JP2013023952A - Scaffold for construction and maintenance system of building - Google Patents
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Abstract
Description
清掃、改修作業を行なう住宅に設置する工事用足場及び建築物のメンテナンスシステムに関する。 The present invention relates to a construction scaffolding and a building maintenance system installed in a house where cleaning and repair work are performed.
従来の多階層住宅のベランダに設置する工事用足場として、特許文献1に知られるように、上下に対向する室外廊下の上面壁と下面壁との間に、上下に延びる支柱によって足場本体を突っ張り支持させる足場装置があった。 As known in Patent Document 1, as a construction scaffold to be installed on a veranda of a conventional multi-story house, a scaffold main body is stretched by a column extending vertically between an upper surface wall and a lower surface wall of an outdoor corridor facing vertically. There was a scaffolding device to support.
この足場装置は、足場用主枠を有し、足場用主枠は、室内側左右に設けられる突っ張りポストと、室外側左右に設けられる前面枠支柱と、左右の突っ張りポスト間に設けられる後面布枠と、左右の前面枠支柱間に設けられる前面布枠と、前後に対向する突っ張りポストと前面枠支柱との間に設けられる側面布枠と、で構成されていた。そして、突っ張りポストは、下端部側に配置される基部ポストの下端部にキャスターが取り付けられ、上端部側に配置される第2伸縮ポストの上端部に上面壁に突っ張り当接する突っ張り板が枢着されていた。 This scaffold device has a main frame for scaffolding, and the main frame for scaffolding is a rear post provided between a stretching post provided on the left and right sides of the room, a front frame column provided on the left and right of the outdoor side, and a left and right stretching post. The frame is composed of a frame, a front cloth frame provided between the left and right front frame columns, and a side cloth frame provided between the front and rear strut posts and the front frame columns. In addition, a caster is attached to the lower end of the base post disposed on the lower end side, and the tension plate is pivotally attached to the upper end of the second telescopic post disposed on the upper end side. It had been.
また、建物の外壁修繕工事方法として、特許文献2に記載されているものがあった。これによれば、建物の一の側面にのみ足場を組み上げ、足場は、建物の一の側面に打ち込まれたアンカに、足場とつながる複数の固定部材が連結されることにより建物の一の側面に固定されていた。この足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行い、建物の一の側面の外壁修繕作業が、終わったら、足場を解体する工程と、建物の残りの側面に足場を組み上げ、この組み上げた足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行なう工程と、に分けて行っていた。
Moreover, there existed what was described in
一般的に四、五階程度の多層層住宅では、最上階の軒先にある天井は、高層住宅のように、コンクリートで一体形成されておらず、軽量金物で新建材貼りされているので強度が弱く、上面壁に突っ張り当接する突っ張り板の面積が少ない特許文献1の工事用足場では、最上階の軒先にある天井を損傷させるおそれがあった。 In general, in multi-story houses with 4th and 5th floors, the ceiling at the eaves on the top floor is not integrally formed with concrete like high-rise houses, but because the new building materials are attached with lightweight hardware, the strength is high. In the construction scaffold of Patent Document 1, which is weak and has a small area of the tension plate that is in tension against the upper surface wall, there is a risk of damaging the ceiling at the eaves on the top floor.
また、特許文献2の外壁修繕工事方法では、外壁修繕作業に際し建物の側面にアンカを打ち込む作業が必要となり、建物の側面に穴があけられることになるので、建物の強度が低下するといった問題があった。
Moreover, in the exterior wall repair work method of
本発明は、上記事情に鑑み、強度の弱いベランダ天井壁を損傷させない工事用足場、その工事用足場を用いて建築物がベランダがない側面を有する場合でも建築物の強度を損なうことなく清掃、改修作業を行なうことができる建築物のメンテナンスシステムを提供するものである。 In view of the above circumstances, the present invention is a construction scaffold that does not damage the low-strength veranda ceiling wall, even if the building has a side surface without a veranda using the construction scaffold, cleaning without impairing the strength of the building, It is intended to provide a building maintenance system capable of renovation work.
請求項1記載の発明では、ベランダ天井壁側に配置される押圧部は、二つの縦支持部を連結して互いに対向するように配設された一対のジャッキ部と、平面視において矩形平板状に形成されジャッキ部に両端部を支持されベランダ天井壁を押圧する押圧板部とを備えている。この押圧板部により、比較的広い範囲を押圧することとなり、ベランダ天井壁を押圧する際の単位面積あたりの押圧力が小さくなるので、ベランダ天井壁の強度が弱くても天井壁を損傷させることなくベランダ天井壁を押圧することができる。 In the first aspect of the present invention, the pressing portion disposed on the veranda ceiling wall side includes a pair of jack portions disposed so as to oppose each other by connecting the two vertical support portions, and a rectangular flat plate shape in plan view. And a pressing plate portion that supports both ends of the jack portion and presses the veranda ceiling wall. By this pressing plate part, a relatively wide range is pressed, and the pressing force per unit area when pressing the veranda ceiling wall is reduced, so that the ceiling wall is damaged even if the strength of the veranda ceiling wall is weak. Without pressing the veranda ceiling wall.
請求項2記載の発明では、作業台部を、建築物の第二の外側壁に沿って配設される仮設足場と係合可能に形成しているので、建築物の第二の外側壁に沿って配設される仮設足場と係合させれば、建物がベランダがない側面を有する場合でも建築物にアンカを打ち込むことが不要となり、建築物の強度を損なうことなく清掃、改修作業を行なうことができる。
In the invention according to
請求項3記載の発明では、作業台部に支持されて上方に延びて、建築物のベランダ上方の屋根に移動可能に架け渡される階段部により、屋根に容易に移動することができる。
In invention of
請求項4記載の発明では、請求項1乃至3のいずれかに記載の工事用足場を用いたメンテナンスシステムであって、工事用足場と、仮設足場とで構成して、仮設足場の平面視における建築物の外周方向に沿った両端部を、少なくとも仮設足場の設置階における建築物の最上層階のベランダに設置されている工事用足場の作業台部と、それぞれ係合させるように形成している。これにより、工事用足場が仮設足場を支持するので建築物にアンカを打ち込むことが不要となり、建築物がベランダがない側面を有する場合でも建築物の強度を損なうことなく清掃、改修作業を行なうことができる。 A fourth aspect of the present invention is a maintenance system using the construction scaffold according to any one of the first to third aspects, comprising a construction scaffold and a temporary scaffold, in a plan view of the temporary scaffold. Form both ends along the outer periphery of the building to engage with the work platform part of the construction scaffolding installed on the veranda on the top floor of the building at least on the floor where the temporary scaffolding is installed. Yes. As a result, since the construction scaffold supports the temporary scaffold, it is not necessary to drive anchors into the building, and even if the building has a side without a veranda, cleaning and repair work should be performed without compromising the strength of the building. Can do.
請求項5記載の発明では、縦枠の上端部から下方に所定距離離れた位置に、安全手摺部と係合される上係合部材を、縦枠の下端部から上方に所定距離離れた位置に、安全手摺部と係合される下係合部材を、それぞれ配設して、安全手摺部の両側枠の下端部に、縦枠の上係合部材と係合される下被係合部材を、安全手摺部の両側枠の上端部に、縦枠の下係合部材と係合される上被係合部材をそれぞれ配設している。
In the invention according to
そして、縦枠を、縦枠の上端部又は/及び縦枠の下端部で連結部材を介して上下方向において隣接する縦枠どうしを連結するとともに、上下に隣接する縦枠において、同一の安全手摺部の上被係合部材を上の縦枠の下係合部材と係合するとともに下被係合部材を下の縦枠の上係合部材と係合している。 The vertical frames are connected to each other in the vertical direction at the upper end portion of the vertical frame and / or the lower end portion of the vertical frame via a connecting member, and the same safety handrail is connected to the vertical frame adjacent in the vertical direction. The upper engaged member is engaged with the lower engaging member of the upper vertical frame, and the lower engaged member is engaged with the upper engaging member of the lower vertical frame.
これにより、連結部材を利用しての連結に加え、同一の安全手摺部の下被係合部材及び上被係合部材を利用して縦枠どうしを連結することになるので、縦枠どうしの連結が強固になり仮設足場の設置時の安定性を高めることができる。 Thereby, in addition to the connection using the connection member, the vertical frames are connected using the lower engagement member and the upper engagement member of the same safety handrail portion. The connection becomes strong and the stability at the time of installation of the temporary scaffold can be enhanced.
請求項6記載の発明では、足場板部、又は、足場板部及び上係合部材を、工事用足場の作業台部と係合可能に形成しているので、足場板部と作業台部間の移動が容易になり作業効率を高めることができる。
In the invention described in
請求項7記載の発明では、仮設足場又は/及び工事用足場に支持された多機能リフト装置が、鉛直方向に延びる縦レールと、縦レールに沿って移動する本体部と、本体部に支持され水平方向に延びて物を搬送可能な横レールと、横レール上を移動して建築物を検査又は/及び洗浄する移動体を備えている。これにより、人力を用いずに作業用の資材、物品を上層階に搬送できるとともに、検査、洗浄作業を行なうことができ、迅速な清掃、改修作業を行なうことができる。
In the invention according to
本発明の工事用足場では、ベランダ天井壁の強度が弱くても天井壁を損傷させることなくベランダ天井壁を押圧することができ、本発明の建築物のメンテナンスシステムでは、建築物がベランダがない側面を有する場合でも築物の強度を損なうことなく清掃、改修作業を行なうことができる。 In the construction scaffold of the present invention, the veranda ceiling wall can be pressed without damaging the ceiling wall even if the strength of the veranda ceiling wall is weak. In the building maintenance system of the present invention, the building has no veranda. Even if it has side surfaces, it can be cleaned and repaired without damaging the strength of the structure.
本発明の工事用足場の実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明においては、図1における後述するベランダ天井壁3b側を上とし、後述するベランダ床面3a側を下とし、後述するベランダ3の幅方向に沿って室内に向かう側を室内側3e(後ろ側)、その反対側を室外側3f(前側)とし、室外側3f側から見て向かって左側を左、向かって右側を右、とする。
An embodiment of a construction scaffold according to the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, the later-described
工事用足場6は、建築物2の最上層階9のベランダ3に設置されている。建築物2の最上層階9のベランダ3は、それぞれベランダ床面3aと、ベランダ天井壁3bと、ベランダ手摺3cと、ベランダ室内側壁3gと、を備えている。
The
工事用足場6は、図1に示すように、基枠体部6Kと、突出アーム部13と、作業台部14と、手摺部15と、下階段部17と、上階段部18(特許請求の範囲における階段部に相当する。)と、を備えている。
As shown in FIG. 1, the
基枠体部6Kは、ベランダ手摺3cよりベランダ3の室内側3eに配置され、ベランダ床面3aに当接するベース部10と、ベランダ天井壁3b側に配置されベランダ天井壁3bと当接する押圧部11と、ベース部10の四隅部分からそれぞれ上側に延びてベース部10と押圧部11とを連結する四つの縦支持部12と、を有している。
The base
突出アーム部13は、ベランダ3の室外側3fの一対の縦支持部12に支持されベランダ手摺3cよりベランダ3の室外側3fに延びて配設されている。
The
作業台部14は、突出アーム部13を介してベランダ3の室外側3fの一対の縦支持部12に支持されている。
The
手摺部15は、作業台部14から上側に延設されている。
The
下階段部17は、ベース部10及び縦支持部12に支持され、ベース部10から作業台部14に移動可能に配置されている。
The
上階段部18は、作業台部14に支持されて上方に延びてから建築物2の屋根16に移動可能に架け渡されている。
The
ベース部10は、図2、図3、図4に示すように、矩形状のベース板部19と、ベース板部19から上方に延設された柱支持部20と、ベース板部19を挿通してベランダ床面3aと当接する床面当接部21と、を有している。
As shown in FIGS. 2, 3, and 4, the
ベース板部19は、矩形平板状の上板22と、上板22に対して平行に配置され柱支持部20を支持可能に形成された矩形平板状の下板23と、上板22の外縁部から下方に延びるとともに一部で上板22と下板23とを連結する側板24と、を有している。
The
上板22の四隅部分には、後述する柱支持部20を埋設するための埋設孔25が形成されている。埋設孔25よりもベース板部19の外周に近い部分の四隅には、それぞれ、床面当接部21が上板22及び下板23を挿通して配設されている。下板23の下面の平面視において上板22の埋設孔25に対応する部分には、キャスター26が回動可能に取り付けられている。上板22の上面の中心から右寄りの位置に、ベース板部19の長辺部分に沿って下階段部17を支持する一対の下階段支持部27(図3では省略。)が装着されている。
In the four corners of the
柱支持部20は、四角筒状に形成され埋設孔25に挿入され、下板23の上面と上板22の埋設孔25の縁部分で支持されている。柱支持部20の左右方向に沿った面には、図示しない連結ピンが挿通される固定挿通孔20aがそれぞれ形成されている。
The
床面当接部21は、図2、図3に示すように、ピポットジャッキが用いられ、ねじが形成された本体部21aと、本体部21aの上端部に形成された頭部21bと、本体部21aの下端部に、所定角度内を回動可能でベランダ床面3aに当接するように形成された当接部21cと、本体部21aと螺合するナット部21dと、を有している。本体部21aが、図示しない挿通孔に挿入され、上板22の上面側及び下板23下面側のそれぞれに配設されたナット部21dによって支持されている。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3, the floor
下階段部17は、図2、図3、図4に示すように、上部に配設される踊り場板49と、踊り場板49から斜め下方に延びる支持枠部50と、支持枠部50に支持される踏み板51と、を有している。
As shown in FIGS. 2, 3, and 4, the
踊り場板49は、平板状で正面視における断面が略コ字状に形成され、水平方向に沿った水平部49aと、左端縁部から下方に延びる左垂直部49bと、右端縁部から下方に延びる右垂直部49cと、を有している。
The
支持枠部50は、図2、図3に示すように、前後一対の支持枠体501から構成されている。各支持枠体501は、正面視において、踊り場板49の右垂直部49cの上端部から斜め下方に延びる前上アングル部501aと、踊り場板49の右垂直部49cの下端部から斜め下方に延びる前下アングル部501bと、前下アングル部501bの下端部からベース板部19の上板22に沿って延びる前横アングル部501cと、前横アングル部501cの右側の端部と前上アングル部501aの下端部とを連結する前縦アングル部501dと、を備えている。前横アングル部501cの前後方向に直交する面に前後方向に沿って貫通して後述する上階段支持部48と連結する下階段連結孔501eが左右方向に沿って複数形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
踏み板51は、矩形板状で正面視において長辺と短辺を有する断面L字状に形成され、長辺側の面がベース板部19と平行になるように複数段配置されている。前上アングル部501aと、前下アングル部501bの前後方向に直交する面で、踏み板51の前端部の一部及び後端部の一部がそれぞれ支持されている。
The
各下階段支持部27は、図2、図4に示すように、等辺山形鋼が用いられ、一方の辺の外面27aで上板22の上面に左右方向に沿って互いに平行となるように装着されている。他方の上方に向かって延びる辺には、前後方向に沿って貫通して下階段部17の設置位置を調整する下階段連結孔27bが左右方向に沿って複数形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, each
前横アングル部501cのいずれかの下階段連結孔501eと、下階段連結孔27bとを、図示しない連結ピンをそれぞれ挿通することによって下階段部17と、ベース板部19とが連結されている。
The
タラップ受け部74は図2、図3に示すように、長尺平板状で平面視においてコの字状に形成された連結板部74aと、長尺平板状で連結板部74aの屈曲部分と対向するとともに長手方向を上下方向に沿わせて配設された調整板74bと、連結板部74aに装着され角筒状で調整板74bの間に配設された受け部74cと、を有している。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
タラップ受け部74は、後述するベース板部19の左側に配設された一対の縦支持部12の下部柱37を前後方向に沿って連結するように配設されている。調整板74bには、前後方向に貫通するタラップ連結孔74dが上下方向に沿って複数形成されている。
The
連結板部74aの屈曲部分と、調整板74bとの間隔は、後述する下部柱37の平面視における前後方向の幅と略同一に形成されている。
The interval between the bent portion of the connecting
タラップ受け部74のいずれかのタラップ連結孔74dが、縦支持部12の下部柱37のいずれかの柱連結孔37aと相互に対向され、それらの相互に対向するタラップ連結孔74dと、柱連結孔37aとを、図示しない連結ピンを挿通することによって前後方向に沿った一対の下部柱37が連結されている。
One of the
タラップ受け部74の受け部74cに踊り場板49の水平部49aが載置されるとともに、タラップ受け部74の連結板部74aと、踊り場板49の左垂直部49bが係止されて、下階段部17と、タラップ受け部74とが連結されている。
The
押圧部11は、図2、図3、図4に示すように、矩形平板状に形成されベランダ天井壁3bを押圧する第一の押圧板部29と、第一の押圧板部29より平面視における面積を小さく形成されベランダ天井壁3bを押圧する第二の押圧板部30と、第一の押圧板部29を上下方向に移動させる一対のジャッキ部31と、第二の押圧板部30を上下方向に移動させる棒ジャッキ部32と、ジャッキ部31及び棒ジャッキ部32を支持する一対の台座部33と、を有している。
As shown in FIGS. 2, 3, and 4, the
第一の押圧板部29は、弾性を有した部材で、平面視においてベース板部19に埋設された四つの柱支持部20で囲まれた面積(各柱支持部20の四つの角のベース板部19の中心側に近い角を結んで矩形をなす部分の面積)と略同一の面積を有して形成され、左右方向の端部でジャッキ部31にそれぞれ支持されている。
The first
第二の押圧板部30は、弾性を有した部材で矩形平板状に形成され、第一の押圧板部29より後ろ側に二つ配設され、下面の中央部で棒ジャッキ部32にそれぞれ装着されている。
The second
ジャッキ部31は、一対のリンク部31aと、一対のリンク部31a中央部を連結する調節ねじ31bと、調節ねじ31bの前端部に装着されるハンドル31cと、ハンドル31cを固定する固定ナット31dと、を有している。ジャッキ部31は、後述する連結柱部34のブラケット部34dにそれぞれ装着されて縦支持部12を連結している。ジャッキ部31は、リンク部31aの上端部で第一の押圧板部29の下面にそれぞれ装着され、第一の押圧板部29を支持している。
The
棒ジャッキ部32は、ねじが形成された本体部32aと、本体部32aの下端部に形成されたハンドル32bと、本体部32aと螺合するナット部32cと、回転バーを有する固定ナット32dと、を有している。棒ジャッキ部32は、ナット部32cで後述する摺動部35に支持されている。
The
台座部33は図2、図3、図4に示すように、後述する上部柱36を連結する連結柱部34と、連結柱部34の内側に摺動可能に形成された摺動部35と、を有している。
As shown in FIGS. 2, 3, and 4, the
連結柱部34は、角筒状に形成されている。連結柱部34には、左右方向に直交する面に、左右方向に沿って貫通する台座連結孔34aが、前後方向に沿って複数形成されている。連結柱部34の下面の前端部及び後端部には、上部柱36が挿入される挿入部34bが形成されている。各挿入部34bには、左右方向に直交する面に、左右方向に沿って貫通する柱台連結孔34cが、形成されている。連結柱部34には、対向する連結柱部34に向かって延びてジャッキ部31が装着されるブラケット部34dが、設けられている。
The connecting
摺動部35は、角筒状で連結柱部34の内側に挿入可能な大きさに形成されている。摺動部35には、左右方向に直交する面に、左右方向に沿って貫通する台座連結孔35aが、前後方向に沿って複数形成されている。摺動部35の後端部には、棒ジャッキ部32のナット部32cが装着されている。
The sliding
連結柱部34のいずれかの台座連結孔34aが、連結柱部34の内側に挿入された摺動部35のいずれかの台座連結孔35aと相互に対向され、それらの相互に対向する台座連結孔34aと、台座連結孔35aとを、図示しない連結ピンを挿通することによって連結柱部34と摺動部35とが連結されている。
Any
縦支持部12は、図2、図3に示すように、それぞれ角筒状に形成された上部柱36と下部柱37とで構成されている。上部柱36の下部には、前後方向に直交する面に、前後方向に沿って貫通する柱連結孔36aが、上下方向に沿って複数形成されている。上部柱36の中央部には、左右方向に直交する面に、左右方向に沿って貫通するアーム連結孔36bが、上下方向に沿って複数形成されている。上部柱36の上部には、左右方向に直交する面に、左右方向に沿って貫通する柱台連結孔36cが、形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
下部柱37は、図2、図3に示すように、上部柱36の内側に挿入可能な大きさに形成されている。下部柱37の上部には、前後方向に直交する面に前後方向に沿って貫通する、柱連結孔37aが上下方向に沿って複数形成されている。下部柱37の下部には、前後方向に直交する面に前後方向に沿って貫通する、固定挿通孔37bが形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
上部柱36のいずれかの柱連結孔36aが、上部柱36の内側に挿入された下部柱37のいずれかの柱連結孔37aと相互に対向され、それらの相互に対向する柱連結孔36aと、柱連結孔37aとを、図示しない連結ピンを挿通することによって上部柱36と下部柱37とが連結されている。
Any
上部柱36の柱台連結孔36cが、上部柱36の外側に嵌め込まれた挿入部34bの柱台連結孔34cと相互に対向され、それらの相互に対向する柱台連結孔36cと、柱台連結孔34cとを、図示しない連結ピンを挿通することによって上部柱36と挿入部34bとが連結されている。
The
下部柱37の固定挿通孔37bが、下部柱37の外側に嵌め込まれた柱支持部20の固定挿通孔20aと相互に対向され、それらの相互に対向する固定挿通孔37bと、固定挿通孔20aとを、図示しない連結ピンを挿通することによって柱支持部20と下部柱37とが連結されている。
The fixed
各突出アーム部13は、図2、図3に示すように、作業台支持柱38aと基部38bとを有している。作業台支持柱38aは、角筒状に形成されている。作業台支持柱38aの前端部には、前後方向に直交して上方に向かって延びる止め板38cが装着されている。作業台支持柱38aの左右方向に直交する面には、左右方向に沿って突出して後述する前係合部39dと係合する突片38dがそれぞれ配設されている。作業台支持柱38aの左右方向に直交する面の基部近傍に左右方向に沿って貫通する作業台連結孔38eがそれぞれ形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, each
基部38bは、角筒状に形成され、上部柱36の外側に嵌め込まれ上下方向に上部柱36に対して摺動可能な大きさに形成されている。基部38bの左右方向に直交する面に、左右方向に沿って貫通するアーム連結孔38fが、上下方向に沿って複数形成されている。基部38bの前面の下部には、三角板状のリブ38gが配設され、作業台支持柱38aを補助的に支持している。
The
上部柱36のいずれかのアーム連結孔36bが、上部柱36の外側に嵌め込まれた基部38bのいずれかのアーム連結孔38fと相互に対向され、それらの相互に対向するアーム連結孔36bと、アーム連結孔38fとを、図示しない連結ピンを挿通することによって上部柱36と基部38bとが連結され、突出アーム部13は、ベランダ手摺3cよりベランダ3の室外側3fに延びて配設されている。
Any one of the
作業台部14は、図2、図4に示すように、後ろ側の角部分に切り欠き部39aを二か所有した矩形平板状の作業台板39を有している。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
作業台板39の下面には、前端縁部から下方に延設する前補助部材39bと、後端縁部から下方に延設する後補助部材39cと、が左右方向に沿ってそれぞれ配設されている。前補助部材39b及び後補助部材39cは、断面L字状に形成された等辺山形鋼が用いられ、一方の辺の外面で作業台板39の下面に装着されている。前補助部材39b及び後補助部材39cの他方の辺の外面は、前補助部材39bでは作業台板39の前端面と、後補助部材39cでは作業台板39の後端面と、面一に形成されている。
A front
作業台板39の前側の左右の端部には、前面視において断面が下方に開放されたコ字状に形成され、作業台支持柱38aの突片38dと係合可能に形成された一対の前係合部39dが配設されている。前係合部39dの左右方向に直交する面には、前側の辺から後ろ側の辺に向かって切り欠き39eが、それぞれ形成されている。
The left and right end portions of the front side of the
作業台板39の後ろ側の左右の端部には、前面視において断面コ字状に形成され、作業台支持柱38aの作業台連結孔38eと係合可能に形成された一対の後係合部39fが配設されている。後係合部39fの左右方向に直交する面には、左右方向に沿って貫通する作業台連結孔39gが、それぞれ形成されている。
A pair of rear engagements formed on the left and right ends of the rear side of the
前係合部39dの切り欠き39eと作業台支持柱38aの突片38dとを係合させるとともに、後係合部39fの作業台連結孔39gと作業台支持柱38aの作業台連結孔38eとを相互に対向させ、それらの相互に対向する作業台連結孔39gと作業台連結孔38eとを、連結ピンを挿通することによって、左右の突出アーム部13と作業台部14の左右の端部とが連結されている。
While engaging the
手摺部40は、図2、図4に示すように、複数の縦支柱40aと、複数の横支柱40bとで格子状に形成され、前格子40cと、右格子40dと、左格子40eとを有して平面視においてコ字状に形成されている。前格子40cと、右格子40dとの間、及び、前格子40cと、左格子40eとの間には、図示しない蝶番が配設され、それぞれ回動可能に形成されている。手摺部15の下端部には、幅木板40fが配設されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
最下部に配設された手摺部40の横支柱40bと、作業台板39の前端部及び左右の端部の上面とが、図示しない連結部材によって連結されている。
The
上階段部41は、図2、図4に示すように、屋根16に架け渡される掛け渡し板42と、掛け渡し板42と作業台板39とを連結する支持枠部43と、支持枠部43に支持される踏み板44と、作業台板39と踏み板44との間に配設される入口踏み板45と、掛け渡し板42と支持枠部43とに支持される右手摺46及び左手摺47と、を有している。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
掛け渡し板42は、平板状で側面視における断面がL字状に形成され、上下方向に沿った垂直部42aと、垂直部42aから後方に延びる水平部42bと、を有している。
The spanning
支持枠部43は、右支持枠部431と、左支持枠部432と、を備えている。右支持枠部431は、等辺山形鋼が用いられ側面視において、掛け渡し板42の垂直部42aの上端部から斜め下方に延びる右上アングル部431aと、掛け渡し板42の垂直部42aの下端部から斜め下方に延びる右下アングル部431bと、右下アングル部431bの下端部と右上アングル部431aの下端部とを連結する右横アングル部431cと、を備えている。支持枠部43は、右上アングル部431a及び右下アングル部431bの後端部で掛け渡し板42の垂直部42aと連結されている。右支持枠部431と、掛け渡し板42の垂直部42aとで囲まれた部分が、側面視において台形状に形成されている。
The
左支持枠部432は、等辺山形鋼が用いられ側面視において、掛け渡し板42の垂直部42aの上端部から斜め下方に延びる左上アングル部432aと、掛け渡し板42の垂直部42aの下端部から斜め下方に延びる左下アングル部432bと、左下アングル部432bの下端部から作業台板39に沿って前方に延びる左横アングル部432cと、左横アングル部432cの前側の端部と左上アングル部432aの下端部とを連結する左縦アングル部432dと、を備えている。
The left
右横アングル部431cの左右方向に直交する面には、左右方向に沿って貫通して後述する上階段支持部48と連結する上階段連結孔431dが形成されている。
An upper
左横アングル部432cの左右方向に直交する面には、左右方向に沿って貫通して上階段支持部48と連結する上階段連結孔432eが形成されている。
An upper
踏み板44は、矩形板状で側面視において断面L字状に形成され、作業台板39と平行になるように三段配置されている。左上アングル部432aと、左下アングル部432bの左右方向に直交する面で、踏み板44の左端部の一部が支持されている。右上アングル部431aと、右下アングル部431bの左右方向に直交する面で、踏み板44の右端部の一部が支持されている。
The
入口踏み板45は、平面視において右前の角部分が切り取られた台形板状で切り取られた斜辺部分が下方に折り曲げられて断面L字状に形成され、作業台板39と平行になるように配置されている。右上アングル部431aと、右下アングル部431bの左右方向に直交する面で、入口踏み板45の右端部の一部が支持されている。左下アングル部432bの左右方向に直交する面で、入口踏み板45の左端部の一部が支持されている。
The
右手摺46は、側面視において、入口踏み板45近傍の右上アングル部431aの長手方向の下端部、中央部、上端部、及び掛け渡し板42の水平部42bの右後端部から上方に延びる縦部分と、右上アングル部431a及び掛け渡し板42と平行に延びる横部分を有している。
In the side view, the
左手摺47は、側面視において、一番下の踏み板近傍の左上アングル部432aの長手方向の中央部、上端部及び掛け渡し板42の水平部42bの左後端部から上方に延びる縦部分と、左上アングル部432a掛け渡し板42と平行に延びる横部分を有している。
The
各上階段支持部48は、図4に示すように、等辺山形鋼が用いられ、一方の辺の外面で作業台板39の上面に装着されている。他方の上方に向かって延びる辺には、左右方向に沿って貫通して上階段部41の設置位置を調整する上階段連結孔48aが形成されている。
As shown in FIG. 4, each
右横アングル部431cのいずれかの上階段連結孔431d及び左横アングル部432cのいずれかの上階段連結孔432eが、上階段支持部48のいずれかの上階段連結孔48aと相互に対向され、それらの相互に対向する上階段連結孔431d及び上階段連結孔432eと、上階段連結孔48aとを、図示しない連結ピンを挿通することによって、上階段部41と作業台部14とが連結されている。
The upper
次に、上述した構成の工事用足場6の組立手順を説明する。
Next, an assembly procedure of the
まず、上部柱36と下部柱37とを連結して縦支持部12を形成する、この際、突出アーム部13を上部柱36に連結しておく。ベランダ床面3aにベース部10を設置して縦支持部12を連結する。そして、縦支持部12の上端部に押圧部11を連結する。床面当接部21をベランダ床面3aと当接させるとともに、一対のジャッキ部31により第一の押圧板部29を上方向に移動させてベランダ天井壁3bを押圧するとともに、棒ジャッキ部32により第二の押圧板部30をそれぞれ上方向に移動させてベランダ天井壁3bを押圧する。突出アーム部13と作業台板39とを連結して、手摺部40を作業台板39の前端部及び左右の端部の上面に装着した後、下階段部17を、ベース板部19から一対の下部柱37に架け渡すように連結して、それまでに組み上げた半完成状態の工事用足場6をベランダ3の室外側3fに移動させ、上階段部41を、作業台板39から屋根16に架け渡すように連結して工事用足場6の設置が完了する。解体時には以上に説明した逆の手順の作業を行なう。
First, the
工事用足場6では、ベランダ天井壁3b側に配置される押圧部11は、二つの縦支持部12を連結して互いに対向するように配設された一対のジャッキ部31と、平面視において矩形平板状に形成されジャッキ部31に両端部を支持されベランダ天井壁3bを押圧する第一の押圧板部29とを備えている。この第一の押圧板部29により、比較的広い範囲を押圧することとなり、ベランダ天井壁3bを押圧する際の単位面積あたりの押圧力が小さくなるので、ベランダ天井壁3bの強度が弱くても天井壁を損傷させることなくベランダ天井壁3bを押圧することができる。
In the
また、作業台部14に支持されて上方に延びて、建築物2のベランダ3上方の屋根16に移動可能に架け渡される上階段部41により、屋根16に容易に移動することができる。
Moreover, it can be easily moved to the
次に、本発明のメンテナンスシステムの実施形態について図面に基づいて説明する。 本発明の実施形態では、図5、図6(多機能リフト装置8は省略している。)に示すように、メンテナンスシステム1は、改修改築作業等を行なう建築物2のベランダ3を有する第一の外側壁4と、ベランダ3を有しない第二の外側壁5の周囲と、に設置されている。各階のベランダ3は、それぞれベランダ床面3aと、ベランダ天井壁3bと、ベランダ手摺3cと、ベランダ室内側壁3gと、を備えている。
Next, an embodiment of a maintenance system of the present invention will be described based on the drawings. In the embodiment of the present invention, as shown in FIGS. 5 and 6 (the
メンテナンスシステム1は、工事用足場6と、仮設足場7と、多機能リフト装置8を備えている。
The maintenance system 1 includes a
仮設足場7は、図5、図6示すように、複数の単管を組み上げて完成される単管足場が用いられ、ベランダ3を有しない第二の外側壁5の外側壁に沿って配設されている。
As shown in FIG. 5 and FIG. 6, the
仮設足場7は、図5、図7(a)、(b)に示すように、複数本連結され第二の外側壁5の壁面に沿って鉛直方向に延びるとともに水平方向に沿って複数列配置される縦枠52と、縦枠52を第二の外側壁5の壁面に沿って水平方向に連結する布枠53と、縦枠52の間に配設される矩形枠状の安全手摺部54と、縦枠52と連結され第二の外側壁5に向かって延びる伸縮ブラケット55と、建築物2の外周方向に沿って並ぶ二つの伸縮ブラケット55間に架け渡される足場板部56と、を備えて多段状に組み立てられている。
As shown in FIGS. 5, 7 (a), (b), a plurality of
縦枠52は、円筒状の鋼管が用いられている。縦枠52の上端部52dから下方に所定距離離れた位置には、安全手摺部54の後述する下被係合部材57と係合される上係合部材52aが配設されている。縦枠52の下端部52eから上方に所定距離離れた位置には、安全手摺部54の後述する上被係合部材58と係合される下係合部材52bが配設されている。上係合部材52aに隣接して、布枠53が嵌入される第一の嵌合部材52cが配設されている。
The
第一の嵌合部材52cは、縦枠52の外周に平面視において十字状に突出し、各々の突出部分は縦枠52から外方に開口する有底円筒状をなしている。
The first
上係合部材52a及び下係合部材52bは、鉛直方向に沿って後述する下被係合部材57、上被係合部材58が上下方向から挿入可能な円筒状に形成され、縦枠52の外周に平面視において十字状に突出した第一の嵌合部材52cの間の位置となるように配設されている。
The
布枠53は円筒状の鋼管が用いられ、隣接する縦枠52の対向する第一の嵌合部材52cに嵌め込まれ、縦枠52を第二の外側壁5の壁面に沿った水平方向で連結している。
The
安全手摺部54は、縦支柱54aと、横支柱54bとを有した格子状に形成されている。安全手摺部54の下端部には、幅木板54cが配設されている。
The
安全手摺部54の両側の縦支柱54a(特許請求の範囲の両側枠に相当する。)の下端部には、縦枠52の上係合部材52aと係合される下被係合部材57が配設されている。安全手摺部54の両側の縦支柱54a(特許請求の範囲の両側枠に相当する。)の上端部には、縦枠52の下係合部材52bと係合される上被係合部材58がそれぞれ配設されている。
At the lower end of the
下被係合部材57は、第二の外側壁5の壁面に沿った水平方向で対向する縦枠52側に突出する基部57aと、基部57aから鉛直下方向に突出する挿入部57bとを有している。下被係合部材57の挿入部57bは、最下部の横支柱54bの下端面より突出して形成されている。
The lower engagement member 57 has a
上被係合部材58は、第二の外側壁5の壁面に沿った水平方向で対向する縦枠52側に突出する基部58aと、基部58aから鉛直上方向に突出する挿入部58bとを有している。上被係合部材58の挿入部58bは、最上部の横支柱54bの上端面と略同一の高さとなるように形成されている。
The upper engaged
縦枠52が、最下端に位置する縦枠52はその上端部52dで、最上端に位置する縦枠52はその下端部52eで、中間部に位置する縦枠52は、その上端部52d及び下端部52eで、連結部材59を介して上下方向において隣接する縦枠52どうしが連結されるとともに、上下に隣接する縦枠52において、同一の安全手摺部54の上被係合部材58が上の縦枠52の下係合部材52bと係合されるとともに下被係合部材57が下の縦枠52の上係合部材52aと係合されている。
The
伸縮ブラケット55は、既存のものが用いられ、伸縮自在の水平杆55aと、水平杆55aの基端部から下方向に延びる図示しない垂直杆と、を有している。縦枠52に垂直杆の上下の端部において図示しないクランプによって装着されている。
As the
足場板部56は、外縁を形成する外枠部56aと、外枠部56aに支持された網状の足場網部56bと、外枠部56aの四隅部分から第二の外側壁5の壁面に沿った水平方向に突出したつかみ金具56cと、を有している。足場板部56は、第二の外側壁5の外周方向に沿って並ぶ二つの水平杆55a間に配設され、つかみ金具56cにより水平杆55aと係止され、二つの水平杆55a間を架け渡している。
The
工事用足場6の作業台部14は、図8(a)、(b)に示すように、連結足場台60を有している。
As shown in FIGS. 8A and 8B, the
連結足場台60は、渡し台61と、補助台62と、を有し、両者を組み合わせて構成されている。
The
渡し台61は、外縁を形成する外枠部61aと、網状の足場網部61bと、外枠部61aから左側に突出するつかみ金具61cと、を有している。つかみ金具61cは、足場板部56の外枠部56aと係合可能に形成されている。渡し台61の前側及び後ろ側の右端部及び中央部には、作業台支持柱38aと係合可能に形成され、前面視において断面が下方に開放されたコ字状の四つの係合部61dが配設されている。係合部61dの左右方向に直交する面には、左右方向に沿って貫通する渡し台連結孔61eが形成されている。
The
補助台62は、外縁を形成する外枠部62aと、網状の足場網部62bと、を有している。補助台62の左右端部の中央部には、作業台支持柱38aと係合可能に形成され、前面視において断面が下方に開放されたコ字状に形成された係合部62cが配設されている。係合部62cの左右方向に直交する面には、左右方向に沿って貫通する補助台連結孔62dが形成されている。
The auxiliary table 62 has an
作業台支持柱38aの左右方向に直交する面の、渡し台連結孔61e及び補助台連結孔62dに対応する位置に、左右方向に沿って貫通する図示しない貫通孔をそれぞれ形成しておき、渡し台連結孔61eと作業台支持柱38aに形成された図示しない貫通孔及び補助台連結孔62dと作業台支持柱38aに形成された図示しない貫通孔とを相互に対向させ、それらの相互に対向する渡し台連結孔61eと作業台支持柱38aに形成された図示しない貫通孔及び補助台連結孔62dと作業台支持柱38aに形成された図示しない貫通孔に連結ピンを挿通することによって、左右の突出アーム部13と連結足場台60を有する作業台部14の左右の端部とが連結されている。
A through hole (not shown) penetrating along the left and right direction is formed at a position corresponding to the transfer
図9に示すように、手摺部15の右格子40d及び左格子40eの縦支柱40aに形成された係合孔40gと、仮設足場7の両側に配設される渡し安全手摺部63に装着され係合孔40gに対応した切り欠きを有する係合片63aと、を係合することによって、手摺部15と、渡し安全手摺部63とが連結されている。
As shown in FIG. 9, the
そして、そのように渡し台61が、足場板部56の外枠部56aに連結され、手摺部15と、渡し安全手摺部63とが連結されることにより、図5に示すように、多段状に組み立てられた仮設足場7の平面視における建築物2の外周方向に沿った両端部が、仮設足場7の設置階における建築物2の最上層階9のベランダ3に設置されている工事用足場6の連結足場台60とそれぞれ係合されている。
Then, the
多機能リフト装置8は、図10に示すように、鉛直方向に延びる縦レール64と、縦レール64に沿って移動する本体部65と、本体部65に支持され水平方向に延びて物を搬送可能な横レール66と、横レール66上を移動して建築物2の第二の外側壁5を検査及び洗浄する移動体67と、を備えている。
As shown in FIG. 10, the
縦レール64は、角筒状に形成され、下端部に地面に固定するベース金具64aを備え、上端部にGPS64bが装着されている。建築物2と対向する面と反対側の面には、上下方向に沿ってラック64cが装着されている。
The
本体部65は、縦レール64の外側に嵌め込まれ、下部に駆動モータ65aを備え、駆動モータ65aと連結された図示しないピニオンがラック64cに噛み合って回動することにより、上下方向に移動可能に形成されている。本体部65の建築物2と対向する面と反対側の面には、無線機65bが装着され遠隔操作が可能に形成されている。駆動モータ65aは、電源用ワイヤ68で図示しない電源ユニットと接続されている。
The
横レール66は、水平方向に延びて本体部65に装着されている。横レール66の下部には、本体部65との連結を強化する補助部材66aが装着されている。横レール66の上部には、後述する移動体67の移動をガイドするガイドレール66bが配設されている。平面視において、横レール66のガイドレール66b以外の部分は、物を載置可能な平坦面を有している。補助部材66aは、図示しない掛止フックを有し、物を懸架可能に形成されている。
The
移動体67は、箱状に形成された筐体67aを備え、左側上部に駆動モータ67bを備え、駆動モータ67bと連結されたガイドローラ67cがガイドレール66bに付合されて回動することにより、左右方向に移動可能に形成されている。筐体67aの外壁には、無線機67dが装着され遠隔操作が可能に形成されている。移動体67は、建築物2の壁面を調査するCCVカメラ67eと建築物2の壁面を洗浄する高圧ノズル67fと、を備えている。筐体67aの上部には、LEDライト67hが装着されている。
The
CCVカメラ67eは、モニター接続ケーブル69で図示しないCCVモニターに接続され、高圧ノズル67fは、水供給ホース70で図示しないコンプレッサに接続され、駆動モータ67bは、電源用ワイヤ71で図示しない電源と接続されている。
The
多機能リフト装置8は図5に参照するように、縦レール64の上端部で、工事用足場6の渡し台61の外枠部61aと、図示しない掛止部材を介して支持されている。
As shown in FIG. 5, the
メンテナンスシステム1の施工解体方法を説明する。図5に参照するように、改修改築作業等を行なう建築物2のベランダ3を有しない第二の外側壁5の周囲に仮設足場7を設置する。建築物2の2階のベランダ3に工事用足場6を設置する。工事用足場6の連結足場台60と、仮設足場7の足場板部56とを連結する連結工程を行なう。建築物2の3階、4階部分でも同様に連結する。仮設足場7の設置階における建築物2の最上層階9である4階までベランダ3に工事用足場6を設置したら、多機能リフト装置8を工事用足場6の渡し台61の外枠部61aで支持する。そして、多機能リフト装置8によって、各階に必要な道具、資材を搬送し、改修改築作業を行なう。解体時には、逆の作業を行なう。
A construction dismantling method of the maintenance system 1 will be described. As shown in FIG. 5, a
なお、図5のように、建築物2の2階、3階に設置された工事用足場6を取り外した状態にして、改修改築作業を行なうことも可能である。
In addition, as shown in FIG. 5, it is also possible to perform the renovation / reconstruction work with the
上述したようにメンテナンスシステム1は、工事用足場6と、仮設足場7とで構成され、仮設足場7の平面視における建築物2の外周方向に沿った両端部を、建築物2のベランダ3に設置されている工事用足場6の連結足場台60とそれぞれ係合させるように形成している。これにより、工事用足場6が仮設足場7を支持するので建築物2にアンカを打ち込むことが不要となり、建築物2がベランダ3がない側面を有する場合でも建築物2の強度を損なうことなく清掃、改修作業を行なうことができる。なお、少なくとも、仮設足場7の設置階における建築物2の最上層階9のベランダ3に工事用足場6を設置すれば、仮設足場7が上端部分で支持されるので、ベランダ3を有しない第二の外側壁5から離れようとする動きを抑制し仮設足場7の設置時の安定性を確保することができる。
As described above, the maintenance system 1 includes the
また、縦枠52の上端部52dから下方に所定距離離れた位置に、安全手摺部54と係合される上係合部材52aを、縦枠52の下端部52eから上方に所定距離離れた位置に、安全手摺部54と係合される下係合部材52bを、それぞれ配設して、安全手摺部54の両側の縦支柱54aの下端部に、縦枠52の上係合部材52aと係合される下被係合部材57を、安全手摺部54の両側の縦支柱54aの上端部に、縦枠52の下係合部材52bと係合される上被係合部材58をそれぞれ配設している。
Further, the
そして、縦枠52を、縦枠52の上端部52d又は/及び縦枠52の下端部52eで連結部材59を介して上下方向において隣接する縦枠52どうしを連結するとともに、上下に隣接する縦枠52において、同一の安全手摺部54の上被係合部材58を上の縦枠52の下係合部材52bと係合するとともに下被係合部材57を下の縦枠52の上係合部材52aと係合している。
The
これにより、連結部材59を利用しての連結に加え、同一の安全手摺部54の下被係合部材57及び上被係合部材58を利用して縦枠52どうしを連結することになるので、縦枠52どうしの連結が強固になり仮設足場7の設置時の安定性を高めることができる。
Thereby, in addition to the connection using the
また、足場板部56の外枠部56aを、工事用足場6の連結足場台60の渡し台61のつかみ金具61cと係合可能に形成しているので、足場板部56と連結足場台60間の移動が容易になり作業効率を高めることができる。
Further, since the
また、工事用足場6に支持された多機能リフト装置8が、鉛直方向に延びる縦レール64と、縦レール64に沿って移動する本体部65と、本体部65に支持され水平方向に延びて物を搬送可能な横レール66と、横レール66上を移動して建築物2を検査又は/及び洗浄する移動体67を備えている。これにより、人力を用いずに作業用の資材、物品を上層階に搬送できるとともに、検査、洗浄作業を行なうことができ、迅速な清掃、改修作業を行なうことができる。
The
本発明の工事用足場6の変形例について図面に基づいて説明する。第1の実施形態と共通の部材については、同じ符号を付し説明を省略する。
A modification of the
工事用足場6Aでは、図11に示すように、上階段部18の代わりに、上層階のベランダ3の改修改築作業を可能とする踏み台板72と、手摺部15から上方に延設され踏み台板72を支持する補助手摺73を備えている。
In the
踏み台板72は、図12、図13に示すように、矩形平板状で作業台板39より平面視における前後方向の長さを短くして面積が小さく形成されている。
As shown in FIGS. 12 and 13, the
踏み台板72の前端縁部には、前端縁部から下方に延設する前側板72aが、左右方向に沿って配設されている。踏み台板72の後端縁部には、後端縁部から下方に延設する後側板72bが、左右方向に沿って配設されている。踏み台板72の左端縁部には、左端縁部から下方に延設する左側板72cが、前後方向に沿って配設されている。踏み台板72の右端縁部には、右端縁部から下方に延設する右側板72dが、前後方向に沿って配設されている。
A
左側板72c及び右側板72dは、前側板72a及び後側板72bの下端より下方に延びて形成されている。前側板72a及び後側板72bと隣接する左側板72c及び右側板72dとの間には、上下方向に沿って隙間Sが設けられている。左側板72c及び右側板72dの後ろ側の左右の端部には、左側板72c及び右側板72dの下端部から踏み台板72に向かって切り欠き部72eが形成されている。左側板72c及び右側板72dの前端部から切り欠き部72eまでの距離は、手摺部15の右格子40d及び左格子40eの一番前側に配置される縦支柱40aから、手摺部15の右格子40d及び左格子40eの中央に配置される縦支柱40aまでの距離と、略同一に形成されている。
The
踏み台板72の隙間Sに、手摺部15の右格子40d及び左格子40eの上から二段目に配置された横支柱40bを挿入するとともに、左側板72c及び右側板72dの切り欠き部72eに、右格子40d及び左格子40eの縦支柱40aを挿入することによって手摺部15と、踏み台板72とが連結されている。
The horizontal struts 40b arranged in the second step from the top of the
補助手摺73は、図12、図13に示すように、複数の縦支柱73aと、複数の横支柱73bとで格子状に形成され、前格子73cと、右格子73dと、左格子73eとを有した平面視においてコ字状に形成されている。前格子73cは、手摺部15の前格子40cと同様に形成されている。右格子73d及び左格子73eは、平面視における前後方向の長さを略同一に形成され、屋根16及び上層階のベランダ3と干渉しないように形成されている。前格子73cと、右格子73dとの間、及び、前格子73cと、左格子73eとの間には、図示しない蝶番が配設され、それぞれ回動可能に形成されている。
As shown in FIGS. 12 and 13, the
補助手摺73は、図12、図13に示すように、最下部に配設された横支柱73bと、手摺部15の最上部に配設された横支柱40bの上面とが、図示しない連結部材によって連結されている。このような構成によっても、工事用足場6Aが設置された上層階のベランダ3の改修改築作業を可能とすることができる。
As shown in FIGS. 12 and 13, the
上記の実施形態においては、伸縮ブラケット55間を 足場板部56で架け渡しているが、これにはこだわらない。伸縮ブラケット55の代わりに、第一の嵌合部材52cに第二の外側壁5に向かって延びる円筒状の腕枠を嵌入して、腕枠間を足場板部56で架け渡してもよい。腕枠は、縦枠52とクランプを介して装着するようにしてもよい。
In the above embodiment, the
また、連結ピンを挿通することによって連結されている部分については、ボルト、ナット締め等の既存の連結部材を用いることができる。 Moreover, about the part connected by inserting a connection pin, the existing connection members, such as a volt | bolt and nut tightening, can be used.
また、工事用足場6は、仮設足場7の設置階における建築物2の最上層階9にベランダ3に工事用足場6を設置しているが、建築物2の各階のベランダ3に工事用足場6を設置した状態にしてもよい。
The
仮設足場7は、単管足場が用いられているが、枠組足場(鳥居型枠、梯子型枠、調節枠、簡易枠、ブラケット枠等を使用するもの)を用いることができる。
As the
また、縦枠52の第一の嵌合部材52cは、上下方向から挿入可能な筒状に形成されている、既存の部材を用いることができる。
Moreover, the existing member currently formed in the cylinder shape which can be inserted from an up-down direction can be used for the
また、連結足場台60のつかみ金具61cの一方を、縦枠52の上係合部材52aに挿入可能な棒部材に換装して、足場板部56と、連結足場台60とを連結することもできる。
In addition, one of the holding
1 メンテナンスシステム
2 建築物
3 ベランダ
3a ベランダ床面
3b ベランダ天井壁
3c ベランダ手摺
4 第一の外側壁
5 第二の外側壁
6 工事用足場
6A 工事用足場
6K 基枠体部
7 仮設足場
8 多機能リフト装置
9 最上層階
10 ベース部
11 押圧部
12 縦支持部
13 突出アーム部
14 作業台部
16 屋根
18 上階段部
19 ベース板部
28 押圧板部
52 縦枠
52a 上係合部材
52b 下係合部材
53 布枠
54 安全手摺部
54a 縦支柱
55 伸縮ブラケット
56 足場板部
56a 外枠部
57 下被係合部材
58 上被係合部材
59 連結部材
60 連結足場台
61 渡し台
61c つかみ金具部
64 縦レール
65 本体部
66 横レール
67 移動体
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (7)
前記工事用足場は、基枠体部と、作業台部と、を備え、
前記基枠体部は、前記ベランダ手摺より前記ベランダの室内側に配置され、前記ベランダ床面に当接するベース部と、前記ベランダ天井壁側に配置され前記ベランダ天井壁と当接する押圧部と、前記ベース部の四隅部分からそれぞれ前記ベランダ天井壁側に延びて前記ベース部と前記押圧部とを連結する縦支持部と、を有し、
前記押圧部は、二つの前記縦支持部を連結して互いに対向するように配設された一対のジャッキ部と、平面視において矩形平板状に形成され前記ジャッキ部に両端部を支持され前記ベランダ天井壁を押圧する押圧板部とを備え、
前記作業台部は、前記ベランダの室外側の一対の該縦支持部に支持され前記ベランダ手摺よりベランダの室外側に延びて配設されることを特徴とする工事用足場。 A construction scaffolding installed on a veranda comprising a veranda floor of a building, a veranda ceiling wall and a veranda handrail,
The construction scaffold includes a base frame body part and a workbench part,
The base frame body part is arranged on the indoor side of the veranda from the veranda handrail, a base part that comes into contact with the veranda floor surface, a pressing part that is arranged on the veranda ceiling wall side and comes into contact with the veranda ceiling wall, A vertical support part extending from the four corners of the base part to the veranda ceiling wall side and connecting the base part and the pressing part;
The pressing portion includes a pair of jack portions arranged so as to oppose each other by connecting the two vertical support portions, and a rectangular flat plate shape in plan view, and both end portions are supported by the jack portion and the veranda A pressing plate portion that presses the ceiling wall,
The work platform is supported by a pair of longitudinal support portions on the outside of the veranda and extends from the veranda handrail to the outside of the veranda.
前記作業台部が、前記建築物の前記第二の外側壁に沿って配設される仮設足場と係合可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の工事用足場。 Installed on the veranda of the building comprising a first outer wall having the veranda and a second outer wall not having the veranda;
2. The construction scaffold according to claim 1, wherein the work platform is formed so as to be able to engage with a temporary scaffold disposed along the second outer wall of the building.
前記メンテナンスシステムは、前記建築物の前記ベランダに設置される請求項1乃至3のいずれかに記載の工事用足場と、前記建築物の前記第二の外側壁に沿って配設される仮設足場と、を備え、
前記作業台部が、前記仮設足場と係合可能に形成され、
前記仮設足場の平面視における前記建築物の外周方向に沿った両端部が、少なくとも前記仮設足場の設置階における前記建築物の最上層階の前記ベランダに設置されている前記工事用足場の前記作業台部と、それぞれ係合されていることを特徴とする建築物のメンテナンスシステム。 A maintenance system installed in a building having a first outer wall having a veranda provided with a veranda floor, a veranda ceiling wall and a veranda handrail, and a second outer wall not having the veranda,
The construction system according to any one of claims 1 to 3, wherein the maintenance system is installed on the veranda of the building, and a temporary scaffold arranged along the second outer wall of the building. And comprising
The work table portion is formed to be engageable with the temporary scaffold,
The work of the construction scaffold, in which both end portions along the outer peripheral direction of the building in plan view of the temporary scaffold are installed on the veranda on the uppermost floor of the building at least on the installation floor of the temporary scaffold A building maintenance system characterized by being respectively engaged with a base.
前記縦枠の上端部から下方に所定距離離れた位置には、前記安全手摺部と係合される上係合部材が、前記縦枠の下端部から上方に所定距離離れた位置には、前記安全手摺部と係合される下係合部材が、それぞれ配設され、
前記安全手摺部の両側枠の下端部には、前記縦枠の前記上係合部材と係合される下被係合部材が、前記安全手摺部の両側枠の上端部には、前記縦枠の前記下係合部材と係合される上被係合部材がそれぞれ配設され、
前記縦枠が、前記縦枠の上端部又は/及び前記縦枠の下端部で連結部材を介して上下方向において隣接する前記縦枠どうしが連結されるとともに、上下に隣接する前記縦枠において、同一の前記安全手摺部の前記上被係合部材が上の前記縦枠の前記下係合部材と係合されるとともに前記下被係合部材が下の前記縦枠の前記上係合部材と係合されることを特徴とする請求項4記載の建築物のメンテナンスシステム。 A plurality of the temporary scaffolds connected to each other, a vertical frame extending in the vertical direction along the wall surface of the second outer wall and arranged in a plurality of rows along the horizontal direction, and the vertical frame mounted on the second outer wall A cloth frame connected horizontally along the wall surface, a rectangular frame-shaped safety handrail portion disposed between the vertical frames, and an arm frame connected to the vertical frames and extending toward the second outer wall Or, it is assembled in a multi-stage shape including an expansion bracket, and two arm frames arranged along the outer peripheral direction of the building or a scaffolding plate portion spanned between the expansion bracket,
The upper engagement member that is engaged with the safety handrail portion at a position spaced apart from the upper end portion of the vertical frame by a predetermined distance is located at a position that is separated from the lower end portion of the vertical frame by a predetermined distance. Lower engagement members that are engaged with the safety handrail are respectively disposed,
A lower cover member engaged with the upper engagement member of the vertical frame is provided at a lower end portion of both side frames of the safety handrail portion, and the vertical frame is provided at an upper end portion of both side frames of the safety handrail portion. Each of the upper engaged members to be engaged with the lower engaging member,
In the vertical frame, the vertical frames are connected to each other in the vertical direction at the upper end portion of the vertical frame or / and the lower end portion of the vertical frame via a connecting member in the vertical direction, The upper engaged member of the same safety handrail portion is engaged with the lower engaging member of the upper vertical frame, and the lower engaged member is engaged with the upper engaging member of the lower vertical frame. The building maintenance system according to claim 4, wherein the building maintenance system is engaged.
を備えた多機能リフト装置が、前記仮設足場又は/及び前記工事用足場に支持されていることを特徴とする請求項4、5又は6記載の建築物のメンテナンスシステム。 A vertical rail extending in the vertical direction, a main body portion that moves along the vertical rail, a horizontal rail that is supported by the main body portion and that extends in the horizontal direction and can convey an object, and moves on the horizontal rail to move the building A moving body for inspecting and / or cleaning objects;
7. The building maintenance system according to claim 4, 5 or 6, wherein a multi-function lift device comprising: is supported by the temporary scaffold or / and the construction scaffold.
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