JP2013008264A - 分散処理システム、および処理分散方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分散処理についてより簡便に処理リソースを優先付け、有効利用する。
【解決手段】分散処理システムとして、処理の要求を行なうデバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎に体系付けて保持する共通部と、機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう値を示した閾値表を有して、共通部にアクセスして、保持されている機能毎の処理要求の溜まり具合を読み込むと共に、閾値表に定められた閾値と共通部から取得した機能毎の処理要求の溜まり具合に基づいて、実行する処理要求を定めて演算処理する複数の処理部とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の処理部を用いて分散して演算処理を行う情報処理システム、及びその処理分散方法に関する。
並列化された複数の処理部を用いた分散処理について様々な提案が成されている。
このような分散処理に関する技術としては、例えば特許文献1や特許文献2が挙げられる。
特許文献1では、入力された多重フレームを高速且つ適切に処理するために、 並列化された複数のパケット処理部と、そのパケット処理部を統括するフレーム転送先制御部及びパケット処理状況管理部を有する負荷分散並列処理装置が記載されている。この負荷分散並列処理装置では、処理を受け付けてフレーム転送先制御部によって各フレーム処理部に処理を分散する際に、連続性を維持すべきパケットの到達性を加味して、各フレーム処理部に現在処理させているキューと共にその処理部に入力されるべきキューを予測してその処理量を識別して、個々のフレーム処理部に対して処理負荷を平準化している。
特許文献2には、特許文献1に記載された分散処理方法と異なる種類の負荷分散処理システムが記載されている。
特許文献2では、複数の要求プロセスが並列化された複数の処理リソースを直接利用する状況下において、複数の要求プロセスからそれぞれ出される処理要求を全体的に平準化する管理デーモンが設けられている。管理デーモンは、個々の処理リソースの処理状況を識別して、個々の要求プロセスに個々の処理リソースの状況を通知する。このことによって、個々の要求プロセスが自律的に処理要求を送り先の処理リソースを決定し、所要の処理要求を処理リソースに依頼している。
上記したように既存の処理分散方法では、各処理装置の負荷を測定や推定している。そのため、各処理部の負荷に応じて処理要求を割り振るための複雑な処理を行ったり、もしくは、予め各処理部に機能を割り振って専用的に処理したりしている。
特開2004−235732号公報 特開2010−224709号公報
上記例示した処理分散方法のように、複数の処理部で分散処理を行なうには、負荷分散のための装置や処理リソースを設け、その装置や処理リソースが各処理部の負荷を把握しながら処理の割当を行なうことが多い。また、各処理部に個々に機能を割り当てて、それぞれの処理部が処理の余裕度に応じてその機能を実行する方法も用いられている。
しかしながら、このような処理分割方法には、様々な問題が潜在的に隠れている。問題点を例示すれば、処理の振り分けが複雑になること、処理が特定の処理部に偏ること、処理に余裕があるにも関わらず他の機能が実行できないこと、処理部の要求処理についてのボトルネックが反映されてしまうことなどが挙げられる。
これらの問題について顕在化した際には一般に処理部や回線などの増強によって回避されている。
本発明は、上記事柄を踏まえ、外部からの処理要求を受け付けてその処理結果を返す際に、より効率良く並列化された処理部の処理平準化を行なえる分散処理システム、および処理分散方法を提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、並列化されている各処理部について、その処理リソースをより有効に利用する分散処理システム、および処理分散方法を提供することにある。
本発明に係る分散処理システムは、処理の要求を行なうデバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎に体系付けて保持する共通部と、機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう値を示した閾値表を有して、前記共通部にアクセスして保持されている機能毎の処理要求の溜まり具合を読み込むと共に、前記閾値表に定められた閾値と前記共通部から取得した機能毎の処理要求の溜まり具合に基づいて、実行する処理要求を定めて演算処理する複数の処理部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、外部からの処理要求を受け付けてその処理結果を返す際に、より効率良く並列化された処理部の処理平準化を行なえる分散処理システム、および処理分散方法を提供できる。
本発明によれば、並列化されている各処理部について、その処理リソースをより有効に利用する分散処理システム、および処理分散方法を提供できる。
本発明に係る分散処理システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。 実施例に係る分散処理システムの構成を示すブロック図である。 機能毎に体系付つけた機能毎の処理要求を保持するキュー示す説明図である。 演算された処理結果の保持例を示す説明図である。 閾値表を示す説明図である。 処理要求に関する演算処理の実行処理例を示すフローチャートである。 他の閾値表を示す説明図である。
本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図1は、実施の形態の分散処理システム1を示すブロック図である。
分散処理システム1は、処理要求元からの処理要求を受けて、その処理要求に対する演算結果を応答として返す。
その際に、図1に示す共通部2によって、処理要求を機能毎に体系付けて、機能毎に保持する。
処理要求を分散処理する複数の処理部3(3−A〜3−n)は、各々、機能毎に自らがその機能の処理を行なう閾値が記された閾値表を有し、その閾値表に記されている機能毎の値と共通部2に保持されている機能毎の処理要求の溜まり具合とを比較して自らが行なうべき演算処理を識別してその処理を行う。
個々の処理部3の閾値表に設定される値は、機能ごとに異なる閾値を設定でき、個々の処理リソースでの担当部分の演算処理を行なう際に使用される。
分散処理は、各処理部3が能動的に各々の閾値表に従って動作することによって実現される。また、各処理部3は、必ずしも同等の処理能力を有している必要は無く、特定機能に特化した処理能力を有するものと汎用的な処理能力とを有する処理部を複合的に使用してもよい。
その結果、分散処理システム1として準備された処理リソースを用いて処理要求に対して良好なレスポンスを実現でき、様々な機能をより効率良く並行して実行することが出来る。
また、閾値表を適宜最構築することで、処理リソースの負荷分担や、特定機能の冗長度強化、特定機能への優先付けなどの機能的分散が容易に行なえることとなる。
次に、実施例を示して本発明を説明する。
図2は、実施例の分散処理システムを示すブロック図である。本実施例では、外部装置から受けた演算処理要求に対して分散処理システムとして演算結果を応答する。
分散処理システムは、外部装置やアプリケーションなどからの処理要求の受付と処理結果の出力を行なう共通部10と、共通部10で受け付けた処理要求を実行し結果を共通部10に出力する複数の個別処理部60からなる。
共通部10は、内部にインタフェース20、処理受付部30、処理結果部40、共通メモリ50を有して成る。また、各個別処理部60は、処理実行部70と閾値表80を有して成る。なお、個々の個別処理部60に、複数の処理実行部70を有する構成としてもよい。この複数の処理実行部70は単純に優先順位をつけた並列化を行なってもよいし、フラクタル的に下層で分散処理を行う様にしてもよい。
図2〜図6を参照して本分散処理システムの動作について詳細に説明する。
外部装置やアプリケーションなどからの処理要求は、共通部10のインタフェース20を介して処理受付部30へと格納される。
処理受付部30には、図3に示すように、処理要求を保持するキューが機能(#1〜#m)ごとに設けられている。各キューには、その機能に対する処理要求を受け付けた順番に、受付番号に相当する要求番号と入力データが組みになって積み上げるように管理される。また、個別処理部60に処理データを受け渡す際に、機能番号と要求番号とを関連付けて管理する。
個別処理部60は、次の処理が可能な状態になると、共通部10の処理受付部30の内容を取得して、それぞれの機能の処理要求の溜まり具合(キューの長さ、蓄積度合い、待ち度合い、待機量など)と閾値表80の内容とを順次比較し、キューに蓄積されている処理要求の溜まり具合が閾値を上回っているキューがあった場合にそのキューに蓄積されている処理要求を処理実行部70で演算処理して、その結果(出力データ)を処理結果部40に格納する。機能番号は、この際に個別処理部60によって付与するようにしてもよい。
処理結果部40は、図4に示すように1つのキューとなっており、機能番号と要求番号から元々の処理要求先を判断し、インタフェース20を介して演算結果や演算によって行なわれた各種判定結果などを適宜外部装置やアプリケーションへと出力する。なお、システム構成に応じて、直接的に個々の個別処理部60から要求元に演算結果を送るようにしてもよい。また、要求元が複数ある場合にも演算結果を適宜割振ればよい。
この際、個別処理部60の間で出力データの共有や順番の並び替えなどが必要になる演算処理を行う場合には、共通部10の共通メモリ50を使用して行なう。
閾値表80は、図5に例示するように、機能ごとに閾値を設定するデータ構造と成っており、それぞれの値を時間や処理量、必要リソース量などを用いて共通部10のキューの溜まり具合と対比させる値として機能毎に保持している。
この閾値表80の閾値を調整することによって、閾値の割付けにより機能間の優先度などの調整が行なえる。また、同様に、個別処理部60間の負荷分散の機能的制御が行なえる。
具体的には、図5の例では、機能#1(:機能番号1)の閾値T1を0と設定し、その他の機能の閾値を閾値T1よりも大きな値にすることにより、機能#1の優先度を上げることが出来る。換言すれば、特定の機能の値を、他の機能よりも小さな値とすれば、その機能が優先的に個別処理60群によって処理が行なわれるようにできる。
また、機能#1に対する閾値の設定を、特定の個別処理部60が他の個別処理部60よりも小さな値とすれば、その特定の個別処理部60が優先的に機能#1の処理を行なうようになる。すなわち、所定の個別処理部60に所定の機能の処理を優先的に行わせることができる。
また、機能毎、個別処理部毎に異なる閾値を優先度を定めて割当てることによって、演算システムが特定機能を緊急に処理する必要が生じることなどに対して、特定の処理リソース量(個別処理部)をほぼ待機状態で割当てることも可能となる。
他方、キューの待ち状態に応じて他の個別処理部60が行なう方が適切となる場合の動作に対して、自らが基本的に行わない演算処理の機能の閾値を相対的に高くして、段階付けて設定することもできる。
これらの閾値が個々の処理リソースに機能毎に設定されていることによって、複雑な負荷分散のための装置・機能を導入することなく、各個別処理部の間の負荷分散を、優先度や平準化を適切に行いつつ実現することができる。
また、全ての個別処理部に同一又は同等の単純なソフトウェアを実装し閾値の設定により機能の負荷制御を行なうことが可能であり、各個別処理部への機能の配分を柔軟に行なえる。
次に、図6を参照して個別処理部60での処理例の流れを簡単に説明する。個別処理部60は自らが有する閾値表に基づいて動作する。
個別処理部60は、全ての機能について順次確認を行なうため、まずカウンタのリセットを行なう(ステップS1)。カウンタの内容と機能番号の最大値を比較して、最大値を上回っている場合には処理を終了し、適宜同様の動作を開始する(ステップS2)。全ての機能の確認がまだ完了していない場合には、対応する機能番号のキューを処理受付部30から読み出し(ステップS3)、キューの長さと該当する閾値とを比較し(ステップS4)、閾値が上回っていたらその演算処理を実行し(ステップS5)、その結果を処理結果部40に書き込む(ステップS6)。キューの長さが閾値以下の場合には演算処理(S5、S6)をスキップする。そしてカウンタ値をインクリメントし(ステップS7)、機能番号の最大値との比較するステップ(S2)へ戻る。なお、本処理例では、処理要求の溜まり具合として、キューの長さを用いて説明しているが、蓄積度合い、待ち度合い、待機量などを用いることも可能である。
また、本処理例では、全ての個別処理部が1番目の機能から確認を行なうようにしたが、個別処理部ごとに最初に確認する機能番号を変えることにより、更に優先度設定などの自由度を高めることが可能である。また、平準化のためには、各機能番号にランダム且つ均等回数でキューと閾値とを比較するように動作させればよい。
このように、各処理部にどの機能の処理を優先して実行するかを決定するパラメータを、分散処理システムとして一体的に設定して持たせていることで、各処理部は自律的に処理能力の余力を各処理部で個々に判断して余力があれば次の処理を引き受ける動作を行なうと共に、個々の処理部間での処理分散を閾値の変更によって所要に設定が可能となる。
また、優先度が与えられた処理部が輻輳すると、その処理部に優先させていたキューの長さが伸び、結果として他の処理部の閾値を超えることと成り、閾値を超えた処理部が該キューの演算処理を実行するので他の処理部が補助処理部やバックアップとして使用できることとなる。
この際に、各処理部で実行できる演算処理能力は同様である必要はなく、個々のシステム毎にその処理効率を増減させて反映できる。
また、分散処理システムへの処理リソースの追加・削除も、処理部の追加・削除と対応させて容易に行なえる。
これらのことは、分散処理に当たって、演算処理の配分などを定める判定部(配分部)を必要とせずに行える。そのため、処理振り分けのための特殊な処理を必要としない。
すなわち、閾値表を適切に設定することによって、負荷を平準化や敢えてばらつかせることも可能と成る。
なお、閾値表の更新方法は、静的にデートしてコマンドなどで変更する方法を採用してもよいし、共通部から取得できるキューの長さなどの履歴に基づき、分析結果から動的に変更する方法を採用することも可能である。
また閾値表は、図7に示すように構成してもよい。このように閾値表を構成すれば、機能番号4に示すように所定の機能を特定の処理部に行わせないようにしたり、機能番号3やαのように追加条件を定めて休止したり閾値の変更を行ったりできる。なお、連続実行回数は同一の機能を連続して演算させる最大回数である。また総キュー値は、機能番号1からmまでのキュー長の総量である。他にも、キュー長の平均や所定の機能番号群の総量を用いてもよい。また、閾値が同一閾値表の他の閾値を引用する形式を取ってもよい。このようにすれば、分散処理システム全体として閾値設定の容易化が図れる。
また、分散処理システムへの処理部(処理リソース)の追加にあたり、他の処理部で使用されている閾値表を取得して追加する処理部の閾値表の各閾値や追加条件を定めて設定するようにしてもよい。この際、各値を、現在稼動中の分散処理システムでの各機能に対する優先度等が変更されないように、値等を算出するようにすればよい。削除の際も同様に、各機能の処理について優先度等が変更されないよう算出して設定すればよい。この閾値表の算出は、共通部で行えばよく、例えば閾値決定部として設ければよい。また他の情報処理装置でこの算出を行ってもよい。
以上説明したように、本発明を適用した分散処理システムは、外部からの処理要求を受け付けてその処理結果を返す際に、より効率良く並列化された処理部の処理平準化を行なえる。
また、並列化されている各処理部について、その処理リソースをより有効に利用できる。
また、本発明の具体的な構成は前述の実施の形態や実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があってもこの発明に含まれる。例えば、複数設けられる処理部の一部について、LANやインターネットなどの通信ネットワークを介して物理的な遠隔地に配置するように構成してもよい。また、複数の処理部の接続のうち、幾つかの接続を内部バスで接続して、幾つかの接続をインターネットやLANを介して接続して、通信ネットワークの接続先にある処理リソースを処理部として分散処理を行うこととしてもよい。この際、共通部は、主とする処理部又は処理部群の近傍に設けることが望ましい。
また、特定の半導体装置内での分散処理に使用してもよい。
また、処理要求元は、他の情報処理装置内のデバイスや、アプリケーションによって動作しているデバイス、クラスタ化やグリッド化されたデバイスなどが挙げられるがこの例示に限定されるものではない。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下のようにも記載されうる。尚、以下の付記は本発明をなんら限定するものではない。
[付記1]
処理の要求を行なうデバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎に体系付けて保持する共通部と、
機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう値を示した閾値表を有して、前記共通部にアクセスして、保持されている機能毎の処理要求の溜まり具合を読み込むと共に、前記閾値表に定められた閾値と前記共通部から取得した機能毎の処理要求の溜まり具合に基づいて、実行する処理要求を定めて演算処理する複数の処理部と
を有することを特徴とする分散処理システム。
[付記2]
前記閾値表には、機能毎に加え処理部毎に異なる閾値を割当てて、所定の処理部と他の処理部との間で特定の機能に関する優先度に差を設けることを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記3]
前記閾値表には、前記機能毎の閾値と共に、該閾値に対応付けて処理要求を実行する条件が定められ、
個々の処理部は、前記閾値と共に前記条件を参照して、実行する処理要求を定めて演算処理する
ことを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記4]
前記閾値表で定められる条件には、前記共通部から取得した処理要求の溜まり具合の総量、処理要求の平均、所定の機能番号群の処理要求の総量を用いて、適用する閾値を変更する条件が示され、
個々の処理部は、前記閾値と共に前記条件を参照して、実行する処理要求を定めて演算処理する
ことを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記5]
前記共通部は、新たな処理リソースとして追加される処理部で用いる閾値表の内容を、運用中の前記複数の処理部で用いられている閾値表に基づいて、機能間の優先度に変更を生じさせないように定める閾値決定部を有することを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記6]
前記共通部は、既存の処理リソースから削除される処理部を除く他の処理部で用いる閾値表の内容を、運用中の前記複数の処理部で用いられている閾値表に基づいて、機能間の優先度に変更を生じさせないように定める閾値決定部を有することを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記7]
前記共通部と前記複数の処理部は、LANによって接続されて動作することを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記8]
前記共通部と前記複数の処理部は、内部バスによって接続され、同一の半導体装置内に構成されていることを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記9]
前記共通部と前記複数の処理部との接続のうち、幾つかの接続を内部バスで接続し、幾つかの接続をインターネットを介して接続して、インターネット上の処理リソースを処理部として使用することを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記10]
前記共通部と前記複数の処理部との接続のうち、幾つかの接続を内部バスで接続し、幾つかの接続をLANを介して接続して、LAN上の処理リソースを処理部として使用することを特徴とする上記付記記載の分散処理システム。
[付記11]
処理の要求を機能を定めて行なうデバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎にキューに保持すると共に、その要求に対する処理結果を返答する共通部と、
所定の溜まり具合を超えているキューに関して処理要求について演算する処理実行部と機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう前記キューの所定の溜まり具合に対応した閾値群を示した閾値表とを有して、前記共通部にアクセスして、保持されている機能毎のキューを読み込むと共に、前記閾値表に定められた機能毎の閾値と前記共通部から取得した機能毎の待ちの長さを比較してその結果に基づいて、実行する処理要求を定めて演算処理する複数の個別処理部と
を有することを特徴とする分散処理システム。
[付記12]
機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう値を示した閾値表を有する複数の処理部と、前記複数の処理部からアクセスされて処理の要求を行なうデバイスから送られた処理要求を機能毎に体系付つけた機能毎の処理要求の溜まり具合を知らせる共通部とを有して、
前記共通部が、前記デバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎に体系付けて保持し、
前記複数の処理部の各々が、
前記共通部にアクセスして、機能毎の処理要求の溜まり具合を読み込み、
前記閾値表に定められた閾値と前記共通部から取得した機能毎の処理要求の溜まり具合に基づいて、実行する処理要求を定め、
定めた機能の処理要求を演算処理して応答として出力する
ことを特徴とする処理分散方法。
[付記13]
前記閾値表には、所定の処理部と他の処理部との間で特定の機能に関する優先度に差を設けた機能毎および処理部毎に異なる閾値が割当てられ、
前記複数の処理部の各々は、前記差を設けたそれぞれの閾値表に従い動作する
ことを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記14]
前記閾値表には、前記機能毎の閾値と共に、該閾値に対応付けて処理要求を実行する条件が定められ、
前記複数の処理部の各々は、前記閾値と共に前記条件を参照して、実行する処理要求を定めて演算処理する
ことを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記15]
前記閾値表で定められる条件には、前記共通部から取得した処理要求の溜まり具合の総量、処理要求の平均、所定の機能番号群の処理要求の総量を用いて、適用する閾値を変更する条件が示され、
前記複数の処理部の各々は、前記閾値と共に前記条件を参照して、実行する処理要求を定めて演算処理する
ことを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記16]
前記共通部は、新たな処理リソースとして追加される処理部で用いる閾値表の内容を、運用中の前記複数の処理部で用いられている閾値表に基づいて、機能間の優先度に変更を生じさせないように定めることを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記17]
前記共通部は、既存の処理リソースから削除される処理部を除く他の処理部で用いる閾値表の内容を、運用中の前記複数の処理部で用いられている閾値表に基づいて、機能間の優先度に変更を生じさせないように定めることを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記18]
前記共通部と前記複数の処理部は、LANによって接続されて分散処理を行うことを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記19]
前記共通部と前記複数の処理部は、内部バスによって接続され、同一の半導体装置内に構成され、該同一半導体装置内で分散処理を行うことを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記20]
前記共通部と前記複数の処理部との接続のうち、幾つかの接続を内部バスで接続し、幾つかの接続をインターネットを介して接続して、インターネット上の処理リソースを処理部として分散処理を行うことを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記21]
前記共通部と前記複数の処理部との接続のうち、幾つかの接続を内部バスで接続し、幾つかの接続をLANを介して接続して、LAN上の処理リソースを処理部として使用して分散処理を行うことを特徴とする上記付記記載の処理分散方法。
[付記22]
所定の溜まり具合を超えているキューに関して処理要求について演算する処理実行部と機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう前記キューの所定の溜まり具合に対応した閾値表とを有する複数の個別処理部と、前記複数の個別処理部からアクセスされて処理の要求を行なうデバイスから送られた処理要求を機能毎のキューに保持して機能毎の処理要求の溜まり具合を知らせる共通部とを有して、
前記共通部は、前記デバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎のキューに保持し、
前記複数の個別処理部の各々は、前記共通部にアクセスして、機能毎のキューを読み込み、前記閾値表に定められた機能毎の閾値と前記共通部から取得した機能毎の待ちの長さを比較してその結果に基づいて、実行する処理要求を定め、定めた機能の処理要求を演算処理して前記共通部に処理結果を出力し、
前記共通部は、各々の処理部からの処理結果を、前記デバイスに処理要求に対する応答として出力する
ことを特徴とする処理分散方法。
本発明は、データセンタ内での負荷分散処理や、1ボード上でのCPU間の負荷分散処理、クラウド環境でのクラウド上の処理リソースとローカルCPU間の負荷分散処理に使用できる。
1 分散処理システム
2 共通部
3 処理部
10 共通部
20 インタフェース
30 処理受付部
40 処理結果部
50 共通メモリ
60 個別処理部
70 処理実行部
80 閾値表

Claims (10)

  1. 処理の要求を行なうデバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎に体系付けて保持する共通部と、
    機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう値を示した閾値表を有して、前記共通部にアクセスして、保持されている機能毎の処理要求の溜まり具合を読み込むと共に、前記閾値表に定められた閾値と前記共通部から取得した機能毎の処理要求の溜まり具合に基づいて、実行する処理要求を定めて演算処理する複数の処理部と
    を有することを特徴とする分散処理システム。
  2. 前記閾値表には、機能毎に加え処理部毎に異なる閾値を割当てて、所定の処理部と他の処理部との間で特定の機能に関する優先度に差を設けることを特徴とする請求項1記載の分散処理システム。
  3. 前記閾値表には、前記機能毎の閾値と共に、該閾値に対応付けて処理要求を実行する条件が定められ、
    個々の処理部は、前記閾値と共に前記条件を参照して、実行する処理要求を定めて演算処理する
    ことを特徴とする請求項2記載の分散処理システム。
  4. 前記閾値表で定められる条件には、前記共通部から取得した処理要求の溜まり具合の総量、処理要求の平均、所定の機能番号群の処理要求の総量を用いて、適用する閾値を変更する条件が示され、
    個々の処理部は、前記閾値と共に前記条件を参照して、実行する処理要求を定めて演算処理する
    ことを特徴とする請求項3記載の分散処理システム。
  5. 前記共通部は、新たな処理リソースとして追加される処理部で用いる閾値表の内容を、運用中の前記複数の処理部で用いられている閾値表に基づいて、機能間の優先度に変更を生じさせないように定める閾値決定部を有することを特徴とする請求項4記載の分散処理システム。
  6. 前記共通部は、既存の処理リソースから削除される処理部を除く他の処理部で用いる閾値表の内容を、運用中の前記複数の処理部で用いられている閾値表に基づいて、機能間の優先度に変更を生じさせないように定める閾値決定部を有することを特徴とする請求項4記載の分散処理システム。
  7. 前記共通部と前記複数の処理部は、LANによって接続されて動作することを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の分散処理システム。
  8. 前記共通部と前記複数の処理部との接続のうち、幾つかの接続を内部バスで接続し、幾つかの接続をインターネットを介して接続して、インターネット上の処理リソースを処理部として使用することを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の分散処理システム。
  9. 処理の要求を機能を定めて行なうデバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎にキューに保持すると共に、その要求に対する処理結果を返答する共通部と、
    所定の溜まり具合を超えているキューに関して処理要求について演算する処理実行部と機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう前記キューの所定の溜まり具合に対応した閾値群を示した閾値表とを有して、前記共通部にアクセスして、保持されている機能毎のキューを読み込むと共に、前記閾値表に定められた機能毎の閾値と前記共通部から取得した機能毎の待ちの長さを比較してその結果に基づいて、実行する処理要求を定めて演算処理する複数の個別処理部と
    を有することを特徴とする分散処理システム。
  10. 機能毎に自らがその機能に関して処理を行なう値を示した閾値表を有する複数の処理部と、前記複数の処理部からアクセスされて処理の要求を行なうデバイスから送られた処理要求を機能毎に体系付つけた機能毎の処理要求の溜まり具合を知らせる共通部とを有して、
    前記共通部が、前記デバイスから送られた処理要求を受け付けて機能毎に体系付けて保持し、
    前記複数の処理部の各々が、
    前記共通部にアクセスして、機能毎の処理要求の溜まり具合を読み込み、
    前記閾値表に定められた閾値と前記共通部から取得した機能毎の処理要求の溜まり具合に基づいて、実行する処理要求を定め、
    定めた機能の処理要求を演算処理して応答として出力する
    ことを特徴とする処理分散方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113759756A (zh) * 2020-06-04 2021-12-07 株式会社东海理化电机制作所 处理装置、系统、计算机可读存储介质以及对照装置

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