JP2012532663A5 - - Google Patents

Claims (1)

1. 人間の患者の股関節内へ移植するための移植可能医療器具であって、
   前記股関節は、大腿骨頚と結合され、大腿骨の上端部に位置するボール形状の大腿骨頭を備えており、
   前記大腿骨頚と前記大腿骨頭は、前記大腿骨頚と前記大腿骨頭の中央において寛骨臼へ向かって、前記大腿骨頚から延びる長手方向の大腿骨頭中央軸を備えた長手方向軸配置を有しており、
   前記寛骨臼は、骨盤骨のボウル形状の部位であり、前記大腿骨頭に対して開口部を備えており、
   前記寛骨臼は、前記ボウルの底の中心から前記開口部の中心と前記大腿骨頭の通常の位置に向かって伸びる寛骨臼中心軸を有しており、
   前記大腿骨頭が前記寛骨臼において中心かつ対称に整列させられた特別な中心位置において、前記大腿骨頭の中心軸は前記寛骨臼の中心軸に整列させられており、
   前記大腿骨頭と前記寛骨臼のそれぞれは、股関節内で荷重を伝達する股関節伝達面を有し、互いに向き合い、かつ互いに接触し、
   前記医療器具は、
   ・前記大腿骨頭と前記寛骨臼の少なくとも一つの面と置き換わるように適合された少なくとも一つの人工股関節面と、
   ・前記大腿骨と前記骨盤骨の少なくとも１つに固定されるように適合された位置決めシャフトを受けるように適合された、少なくとも一つの開口を有する位置決め穴と、
   を備え、
   前記位置決め穴は、前記少なくとも一つの人工股関節面を前記股関節の所望の位置に位置決めするために、前記シャフトを少なくとも部分的に囲むように適合される、
   ことを特徴とする移植可能医療器具。