JP2013037238A - Electronic music device and program for realizing control method thereof - Google Patents
Electronic music device and program for realizing control method thereof Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013037238A JP2013037238A JP2011174183A JP2011174183A JP2013037238A JP 2013037238 A JP2013037238 A JP 2013037238A JP 2011174183 A JP2011174183 A JP 2011174183A JP 2011174183 A JP2011174183 A JP 2011174183A JP 2013037238 A JP2013037238 A JP 2013037238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- note
- input
- user
- display
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
Description
本発明は、多点認識機能を備えたタッチパネルディスプレイを備え、該タッチパネルディスプレイを用いて楽譜入力を行うことができる電子音楽装置およびその制御方法を実現するためのプログラムに関する。 The present invention relates to an electronic music apparatus that includes a touch panel display having a multipoint recognition function, and that can input a score using the touch panel display, and a program for realizing a control method thereof.
楽曲制作用のDAW(digital audio workstation)や楽譜作成用のソフトウェアをPC(パーソナルコンピュータ)にインストールし、PC上での楽曲制作あるいは楽譜作成は、一般的に行なわれている。これらのソフトウェアでは、ユーザは、ピアノロール入力により、音符(ノート)の音高や音符長を視覚的に確認しながら入力することができる(たとえば、特許文献1および2参照)。
A DAW (digital audio workstation) for music production and software for music score creation are installed in a PC (personal computer), and music production or music score creation on the PC is generally performed. With these software, the user can input the pitch of a note (note) and the length of the note while visually confirming by piano roll input (see, for example,
このようなPC上での楽曲制作や楽譜作成においては、(i )外出先で手軽に音符などを打ち込むことができない、(ii)マウスやキーボードを使って1つずつ音符を入力するのは煩雑、(iii )MIDI(musical instrument digital interface)キーボードをPCに接続してMIDIデータを入力するのは、機材が大掛かりになる上、マウスとMIDIキーボードの使い分けが面倒、などの問題があった。 In music production and score creation on such a PC, (i) it is not possible to easily enter notes on the go, and (ii) it is complicated to input notes one by one using a mouse or keyboard. (Iii) Connecting a MIDI (musical instrument digital interface) keyboard to a PC to input MIDI data has problems such as a large amount of equipment and troublesome use of a mouse and a MIDI keyboard.
これらの問題に対処するため、タッチパネルディスプレイを備えた携帯端末を使用して楽曲制作あるいは楽譜作成を行なう技術もある。携帯端末であれば、(i )持ち運びでき、(ii)タッチパネルで直感的に操作でき、(iii )入力用の装置(マウスやキーボードなど)も不要であるので、PC上での楽曲制作や楽譜作成における上記問題は解消される。 In order to deal with these problems, there is also a technique for producing a music piece or creating a score using a portable terminal having a touch panel display. If it is a portable terminal, (i) it can be carried, (ii) it can be operated intuitively with a touch panel, and (iii) no input device (mouse, keyboard, etc.) is required. The above problem in creation is solved.
しかし、上記従来の技術では、PC上で行なっていた操作などをそのままタッチパネル上での操作などに置き換えただけであるので、操作の煩雑さは完全には解消されない。たとえば、多数のボタン(8分音符や4分音符などが割り当てられたボタン)が配置されている音符長設定パレットからいずれか1つのボタンを選んだり、ピアノロール上で音符を入力したい位置を正確に指定したりなど、従来マウスを用いて行なっていた細かい作業をタッチ操作で行うのは大変である。 However, in the above conventional technique, since the operation performed on the PC is simply replaced with the operation on the touch panel as it is, the complexity of the operation is not completely eliminated. For example, select one of the buttons from the note length setting palette where a large number of buttons (buttons assigned to eighth notes, quarter notes, etc.) are arranged, or specify the exact position where you want to input the notes on the piano roll. For example, it is difficult to perform detailed operations that have been conventionally performed using a mouse by touch operation.
本発明は、この点に着目してなされたものであり、大まかなタッチ操作で簡単に楽譜入力を行うことが可能となる電子音楽装置およびその制御方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。 The present invention has been made paying attention to this point, and provides a program for realizing an electronic music apparatus and a control method thereof capable of easily inputting a score with a rough touch operation. Objective.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の電子音楽装置は、多点認識機能を備えたタッチパネルディスプレイと、前記タッチパネルディスプレイに、入力ノートの音高を指定するための第1の指定部と、入力ノートの発音タイミングを指定するための第2の指定部とを含むノート入力用画面を表示する表示手段と、ユーザが前記第1の指定部をタッチしたときに、そのタッチ位置の音高を判定する第1の判定手段と、ユーザが前記第2の指定部をタッチしたときに、そのタッチ位置に基づいて、入力ノートの時間方向の入力位置を判定する第2の判定手段と、ユーザの前記第1の指定部へのタッチによって入力ノートの音高が指定された状態で、前記第2の指定部がタッチされると、前記第1の判定手段によって判定された音高のノートを、前記第2の判定手段によって判定された入力位置に入力する入力手段とを有することを特徴とする。
In order to achieve the above object, an electronic music device according to
請求項2に記載の電子音楽装置は、請求項1の電子音楽装置において、ユーザの前記第1の指定部へのタッチによって入力ノートの音高が指定された状態で、ユーザが前記第2の指定部をタッチし、さらにそのタッチ状態を保持しながら前記第2の指定部上の異なる位置まで移動させたときには、移動前の位置から移動後の位置までの間隔に応じた音符長を、前記入力手段によって入力されるノートの音符長として設定する設定手段をさらに有することを特徴とする。
The electronic music device according to
請求項3に記載の電子音楽装置は、請求項2の電子音楽装置において、前記第2の指定部上、前記移動前の位置から前記移動後の位置までの領域の表示態様を変更する変更手段をさらに有することを特徴とする。
The electronic music apparatus according to
上記目的を達成するため、請求項4に記載のプログラムは、請求項1と同様の技術的思想によって実現できる。
In order to achieve the above object, the program according to
請求項1または4に記載の発明によれば、タッチパネルディスプレイ上に、入力ノートの音高を指定するための第1の指定部と、入力ノートの発音タイミングを指定するための第2の指定部とを含むノート入力用画面が表示され、ユーザが前記第1の指定部をタッチしたときに、そのタッチ位置の音高が判定され、ユーザが前記第2の指定部をタッチしたときに、そのタッチ位置に基づいて、入力ノートの時間方向の入力位置が判定され、ユーザの前記第1の指定部へのタッチによって入力ノートの音高が指定された状態で、前記第2の指定部がタッチされると、前記判定された音高のノートが前記判定された入力位置に入力されるので、大まかなタッチ操作で簡単に楽譜入力を行うことが可能となる。 According to the first or fourth aspect of the invention, the first designation unit for designating the pitch of the input note and the second designation unit for designating the sounding timing of the input note on the touch panel display. When the user touches the first designated portion, the pitch of the touch position is determined, and when the user touches the second designated portion, The input position in the time direction of the input note is determined based on the touch position, and the second designation unit is touched in a state where the pitch of the input note is designated by the user touching the first designation unit. Then, since the note having the determined pitch is input to the determined input position, it is possible to easily input a score by a rough touch operation.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子音楽装置の概略構成を示すブロック図である。 FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of an electronic music apparatus according to an embodiment of the present invention.
同図に示すように、本実施の形態の電子音楽装置は、各種情報を入力するための複数のスイッチを含む設定操作子1と、楽譜作成用のGUI(graphical user interface)を含む各種UI(user interface)を表示するとともに、ユーザが表示された各種UIを、たとえば指で触れることで各種情報を入力するタッチパネルディスプレイ(以下、「タッチパネル」と略して言う)2と、設定操作子1の操作状態を検出する検出回路3と、ユーザによるタッチパネル2上の操作位置や操作圧力などの押圧操作を検出する検出回路4と、上記各種UIをタッチパネル2上に表示させる表示回路5と、装置全体の制御を司るCPU6と、該CPU6が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM7と、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM8と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種データ等を記憶する記憶装置9と、外部機器100を接続し、この外部機器100とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)10と、前記GUIを用いて作成された楽譜を再生して得られた演奏情報等を楽音信号に変換するとともに、その楽音信号に各種効果を付与するための音源・効果回路11と、該音源・効果回路11からの楽音信号を音響に変換する、たとえば、DAC(digital-to-analog converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム12とにより構成されている。
As shown in the figure, the electronic music apparatus of the present embodiment includes a
上記構成要素3〜11は、バス13を介して相互に接続され、通信I/F10には外部機器100が接続され、音源・効果回路11にはサウンドシステム12が接続されている。
The
タッチパネル2は、複数の位置に対するユーザの同時の押圧操作を認識する多点認識機能を備えたパネルである。本実施の形態の電子音楽装置は、掌に載せて片手で操作可能な小型の携帯端末(具体的には、汎用のスレートPC(slate PC)やスマートフォン(smartphone)など)を想定しているので、タッチパネル2も小型のものを採用している。
The
記憶装置9は、たとえば、フレキシブルディスク(FD)、ハードディスク(HD)、CD−ROM、DVD(digital versatile disc)、光磁気ディスク(MO)および半導体メモリなどの記憶媒体とその駆動装置である。記憶媒体は、駆動装置から着脱可能であってもよいし、記憶装置9自体が、本実施の形態の電子音楽装置から着脱可能であってもよい。あるいは、記憶媒体も記憶装置9も着脱不可能であってもよい。なお、記憶装置9(の記憶媒体)には、前述のように、CPU6が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM7に制御プログラムが記憶されていない場合には、この記憶装置9に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM8に読み込むことにより、ROM7に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU6にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
The
通信I/F10には、図示例では、外部機器100が接続されているが、これに限られず、たとえばLAN(local area network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワークを介して、サーバコンピュータが接続されるようにしてもよい。この場合、記憶装置9に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていなければ、通信I/F10は、サーバコンピュータからプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなる電子音楽装置は、通信I/F10および通信ネットワークを介してサーバコンピュータへとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータは、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワークを介して電子音楽装置へと配信し、電子音楽装置が通信I/F10を介して、これらプログラムやパラメータを受信して記憶装置9に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
In the illustrated example, the
通信I/F10としては、たとえば、MIDI信号などの音楽信号を専用に送受信する音楽専用有線I/F、USB(universal serial bus)やIEEE1394などの汎用近距離有線I/F、Ethernet(登録商標)などの汎用ネットワークI/F、無線LAN(local area network)やBluetooth(登録商標)などの汎用近距離無線I/F、デジタル電話回線網用の通信I/Fを挙げることができる。本実施の形態では、通信I/F10として、デジタル電話回線網用および/または無線LAN用の通信I/Fを採用している。
As the communication I /
図2は、動作モードとして楽譜作成モードが選択された場合に、タッチパネル2上に表示された楽譜入力画面の一例を示す図である。本実施の形態の電子音楽装置は、楽譜入力画面として、五線譜と鍵盤を表示し、これを用いて楽譜を入力する画面(以下、「五線譜表示画面」という)2a(図2(a))と、ピアノロールを表示し、これを用いて楽譜を入力する画面(以下、「ピアノロール表示画面」という)2b(図2(c))の2種類の画面を備え、ユーザの選択操作に応じて、いずれかを選択できるようにしている。
FIG. 2 is a diagram showing an example of a score input screen displayed on the
図2(a)に示すように、五線譜表示画面2aには、2本の五線譜2a1と1つの鍵盤2a2が表示され、各五線譜2a1の上にはルーラ(ruler)2a3が表示されている。ルーラ2a3は、入力音符の音符長の最小単位を示すものであり、図示例では、ルーラ2a3の1目盛りは4分音符長に相当するので、4分音符長を最小単位とする音符を入力することができる。なお、ルーラ2a3の1目盛りの長さ、つまり、音符長の最小単位は、ユーザが自由に変更することができるようになっている。図2(b)は、その変更方法の一例を示す図である。同図(b)に示すように、ユーザがルーラ2a3上の任意の位置を長押しすると、選択可能な音符長の記載されたメニュー2a5がポップアップ表示されるので、そのメニュー2a5の中から変更したい音符長を選択する。これと同様にして、五線譜2a1の音部記号も、選択可能な音部記号の記載されたメニュー2a6を表示させ、そのメニュー2a6の中から変更したい音部記号を選択することで、他の音部記号に変更することができる。なお本実施の形態では、音符長の最小単位の変更も音部記号の変更も、変更対象の近傍を長押しすることによってメニューを表示させ、その中から変更したいものを選択することで行うようにしたが、これに限らず、後述するボタン2a4のいずれかを押すことによってメニューを表示させ、その中から変更したいものを選択することで行うようにしてもよい。
As shown in FIG. 2 (a), two staff notation 2a1 and one keyboard 2a2 are displayed on the staff
図2(a)に戻り、タッチパネル2は、前述のように小型のものを用いているために、タッチパネル2上に、何オクターブもの鍵盤を持つ一般的な鍵盤楽器(たとえばピアノは88鍵)の全体像(鍵盤全体)を表示させることができない(あるいは、表示できたとしても、各鍵が小さ過ぎて操作上問題が生じる)ので、鍵盤2a2は、鍵盤全体の一部(図示例では、2オクターブ程度の鍵盤であるが、各鍵が指でタッチ操作できる程度の大きさのものであれば、これに限らず、1オクターブ程度の鍵盤でも、3オクターブ程度の鍵盤でもよい)を表示したものである。このように一部の鍵盤しか表示できないので、表示されていない部分を表示させたいことがある。その場合には、ユーザは鍵盤2a2上を左/右にスワイプ(swipe)操作(タッチパネル2に触れた状態で指を滑らせる操作)することで、鍵盤2a2が左/右にスクロールして表示鍵域が変わるようになっている。もちろん、表示鍵域の変更方法はこれに限らず、鍵盤2a2の近傍にスクロールバーを表示させ、このスクロールバー上でスワイプ操作あるいはドラッグ操作することで、表示鍵域を変更するようにしてもよい。また、ユーザは鍵盤2a2上でピンチ(pinch)操作(タッチパネル2に触れた状態で2本の指を開いたり閉じたりする操作)することで、鍵盤2a2を拡大/縮小して表示することもできるようになっている。
Returning to FIG. 2A, since the
五線譜表示画面2aには、この他に、複数(図示例では、8個)のボタン2a4も表示されている。本実施の形態では、ユーザはこれらのボタン2a4を押すことにより、次のような処理を行うことができる。すなわち、
(O1)保存されている楽譜データの読み出しや、現在表示中の楽譜データの保存
(O2)基本情報(拍子や調、テンポなど)の設定
(O3)入力音符の音符長の最小単位の設定
(O4)休符や音楽記号、臨時記号の入力
(O5)入力した音符データの削除や入力取り消し(Undo)
(O6)五線譜表示画面とピアノロール表示画面の切り替え
(O7)動作モードの変更
(O8)その他の設定
などの処理を行うことができる。ここで、動作モードとしては、上記「楽譜作成モード」の他に、たとえば、鍵盤2a2を非表示にして単なる楽譜として使用する「閲覧モード」などが備えられている。なお、どのボタン2a4をどう操作すれば、上記処理のいずれを実行できるかについては、本発明の特徴ではないので、その説明を省略する。
In addition to this, a plurality of (eight in the illustrated example) buttons 2a4 are also displayed on the staff
(O1) Reading saved musical score data and saving musical score data being displayed (O2) Setting basic information (time signature, key, tempo, etc.) (O3) Setting the minimum unit of note length of input notes ( O4) Input of rests, music symbols, and temporary symbols (O5) Deletion and cancellation of input note data (Undo)
(O6) Switching between the staff score display screen and the piano roll display screen (O7) Changing the operation mode (O8) Other settings can be performed. Here, as the operation mode, in addition to the above “score creation mode”, for example, a “viewing mode” in which the keyboard 2a2 is hidden and used as a mere score is provided. Since which button 2a4 is operated and which of the above processes can be executed is not a feature of the present invention, description thereof is omitted.
タッチパネル2上に五線譜表示画面2aが表示されている状態で、ピアノロール表示画面への切り替えが指示されると、図2(c)に示すように、タッチパネル2上にはピアノロール表示画面2bが表示される。ただし、同図(c)のピアノロール表示画面2bは全表示画面の一部であり、実際にはこの他に、五線譜表示画面2a内のボタン2a4に相当するものも表示されている。
When switching to the piano roll display screen is instructed while the stave
ピアノロール表示画面2bは、鍵盤部2b1とノート表示部2b2とによって構成されている。鍵盤部2b1は、前記鍵盤2a2と同様に、鍵盤全体の一部が表示されているので、ユーザは鍵盤部2b1上を上/下にスワイプ操作することで、鍵盤部2b1が上/下にスクロールして表示鍵域が変わるようになっている。また、ユーザは鍵盤部2b1上でピンチ操作すると、鍵盤部2b1を拡大/縮小して表示することができる。この鍵盤部2b1のスクロールおよび拡大/縮小に連動して、ノート表示部2b2もスクロールおよび拡大/縮小される。さらにノート表示部2b2は、その上をユーザが左/右にスワイプ操作することで、左/右にスクロールして表示領域が変わるようにもなっている。
The piano
ノート表示部2b2は、音高を示す縦軸と時間経過を示す横軸からなる平面によって構成され、その平面内に複数のグリッド(grid)が形成されている。そして、各グリッドにノート(「音符」のことであるが、前記五線譜2a1に記載されるような「音符」形状ではなく、「楕円」形状で表示される(後述する図4(b)〜(d)参照)ので、「ノート」ということにする)を書き込むことで、楽譜(ピアノロール)を作成する。なお、各グリッドの横辺の長さが、入力ノートの音符長の最小単位を示している。この音符長の最小単位も、前記ルーラ2a3の1目盛りの長さと同様に、ユーザが自由に変更することができる。本実施の形態では、ユーザがノート表示部2b2上の任意の位置を長押しすると、前記メニュー2a5と同様のメニュー(図示せず)がポップアップ表示され、そのメニューの中から変更したい音符長を選択することで、音符長の最小単位を変更できるようにしている。もちろん、変更方法はこれに限らず、ボタン2a4を押すことで、変更できるようにしてもよい。 The notebook display unit 2b2 is composed of a plane composed of a vertical axis indicating the pitch and a horizontal axis indicating the passage of time, and a plurality of grids are formed in the plane. Each grid displays notes ("notes", but not "notes" as described in the notation 2a1 but in an "ellipse" shape (see FIGS. 4B to 4B described later). d) (referred to as “notes”), a score (piano roll) is created. Note that the length of the horizontal side of each grid indicates the minimum unit of the note length of the input note. The minimum unit of the note length can be freely changed by the user in the same way as the length of one scale of the ruler 2a3. In the present embodiment, when the user presses and holds an arbitrary position on the note display unit 2b2, a menu (not shown) similar to the menu 2a5 pops up, and the note length to be changed is selected from the menu. By doing so, the minimum unit of note length can be changed. Of course, the changing method is not limited to this, and it may be changed by pressing the button 2a4.
以上のように構成された電子音楽装置が実行する制御処理を、まず図3〜図5を参照してその概要を説明し、次に図6〜図11を参照して詳細に説明する。 A control process executed by the electronic music apparatus configured as described above will be described first with reference to FIGS. 3 to 5 and then in detail with reference to FIGS.
本実施の形態の電子音楽装置は、
(A)五線譜表示画面2aにおける楽譜入力処理
(B)ピアノロール表示画面2bにおける楽譜(ノート)入力処理
(C)五線譜表示画面2aおよびピアノロール表示画面2b内の各表示部品の回転処理
に特徴がある。
The electronic music apparatus of this embodiment is
(A) Music score input process on the staff
図3は、上記(A)の楽譜入力処理を説明するための図であり、同図(a)は、楽譜の入力位置を指定したときの様子を示し、同図(b)は、入力音符の音高を指定したときの様子を示し、同図(c)は、入力音符の音符長を指定したときの様子を示している。 FIG. 3 is a diagram for explaining the score input process of (A), wherein FIG. 3 (a) shows a state when an input position of a score is designated, and FIG. 3 (b) is an input note. (C) shows the state when the note length of the input note is specified.
図3(a)のように、ユーザが五線譜2a1上の、たとえば1小節目の1拍目、A4(ラ)辺りをタッチすると、そのタッチ位置に最も近い(最寄りの)グリッドが判定される。ここで、グリッドとは、ルーラ2a3に刻まれた目盛りと目盛りの間の領域を示している。タッチ位置から最寄りのグリッドをどう判定するかについては、図8のステップS42の処理で後述する。そして、判定された最寄りのグリッドの先頭に位置する目盛りの上にカーソルCが表示され、この位置に音符が入力できることをユーザに知らせる。このとき、タッチ位置の音高が鍵盤2a2の中央あるいは中央付近に来るように、鍵盤2a2の表示鍵域が左/右に自動的にスクロールする。ここで、「タッチ位置の音高が中央付近に来る」とは、表示鍵域のスクロールを、たとえば1オクターブ単位あるいは半オクターブ単位で行うようにした場合には、タッチ位置の音高を表示鍵域の中央に厳密に位置させることはできないので、その場合には、中央付近に位置させるという意味である。もちろん、タッチ位置の音高を表示鍵域の中央に厳密に位置させることができる場合であっても、ユーザの操作上の都合などによって、当該音高を表示鍵域の中央に厳密に位置させない方がよいときには、「タッチ位置の音高が中央付近に来る」ようにしてもよい。
As shown in FIG. 3A, when the user touches, for example, the first beat of
次に図3(b)のように、ユーザが指で、入力したい音高(図示例では、A4(ラ),C5(ド),E5(ミ))に対応する、鍵盤2a2の鍵を押さえると、当該鍵の色が変わり(図示例では、色の変化を斜線で表現している)、その指を離すと、破線で描かれたカーソルCの位置に対応する、五線譜2a1上の位置に、当該指定された音高の音符が入力される。ただし、入力音符の音符長は、ルーラ2a3の1目盛り(グリッドの横辺)に相当する長さ、図示例では4分音符長である。音符が入力されると、カーソルCは自動的に1目盛り分進む。 Next, as shown in FIG. 3B, the user presses the key of the keyboard 2a2 corresponding to the pitch to be input (in the illustrated example, A4 (La), C5 (Do), E5 (Mi)) with a finger. The color of the key changes (in the example shown, the color change is represented by diagonal lines), and when the finger is released, the key changes to a position on the staff 2a1 corresponding to the position of the cursor C drawn by a broken line. , The note of the specified pitch is input. However, the note length of the input note is a length corresponding to one scale (the horizontal side of the grid) of the ruler 2a3, which is a quarter note length in the illustrated example. When a note is input, the cursor C automatically advances by one scale.
同じ最小単位の音符長の音符を続けて入力する場合には、上述のように、カーソルCが次の入力位置に自動的に進むので、ユーザは鍵盤2a2の鍵を押さえて離す操作だけすればよい。たとえば、図3(b)で入力した音符と同じ音高かつ同じ音符長の音符を2つ続けて入力したい場合には、A4(ラ),C5(ド),E5(ミ)に対応する、鍵盤2a2の鍵を押さえてから離す操作を2回続けて行う。この結果、図3(c)の五線譜2a1中、第1小節の第1拍から第3拍に同じ音高の4分音符が3つ続けて入力される。なお図3(c)には、同じ音高の音符を続けて入力している例が描かれているが、これは便宜上に過ぎず、鍵を押さえて離す操作をする度に、異なった音高の鍵を操作すれば、異なった音高の音符が同じ最小単位の音符長で入力される。 When the same minimum note length is continuously input, the cursor C automatically advances to the next input position as described above, so that the user only has to press and release the key on the keyboard 2a2. Good. For example, when two notes having the same pitch and the same note length as those entered in FIG. 3 (b) are to be input in succession, these correspond to A4 (La), C5 (Do), and E5 (Mi). The operation of pressing and releasing the key of the keyboard 2a2 is performed twice in succession. As a result, in the staff 2a1 in FIG. 3C, three quarter notes having the same pitch are input in succession from the first beat to the third beat of the first measure. FIG. 3 (c) shows an example in which notes of the same pitch are continuously input, but this is only for convenience, and each time a key is pressed and released, a different sound is played. By operating the high key, notes with different pitches are input with the same minimum unit note length.
一方、最小単位の音符長とは異なる音符長の音符を入力したい場合には、ユーザは、図3(c)のように鍵盤2a2の鍵を押さえたまま、五線譜2a1上、入力したい音符長を指示する。音符長の指示は、具体的には、五線譜2a1上、現在のカーソルCの位置に対応する位置(図示例では、第1小節の第4拍)から入力したい音符長分離れた位置(図示例では、第2小節の第2拍の近傍)をタッチすることによって行う。音符長が指示されると、その音符長がどれくらいかをユーザに知らせるために、その音符長に対応する長さの短冊状表示2a7がルーラ2a3上に現れる。そして、ユーザが鍵盤2a2から押さえた鍵の指を離すと、指定された音高の音符が指示された音符長で入力される。図3(c)の例では、ユーザは、第1小節の第4拍にカーソルCが位置した状態で、A4(ラ),C5(ド),E5(ミ)に対応する、鍵盤2a2の鍵を押さえ、それを維持したまま、五線譜2a1上、第2小節の第2拍の近傍をタッチ(あるいは、五線譜2a1上、第1小節の第4拍の近傍から第2小節の第2拍の近傍までドラッグさせてもよい)すると、ルーラ2a3上に、当該指示された音符長を示す短冊状表示2a7が現れる。その後、ユーザが鍵盤2a2から指を離すと、指定された音高の2分音符が入力される。ただし図示例では、入力される音符は小節を跨ぐので、タイで表示される。音符が入力されると、カーソルCは自動的に、次の入力位置(第2小節の第2拍目の先頭)まで進む。なお図3(c)では、音符長の指定をルーラ2a3の近傍で行っているように描かれているが、これは便宜上そのように描かれているに過ぎず、実際には五線譜2a1上で行っている。もちろん、ルーラ2a3の近傍で音符長の指定ができるようにしてもよい。 On the other hand, when the user wants to input a note having a note length different from the note length of the minimum unit, the user holds the note length to be input on the staff 2a1 while holding the key of the keyboard 2a2 as shown in FIG. Instruct. Specifically, the instruction of the note length is a position (example shown) separated from the note length to be input from the position corresponding to the current position of the cursor C (fourth beat of the first measure in the example shown) on the staff 2a1. Then, it touches the vicinity of the second beat of the second measure). When the note length is specified, a strip-shaped display 2a7 having a length corresponding to the note length appears on the ruler 2a3 in order to inform the user of the note length. Then, when the user releases the finger of the key pressed from the keyboard 2a2, the note having the designated pitch is input with the designated note length. In the example of FIG. 3 (c), the user presses the key on the keyboard 2a2 corresponding to A4 (La), C5 (Do), and E5 (Mi) with the cursor C positioned at the fourth beat of the first measure. While holding and touching, touch the second beat of the second measure on the staff 2a1 (or the second beat of the second measure from the fourth beat of the first measure on the staff 2a1 Then, a strip-shaped display 2a7 indicating the instructed note length appears on the ruler 2a3. Thereafter, when the user lifts his / her finger from the keyboard 2a2, a half note having a designated pitch is input. However, in the example shown in the figure, the input note straddles a measure and is displayed in tie. When a note is input, the cursor C automatically advances to the next input position (the beginning of the second beat of the second measure). In FIG. 3 (c), the note length is shown as being specified in the vicinity of the ruler 2a3. However, this is only shown as such for the sake of convenience. Is going. Of course, the note length may be specified in the vicinity of the ruler 2a3.
このように(A)の楽譜入力処理によれば、同じ最小単位の音符長の音符を続けて入力するには、鍵盤2a2の鍵に対するタッチおよびリリースを繰り返すだけでよいので、入力操作を簡単化することができる。また、入力音符の音高は、同時に複数指定することができるので、和音を入力する際の入力操作を特に簡略化することができる。さらに、最小単位より長い音符長の音符を入力する場合でも、その音符長に相当する位置を五線譜2a1上でタッチするだけでよいので、音符長の異なる音符を入力する場合でも、入力操作は複雑化しない。 As described above, according to the score input process of (A), in order to continuously input notes of the same minimum note length, it is only necessary to repeatedly touch and release the keys of the keyboard 2a2, thereby simplifying the input operation. can do. In addition, since a plurality of pitches of input notes can be specified at the same time, the input operation when inputting chords can be particularly simplified. Furthermore, even when a note having a note length longer than the minimum unit is input, it is only necessary to touch the position corresponding to the note length on the staff 2a1, so that even if a note having a different note length is input, the input operation is complicated. Do not turn.
図4は、前記(B)の楽譜入力処理を説明するための図であり、同図(a)は、入力ノートの音高を指定したときの様子を示し、同図(b)は、ノートの入力位置を指定したときの様子を示し、同図(c)は、同じ音高かつ同じ音符長のノートを続けて入力したときの様子を示し、同図(d)は、最小単位の音符長より長い音符長のノートを入力したときの様子を示している。 FIG. 4 is a diagram for explaining the score input process of (B), where FIG. 4 (a) shows the state when the pitch of the input note is specified, and FIG. 4 (b) shows the note. (C) shows a state when notes having the same pitch and the same note length are continuously input, and (d) shows a note of the smallest unit. This shows how a note with a note length longer than the length is input.
図4(a)のように、ユーザが指で、鍵盤部2b1上の、たとえばC4(ド),E4(ミ),G4(ソ)に相当する鍵をタッチすると、タッチされた鍵の色が変わって(図示例では、色の変化を斜線で表現している)、選択状態であることをユーザに知らせる。なお、ユーザがその指を離すと、鍵の選択状態は解除され、鍵の色も元の色に戻る。 As shown in FIG. 4A, when the user touches a key corresponding to, for example, C4 (do), E4 (mi), or G4 (so) on the keyboard unit 2b1, the color of the touched key is changed. Instead (in the illustrated example, the color change is represented by diagonal lines), the user is informed of the selection state. When the user lifts the finger, the selected state of the key is released and the key color returns to the original color.
次にユーザが、鍵盤部2b1の鍵を選択した状態で、ノート表示部2b2上のいずれかの位置をタッチすると、そのタッチ位置に最も近い(最寄りの)グリッド列が判定される。ここで、グリッド列とは、グリッドの縦方向の1列を意味し、図4では、列R1〜R6のいずれか1列である。そして、ユーザがノート表示部2b2上からタッチした指を離すと、図4(b)に示すように、判定されたグリッド列に属するグリッドのうち、選択された音高に対応するグリッドにノートが入力される。ノートの入力は、当該グリッドに内接される楕円によって表現される。ここで、ノート表示部2b2上のタッチ位置は、鍵盤部2b1上で選択された鍵に対応するグリッド内の位置に限らず、当該グリッドと同じグリッド列内であればどの位置であってもよい。図示例では、ユーザは、ノート表示部2b2のグリッド列R3に属するグリッドのうち、鍵盤部2b1の鍵“D#4”に対応するグリッド内をタッチしているが、ノートは、鍵“G4”,“E4”および“C4”にそれぞれ対応する各グリッド内に入力される。なお図示例では、楕円は黒色で表されているが、色は黒色に限らず、どのような色を採用してもよいし、単色の塗り潰しではなく、網掛けや模様であってもよい。
Next, when the user touches any position on the note display section 2b2 in a state where the key of the keyboard section 2b1 is selected, the grid row closest to the touch position is determined. Here, the grid row means one row in the vertical direction of the grid, and in FIG. 4 is any one of the rows R1 to R6. Then, when the user releases the touched finger from the note display unit 2b2, as shown in FIG. 4 (b), the note is placed on the grid corresponding to the selected pitch among the grids belonging to the determined grid row. Entered. The note input is represented by an ellipse inscribed in the grid. Here, the touch position on the note display unit 2b2 is not limited to the position in the grid corresponding to the key selected on the keyboard unit 2b1, and may be any position as long as it is in the same grid row as the grid. . In the illustrated example, the user touches the grid corresponding to the key “
従来の電子音楽装置が、上記ノート表示部2b2と同様のノート表示部を備えているものとし、この従来の電子音楽装置を用いて、上述のようにC4(ド),E4(ミ),G4(ソ)の音高のノートを入力する場合には、ノート表示部上の、各音高にそれぞれ対応したグリッドを1つずつ、つまり3回タッチする必要がある。しかし、本実施の形態の電子音楽装置によれば、上述のようにノート表示部2b2へのタッチは1回で済むので、特に和音を入力する際の入力操作を簡単化することができる。さらに、ノート表示部2b2上のタッチ位置は、入力ノートの音高に対応するグリッドが属するグリッド列内であれば、どこでもよいので、ユーザは正確なタッチ操作が不要となる。 It is assumed that a conventional electronic music device includes a note display unit similar to the note display unit 2b2, and using this conventional electronic music device, C4 (do), E4 (mi), G4 as described above. When inputting a note having a pitch of (G), it is necessary to touch the grid corresponding to each pitch on the note display section one by one, that is, three times. However, according to the electronic music apparatus of the present embodiment, as described above, the touch on the note display unit 2b2 only needs to be performed once, so that it is possible to simplify the input operation particularly when inputting chords. Furthermore, since the touch position on the note display unit 2b2 may be anywhere in the grid row to which the grid corresponding to the pitch of the input note belongs, the user does not need an accurate touch operation.
同じ最小単位の音符長かつ同じ音高のノートを続けて入力する場合には、図4(c)に示すように、鍵盤部2b1上の鍵の選択状態を維持したまま、ノート表示部2b2上のタッチ位置を変動させる。図示例では、ユーザは、グリッド列R3に続いて、グリッド列R5とグリッド列R6をタッチしているので、C4(ド),E4(ミ),G4(ソ)の音高のノートが、グリッド列R3,列R5および列R6にそれぞれ属するグリッドに入力される。 When notes of the same minimum unit length and the same pitch are continuously input, as shown in FIG. 4 (c), the selected state of the key on the keyboard portion 2b1 is maintained on the note display portion 2b2. Change the touch position. In the illustrated example, since the user touches the grid row R5 and the grid row R6 following the grid row R3, notes of pitches C4 (do), E4 (mi), and G4 (so) are displayed on the grid row. The data is input to grids belonging to the columns R3, R5, and R6.
このように本実施の形態の電子音楽装置によれば、同じ音符長かつ同じ音高のノートをいくつも続けて入力する場合、鍵盤部2b1上の、当該音高に対応する鍵を押さえっぱなしにしておけば、あとはノート表示部2b2で入力位置(時間的な位置)だけを指定すればよいので、ユーザは正確なタッチ操作が不要となる。 As described above, according to the electronic music device of the present embodiment, when a number of notes having the same note length and the same pitch are continuously input, the key corresponding to the pitch on the keyboard portion 2b1 is held down. Then, only the input position (temporal position) needs to be specified on the note display unit 2b2, so that the user does not need an accurate touch operation.
一方、最小単位の音符長より長い音符長のノートを入力したい場合には、図4(d)に示すように、ユーザは鍵盤部2b1上の鍵の選択状態を維持したまま、ノート表示部2b2上を横方向にドラッグする。ドラッグ中は、ドラッグしている範囲がどれくらいか分かるように、ドラッグの始点を含むグリッド列から終点を含むグリッド列まで(図示例では、グリッド列R3からグリッド列R6まで)の全体が色つきで表示される(図示例では、色の変化を斜線で表現している)。そして、ユーザがドラッグを停止し、タッチした指を離すと、ドラッグが開始された位置から指を離した位置までに、ドラッグされた長さに相当する音符長かつ、鍵盤部2b1上で選択された音高のノートが入力される。図示例では、ユーザは、グリッド列R3内の位置からグリッド列R6内の位置までドラッグ操作しているので、C4(ド),E4(ミ),G4(ソ)の音高かつ全音符長(=最小単位×4;ただし、最小単位、つまり各グリッドの横辺の長さを4分音符長とした場合)のノートが入力される。 On the other hand, when it is desired to input a note having a note length longer than the minimum unit note length, as shown in FIG. 4 (d), the user maintains the selected state of the key on the keyboard portion 2b1 and the note display portion 2b2. Drag the top sideways. During dragging, the entire range from the grid column including the drag start point to the grid column including the end point (in the illustrated example, from the grid column R3 to the grid column R6) is colored so that the range being dragged can be understood. Displayed (in the illustrated example, the color change is represented by diagonal lines). When the user stops dragging and releases the touched finger, the note length corresponding to the dragged length is selected on the keyboard part 2b1 from the position where the drag is started to the position where the finger is released. A note with the correct pitch is input. In the illustrated example, since the user is dragging from the position in the grid row R3 to the position in the grid row R6, the pitches of C4 (do), E4 (mi), G4 (so) and the total note length ( = Minimum unit × 4; However, the note of the minimum unit, that is, the length of the horizontal side of each grid is set to the quarter note length) is input.
このように本実施の形態の電子音楽装置によれば、鍵盤部2b1で音高の指定ができるとともに、ノート表示部2b2で音符長の指定ができるので、ユーザはノートの入力を直感的に行うことができる。 As described above, according to the electronic music apparatus of the present embodiment, the pitch can be specified on the keyboard unit 2b1, and the note length can be specified on the note display unit 2b2. Thus, the user intuitively inputs the notes. be able to.
図5は、前記(C)の回転処理を説明するための図であり、同図(a)は、五線譜表示画面2aに含まれる表示部品を示し、同図(b)は、同図(a)の各表示部品を独立して回転させたときの様子を示し、同図(c)は、ピアノロール表示画面2bに含まれる表示部品を示し、同図(d)は、同図(c)の表示部品の一方を回転させたときの様子を示している。
FIG. 5 is a diagram for explaining the rotation process of (C). FIG. 5 (a) shows display components included in the staff
五線譜表示画面2aは、図5(a)に示すように、五線譜2a1およびルーラ2a3からなる表示部品Pa1と、鍵盤2a2からなる表示部品Pa2とを備えている。表示部品とは、一体で独立して回転可能な表示画像を意味し、各表示部品をそれぞれ構成する表示画像は、画面毎に(本実施の形態では、五線譜表示画面2aとピアノロール表示画面2bとで)予め固定的に決まっている。なお、五線譜表示画面2aには、前述のようにボタン2a4も含まれるが、本実施の形態では、ボタン2a4は回転しないので、表示部品には含まれない(この事情は、ピアノロール表示画面2bについても同様である)。もちろん、ボタン2a4も回転できるように構成してもよい。
As shown in FIG. 5A, the musical
ユーザは、五線譜表示画面2aから楽譜入力を行うに際して、五線譜表示画面2aの初期表示、つまり図5(a)に示す表示では、入力操作がし難い場合がある。この場合、表示部品Pa1またはPa2のいずれか一方、あるいは両方を回転させれば、入力操作が格段にし易くなることがある。そこで、本実施の形態の電子音楽装置は、ユーザの回転指示に応じて、表示部品Pa1およびPa2をそれぞれ独立して回転できるようにしている。図5(b)は、ユーザによる回転指示の仕方と、その回転指示に応じて各表示部品Pa1およびPa2を回転させた後の様子を示している。ユーザは、まず1本の指で、回転させたい表示部品の範囲内あるいはその近傍をタッチし、次にもう1本の指で、回転させる方向および角度をドラッグ操作によって指示すると、タッチした表示部品が、指示した方向および角度で回転する。図示例では、表示部品Pa1を時計の針の回る方向に所定の角度だけ回転させ、表示部品Pa2を時計の針の回る方向と逆の方向に所定の角度だけ回転させた様子が描かれている。なお図示例には、表示部品の選択と回転の指示とをそれぞれ別の手の指で行うように描かれているが、同じ手の別の指で行うようにしてもよいことは、言うまでもない。
When a user inputs a musical score from the staff
五線譜表示画面2aから楽譜入力を行うに際しての上記問題、つまり、初期画面表示のままでは入力操作がし難い場合があることは、ピアノロール表示画面2bから楽譜入力を行うに際しても同様に起こり得るので、ピアノロール表示画面2bも、図5(c)に示すように、鍵盤部2b1からなる表示部品Pb1と、ノート表示部2b2からなる表示部品Pb2とを備えるようにし、各表示部品Pb1およびPb2をそれぞれ独立して回転できるようにしている。
The above-mentioned problem when inputting a score from the staff
図5(d)は、前記図5(b)と同様に、ユーザによる回転指示の仕方と、その回転指示に応じて表示部品Pb1を回転させた後の様子を示している。ただし図5(d)では、図5(b)と異なり、2つの表示部品のうちの一方のみを回転させ、もう一方は初期表示のままにしているが、これは、表示部品Pb1、つまり鍵盤部2b1は、初期表示の向きでは入力操作がし難いのに対して、表示部品Pb2、つまりノート表示部2b2は、初期表示のままでも入力操作がし難いとまでは言えないからである。もちろん、表示部品Pb2も回転させるようにしてもよいし、逆に、表示部品Pb2を回転させ、表示部品Pb1を回転させないようにしてもよい。なお、回転対象となる表示部品の選択の仕方と、回転させる方向および角度の指示の仕方は、五線譜表示画面2a内の各表示部品についてのそれと同様であるので、その説明は省略する。
FIG. 5D shows the manner in which the user gives a rotation instruction and the state after the display component Pb1 is rotated in accordance with the rotation instruction, as in FIG. 5B. However, in FIG. 5 (d), unlike FIG. 5 (b), only one of the two display components is rotated and the other is left in the initial display, but this is the display component Pb1, that is, the keyboard. This is because the part 2b1 is difficult to perform an input operation in the initial display direction, whereas the display component Pb2, that is, the note display part 2b2, cannot be said to be difficult to perform an input operation even in the initial display state. Of course, the display component Pb2 may also be rotated, or conversely, the display component Pb2 may be rotated and the display component Pb1 may not be rotated. Note that the method of selecting the display component to be rotated and the method of specifying the direction and angle of rotation are the same as those for each display component in the staff
なお本実施の形態では、鍵盤2a2および鍵盤部2b1は、表示されているもの全体が一体として回転するようにしたが、これに限らず、左鍵域と右鍵域とで別々に回転できるようにしてもよい。また、回転に加えて、各表示部品を独立して移動できるようにしてもよい。この場合、通常のドラッグ操作で移動させても良いし、スワイプ操作(鍵盤のスクロールなど)と明確に区別するため、2本指でドラッグするなど、操作方法を異ならせるようにしてもよい。また、複数の表示部品をまとめて回転または移動できるようにしてもよい。 In the present embodiment, the keyboard 2a2 and the keyboard portion 2b1 are rotated as a whole as a whole. However, the present invention is not limited to this, and the left key range and the right key range can be rotated separately. May be. In addition to rotation, each display component may be moved independently. In this case, it may be moved by a normal drag operation, or the operation method may be made different by, for example, dragging with two fingers to clearly distinguish it from a swipe operation (keyboard scrolling, etc.). Moreover, you may enable it to rotate or move several display components collectively.
回転や移動した状態は、前記RAM8のユーザ領域に保存できるようにし、これを呼び出して使用可能に構成してもよい。この場合、座って使用する場合の設定や寝そべって使用する場合の設定、縦向き、横向きなど、複数の状態を保存できるようにしておき、ユーザの使用状況に応じて適切なものを呼び出して使用できるようにするとよい。
The rotated or moved state may be stored in the user area of the
次に、この制御処理を詳細に説明する。 Next, this control process will be described in detail.
図6は、本実施の形態の電子音楽装置、特にCPU6が実行するメインルーチンの手順を示すフローチャートである。
FIG. 6 is a flowchart showing the procedure of the main routine executed by the electronic music apparatus of the present embodiment, particularly the
本メインルーチンは、主として
(1)初期化処理(ステップS1)
(2)ユーザ操作を受け付け、その操作位置および操作種類を判定する受付・判定処理(ステップS2,S3)
(3)上記(2)の受付・判定処理によって判定された操作位置および操作種類に応じて処理を
(31)入力音符指定処理(ステップS7)
(32)入力位置指定処理(ステップS9)
(33)操作に応じた処理#1(ステップS10)
(34)操作に応じた処理#2(ステップS13)
(35)終了処理(ステップS12)
のうちのいずれかの処理に分岐させる分岐処理(ステップS4,S5,S6,S8,S11)
によって構成されている。本メインルーチンは、前記設定操作子1に含まれる電源スイッチ(図示せず)によって電源がオンされたときに起動される。起動後、前記(1)の初期設定処理が1回実行され、これに続いて、上記(2)および(3)の各処理が順次実行され、この(3)の分岐処理によって分岐された分岐先の処理が終了すると、(2)の処理に戻って、(2)および(3)の各処理が、電源スイッチによって電源がオフされるまで、繰り返し実行される。ただし、分岐先の処理が前記(35)の終了処理である場合には、その(35)終了処理が終了すると、本メインルーチンは終了する。
This main routine mainly includes (1) initialization processing (step S1).
(2) Acceptance / determination process for accepting user operation and determining its operation position and operation type (steps S2 and S3)
(3) (31) Input note designation process (step S7) according to the operation position and operation type determined by the reception / determination process of (2) above
(32) Input position designation processing (step S9)
(33)
(34)
(35) End processing (step S12)
Branching process for branching to any one of the processes (steps S4, S5, S6, S8, S11)
It is constituted by. This main routine is started when the power is turned on by a power switch (not shown) included in the
前記(1)初期化処理では、CPU6は、RAM8をクリアしたり、各種パラメータの値をデフォルト値に設定したり、表示画面を選択・表示したりする。本実施の形態では、表示画面、つまり五線譜表示画面2aまたはピアノロール表示画面2bのいずれかは、この(1)初期化処理で1回のみ選択でき、その後、本メインルーチンが終了するまで、変更することはできないようになっている。これは、説明の都合上そうしているに過ぎず、本メインルーチンの途中で、ユーザの指示に応じて任意に切り替えできるようにしてもよい。なお、(1)初期化処理での表示画面の選択は、ユーザにどちらの画面を表示させたいか問い合わせるようにし、ユーザがそれに回答した方を選択するようにすればよい。
In the (1) initialization process, the
前記(2)受付・判定処理では、CPU6は、前記検出回路4からの出力を常時チェックすることにより、タッチパネル2に対するユーザ操作があったかどうかを監視し、ユーザ操作があったときにはそのユーザ操作を受け付け(ステップS2)、受け付けたユーザ操作に基づいて、操作位置および操作種類を判定する(ステップS3)。ここで、操作位置とは、タッチパネル2上の操作位置であり、操作種類とは、タッチ操作、ホールド操作、スワイプ操作、ドラッグ操作およびピンチ操作などである。
In the (2) reception / determination process, the
前記(3)分岐処理では、CPU6は、判定された操作位置および操作種類に基づいて、次のようにして処理を分岐させる。すなわち、
(C1)操作位置がノート入力用画像上&(かつ)操作位置が音高指定部内&操作種類がタッチ操作またはドラッグ操作:前記(31)入力音符指定処理に分岐(ステップS4→S5→S6→S7);
(C2)操作位置がノート入力用画像上&操作位置がタイミング指定部内&操作種類がタッチ操作またはドラッグ操作:前記(32)入力位置指定処理に分岐(ステップS4→S5→S8→S9);
(C3)操作位置がノート入力用画像上&操作位置が音高指定部内&操作種類がタッチ操作およびドラッグ操作のいずれでもない:前記(33)操作に応じた処理#1に分岐(ステップS4→S5→S6→S10);
(C4)操作位置がノート入力用画像上&操作位置がタイミング指定部内&操作種類がタッチ操作およびドラッグ操作のいずれでもない:前記(33)操作に応じた処理#1に分岐(ステップS4→S5→S8→S10);
(C5)操作位置がノート入力用画像上以外&操作種類が「終了指示」:前記(35)終了処理に分岐(ステップS4→S11→S12);
(C6)操作位置がノート入力用画像上以外&操作種類が「終了指示」以外:前記(34)操作に応じた処理#2に分岐(ステップS4→S11→S13)。
In the (3) branch process, the
(C1) The operation position is on the note input image & (and) the operation position is in the pitch designation section & the operation type is a touch operation or a drag operation: branch to the (31) input note designation process (steps S4 → S5 → S6 → S7);
(C2) The operation position is on the note input image & the operation position is in the timing designation section & the operation type is a touch operation or a drag operation: branch to the (32) input position designation process (steps S4 → S5 → S8 → S9);
(C3) The operation position is on the image for note input & the operation position is in the pitch designating part & the operation type is neither touch operation nor drag operation: (33) Branch to process # 1 according to the operation (step S4 → S5 → S6 → S10);
(C4) The operation position is on the image for note input & the operation position is in the timing designation section & the operation type is neither touch operation nor drag operation: (33) Branch to the
(C5) The operation position is not on the note input image & the operation type is “end instruction”: branch to the (35) end process (steps S4 → S11 → S12);
(C6) Operation position other than on note input image & operation type other than “end instruction”: Branch to process # 2 corresponding to the operation (34) (steps S4 → S11 → S13).
上記ケース(C1)中、第1番目のケース、つまり「操作位置がノート入力用画像上」は、ユーザがノート(音符)入力に関わる画像上を操作しているケースを示している。ノート(音符)入力に関わる画像(ノート入力用画像)は、本実施の形態では、入力するノート(音符)の音高指定に関わる画像部である「音高指定部」と、入力するノート(音符)のタイミング指定に関わる画像部である「タイミング指定部」とによって構成されている。そして、五線譜表示画面2aでは、鍵盤2a2が「音高指定部」に、五線譜2a1およびルーラ2a3が「タイミング指定部」に対応し、ピアノロール表示画面2bでは、鍵盤部2b1が「音高指定部」に、ノート表示部2b2が「タイミング指定部」に対応する。したがって、五線譜表示画面2aが選択されている場合に、ユーザが五線譜2a1、鍵盤2a2およびルーラ2a3(これらに加えて、その近傍を含むようにしてもよい。以下、同様)上を操作している状態や、ピアノロール表示画面2bが選択されている場合に、ユーザが鍵盤部2b1およびノート表示部2b2(これらに加えて、その近傍を含むようにしてもよい。以下、同様)上を操作している状態が、上記第1番目のケースに該当する。一方、ユーザが、たとえば、前記ボタン2a4やメニュー2a5,2a6(図2参照)などの当該画像上以外を操作している状態は、上記第1番目のケースには該当しない。
In the case (C1), the first case, that is, “the operation position is on the note input image” indicates a case where the user is operating on an image related to note (note) input. In the present embodiment, an image related to note (note note) input (note input image) is an image portion related to pitch specification of an input note (note), and a note to be input ( The “timing designation unit” is an image part related to the timing designation of the (note). On the staff
上記ケース(C1)中、第2番目のケース、つまり「操作位置が音高指定部」は、上述のように、ユーザが「ノート入力用画像」の構成要素の一方である「音高指定部」(五線譜表示画面2aでは、鍵盤2a2であり、ピアノロール表示画面2bでは、鍵盤部2b1である)内を操作しているケースを示している。
In the case (C1), the second case, that is, “the operation position is a pitch designating part”, as described above, is a “pitch designating part which is one of the components of the“ note input image ”by the user. ”(In the stave
したがって、上記ケース(C1)全体は、ユーザが、五線譜表示画面2aが選択されている場合には鍵盤2a2上を、ピアノロール表示画面2bが選択されている場合には鍵盤部2b1上をタッチ操作またはドラッグ操作したケースを示している。
Therefore, the entire case (C1) is touched by the user on the keyboard 2a2 when the staff
また、前記ケース(C2)中、第1番目のケースは、前記ケース(C1)の第1番目のケースと同様であるので、その説明は省略するが、前記ケース(C2)中、第2番目のケース、つまり「操作位置がタイミング指定部内」は、前述のように、ユーザが「ノート入力用画像」の構成要素のもう一方である「タイミング指定部」(五線譜表示画面2aでは、五線譜2a1およびルーラ2a3であり、ピアノロール表示画面2bでは、ノート表示部2b2である)内を操作しているケースを示している。
In the case (C2), the first case is the same as the first case of the case (C1), and the description thereof is omitted, but the second case in the case (C2) is omitted. In this case, that is, “the operation position is in the timing designating portion”, as described above, the user designates the “timing designating portion” which is the other component of the “note input image”. It is a ruler 2a3, and a case in which the inside of the piano
したがって、前記ケース(C2)全体は、ユーザが、五線譜表示画面2aが選択されている場合には五線譜2a1またはルーラ2a3上を、ピアノロール表示画面2bが選択されている場合にはノート表示部2b2上をタッチ操作またはドラッグ操作したケースを示している。
Therefore, the entire case (C2) is displayed on the staff notation 2a1 or the ruler 2a3 when the staff
前記ケース(C3)全体は、前記ケース(C1)全体に対して、ユーザの操作種類のみが異なっている。つまり、ユーザが、タッチ操作およびドラッグ操作以外の操作、たとえばスワイプ操作やピンチ操作などを行ったケースを示している。 The entire case (C3) differs from the entire case (C1) only in the type of user operation. That is, a case where the user performs an operation other than the touch operation and the drag operation, for example, a swipe operation or a pinch operation is shown.
同様に、前記ケース(C4)全体は、前記ケース(C2)全体に対して、ユーザの操作種類のみが異なっている。つまり、ユーザが、タッチ操作およびドラッグ操作以外の操作、たとえばスワイプ操作やピンチ操作などを行ったケースを示している。 Similarly, the entire case (C4) is different from the entire case (C2) only in the operation type of the user. That is, a case where the user performs an operation other than the touch operation and the drag operation, for example, a swipe operation or a pinch operation is shown.
前記ケース(C5)中、第1番目のケース、つまり「操作位置がノート入力用画像上以外」は、前述のように、ユーザが「ノート入力用画像」外を操作しているケースを示している。その第2番目のケース、つまり「操作種類が『終了指示』」は、ユーザが「終了指示」に該当する特別な態様の操作(たとえば、ボタン2a4内の1つに「終了」が割り当てられており、そのボタンに対するタッチ操作が考えられる。もちろん、これに限られる訳ではない)をしたケースを示している。 In the case (C5), the first case, that is, “the operation position is not on the note input image” indicates the case where the user is operating outside the “note input image” as described above. Yes. In the second case, that is, “the operation type is“ end instruction ””, the user has a special operation corresponding to the “end instruction” (for example, “end” is assigned to one of the buttons 2a4). This is a case where a touch operation on the button can be considered (of course, but not limited to this).
前記ケース(C6)全体は、上記ケース(C5)全体に対して、ユーザの操作種類のみが異なっている。つまり、ユーザが、「終了指示」に該当する操作以外の操作、たとえば前記(O1)〜(O8)の各操作を行ったケースを示している。 The entire case (C6) differs from the entire case (C5) only in the type of user operation. That is, a case where the user performs an operation other than the operation corresponding to the “end instruction”, for example, the operations (O1) to (O8) is shown.
図7は、前記(31)の入力音符指定処理のうち、五線譜表示画面2aが選択されている場合に実行される入力音符指定処理#1の詳細な手順を示すフローチャートである。
FIG. 7 is a flowchart showing a detailed procedure of the input note
本入力音符指定処理#1は、主として
(41)入力する音符の音高を決定する音高決定処理(ステップS21〜S25)
(42)上記(41)音高決定処理によって決定された音高の音符を最小単位の音符長で入力する第1の音符入力処理(ステップS28,S29)
(43)上記(41)音高決定処理によって決定された音高の音符を最小単位より長い音符長で入力する第2の音符入力処理(ステップS34,S35)
(44)上記(42)または(43)の音符入力処理後の後処理(ステップS30〜S33)
によって構成されている。
This input note
(42) First note input processing for inputting a note having a pitch determined by the above-described (41) pitch determination processing in a minimum unit note length (steps S28 and S29).
(43) Second note input processing (steps S34, S35) for inputting a note having a pitch determined by the above-described (41) pitch determination processing with a note length longer than the minimum unit.
(44) Post-processing after the note input processing of (42) or (43) (steps S30 to S33)
It is constituted by.
上記(41)の音高決定処理では、まずCPU6は、タッチ位置の座標をノートナンバに変換する(ステップS21)。具体的には、CPU6は、タッチ位置の座標からユーザが鍵盤2a2のどの鍵をタッチしているか判定し、判定した鍵に割り当てられているノートナンバを取得することで、タッチ位置の座標からノートナンバに変換する。ここで、どの鍵がタッチされているかの判定は、たとえば、タッチ位置のxy座標が鍵盤2a2上、各白鍵および各黒鍵がそれぞれ占める領域のうちのどの領域に含まれるかを判定することによって行えばよい。なお、タッチ位置は、実際には面積のある領域であるが、説明を単純化するために面積のない点とみなしている(以下、同様)。
In the pitch determination process of (41), first, the
次にCPU6は、変換されたノートナンバを、音符を入力するために前記RAM8の所定位置に確保された入力用バッファ(図示せず)にストアする(ステップS22)。さらにCPU6は、変換されたノートナンバに対応する、つまりタッチされている鍵盤2a2の鍵の表示態様を「選択状態」の態様に変更する(ステップS23)。「選択状態」の態様とは、元の表示色と異なった「選択状態」の表示色にすることである(前記図3(b)を参照)。
Next, the
上記ステップS21〜S23の処理は、ユーザが1本の指で1つの鍵をタッチ操作する場合の処理に相当し、図7のフローチャートでは、複数の指で複数の鍵を同時にタッチ操作する場合の処理は記載されていないが、複数鍵の同時操作がなされた場合には、ステップS21〜S23の処理を同時操作された鍵の数分繰り返し実行することで、前記図3(b)のように、複数鍵の同時操作にも対応している。 The processing in steps S21 to S23 corresponds to the processing when the user touches one key with one finger. In the flowchart of FIG. Although the process is not described, when a plurality of keys are operated simultaneously, the processes in steps S21 to S23 are repeatedly executed for the number of keys operated simultaneously, as shown in FIG. Also supports simultaneous operation of multiple keys.
また、ユーザがタッチ操作する鍵を間違えた場合には、そのタッチ状態を保持したまま、正しい鍵に移動させることで、ユーザの意図通りの音高を決定できるようにしている。ステップS24およびS25の処理は、これを実現するためのものである。つまり、ステップS24では、タッチ位置の移動があったかどうかを判定し、タッチ位置の移動があったときには、処理をステップS21に戻して、移動後のタッチ位置からノートナンバを再取得し、それに応じて対応する鍵の表示態様も変更するようにしている(ステップS23)。そして、ユーザが鍵盤2a2から指を離す(リリースする)まで、ステップS24の判定処理を繰り返し実行する(ステップS25→S24)。ここまでが、(41)音高決定処理である。 When the user makes a mistake in touching the key, the user can determine the pitch as intended by moving the key to the correct key while maintaining the touch state. The processes in steps S24 and S25 are for realizing this. That is, in step S24, it is determined whether or not the touch position has moved. If the touch position has moved, the process returns to step S21, and the note number is re-acquired from the moved touch position, and accordingly. The display mode of the corresponding key is also changed (step S23). Then, the determination process of step S24 is repeatedly executed until the user releases (releases) the finger from the keyboard 2a2 (step S25 → S24). This is the (41) pitch determination process.
この(41)音高決定処理が終了すると、CPU6は、前記(42)第1の音符入力処理と前記(43)第2の音符入力処理のいずれに処理を進めるかを判定する。制御処理の概要で前述したように、ユーザが五線譜2a1にタッチして音符長を指定するのは、最小単位より長い音符長の音符を入力する場合であり、最小単位の音符長の音符を入力するには、ユーザは五線譜2a1に触れずに鍵盤2a2へのタッチおよびリリースを行うだけである。そして、ユーザが五線譜2a1にタッチして音符長を指定すると、タッチ位置に対応するグリッド(を特定する値)が入力終了位置としてセットされる(後述する図8のステップS43を参照)ので、入力終了位置に有効な値(=グリッドを特定する値)がセットされていれば、ユーザが五線譜2a1にタッチして音符長を指定したことを示している。したがって、ステップS26では、入力終了位置がセットされているかどうかを判定している。この判定の結果、入力終了位置がセットされていない場合には、CPU6は、ユーザが最小単位の音符長の音符を入力しているとして、処理を前記(42)第1の音符入力処理に進める(ステップS26→S28)。一方、入力終了位置がセットされている場合には、CPU6は、ユーザが最小単位より長い音符長の音符を入力しているとして、処理を前記(43)第2の音符入力処理に進めるが、その前に、入力開始位置(カーソルCが位置するグリッド)と入力終了位置とが同じ値であるかどうかを判定している(ステップS27)。この判定の結果、入力開始位置=入力終了位置であれば、CPU6は、ユーザが五線譜2a1をタッチしたとしても、依然として最小単位の音符長の音符を入力しているとして、処理を前記(42)第1の音符入力処理に進める一方、入力開始位置≠入力終了位置であれば、CPU6は、処理を前記(43)第2の音符入力処理に進める。
When the (41) pitch determination process ends, the
(42)第1の音符入力処理では、CPU6は、五線譜2a1上の入力位置(横(時間)軸方向の位置であり、具体的には、カーソルCの位置に対応する五線譜2a1上の位置である。この事情は、後述するステップS34の処理についても同様)に、入力用バッファにストアされているノートナンバに対応する音符をルーラ2a3の1目盛り分の音符長で入力した(ステップS28)後、次のグリッドを入力開始位置にセットする(ステップS29)。
(42) In the first note input process, the
(43)第2の音符入力処理では、CPU6は、五線譜2a1上の入力位置に、入力用バッファにストアされているノートナンバに対応する音符を入力開始位置から入力終了位置までの長さの音符長で入力した(ステップS34)後、入力終了位置の次のグリッドを入力開始位置にセットする(ステップS35)。
(43) In the second note input process, the
前記(44)の後処理では、CPU6は、ルーラ2a3のカーソルCの位置を入力開始位置で更新し(ステップS30)、入力終了位置をクリアし(ステップS31)、入力用バッファをクリアし(ステップS32)、変更した鍵盤2a2の鍵の表示態様を「非選択状態」の態様に戻す(ステップS33)。
In the post-processing (44), the
図8は、前記(32)の入力位置指定処理のうち、五線譜表示画面2aが選択されている場合に実行される入力位置指定処理#1の詳細な手順を示すフローチャートである。
FIG. 8 is a flowchart showing a detailed procedure of the input position specifying
本入力位置指定処理#1は、主として
(51)ユーザが鍵盤2a2をタッチ操作している状態で実行される第1の入力位置指定処理(ステップS42〜S46)
(52)ユーザが鍵盤2a2をタッチ操作していない状態で実行される第2の入力位置指定処理(ステップS47〜S52)
によって構成されている。
This input position
(52) Second input position designation processing executed in a state where the user does not touch the keyboard 2a2 (steps S47 to S52)
It is constituted by.
CPU6は、ユーザが鍵盤2a2をタッチ操作している状態であるかどうかを、入力用バッファにノートナンバがストアされているかどうかによって判定している(ステップS41)。この判定の結果、入力用バッファにノートナンバがストアされている場合、つまり、ユーザが鍵盤2a2をタッチ操作している状態である場合には、CPU6は処理を上記(51)第1の入力位置指定処理に進める(ステップS41→S42)一方、入力用バッファにノートナンバがストアされていない場合、つまり、ユーザが鍵盤2a2をタッチ操作していない状態である場合には、CPU6は処理を上記(52)第2の入力位置指定処理に進める(ステップS41→S47)。
The
(51)第1の入力位置指定処理では、まずCPU6は、タッチ位置の座標から、ルーラ2a3の複数のグリッドのうち、当該タッチ位置に最も近い(最寄りの)グリッドを判定する(ステップS42)。ここで、最寄りのグリッドの判定は、たとえば、タッチ位置のx座標が、ルーラ2a3上の各グリッドがそれぞれ占める領域(横軸(x軸)方向の領域)のうちのどの領域に含まれるかを判定することによって行えばよいが、隣接するグリッドの境界近傍がタッチされた場合には、そのタッチ位置が前のグリッドに含まれていたとしても、ユーザは後のグリッドを選択したとして、後のグリッドを最寄りのグリッドとするなどの例外処理を行う必要がある。
(51) In the first input position designation process, first, the
次にCPU6は、判定されたグリッド(を特定する情報、たとえばグリッド番号)を入力終了位置としてセットし(ステップS43)、入力開始位置から入力終了位置までのルーラ2a3の表示態様を変更する(ステップS44)。これにより、前記図3(c)のように、ルーラ2a3上に短冊状表示2a7が現れる。
Next, the
さらにCPU6は、タッチ位置の移動があるかどうかを判定し(ステップS45)、タッチ位置の移動があれば、前記図7のステップS24と同様に、処理を上記ステップS42に戻して、移動後のタッチ位置の座標から最寄りのグリッドを再判定し、それに応じて上記短冊状表示2a7の横辺の長さを変更する(ステップS44)。そして、ユーザがタイミング指定部(五線譜2a1+ルーラ2a3)から指を離す(リリースする)まで、ステップS45の判定処理を繰り返すようにしている(ステップS45→S46)。
Further, the
(52)第2の入力位置指定処理では、まずCPU6は、タッチ位置の座標から最寄りのグリッドとノートナンバを判定する(ステップS47)。最寄りのグリッドの判定は、前記ステップS42で説明した判定方法と同様の方法を用いればよいので、その説明を省略する。ノートナンバの判定は、たとえば、タッチ位置のy座標と五線譜2a1内の各音高のy座標とを比較し、その差分が最も小さいy座標を持つ音高に対応するノートナンバを目的のノートナンバと判定するようにすればよい。次にCPU6は、判定されたグリッド(を特定する情報、たとえばグリッド番号)を前記入力開始位置としてセットし(ステップS48)、判定されたグリッド(の先頭)にカーソルCを表示し(ステップS49)、判定されたノートナンバに対応する鍵が鍵盤の中央付近に来るように鍵盤2a2の表示を制御する(ステップS50)。さらにCPU6は、前記ステップS45およびS46の処理と同様の処理を行う(ステップS51およびS52)。
(52) In the second input position designation process, first, the
なお、前記ステップS45およびS51の各判定処理では、タッチ位置の移動を、その移動量の大小に拘わらず検出し、その検出に従って処理を繰り返すようにしているが、現在判定されているグリッドを変える量のタッチ位置の移動(ドラッグ操作)があった場合にのみ、“YES”と判定して処理を繰り返すようにしてもよい。ユーザは指を動かしていないつもりでも、実際にはわずかに揺れているので、そのわずかな揺れをタッチ位置の移動と検出すれば、その検出の度に処理が繰り返されることになって、この無駄な処理により制御処理全体の動作が重くなってしまうからである。 In each determination process of steps S45 and S51, the movement of the touch position is detected regardless of the amount of movement, and the process is repeated according to the detection, but the currently determined grid is changed. Only when there is a movement (drag operation) of the amount touch position, it may be determined as “YES” and the process may be repeated. Even though the user does not intend to move the finger, the user actually swings slightly, so if the slight swing is detected as the movement of the touch position, the process is repeated each time the detection is made, and this waste This is because the operation of the entire control process becomes heavy due to an unnecessary process.
また本実施の形態では、タッチ位置の移動はタイミング指定部(五線譜2a1+ルーラ2a3)内に限られ、タイミング指定部外へ出ることを想定していないが、タイミング指定部外へ出た場合には、ユーザがタッチ位置の移動(ドラッグ操作)のためにタッチしている指をタイミング指定部から離した(リリースした)とみなして、前記ステップS46およびS52の各判定処理により、本入力位置指定処理#1を終了してもよいし、タッチ操作自体(ドラッグ操作だけではなく、その前のタッチ操作も含むという意味)のキャンセルとみなして、それまでに実行された入力開始位置(および入力終了位置)の設定をすべてクリアした後、本入力位置指定処理#1を終了してもよい。その際に、タッチ位置がタイミング指定部外に出た旨のメッセージを表示させたり、警告音を発生させたりしてもよい。
In the present embodiment, the movement of the touch position is limited to the timing designation part (stave 2a1 + ruler 2a3) and is not assumed to go outside the timing designation part. Assuming that the finger touched by the user for moving the touch position (drag operation) is released (released) from the timing designation unit, the input position designation process is performed by the determination processes in steps S46 and
図9は、前記(31)の入力音符指定処理のうち、ピアノロール表示画面2bが選択されている場合に実行される入力音符指定処理#2の詳細な手順を示すフローチャートである。図9中、図7と同様の処理を行うステップには同一のステップ番号を付している。
FIG. 9 is a flowchart showing a detailed procedure of the input note specifying
本入力音符指定処理#2が起動される場合は、前記図4で前述したように、ユーザが鍵盤部2b1に対してタッチ操作またはドラッグ操作を行った場合である。つまり、図9のステップS21〜S25,S32およびS33′の処理と、図7のステップS21〜S25,S32およびS33の処理とは、処理の文言はほとんど変わらないが、前者の処理が、鍵盤部2b1についてのユーザ操作に関するものであるのに対して、後者の処理は、鍵盤2a2についてのユーザ操作に関するものである点が異なっている。しかし、前者の処理は、後者の処理を類推適用すれば容易に理解できるので、その説明を省略する。
The case where the input note
ステップS33′の処理が終了すると、CPU6は、図10を用いて後述する入力位置指定処理#2が実行中であるかどうかを判定する(ステップS101)。この判定の結果、入力位置指定処理#2が実行中であれば、CPU6は、入力位置指定処理#2においてセットされた入力開始位置および入力終了位置をそれぞれクリアし(ステップS102)、後述する図10のステップS115で変更されたノート表示部2b2の表示態様を元に戻した(ステップS103)後、本入力音符指定処理#2を終了する一方、入力位置指定処理#2が実行中でなければ、CPU6は、直ちに本入力音符指定処理#2を終了する(ステップS101→リターン)。
When the process of step S33 ′ is completed, the
図10は、前記(32)の入力位置指定処理のうち、ピアノロール表示画面2bが選択されている場合に実行される入力位置指定処理#2の詳細な手順を示すフローチャートである。図10中、図8と同様の処理を行うステップには同一のステップ番号を付している。
FIG. 10 is a flowchart showing a detailed procedure of the input position specifying
本入力位置指定処理#2は、主として
(61)前記入力音符指定処理#2によって指定された音高のノート(音符)を、ノート表示部2b2上、ユーザが指定した位置に最小単位の音符長で入力する第1のノート入力処理(ステップS119)
(62)前記入力音符指定処理#2によって指定された音高のノート(音符)を、ノート表示部2b2上、ユーザが指定した位置に最小単位より長い音符長で入力する第2のノート入力処理(ステップS122)
によって構成されている。
This input position specifying
(62) Second note input processing for inputting a note (note) having a pitch specified by the input note specifying
It is constituted by.
そして、上記(61)の第1のノート入力処理は、ユーザによる次の操作のいずれかを経て実行される。すなわち、
(61a)鍵盤部2b1をタッチしている状態で、ノート表示部2b2をタッチした後、そのタッチ状態を解除(リリース)した場合(ステップS41→S42′→S110→S111→S112→S116→S117→S119)
(61b)鍵盤部2b1をタッチしている状態で、ノート表示部2b2をタッチし、そのタッチ状態を保持しながらドラッグ操作をした後、そのドラッグ状態を解除(リリース)した場合(ただし、ドラッグ操作によっても次のグリッドが選択されなかった場合)(ステップS41→S42′→S110→S111→S112→S113→S114→S115→S111→S112→S116→S117→S118→S119)
(61c)鍵盤部2b1をタッチしていない状態で、ノート表示部2b2をタッチし、そのタッチ状態を保持しながら続いて鍵盤部2b1をタッチした後、ノート表示部2b2のタッチ状態を解除(リリース)した場合(ステップS41→S123→上記(61a)のS42′へ)
である。
Then, the first note input process (61) is executed through one of the following operations by the user. That is,
(61a) When the note display unit 2b2 is touched and the touch state is released (released) while the keyboard unit 2b1 is being touched (step S41 → S42 ′ → S110 → S111 → S112 → S116 → S117 → S119)
(61b) When the note display unit 2b2 is touched while the keyboard unit 2b1 is being touched, the drag operation is performed while the touch state is maintained, and then the drag state is released (released) (however, the drag operation is performed) (If the next grid is not selected) (Step S41 → S42 ′ → S110 → S111 → S112 → S113 → S114 → S115 → S111 → S112 → S116 → S117 → S118 → S119)
(61c) Touching the note display unit 2b2 without touching the keyboard unit 2b1, and then touching the keyboard unit 2b1 while maintaining the touch state, and then releasing the touch state of the note display unit 2b2 (release) ) (From step S41 → S123 → S42 ′ of (61a) above)
It is.
また、上記(62)の第2のノート入力処理は、ユーザによる次の操作のいずれかを経て実行される。すなわち、
(62a)鍵盤部2b1をタッチしている状態で、ノート表示部2b2をタッチし、そのタッチ状態を保持しながらドラッグ操作をした後、そのドラッグ状態を解除(リリース)した場合(ステップS41→S42′→S110→S111→S112→S113→S114→S115→S111→S112→S116→S117→S118→S122)
(62b)ユーザが鍵盤部2b1をタッチしていない状態で、ノート表示部2b2をタッチし、そのタッチ状態を保持しながら続いて鍵盤部2b1をタッチした後、ノート表示部2b2上でドラッグ操作をしてからそのドラッグ状態を解除(リリース)した場合(ステップS41→S123→上記(62a)のS42′へ)
である。
The second note input process (62) is executed through one of the following operations by the user. That is,
(62a) When the note display unit 2b2 is touched while the keyboard unit 2b1 is being touched and a drag operation is performed while maintaining the touch state, and then the drag state is released (released) (steps S41 → S42) ′ → S110 → S111 → S112 → S113 → S114 → S115 → S111 → S112 → S116 → S117 → S118 → S122)
(62b) The user touches the note display unit 2b2 without touching the keyboard unit 2b1, and then touches the keyboard unit 2b1 while maintaining the touch state, and then performs a drag operation on the note display unit 2b2. After that, when the drag state is released (released) (Step S41 → S123 → S42 ′ of (62a) above)
It is.
ユーザが前記(61a)の一連の操作をした場合、鍵盤部2b1がタッチ状態であることにより、入力用バッファにはノートナンバがストアされている(前記図9のステップS22を参照)ので、まずCPU6は、タッチ位置の座標から、ノート表示部2b2の複数のグリッド列のうち、当該タッチ位置に最も近い(最寄りの)グリッド列を判定する(ステップS41→S42′)。グリッド列は、前記図8のフローチャート中に記載の「グリッド」に相当し、最寄りのグリッド列の判定方法は、最寄りの「グリッド」の判定方法を適用すればよいので、その説明を省略する。
When the user performs the above-described series of operations (61a), since the keyboard part 2b1 is in the touch state, the note number is stored in the input buffer (see step S22 in FIG. 9). The
次にCPU6は、判定されたグリッド列(を特定する情報、たとえばグリッド列番号)を入力開始位置としてセットする(ステップS110)。そして、この(61a)の一連の操作では、入力用バッファ内には有効なノートナンバがストアされており、ドラッグ操作がされずにノート表示部2b2へのタッチ操作が解除されたために入力終了位置はセットされていないので、CPU6は、処理をステップS111→S112→S116→S117→S119と進めることで、前記(61)第1のノート入力処理、つまり入力用バッファにストアされている、少なくとも1つのノートナンバに対応するノートを、入力開始位置から1グリッド分の音符長で入力する処理を実行する。これにより、前記図4(b)に示すように、判定されたグリッド列に属する複数のグリッドのうち、選択された音高に対応する、少なくとも1つ(図示例では、3つ)のグリッドにノートが最小単位の音符長で入力される。
Next, the
なお、上記ステップS111では、入力用バッファがクリアされたかどうかを判定しているが、これは、ユーザがノート表示部2b2をタッチ中(ドラッグ中も含む)に、鍵盤部2b1へのタッチ状態を解除したかどうかを判定するものである(前記図9のステップS25→S32)。本実施の形態では、ノート表示部2b2へのノートの入力は、ユーザが鍵盤部2b1に対するタッチ状態を保持しながら、ノート表示部2b2へのタッチおよびリリースを行ったときになされるからである。ステップS111の判定で、入力用バッファがクリアされたときには、CPU6は、処理を後述するステップS123に進め、入力用バッファにノートナンバがストアされるまで、つまり、ユーザが鍵盤部2b1に対して再度タッチ操作を行うまで、待機する。
In step S111, it is determined whether or not the input buffer has been cleared. This is because the user touches the note display unit 2b2 (including during dragging) while the touch state on the keyboard unit 2b1 is changed. It is determined whether or not it has been canceled (steps S25 → S32 in FIG. 9). This is because in the present embodiment, a note is input to the note display unit 2b2 when the user touches and releases the note display unit 2b2 while maintaining a touch state on the keyboard unit 2b1. If it is determined in step S111 that the input buffer is cleared, the
また、上記ステップS116では、ノート表示部2b2へのタッチ状態が解除(リリース)されたかどうかを判定しているが、これは、ユーザがノート表示部2b2へのノートの入力を指示したかどうかを判定するものである。ステップS116の判定で、タッチ状態が解除されなければ、現在の操作状態は、タッチ状態が継続中、あるいはドラッグ中であるので、CPU6は、処理を前記ステップS111に戻している。
In step S116, it is determined whether or not the touch state on the note display unit 2b2 has been released (released). This indicates whether or not the user has instructed to input a note to the note display unit 2b2. Judgment. If it is determined in step S116 that the touch state is not released, the current operation state is that the touch state is continuing or dragging, and therefore the
ユーザが前記(62a)の一連の操作をした場合、CPU6は、処理をステップS41→S42′→S110→S111→S112と進める。このステップS41,S42′,S110およびS111の処理は既に説明したので、ここでは繰り返さない。この(62a)の一連の操作で、ユーザはドラッグ操作を行っているので、CPU6は、前記ステップS42′と同様にして、移動(ドラッグ操作)後のタッチ位置の座標から最寄りのグリッド列を判定し(ステップS112→S113)、判定されたグリッド列(を特定する情報、たとえばグリッド列番号)を入力終了位置としてセットした(ステップS114)後、ノート表示部2b2上、入力開始位置から入力終了位置までの表示領域の表示態様を変更する(ステップS115)。これにより、前記図4(d)のように、入力開始位置から入力終了位置までの表示領域(図示例では、グリッド列R3〜R6の領域)の色が変わる。ドラッグ操作が終了して、ユーザがそのタッチ状態を解除すると、CPU6は、処理をステップS111→S112→S116→S117と進める。このステップS111,S112およびS116の処理は既に説明したので、ここでは繰り返さない。前記ステップS114の処理により、入力終了位置には有効なグリッド列がセットされ、しかもこの(62a)の一連の操作では、入力終了位置と入力開始位置とは異なっているので、CPU6は、処理をステップS117→S118→S122と進めることで、前記(62)第2のノート入力処理、つまり入力用バッファにストアされている、少なくとも1つのノートナンバに対応するノートを、入力開始位置から入力終了位置までの音符長で入力する処理を実行する。これにより、前記図4(d)のように、入力開始位置から入力終了位置までの複数(図示例では、4列)のグリッド列に属する複数のグリッド行のうち、選択された音高に対応する、少なくとも1行(図示例では、3行)のグリッドにノートが最小単位×列数の音符長で入力される。
When the user performs the series of operations (62a), the
ユーザが前記(61b)の一連の操作をした場合、CPU6は、処理をステップS41→S42′→S110→S111→S112→S113→S114→S115→S111→S112→S116→S117→S118と進める。このステップS41→(中略)→S117の処理は既に説明したので、ここでは繰り返さない。この(61b)の一連の操作では、入力開始位置と入力終了位置とが同じであるので、CPU6は、処理をステップS118→S119と進めて、前記(61)第1のノート入力処理を実行する。この(61)第1のノート入力処理も既に詳述したので、これ以上繰り返さない。
When the user performs the series of operations (61b), the
ユーザが前記(61c)の一連の操作をした場合、鍵盤部2b1が非タッチ状態であることにより、入力用バッファにはノートナンバがストアされていないので、CPU6は、入力用バッファにノートナンバがストアされるまで、つまり、ユーザが鍵盤部2b1に対してタッチ操作を行うまで、ノート表示部2b2へのタッチ状態が解除されたかどうかを監視しながら、待機する(ステップS41→S123→S124→S123)。ここで、鍵盤部2b1が非タッチ状態である間に、ノート表示部2b2へのタッチ状態が解除されると、CPU6は、本入力位置指定処理#2を直ちに終了する(ステップS124→リターン)。この(61c)の一連の操作では、ノート表示部2b2へのタッチ状態が解除される前に、ユーザは鍵盤部2b1に対してタッチ操作を行っているので、CPU6は、処理をステップS123→S42′と進める。ステップS42′以降の処理は、前記(61a)の一連の操作をした場合の処理と同様であるので、その説明を省略する。
When the user performs the series of operations (61c), since the keyboard part 2b1 is in a non-touch state, the note number is not stored in the input buffer. Until it is stored, that is, until the user performs a touch operation on the keyboard portion 2b1, it waits while monitoring whether or not the touch state on the note display portion 2b2 is released (steps S41 → S123 → S124 → S123). ). If the touch state on the note display portion 2b2 is canceled while the keyboard portion 2b1 is in the non-touch state, the
ユーザが前記(62b)の一連の操作をした場合の処理は、前記(61c)の一連の操作をした場合の処理の一部(ステップS123およびS124の処理)に、前記(62a)の一連の操作をした場合の処理の一部(ステップS42′以降の処理)を組み合わせたものであり、両処理については詳述したので、これ以上繰り返さない。 The process when the user performs the series of operations (62b) is the same as the series of processes (62a) in part of the process (the processes of steps S123 and S124) when the series of operations (61c) is performed. This is a combination of part of the processing when the operation is performed (processing after step S42 '), and both processings have been described in detail, and will not be repeated any further.
なお、前記(61)第1および(62)第2のノート入力処理が終了すると、CPU6は、入力開始位置および入力終了位置をクリアする(ステップS120)とともに、前記ステップS115の処理によって変更された、ノート表示部2b2上の表示領域の表示態様を元に戻している(ステップS121)。
When the (61) first and (62) second note input processes are completed, the
図11は、前記(33)の操作に応じた処理#1の詳細な手順を示すフローチャートである。
FIG. 11 is a flowchart showing a detailed procedure of
本操作に応じた処理#1が起動されると、まずCPU6は、ユーザが行った操作の種類を判定する(ステップS61)。本操作に応じた処理#1が起動される場合は、ノート入力用画像上におけるユーザ操作が検出された場合であり、そのユーザ操作には、本実施の形態では前述のように、長押し操作、スワイプ操作、ピンチ操作、回転操作(回転指示を行う操作)、タッチ操作およびドラッグ操作の6種類が少なくとも含まれている。このうち、タッチ操作およびドラッグ操作は、前記図6のステップS6およびS8で除外されているので、上記ステップS61では、ユーザ操作として、長押し操作、スワイプ操作、ピンチ操作または回転操作のいずれかが判定される。そして、スワイプ操作は「スクロール」指示に、ピンチ操作は「拡大縮小」指示に、回転操作は「回転」指示に、それぞれ対応し、長押し操作はこれら以外の指示に対応する。したがって、ユーザ操作が、スワイプ操作、ピンチ操作または回転操作のいずれかと判定されたときには、CPU6は、処理をステップS62→S63と進める一方、ユーザ操作が長押し操作と判定されたときには、CPU6は、処理をステップS62→S66と進める。
When the
ステップS63では、CPU6は、ユーザ操作に基づいて操作量を検出する。操作量は、操作の種類に応じて異なり、スワイプ操作では、スクロールの「移動量」を検出し、ピンチ操作では、拡大縮小の「拡大(縮小)率」を検出し、回転操作では、回転の「回転角」を検出する。なお、スワイプ操作では、スクロールの移動量だけでなく、移動速度も検出するようにしてもよい。また、本実施の形態では前述のように、各表示部品を回転させる場合、回転中心は表示部品毎に固定点としたので、ユーザによる回転操作は、回転角を決定するために利用される。もちろん、これに限らず、回転中心もユーザが自由に設定できるようにしてもよい。
In step S63, the
次にCPU6は、検出された操作量に応じて、対象となる表示部品の表示状態を変更する(ステップS64)。具体的には、「スクロール」が指示された場合には、当該表示部品を検出された移動量だけスクロールさせ、「拡大縮小」が指示された場合には、当該表示部品を検出された拡大(縮小)率だけ拡大縮小させ、「回転」が指示された場合には、当該表示部品を検出された回転角だけ回転させる。
Next, the
さらにCPU6は、検出された操作量に応じて、対象となる表示部品の座標設定を変更する(ステップS65)。本実施の形態では、各表示部品にはそれぞれ独立した座標が設定されており、上記ステップS65の処理では、対象となる表示部品に設定された座標を検出された操作量に応じて変更している。たとえば「回転」が指示された場合、上記ステップS64の処理によって当該表示部品を回転させるとともに、その回転量に合わせて当該表示部品の座標も回転させておく。これにより、ユーザが表示部品上の同じ位置をタッチすれば、回転前か回転後かに拘わらず、得られる座標値は同じになるので、表示部品の表示状態が変動したとしても、ユーザは違和感なく操作できる。
Further, the
一方、ステップS66では、CPU6は、当該操作に応じた処理を実行する。本実施の形態では、当該操作とは、上述のように「長押し操作」のみであるが、この長押し操作がなされると、CPU6は、前記図2(b)で説明したように、その操作位置に応じてメニュー2a5または2a6をポップアップ表示する。
On the other hand, in step S66, the
なお本実施の形態では、入力音符(ノート)の音高を指定するための楽器種として、鍵盤楽器を例に挙げて本発明を説明したが、これに限らず、ギターやドラムセットなどの他の楽器に対しても本発明を適用することができる。ギターを採用した場合には、五線譜表示画面2aの五線譜2a1はタブ譜とし、鍵盤2a2はフレット画像とすればよい。ピアノロール表示画面2bの鍵盤部2b1もフレット画像とすればよいが、ノート表示部2b2はそのまま変更する必要はない。また、ドラムセットを採用した場合には、五線譜表示画面2aの五線譜2a1はドラム譜とし、鍵盤2a2はドラムセットを構成する各種ドラム画像とすればよい。ピアノロール表示画面2bの鍵盤部2b1も各種ドラム画像とするか、あるいはドラムセットを構成するドラム種の名称を並べたものとすればよいが、ノート表示部2b2はそのまま変更する必要はない。
In the present embodiment, the present invention has been described by taking a keyboard instrument as an example of a musical instrument type for designating the pitch of an input note (note), but is not limited to this, and other instruments such as a guitar and a drum set are also described. The present invention can also be applied to other musical instruments. When a guitar is used, the staff notation 2a1 on the staff
また本実施の形態では、五線譜2a1上におけるタッチ位置に応じて鍵盤2a2がスクロールするようにしたが、これに限らず、たとえば、初期状態では楽器の全体像を表示させておき、五線譜上におけるタッチ位置に応じた音高付近の鍵域が拡大表示されるようにしてもよい。要するに、楽譜上で音高を指定したときに、対応する鍵盤(またはギターの弦やフレット)がすぐに操作できるように、鍵盤の表示を変化させるものであればよい。 In the present embodiment, the keyboard 2a2 is scrolled in accordance with the touch position on the staff notation 2a1, but the present invention is not limited to this. For example, in the initial state, the entire image of the musical instrument is displayed and the touch on the staff notation is touched. The key range near the pitch corresponding to the position may be enlarged and displayed. In short, what is necessary is just to change the keyboard display so that the corresponding keyboard (or guitar strings or frets) can be operated immediately when the pitch is specified on the score.
さらに本実施の形態では、五線譜表示画面2aでもピアノロール表示画面2bでも、グリッドを表示するようにしたが、これに限らず、グリッドを表示しないモードを備えるようにし、このモードが選択された場合、グリッドを表示しないようにしてもよい。これにより、ユーザは最小入力単位に拘らず、音符(ノート)を入力することができる。この場合、装置内部では、たとえば64分音符長のような細かいグリッドを持つようにし、そのグリッドを画面上に表示しないだけである。グリッドの単位は、本実施の形態では音符長としたが、これに限らず、MIDIのクロックや、μsecのような時間などを採用してもよい。
Furthermore, in this embodiment, the grid is displayed on both the staff
また本実施の形態では、前記図4(b),(c)および図9のステップS25,S32,S33′のように、ユーザは指を鍵盤部2b1にタッチさせながら(タッチ状態を維持したまま)、別の指をノート表示部2b2にタッチしてリリースしたときに、ノートが入力されるようにしたが、これに限らず、ユーザが鍵盤部2b1へのタッチをリリースした後も、別の鍵にタッチしたり、別途設けられた選択解除スイッチを操作したりするまで、鍵盤部2b1へのタッチによる音高の選択状態が維持されるようにし、この音高の選択状態で、ユーザがノート表示部2b2へタッチしてリリースしたときも、ノートが入力されるようにしてもよい。 In the present embodiment, as shown in steps S25, S32, and S33 ′ of FIGS. 4B and 4C and FIG. 9, the user touches the keyboard 2b1 with the finger (while maintaining the touch state). ), When another finger touches and releases the note display unit 2b2, the note is input. However, the present invention is not limited to this, and after the user releases the touch to the keyboard unit 2b1, The pitch selection state by touching the keyboard portion 2b1 is maintained until the key is touched or the selection release switch provided separately is operated, and the user selects a note in this pitch selection state. A note may also be input when the display unit 2b2 is touched and released.
さらに本実施の形態では、前記図4(d)のように、ドラッグ操作によって音符長を指定する際には、常に入力終了位置が入力開始位置より右側(時間が経過する方向)に来るように操作し、逆方向に操作することを想定していないが、逆方向に操作した場合には、入力開始位置と入力終了位置とを比較し、時間的に早い方を入力開始位置とみなし、もう一方を入力終了位置とみなすことで、ドラッグ範囲の音符長が指定されるようにした方が好ましい。 Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 4D, when the note length is designated by the drag operation, the input end position is always on the right side (the direction in which time passes) from the input start position. It is not assumed that the operation is performed in the reverse direction, but if the operation is performed in the reverse direction, the input start position is compared with the input end position, and the earlier one in time is regarded as the input start position. It is preferable that the note length of the drag range is specified by regarding one as the input end position.
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。 A program in which a storage medium storing software program codes for realizing the functions of the above-described embodiments is supplied to a system or apparatus, and a computer (or CPU or MPU) of the system or apparatus is stored in the storage medium. It goes without saying that the object of the present invention can also be achieved by reading and executing the code.
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。 In this case, the program code itself read from the storage medium realizes the novel function of the present invention, and the program code and the storage medium storing the program code constitute the present invention.
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。 As a storage medium for supplying the program code, for example, a flexible disk, hard disk, magneto-optical disk, CD-ROM, CD-R, CD-RW, DVD-ROM, DVD-RAM, DVD-RW, DVD + RW, magnetic A tape, a non-volatile memory card, a ROM, or the like can be used. Further, the program code may be supplied from a server computer via a communication network.
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 Further, by executing the program code read by the computer, not only the functions of the above-described embodiments are realized, but also the OS running on the computer based on the instruction of the program code performs the actual processing. It goes without saying that a case where the functions of the above-described embodiment are realized by performing part or all of the above and the processing thereof is included.
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。 Further, after the program code read from the storage medium is written into a memory provided in a function expansion board inserted into the computer or a function expansion unit connected to the computer, the function expansion is performed based on the instruction of the program code. It goes without saying that the CPU or the like provided in the board or the function expansion unit performs part or all of the actual processing and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing.
2…タッチパネルディスプレイ,5…表示回路(表示手段),6…CPU(表示手段、第1の判定手段、第2の判定手段、入力手段、設定手段、変更手段) 2 ... Touch panel display, 5 ... Display circuit (display means), 6 ... CPU (display means, first determination means, second determination means, input means, setting means, change means)
Claims (4)
前記タッチパネルディスプレイに、入力ノートの音高を指定するための第1の指定部と、入力ノートの発音タイミングを指定するための第2の指定部とを含むノート入力用画面を表示する表示手段と、
ユーザが前記第1の指定部をタッチしたときに、そのタッチ位置の音高を判定する第1の判定手段と、
ユーザが前記第2の指定部をタッチしたときに、そのタッチ位置に基づいて、入力ノートの時間方向の入力位置を判定する第2の判定手段と、
ユーザの前記第1の指定部へのタッチによって入力ノートの音高が指定された状態で、前記第2の指定部がタッチされると、前記第1の判定手段によって判定された音高のノートを、前記第2の判定手段によって判定された入力位置に入力する入力手段と
を有することを特徴とする電子音楽装置。 Touch panel display with multi-point recognition function,
Display means for displaying on the touch panel display a note input screen including a first designation unit for designating the pitch of the input note and a second designation unit for designating the sounding timing of the input note; ,
First determination means for determining a pitch of the touch position when the user touches the first designation unit;
Second determination means for determining an input position in the time direction of the input note based on the touch position when the user touches the second designation unit;
When the pitch of the input note is designated by the user touching the first designation unit, when the second designation unit is touched, the note having the pitch determined by the first determination unit And an input means for inputting the signal to the input position determined by the second determination means.
前記制御方法は、
前記タッチパネルディスプレイに、入力ノートの音高を指定するための第1の指定部と、入力ノートの発音タイミングを指定するための第2の指定部とを含むノート入力用画面を表示する表示ステップと、
ユーザが前記第1の指定部をタッチしたときに、そのタッチ位置の音高を判定する第1の判定ステップと、
ユーザが前記第2の指定部をタッチしたときに、そのタッチ位置に基づいて、入力ノートの時間方向の入力位置を判定する第2の判定ステップと、
ユーザの前記第1の指定部へのタッチによって入力ノートの音高が指定された状態で、前記第2の指定部がタッチされると、前記第1の判定ステップによって判定された音高のノートを、前記第2の判定ステップによって判定された入力位置に入力する入力ステップと
を有することを特徴とするプログラム。 A program for causing a computer to execute a control method for controlling an electronic music apparatus having a touch panel display having a multipoint recognition function,
The control method is:
A display step for displaying on the touch panel display a note input screen including a first designation unit for designating the pitch of the input note and a second designation unit for designating the sounding timing of the input note; ,
A first determination step of determining a pitch at the touch position when the user touches the first designation unit;
A second determination step of determining an input position in the time direction of the input note based on the touch position when the user touches the second designation unit;
When the pitch of the input note is designated by the user touching the first designation portion, and the second designation portion is touched, the note having the pitch determined by the first determination step. And an input step for inputting to the input position determined in the second determination step.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011174183A JP2013037238A (en) | 2011-08-09 | 2011-08-09 | Electronic music device and program for realizing control method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011174183A JP2013037238A (en) | 2011-08-09 | 2011-08-09 | Electronic music device and program for realizing control method thereof |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013037238A true JP2013037238A (en) | 2013-02-21 |
Family
ID=47886882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011174183A Pending JP2013037238A (en) | 2011-08-09 | 2011-08-09 | Electronic music device and program for realizing control method thereof |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013037238A (en) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10153992A (en) * | 1996-09-27 | 1998-06-09 | Yamaha Corp | Keyboard musical instrument |
EP1161075A2 (en) * | 2000-05-25 | 2001-12-05 | Yamaha Corporation | Portable communication terminal apparatus with music composition capability |
JP2002268629A (en) * | 2001-03-09 | 2002-09-20 | Sanyo Electric Co Ltd | Music display device |
JP2006181286A (en) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Sega Corp | Image processor and method thereof |
JP2008268592A (en) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Kenzo Akazawa | Electronic musical instrument |
-
2011
- 2011-08-09 JP JP2011174183A patent/JP2013037238A/en active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10153992A (en) * | 1996-09-27 | 1998-06-09 | Yamaha Corp | Keyboard musical instrument |
EP1161075A2 (en) * | 2000-05-25 | 2001-12-05 | Yamaha Corporation | Portable communication terminal apparatus with music composition capability |
JP2001337674A (en) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Yamaha Corp | Portable communication terminal device |
JP2002268629A (en) * | 2001-03-09 | 2002-09-20 | Sanyo Electric Co Ltd | Music display device |
JP2006181286A (en) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Sega Corp | Image processor and method thereof |
JP2008268592A (en) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Kenzo Akazawa | Electronic musical instrument |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8367922B2 (en) | Music composition method and system for portable device having touchscreen | |
JP3632523B2 (en) | Performance data editing apparatus, method and recording medium | |
JP4211672B2 (en) | Performance data creation device and program | |
JP5747728B2 (en) | Program for realizing electronic music apparatus and control method thereof | |
JP5842451B2 (en) | Program for realizing electronic music apparatus and control method thereof | |
JP2009300892A (en) | Electronic musical device | |
JP6132052B2 (en) | Electronic musical instruments and programs | |
US8878044B2 (en) | Processing device and method for displaying a state of tone generation apparatus | |
JP2012189694A (en) | Electric musical instrument | |
JP2013037238A (en) | Electronic music device and program for realizing control method thereof | |
JP6823514B2 (en) | Score display / performance program and score display / performance device | |
JP2011141460A (en) | Touch panel input controller, and program | |
JP4389753B2 (en) | Music information display editing apparatus and program | |
US11694724B2 (en) | Gesture-enabled interfaces, systems, methods, and applications for generating digital music compositions | |
JP7436280B2 (en) | Performance program and performance device | |
JP6125387B2 (en) | Keyboard apparatus and program | |
JP6766397B2 (en) | Performance assistance display device and performance assistance display method | |
JP5500143B2 (en) | Sound source control device and sound source control program | |
WO2014170968A1 (en) | Chord notation creation device, chord notation creation method, and chord notation creation program | |
JP4062257B2 (en) | Music score display device and music score display program | |
JP2021021871A (en) | Musical score editing device and musical score editing program | |
JP5272599B2 (en) | Electronic music apparatus and program | |
JP2012185341A (en) | Musical sound generation controller and musical sound generation controlling program | |
JP2018101047A (en) | Musical score display program | |
JP2017015960A (en) | Electronic musical instrument |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150414 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150804 |