JP2013023957A - Opening building material - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複層ガラスを用いる開口部建材に関する。 The present invention relates to an opening building material that uses a multilayer glass.
近年、住宅やビルの窓ガラスには、断熱性や遮音性の向上のため、複層ガラスを用いることが多くなっている。特許文献1には、竪框の一方の見付面にパネルをシール部材で接着し、パネルの他方の面の縁部をタイト材で保持することで、片面がすっきりした印象の浴室ドアが開示されているが、もう片方の面は框の見付面とパネル面との間に大きな段差ができ、また、複層ガラスには対応していない。ガラスを框にシール材で接着した場合、外部からシール材が見えて体裁が悪い、シール材が紫外線により劣化するといった不都合がある。
In recent years, double-glazed glass is often used for window glass of houses and buildings in order to improve heat insulation and sound insulation.
本発明は以上に述べた実情に鑑み、複層ガラスを框等のガラス枠組構成部材に体裁良く確実に保持させられ、且つシール材の紫外線による劣化を防止できる開口部建材の提供を目的とする。 The present invention has been made in view of the circumstances described above, and an object of the present invention is to provide an opening construction material that can hold a multi-layer glass on a glass frame constituent member such as a bag in a good and reliable manner and can prevent deterioration of a sealing material due to ultraviolet rays. .
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部建材は、複数のガラスと、ガラス間に配置したスペーサーと、ガラスの四周のうちの少なくとも一辺に配置したガラス枠組構成部材と目隠し材とを備え、スペーサーは、一次シールでガラスの内側面と接着してあり、ガラス枠組構成部材は、基部と、基部から延出する延出部を有し、基部をガラスの小口に対向して配置すると共に、延出部をガラス間に差し込んで、ガラス枠組構成部材とスペーサーとガラスとを二次シールで接着してあり、目隠し材は、ガラスの縁部に沿って設けてあり、二次シールを隠していることを特徴とする。
In order to achieve the above object, an opening construction material according to the invention described in
請求項2記載の発明による開口部建材は、請求項1記載の発明の構成に加え、ガラス枠組構成部材と交差して配置した他のガラス枠組構成部材と縁部材とを備え、縁部材は、基部と、基部から延出する延出部を有し、基部をガラスの小口に対向して配置すると共に、延出部をガラス間に差し込んで、縁部材とスペーサーとガラスとを二次シールで接着してあり、他のガラス枠組構成部材は、見込み壁と見付壁とからなる断面コ字型の呑み込み部を有し、呑み込み部に縁部材とガラスの端部を呑み込ませて固定してあると共に、ガラス枠組構成部材の長手方向端部を呑み込み部に呑み込ませてあることを特徴とする。
The opening construction material according to the invention described in
請求項3記載の発明による開口部建材は、請求項2記載の発明の構成に加え、縁部材は、長手方向に係合部を有し、他のガラス枠組構成部材は、縁部材の係合部が係合する被係合部を長手方向に有することを特徴とする。
In the opening construction material according to the invention described in
請求項4記載の発明による開口部建材は、請求項2又は3記載の発明の構成に加え、ガラスの四周のうちの対向する二辺に縁部材が配置してあり、縁部材間にガラス枠組構成部材が配置してあり、ガラス枠組構成部材の側方からのネジで縁部材とガラス枠組構成部材とを固定してあることを特徴とする。
In addition to the configuration of the invention of
請求項1記載の発明による開口部建材は、ガラス枠組構成部材の基部をガラスの小口に対向して配置すると共に、延出部をガラス間に差し込んで、ガラス枠組構成部材とスペーサーとガラスとを二次シールで接着したことで、ガラス枠組構成部材に複層ガラスをすっきりと保持させられ、尚且つ二次シールにより複層ガラスとガラス枠組構成部材とが一体化されるため、剛性アップが図れる。ガラス枠組構成部材の見込み寸法を小さく抑えたまま、ガラス間の隙間を広くして断熱性を向上できる。また、ガラスの小口と内側面がガラス枠組構成部材の基部と延出部に二次シールで接着されるため、ガラス間に水蒸気が浸入するのを防止できると共に、ガラス間の層間変位を防止することができる。さらに本発明の開口部建材は、目隠し材がガラスの縁部に沿って設けてあり、目隠し材で二次シールを隠していることで、意匠性が向上すると共に、紫外線による二次シールの劣化を防止できる。
The opening construction material according to the invention of
請求項2記載の発明による開口部建材は、ガラス枠組構成部材と交差して配置した他のガラス枠組構成部材と縁部材とを備え、縁部材の基部をガラスの小口に対向して配置すると共に、延出部をガラス間に差し込んで、縁部材とスペーサーとガラスとを二次シールで接着してあり、他のガラス枠組構成部材の呑み込み部に縁部材とガラスの端部を呑み込ませて固定したことで、他のガラス枠組構成部材の見付壁とガラスの外側面との間にグレージングチャンネルやシール材を介在させる必要がないため、他のガラス枠組構成部材の見付壁とガラスの外側面との段差を小さくでき、略フラットで意匠性に優れたものとなる。ガラス枠組構成部材の長手方向端部を他のガラス枠組構成部材の呑み込み部に呑み込ませたことで、ガラス枠組構成部材と他のガラス枠組構成部材とをがたつきなく固定できる。
The opening construction material according to the invention of
請求項3記載の発明による開口部建材は、二次シールでガラス及びスペーサーと接着された縁部材に、他のガラス枠組構成部材を長手方向にスライドさせて縁部材の係合部に被係合部を係合させることで、他のガラス枠組構成部材を容易に組付けできる。
The opening construction material according to the invention of
請求項4記載の発明による開口部建材は、ガラスの四周のうちの対向する二辺に縁部材を配置し、縁部材間にガラス枠組構成部材を配置し、ガラス枠組構成部材の側方からのネジで縁部材とガラス枠組構成部材とを固定することで、縁部材とガラス枠組構成部材とでガラスの四周を枠組みし、容易に組立てできる。 The opening construction material according to the invention of claim 4 arranges the edge member on two opposite sides of the four circumferences of the glass, arranges the glass frame component member between the edge members, and from the side of the glass frame component member. By fixing the edge member and the glass frame constituting member with screws, the four edges of the glass are framed by the edge member and the glass frame constituting member, and can be easily assembled.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1,2は、本発明の開口部建材の第1実施形態であって、住宅の窓開口部に設置される引違いサッシに適用した場合を示している。本サッシは、躯体開口部に取付けたサッシ枠1と、サッシ枠1内に引違い状に開閉自在に収めた外障子2a及び内障子2bとを備えている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2 show a first embodiment of an opening construction material according to the present invention, which is applied to a sliding sash installed in a window opening of a house. The sash includes a
サッシ枠1は、上枠3と下枠4と左右の竪枠5,5とを枠組みして構成してある。上枠3と下枠4には、外障子2aと内障子2bをそれぞれ案内する外レール6aと内レール6bが、内周側に突出して形成されている。上枠3と下枠4と竪枠5の室内側の内周部には、樹脂製のアングル7が設けてある。
The
外障子2aと内障子2bは、図1,2に示すように、スペーサー8を挟んで2枚のガラス9,9を室内外方向に間隔をおいて保持した複層ガラス10を、アルミニウム合金の押出形材よりなる上下の横框11,12と左右の竪框13,14とで四周枠組みして構成してある。2枚のガラス9,9の間には、約16mmの隙間Sが形成されている。スペーサー8は、ステンレスの薄い板をロールフォーミングにより筒状に形成してあり、4本のスペーサー8を矩形に枠組みしてガラス9,9間に配置し、ガラス9,9の内側面9c,9cに一次シール15で接着してある。スペーサー8の内部には乾燥剤16が入れられ、スペーサー8の内周側面には多数の通気孔(図示省略)が形成してある。
As shown in FIGS. 1 and 2, the outer shoji 2 a and the inner shoji 2 b are made of an aluminum alloy made of a double-
横框11,12は、図1に示すように、内周側面にガラス9,9の小口9b,9bに対向する基部17と、基部17より室内外方向に間隔をあけて内周側に突出した延出部18,18と、延出部18間に外周側に開口して設けたタッピングホール19とを有しており、基部17と延出部18とがガラス9の小口9bと内側面9c及びスペーサー8と、二次シール20により接着されている。横框11,12の見付面11a,12aは、ガラス9の外側面9aと略面一になっている。横框11,12には、室外側と室内側に押縁21が長手方向に沿って取付けてあり、押縁21により二次シール20とスペーサー8を隠している。押縁21は、室内外方向に突出する取付片22を有し、取付片22を基部17とガラス9の小口9bとの間の二次シール20内に差し込んで取付けてある。
As shown in FIG. 1, the
竪框13,14は、図2に示すように、見込み壁23と一対の見付壁24,24とからなるコ字型断面の呑み込み部25を内周側に開口して有し、呑み込み部25の底部には縁部材26が配置してある。縁部材26は、アルミニウム合金の押出形材よりなり、ガラス9の小口9bに対向する基部27と、基部27より室内外方向に間隔をあけて内周側に突出した延出部28,28と、基部27の外周側面に室内外方向に間隔をあけて長手方向に沿って形成した2本の係合部29を有しており、基部27と延出部28とがガラス9の小口9bと内側面9c及びスペーサー8と二次シール20により接着されており、係合部29は竪框13,14の見込み壁23に長手方向に沿って形成したアリ溝状の被係合部30に係合している。竪框13,14の見付壁24は、ガラス9の外側面9aに僅かな隙間を空けた状態で対向しており、見付壁24により二次シール20とスペーサー8が隠れている。
縁部材26は、図3(b)に示すように、延出部28の上下端部が切り欠かれており、横框11,12は、図3(a)に示すように、長手方向端部を竪框13,14の呑み込み部25内に呑み込み、両側の端面を縁部材26,26の内周側面に当接させてあり、横框11,12の側方から竪框13,14と縁部材26,26を貫通して横框11,12のタッピングホール19に捩じ込んだネジ31により、竪框13,14と縁部材26,26を横框11,12と固定している。
As shown in FIG. 2, the
As shown in FIG. 3 (b), the upper and lower end portions of the extending
次に、障子2a,2bの組立て方を説明する。図4(a)に示すように、スペーサー8の室外側面と室内側面とに一次シール15を付着し、横框11,12には延出部18と基部17とのコーナー部に二次シール20を付着し、スペーサー8と延出部18を挟むように2枚のガラス9,9を両側から押し付ける。これと同時に、図4(c)に示すように、ガラス9,9の縦辺部においても、スペーサー8の室外側面と室内側面とに一次シール15を付着し、縁部材26,26の延出部28と基部27とのコーナー部に二次シール20を付着し、スペーサー8と延出部28を挟むように2枚のガラス9,9を両側から押し付ける。こうしてガラス9,9を両側から押し付けると、図4(b)と図4(d)に示すように、横框11,12の延出部18と縁部材26,26の延出部28がガラス9,9の内側面9c,9cと二次シール20で接着されると共に、二次シール20が横框11,12と縁部材26,26の基部17,27とガラス9,9の小口9b,9bとの隙間にはみ出し、これらの基部17,27とガラス9,9の小口9b,9bとが二次シール20で接着される。その後、横框11,12の基部17とガラス9の小口9bとの間の二次シール20に取付片22を差し込んで押縁21を取付ける。こうしてガラス9,9の四周を横框11,12と縁部材26,26とで枠組みした後、図5に示すように、竪框13,14を長手方向に沿ってスライドさせながら、縁部材26,26の係合部29,29に被係合部30,30を係合させて竪框13,14を取付ける。その後、横框11,12の側方からタッピングホール19にネジ31を捩じ込み、竪框13,14と縁部材26,26を横框11,12に固定する。なお、押縁21の取付けは、竪框13,14を取付けた後に行うこともできる。
Next, how to assemble the shoji 2a and 2b will be described. As shown in FIG. 4A, the
以上に述べたように本サッシの障子2a,2bは、竪框13,14の呑み込み部25内の底部に縁部材26,26を設け、縁部材26の基部27をガラス9,9の小口9b,9bに対向して配置すると共に、延出部28,28をガラス9,9間に差し込んで、縁部材26,26とスペーサー8とガラス9,9とを二次シール20で接着し、縁部材26,26の係合部29,29を竪框13,14の被係合部30,30に係合したことで、竪框13,14の見付壁24,24とガラス9,9の外側面9a,9aとの間にグレージングチャンネルやシール材を介在させる必要がないため、竪框13,14の見付壁24,24とガラス9,9の外側面9a,9aとの段差を小さくできる。また横框11,12は、基部17をガラス9,9の小口9b,9bに対向して配置すると共に、延出部18,18をガラス9,9間に差し込んで、横框11,12をガラス9,9及びスペーサー8と二次シール20で接着することで、横框11,12の見付面11a,12aとガラス9,9の外側面9a,9aとの段差も小さくできる。これにより、室外側面と室内側面が略フラットになり、しかも横框11,12に取付けた押縁21と竪框13,14の見付壁24により、二次シール20とスペーサー8が隠れているので、すっきりした意匠になる。またこのように、框11,12,13,14の見付面とガラス9,9の外側面9a,9aとの段差が小さいことで、框11,12,13,14の見込み寸法を小さく抑えつつガラス9,9間の隙間Sを広くすることができ、障子2a,2bの断熱性能が向上する。二次シール20が押縁21と竪框13,14の見付壁24で隠れていることで、紫外線による二次シール20の劣化を防止できる。
さらに本障子2a,2bは、ガラス9,9の小口9b,9bと内側面9c,9cが、ガラス9,9の四周全周にわたり、連続する二次シール20により横框11,12と縁部材26,26の基部17,27及び延出部18,28と接着されているため、ガラス9,9間に水蒸気が浸入するのを防止できると共に、ガラス9,9間の層間変位を防止することができる。また、複層ガラス10が各框11,12,13,14と一体化されているため、障子2a,2bの剛性アップが図れる。さらに、延出部18,28間には二次シール20を充填する必要がないため、二次シール20の使用量を少なくできる。竪框13,14は、縁部材26,26を複層ガラス10に二次シール20で接着した後、長手方向にスライドさせて縁部材26,26の係合部29,29に被係合部30,30を係合させることで、容易に組付けできる。
また本障子2a,2bは、横框11,12と縁部材26,26を複層ガラス10と二次シール20で接着し、竪框13,14を長手方向にスライドさせて縁部材26,26に係合取付けして、竪框13,14と縁部材26,26を横框11,12にネジ31で固定することで、障子2a,2bの組み立てをガラス9,9の接着と同時に簡易に行うことができ、製作コストや輸送コストを削減することができる。横框11,12の長手方向端部を竪框13,14の呑み込み部25に呑み込ませ、且つ横框11,12の端面を縁部材26,26の内周側面に当接しているため、竪・横框11,12,13,14をがたつきなく固定でき、障子2a,2bを正確に且つ堅牢に組み立てできる。押縁21を後付けにしたことで、障子2a,2bの組立が妨げられない。
As described above, the shojis 2a and 2b of the sash are provided with the
Further, the shojis 2a and 2b have the edge 9b and 9b of the
Further, the shoji 2a and 2b are obtained by adhering the
図6は、横框11,12の目隠し材の他の実施形態を示している。図6(a)は、ガラス9の外側面9aと横框12の見付面12aとに跨るようにテープ32を貼り、テープ32により二次シール20を隠している。図6(b)は、ガラス9,9の内側面9c,9cの周縁部に印刷により塗料33を付着させ、塗料33により二次シール20を隠している。これらの構成によっても、紫外線による二次シール20の劣化を防止することができる。
FIG. 6 shows another embodiment of the blindfold of the
図7〜9は、本発明の開口部建材の第2実施形態を示している。本実施形態は、サッシ枠1と外障子2aと内障子2bとを備える引違いサッシである点は第1実施形態と同様であり、横框11,12の断面形状と竪框13,14の呑み込み部25内に配置する縁部材26,26の断面形状が第1実施形態とは異なっている。
横框11,12は、図7に示すように、ガラス9,9間に差し入れられる延出部18が、内周側に向かって幅狭となった中空の台形状に形成されている。また、ガラス9,9の小口9b,9bに面する基部17の両側に、ガラス9,9の外側面9a,9aを被うカバー片34,34が横框11,12と一体に形成され、カバー片34,34はガラス9,9の外側面9a,9aに僅かな隙間を空けた状態で対向しており、カバー片34,34により二次シール20とスペーサー8が隠れている。横框11,12は、図9に示すように、長手方向両端部のカバー片34を切除すると共に、長手方向両端部を竪框13,14の呑み込み部25に呑み込ませ、端面を縁部材26,26の内周側面に当接している。
竪框13,14の呑み込み部25内に設ける縁部材26,26は、図8に示すように、ガラス9,9間に差し入れられる延出部28が、横框11,12と同様に中空の台形状に形成されている。
7-9 has shown 2nd Embodiment of the opening part building material of this invention. The present embodiment is the same as the first embodiment in that it is a sliding sash provided with a
As shown in FIG. 7, the
As shown in FIG. 8, the
本サッシの障子2a,2bの組立て方を説明すると、図10(a),(c)に示すように、予め2枚のガラス9,9間にスペーサー8を一次シール15で接着して配置すると共に、スペーサー8の外周側のガラス9,9間に二次シール20を充填し、横框11,12と縁部材26,26をガラス9,9の周囲から押し付ける。すると図10(b),(d)に示すように、二次シール20が台形状の延出部18,28に押されて横框11,12及び縁部材26,26の基部17,27とガラス9,9の小口9b,9bの間にはみ出し、横框11,12とガラス9,9とスペーサー8、縁部材26,26とガラス9,9とスペーサー8が、二次シール20で接着される。後は第1実施形態と同様に、図5に示すように、竪框13,14を長手方向に沿ってスライドさせながら、縁部材26,26の係合部29,29に被係合部30,30を係合させて竪框13,14を取付ける。その後、横框11,12の側方からタッピングホール19にネジ31を捩じ込み、竪框13,14と縁部材26,26を横框11,12に固定する。
Explaining how to assemble the shoji 2a and 2b of the sash, as shown in FIGS. 10 (a) and 10 (c), a
本実施形態の障子2a,2bも、第1実施形態と同様に、框11,12,13,14の見付面とガラス9,9の外側面9a,9aの段差の小さいフラットな意匠になる、框11,12,13,14の見込み寸法を小さく抑えながらガラス9,9間の隙間Sを大きくでき、断熱性能が向上する、複層ガラス10と框11,12,13,14が一体化することで障子の剛性がアップする、二次シール20の量を少なくできる、障子2a,2bの組み立てが複層ガラス10の製作と同時に簡易に行えるといった効果を有する。さらに、横框11,12と縁部材26,26の延出部18,28を台形状とし、横框11,12と縁部材26,26をガラス9,9の周囲から押し付けて取付けるようにしたことで、複層ガラス10を既存の製造設備を用いて従来と同様に製作できる、横框11,12に二次シール20を隠すためのカバー片34を一体に形成できるといった効果も有する。
Similarly to the first embodiment, the shoji 2a and 2b of the present embodiment also have a flat design with a small step between the locating surface of the
図11,12は、本発明の開口部建材の第3実施形態を示している。本実施形態は、障子2a,2bの横框11,12と竪框13,14が、室外側に配置したアルミ製框材35と、アルミ製框材35の室内側の見えがかりの部分を覆うようにアルミ製框材35に係合取付けした樹脂製框材36の、二部材で形成されている点が第1実施形態と異なる。このように、框の室内側の見えがかり部分を樹脂製框材36で覆うことで、障子2a,2bの断熱性能をより一層向上させることができる。横框11,12と縁部材26,26に延出部18,28が2条の突起状に形成されている点は第1実施形態と同様で、障子2a,2bの組立て方も第1実施形態のものと同様である。
本実施形態において、図7,8に示す第2実施形態のように、横框11,12と縁部材26,26に延出部18,28を中空の台形状に形成し、図10に示すように、横框11,12と縁部材26,26をガラス9,9の周囲から押し付けて取付けるようにすることもできる。
11 and 12 show a third embodiment of the opening building material of the present invention. In this embodiment, the
In this embodiment, as in the second embodiment shown in FIGS. 7 and 8, the extending
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。障子は、引違い状に開閉するものに限らず、回動ないしすべり出して開閉するものや、サッシ枠に固定した嵌め殺し障子であってもよい。ガラス枠組構成部材及び他のガラス枠組み構成部材は、ガラスの周囲を枠組みするものであればよく、実施形態のような竪框と横框に限らず、竪枠、横枠、方立、無目等であってもよい。ガラス枠組構成部材及び他のガラス枠組み構成部材の断面形状は、適宜変更することができる。ガラスは、3枚以上とすることもできる。本発明の開口部建材は、建物の窓に限らず、電車等の乗り物の窓等に用いることもできる。 The present invention is not limited to the embodiments described above. The shoji is not limited to the one that opens and closes in a sliding manner, but may be one that pivots or slides to open and close, or a fitting kill that is fixed to a sash frame. The glass frame component member and other glass frame component members may be any member as long as they frame the periphery of the glass. Etc. The cross-sectional shapes of the glass framework component and other glass framework components can be changed as appropriate. Three or more glasses can be used. The opening construction material of the present invention is not limited to a building window, but can be used for a window of a vehicle such as a train.
1 サッシ枠
2a 外障子(障子)
2b 内障子(障子)
8 スペーサー
9 ガラス
10 複層ガラス
11,12 横框(ガラス枠組構成部材)
13,14 竪框(他のガラス枠組構成部材)
15 一次シール
17 横框の基部
18 横框の延出部
20 二次シール
21 押縁(目隠し材)
23 見込み壁
24 見付壁
25 呑み込み部
26 縁部材
27 縁部材の基部
28 縁部材の延出部
29 係合部
30 被係合部
31 ネジ
32 テープ(目隠し材)
33 塗料(目隠し材)
1 Sash frame 2a Shoji screen
2b inner shoji (shoji)
8
13,14 竪 框 (Other glass frame components)
15
23
33 Paint (blindfold material)
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