JP2012520001A - 無線通信システムにおいてCoMP動作を行う方法及びフィードバック情報を伝送する方法 - Google Patents

無線通信システムにおいてCoMP動作を行う方法及びフィードバック情報を伝送する方法 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおいてCoMP動作を效率的に行う方法及びフィードバック情報を伝送する方法を開示する。端末は、隣接セルに対して制限及び/または推奨しようとするPMI情報、CoMP動作を行わない残りのセルに対する雑音及び干渉分散情報の他に、追加情報を伝送できる。これらの受信情報に基づき、隣接セルは、制限及び/または推奨しようとするPMIに対する順位を效率的に決定することができる。端末は、サービング基地局にCSIフィードバック情報を伝送する時に、CSIフィードバック情報を正規化して伝送することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信システムに係り、特に、無線通信システムにおいてCoMP動作を行う方法に関するものである。
協力マルチポイント(Coordinated Multi−Point:CoMP)システム(以下、CoMPシステムという。)は、多重セル環境で改善されたMIMO(Multiple−Input Multiple−Output)伝送を適用することによって、セルの境界に位置するユーザの処理量を改善するためのシステムである。CoMPシステムを適用すると、多重セル環境でセル間干渉(Inter−Cell Interference)を減らすことができる。このようなCoMPシステムを用いると、端末は、多重−セル基地局(Multi−cell base−station)から共同でデータ支援を受けることができる。
また、各基地局は、同一の無線周波数リソースを用いて一つ以上の端末(UE 1,UE 2,…UE K)に同時に支援することによってシステムの性能を向上させることができる。また、基地局は、基地局と端末間のチャネル状態情報(CSI)に基づいて空間分割多重接続(Space Division Multiple Access:SDMA)方法を行うことができる。
このようなCoMP方式は、データ共有を用いた協力的MIMO(Co−MIMO)形態のジョイントプロセシング(JP:Joint Processing)と協力スケジューリング方式/ビームフォーミング方式(CS/CB:Coordinated Scheduling scheme/Beamforming scheme)とに分類できる。
図1は、既存のイントラ基地局(intra eNB)とインター基地局(inter eNB)のCoMPを概念的に示す図である。
図1を参照すると、多重セル(Multi Cell)環境でイントラ基地局110,120及びインター基地局130が存在する。LTE(Long Term Evolution)において、イントラ基地局は、いくつかのセル(あるいは、セクター)からなっている。特定端末の属した基地局に属したセルは、特定端末とイントラ基地局110,120の関係にある。すなわち、端末の属したセルと同じ基地局を共有するセルは、イントラ基地局110,120に該当するセルであり、他の基地局に属するセルは、インター基地局130に該当するセルである。このように、特定端末と同じ基地局を基盤にしているセルは、x2インターフェースなどを介して情報(例えば、データ、チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)をやり取りするが、他の基地局を基盤にしているセルは、バックホール140などを介してセル間情報をやり取りすることができる。
図1に示すように、単一セル内にある単一セルMIMOユーザ150は、あるセル(セクター)で一つのサービング基地局と通信し、セルの境界に位置している多重セルMIMOユーザ160は、多重セル(セクター)で多数のサービング基地局と通信することができる。
以下、フィードバック情報に用いられる空間チャネル行列(spatial channel matrix)について簡略に説明する。
Figure 2012520001
ここで、H(i,k)は、空間チャネル行列であり、hr,t(i,k)は、チャネル行列H(i,k)の要素、Nrは受信アンテナ個数、Ntは送信アンテナ個数、rは受信アンテナのインデックス、tは送信アンテナのインデックス、iはOFDM(または、SC−FDMA)シンボルのインデックス、kは副搬送波のインデックスを表す。
Figure 2012520001
は、チャネル行列H(i,k)の要素(element)であり、i番目のシンボル及びk番目の副搬送波上におけるr番目のチャネル状態及びt番目のアンテナを意味する。
また、本発明で使用可能な空間チャネル共分散行列(spatial channel covariance matrix)について簡略に説明する。空間チャネル共分散行列は、記号Rで表すことができる。
Figure 2012520001
であり、ここで、Hは空間チャネル行列を、Rは空間チャネル共分散行列を意味する。E[]は、平均(mean)を意味し、iはシンボルインデックス、kは周波数インデックスを意味する。
特異値分解(SVD:Singular Value Decomposition)は、長方行列を分解する重要な方法の一つで、信号処理と統計学の分野で多く用いられる手法である。特異値分解は、行列のスペクトル理論を、任意の長方行列に対して一般化したもので、スペクトル理論を用いると、直交正方行列を固有値に基づいて対角行列に分解することができる。行列Hを実数または複素数の集合元素からなるm×m行列としよう。この場合、行列Hは、下記のように、3つの行列の積で表すことができる。
Figure 2012520001
ここで、U、Vは、ユニタリー行列(unitary matrix)を表し、Σは、負でない特異値を含むm×n対角行列である。特異値は
Figure 2012520001
である。このように3つの行列の積で表すことを、特異値分解という。特異値分解は、直交正方行列のみを分解できる固有値分解に比べてはるかに一般的な行列を扱うことができる。このような特異値分解と固有値分解は相互関連している。
行列Hが正の定符号であるエルミート行列である時、Hの全ての固有値は、負でない実数である。この時、Hの特異値と特異ベクトルは、Hの全ての固有値は負でない実数である。Hの特異値と特異ベクトルは、Hの固有値と固有ベクトルと同一になる。
一方、固有値分解(EVD:Eigen Value Decomposition)は、下記のように表すことができる。
Figure 2012520001
ここで、固有値は、λ,…,λになることができる。
今までは、端末がフィードバック情報としてPMI値のみを伝送することから、基地局でPMI値に対する順位を定め難いという面があり、このようなPMIランキング問題から、CoMP動作を行う上で効率性及び正確性が低下するという不具合があった。
本発明が達成しようとする技術的課題は、無線通信システムにおいてCoMP動作を行う方法及びフィードバック情報を伝送する方法を提供することである。
本発明が達成しようとする他の技術的課題は、無線通信システムにおいてCoMP動作を行い、フィードバック情報を伝送する端末装置を提供することである。
本発明が達成しようとするさらに他の技術的課題は、無線通信システムにおいてCoMP動作を行う基地局装置を提供することである。
本発明が達成しようとする技術的課題は、上記の技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明らかになるであろう。
上記の技術的課題を達成するための、本発明に係るCoMPフィードバック情報伝送方法は、前記CoMP動作を行う特定隣接セルに対して制限または推奨したいPMI(Precoding Matrix Index)セット情報を、サービング基地局に伝送する段階と、前記特定隣接セルに対して前記PMIセットを適用して算出された信号の強度または干渉レベルと前記PMIセット情報を適用しなかった場合に算出された信号の強度または干渉レベルとの差に該当する利得値である信号強度利得値または干渉レベル利得値を、前記サービング基地局に伝送する段階と、を含む。
上記の技術的課題を達成するための、本発明に係るCoMPフィードバック情報伝送方法は、一つ以上の隣接セルから受信した参照信号を用いて信号の強度または干渉レベルに該当する雑音及び干渉分散値を測定する段階と、前記測定された雑音及び干渉分散値を含む雑音及び干渉分散情報と前記CoMP動作を行う特定隣接セルに対して制限または推奨したいPMI(Precoding Matrix Index)情報をサービング基地局に伝送する段階と、を含む。
上記の技術的課題を達成するための、本発明に係る端末装置は、一つ以上の隣接セルから受信した参照信号を用いて信号の強度または干渉レベルを含む雑音及び干渉分散値を測定する測定モジュールと、前記測定された雑音及び干渉分散値を含む雑音及び干渉分散情報と前記CoMP動作を行う特定隣接セルに対して制限または推奨したいPMI(Precoding Matrix Index)情報をサービング基地局に伝送する伝送モジュールと、を含む。
本発明によれば、端末及び基地局は、CoMP動作をより效率的に行うことができる。
本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明らかであろう。
本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれる添付図面は、本発明の実施例を提供し、詳細な説明と共に本発明の技術的思想を説明する。
既存のイントラ基地局(intra eNB)とインター基地局(intere NB)のCoMPを概念的に示す図である。 移動通信システムの一例である3GPP(3rd Generation Partnership Project) LTE(Long Term Evolution)システムに用いられる物理チャネル及びこれらを用いた一般的な信号伝送方法を説明するための図である。 本発明に係る端末及び基地局がCoMP動作を行う概念を説明するための図である。 本発明に係る端末装置の好適な実施例を示す構成図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施の形態を説明するためのもので、本発明が実施されうる唯一の実施の形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、当業者には、本発明がそれらの具体的な細部事項なしにも実施可能であるということが理解できる。例えば、以下の詳細な説明は、移動通信システムが3GPP LTEシステムであるとして具体的に説明するが、3GPP LTE特有の事項を除いては、他の任意の移動通信システムにも適用可能である。
場合によっては、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置を省略したり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式にしたりすることができる。また、本明細書の全体を通じて同一の構成要素には同一の図面符号を付する。
なお、以下の説明において、端末(または、ユーザ機器)は、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)などを含め、移動または固定型のユーザ端の機器を総称するものとする。また、基地局は、Node B、eNode B、Base Stationなどを含め、端末と通信するネットワーク端の任意のノードを総称するものとする。
移動通信システムにおいて、端末(User Equipment)は、基地局からダウンリンク(Downlink)を通じて情報を受信することができ、端末はまた、アップリンク(Uplink)を通じて情報を伝送することができる。端末が伝送または受信する情報には、データ及び様々な制御情報があり、端末が伝送または受信する情報の種類・用途に応じて様々な物理チャネルが存在する。
図2は、移動通信システムの一例である3GPP(3rd Generation Partnership Project) LTE(Long Term Evolution)システムに用いられる物理チャネル及びこれらを用いた一般の信号伝送方法を説明するための図である。
電源が消えた状態で再び電源がついたり、新しくセルに進入したりした端末は、段階S201において、基地局と同期を合わせる等の初期セル探索(Initial cell search)作業を行う。このために、端末は基地局からプライマリ同期チャネル(P−SCH:Primary Synchronization Channel)及びセカンダリ同期チャネル(S−SCH:Secondary Synchronization Channel)を受信して基地局と同期を合わせ、セルIDなどの情報を獲得することができる。その後、端末は、基地局から物理放送チャネル(Physical Broadcast Channel)を受信してセル内の放送情報を獲得できる。一方、端末は、初期セル探索段階においてダウンリンク参照信号(Downlink Reference Signal:DL RS)を受信し、ダウンリンクチャネル状態を確認することができる。
初期セル探索を終えた端末は、段階S202において、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)及び該物理ダウンリンク制御チャネル情報に対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink shared Channel)を受信して、より具体的なシステム情報を獲得することができる。
一方、基地局に最初に接続したり信号伝送のための無線リソースがない場合、端末は基地局に、段階S203乃至段階S206のようなランダムアクセス手順(Random Access Procedure)を行うことができる。このために、端末は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)を通じて特定シーケンスをプリアンブルとして伝送し(S203)、PDCCH及びこれに対応するPDSCHを通じて、上記ランダムアクセスに対する応答メッセージを受信することができる(S204)。ハンドオーバー(Handover)の場合を除いた競合ベースランダムアクセスの場合は、以降、追加のPRACHの伝送(S205)、及びPDCCH/PDSCHの受信(S206)のような衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)を行うことができる。
以上の手順を行った端末は、以降、一般的なアップリンク/ダウンリンク信号伝送手順として、PDCCH/PDSCHの受信(S207)及び物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)/物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)の伝送(S208)を行うことができる。この時、端末がアップリンクを通じて基地局に伝送するまたは端末が基地局から受信する制御情報には、ダウンリンク/アップリンクACK/NACK信号、チャネル品質指示子(Channel Quality Indicator、CQI)/プリコーディング行列インデックス(Precoding Matrix Index、PMI)/ランク指示子(Rank Indicator、RI)などが含まれる。3GPP LTEシステムにおいて、端末は、これらCQI、PMI、RIなどの制御情報をPUSCH及び/またはPUCCHを通じて伝送することができる。
本発明でいう基地局という用語は、地域的な概念として用いられる場合、セルまたはセクターとも呼ばれる。サービング基地局(または、セル)は、端末に主要サービスを提供する基地局(または、セル)ということができ、協力多重伝送ポイント(coordinated multiple transmission point)上で制御情報の送受信を行うことができる。これにちなんで、サービング基地局(または、セル)はアンカー基地局(または、セル)(anchor cell)と称することもできる。サービング基地局は、端末から受信した各種情報を隣接基地局(セル)に伝送できる。同様に、隣接基地局は、地域的な概念として用いられる場合、隣接セルとも呼ばれる。一つのCoMPセットは、CoMP動作を行うセルの集合のことをいう。
多重セル環境下でCoMP方式を用いることによって、セル境界にある端末の通信性能を改善することができる。このようなCoMP方式には、データ共有を用いた協力的MIMO形態のジョイントプロセシング(JP:Joint Processing)と、worst companion、best companionのように、セル間干渉を減らすための協力スケジューリング/ビームフォービング(CS/CB:Coordinated Scheduling/Beamforming)方式などがある。ここで、worst companion方式は、端末がCoMPを行うセルに対して最も干渉の大きいPMIをサービング基地局に報告することによって、該当のセルがそれらに該当するPMIを除いた次善のPMIを使用してセル間干渉を除去できる方法である。Best companion方式は、端末がCoMPを行うセルに対して最も干渉の少ないPMIを報告することによって、該当のセルがそれらに該当するPMIを使用することによってセル間干渉を減らす方法である。
このようなCoMP動作方式を效率的に行うためには、端末が隣接セルに対して干渉レベル(または、信号の強度)などを測定した測定情報(measurement information)と、サービング基地局などに伝送するためのフィードバック情報について定義する必要がある。すなわち、CoMP動作において端末の測定手順及びCoMPアクティブセット(CoMP Active Set)を介した全体的な動作手順を定義することによって、効率的なCoMP動作を行うことができる。ここで、CoMPアクティブセットとは、特定端末をサービングし、実際にCoMP伝送が行われる伝送ポイントセットのことをいう。
CoMP動作方式のうち、協力スケジューリング及びビームフォーミング(CS/CB)方式で動作する場合、端末は、CoMP動作を行う隣接セル(以下、‘CoMP隣接セル’と略す。)に対し制限及び/または推奨したいPMI情報を、サービング基地局に伝送することができる。多数の端末がCoMP動作を行う場合、CoMP隣接セルに対して制限及び/または推奨したいPMI情報が多くなると、該当のCoMP隣接セルは、受信したPMI情報の中から、制限及び/または推奨できるPMIを選択することが好ましい。したがって、端末のPMI制限及び/または推奨要請を受けたCoMP隣接セルは、制限及び/または推奨するPMIの順位(ranking)を決定できる。このように、CoMP隣接セルは、当該受信した制限または/及び推奨PMI情報を用いて制限及び/または推奨するPMIの順位を決定できる。しかし、CoMP隣接セルが受信したPMI情報のみを用いてPMI制限及び/または推奨要請に対するPMIを決定することは好ましくない。
したがって、本発明では、CoMP隣接セルがPMI順位を效率的に決定できるようにする方法を提案する。提案する方法の一つとして、端末は、CoMP動作を行うサービング基地局に、PMI情報だけでなく、その他の追加情報を伝送する方法を考慮できる。端末は、このような追加情報を、1)CoMPセットを構成する時、2)CoMP動作においてPMI情報を伝送する時などに伝送することができる。
まず、CoMPセット構成時に端末が追加情報を伝送する方法について説明する。
CoMPセットは、端末が隣接セルに対して測定した干渉レベル(あるいは、信号強度)などの測定情報に基づいて構成されてよい。CoMPセット構成は、端末測定に基づいて実際端末に直接的な影響を及ぼす隣接セルに対してCoMPセットを構成することによって、CoMPセット構成に柔軟性を有することができるというメリットがある。端末は、隣接セルリストに基づいて隣接セルに対する干渉レベルなどの測定を行うことができる。この場合、端末は、隣接セルリストをCoMPセット構成のためにあらかじめサービング基地局などから受け取ることができる。または、端末が直接隣接セルに対する測定を通じて隣接セルリストを形成することもできる。
端末がCoMPセット構成のために隣接セルに対して測定する干渉レベル(あるいは、信号の強度)などに関する測定情報は、様々な形態の値で表現可能である。これら様々な形態の値の例には、参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)、参照信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)、参照信号強度指示子(RSSI:Reference Signal Strength Indicator)、PD(Propagation Delay)、隣接セルが良好なPMI(good PMI)または不良なPMI(bad PMI)を用いた場合に測定された隣接セルに対する搬送波対干渉及び雑音比(CINR:Carrier to Interference plus Noise Ratio)値または信号対干渉及び雑音比(SINR:Signal to Interference plus Noise Ratio)値、隣接セルが良好なPMIを使用したり不良なPMI(bad PMI)を使用しない場合に測定されたCINR値またはSINR値とその以前に測定されたCINR値またはSINR値との差などを比較して、サービングセルのチャネル状態がある程度改善されたかを知らせるサービングセルに対して改善されたCINR値またはSINR値などがある。これらのうち、特に、改善されたCINR値またはSINR値は、隣接セルでPMI順位を決定するのに役立つことができる。端末は、隣接セルで端末が推奨した良好なPMIを使用したり、制限した不良なPMIを使用しない場合に測定されたCINR値またはSINR値と、制限及び/または推奨したPMIを適用する前に測定されたCINR値またはSINR値との差に該当する値を生成して基地局に伝送することができる。サービング基地局からこの情報を受信した隣接セルは、CINR値またはSINR値の差値に基づいてチャネル状態の改善程度が把握できるため、容易にPMI順位を決定することができる。
このように、LTEシステムにおいて、端末は、パイロット信号の電力に該当する改善されたCINR値またはSINR値、参照信号受信電力(RSRP)などを用いて端末自身及びセル間のチャネル品質状態を測定することができる。ここで、参照信号受信電力とは、考慮された測定周波数帯域幅内でセル−特定(cell−specific)参照信号が割り当てられたリソース要素に分配された電力を線形平均したものをいう。リソースブロック上の各リソース要素の電力は、巡回プレフィックス(Cyclic Prefix、CP)を除いたシンボルの有効な区間から受信したエネルギーによって決定することができる。このような、参照信号受信電力は、端末のRRC_idle状態、RRC_connected状態の両方において端末に適用可能である。また、端末によって受信機ダイバーシティが利用される場合、報告された値は、全てのダイバーシティブランチ(diversity branch)の電力値の線形平均と均等になる。
端末は、CoMP隣接セルに対して制限及び/または推奨したいPMI情報に加えて、上述した様々な形態の測定値をサービング基地局にさらに伝送することができる。一方、端末は、CoMPセット構成時に追加伝送される上記様々な形態の測定値を、CoMP動作中にもサービング基地局に伝送することができ、CoMP動作中にCoMP隣接セルに対する干渉レベルなどの測定を再び行って、上記の様々な形態の測定値をサービング基地局に伝送することができる。
このような端末の隣接セルに対する測定(例えば、参照信号受信電力の測定)に基づき、端末は、CoMPセットを構成するのに必要な情報をサービング基地局に報告することができる。サービング基地局に報告される情報は、上述した隣接セルの測定値のうちの一つまたはそれ以上の値と共に該当の隣接セルのセルID情報を含むことができる。端末が直接隣接セルリストを形成する場合、端末は、測定した該当の隣接セルに関するセルID情報を直接リストに載せることができる。
サービング基地局があらかじめ、隣接セルに対するリストを端末に提供する場合、端末は、あらかじめ定義されたセルIDの順に、該当のセルに対して測定したRSRP値などを伝送したり、該測定値の他に、セルIDに該当するインデックスをさらに含めてサービング基地局に伝送したりすることができる。または、端末は、セルIDに該当するインデックス情報を干渉レベルなどの順に整列し、インデックスとインデックスに対応する測定値である干渉レベルなどをサービング基地局に伝送することができる。
サービング基地局は、端末がCoMP隣接セルに対して制限及び/または推奨を希望するPMI情報及び干渉レベル情報を、端末から受信することができる。そして、サービング基地局は、受信したPMI情報及び干渉レベル情報をCoMP隣接セルに伝送することができる。このような情報を受信したCoMP隣接セルは、端末が制限及び/または推奨を希望するPMI情報及び干渉レベル情報を用いて、制限及び/または推奨しようとするPMIを決定でき、決定されたPMIに対してPMI順位情報を生成することができる。この時、CoMP隣接セルは、干渉レベル情報無しでPMIカウント(counting)のみによって制限及び/または推奨しようとするPMIを決定することもできる。すなわち、CoMP特定隣接セルに対して制限及び/または推奨されたPMI個数に基づいてPMI順位を決定できる。しかし、もし、CoMPを行う端末の数が少ない、または、CoMP隣接セルに対して制限及び/または推奨することを要請するPMIをカウンティングした個数が同一であれば、いずれのPMIを選択すればいいのか、その基準が曖昧になることがある。それにもかかわらず、CoMP隣接セルは、最も多く制限及び/または推奨要請を受けたPMIを決定することによって、端末及び基地局が追加的にフィードバック情報を伝送するのに伴うオーバーヘッド負担を軽減することができる。
CoMP動作のうち、PMI情報及び追加情報を伝送する場合を説明する。
CoMPセットを構成したり、CoMPセットの構成なくCoMP動作を行う場合、端末は、干渉が及ぶ隣接セルに対して制限及び/または推奨したいPMIを選択し、サービング基地局に伝送することができる。端末が、CoMP動作を行う上で協力スケジューリング方式を行うためにPMIを伝送する時、サービング基地局は、CoMPセット構成時に端末から受信した干渉レベル情報などを用いて、PMI順位を決定する問題を解決することができる。すなわち、端末がCoMPセット構成時に測定した隣接セルに対する干渉レベル情報などを利用する場合には、CoMP動作中に隣接セルに対するPMI情報のみをサービング基地局に伝送することができる。こうすると、少ないフィードバックオーバーヘッドでPMI順位決定問題を解決することができる。
一方、端末は、CoMP動作中に、CoMP隣接セルに対するPMI情報の他、干渉レベル情報などを共に伝送することができる。CoMPセット構成時に報告された干渉レベル情報(もし、CoMPセットを構成しないCoMPシステムの場合は、初期関連情報)の場合、経時変化する干渉レベルなどが正確に反映されない場合もある。したがって、端末は、PMI情報及び干渉レベル情報などを共に伝送することによって、このような問題を解決することができる。この時、端末は、PMI情報及び干渉レベル情報などを同一の伝送周期で伝送することもでき、異なる伝送周期で伝送することもできる。
追加的に伝送される干渉レベル情報は、様々な形態の測定値で表現されてよい。これは、CoMPセット構成時に端末が隣接セルに対して測定する測定値と同じ形態でよい。例えば、上述した通り、参照信号受信電力(RSRP)、参照信号受信品質(RSRQ)、参照信号強度指示子(RSSI)、PD、隣接セルが良好なPMIまたは不良なPMIを利用した場合に測定された隣接セルに対する搬送波対干渉及び雑音比(CINR)値または信号対干渉及び雑音比(SINR)値、隣接セルが良好なPMIを使用したり、不良なPMIを使用しない場合に測定されたCINR値またはSINR値とその以前に測定されたCINR値またはSINR値との差などを比較して、サービングセルのチャネル状態がある程度改善されたかを知らせるサービングセルに対して改善されたCINR値またはSINR値などがある。ながても特に、改善されたCINR値またはSINR値は、隣接セルでPMI順位を決定するのに役立つことができる。端末は、隣接セルで端末が推奨した良好なPMIを使用したり、制限した不良なPMIを使用しない場合に測定されたCINR値またはSINR値と、制限及び/または推奨したPMIを適用する前に測定されたCINR値またはSINR値との差に該当する値を測定及び生成し、それを基地局に伝送することができる。サービング基地局からこの情報を受信した隣接セルは、CINR値またはSINR値の差値に基づいてチャネル状態の改善程度を把握できるため、容易にPMI順位を決定することができる。このように、端末は、隣接セルに報告されたPMIセットが隣接セルに適用された場合と適用されなかった場合における干渉レベル差を測定して、サービング基地局に報告することができる。
CoMP動作中に端末がPMI情報及び干渉レベル情報(あるいは、関連情報)を伝送する方法の他に、PMI情報、及び雑音及び干渉分散(noise plus interference variance)情報を伝送する方法を考慮できる。すなわち、CoMP隣接セルがPMI順位を決定するのに役立てるために、端末は、PMI情報とともに雑音及び干渉分散情報を伝送し、CoMP隣接セルは、效率的に制限及び/または推奨することを希望するPMIを選択でき、さらにはPMI順位を決定することができる。
以下、フィードバック情報伝送方法として、端末がサービング基地局にPMI情報及び雑音及び干渉分散情報を伝送する方法について説明する。まず、端末が測定して伝送するフィードバック情報に関する定義について説明する。
Figure 2012520001
は、端末がサービングセルに対して選択したPMI、
Figure 2012520001
は、端末がサービングセルに対して測定した雑音及び干渉分散(サービングセル信号の強度を意味できる。)、
Figure 2012520001
は、端末がCoMP動作を行う各隣接セルに対して制限及び/または推奨を希望するPMI、
Figure 2012520001
は、CoMP動作を行わない残りのセルに対する雑音及び干渉分散、
Figure 2012520001
は、CoMP動作を行う各隣接セルで制限及び/または推奨PMIが適用された時における該当の隣接セルの雑音及び干渉分散(該当の隣接セルにおける信号の強度または干渉の強度)、
Figure 2012520001
は、CoMP動作を行う各隣接セルで制限及び/または推奨するPMIが適用された時と適用されなかった時における該当の隣接セルの雑音及び干渉分散変化量(該当の隣接セルにおける信号の強度の変化量または干渉の強度の変化量)である。そして、
Figure 2012520001
は、CoMP動作を行う各隣接セルに対して制限PMIが適用された時における該当の隣接セルの雑音及び干渉分散であり、
Figure 2012520001
は、各CoMP動作を行う隣接セルに対して推奨PMIが適用された時における該当の隣接セルの雑音及び干渉分散であり、
Figure 2012520001
は、CoMP動作を行う各隣接セルに対して制限PMIが適用された時と適用されなかった時における差値(該当の隣接セルにおける雑音及び干渉分散変化量)であり、
Figure 2012520001
は、各CoMP動作を行う隣接セルに対して推奨PMIが適用された時と適用されなかった時における差値(該当の隣接セルにおける雑音及び干渉分散変化量)であり、
Figure 2012520001
は、各CoMP動作を行う隣接セルで制限及び/または推奨PMIが適用された時に端末が測定できる全体セルに対する雑音及び干渉分散値であり、
Figure 2012520001
は、各CoMP動作を行う該当の隣接セルで制限及び/または推奨PMIが適用された時と適用されなかった時に端末が測定できる全体セルに対する雑音及び干渉分散の変化量である。以下、より具体的に、端末がサービング基地局に伝送する雑音及び干渉分散値の形態によって区別されるフィードバック情報伝送例を説明する。
一つの雑音及び干渉分散情報伝送方法として、セルの境界に位置している端末はサービング基地局に、CoMP動作を行うCoMP隣接セルに対して制限及び/または推奨したいPMI情報を、CoMP動作を行わない残りのセルに対する雑音及び干渉分散情報と共に伝送することができる。
他の雑音及び干渉分散情報伝送方法として、端末は、CoMP隣接セルに対して制限及び/または推奨したいPMI情報とCoMP動作を行わない残りのセルに対する雑音及び干渉分散
Figure 2012520001
に加えて、CoMP隣接セルに制限または推奨PMIが適用された時における雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
をさらに伝送することができる(ここで、Nは、CoMP動作を行うセルのうち、干渉を与えているセルのインデックスを意味する)。
Figure 2012520001
値は、特定CoMP隣接セルに限定された雑音及び干渉分散値である。この雑音及び干渉分散値に基づき、この特定CoMP隣接セルに制限または推奨PMIが適用された時と適用されなかった時における雑音及び干渉分散変化量を
Figure 2012520001
のように表現することができる。すなわち、端末は、制限及び/または推奨するPMI、
Figure 2012520001
をサービング基地局に伝送してもよく、制限及び/または推奨するPMI、
Figure 2012520001
の全てを伝送してもよい。
さらに他の方法として、端末がCoMP動作を行うセルに対する制限及び/または推奨するPMIとCoMP動作を行わない残りのセルに対する雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
に加えて、特定CoMP隣接セルに制限PMIが適用された時における雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
と、推奨するPMIが適用された時における雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
をさらにサービング基地局に伝送することができる。または、端末はサービング基地局に、
Figure 2012520001
値の差値である
Figure 2012520001
を伝送することもできる。または、端末が制限及び/または推奨するPMI、
Figure 2012520001
情報の全てをサービング基地局に伝送することもできる。
さらに他の雑音及び干渉分散情報伝送方法として、端末は、CoMP動作を行うセルに対して制限及び/または推奨するPMIと、CoMP動作を行わない残りのセルに対する雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
に加えて、特定CoMP隣接セルに対して制限または推奨するPMIが適用された時における全体雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
または該
Figure 2012520001
と特定CoMP隣接セルに対して制限または推奨するPMIが適用する前のCoMP動作を行う全体セルに対する雑音及び干渉分散値との差値である
Figure 2012520001
をサービング基地局に伝送することができる。すなわち、端末は、
Figure 2012520001
値を追加的にサービング基地局に伝送することができる。ここで、
Figure 2012520001
値は、特定CoMP隣接セルに限定された雑音及び干渉分散値ではなく、端末に影響を及ぼす全体セルに対する雑音及び干渉分散値の変化量を意味する。
さらに他の雑音及び干渉分散情報伝送方法として、端末は、CoMP動作を行うセルに対して制限及び/または推奨するPMI、サービングセルの雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
及びCoMP動作を行わない残りのセルに対する雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
に加えて、
Figure 2012520001
をサービング基地局に伝送することができる。または、端末は、特定CoMP隣接セルに対して制限及び/または推奨するPMI情報とCINR値である
Figure 2012520001
を伝送することができる。これを受信した基地局は、協力スケジューリング/ビームフォーミングを行う時に、PMI情報、
Figure 2012520001
値に基づいて
Figure 2012520001
のようにCINRを計算することができる。ジョイントプロセシングを行う時は、
Figure 2012520001
のようにCINRを計算することができる。このような伝送方法によって、端末はサービング基地局に伝送するフィードバック情報量を減少させることができる。また、端末が制限または/及び推奨するPMIが適用された時と適用されなかった時における雑音及び干渉分散変化量
Figure 2012520001
を用いてサービング基地局にCINR値を送ることもできる。すなわち、端末は、制限及び/または推奨するPMI、
Figure 2012520001
をサービング基地局に伝送することができる。または、端末が制限または/及び推奨するPMI、
Figure 2012520001
をサービング基地局に伝送することができる。
さらに他の雑音及び干渉分散情報伝送方法(Option 6)として、端末が単一セル動作において基地局に伝送するCQI値である
Figure 2012520001
に基づき、CoMP動作を行うCoMP隣接セルに関する情報を追加的に伝送することもできる。すなわち、端末は、CoMP動作を行う隣接セルに対する干渉レベル情報を追加的にサービング基地局に伝送することができる。端末が多重セルの信号強度を測定する時、サービングセルと隣接セル間に参照シンボルリソース要素とデータリソース要素との衝突などにより、CoMP動作を行わない隣接セルに対する雑音及び干渉分散値に該当する値を測定して求めることが困難な場合がある。したがって、単一セル動作においてフィードバック情報伝送のために測定した値をそのまま用いて、多重セルにおいてCoMP動作時にフィードバック伝送をすることによって、多重セルベースに拡張することができ、より効率的にフィードバック情報を伝送することができる。その結果、多重セルの下で、CoMP隣接セルに対する干渉レベル測定に伴うオーバーヘッド、フィードバック情報伝送に伴うオーバーヘッドを相当低減できる。
例えば、端末は、単一セルの下で、サービングセルに対するCQI値である
Figure 2012520001
値に、サービングセルの信号の強度に正規化した隣接セルの信号の強度
Figure 2012520001
をさらに伝送することができる。これにより、協力スケジューリング/ビームフォーミング(CS/CB)方式だけでなく、ジョイントプロセシング(JP)方式も円滑に行うことができる。
以上説明した雑音及び干渉分散情報伝送方法は、例示的なものに過ぎない。端末は、それらの雑音及び干渉分散情報を様々な形態に組み合わせ、様々な形態の測定されたチャネル状態情報をサービング基地局にフィードバックすることができる。
下記の表1は、端末がサービング基地局に伝送するために隣接セルから測定する測定情報値を例示する表である。
Figure 2012520001
Figure 2012520001
上記の表1に示す測定情報伝送は、例示的なものに過ぎず、端末は、測定した各種測定値を様々な形態に組み合わせてサービング基地局にフィードバックすることができる。
図3は、本発明に係る端末及び基地局がCoMP動作を行う概念を説明するための図である。
セル境界に位置している端末に総9個の隣接セル(セルA乃至セルI)が存在し、そのうち、3個の隣接セル(セルA、セルB、セルC)が協力スケジューリング/ビームフォーミングまたはPMI制限及び/または推奨に関与するとしよう。セルAに属したセル境界の端末は、セルBとセルCからそれぞれ干渉を受けており、セルB、セルCに対して、PMIのうち、それぞれW、Wを制限することを希望する場合を想定する。ここで、CoMP動作を行わない残り6個(セルD乃至セルI)で発生する雑音及び干渉分散値は
Figure 2012520001
と表現可能である。端末が、セルBに対して制限したいPMIであるWを伝送しようとする時、セルBがWを制限した時の雑音及び干渉分散値である
Figure 2012520001
を共に伝送することができる。または、端末は、サービング基地局にセルBがWを制限しなかった時における雑音及び干渉分散値と制限した時における値との差値である
Figure 2012520001
をさらに送ることもできる。この時、セルBに制限PMIが適用された時における雑音及び干渉分散値は
Figure 2012520001
と、推奨PMIが適用された時における雑音及び干渉分散値は
Figure 2012520001
と表すことができ、それらの差値は
Figure 2012520001
と表すことができる。また、セルBに制限または推奨PMIが適用された時における全体セル(セルA乃至セルI)の雑音及び干渉分散値の変化量を
Figure 2012520001
と表すことができる。
端末は、このように様々な形態の測定値を、PMI情報と共に様々な組み合わせの形態としてサービング基地局に伝送することができる。例えば、端末は、セルBに対して制限しようとするPMIであるW及びCoMP動作を行わない残り6個のセルで発生する雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
に加えて、セルBがWを制限した時における雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
及び/または制限PMIによる雑音及び干渉分散値の変化量である
Figure 2012520001
をさらに含めてサービング基地局に伝送することができる。また、端末は、セルBに対して制限しようとするPMIであるW、及び
Figure 2012520001
の中から一つ以上の値を選択して共にサービング基地局に伝送することができる。
セルCの場合も同様、端末は、セルCに対して制限しようとするPMIであるW及びCoMP動作を行わない残りの6個のセルで発生する雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
に加えて、セルCがWを制限した時における雑音及び干渉分散値
Figure 2012520001
または制限PMIであるWによる雑音及び干渉分散値の変化量である
Figure 2012520001
を伝送することができる。また、端末は、セルCに対して制限しようとするPMIであるW、及び
Figure 2012520001
の中から一つ以上の値を選択して共にサービング基地局に伝送することができる。
このような情報を受けた基地局は、雑音及び干渉分散値に基づいて制限及び/または推奨しようとするPMIが隣接セルで適用された時と適用されなかった時における差値である
Figure 2012520001
を求めることができ、これは、PMI順位決定における問題を解決し、効率的な協力スケジューリング/ビームフォーミング動作を可能にする。
端末がサービング基地局にCSIフィードバック情報を伝送する時にCSIフィードバック情報を正規化(normalization)して伝送することができる。
端末は、推奨された伝送特性(例えば、CQI、PMI、RI)と他のチャネル状態情報(CSI)をサービング基地局に報告することができる。一般に、CSIフィードバック方式には、量子化CSIフィードバック方式とアナログCSIフィードバック方式がある。このようなCSIフィードバック方式の種類をとわず、端末がサービングセルに報告するCSIには、空間チャネル行列H(以下、‘チャネル行列H’または‘行列H’などと略す。)または空間チャネル共分散行列R(以下、‘共分散行列R’または‘行列R’などと略す。)が含まれてよい。すなわち、端末は、CSIフィードバック情報として空間チャネル行列Hまたは空間チャネル共分散行列R情報をサービング基地局に伝送でき、空間チャネル行列Hまたは空間チャネル共分散行列R情報の他に、雑音分散情報(例えば、干渉レベル)をさらに伝送することができる。すなわち、端末は、空間チャネル行列Hまたは空間チャネル共分散行列R値と共に雑音及び干渉分散をサービング基地局に伝送することができる。
このように、端末がCSIをより正確で效率的に伝送するためにCSIを正規化して伝送することができる。この正規化方法は、チャネル行列H及び/または共分散行列Rの要素(component)単位に行うこともでき、列(column)単位のベクトルに関して行うこともできる。以下、列単位のベクトル正規化について述べる。
ベクトル単位の正規化は、行列の各列のノルム(norm)値のうち最大値を用いて行うことができる。最大のノルム値を持つ列を用いてチャネル行列H及び/または共分散行列Rだけでなく、雑音及び干渉分散も正規化することができる。正規化した後、各列は2通りの方法で伝送することができる。
第一に、端末は、CSIフィードバック情報と共に、正規化された各列のノルム値の重み係数(weight factor)をサービング基地局に送ることができる。基地局と端末は、一つのノルム値(例えば、norm=1)に該当するコードブックを共有しており、サービング基地局は、端末から受けたチャネル行列H及び/または共分散行列Rから位相情報(phase information)を得ることができ、端末から受けた各列のノルム値の重み係数から、コンステレーション(constellation)上の大きさがわかる。このような重み係数値は、固有の値がそのまま伝送されてもよく、あらかじめ量子化した値の単位で伝送されてもよい。また、重み係数1を基準にして該当の値の変化量のみでも表現可能である。
第二に、基地局と端末が複数個のノルム値に該当するコードブックをあらかじめ有しており、端末が伝送したチャネル行列H及び/または共分散行列Rから、位相情報だけでなく、コンステレーション上の大きさ情報も得ることができる。あらかじめ定義されたコードブックの数が多いほど、より正確な推定が可能になる。
以上説明した端末が正規化したチャネル行列H及び/または共分散行列Rを伝送する場合を、例を挙げて説明する。基地局の送信アンテナが4個、端末の受信アンテナが4個である4×4MIMOシステムを想定しよう。端末は、下記の数学式1のように表現された4×4チャネル行列Hをサービング基地局に伝送することができる。
Figure 2012520001
ここで、各列のノルム値をそれぞれ
Figure 2012520001
としよう。チャネル行列Hは、行列の各列のノルム値のうち最大値である1番目の列におけるノルム値である2で正規化できる。このように正規化された各列のノルム値はそれぞれ、1、0.5、0.5、0.25になり、端末は、1以外のノルム値に対する重み係数をサービング基地局に伝達することができる。
端末がサービング基地局に重み係数を伝達する方法の他に、端末と基地局があらかじめ様々なノルム値に該当するコードブックを有しており、それに該当する値をマッピングすることによってもチャネル行列値がわかる。例えば、
Figure 2012520001
のように、4つのノルム値に対するコードブックがあるとしよう。まず、チャネル行列Hを列のノルム値のうち最大のノルム値で正規化を行うことができる。上記の数学式1の例において、正規化後の1番目の列は、
Figure 2012520001
のうちのいずれかの値にマッピングされ、2、3番目の列はそれぞれ、
Figure 2012520001
のうちのいずれかの値にそれぞれマッピングされてよい。同様に、4番目の列は、
Figure 2012520001
のうちのいずれかの値にマッピングされてよい。マッピング後には、端末は、該当のインデックスをサービング基地局にフィードバックすることができる。
本発明は、多数の基地局のそれぞれのチャネル行列Hまたは共分散行列Rと、その他の基地局による雑音及び干渉分散値を伝送するものに拡張できる。ここで、正規化は、全てのチャネル行列における列のうちの最大のノルム値、または全ての共分散行列における列のうちの最大のノルム値を用いて行うことができる。
図4は、本発明に係る端末装置の好適な実施例を示す構成図である。
図4を参照すると、無線通信システムにおいて、CoMP動作を実行できる端末装置は、プロセッサ410、メモリーユニット420、伝送モジュール430及び受信モジュール440を備える。
プロセッサ410は、測定モジュール411を含む。測定モジュール411は、一つ以上の隣接セルから受信した参照信号を用いて干渉レベルや雑音及び干渉分散値を測定することができる。
メモリーユニット420は、基地局から受信した各種情報、及び測定モジュール411で測定された値を、所定期間記憶することができる。メモリーユニット420は、バッファー(図示せず)などの他の構成要素に取って代わってもよい。
伝送モジュール430は、測定モジュール411で測定された干渉レベル情報または雑音及び干渉分散情報と、CoMP動作を行う特定隣接セルに対して制限または推奨したいPMI情報を、サービング基地局に伝送することができる。
受信モジュール440は、サービング基地局などから制御情報、データなどの各種信号及びデータを受信する。
以上開示された本発明の好適な実施例についての詳細な説明は、当業者が本発明を具現し実施できるように提供された。以上では本発明の好適な実施例を参照して説明したが、当該技術の分野における熟練した当業者には、本発明の領域を逸脱しない範囲内で本発明を様々に修正及び変更できるということが理解できる。例えば、当業者は、以上の実施例に記載された各構成を互いに組み合わせる方式で利用することができる。
したがって、本発明は、ここに開示された実施形態に制限されるものではなく、ここに開示された原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるものであろう。

Claims (16)

  1. 一つ以上の基地局がCoMP(Coordinated Multi−Point)動作を行う無線通信システムにおいて端末がフィードバック情報を伝送する方法であって、
    前記CoMP動作を行う特定隣接セルに対して制限または推奨したいPMI(Precoding Matrix Index)セット情報をサービング基地局に伝送し、
    前記特定隣接セルに対して前記PMIセットを適用して算出された信号の強度または干渉レベルと前記PMIセット情報を適用しなかった場合に算出された信号の強度または干渉レベルとの差に該当する値である信号強度利得値または干渉レベル利得値を、前記サービング基地局に伝送すること、
    を含む、CoMPフィードバック情報伝送方法。
  2. 前記信号強度または干渉レベルは、信号対干渉及び雑音比(SINR:Signal to Interference plus Noise Ratio)値、参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)、参照信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)、参照信号強度指示子(RSSI:Reference Signal Strength Indicator)、PD(Propagation Delay)及び搬送波対干渉及び雑音比(CINR:Carrier to Interference plus Noise Ratio)値のうちいずれか一つの値で表現される、請求項1に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  3. CoMP(Coordinated Multi−Point)動作を行う無線通信システムにおいて端末がフィードバック情報を伝送する方法であって、
    一つ以上の隣接セルから受信した参照信号を用いて信号の強度または干渉レベルに該当する雑音及び干渉分散値を測定し、
    前記測定された雑音及び干渉分散値を含む雑音及び干渉分散情報、及び前記CoMP動作を行う特定隣接セルに対して制限または推奨したいPMI(Precoding Matrix Index)情報を、サービング基地局に伝送すること
    を含む、CoMPフィードバック情報伝送方法。
  4. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記CoMP動作を行う特定隣接セルに対して制限または推奨したいPMIが適用された場合における雑音及び干渉分散値と、適用されなかった場合における雑音及び干渉分散値との差値に該当する第1雑音及び干渉分散情報を含む、請求項3に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  5. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記CoMP動作を行わないセルに対する雑音及び干渉分散値に該当する第2雑音及び干渉分散情報をさらに含む、請求項3に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  6. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記特定CoMP隣接セルに前記制限または推奨されたPMI情報を適用して算出された値に該当する第3雑音及び干渉分散情報をさらに含む、請求項5に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  7. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記特定CoMP隣接セルに前記制限または推奨されたPMI情報を適用する前の雑音及び干渉分散値と、適用した場合の雑音及び干渉分散値との差に該当する値である、第4雑音及び干渉分散情報をさらに含む、請求項5に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  8. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記特定CoMP隣接セルに対して前記制限したいPMIを適用して算出された雑音及び干渉分散値と、前記推奨したいPMIを適用して算出された雑音及び干渉分散値に該当する、第5雑音及び干渉分散情報をさらに含む、請求項5に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  9. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記特定CoMP隣接セルに対して制限したいPMIを適用して算出された雑音及び干渉分散値と推奨したいPMIを適用して算出された雑音及び干渉分散値との差に該当する値である第6雑音及び干渉分散情報をさらに含む、請求項5に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  10. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記CoMP動作を行う全体セルに対して制限または推奨されたPMI情報を適用して算出された雑音及び干渉分散値に該当する第7雑音及び干渉分散情報をさらに含む、請求項5に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  11. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記特定CoMP隣接セルに対して前記受信したPMIを適用する前における、前記CoMP動作を行う全体セルに対する雑音及び干渉分散値と、適用して算出された雑音及び干渉分散値との差に該当する値である、第8雑音及び分散情報をさらに含む、請求項5に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  12. 前記雑音及び干渉分散情報は、サービングセルに対する雑音及び分散値情報をさらに含む、請求項5に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  13. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記サービングセルに対する雑音及び分散値と共に、前記CoMP動作を行わないセルに対する雑音及び干渉分散値、または前記特定CoMP隣接セルに前記制限または推奨されたPMI情報を適用して算出された雑音及び干渉分散値を用いて表した値の情報をさらに含む、請求項12に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  14. 前記雑音及び干渉分散情報は、前記サービングセルに対する雑音及び分散値と共に、前記CoMP動作を行わないセルに対する雑音及び干渉分散値、または前記受信したPMIを前記特定CoMP隣接セルに適用する前の雑音及び分散値と適用して算出された雑音及び分散値との差に該当する値を用いて表した値の情報をさらに含む、請求項12に記載のCoMPフィードバック情報伝送方法。
  15. 無線通信システムにおいて基地局がCoMP動作を行う方法であって、
    前記基地局に対して前記端末が制限または推奨を希望するPMI(Precoding Matrix Index)情報、及び前記端末により測定された一つ以上の隣接セルに対する信号の強度または干渉レベルを含む雑音及び干渉分散情報を受信し、
    前記受信したPMI情報及び前記雑音及び干渉分散情報に基づき、前記端末に制限または推奨するためのPMIの順位情報を生成すること、
    を含む、CoMP動作方法。
  16. CoMP(Coordinated Multi−Point)動作を行う無線通信システムにおいてフィードバック情報を伝送する端末装置であって、
    一つ以上の隣接セルから受信した参照信号を用いて信号の強度または干渉レベルを含む雑音及び干渉分散値を測定する測定モジュールと、
    前記測定された雑音及び干渉分散値を含む雑音及び干渉分散情報、及び前記CoMP動作を行う特定隣接セルに対して制限または推奨したいPMI(Precoding Matrix Index)情報をサービング基地局に伝送する伝送モジュールと、
    を含む、端末装置。
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