JP2012520011A - ブロードキャストネットワークのためのldpigp同期 - Google Patents

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Abstract

動作可能になるブロードキャストネットワークへのブロードキャストインタフェースを有するネットワークエレメントが、上記ブロードキャストネットワークへの少なくとも1つの代替的なパスが存在するかどうかを判定する。ブロードキャストインタフェースは、LSP(label switched path)上でトラフィックを搬送するものである。代替的なパスが存在する場合、ブロードキャストインタフェースは、LDP(label distribution protocol)がブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについて動作可能になるまで、上記ブロードキャストネットワークに告知されない。
【選択図】図1

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2009年3月4日に出願された米国仮出願第61/157501号の利益を主張し、同出願は参照によりここに取り入れられる。
[分野]
本発明の実施形態は、ネットワーキングの分野、より具体的には、ブロードキャストネットワークのためのLDP(Label Distribution Protocol) IGP(Interior Gateway Protocol)同期に関する。
宛て先へのLSP(label switched paths)を確立するために使用されるLDP(“LDP Specification”(RFC5036,2007年10月)において説明されている)は、典型的には、下層のルーティング情報(例えば、ネットワーク内のホップ間のコストメトリック)を提供するために、IGP(例えば、OSPF(Open Shortest Path First)(“OSPF Version 2”(STD54,RFC2328,1998年4月)において定義されている)、IS−IS(Intermediate system to Intermediate system)(“Intermediate system to intermediate system intra-domain-routing routine information exchange protocol for use in conjunction with the protocol for providing the connectionless-mode Network Service (ISO 8473)”(ISO標準10589,1992)において定義されている)など)に依存している。LDPが典型的にはIGPプロトコルに依存しているといっても、それらは互いに独立している。あるリンク上でLDPが動作可能となる前に当該リンク上でIGPは動作可能となり得ることから、パケットのロスが引き起こされ得る。
“LDP IGP Synchronization”(RFC(request for comments)5443,2009年3月)(これ以降、“LDP IGP Synchronization”という)は、あるリンク上でLDPが完全には動作可能でない場合に、当該リンクがIPフォワーディングのために使用されることを防止する仕組みを説明している。RFC5443により説明されているところによれば、所与のリンク上でLDPが完全には動作可能でなければ(例えば、未だ全てのラベルバインディングが交換されていないなど)、IGPは、上記リンクを最大のコストと共に告知(advertise)して上記リンク上でトラフィックが送信されることを防止することになる。上記リンク上でLDPが動作可能になると(例えば、全てのラベルバインディングが交換されたなど)、IGPは、上記リンクを正確なコストと共に告知する。
ブロードキャストリンク(同じリンク上の1つより多いLDP/IGPピア)上では、IGPは、各ピアへの別個のコストよりもむしろ、ブロードキャストリンクへの共通のコストを告知する。ブロードキャスト擬似ノード(broadcast pseudo-node)は、各ネットワークエレメントSPF(shortest path first)(例えば、OSPF(open shortest path first),CSPF(constrained shortest path first))データベース内のリンク数を削減するためネットワーク内に実装され得る。各ネットワークエレメントは、ブロードキャスト擬似ノードとの近隣関係(adjacencies)を形成し、ブロードキャスト擬似ノードへのリンク及びコストを告知し、ブロードキャスト擬似ノードは、各ネットワークエレメントへのリンク及びコストを告知する。
ブロードキャストリンクについて、“LDP IGP Synchronization”(RFC5443)は、当該仕組みを個別のピアではなく全体としてのリンクに適用することができる、と説明している。全体としてのリンクへの最大のコストを告知することは、準最適なトラフィックの迂回(diversion)及び/又はトラフィック(例えば、VPNトラフィック)のブラックホーリングを引き起こし得る。
本発明は、以下の説明と、本発明の実施形態を例示するために使用される添付の図面とを参照すれば最もよく理解され得る。
本発明の一実施形態による例示的なブロードキャストネットワークを示す図である。 本発明の一実施形態によるブロードキャストネットワークのLDP−IGP同期のために構成された例示的なネットワークエレメントを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるブロードキャストネットワークのLDP−IGP同期のための例示的な動作を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による、LDP−IGP同期が完了するときの例示的な動作を示す流れ図である。 本発明の一実施形態による例示的なローカルIGPインタフェース構造を示す図である。 本発明の一実施形態による例示的なリンク状態データベースを示す図である。 本発明の一実施形態による、ネットワークエレメントがそのリンク状態告知をブロードキャストネットワークへのインタフェースで更新する用意ができているときの例示的な動作を示す流れ図である。 本発明のいくつかの実施形態で使用される例示的なネットワークエレメントを示す図である。
以下の説明では、多くの具体的詳細が示される。しかし、本発明の実施形態はこれらの具体的詳細なしでも実施され得ることが理解される。他の例では、この説明の理解を不明瞭にすることのないように、周知の回路、構造及び技法が詳細に示されていない場合もある。当業者は、本明細書に含まれる説明を読めば、不要な実験を行わなくても適切な機能を実施することができるであろう。
本明細書において「one embodiment(一実施形態)」、「an embodiment(ある実施形態)」、「an example embodiment(例示的な実施形態)」などという場合、それは、説明されている当該の実施形態は特定の特徴、構造、又は特性を含み得るが、あらゆる実施形態が必ずしもその特定の特徴、構造、又は特性を含むとは限らないことを示すものである。さらに、そのような句は必ずしも同じ実施形態に言及しているものであるとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性が、ある実施形態との関連において説明されているときには、明示的に説明されているか否かを問わず、そのような特徴、構造、又は特性を他の実施形態との関連において実施することも当業者の知識の範囲内にあることが提示されている。
以下の説明及び特許請求の範囲においては、「coupled(〜に結合された)」及び「connected(〜に接続された)」という用語がその派生語と共に使用され得る。これらの用語は相互についての同義語として意図されるものであると理解すべきではない。「Coupled」は、相互に直接物理的又は電気的に接触していてもいなくてもよい2つ以上の要素が相互に協働し、又は相互に作用し合うことを示すのに使用される。「Connected」は、相互に結合されている2つ以上の要素間での通信の確立を示すのに使用される。
各図に示す技法は、1つ又は複数の電子機器(例えば、ネットワークエレメントなど)上で記憶され、実行されるコード及びデータを使用して実施され得る。そのような電子機器は、機械可読記憶媒体(例えば、磁気ディスク、光ディスク、ランダム・アクセス・メモリ、読取り専用メモリ、フラッシュ・メモリ・デバイス、相変化メモリ)や、機械可読通信媒体(例えば、搬送波、赤外線信号、ディジタル信号などといった電気的、光学的、音響学的、又は他の形の伝搬信号)のような、機械可読媒体を使用してコード及びデータを(内部で、且つ/又はネットワーク上で他の電子機器を用いて)記憶し、やりとりする。加えて、そのような電子機器は、典型的には、記憶装置、1つ又は複数のユーザ入力/出力装置(例えば、キーボード、タッチスクリーン、及び/又はディスプレイ)、ネットワーク接続といった1つ又は複数の他の構成要素に結合された1つ又は複数のプロセッサのセットも含む。プロセッサのセットと他の構成要素との結合は、典型的には、1つ又は複数のバス及びブリッジ(バスコントローラともいう)を介したものである。記憶装置と、ネットワークトラフィックを搬送する信号とは、それぞれ、1つ又は複数の機械可読記憶媒体と機械可読通信媒体とを表す。よって、所与の電子機器の記憶装置は、典型的には、当該電子機器の1つ又は複数のプロセッサのセット上で実行するためのコード及び/又はデータを記憶する。当然ながら、本発明のある実施形態の1つ又は複数の部分が、様々な組み合わせのソフトウェア、ファームウェア、及び/又はハードウェアを使用して実装されてもよい。
本明細書で使用する場合、ネットワークエレメント(例えば、ルータ、スイッチ、ブリッジなど)とは、ネットワーク上の他の装置(例えば、他のネットワークエレメント、コンピュータ端末など)と通信可能な状態で相互接続する、ハードウェア及びソフトウェアを含むネットワーキング装置である。ネットワークエレメントの中には、複数のネットワーキング機能(例えば、ルーティング、ブリッジング、スイッチング、レイヤ2集約、及び/又は加入者管理)のサポートを提供し、且つ/又は複数のアプリケーションサービス(例えば、データ、音声、ビデオ)のサポートを提供する「複数サービス・ネットワーク・エレメント(multiple services network elements)」もある。
あるネットワークエレメント内において複数の「インタフェース」が構成され得る。本明細書で使用する場合、インタフェースとはネットワークエレメントとそれの接続ネットワークのうちの1つとの間の接続である。インタフェースは、典型的には、下層にある下位レベルプロトコル及びルーティングプロトコル(例えば、IPアドレスやマスク)から獲得される、当該インタフェースと関連付けられた情報を有する。インタフェースはリンクと呼ばれることもある。ブロードキャストインタフェースとは、ブロードキャストネットワークと接続されたインタフェースである。
ブロードキャストネットワークのLDP−IGP同期のための方法及び装置を説明する。本発明の一実施形態では、ブロードキャストネットワークへのリンクが発生するときに、上記リンクが発生する当該ネットワークエレメントは、当該ブロードキャストリンク上の全てのネイバ(全てのブロードキャストネイバ)についてLDPが動作可能となるまで、ブロードキャストネットワークへのリンクを告知することを延期することになる。例えば、当該ネットワークエレメントは、当該リンクがブロードキャストネットワークへの唯一のパスであるかを判定する。当該リンクがブロードキャストネットワークへの唯一のパスである場合、当該リンクに対応するインタフェースはカットエッジ(cut-edge)インタフェースとしてマークされる。ネットワークエレメントは、そのLSA(link-state advertisement)をブロードキャストネットワークへのリンクで更新する用意ができているときに、対応するインタフェースがカットエッジインタフェースではなく、LDPが当該インタフェース上の全てのネイバについて動作可能ではない場合には、当該リンクをそのLSAに追加することを延期することになる。LDPが当該インタフェース上の全てのネイバについて動作可能になった(例えば、LDPがIGPと同期された)後で、当該リンクはLSAに追加され、ブロードキャストネットワークに送信されることになる。
本明細書で使用する場合、「リンク状態告知(link state advertisements)」及び「LSA」という用語はプロトコル非依存(protocol agnostic)である。例えば、IGPプロトコルがOSPF(Open Shortest Path First)である場合には、リンク状態告知はルータLSA(Router-LSA)とすることができる。IGPプロトコルがIS−IS(Intermediate system to Intermediate system)である場合には、リンク状態告知はリンク状態PDU(Link State PDU)とすることができる。
一実施形態では、IGPプロトコルがOSPF(Open Shortest Path First)である場合、サブネット上の全てのネットワークエレメントについてLDPが動作可能となるまで、ルータLSAは当該サブネットについてリンクタイプ2(Link Type 2)(中継ネットワークへのリンク)で更新されない。
一実施形態では、IGPプロトコルがIS−IS(Intermediate system to Intermediate system)である場合、全てのネットワークエレメントについてLDPが動作可能となるまで、リンク状態PDUはブロードキャストネットワークへのIS到達可能性TLV(IS Reachability TLV)(又は拡張IS到達可能性TLV(Extended IS Reachability TLV))で更新されない。
図1に、本発明の一実施形態による例示的なブロードキャストネットワークを示す。ネットワーク100は、ネットワークエレメント105、110、130、140、145、150、155、160、165、及び170と、ブロードキャスト擬似ノード120とを含む。ネットワークエレメント110、130、140、145、及び150は、それぞれ、ブロードキャスト擬似ノード120と直接結合されている。ネットワーク100のトポロジは例示であり、本発明の実施形態においては他のトポロジも使用され得ることを理解すべきである。例えば、実施形態によっては、ブロードキャスト擬似ノードが使用されないこともある。
一実施形態では、ネットワークエレメント105、160、165、及び170はプロバイダ・エッジ・ネットワーク・エレメントであり、ネットワーク100は、VPN(Virtual Private Network)アプリケーションを用いたMPLS(Multiprotocol Label Switching)ネットワークである。一例として、ネットワークエレメント105は、ネットワークエレメント160、155、170、及び/又は165へのLDP LSPパスを有し得る。ネットワーク100において他のLDP LSPパスが確立されていてもよいことを理解すべきである。
ネットワークエレメント110、130、140、145、及び150は、それぞれ、それに対応するインタフェースのブロードキャスト擬似ノード120へのコストを告知する。説明すると、ネットワークエレメント110はブロードキャストインタフェース114上の1のコストを告知し、ネットワークエレメント130はブロードキャストインタフェース132上の1のコストを告知し、ネットワークエレメント140はブロードキャストインタフェース142上の1のコストを告知し、ネットワークエレメント145はブロードキャストインタフェース146上の1のコストを告知し、ネットワークエレメントはブロードキャストインタフェース152上の1のコストを告知する152。さらに例をあげて説明すると、ネットワーク100内の各リンク同士は1のコストを有する。ただし、10のコストを有するネットワークエレメント110とネットワークエレメント165との間のリンクは除外される。またブロードキャスト擬似ノード120も、(例えば、インタフェース122、124、126、及び127を介して)0のコストと共にそのネイバへのインタフェースを告知する。図1に示すインタフェースは例示であり、本発明の理解を不明確にしないように他のインタフェースが例示されていないことを理解すべきである。
ブロードキャストネットワークに適用される“LDP IGP Synchronization”(RFC5443)の1つの解釈においては、ブロードキャストネットワーク上で新しいネットワークエレメントが発見されたときに、ブロードキャストネットワークへの直接リンクを有する全てのネットワークエレメントは、ブロードキャストネットワークへ最大のコストを告知する。例えば、図1を参照すると、ネットワークエレメント130のブロードキャストインタフェース132が動作可能になり(例えば、ネットワークエレメント110、140、145、及び150が、それぞれ、すでにブロードキャスト擬似ノード120と接続されている間に、ネットワークエレメント130がネットワークに追加された)、ネットワークエレメント110、140、145、150によって検出される場合、それらのネットワークエレメントは、それぞれ、ブロードキャストネットワークへの最大のコストを告知し始める(ネットワークエレメント110、132、140、145、及び150は、それぞれ、ブロードキャストインタフェース114、132、142、146、及び152上の最大のコストを告知する)。最大のコストは10のコストより大きいため、ネットワークエレメント105とネットワークエレメント165との間のトラフィックが、(ネットワークエレメント105から、ネットワークエレメント110、ネットワークエレメント150を経てネットワークエレメント165に至る最適なパスではなく)ネットワークエレメント105からネットワークエレメント110を経てネットワークエレメント165に至る準最適なパスへと迂回されることになる。よって、各ネットワークエレメントによるブロードキャストネットワークへの最大のコストの告知を有する“LDP IGP Synchronization”(RFC)を使用すると、準最適なトラフィックへの迂回が生じることになり得る。
さらに、ブロードキャストネットワークのための“LDP IGP Synchronization”(RFC5443)において説明されている仕組みの適用の結果として、各ブロードキャスト・ネットワーク・エレメントが最大のコストを告知するために、トラフィックがあるネットワークエレメントにおいてブラックホール化する(black-holed)(絶えず脱落する)可能性がある。例えば、図1のトポロジ及び前述の例におけるのと同じ各リンクのコストを使用して、ネットワークエレメント105は、ネットワークエレメント130上でインタフェース132が動作可能になる前に、ネットワークエレメント160にVPNトラフィックを送信すると、当該VPNトラフィックを搬送するLDP LSPは、ネットワークエレメント105から、ネットワークエレメント110、ネットワークエレメント140、ネットワークエレメント155を経てネットワークエレメント160へ、というパスをたどることになる(これはこのトポロジにおいて可能な唯一のパスである)。インタフェース132が動作可能になった後には、LDPピアリングが当該パスに沿って確立されると、ネットワークエレメント105からネットワークエレメント160までの別の可能なLDP LSPが存在することになる(ネットワークエレメント105から、ネットワークエレメント110、ネットワークエレメント130を経てネットワークエレメント160へ)ことを理解すべきである。確立されると、このLDP LSPは、より低いコスト(この例では4に対して3)を有することになるため、前のLSPに優って好都合となる。しかし、ブロードキャストネットワークの各リンクは最大のコストとして告知されるため、ネットワークエレメント130を通るパスはネットワークエレメント140及び155を通るパスより低いコストを有することになる。その結果、ネットワークエレメント110は、ネットワークエレメント130を介してLDP LSPが確立される前に、そのネットワークエレメント160への次のホップをネットワークエレメント140からネットワークエレメント130に切り換えることになる。したがって、ネットワークエレメント110は、当該LDP LSPが確立される(例えば、ネットワークエレメント110がVPNトラフィックを処理するための適正なラベルをもたなくなる)まで、ネットワークエレメント130を介してネットワークエレメント160にVPNトラフィックを送信しようと試み、失敗することになる。よって、VPNトラフィックはネットワークエレメント110においてブラックホール化されることになる。この事例におけるトラフィックロスの量は、少なくとも、LDP LSPが動作可能になるのに要する時間と同程度である。図1のトポロジはかなり単純であるが、トポロジによっては、これが数分程度にもなり得る(これはキャリアクラスの信頼性メトリックに違反し得る)ことを理解すべきである。
ブロードキャストネットワークに適用される“LDP IGP Synchronization”(RFC5443)の別の解釈においては、ブロードキャストネットワーク上で新しいネットワークエレメントが発見されたときに、当該ネットワークエレメントだけがブロードキャストネットワークへの最大のコストを送信し、その他のネットワークエレメントはその通常のコストを送信する。しかし、この解釈もまた、トラフィックのブラックホーリングの可能性に悩まされる。ネットワークエレメント130はブロードキャストネットワークへの最大のコストを告知するが、これは、ネットワークエレメント130によって送信されるトラフィックに影響を及ぼすにすぎず、ネットワークエレメント130によって受信されるトラフィックには影響を及ぼさないことを理解すべきである。よって、ネットワークエレメント110の観点から見ると、ネットワークエレメント110とネットワークエレメント130との間のリンクは1のコストを有することになる。上記と同じ例を使用すると、IGPはLDPより高速で収束することになるため、ネットワークエレメント110は、当該LDP LSPが確立されるまで、ネットワークエレメント130を介してネットワークエレメントにVPNトラフィックを送信しようと試み、失敗することになる。よって、上記の例と同様に、VPNトラフィックはネットワークエレメント110においてブラックホール化されることになる。
これに対して、後述するように、本発明の実施形態は、トラフィックを準最適に迂回させることもトラフィックのブラックホーリングも伴わずに、ブロードキャストネットワークにおけるLDP−IGP同期を可能にする。
図2は、本発明の一実施形態によるブロードキャストネットワークのLDP−IGP同期のために構成された例示的なネットワークエレメントのブロック図である。図2にはネットワークエレメント130が示されているが、ネットワーク100内のネットワークエレメントのうちの1つ又は複数が類似の特徴を含み得ることを理解すべきである。図2に示すように、ネットワークエレメント130はデータプレーン260と結合された制御プレーン210を含む。制御プレーン210は、コマンド・ライン・インタフェース230、IGPモジュール220、インタフェース状態マネージャ235、LDPモジュール240、及びラベルマネージャ250を含む。IGPモジュール200は、SPF及びカットエッジ検出モジュール280及びLDP−IGP同期LSAモジュール285を含む。IGPモジュール220は、ネイバ近隣関係表222、リンク状態データベース224、ローカルIGP RIB(routing information base)226、及びローカルIGPインタフェース構造228を管理する。
IGPモジュール220は、コマンド・ライン・インタフェース230から、ブロードキャストネットワークのためのLDP−IGP同期の構成パラメータを受け取り得る。例えば、ネットワーク管理者は、コマンド・ライン・インタフェース230を使用して、ネットワークエレメント130上でブロードキャストネットワークのためのLDP−IGP同期を構成し得る(例えば、ブロードキャストネットワークのためのLDP−IGP同期が有効化されるかどうか、ブロードキャストネットワークのLDP−IGP同期をモニタするための1つ又は複数のインタフェースなど)。別の実施形態では、ブロードキャストネットワークのためのLDP−IGP同期の仕組みは、ネットワークエレメント130上でブロードキャストインタフェースごとにインストールされる。
インタフェース状態マネージャ235は、インタフェース132、134を含むネットワークエレメント130のインタフェースを管理する。例えば、インタフェース状態マネージャ235は、あるインタフェースが動作可能になったことを検出する。インタフェース状態マネージャ235はIGPモジュール220と結合されている。IGPモジュール220は、それらのブロードキャストインタフェース(例えば、構成時に指定されるインタフェース)をインタフェース状態マネージャ235に登録する。インタフェース状態マネージャ235は、それらの登録されたインタフェースのうちの1つの状態変化(例えば、ブロードキャストインタフェースが動作可能になる、ブロードキャストインタフェースがダウンするなど)が発生し次第、IGPモジュール220に通知する。その場合IGPモジュール220は、ローカルIGPインタフェース構造228をそれらのインタフェースで更新し得る。
IGPモジュール220は、ネットワーク100内の他のネットワークエレメントとのネイバ近隣関係を確立し、それを維持する。例えば、IGPモジュール220は、ネットワーク100内の他のネットワークエレメントからのHelloパケットを送信し、受信する。IGPモジュールは、それらのHelloパケットからネイバ近隣関係表222を作成し、それを維持する。
また、IGPモジュール220は、ネットワーク100のトポロジを構築するために(典型的には、LSA(link-state advertisements)の形の)リンク状態情報も送信し、受信する。IGPモジュール220は、それが受信し、送信するLSAから、リンク状態データベース224を作成し、それを維持する(よって、リンク状態データベース224はネットワーク100のネットワークトポロジの表現である)。図5Bに、本発明の一実施形態による例示的なリンク状態データベース224を示す。図5Bに示すように、リンク状態データベース224はFromフィールド530、Toフィールド540、及びリンクフィールド550を含む。
またIGPモジュール220は、リンク状態データベース224の宛て先までの最適なパスを決定するためのSPF及びカットエッジ検出モジュール280も含む(よって、SPFアルゴリズムがリンク状態データベース224の情報に適用される)。結果として得られるルートはローカルIGP RIB226に追加され、次いで、データプレーン260上で1つ又は複数のFIB(forwarding information base)にプログラムされる。例えば、IGP RIB226内のルートは、ネットワークエレメント130において1つ又は複数のラインカードの1つ又は複数のパケット処理装置にプログラムされる。
リンク状態データベース224内の宛て先までの最適なパスを決定することに加えて、SPF及びカットエッジ検出モジュール280は、インタフェースがブロードキャスト・カットエッジ・インタフェースであるかどうかも判定する。ブロードキャスト・カットエッジ・インタフェースとは、ブロードキャストネットワークへの唯一のパスを表す当該ブロードキャストネットワークへのインタフェースである。言い換えると、そのブロードキャストインタフェースを介してブロードキャストネットワークに接続する以外に、当該ブロードキャストネットワークへの代替的なパスが存在しない場合、そのブロードキャストインタフェースはカットエッジインタフェースである。例えば、図1を参照すると、インタフェース132は、ブロードキャスト擬似ノード120への代替的なIGPパス(ネットワークエレメント130から、ネットワークエレメント160、ネットワークエレメント155、ネットワークエレメント140を経てブロードキャスト擬似ノード120に至る)が存在するため、カットエッジインタフェースではない。インタフェース146は、ブロードキャスト擬似ノード120への代替的なIGPパスが存在しないため、カットエッジインタフェースである。あるインタフェースがカットエッジインタフェースである場合、ローカルIGPインタフェース構造228において当該インタフェースについてカットエッジプロパティが設定される。
本発明の一実施形態では、SPF及びカットエッジ検出モジュール280は、ローカルIGP RIB226にネットワークプレフィックスを加えるSPF計算のステップを、当該プレフィックスが、ダウンしている(例えば、そのプレフィックスがダウンしたインタフェースと一致する場合、そのプレフィックスは他のどこかから存続可能となってそのインタフェースはカットエッジにはならない)、又はトラフィックをそれ以上先まで通過させることのできないスタブネットワークであるインタフェースに属するかどうかの追加チェックを含めるように強化することにより、ブロードキャスト・カットエッジ・インタフェースの判定を行う。当然ながら、ブロードキャストネットワークへの代替的なパスが存在するかどうかを判定するために他の方法が使用されてもよい。
前述のように、IGPモジュール220は、ネットワーク100のトポロジを構築するためのLSAを送信し、受信する。IGPモジュール220は、その対応するブロードキャストインタフェースがカットエッジインタフェースではないリンクを、LDPが当該インタフェース上の全てのネイバに対して動作可能になるまでLSAから除外するLDP−IGP同期LSAモジュール285を含む。言い換えると、あるブロードキャストインタフェースについて、ブロードキャストネットワークへの代替的なパスが存在する場合、LDP−IGP同期LSAモジュール285は、(例えば、LDPが当該ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについて動作可能であるときに)LDPとIGPとが同期されるまで、当該ブロードキャストインタフェースに対応する当該リンクをそのLSAから除外することになる。一実施形態では、LDPがあるブロードキャストインタフェースについて完全には動作可能でない場合、ローカルIGPインタフェース構造228においてLSAリンク抑制(suppress link from LSA)フラグが設定される。
図5Aに、本発明の一実施形態による例示的なローカルIGPインタフェース構造228を示す。図5Aに示すように、ローカルIGPインタフェース構造228は、ローカルIGPインタフェースを識別するインタフェースフィールド510、インタフェースがカットエッジインタフェースであるかどうか表示するカットエッジ・インタフェース・プロパティ・フィールド515、及びそのインタフェースがLSAを抑制されるべきかどうか表示するLSAリンク抑制フラグ520を含む。
LDPモジュール240は、ネットワーク100内のその他のネットワークエレメントと折衝してラベルを取り決める。一実施形態では、LDPモジュール240は、LDPが特定のブロードキャストインタフェースについて完全に動作可能になったことを判定し、LDPが当該インタフェースについて完全に動作可能であることをIGPモジュール220に通知する。次いでIGPモジュール220は、LSAリンク抑制フラグ520が設定されている場合には(インタフェースがカットエッジインタフェースでなかった場合には)それをクリアし、当該リンクをその他のネットワークエレメントに告知し得る。またLDPモジュール240はラベルマネージャ250とも結合されており、ラベルマネージャ250は、特に、LSPのためのラベルを作成し、管理する(1つ又は複数の)LSP構造255を作成し、維持する。ラベルはデータプレーン260において1つ又は複数のLFIB(label forwarding information base)にプログラムされる。例えば、(1つ又は複数の)LSP構造255に記憶されたラベルは、ネットワークエレメント130において1つ又は複数のラインカードの1つ又は複数のパケット処理装置にプログラムされる。
実施形態によっては、カットエッジインタフェースは、ブロードキャストネットワークへの唯一のルートであるために、LSAから除外されないこともあることを理解すべきである。よって、トラフィックを流すための他のパスが存在しないので、どんなLSPのためのトラフィックでも、LDPが動作可能になった後に初めて開始することになる。
図3は、本発明の一実施形態によるブロードキャストネットワークのLDP−IGP同期のための例示的な動作を示す流れ図である。図3の動作を、図1及び図2の例示的な実施形態を参照して説明する。しかし、図3の動作は、図1及び図2を参照して論じる実施形態以外の本発明の実施形態によって実行されてもよく、図1及び図2を参照して論じる実施形態は、図3を参照して論じる動作とは異なる動作も実行し得ることを理解すべきである。
動作310で、ブロードキャストインタフェース上でネイバ起動イベント(neighbor up event)が検出される。例えば、IGPモジュール220は、ネイバ近隣関係表222に表されていないインタフェース132上のネットワークエレメントからHelloパケットメッセージを受け取ることにより、ネイバ起動イベントを検出することができ、その場合Helloパケットはネットワークエレメント132の識別子を含み、互いのLSA情報が交換され、同期される(このリンク状態告知情報はブロードキャストネットワークへのインタフェース、すなわちブロードキャストインタフェース132を含まないことを理解すべきである)。フローはブロック310からブロック320に進み、そこでIGPモジュール220は、新しいネイバがインタフェース上の最初のネイバであるかを判定する。例えば、ネイバ近隣関係表222がそのインタフェースのエントリをネイバ近隣関係表222に含まない場合、その新しいネイバはそのインタフェース上の最初のネイバである。
発見されたネイバがそのインタフェース上の最初のネイバである場合、フローはブロック335に進み、そうでない場合、フローはブロック350に進む。ブロック315で、ブロードキャストネットワークへのインタフェースが起動中であるものとして検出される。例えば、インタフェース状態マネージャ235は、インタフェース132が動作可能であることを検出する。フローはブロック315からブロック335に進み、そこでIGPモジュール220は、検出されたインタフェース132がブロードキャスト擬似ノード120へのカットエッジインタフェースであるかを判定する。例えば、IGPモジュール220は、ローカルIGPインタフェース構造228にアクセスして、インタフェース132のカットエッジプロパティをチェックする。図1を参照すると、インタフェース132は、ブロードキャスト擬似ノード120への代替的なパスが存在するため、カットエッジインタフェースではない(また、カットエッジプロパティもそのように表示することになる)。インタフェースがカットエッジでない場合、フローはブロック340に進み、そうでない場合、フローはブロック350に進む。
ブロック340で、IGPモジュール220は、インタフェース132についてLDP−IGP同期が完了しているかどうかを判定する。例えば、IGPモジュール220は、ローカルIGPインタフェース構造228にアクセスして、インタフェース132についてのLSAリンク抑制フラグの状態をチェックする。このフラグは、IGPモジュール220がLDPとIGPとを同期されているものとして扱うかどうか表示する(例えば、フラグが設定されている場合、IGPモジュール220はLDPとIGPとを同期されていないものとして扱い、フラグが設定されていない場合、IGPモジュール220はLDPとIGPとを同期されているものとして扱う)。LDP−IGP同期が完了している場合、フローはブロック325に進み、そうでない場合、フローはブロック345に進む。ブロック345では、LDP−IGP同期が完了しておらず、インタフェースはカットエッジインタフェースではないため、LSAリンク抑制フラグが設定される。フローはブロック345からブロック350に進み、そこで処理が継続され、抑制されていない(とLSAリンク抑制フラグで表示されている)リンクだけがブロードキャストネットワークに告知される。
例えば、IGPモジュール220は、LDPがインタフェース132上の全てのネイバ上で動作可能になるまで、ブロードキャスト擬似ノード120へのブロードキャストインタフェース132を含むLSAを送信することを延期する。よって、LDPが動作可能になるまで、最大のコストと共にリンクを告知するはずの“LDP IGP Synchronization”(RFC)とは異なり、本発明の実施形態では、リンクはLDPが動作可能になるまで告知されない。LDPとIGPとが同期されるまでリンクを告知しないことにより、ネットワーク100内のその他のネットワークエレメントは当該リンクを使用することができない。というのは、LDPとIGPとが同期されるまで双方向接続チェックが失敗するはずだからである。よって、“LDP IGP Synchronization”(RFC)を参照して前述した例とは異なり、本発明の実施形態を使用すると、トラフィックが準最適なリンクに宛て先変更されず、トラフィックがブラックホール化されなくなる。
図4は、本発明の一実施形態による、LDP−IGP同期が完了するときの例示的な動作を示す流れ図である。図4の動作を、図1及び図2の例示的な実施形態を参照して説明する。しかし、図4の動作は、図1及び図2を参照して論じる実施形態以外の本発明の実施形態によって実行されてもよく、図1及び図2を参照して論じる実施形態は、図4を参照して論じる動作とは異なる動作も実行し得ることを理解すべきである。
ブロック410で、LDPモジュール240があるインタフェースのためのLDP−IGP同期プロセスを終了したことに応じて、LDPモジュール240はIGPモジュール220にLDP−IGP同期通知メッセージを送信する。一実施形態では、LDP−IGP同期プロセスは、LDPセッション確立を可能にする構成可能なタイマが切れ次第、終了することになる。例えば、ネットワーク管理者は、経験的データに基づき、LDPがそのインタフェースの全てのネイバ上で動作可能になるのに要すべき時間の最悪の場合(又は最適な推測)を提供するタイマを構成し得る。タイマの構成値は、IGPモジュール220によって受け取られるブロードキャストネットワークのためのLDP−IGP同期の構成パラメータに含まれていてもよい。
別の実施形態では、ネットワークエレメント130は、LDP−IGP同期がいつ終了するか判定するのに、IETF草案“LDP End-of-LIB: draft-ietf-mpls-end-of-lib-03.txt”(2009年1月)において指定されているLDP End−of−LIBの仕組みを実施し得る。例えば、LDP End−of−LIBにおいては、各LDPピア(ネイバ)が、セッション確立の後に続いてそのラベル告知の完了をシグナリングし得る。各LDPピアから全ての完了信号を受信した後で、LDPは全てのネイバについて動作可能になり、LDP−IGP同期プロセスが終了することになる。
フローはブロック410からブロック415に進み、そこでIGPモジュール220は、LSAリンク抑制フラグ520がそのインタフェースについて設定されているかどうかを判定する。フラグが設定されていない場合には、フローはブロック420に進み、そこで代替措置が講じられる(例えば、何も行われる必要がない)。フラグが設定されている場合には、フローはブロック425に進み、そこでIGPモジュール220は、そのインタフェースについてのLSAリンク抑制フラグ520をクリアする。フローはブロック425からブロック430に進む。
本発明の一実施形態では、LSAリンク抑制フラグが設定されている場合には、インタフェースがリンク状態データベース224から除外されることになる。よって、ブロック430で、IGPモジュール220は、リンク状態データベース224をそのインタフェースで更新する。フローはブロック430からブロック435に進み、そこでIGPモジュール220はリンク状態データベース上でSPFアルゴリズムを実行して、おそらくは、ローカルIGP RIB226をより適切なルートで更新する。次にフローはブロック440に進み、そこで、データプレーン(例えば、(1つ又は複数の)FIB270)が更新されたルート情報を用いてプログラムされる。次にフローはブロック445に進み、そこでIGPモジュール220はインタフェースをそのLSAに含め、次いでフローはブロック450に進み、そこでIGPモジュール220はそのインタフェースを含むLSAをそのネイバに送信する。
図6は、本発明の一実施形態による、ネットワークエレメントがそのリンク状態告知をブロードキャストネットワークへのインタフェースで更新する用意ができたときの例示的な動作を示す流れ図である。図6の動作を、図2の例示的な実施形態を参照して説明する。しかし、図6の動作は図2を参照して論じる実施形態以外の本発明の実施形態によって実行されてもよく、図2を参照して論じる実施形態は、図6を参照して論じる動作とは異なる動作も実行し得ることを理解すべきである。
ブロック610で、LDP−IGP同期LSAモジュール285はリンク状態告知更新プロセスを開始する。リンク状態告知更新プロセスは、ブロードキャストネットワーク(例えば、ブロードキャスト擬似ノード120)へのブロードキャストインタフェースを追加しようとする試みを含むことになる。フローはブロック610からブロック620に進み、そこでLDP−IGP同期LSAモジュール285は、LSAリンク抑制フラグがそのインタフェースについて設定されているかどうかを判定する。フラグが設定されていない場合には、フローはブロック630に進み、そこでそのインタフェースがリンク状態告知に含められる。IGPがOSPFである場合、ルータLSAは、サブネットについてリンクタイプ2(中継ネットワークへのリンク)で更新される。IGPがIS−ISである場合、リンク状態PDUはIS到達可能性TLV(又は拡張IS到達可能性TLV)で更新される。フラグが設定されている場合には、フローはブロック640に進み、そこで当該インタフェースがリンク状態告知から除外されることになる。
“LDP IGP Synchronization”(RFC5443)とは異なり、本明細書で説明するブロードキャストネットワークのためのLDP−IGP同期の仕組みは、ネットワーク100内の各ネットワークエレメント110、130、140、145、及び150上で実施される必要がない。いくつかの実施形態では、最小限、ブロードキャストネットワークに追加されるネットワークエレメントだけが、本明細書で説明するブロードキャストネットワークのためのLDP−IGP同期の仕組みを実施する。よって、本明細書で説明するブロードキャストネットワークのためのLDP−IGP同期の仕組みは、いかなる後方互換性の問題も伴わずに徐々にネットワークに導入され得る。
さらに、(全てのネットワークエレメント間の調整を必要とする重要なプロセスである)ブロードキャストネットワーク上の全てのネットワークエレメント間のLDPピアリングが動作可能になった後で、ブロードキャストネットワークへの最大のコストを告知する各ネットワークエレメントがその通常のコストを告知することに戻ることを必要とする“LDP IGP Synchronization”(RFC5443)とは異なり、本発明の実施形態では、そのブロードキャストネットワークへのリンクが発生しているネットワークエレメント以外のネットワークエレメントによっていかなる措置も講じられる必要はない。
図7に、本発明のいくつかの実施形態で使用される例示的なネットワークエレメントを示す。図7に示すように、ネットワークエレメント130は、制御カード715及び720(例えば、一方の制御カードはアクティブであり、他方はバックアップである)、リソースカード725A〜725N、及びラインカード730A〜730Nを含む。図7に示すネットワークエレメント130のアーキテクチャは例示であり、本発明の他の実施形態では異なる組み合わせのカードも使用され得ることを理解すべきである。
図7に示すカードはそれぞれ、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のメモリとを含む。例えば、ラインカード730A〜730Nは、典型的には、高速でのパケットのフォワーディング及び/又はスイッチングを含む、パケットを処理するための1つ又は複数のパケット処理装置を含み、フォワーディング情報ベース(ルーティングテーブルともいう)及びラベルフォワーディング情報ベースを記憶するための1つ又は複数のメモリを含む。また、制御カード715及び720も、シグナリング、ルーティング(ルーティングテーブルの作成及び/又は管理を含む)、接続セットアップ、セッションセットアップなどを実行するための1つ又は複数のプロセッサを含む。例えば、中でも特に、制御カード715は、IGPモジュール220及びLDPモジュール240を実行するためにメモリに記憶された命令を実行する。
各図の流れ図は、本発明のある実施形態によって実行される動作の特定の順序を示しているが、そのような順序は例示である(例えば、代替の実施形態は、それらの動作を異なる順序で実行したり、ある動作を組み合わせたり、ある動作を重ね合わせたりなどし得る)ことを理解すべきである。
本発明はいくつかの実施形態に関して説明されているが、本発明は前述の実施形態だけに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲内の改変及び変更と共に実施することもできることを、当業者は理解するであろう。よってこの説明は、限定ではなく例示とみなすべきである。

Claims (21)

  1. ネットワークエレメント上で実行されるブロードキャストネットワーク上のLDP−IGP(Label Distribution Protocol−Interior Gateway Protocol)同期のための方法であって、
    前記ネットワークエレメントと前記ブロードキャストネットワークとの間のLSP(Label Switched Path)を介してトラフィックを搬送するために使用されることになる前記ネットワークエレメントのブロードキャストインタフェースが動作可能となったことを検出することと、
    前記ブロードキャストインタフェースを介するもの以外の前記ブロードキャストネットワークへ到達する少なくとも1つの代替的なパスが存在することを判定することと、
    前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバ(neighbors)についてLDP(Label Distribution Protocol)が動作可能となるまで、LSA(Link State Advertisement)に前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することと、
    を含む方法。
  2. 前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能であることの検出に応じて、LSAに前記ブロードキャストインタフェースを含め、前記ブロードキャストネットワークへ前記LSAを送信すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  3. 前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、前記ブロードキャストインタフェースについてのLSAリンク抑制フラグを設定すること、
    をさらに含み、
    前記LSAに前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することは、LSAを更新するときに、前記ブロードキャストインタフェースを前記更新されたLSAに追加すべきかどうかを判定するために、前記LSAリンク抑制フラグをチェックすること、を含む、
    請求項1の方法。
  4. 前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、前記ネットワークエレメントのLSDB(Link State Database)を前記ブロードキャストインタフェースで更新することを延期すること、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  5. 前記ブロードキャストネットワークへ到達する少なくとも1つの代替的なパスが存在することを判定することは、
    SPF(Shortest Path First)アルゴリズムの実行の間に、ダウンしたインタフェースに前記ブロードキャストインタフェースと関連付けられたネットワークプレフィックスが属することを判定すること、
    を含む、請求項1の方法。
  6. LDP−IGP同期タイマが切れた後で、LDPが全てのネイバについて動作可能であると判定される、請求項1の方法。
  7. 前記ネットワークエレメントはOSPF(Open Shortest Path First)を実装しており、LSAに前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することは、前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、前記ブロードキャストネットワークについてルータLSAをリンクタイプ2で更新することを延期すること、を含む、請求項1の方法。
  8. 前記ネットワークエレメントはIS−IS(Intermediate system to Intermediate system)を実装しており、LSAに前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することは、前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、前記ブロードキャストネットワークについてリンク状態PDUをIS到達可能性TLVで更新することを延期すること、を含む、請求項1の方法。
  9. 前記トラフィックはVPN(Virtual Private Network)トラフィックである、請求項1の方法。
  10. ブロードキャストネットワーク上でLDP−IGP(Label Distribution Protocol−Interior Gateway Protocol)同期を実行するためのネットワークエレメントであって、
    命令を実行するための1つ又は複数のプロセッサと、
    実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに、
    前記ネットワークエレメントと前記ブロードキャストネットワークとの間のLSP(Label Switched Path)を介してトラフィックを搬送するために使用されることになる前記ネットワークエレメントのブロードキャストインタフェースが動作可能となったことを検出することと、
    前記ブロードキャストインタフェースを介するもの以外の前記ブロードキャストネットワークへ到達する少なくとも1つの代替的なパスが存在することを判定することと、
    前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDP(Label Distribution Protocol)が動作可能となるまで、LSA(Link State Advertisement)に前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することと、
    を含む動作を実行させる命令を有する、前記プロセッサと結合された1つ又は複数のメモリと、
    を含むネットワークエレメント。
  11. 前記1つ又は複数のメモリは、さらに、実行されると前記1つ又は複数のプロセッサに、
    前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能であることを判定したことに応じて、LSAに前記ブロードキャストインタフェースを含め、前記ブロードキャストネットワークへ前記LSAを送信すること、
    という動作を実行させる命令を有する、請求項10のネットワークエレメント。
  12. 前記1つ又は複数のメモリは、さらに、実行されると前記1つ又は複数のプロセッサに、
    前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、前記ブロードキャストインタフェースについてのLSAリンク抑制フラグを設定すること、
    という動作を実行させる命令を有し、
    前記LSAに前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することは、LSAを更新するときに、前記ブロードキャストインタフェースを前記更新されたLSAに追加すべきかどうかを判定するために、前記LSAリンク抑制フラグをチェックすること、を含む、
    請求項10のネットワークエレメント。
  13. 前記1つ又は複数のメモリは、さらに、実行されると前記1つ又は複数のプロセッサに、
    前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、前記ネットワークエレメントのLSDB(Link State Database)を前記ブロードキャストインタフェースで更新することを延期すること、
    という動作を実行させる命令を有する、
    請求項10のネットワークエレメント。
  14. 前記ブロードキャストネットワークへ到達する少なくとも1つの代替的なパスが存在することを判定することは、
    SPF(Shortest Path First)アルゴリズムの実行の間に、前記ブロードキャストインタフェースと関連付けられたネットワークプレフィックスがスタブネットワークに属することを判定すること、
    を含む、請求項10のネットワークエレメント。
  15. LDP−IGP同期タイマが切れた後で、LDPが全てのネイバについて動作可能であると判定される、請求項10のネットワークエレメント。
  16. 前記ネットワークエレメントはOSPF(Open Shortest Path First)を実装しており、LSAに前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することは、前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、前記ブロードキャストネットワークについてルータLSAをリンクタイプ2で更新することを延期すること、を含む、請求項10のネットワークエレメント。
  17. 前記ネットワークエレメントはIS−IS(Intermediate system to Intermediate system)を実装しており、LSAに前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することは、前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、前記ブロードキャストネットワークについてリンク状態PDUをIS到達可能性TLVで更新することを延期すること、を含む、請求項10のネットワークエレメント。
  18. ブロードキャストネットワークについてLDP(Label Distribution Protocol)−IGP(Interior Gateway Protocol)同期を実行するためのネットワークエレメントであって、
    前記ネットワークエレメントのブロードキャストインタフェースがブロードキャストネットワークへのカットエッジインタフェースであるかを判定することと、
    ここでカットエッジインタフェースとは、ブロードキャストネットワークへのインタフェースであって当該ブロードキャストネットワークへの他のパスが存在しないインタフェースであり、
    前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、リンク状態告知にカットエッジインタフェースではない前記ブロードキャストインタフェースを含めることを延期することと、
    を実行するためのIGPモジュール、及び
    前記ブロードキャストインタフェースについて前記ネットワークエレメントのネイバとの間でラベルバインディングを交換するための、前記IGPモジュールと結合されたLDPモジュールと、
    を含む、ネットワークエレメント。
  19. 前記IGPモジュールはさらに、前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能となるまで、リンク状態データベースをカットエッジインタフェースではない前記ブロードキャストインタフェースで更新することを延期するためのものである、請求項18のネットワークエレメント。
  20. 前記IGPモジュールはさらに、前記ブロードキャストインタフェースがカットエッジインタフェースであるかを判定することを含むSPF(Shortest Path First)アルゴリズムを実行するためのものである、請求項18のネットワークエレメント。
  21. 前記IGPモジュールはさらに、前記ブロードキャストインタフェース上の全てのネイバについてLDPが動作可能であるかどうかを問わず、リンク状態告知にカットエッジインタフェースである前記ブロードキャストインタフェースを含めるためのものである、請求項18のネットワークエレメント。
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