JP2012525734A - 同期エンティティを作成し、更新し、かつ解放するための方法、基地局、およびブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター - Google Patents

同期エンティティを作成し、更新し、かつ解放するための方法、基地局、およびブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター Download PDF

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Abstract

本発明は、eNBとBM−SCの間で、SYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放するプロセス、ならびにSYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放するプロセスを実施するためのeNBおよびBM−SCを提供する。本発明の解決策によれば、BM−SCで、サービスの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成して、作成された複数のSYNCエンティティを、1対1の対応関係でサービスと関連付けるステップと、SYNCエンティティ作成命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップと、各eNBで、受信したSYNCエンティティ作成命令に基づき、サービスの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成して、作成された複数のSYNCエンティティを、1対1の対応関係でサービスと関連付けるステップとを含む、SYNCエンティティを作成する方法が提供される。

Description

本発明は、移動体通信の分野に関し、より詳細には、eNB(基地局)とBM−SC(Broadcast Multicast Service Center:ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター)との間でSYNC(同期)エンティティを作成し、更新し、かつ解放するプロセスに関し、またSYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放する上記のプロセスを実施するためのeNBおよびBM−SCに関する。
SYNCエンティティは、2つのSYNCエンティティの間でコンテンツ同期を保証するために、eNBおよびBM−SCにピアツーピアで配置される。しかし、どのようにSYNCエンティティを構成すべきかは、なお、懸案の問題である。SYNCエンティティの構成を検討する場合、以下の2つの事実に留意すべきである。すなわち、(1)3GPPは、一般に、統計的にサービスを多重化する解決策を認めており、その場合、複数のサービスをまとめる、またはグループ化することが可能であり、かつそのサービス・クラスタまたはサービス・グループを仮想的に大きなサービスと見なすことができ、それにより、単純化が実現されること、および(2)1つのセルは、1つのMBSFN(Multimedia Broadcast Multicast Single Frequency Network:マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク)だけに属しており、1つのMBSFN領域にあるすべてのセルは、同じサービスを送信することである。
上記の検討に基づいて、本発明は、SYNCエンティティの構成構造に関する1組の技術的解決策を提供する。
本発明は、eNBとBM−SCとの間で、SYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放する新規のプロセスを提供し、またSYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放する上記のプロセスを実施するためのeNBおよびBM−SCを提供する。
本発明の第1の態様によれば、BM−SCで、サービスの合計量と同量の複数のSYNCエンティティを作成して、作成された複数のSYNCエンティティを、1対1の対応関係でサービスと関連付けるステップと、SYNCエンティティ作成命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップと、各eNBで、受信したSYNCエンティティ作成命令に基づき、サービスの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成して、作成された複数のSYNCエンティティを、1対1の対応関係でサービスと関連付けるステップとを含む、SYNCエンティティを作成する方法が提供される。
SYNCエンティティ作成命令は、サービスの合計量、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含むことが好ましい。
本発明の第1の態様によれば、BM−SCで、新しいサービスが開始するとき、新しいSYNCエンティティを作成して、作成された新しいSYNCエンティティを、1対1の対応関係で新しいサービスと関連付けるステップと、SYNCエンティティ更新命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップと、各eNBで、受信したSYNCエンティティ更新命令に基づき、新しいSYNCエンティティを作成して、作成された新しいSYNCエンティティを、1対1の対応関係で新しいサービスと関連付けるステップとを含む、SYNCエンティティを更新する方法がさらに提供される。
SYNCエンティティ更新命令は、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含むことが好ましい。
本発明の第1の態様によれば、BM−SCで、元のサービスが終了したとき、元のサービスに関連付けられたSYNCエンティティを解放するステップと、SYNCエンティティ解放命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップと、各eNBで、受信したSYNCエンティティ解放命令に基づき、元のサービスに関連付けられたSYNCエンティティを解放するステップとを含む、SYNCエンティティを解放する方法が、さらに提供される。
SYNCエンティティ解放命令は、サービス識別情報、およびサービス終了指示を含むことが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、BM−SCで、サービス・グループの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成して、作成された複数のSYNCエンティティを、1対1の対応関係でサービス・グループと関連付けるステップと、SYNCエンティティ作成命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップと、各eNBで、受信したSYNCエンティティ作成命令に基づき、サービス・グループの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成して、作成された複数のSYNCエンティティを、1対1の対応関係でサービス・グループと関連付けるステップとを含む、SYNCエンティティを作成する方法が提供される。
SYNCエンティティ作成命令は、サービスの合計量、サービス・グループ化情報、およびサービス開始指示を含むことが好ましい。
SYNCエンティティ作成命令は、サービスの合計量、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含み、またBM−SCで、各サービスのデータパケットがバッファされ、再構成されることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、BM−SCで、新しいサービスが開始するとき、新しいサービスが、既存のサービス・グループに属しているかどうかをまず判定するステップと、新しいサービスが、どの既存のサービスにも属していない場合、新しいSYNCエンティティを作成して、作成された新しいSYNCエンティティを、1対1の対応関係で新しいサービスと関連付けるステップと、SYNCエンティティ更新命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップと、各eNBで、受信したSYNCエンティティ更新命令に基づき、新しいサービスが、既存のサービス・グループに属しているかどうかをまず判定するステップと、新しいサービスが、どの既存のグループにも属していない場合、新しいSYNCエンティティを作成して、作成された新しいSYNCエンティティを、1対1の対応関係で新しいサービスと関連付けるステップとを含む、SYNCエンティティを更新する方法がさらに提供される。
SYNCエンティティ作成命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス開始指示を含むことが好ましい。
SYNCエンティティ作成命令は、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含み、またBM−SCで、各サービスのデータパケットがバッファされ、かつ再構成されることが好ましい。
SYNCエンティティを更新する方法は、好ましくは、BM−SCで、新しいサービスが既存のサービス・グループに属している場合、SYNCエンティティ更新命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに直接送信するステップと、各eNBで、新しいサービスが既存のサービス・グループに属している場合、SYNCエンティティ更新プロセスを直接終了させるステップとをさらに含む。
本発明の第2の態様によれば、BM−SCで、元のサービスが終了したとき、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスであるかどうかを判定するステップと、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスである場合、サービス・グループに関連付けられたSYNCエンティティを解放するステップと、SYNCエンティティ解放命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップと、各eNBで、受信したSYNCエンティティ解放命令に基づき、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスであるかどうかを判定するステップと、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスである場合、その属しているサービス・グループに関連付けられたSYNCエンティティを解放するステップとを含む、SYNCエンティティを解放する方法がさらに提供される。
SYNCエンティティ解放命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス終了指示を含むことが好ましい。
SYNCエンティティ解放命令は、サービス識別情報、およびサービス終了指示を含み、またBM−SCで、各サービスのデータパケットがバッファされ、かつ再構成されることが好ましい。
SYNCエンティティを解放する方法は、好ましくは、BM−SCで、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスではない場合、SYNCエンティティ解放命令をMBSFN領域内のすべてのeNBに直接送信するステップと、各eNBで、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスではない場合、SYNCエンティティ解放プロセスを直接終了させるステップとをさらに含む。
本発明の第3の態様によれば、BM−SCで、単一のSYNCエンティティを作成する、または静的に構成するステップと、SYNCエンティティ作成命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップと、各eNBで、受信したSYNCエンティティ作成命令に基づき、単一のSYNCエンティティを作成するステップとを含む、SYNCエンティティを作成する方法が提供される。
SYNCエンティティ作成命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス開始指示を含むことが好ましい。
SYNCエンティティ作成命令は、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含み、またBM−SCで、各サービスのデータパケットがバッファされ、かつ再構成されることが好ましい。
SYNCエンティティ作成方法は、BM−SCからのSYNCエンティティ更新命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するステップをさらに含むことが好ましい。
SYNCエンティティ更新命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス開始指示を含み、またはSYNCエンティティ更新命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス終了指示を含むことが好ましい。
SYNCエンティティ更新命令は、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含み、またはSYNCエンティティ更新命令は、サービス識別情報、およびサービス終了指示を含み、BM−SCで、各サービスのデータパケットがバッファされ、かつ再構成されることが好ましい。
本発明の第4の態様によれば、SYNCエンティティを作成するように構成されたSYNCエンティティ作成ユニットと、作成されたSYNCエンティティを、サービスまたはサービス・グループと関連付けるように構成されたSYNCエンティティ関連付けユニットと、SYNCエンティティ作成命令、またはSYNCエンティティ更新命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するように構成された命令ユニットとを含むBM−SCが提供される。
好ましくは、BM−SCは、新しいサービスを開始するか、それとも元のサービスを終了するかを判定するように構成されたサービス開始/終了ユニットと、サービスまたはサービス・グループに基づき、SYNCエンティティを解放するように構成されたSYNCエンティティ解放ユニットとをさらに含み、新しいサービスを開始すると判定された場合、サービス開始/終了ユニットは、SYNCエンティティ作成ユニットに対して、SYNCエンティティを作成するように命令し、また元のサービスを終了すると判定された場合、サービス開始/終了ユニットは、サービスSYNCエンティティ解放ユニットに対して、SYNCエンティティを解放するように命令し、かつ命令ユニットが、SYNCエンティティ解放命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信するようにさらに構成される。
SYNCエンティティ作成ユニットは、サービスまたはサービス・グループに基づき、SYNCエンティティを作成することが好ましい。
本発明の第5の態様によれば、BM−SCから、SYNCエンティティ作成命令、またはSYNCエンティティ更新命令を受信するように構成された受信ユニットと、SYNCエンティティを作成するように構成されたSYNCエンティティ作成ユニットと、SYNCエンティティ作成ユニットにより作成されたSYNCエンティティを、サービスまたはサービス・グループと関連付けるように構成されたSYNCエンティティ関連付けユニットとを含むeNBが提供される。
受信ユニットは、BM−SCから、SYNCエンティティ解放命令を受信するようにさらに構成され、またeNBが、サービスまたはサービス・グループに基づき、SYNCエンティティを解放するように構成されたSYNCエンティティ解放ユニットをさらに含むことが好ましい。
SYNCエンティティ作成ユニットは、サービスまたはサービス・グループに基づき、SYNCエンティティを作成することが好ましい。
本発明の上記の代替の態様によれば、SYNCエンティティを構成することに関する問題が成功裡に解決される。しかし、これらの解決策は、それ自体の利点および欠点を有している(好ましい実施形態における詳細な分析を参照のこと)。システムの適用および構成において、当業者であれば、必要に応じて適切な解決策を選択することができる。
図面と併せて、本発明の非限定的な諸実施形態に関する以下の詳細な記述に基づけば、本発明の上記および他の目的、特徴および利点がより明らかになろう。
各サービスが、対応するSYNCエンティティを有する、実施形態1を示す図である。 実施形態1によるSYNCエンティティ作成プロセスを示す図である。 実施形態1によるSYNCエンティティ更新プロセスを示す図である。 実施形態1によるSYNCエンティティ解放プロセスを示す図である。 SYNCエンティティが、サービス多重化グループに基づいている、実施形態2を示す図である。 実施形態2によるSYNCエンティティ作成プロセスを示す図である。 実施形態2によるSYNCエンティティ更新プロセスを示す図である。 実施形態2によるSYNCエンティティ解放プロセスを示す図である。 SYNCエンティティが、MBSFN領域に基づいている、実施形態3を示す図である。 SYNCエンティティ作成プロセスおよびSYNCエンティティ更新プロセスを含む、実施形態3の特有のオペレーション・フローを示す図である。 SYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放するプロセスを実施するように構成されたBM−SCの構造ブロック図である。 SYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放するプロセスを実施するように構成されたeNBの構造ブロック図である。
以降では、本発明は、図面を参照して述べるものとする。以下の記述において、いくつかの特有の実施形態は、例示するためだけのものであり、本発明を何らかの意味で限定するものとして理解されるべきではなく、単なる例に過ぎない。従来のアーキテクチャ構造が、本発明を理解する上で曖昧さを生ずる可能性のある場合、それらは除外される。
本発明において、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service:マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス)に対する前提条件は、各セルが1つのMBSFN領域にだけ属しており、MBSFN領域間で重複が存在しないことである。したがって、1つのMBSFN領域内のすべてのセルは、同じサービス・プロファイル、無線構成を有し、また同じIPマルチキャスト宛先を有する。上記の前提条件に基づけば、ネットワーク展開、および関連する技術的解決策がかなり簡単になる。この場合、SYNCエンティティをどのように構成すべきかの問題を検討する必要がある。強調される理由は、サービスを転送する場合、同じSDU(Service Data Packet:サービス・データパケット)パケット・エラーレート(PER)を必要とするサービスなど、いくつかのサービスは共に多重化されうるが、いくつかの他のサービスは、共に多重化されないことである。様々なSYNCエンティティ構成解決策が、SYNCプロトコルおよびシステムの複雑さに影響する可能性がある。
1対のピアツーピアのSYNCエンティティは、それらの間でデータに対するコンテンツ同期を保証する。サービスを多重化する場合、特に、サービス切換え点でパケット損失がある場合には、複数のサービスは、バイト計数およびパケット計数に基づいて互いに関連付けられる。したがって、1つのサービスの同期化は、共に多重化された他のサービスに影響を与えることになる。この場合、SYNCエンティティもまた、互いに関連付けられる。本発明によれば、以下の3つの実施形態が提供される。しかし、本発明の範囲は、これらの実施形態の特有の記述に限定されるべきではなく、これらの特有の記述を読むことにより当業者によって企図されうる均等な技術的解決策をすべて包含すべきである。
実施形態1:対応するSYNCエンティティを備えた各サービス
図1Aは、各サービスがそれに対応するSYNCエンティティを有する、実施形態1の図を示している。
図1Aで示すように、実施形態1は、最も直接的な解決策である。この場合、SYNCエンティティはサービスに関係する。サービスを開始または終了すると、SYNCエンティティが作成または解放される。パケット損失がサービス多重化グループ内で生じた場合、パケット計数およびバイト計数が、各サービスに対して個々に実施されるので、パケット損失により、1つまたは複数のどのサービスが影響を受けるかを明確に判定することができる。このような観点によれば、サービス送信の切換え点におけるパケット損失の問題を処理する場合、実施形態1は固有のロバスト性を有する。
概して、実施形態1の利点および欠点は、以下のようになる。
利点:
・簡単であり、直感的である。
・パケット損失により影響を受けるサービスを明確に識別できるので、多重化されたサービスにおけるパケット損失問題に対して良好な防御性を有する。
欠点:
・本発明の他の実施形態と比較して、SYNCエンティティを作成し、解放する頻度が高すぎる。
図1B〜1Dは、SYNCエンティティ作成プロセス、SYNCエンティティ更新プロセス、およびSYNCエンティティ解放プロセスを含む、実施形態1の特有のオペレーション・フローを示す。
図1Bは、実施形態1によるSYNCエンティティ作成プロセスを示している。図1Bで示すように、ステップS101で、BM−SCは、サービスの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成する。ステップS103で、BM−SCは、各SYNCエンティティが1つのサービスに関連付けられ、かつ各サービスがまた、1つのSYNCエンティティに関連付けられるように、1対1の対応関係で、作成された複数のSYNCエンティティをサービスと関連付ける。次いで、ステップS105で、BM−SCは、SYNCエンティティ作成命令を、MBSFN領域内のeNBに送信するが、そのSYNCエンティティ作成命令は、サービスの合計量、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含むことができる。ステップS107で、eNBは、受信したSYNCエンティティ作成命令に基づき、サービスの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成する。ステップS109で、eNBは、各SYNCエンティティが1つのサービスに関連付けられ、かつ各サービスがまた、1つのSYNCエンティティに関連付けられるように、1対1の対応関係で、作成された複数のSYNCエンティティをサービスと関連付ける。このようにして、SYNCエンティティ作成プロセスは完了する。このSYNCエンティティ作成プロセスは、概して、システムの初期化プロセス中に行われる。システムが動作状態にあるとき、動作中にサービス変更が行われる(新しいサービスが開始する、または元のサービスが終了する)間に、SYNCエンティティ更新プロセス、およびSYNCエンティティ解放プロセスが実施される。
図1Cは、実施形態1によるSYNCエンティティ更新プロセスを示す。図1Cで示すように、ステップS111で、新しいサービスが開始すると、BM−SCは、新しいSYNCエンティティを作成する。ステップS113で、BM−SCは、作成された新しいSYNCエンティティを、1対1の対応関係で新しいサービスと関連付ける。次いで、ステップS115で、BM−SCは、SYNCエンティティ更新命令を、MBSFN領域内のeNBに送信するが、そのSYNCエンティティ更新命令は、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含むことができる。ステップS117で、eNBは、受信したSYNCエンティティ更新命令に基づき、新しいSYNCエンティティを作成する。ステップS119で、eNBは、作成された新しいSYNCエンティティを、1対1の対応関係で新しいサービスと関連付ける。このようにして、新しいサービスのためのSYNCエンティティ更新プロセスが完了する。
図1Dは、実施形態1によるSYNCエンティティ解放プロセスを示す。図1Dで示すように、ステップS121で、BM−SCは、元のサービスの終了を検出する。ステップS123で、MB−SCは、サービスに関連付けられたSYNCエンティティを解放する。次いで、ステップS125で、BM−SCは、SYNCエンティティ解放命令を、MBSFN領域内のeNBに送信するが、そのSYNCエンティティ解放命令は、サービス識別情報、およびサービス終了指示を含むことができる。ステップS127で、eNBは、受信したSYNCエンティティ解放命令に基づき、サービスに関連付けられたSYNCエンティティを解放する。このようにして、元のサービスに対するSYNCエンティティ解放プロセスは完了する。
実施形態2:サービス多重化グループをベースにしたSYNCエンティティ
図2Aは、SYNCエンティティがサービス多重化グループに基づいている、実施形態2の図を示している。
図2Aで示すように、実施形態2では、SYNCエンティティは、サービス多重化グループに基づいている、すなわち、各サービス多重化グループは、対応するSYNCエンティティを有する。実施形態1と比較すると、この実施形態におけるSYNCエンティティの作成および解放は、あまり高い頻度で行われないが、それは、あるサービス多重化グループ内のすべてのサービスが終了した場合にだけ、そのサービス多重化グループに関係するSYNCエンティティが解放されることになるからである。実施形態2は、以下の利点を有する、すなわち、SYNCエンティティは、最初に、サービスの多重化をサポートするように設計される(例えば、多重化されたサービスを、1つの仮想的なサービスと見なすことができる)が、非多重化インスタンスは、特殊なサービス多重化と見なすことができる(すなわち、各サービスは、個々に多重化される)ことである。実施形態2では、同じSYNCエンティティ中で各サービスを識別するためには、さらなる情報が必要であるか、または異なるサービスに対するデータパケットを、送信前にBM−SCでバッファし、かつ再構成することができる。
概して、実施形態2の利点および欠点は以下のようになる。
利点:
・多重化されたサービスは、仮想的なサービスと見なされ、したがって、サービス多重化がより容易にサポートされる。
・複雑性が低いこと、それは、サービス多重化グループ内の単一のサービスの開始または終了が、サービス多重化グループのコンテンツ同期に影響を与えることがないためである。
欠点:
・サービス多重化グループ内で異なるサービスを識別するためには、さらなる情報、またはBM−SCバッファが必要になる。
図2B〜2Dは、SYNCエンティティ作成プロセス、SYNCエンティティ更新プロセス、およびSYNCエンティティ解放プロセスを含む、実施形態2の特有のオペレーション・フローを示している。
図2Bは、実施形態2によるSYNCエンティティ作成プロセスを示す。図2Bで示すように、ステップS201で、BM−SCは、サービス・グループの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成する。ステップS203で、BM−SCは、各SYNCエンティティが1つのサービス・グループに関連付けられ、かつ各サービス・グループがまた、1つのSYNCエンティティに関連付けられるように、1対1の対応関係で、作成された複数のSYNCエンティティをサービス・グループと関連付ける。次いで、ステップS205で、BM−SCは、SYNCエンティティ作成命令を、MBSFN領域内のeNBに送信するが、そのSYNCエンティティ作成命令は、サービスの合計量、サービス・グループ化情報、およびサービス開始指示を含むことができる。ステップS207で、eNBは、受信したSYNCエンティティ作成命令に基づき、サービス・グループの合計量に等しい量の複数のSYNCエンティティを作成する。ステップ209で、eNBは、各SYNCエンティティが1つのサービス・グループに関連付けられ、かつ各サービス・グループがまた、1つのSYNCエンティティに関連付けられるように、1対1の対応関係で、作成された複数のSYNCエンティティをサービス・グループと関連付ける。このようにして、SYNCエンティティ作成プロセスが完了する。このSYNCエンティティ作成プロセスは、概して、システムの初期化プロセス中に行われる。システムが動作状態にあるとき、動作中にサービス変更が行われる(新しいサービスが開始する、または元のサービスが終了する)間に、SYNCエンティティ更新プロセス、およびSYNCエンティティ解放プロセスが実施されることになる。
図2Cは、実施形態2によるSYNCエンティティ更新プロセスを示している。図2Cで示すように、ステップS210で、新しいサービスが開始すると、BM−SCは、まず、新しいサービスが、既存のサービス・グループに属しているかどうかを判定する。新しいサービスが、既存のサービス・グループに属している場合(ステップS210:YES)、BM−SCは、ステップS215を直接実施する。他方で、新しいサービスが、どの既存のサービス・グループにも属していない場合(ステップS210:NO)、BM−SCは、ステップS211で、新しいSYNCエンティティを作成する。ステップS213で、BM−SCは、作成された新しいSYNCエンティティを、1対1の対応関係で新しいサービスと関連付ける。次いで、ステップS215で、BM−SCは、SYNCエンティティ更新命令を、MBSFN領域内のeNBに送信するが、そのSYNCエンティティ更新命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス開始指示を含むことができる。ステップS216で、eNBは、まず、受信したSYNCエンティティ更新命令に基づき、新しいサービスが、既存のサービス・グループに属しているかどうかを判定する。新しいサービスが、既存のサービス・グループに属している場合(ステップS216:YES)、eNBは、SYNCエンティティ更新オペレーションを何も行う必要がなく、ステップS218で、SYNCエンティティ更新オペレーションが終了する。他方で、新しいサービスが、どの既存のサービス・グループにも属していない場合(ステップS216:NO)、eNBは、ステップS217で、受信したSYNCエンティティ更新命令に基づき、新しいSYNCエンティティを作成する。ステップS219で、eNBは、作成された新しいSYNCエンティティを、1対1の対応関係で新しいサービスと関連付ける。このようにして、新しいサービスに対するSYNCエンティティ更新プロセスが完了する。
図2Dは、実施形態2によるSYNCエンティティ解放プロセスを示している。図2Dで示すように、ステップS221で、BM−SCは、元のサービスの終了を検出する。ステップS222で、BM−SCは、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスであるかどうかを判定する。元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスではない場合(ステップS222:NO)、BM−SCは、直接ステップS225を実施する。他方で、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスである場合(ステップS222:YES)、BM−SCは、ステップS223で、元のサービスが属しているサービス・グループに関連付けられたSYNCエンティティを解放する。次いで、ステップS225で、BM−SCは、SYNCエンティティ解放命令を、MBSFN領域内のeNBに送信するが、そのSYNCエンティティ解放命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス終了指示を含むことができる。ステップS226で、eNBは、まず、受信したSYNCエンティティ解放命令に基づき、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスであるかどうかを判定する。元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスではない場合(ステップS226:NO)、eNBは、SYNCエンティティ解放オペレーションを何も実施する必要はなく、ステップS228で、SYNCエンティティ解放オペレーションは終了する。他方で、元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスである場合(ステップS226:YES)、eNBは、ステップS227で、受信したSYNCエンティティ解放命令に基づき、元のサービスが属しているサービス・グループに関連付けられたSYNCエンティティを解放する。このようにして、元のサービスに対するSYNCエンティティ解放プロセスが完了する。
SYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放する上記のプロセス中は、サービス・グループ中で異なるサービスを識別するために、さらなる情報(サービス・グループ化情報)が使用される。しかし、前に述べたように、このようなさらなる情報を使用せずに、バッファリングおよび再構成法を、BM−SCで実施することもできる。
実施形態3:MBSFN領域をベースにしたSYNCエンティティ
図3Aは、SYNCエンティティがMBSFN領域に基づいている、実施形態3の図を示している。
図3Aで示すように、実施形態3では、各MBSFN領域内に1つのSYNCエンティティがあるだけであり、SYNCエンティティは、静的に構成することができ、また最後まで解放されることはない。実施形態3は、はるかに簡単に見えるが、実際はそうではない。異なるサービスは異なる方法で、すなわち、多重化/非多重化して、あるいはいくつかのサービスは終了し、いくつかのサービスはまだ継続させて、送信される可能性がある。バイト計数およびパケット計数が、すべてのサービスに対して共に行われるため、継続中のサービスは、すでに終了したサービスによって影響を受ける可能性がある。実際に、送信が互いに独立しているサービス間で、SYNCエンティティを共用する必要がない。したがって、実施形態3は、SYNC機構の設計において、より複雑になる可能性がある。
概して、実施形態3の利点および欠点は、以下のようになる。
利点:
・SYNCエンティティが1つだけ存在しており、それは最後まで解放されることがない。
欠点:
・かなり複雑であること、それは、単一のSYNCアルゴリズムで、無関係のサービスを考慮する必要があるからである。
・サービス多重化グループ内で異なるサービスを識別するために、さらなる情報またはBM−SCバッファが必要になる。
図3Bは、SYNCエンティティ作成プロセスおよびSYNCエンティティ更新プロセスを含む、実施形態3の特有のオペレーション・フローを示している。
図3Bで示すように、ステップS301で、BM−SCは、単一のSYNCエンティティを作成する、または静的に構成する。次いで、ステップS305で、BM−SCは、SYNCエンティティ作成命令を、MBSFN領域内のeNBに送信するが、そのSYNCエンティティ作成命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス開始指示を含むことができる。ステップS307で、各eNBは、受信したSYNCエンティティ作成命令に基づき、単一のSYNCエンティティを作成する。このようにして、SYNCエンティティ作成プロセスが完了する。このSYNCエンティティ作成プロセスは、概して、システムの初期化プロセス中に行われる。システムが動作状態にあるとき、動作中にサービス変更が行われる(新しいサービスが開始する、または元のサービスが終了する)間に、SYNCエンティティ更新プロセスが実施されることになる。
さらに図3Bを参照すると、図3Bで点線により示されるように、実施形態3は、SYNCエンティティの解放に関係していないので、SYNCエンティティ更新プロセスだけが、新しいサービスの開始、または元のサービスの終了に対して実施される。SYNCエンティティ更新プロセス中(ステップS315)に、BM−SCは、SYNCエンティティ更新命令を、MBSFN領域内のeNBに送信するが、そのSYNCエンティティ更新命令は、サービス識別情報、サービス・グループ化情報、およびサービス開始指示(またはサービス終了指示)を含むことができる。このようにして、SYNCエンティティ更新プロセスが完了する。
SYNCエンティティを作成し、かつ更新する上記のプロセス中に、サービス・グループ中の異なるサービスを識別するために、さらなる情報(サービス・グループ化情報)が使用される。しかし、前に述べたように、このようなさらなる情報を使用せずに、バッファリングおよび再構成法を、BM−SCで実施することもできる。
図4は、SYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放するプロセスを実施するように構成されたBM−SCの構造ブロック図を示している。簡単化のために、図4は、各プロセス中に必要になる可能性のあるすべてのコンポーネントを示していることに留意されたい。しかし、いずれかの単一のプロセスに対して、これらのコンポーネントがすべて必要になるわけではない。当業者であれば、実施される様々な実施形態における様々なプロセスに対して、これらの例示されたコンポーネントを、必要に応じて、選択し、破棄し、または組み合わせることができる。
図4で示すように、本発明によるBM−SC400は、新しいサービスが開始するのか、それとも元のサービスが終了するのか(S111、S121、S210、S221)を判定するように構成されたサービス開始/終了ユニット410と、サービスまたはサービス・グループに基づき作成されうる(S101、S111、S201、S210、S211)、あるいはサービスまたはサービス・グループとは独立に作成されうる(S301)SYNCエンティティを作成するように構成されたSYNCエンティティ作成ユニット420と、SYNCエンティティ作成ユニット420により作成されたSYNCエンティティを、サービスまたはサービス・グループと関連付ける(S103、S113、S203、S213)ように構成されたSYNCエンティティ関連付けユニット425と、サービスまたはサービス・グループに基づき、SYNCエンティティを解放する(S123、S222、S223)ように構成されたSYNCエンティティ解放ユニット430と、SYNCエンティティ作成命令、SYNCエンティティ更新命令、またはSYNCエンティティ解放命令を、MBSFN領域内のすべてのeNBに送信する(S105、S115、S125、S205、S215、S225、S305、S315)ように構成された命令ユニット440とを含む。
図5は、SYNCエンティティを作成し、更新し、かつ解放するプロセスを実施するように構成されたeNBの構造ブロック図を示している。簡単化のために、図5は、各プロセス中に必要になる可能性のあるすべてのコンポーネントを示していることに留意されたい。しかし、いずれかの単一のプロセスに対して、これらのコンポーネントがすべて必要になるわけではない。当業者であれば、実施される様々な実施形態における様々なプロセスに対して、これらの例示されたコンポーネントを、必要に応じて、選択し、破棄し、または組み合わせることができる。
図5で示すように、本発明によるeNB500は、BM−SCから、SYNCエンティティ作成命令、SYNCエンティティ更新命令、またはSYNCエンティティ解放命令を受信する(S105、S115、S125、S205、S215、S225、S305、S315)ように構成された受信ユニット510と、サービスまたはサービス・グループに基づき作成されうる(S107、S117、S207、S216、S217)、あるいはサービスまたはサービス・グループとは独立して作成されうる(S307)SYNCエンティティを作成するように構成されたSYNCエンティティ作成ユニット520と、SYNCエンティティ作成ユニット520により作成されたSYNCエンティティを、サービスまたはサービス・グループと関連付ける(S109、S119、S209、S219)ように構成されたSYNCエンティティ関連付けユニット525と、サービスまたはサービス・グループに基づき、SYNCエンティティを解放する(S127、S226、S227)ように構成されたSYNCエンティティ解放ユニット530とを含む。
上記の実施形態は、例示ためのものに過ぎず、本発明を限定することは意図されていない。当業者であれば、本発明の範囲および趣旨を逸脱することなく、諸実施形態に対して様々な変更および置換えが可能であること、およびこれらの変更および置換えは、添付の特許請求の範囲により限定される範囲に含まれることを理解されたい。

Claims (15)

  1. 同期エンティティを作成する方法であって、
    ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)で、サービスの合計量に等しい量の複数の同期エンティティを作成して、前記作成された複数の同期エンティティを、1対1の対応関係で前記サービスと関連付けるステップと、
    同期エンティティ作成命令を、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内のすべての基地局に送信するステップと、
    各基地局で、前記受信した同期エンティティ作成命令に基づき、サービスの合計量に等しい量の複数の同期エンティティを作成して、前記作成された複数の同期エンティティを、1対1の対応関係で前記サービスと関連付けるステップとを含む、同期エンティティを作成する方法。
  2. 前記同期エンティティ作成命令が、サービスの合計量、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含む、請求項1に記載の同期エンティティを作成する方法。
  3. 同期エンティティを更新する方法であって、
    ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)で、新しいサービスが開始するとき、新しい同期エンティティを作成して、前記作成された新しい同期エンティティを、1対1の対応関係で前記新しいサービスと関連付けるステップと、
    同期エンティティ更新命令を、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内のすべての基地局に送信するステップと、
    各基地局で、前記受信した同期エンティティ更新命令に基づき、新しい同期エンティティを作成して、前記作成された新しい同期エンティティを、1対1の対応関係で前記サービスと関連付けるステップとを含む、同期エンティティを更新する方法。
  4. 前記同期エンティティ更新命令が、サービス識別情報、およびサービス開始指示を含む、請求項3に記載の同期エンティティを更新する方法。
  5. 同期エンティティを解放する方法であって、
    ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)で、元のサービスが終了したとき、前記元のサービスに関連付けられた同期エンティティを解放するステップと、
    同期エンティティ解放命令を、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内のすべての基地局に送信するステップと、
    各基地局で、前記受信した同期エンティティ解放命令に基づき、前記元のサービスに関連付けられた同期エンティティを解放するステップとを含む、同期エンティティを解放する方法。
  6. 前記同期エンティティ解放命令が、サービス識別情報、およびサービス終了指示を含む、請求項5に記載の同期エンティティを解放する方法。
  7. SYNCエンティティを作成する方法であって、
    ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)で、サービス・グループの合計量に等しい量の複数の同期エンティティを作成して、前記作成された複数の同期エンティティを、1対1の対応関係で前記サービス・グループと関連付けるステップと、
    同期エンティティ作成命令を、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内のすべての基地局に送信するステップと、
    各基地局で、前記受信した同期エンティティ作成命令に基づき、サービス・グループの合計量に等しい量の複数の同期エンティティを作成して、前記作成された複数の同期エンティティを、1対1の対応関係で前記サービス・グループと関連付けるステップとを含む、SYNCエンティティを作成する方法。
  8. 同期エンティティを更新する方法であって、
    ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)で、新しいサービスが開始するとき、前記新しいサービスが、既存のグループに属しているかどうかをまず判定するステップと、
    前記新しいサービスが、どの既存のサービス・グループにも属していない場合、新しい同期エンティティを作成して、前記作成された新しい同期エンティティを、1対1の対応関係で前記新しいサービスと関連付けるステップと、
    同期エンティティ更新命令を、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内のすべての基地局に送信するステップと、
    各基地局で、前記受信したSYNCエンティティ更新命令に基づき、前記新しいサービスが、既存のサービス・グループに属しているかどうかをまず判定するステップと、
    前記新しいサービスが、どの既存のサービス・グループにも属していない場合、新しい同期エンティティを作成して、前記作成された新しい同期エンティティを、1対1の対応関係で前記新しいサービスと関連付けるステップとを含む、同期エンティティを更新する方法。
  9. BM−SCで、前記新しいサービスが既存のサービス・グループに属している場合、同期エンティティ更新命令を、MBSFN領域内のすべての基地局に直接送信するステップと、
    各基地局で、前記新しいサービスが既存のサービス・グループに属している場合、前記同期エンティティ更新プロセスを直接終了させるステップとをさらに含む、請求項8に記載の同期エンティティを更新する方法。
  10. 同期エンティティを解放する方法であって、
    ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)で、元のサービスが終了したとき、前記元のサービスが、その属しているサービス・グループ中の最後のサービスであるかどうかを判定するステップと、
    前記元のサービスが、その属している前記サービス・グループ中の前記最後のサービスである場合、前記元のサービスが属している前記サービス・グループに関連付けられた同期エンティティを解放するステップと、
    同期エンティティ解放命令を、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内のすべての基地局に送信するステップと、
    各基地局で、前記受信したSYNCエンティティ解放命令に基づき、前記元のサービスが、その属している前記サービス・グループ中の前記最後のサービスであるかどうかを判定するステップと、
    前記元のサービスが、その属している前記サービス・グループ中の前記最後のサービスである場合、前記元のサービスが属している前記サービス・グループに関連付けられた同期エンティティを解放するステップとを含む、同期エンティティを解放する方法。
  11. SYNCエンティティを作成する方法であって、
    ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)で、単一の同期エンティティを作成する、または静的に構成するステップと、
    同期エンティティ作成命令を、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内のすべての基地局に送信するステップと、
    各基地局で、前記受信した同期エンティティ作成命令に基づき、単一の同期エンティティを作成するステップとを含む、SYNCエンティティを作成する方法。
  12. 同期エンティティを作成するように構成された同期エンティティ作成ユニットと、
    前記同期エンティティ作成ユニットにより作成された前記同期エンティティを、サービスまたはサービス・グループと関連付けるように構成された同期エンティティ関連付けユニットと、
    同期エンティティ作成命令、または同期エンティティ更新命令を、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)領域内のすべての基地局に送信するように構成された命令ユニットとを備える、ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)。
  13. 新しいサービスを開始するか、それとも元のサービスを終了するかを判定するように構成されたサービス開始/終了ユニットと、
    サービスまたはサービス・グループに基づき、同期エンティティを解放するように構成された同期エンティティ解放ユニットとをさらに備え、
    新しいサービスを開始すると判定された場合、前記サービス開始/終了ユニットは、前記同期エンティティ作成ユニットに対して、同期エンティティを作成するように命令し、また
    元のサービスを終了すると判定された場合、前記サービス開始/終了ユニットが、前記同期エンティティ解放ユニットに対して、同期エンティティを解放するように命令し、かつ前記命令ユニットが、同期エンティティ解放命令を、MBSFN領域内のすべての基地局に送信するようにさらに構成される、請求項12に記載のBM−SC。
  14. ブロードキャスト・マルチキャスト・サービスセンター(BM−SC)から、同期エンティティ作成命令、または同期エンティティ更新命令を受信するように構成された受信ユニットと、
    同期エンティティを作成するように構成された同期エンティティ作成ユニットと、
    前記同期エンティティ作成ユニットにより作成された前記同期エンティティを、サービスまたはサービス・グループと関連付けるように構成された同期エンティティ関連付けユニットとを備える、基地局。
  15. 前記受信ユニットが、前記BM−SCから、同期エンティティ解放命令を受信するようにさらに構成され、かつ
    前記基地局が、サービスまたはサービス・グループに基づき、同期エンティティを解放するように構成された同期エンティティ解放ユニットをさらに備える、請求項14に記載の基地局。
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