09/14 15:05:40」とを対応付けて登録する。
他の例を挙げると、登録部172は、コンピュータ名「A022347863」と、ログオンユーザ名「Hanako_Tanaka」と、logon/logoff「logon」と、システム日時「2010/09/14 16:00:40」とを対応付けて登録する。同様に、登録部172は、コンピュータ名「A022347863」と、ログオンユーザ名「Hanako_Tanaka」と、logon/logoff「logoff」と、システム日時「2010/09/14 16:40:46」とを対応付けて登録する。
登録済データ削除部173は、例えば、登録部172から利用実績データを登録した旨を通知された場合に、資産管理装置150によって一時的に保持されている登録済の利用実績データを削除する。なお、登録済データ削除部173は、利用実績データの削除について、登録部172による通知後の任意のタイミングで削除すれば良い。
[実施例1に係る資産管理処理]
次に、図5を用いて、実施例1に係る資産管理処理の流れを説明する。図5は、実施例1に係る資産管理処理の流れの例を示すフローチャートである。かかる資産管理処理とは、共有端末100及び資産管理装置150による処理を指す。
次に、図5を用いて、実施例1に係る資産管理処理の流れを説明する。図5は、実施例1に係る資産管理処理の流れの例を示すフローチャートである。かかる資産管理処理とは、共有端末100及び資産管理装置150による処理を指す。
例えば、図5に示すように、共有端末100は、ログオン又はログオフが実行された場合に、ログオンスクリプト又はログオフスクリプトを実行して、ログオンユーザ名と、自己の共有端末のコンピュータ名と、ログオン又はログオフが実行されたときのシステム日時とを含んだ利用実績データを取得する(ステップS101)。そして、共有端末100は、取得した利用実績データをCSV等の形式で、FTP等のプロトコルを利用して、資産管理装置150に対して送信する(ステップS102)。また、利用実績データの送信後、共有端末100は、自己の共有端末に一時的に保持されている送信済みの利用実績データを任意のタイミングで削除する(ステップS103)。
一方、資産管理装置150は、共有端末100によって送信された利用実績データを受信する(ステップS104)。そして、資産管理装置150は、受信した利用実績データを、資産を管理するための記憶部160に登録する(ステップS105)。利用実績データの登録後、資産管理装置150は、自己の資産管理装置に一時的に保持されている登録済みの利用実績データを定期的に削除する(ステップS106)。
[利用実績データの活用]
次に、図6A及び図6Bを用いて、利用実績データの活用について説明する。図6Aは、未使用の共有端末を抽出する例を説明する図である。また、図6Bは、共有端末の設置台数を最適化する例を説明する図である。
次に、図6A及び図6Bを用いて、利用実績データの活用について説明する。図6Aは、未使用の共有端末を抽出する例を説明する図である。また、図6Bは、共有端末の設置台数を最適化する例を説明する図である。
例えば、図6Aは、図4に示した利用実績データに基づいて生成された、共有端末の利用実績一覧の画面例を表している。すなわち、「利用日」は、利用実績データに含まれるシステム日時から取得された情報である。また、「事業所」は、利用実績データの送信元である共有端末が設置された事業所であり、コンピュータ名と事業所とが対応付けられたマスタDB等から取得された情報である。
また、「台数」は、事業所「品川」における共有端末の設置台数であり、事業所と共有端末の設置台数とが対応付けられたマスタDB等から取得された情報である。また、「端末名」は、各共有端末に付与されたユニークな名称であり、コンピュータ名と端末名とが対応付けられたマスタDB等から取得された情報である。
また、「コンピュータ名」は、利用実績データに含まれるコンピュータ名から取得された情報である。また、「ログオンユーザ名」は、利用実績データに含まれるログオンユーザ名から取得された情報である。また、「ログオン時刻」は、利用実績データに含まれるシステム日時から取得された情報である。また、「ログオフ時刻」は、利用実績データに含まれるシステム日時から取得された情報である。
すなわち、図6Aに示した利用実績一覧によれば、ユーザ「Taro_Suzuki」は、品川事業所において、コンピュータ名「A022347855」及び端末名「SN1」である共有端末を、15:03:37から15:05:40まで利用したということがわかる。同様に、ユーザ「Taro_Suzuki」は、品川事業所において、コンピュータ名「A022347855」及び端末名「SN1」である共有端末を、15:10:42から15:15:43まで利用したということがわかる。さらに、ユーザ「Hanako_Tanaka」は、品川事業所において、コンピュータ名「A022347863」及び端末名「SN2」である共有端末を、16:00:40から16:40:46まで利用したということがわかる。
このような利用実績一覧の情報をもとにして、資産管理システムの管理者は、共有端末の利用において事前に予約申請された利用申請一覧と比較して、予約されているものの実際に利用されていない共有端末を見つける。そして、資産管理システムの管理者は、予約申請したユーザに連絡したり、共有端末を利用したいユーザに連絡したりして、共有端末の有効利用を促す。
また、例えば、図6Bは、利用実績データに基づいて生成された、事業所ごとの共有端末の単位時間あたりの利用率の画面例を表している。かかる利用率とは、共有端末ごとに単位時間あたりの利用時間を求め、これらの平均値を百分率で表したものである。図6Bの例では、単位時間を1時間としている。
また、図6Bの例では、利用日「2010/09/16」に、本社に設置された4台の共有端末は、9時から10時まで25パーセントの利用率であり、10時から15時まで100パーセントの利用率であることがわかる。また、上記の時間以外においては、共有端末の利用が一切ないことがわかる。図6Bに示す9時から10時までの25パーセントの利用率は、4台の共有端末のうち1台のみが1時間利用された場合や、4台の共有端末全てが15分だけ利用された場合等である。
このような利用率の情報をもとにして、資産管理システムの管理者は、事業所ごとに設置される共有端末の設置台数を最適化する。例えば、図6Bに示した10時から15時までの100パーセントの利用率に加え、他の利用日においても同様に利用率が所定値以上となっていたり、共有端末の利用希望者が他にも複数存在したりする場合には、さらに何台かの共有端末を本社に設置しても良い。
[実施例1による効果]
上述したように、企業内等で共有して利用される共有端末100は、共有端末100においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオンユーザ名と、共有端末100の識別情報と、ログオン時又はログオフ時の時間情報とを含んだ利用実績データを資産管理装置150に対して送信する。一方、資産管理装置150は、共有端末100によって送信された利用実績データを受信し、受信した利用実績データを、資産を管理するための記憶部160に登録する。これらの結果、本発明に係る資産管理システムは、事前に申請される共有端末の利用予定を利用実績データとして管理する従来技術と比較して、実際の利用実績を容易に把握することができる。
上述したように、企業内等で共有して利用される共有端末100は、共有端末100においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオンユーザ名と、共有端末100の識別情報と、ログオン時又はログオフ時の時間情報とを含んだ利用実績データを資産管理装置150に対して送信する。一方、資産管理装置150は、共有端末100によって送信された利用実績データを受信し、受信した利用実績データを、資産を管理するための記憶部160に登録する。これらの結果、本発明に係る資産管理システムは、事前に申請される共有端末の利用予定を利用実績データとして管理する従来技術と比較して、実際の利用実績を容易に把握することができる。
また、本発明に係る資産管理システムは、実際の利用実績を容易に把握することができるため、事業所ごとの共有端末の設置台数が適切であるか否かの判断に寄与することができるとともに、予約申請されているものの実際には利用されていない共有端末の有効利用を促進することができる。また、本発明に係る資産管理システムは、資産管理装置150への送信や記憶部への登録のために、共有端末100又は資産管理装置150に一時的に保持されている利用実績データを、送信後又は登録後に削除するので、各装置におけるメモリの逼迫を抑制することができるとともに、セキュリティ面の向上をはかることができる。
さて、これまで本発明に係る資産管理システムの実施例について説明したが、上述した実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、(1)構成、(2)プログラム、において異なる実施例を説明する。
(1)構成
上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタ等を含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、送信済データ削除部123や登録済データ削除部173による処理は、任意のタイミングで実行されれば良いとともに、必ずしも実行されなくても良い。
上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタ等を含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、送信済データ削除部123や登録済データ削除部173による処理は、任意のタイミングで実行されれば良いとともに、必ずしも実行されなくても良い。
また、例えば、取得部121によって出力される利用実績データのデータ形式は、CSV形式に限定されるものではなく、区切り文字や改行コード等が決められたデータ形式であれば何であっても良い。また、例えば、共有端末100と資産管理装置150との間の通信については、FTPを利用したプロトコルに限定されるものではなく、TFTP(Trivial File Transfer Protocol)やFTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)等のプロトコルを利用しても良い。
また、図示した共有端末100や資産管理装置150の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は、図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負担や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合することができる。例えば、取得部121は、利用実績データを取得する「取得部」と、利用実績データをCSV形式で出力する「出力部」とに分散しても良い。
(2)プログラム
図7は、本発明に係る共有端末プログラムがコンピュータを用いて実現されることを示す図である。例えば、図7に示すように、本発明に係る共有端末100としてのコンピュータ1000は、バス1009で接続された、CPU1001等の制御装置と、ROM1002やRAM1003等の記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)1004、ディスクドライブ1005等の外部記憶装置と、ディスプレイ1006等の表示装置と、キーボード1007やマウス1008等の入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
図7は、本発明に係る共有端末プログラムがコンピュータを用いて実現されることを示す図である。例えば、図7に示すように、本発明に係る共有端末100としてのコンピュータ1000は、バス1009で接続された、CPU1001等の制御装置と、ROM1002やRAM1003等の記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)1004、ディスクドライブ1005等の外部記憶装置と、ディスプレイ1006等の表示装置と、キーボード1007やマウス1008等の入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本発明に係る共有端末100で実行される共有端末プログラムは、一つの様態として、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、本発明に係る共有端末100で実行される共有端末プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本発明に係る共有端末100で実行される共有端末プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。また、本発明に係る共有端末プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成しても良い。
本発明に係る共有端末100で実行される共有端末プログラムは、上述した各部(取得部121、送信部122、送信済データ削除部123)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から共有端末プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、取得部121、送信部122、送信済データ削除部123が主記憶装置上に生成されるようになっている。
つまり、本発明に係る共有端末プログラムは、共有端末100におけるログオンスクリプト又はログオフスクリプトの実行をトリガとしたバッチ処理のみで実現することができるので、資産管理装置150に含まれるNotesDBに対応するNotesクライアント等のソフトウェアを、共有端末100にインストールすることを要しない。
100 共有端末
110 記憶部
120 制御部
121 取得部
122 送信部
123 送信済データ削除部
150 資産管理装置
160 記憶部
170 制御部
171 受信部
172 登録部
173 登録済データ削除部
110 記憶部
120 制御部
121 取得部
122 送信部
123 送信済データ削除部
150 資産管理装置
160 記憶部
170 制御部
171 受信部
172 登録部
173 登録済データ削除部
Claims (5)
- 利用者に使用される共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報と、前記共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された利用実績データを、資産を管理する資産管理装置に対して送信する送信ステップと
をコンピュータに実行させるための共有端末プログラム。 - 前記送信ステップによって利用実績データが送信された後に、前記共有端末に保持された送信済みの利用実績データを削除する送信済データ削除ステップをさらに実行させるための請求項1に記載の共有端末プログラム。
- 利用者に使用される共有端末と、資産を管理する資産管理装置とを有する資産管理システムであって、
前記共有端末は、
自己の共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報と、前記自己の共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する取得部と、
前記取得部によって取得された利用実績データを前記資産管理装置に対して送信する送信部と
を有し、
前記資産管理装置は、
前記共有端末によって送信された利用実績データを受信する受信部と、
前記受信部によって受信された利用実績データを、前記資産を管理するための記憶部に登録する登録部と
を有することを特徴とする資産管理システム。 - 前記資産管理装置は、
前記登録部によって利用実績データが登録された場合に、自己の資産管理装置に保持された登録済みの利用実績データを削除する登録済データ削除部をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の資産管理システム。 - 利用者に使用される共有端末と資産を管理する資産管理装置とを有する資産管理システムで実行される資産管理方法であって、
前記共有端末において、
取得手段が、自己の共有端末においてログオン又はログオフが実行された場合に、ログオン時に入力されたユーザ情報と、前記自己の共有端末を識別するための共有端末識別情報と、ログオン又はログオフが実行されたときの時間情報とを含んだ利用実績データを取得する工程と、
送信手段が、前記取得手段によって取得された利用実績データを前記資産管理装置に対して送信する工程と
を含み、
前記資産管理装置において、
受信手段が、前記共有端末によって送信された利用実績データを受信する工程と、
登録手段が、前記受信手段によって受信された利用実績データを、前記資産を管理するための記憶部に登録する工程と
を含むことを特徴とする資産管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011174298A JP2013037583A (ja) | 2011-08-09 | 2011-08-09 | 共有端末プログラム、資産管理システム及び資産管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011174298A JP2013037583A (ja) | 2011-08-09 | 2011-08-09 | 共有端末プログラム、資産管理システム及び資産管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013037583A true JP2013037583A (ja) | 2013-02-21 |
Family
ID=47887136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011174298A Withdrawn JP2013037583A (ja) | 2011-08-09 | 2011-08-09 | 共有端末プログラム、資産管理システム及び資産管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013037583A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014229270A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社リコー | 画像処理装置の管理システム、画像処理装置の管理装置及び管理方法 |
JP2015073440A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | ヤンマー株式会社 | 作業状態管理システム |
JP2017021500A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 日本瓦斯株式会社 | ガス設備作業受付システム |
-
2011
- 2011-08-09 JP JP2011174298A patent/JP2013037583A/ja not_active Withdrawn
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