JP2012518372A - 空間スケーラブル・ビデオ符号化におけるエイリアシングの低減 - Google Patents

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Abstract

システムは、サブバンドフィルタバンクの第1の集合及び第2の集合、低分解能ベースエンコーダ、及び高分解能拡張エンコーダを含む。第1の集合は最大分解能ソースビデオフレームについてサブバンド解析を実行し、低域通過サブバンド及び複数の高域通過サブバンドを含むサブバンド表現を生成する。第2の集合は低域通過サブバンドをエイリアシングサブバンド成分及び無エイリアシング・サブバンド成分に分解する。低分解能エンコーダは無エイリアシングサブバンド成分をエンコードし、最小エイリアシングサブバンド成分を含む又はエイリアシングサブバンド成分を含まないエンコードされたビデオ信号を生成する。第1の集合からの高域通過サブバンド、エイリアシングサブバンド成分、及び無エイリアシングサブバンド成分の任意の改良形態を高分解能拡張エンコーダによりエンコードし、最大分解能でビデオを復元するための更なる情報を提供する。

Description

本発明は、デコードされた低分解能ビデオにおける低減されたエイリアシングを有する空間スケーラブル・サブバンド符号化のための方法及びシステムに関する。
(優先権)
本願は、Shih−Ta Hsiangにより2009年2月19日に出願された米国仮特許出願第61/153,955号、および2010年2月12日に出願された米国出願第12/705,266号に対する優先権を主張し、当該両出願は参照により全体として本明細書に組み込まれる。
空間スケーラブル符号化は、単一のスケーラブル・コード・ストリームからさまざまな異なる空間分解能で符号化画像またはビデオ信号を効率的に復元することを可能にする。空間スケーラブル符号化は、異機種混在環境におけるさまざまな映像応用にとってますます有用になっている。MPEG−2/4、H.263+、およびエマージングH.264/AVCスケーラブル・ビデオ・コーディング(SVC)などのビデオ符号化規格は、空間スケーラブル符号化に対してピラミッド方法を採用している。しかしながら、完全な画像のピラミッド表現を確立するためにソースピクセルサンプル個数が33.3%増加することになり、このことは圧縮効率を本質的に低下させる可能性がある。
もう一つの方法として、サブバンド/ウェーブレット符号化を用いる現在のコーダが画像圧縮に対して高効率であることが実証されている。また、サブバンド/ウェーブレット符号化は、産業における(モーションJPEG2000の形式の)画像およびビデオ符号化応用に対する国際規格JPEG2000でも利用されている。サブバンド/ウェーブレット変換のエネルギー高圧縮のおかげで、これらの現在のコーダは、ブロック変換に関連する従来のブロック状のアーチファクトを生じずに、すぐれた圧縮性能を実現できる。サブバンド/ウェーブレット分解では分解能がもともとスケーラブルであるため、これらの現在のコーダは圧縮効率にほとんど何の不利益もなく好ましい空間スケーラブル符号化機能に容易に適合できることがより重要である。しかしながら、サブバンド/ウェーブレット解析低域フィルタは完全なハーフ・バンド・フィルタではないため、結果として得られる低分解能信号内にエイリアシング・アーチファクトを引き起こすことになり、このことはビデオ符号化応用を著しく妨害する可能性がある。
デコードされた低分解能ビデオにおける低減されたエイリアシングを有する空間スケーラブル・サブバンド/ウェーブレット符号化システムを本明細書に開示する。システムはサブバンド/ウェーブレット・フィルタ・バンクの第1の集合と、サブバンド/ウェーブレット・フィルタ・バンクの第2の集合と、低分解能ベース・エンコーダと、高分解能拡張エンコーダとを含んでいる。サブバンド/ウェーブレット・フィルタ・バンクの第1の集合は、最大分解能ソース・ビデオ・フレームについてサブバンド/ウェーブレット解析を実行して、低域通過サブバンドと複数の高域通過サブバンドとを含むサブバンド表現を生成する。フィルタ・バンクの第2の集合は、低域通過サブバンドを、エイリアシング・サブバンド成分および無エイリアシング・サブバンド成分に分解する。低分解能エンコーダは無エイリアシング・サブバンド成分をエンコードして、最小のエイリアシング・サブバンド成分を含むか、またはエイリアシング・サブバンド成分を含まない、エンコードされたビデオ信号を生成する。フィルタ・バンクの第1の集合からの高域通過サブバンドと、エイリアシング・サブバンド成分と、無エイリアシング・サブバンド成分の任意の改良形態とを、高分解能拡張エンコーダによりエンコードして、最大分解能でビデオを復元するためのさらなる情報を提供する。
また、デコードされた低分解能ビデオにおいてエイリアシングを低減するための方法を本明細書に開示する。方法では、入力ビデオ・シーケンス内の最大分解能ソース・ビデオ・フレームが、サブバンド/ウェーブレット解析フィルタ・バンクの第1の集合で受信される。最大分解能ソース・ビデオ・フレームのサブバンド/ウェーブレット解析が実行され、低域通過サブバンドと複数の高域通過サブバンドとを含むサブバンド表現を生成する。サブバンド/ウェーブレット解析フィルタ・バンクの第2の集合を用いて低域通過サブバンドを無エイリアシング・サブバンド成分およびエイリアシング・サブバンド成分に分解する。低分解能エンコーダを用いて無エイリアシング・サブバンド成分をエンコードして、ベース・レイヤ・ビットストリームを生成する。
実施形態の、デコードされた低分解能ビデオにおいてエイリアシングを低減するための上述の方法を実現する1つ以上のコンピュータ・プログラムを組み込んだコンピュータ読取り可能記憶媒体をさらに開示する。
本発明の実施形態は、復元された低分解能ビデオにおいて低減されたエイリアシング・アーチファクトを有するサブバンド/ウェーブレット空間スケーラブル符号化システムおよび方法を提供する。従来のサブバンド/ウェーブレット符号化システムと比較して、システムおよび方法は、それによって全体的性能を最大分解能に保持しながら低分解能でデコードするための圧縮効率および表示品位において向上した性能を提供する。本発明の実施形態は個々のビデオ・フレームに適用されるとともに、空間スケーラブル・サブバンド/ウェーブレット画像符号化にも適用できる。
本発明の実施形態による、低分解能での空間スケーラブル・サブバンド/ウェーブレット符号化においてエイリアシングを低減するシステムの簡略化したブロック図を示す図である。 本発明の実施形態による、分離できるサブバンド/ウェーブレット・フィルタ・バンクの簡略化したブロック図を示す図である。 本発明の実施形態による、分解フレームに対するサブバンド分割を示している。 本発明の実施形態による、サブバンド・フィルタでフィルタリングされた高周波エイリアシング・サブバンド成分を示す図である。 本発明の他の実施形態による、サブバンド・フィルタでフィルタリングされた高周波エイリアシング・サブバンド成分を示す図である。 本発明の実施形態による、低減されたエイリアシングを有する空間スケーラブル・サブバンド/ウェーブレット符号化システムのブロック図である。 本発明の実施形態による、低減されたエイリアシングを有する空間スケーラブル・サブバンド/ウェーブレット符号化法のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態による、符号化においてエイリアシングを低減するための方法のフローチャートを示す図である。
本発明の特徴は図面を参照して下記の説明を読むことで当業者に明らかになるであろう。
説明を簡単にするために、主に本発明の例示的実施形態を参照しながら本発明を説明する。複数の実施形態を互いに組み合わせて使用してもよい。下記の説明では、本発明の完全な理解を提供するために多数の具体的な詳細を示している。しかしながら、これらの具体的な詳細に限定されることなく本発明を実施してもよいことは当業者には明らかであろう。他の例では、本発明を不必要に分かりにくくすることを避けるために、周知の方法および構造については詳しい説明を行っていない。
図1は、実施形態による、低分解能での空間スケーラブル・サブバンド/ウェーブレット符号化においてエイリアシングを低減するシステムの簡略化したブロック図を示している。本明細書で使用する符号化はエンコーディングおよび/またはデコーディングを含んでいてもよい。図1は、低域通過サブバンド信号成分の処理に焦点を絞ったビデオ信号のエンコーディングを示している。要約すれば、システム100はサブバンド解析フィルタ・バンクの第1の集合と、サブバンド解析フィルタ・バンクの第2の集合108とを含んでいる。サブバンド解析フィルタ・バンクの第1の集合は、サブバンド解析低域フィルタ(H(ω))104と、ダウン・サンプラ106と、を含んでいる。従来のサブバンド/ウェーブレット符号化システムと同様に、入力ビデオ・シーケンス103が最初にサブバンド・フィルタ・バンクによりサブバンド表現に分解される。低域通過サブバンドを生成するために、サブバンド解析低域フィルタ104は低域フィルタリングされた信号105を形成するために入力ビデオ・シーケンス103を低域フィルタリングするように構成されており、ダウン・サンプラ106は低域通過サブバンド信号107を形成するために低域フィルタリングされた信号105をダウン・サンプリングするように構成されている。サブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108は、低域通過サブバンド信号107を、エイリアシング・サブバンド成分109および無エイリアシング・サブバンド成分110にさらに分解する。図1に示すシステム100が付加的な構成要素を含んでいてもよいこと、ならびにシステム100の範囲を逸脱することなく本明細書に記載の構成要素の一部を取り除いたり、および/または変更したりしてもよいことを理解すべきである。
ここでシステム100の詳細を説明する。図1に示すように、入力ビデオ・シーケンス103は最大分解能ビデオ信号を表している。1つの空間次元内のエネルギ・スペクトルが、システム100の段階の各々で生成される信号のそれぞれに対して示されている。入力ビデオ・シーケンス103のエネルギ・スペクトル103aが、例えば、0とπの間の全周波数範囲にわたる周波数成分を含んでいる。
低域通過サブバンドを生成するために、入力ビデオ・シーケンス103は最初にサブバンド解析低域フィルタ104に入力され、低域フィルタリングされた信号105を生成する。その後、低域フィルタリングされた信号105は、低域通過サブバンド信号107を生成するためにダウン・サンプラ106を用いて(例えば、各空間次元において係数2だけ)ダウン・サンプリングされる。サブバンド解析低域フィルタ104は完全なハーフ・バンド・フィルタではないため、低域通過サブバンド信号107内にエイリアシング・サブバンド成分113を引き起こすことになり、これらのエイリアシング・サブバンド成分113は低域通過サブバンド信号107に対するエネルギ・スペクトル107aに示されている。エイリアシング・サブバンド成分113が高周波数範囲の周囲に分布していることに注目されたい。
その後、低域通過サブバンド信号107は、サブバンド解析フィルタ・バンクの第2の集合108によりさらに処理される。サブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108は、高周波エイリアシング・サブバンド成分109から低周波無エイリアシング・サブバンド成分110を分離する。その後、無エイリアシング・サブバンド成分は、111で示すように低分解能エンコードされたビデオ信号を生成するためにエンコードされ、この低分解能エンコードされたビデオ信号はSVC信号のベース信号またはレイヤ0信号として使用されてもよい。残りのエイリアシング・サブバンド成分109は次に高い分解能のサブバンド(図示せず)と組み合わされて、SVC信号のレイヤ1のような次に高い分解能のレイヤ内で、112で示すようにエンコードされる。
実施例によれば、図1に示すサブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108は、各高域通過サブバンドについてさらに実行されるH.264/AVC4x4離散コサイン変換(DCT)を用いて縦続接続された一段離散ウェーブレット変換(DWT)で構成され、より細かいサブバンド分割および向上した周波数選択性を提供してもよい。このサブバンド・フィルタ・バンク108を用いて結果として得られるサブバンド分割400が図4Aに示されている。サブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108の出力エイリアシング・サブバンド成分109は、図4Aの斜線領域で示されたエイリアシング・サブバンド成分405に対応している。これらは、図1に示すように、エイリアシング・サブバンド成分113のスペクトルで示すような低域通過サブバンド信号の高周波成分である。
他の実施例によれば、サブバンド・フィルタ・バンク108の第2の集合は、各高域通過サブバンドについて実行される他の一段DWTと縦続接続された一段DWTで構成され、結果として得られる無エイリアシング・サブバンド成分110のスペクトル内に約π/4の不感帯(dead−zone)サイズをもたらしてもよい。サブバンド・フィルタ・バンクのこの第2の集合108を用いて結果として得られるサブバンド分割410が図4Bに示されている。サブバンド・フィルタ・バンク108の第2の集合の出力エイリアシング・サブバンド成分109は、図4Bの斜線領域で示されたエイリアシング・サブバンド成分406に対応している。
その後、低分解能での分解ソース信号を表している無エイリアシング成分110は、図1に関して説明するように低分解能エンコーダ(図示せず)による低分解能エンコーディング111を受けて、エンコードされた無エイリアシング信号を形成する。しかしながら、次に高い分解能のサブバンドの集合と組み合わされたエイリアシング・サブバンド成分109は、次に高い分解能のレイヤ(図示せず)内で高分解能エンコーディング112を受ける。その後、次に高い分解能のレイヤと、エンコードされた無エイリアシング信号とは、スケーラブル・ビデオを形成するために多重化してもよい。
図2は、実施形態の、サブバンド/ウェーブレット・フィルタ・バンク108(図1)の分離できる第2の集合を示すブロック図である。入力ビデオ・フレームは最初に低域解析フィルタ(h0[n])および高域解析フィルタ(h1[n])によりそれぞれ処理され、その後、縦方向に沿ったダウン・サンプリング操作によりそれぞれ処理されて、中間信号210を生成する。その後、中間信号210は低域解析フィルタおよび高域解析フィルタによりそれぞれ処理され、その後、水平方向に沿ったダウン・サンプリング操作によりそれぞれ処理されて、特定の分解能でのビデオ・フレームのバージョンに対して4個のサブバンド(LL221、HL222、LH223、およびHH224)を生成する。この処理はウェーブレット/サブバンド分解と一般に呼ばれている。サブバンド・フィルタ・バンク106で使用されるフィルタは、ウェーブレット・フィルタの群または直交ミラーフィルタ(QMF)の群に属していてもよい。図1のサブバンド分解操作は、多重分解能表現を形成するために前分解段からの低域通過サブバンドLLに繰り返し適用できる。SVCシステムでは、現在の分解能レベルを表すためのサブバンドの各集合を合成して、次に高いレベルの分解能のLLサブバンドを形成できる。
図3は、各分解レベルのサブバンドを含むSVC信号表現の異なるレイヤを示している。この態様は図3により示されており、この図3では最高分解能レイヤのサブバンドが添え字−1で示されており、ベース・レイヤまたは最低レイヤがLL−2である。HおよびWはそれぞれ最大分解能ビデオ・フレームの高さおよび幅を表している。高さおよび幅はそれぞれ0からH−1まで、および0からW−1まで測定される。
現在のシステムは、フレーム間サブバンド/ウェーブレットビデオ符号化に対して、H.264/AVC国際規格の付属書類Gに規定しているようにH.264/AVC SVCシステムと一体化してもよい。したがって、現在のシステムは多くの既存の標準的な符号化ツールを再利用することにより効果的に実現できる。図5は、フレーム間ビデオ符号化にH.264/AVC SVCツールを利用する現在のシステム500の実施形態を示すブロック図である。図5に示すように、システム500はDWT502と、サブバンド・フィルタ・バンク503と、ベース・レイヤ・テクスチャ・エンコーダ504と、第1の拡張レイヤ・エンコーダ505と、第2の拡張レイヤ・エンコーダ506と、マルチプレクサ(mux)509とを含んでいる。システム500は、それによって改良された性能を有する空間スケーラブル符号化を提供する。システム500は3層内の空間スケーラブル符号化に対して示されており、第2の分解能レイヤ内のエイリアシング・アーチファクトが除去されている。図5に示すシステム500が付加的な構成要素を含んでいてもよいこと、ならびにシステム500の範囲を逸脱することなく本明細書に記載の構成要素の一部を取り除いたり、および/または変更したりしてもよいことを理解すべきである。
一実施形態によれば、図5に示すように、入力ビデオ信号501は二段順離散ウェーブレット変換(two−stage forward discrete wavelet transform)を用いるDWT502により分解される。その後、結果として得られる最低周波数サブバンドは、現在のH.264/AVCのスケーラブル拡張に基づいて、低分解能エンコーダ、例えば、ベース・レイヤ・テクスチャ・エンコーダ504を用いてH.264/AVC適合ビットストリームとしてエンコードされる。次に高い分解能では、サブバンド・フィルタ・バンク503は、各高域通過サブバンドを無エイリアシング・サブバンド成分507およびエイリアシング・サブバンド成分508にさらに分解する。その後、無エイリアシング成分507は第1のH.264/AVC SVC拡張レイヤ・エンコーダ505を用いて第1の拡張レイヤ(図示せず)でエンコードされる。エイリアシング・サブバンド成分308は最高周波数サブバンドと組み合わされて、高分解能拡張エンコーダ、例えば、第2のH.264/AVC SVC拡張レイヤ・エンコーダで、第2の拡張レイヤ(3層スケーラブル・ビデオ内の最大分解能レイヤ)にエンコードされる。低分解能エンコーダおよび高分解能拡張エンコーダは、H.264/MPEG4 AVC規格で規定されるイントラ・スライス符号化ツールを含んでいる。
システム100および500が図示していない付加的要素を含んでいてもよいこと、ならびにシステム100および500の範囲を逸脱することなく本明細書に記載の要素の一部を取り除いたり、置き換えたり、および/または変更したりしてもよいことは明らかであろう。図1および図5の実施形態で説明する要素のうちの1つ以上が任意であってもよいこともまた明らかなはずである。
符号化におけるエイリアシングを低減するためにシステム100および500が使用される可能性がある方法の実施例について、ここでは図6、図7に示す方法600〜700の下記のフローチャートに関して説明する。方法600〜700が一般化した実例を示していること、および方法600〜700の範囲を逸脱することなく他のステップを追加してもよく、または既存のステップを取り除いたり、変更したり、もしくは再配列したりしてもよいことは当業者には明らかなはずである。また、方法600〜700は限定としてではなく、一例として、システム100および500に関して説明されるとともに、方法600〜700は他のシステムで使用してもよい。
方法600〜700に示す操作の一部またはすべてが、任意の所望のコンピュータ読取り可能媒体に保存され、コンピュータ・システム上の処理装置により実行される1つ以上のコンピュータ・プログラムとして含まれていてもよい。本発明を実現する働きをするソフトウェアを保存するために使用されてもよい例示的コンピュータ読取り可能媒体は、従来のコンピュータ・システムRAM、ROM、EPROM、EEPROM、ハードディスク、または他のデータ記憶デバイスを含むが、これらに限らない。
ステップ601で、サブバンド・フィルタ・バンクの第1の集合が入力ビデオ・シーケンス103の最大分解能ソース・ビデオ・フレームを受信する。サブバンド解析フィルタ・バンクの第1の集合は、サブバンド解析低域フィルタ104と、ダウン・サンプラ106とを含んでいる。入力ビデオ・シーケンス103は複数のソース・ビデオ・フレームを含んでいてもよい。
その後、ステップ602で、サブバンド・フィルタ・バンクの第1の集合が最大分解能ソース・ビデオ・フレームについてサブバンド/ウェーブレット変換を実行して、最大分解能ソース・ビデオ・フレームのサブバンド表現を生成する。サブバンド表現は低域通過サブバンドと複数の高域通過サブバンドとを含んでいる。
ステップ603で、サブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108が、上述のステップ602で生成した低域通過サブバンドを、エイリアシング・サブバンド成分および無エイリアシング・サブバンド成分に分解する。
一実施形態によれば、サブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108はシステム500のようなH.264/AVC SVC拡張と一体化したシステムの一部を形成してもよい。サブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108は低域通過サブバンドについて一段DWTを実行して、次の分解レベルのDWT低域通過サブバンドと3個の高域通過サブバンドとを形成してもよい。サブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108は次の分解レベルの3個の高域通過サブバンドのそれぞれについて4×4DCTを実行してもよい。サブバンド・フィルタ・バンク108の第2の集合は、図4Bに示すようにフィルタを用いて低分解能信号107をフィルタリングしてもよい。
他の実施形態によれば、サブバンド・フィルタ・バンクの第2の集合108は低域通過サブバンドについて一段DWTを実行して、次の分解レベルのDWT低域通過サブバンドと3個の高域通過サブバンドとを形成する。その後、サブバンド・フィルタ・バンク108の第2の集合は次の分解レベルの3個の高域通過サブバンドのそれぞれについて一段DWTを実行する。この例のサブバンド・フィルタ・バンク108は、図4Aに示すように低分解能信号107をフィルタリングしてもよい。
ステップ604で、低分解能エンコーダを用いて無エイリアシング・サブバンド成分110をエンコードして、ベース・レイヤ・ビットストリーム(図示せず)を形成する。
ステップ605で、エイリアシング・サブバンド成分を次に高い分解能のサブバンドと組み合わせて、高分解能拡張信号を形成してもよい。例えば、図4に関して説明したように、エイリアシング・サブバンド成分をサブバンドLH−1、HL−1、およびHH−1と組み合わせてもよい。その後、ステップ608で、組み合わされたエイリアシング・サブバンドを次に高い分解能のレイヤ内でエンコードして、高分解能拡張信号を形成してもよい。
ステップ606で、高分解能拡張信号をエンコードして、拡張レイヤ・ビットストリーム(図示せず)を形成してもよい。
ステップ606で、例えば、図5のmux509を用いて、エンコードされた無エイリアシング信号とともに、拡張レイヤ・ビットストリームとベース・レイヤ・ビットストリームとを多重化して、スケーラブル・ビデオ・ビットストリーム(図示せず)を形成してもよい。
方法700はエンコードされた無エイリアシング信号をデコードする処理を提供して、低分解能ビデオまたは低分解能フレームを形成する。
ステップ701で、低分解能デコーダ(図示せず)がベース・レイヤ・ビットストリームを受信する。例えば、システム500は、図5に示すように、多重化後にスケーラブル・ビデオ・ビットストリームを送信してもよい。スケーラブル・ビデオ・ビットストリームの逆多重化後にベース・レイヤ・ビットストリームを受信してもよい。ベース・レイヤ・ビットストリームは、無エイリアシング・サブバンド成分と、コード化されていないサブバンドと、を含んでいる。
ステップ702で、低分解能デコーダが、コード化されていないサブバンドの係数をゼロに設定する。
ステップ703で、低分解能デコーダが、エンコードされた無エイリアシング・サブバンド成分をデコードして、デコードされたサブバンドを形成する。その後、ステップ704で、低分解能デコーダが、デコードされたサブバンドについてサブバンド合成を実行して、低分解能ビデオ・フレームを復元する。低分解能ビデオ・フレームは最小のエイリアシング・サブバンド成分を有していてもよく、またはエイリアシング・サブバンド成分を有していなくてもよい。
本発明の実施形態は、復元された低分解能ビデオにおいて低減されたエイリアシング・アーチファクトを有するサブバンド/ウェーブレット空間スケーラブル符号化システムおよび方法を提供する。従来のサブバンド/ウェーブレット符号化システムと比較して、システムおよび方法は、それによって全体的性能を最大分解能に保持しながら低分解能でデコードするための圧縮効率および表示品位において向上した性能を提供する。
本発明の代表的実施形態について本開示全体を通して具体的に説明しているが、本発明の代表的実施形態はさまざまな応用に対して有用性を有しており、上述の議論は限定することを意図したものではなく、限定するものと解釈すべきではなく、むしろ本発明の態様の説明に役立つ議論として提供されたものである。
本明細書で説明され図示されているのは、本発明の実施形態、およびそれらの変形の一部である。本明細書で使用する用語、説明、および図面はあくまで例を示したに過ぎず、限定を意味するものではない。当業者は本発明の要旨および範囲内で多くの変形が可能であり、本発明は下記クレーム、およびそれらの均等物により規定され、特に指示のない限り、すべての用語はそれらの妥当な最も広い意味を指していることを認識するであろう。

Claims (19)

  1. デコードされた低分解能ビデオにおける低減されたエイリアシングを有する空間スケーラブル・サブバンド符号化のためのシステムであって、
    入力ビデオ・シーケンスの最大分解能ソース・ビデオ・フレームを受信し、前記最大分解能ソース・ビデオ・フレームについてサブバンド解析を実行して、低域通過サブバンドと複数の高域通過サブバンドとを生成するように構成されたサブバンド解析フィルタ・バンクの第1の集合と、
    前記低域通過サブバンドを無エイリアシング・サブバンド成分とエイリアシング・サブバンド成分とに分解するように構成されたサブバンド解析フィルタ・バンクの第2の集合と、
    前記無エイリアシング・サブバンド成分をエンコードし、ベース・レイヤ・ビットストリームを生成するように構成された低分解能エンコーダと
    を備えるシステム。
  2. 高分解能拡張エンコーダであって、
    前記エイリアシング・サブバンド成分と無エイリアシング・サブバンド成分の任意の改良形態とを、前記複数の高域通過サブバンドと組み合わせて、組み合わされた高分解能拡張信号を形成し、
    前記組み合わされた高分解能拡張信号をエンコードして、拡張レイヤ・ビットストリームを生成する
    ように構成された前記高分解能拡張エンコーダをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前段からの低分解能無エイリアシング信号を、請求項1の前記入力ビデオ・シーケンスの前記最大分解能ソース・ビデオ・フレームとして繰り返し取り扱うことにより、前記低分解能ビデオを、より低分解能のレイヤに分解するようにさらに構成された、請求項1に記載のシステム。
  4. サブバンド・フィルタ・バンクの前記第2の集合は、
    前記低域通過サブバンドについて実行されて、次の分解レベルの低域通過サブバンドと3個の高域通過サブバンドとを形成する一段離散ウェーブレット変換(DWT)と、
    前記次の分解レベルの前記3個の高域通過サブバンドの各々について実行される4×4離散コサイン変換(DCT)と
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  5. サブバンド・フィルタ・バンクの前記第2の集合は、
    前記低域通過サブバンドについて実行されて、次の分解レベルの低域通過サブバンドと3個の高域通過サブバンドとを形成する一段DWTと、
    前記次の分解レベルの前記3個の高域通過サブバンドの各々について実行される一段DWTと
    を含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記低分解能エンコーダおよび前記高分解能拡張エンコーダが、H.264/MPEG4 AVC規格で規定されるイントラ・スライス符号化ツールを含む、請求項2に記載のシステム。
  7. 低分解能デコーダであって、
    前記ベース・レイヤ・ビットストリームを受信し、
    コード化されていないサブバンドのすべての係数をゼロに設定し、
    エンコードされた無エイリアシング・サブバンド信号成分をデコードし、
    サブバンド合成を実行して低分解能ビデオ・フレームを復元する
    ように構成された前記低分解能デコーダをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  8. デコードされた低分解能ビデオにおける低減されたエイリアシングを有する空間スケーラブル・サブバンド符号化のための方法であって、
    サブバンド解析フィルタ・バンクの第1の集合において、入力ビデオ・シーケンスの最大分解能ソース・ビデオ・フレームを受信すること、
    前記最大分解能ソース・ビデオ・フレームについてサブバンド解析を実行して、低域通過サブバンドと複数の高域通過サブバンドとを生成すること、
    サブバンド解析フィルタ・バンクの第2の集合を用いて前記低域通過サブバンドを無エイリアシング・サブバンド成分およびエイリアシング・サブバンド成分に分解すること、
    低分解能エンコーダを用いて前記無エイリアシング・サブバンド成分をエンコードして、ベース・レイヤ・ビットストリームを生成すること
    を含む方法。
  9. 前記エイリアシング・サブバンド成分と無エイリアシング・サブバンド成分の任意の改良形態とを、前記複数の高域通過サブバンドと組み合わせて、組み合わされた高分解能拡張信号を形成すること、
    前記組み合わされた高分解能拡張信号をエンコードして、拡張レイヤ・ビットストリームを生成すること
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前段からの低分解能無エイリアシング信号を、請求項8の前記入力ビデオ・シーケンスの前記最大分解能ソース・ビデオ・フレームとして繰り返し取り扱うことにより、前記低分解能ビデオを、より低分解能のレイヤに分解することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記低域通過サブバンドをさらに分解することが、
    前記低域通過サブバンドについて一段DWTを実行して、次の分解レベルのDWT低域通過サブバンドと3個の高域通過サブバンドとを形成すること、
    前記次の分解レベルの前記3個の高域通過サブバンドの各々について4×4DCTを実行すること
    を含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記低域通過サブバンドをさらに分解することが、
    前記低域通過サブバンドについて一段DWTを実行して、次の分解レベルのDWT低域通過サブバンドと3個の高域通過サブバンドとを形成すること、
    前記次の分解レベルの前記3個の高域通過サブバンドの各々について一段DWTを実行すること
    を含む、請求項8に記載の方法。
  13. 低分解能デコーダで前記ベース・レイヤ・ビットストリームを受信すること、
    コード化されていないサブバンドのすべての係数をゼロに設定すること、
    エンコードされた無エイリアシング・サブバンド信号成分をデコードすること、
    サブバンド合成を実行して低分解能ビデオ・フレームを復元すること
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  14. 1つ以上のコンピュータ・プログラムを組み込んだコンピュータ読取り可能記憶デバイスであって、前記1つ以上のコンピュータ・プログラムは、コンピュータ・システムにより実行されるとき、デコードされた低分解能ビデオにおいてエイリアシングを低減する方法を実現し、前記1つ以上のコンピュータ・プログラムは、
    サブバンド解析フィルタ・バンクの第1の集合を用いて入力ビデオ・シーケンスの最大分解能ソース・ビデオ・フレームを受信すること、
    前記最大分解能ソース・ビデオ・フレームについてサブバンド解析を実行して、低域通過サブバンドと複数の高域通過サブバンドとを生成すること、
    サブバンド解析フィルタ・バンクの第2の集合を用いて前記低域通過サブバンドを無エイリアシング・サブバンド成分およびエイリアシング・サブバンド成分にさらに分解すること、
    低分解能エンコーダを用いて前記無エイリアシング・サブバンド成分をエンコードして、ベース・レイヤ・ビットストリームを生成すること
    についての1組の命令を含む、コンピュータ読取り可能記憶デバイス。
  15. 前記エイリアシング・サブバンド成分と無エイリアシング・サブバンド成分の任意の改良形態とを、前記複数の高域通過サブバンドと組み合わせて、組み合わされた高分解能拡張信号を形成すること、
    前記組み合わされた高分解能拡張信号をエンコードして、拡張レイヤ・ビットストリームを生成すること
    についての命令をさらに含む、請求項14に記載のコンピュータ読取り可能記憶デバイス。
  16. 前段からの低分解能無エイリアシング信号を、請求項8の前記入力ビデオ・シーケンスの前記最大分解能ソース・ビデオ・フレームとして繰り返し取り扱うことにより、前記低分解能ビデオを、より低分解能のレイヤに分解することについての命令をさらに含む、請求項14に記載のコンピュータ読取り可能記憶デバイス。
  17. 前記低域通過サブバンドをさらに分解することが、
    前記低域通過サブバンドについて一段DWTを実行して、次の分解レベルのDWT低域通過サブバンドと3個の高域通過サブバンドとを形成すること、
    前記次の分解レベルの前記3個の高域通過サブバンドのそれぞれについて4×4DCTを実行すること
    を含む、請求項14に記載のコンピュータ読取り可能記憶デバイス。
  18. 前記低域通過サブバンドをさらに分解することが、
    前記低域通過サブバンドについて一段DWTを実行して、次の分解レベルのDWT低域通過サブバンドと3個の高域通過サブバンドとを形成すること、
    前記次の分解レベルの前記3個の高域通過サブバンドのそれぞれについて一段DWTを実行すること
    を含む、請求項14に記載のコンピュータ読取り可能記憶デバイス。
  19. 低分解能デコーダで前記ベース・レイヤ・ビットストリームを受信すること、
    コード化されていないサブバンドのすべての係数をゼロに設定すること、
    エンコードされた無エイリアシング・サブバンド信号成分をデコードすること、
    サブバンド合成を実行して低分解能ビデオ・フレームを復元すること
    についての命令をさらに含む、請求項14に記載のコンピュータ読取り可能記憶デバイス。
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