JP2012516614A - 多重アンテナ無線通信システムにおいて信号を送信するための資源を割り当てる方法及びその装置 - Google Patents

多重アンテナ無線通信システムにおいて信号を送信するための資源を割り当てる方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多重アンテナ無線通信システムにおいて、信号を送信するための資源を割り当てる方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、第1の伝送ブロックに第1の単一搬送波周波数分割多元接続シンボルに対応する複数の空間資源のうち、1又は複数の空間資源を割り当てるステップと、第2の伝送ブロックに、前記第1の単一搬送波周波数分割多元接続シンボルに対応する前記複数の空間資源のうち,1又は複数の他の空間資源を割り当てるステップと、前記第1の伝送ブロック及び前記第2の伝送ブロックに第2の単一搬送波周波数分割多元接続シンボルに対応する空間資源を割り当てるステップとを含む。
【選択図】図14

Description

本発明は、無線通信システムに関するもので、より詳細には、多重アンテナ無線通信システムにおいて信号を送信するための資源を割り当てる方法及びその装置に関するものである。
多入力多出力(MIMO)は、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを使用する方法であって、この方法によってデータの送受信効率を向上させることができる。すなわち、無線通信システムの送信器又は受信器において複数のアンテナを使用することによって、容量を増大させ、性能を向上させることができる。以下、本文献では、MIMOを「多重アンテナ」と呼ぶこともある。
多重アンテナ技法においては、一つのメッセージ全体を受信するために単一のアンテナ経路を使用しない。その代わりに、多重アンテナ技法においては、いくつかのアンテナで受信されたデータフラグメントを集めて結合することによってデータを完成する。多重アンテナ技法を使用したときは、特定の大きさのセル領域内におけるデータ伝送速度を向上させたり、特定データ伝送速度を保証しながらシステムカバレッジを増加させたりすることができる。また、この技法は、移動体通信端末及び中継器などに幅広く使用することができる。多重アンテナ技法によると、単一アンテナを使用していた従来技術による移動体通信の伝送量の限界を克服することができる。
一般的な多重アンテナ(MIMO)通信システムの構成図が図1に示されている。送信器には送信アンテナがNT個設置されており、受信器には受信アンテナがNR個設置されている。このように送信器及び受信器双方で複数のアンテナを使用する場合は、送信器又は受信器のうちいずれか一つだけに複数のアンテナを使用する場合に比べて理論的なチャネル伝送容量が増加する。チャネル伝送容量の増加はアンテナの数に比例する。したがって、伝送速度が向上し、周波数効率が向上する。一つのアンテナを用いる場合の最大伝送速度をRoとした場合、多重アンテナを使用したときの伝送速度は、理論的に、上記Roに速度増加率Riを乗じた分だけ増加させることができる。ここで、Riは、NT及びNRのうち小さい値である。
例えば、4個の送信アンテナ及び4個の受信アンテナを用いるMIMO通信システムにおいては、単一アンテナシステムに比べて理論的に4倍の伝送速度を得することができる。このような多重アンテナシステムの理論的容量増加が90年代中盤に証明されて以来、実質的にデータ伝送速度を向上させるための多様な技術が現在まで活発に研究されており、これらのうちいくつかの技術は、既に3世代移動体通信及び次世代無線LANなどの多様な無線通信の標準に反映されている。
多重アンテナ技法は、多様なチャネル経路を通過した同一のシンボルを用いて伝送信頼度を高める空間ダイバーシチ方式と、複数の送信アンテナを用いて複数の別個のデータシンボルを同時に送信して伝送速度を向上させる空間多重化方式とに分けることができる。また、このような二つの方式を適宜結合し、それぞれの長所を得ることができる。
多重アンテナ技法と関連して、多様なチャネル環境及び多元接続環境における多重アンテナ通信容量計算と関連した情報理論、多重アンテナシステムの無線チャネル測定及びモデル導出、並びに伝送信頼度向上及び伝送速度向上のための時空間信号処理技術などの多様な研究が活発に進められている。
上述したような論議に基づいて、以下、多重アンテナ無線通信システムにおいてアップリンク信号を送信するための資源を割り当てる方法及びその装置を提案する。
本発明の目的は、多重アンテナ無線通信システムにおける端末がアップリンク信号を送信するための資源を割り当てる方法によって達成することができる。この方法は、第1の伝送ブロックに第1の単一搬送波周波数分割多元接続(SC―FDMA)シンボルに対応する複数の空間資源のうち、1又は複数の空間資源を割り当てるステップと、第2の伝送ブロックに上記第1のSC―FDMAシンボルに対応する上記複数の空間資源のうち、1又は複数の他の空間資源を割り当てるステップと、上記第1の伝送ブロック及び上記第2の伝送ブロックに第2のSC―FDMAシンボルに対応する各空間資源を割り当てるステップと、を含む。
ここで、上記1又は複数の空間資源は第1の空間資源及び第2の空間資源を含んでもよく、上記1又は複数の他の空間資源は第3の空間資源及び第4の空間資源を含んでもよい。
上記複数の空間資源のうち、1又は複数の空間資源を割り当てるステップは、上記第1の伝送ブロックに、上記第1の空間資源に含まれた第1の周波数資源と、上記第2の空間資源に含まれた第1の周波数資源とを割り当てるステップを含んでもよく、複数の空間資源のうち、1又は複数の他の空間資源を割り当てるステップは、上記第2の伝送ブロックに、上記第3の空間資源に含まれた第1の周波数資源と、上記第4の空間資源に含まれた第1の周波数資源とを割り当てるステップを含んでもよい。
特定単位のサブフレームに含まれた上記第1の周波数資源をすべて割り当てた場合、上記第1の空間資源及び第2の空間資源を割り当てるステップは、上記第1の伝送ブロックに、上記第1の空間資源に含まれた第2の周波数資源と、上記第2の空間資源に含まれた第2の周波数資源とを割り当てるステップを含んでもよく、上記第3の空間資源及び第4の空間資源を割り当てるステップは、上記第2の伝送ブロックに、上記第3の空間資源に含まれた第2の周波数資源と、上記第4の空間資源に含まれた第2の周波数資源とを割り当てるステップを含んでもよい。
上記第1の伝送ブロック及び上記第2の伝送ブロックに割り当てられる空間資源を、SC―FDMAシンボル数が増加するに従って、所定個数の空間資源単位で遷移してもよい。上記所定個数の空間資源単位は、1レイヤ単位であってもよいし、2レイヤ単位であってよい。
本発明の別の態様においては、多重アンテナ無線通信システムの端末装置が提供される。この端末装置は、第1の伝送ブロックに第1のSC―FDMAシンボルに対応する複数の空間資源のうち、1又は複数の空間資源を割り当て、第2の伝送ブロックに上記第1のSC―FDMAシンボルに対応する上記複数の空間資源のうち、1又は複数の他の空間資源を割り当てた後、上記第1の伝送ブロック及び上記第2の伝送ブロックに第2のSC―FDMAシンボルに対応する各空間資源を割り当てるプロセッサと、上記割り当てられた各資源を用いて上記第1の伝送ブロック及び上記第2の伝送ブロックを上記多重アンテナを介して送信する送信モジュールと、を含む。
ここで、上記1又は複数の空間資源は第1の空間資源及び第2の空間資源を含んでもよく、上記1又は複数の他の空間資源は第3の空間資源及び第4の空間資源を含んでもよい。
上記プロセッサは、上記第1の伝送ブロックに上記第1の空間資源と上記第2の空間資源を割り当てる場合、上記第1の伝送ブロックに、上記第1の空間資源に含まれた第1の周波数資源と、上記第2の空間資源に含まれた第1の周波数資源とを割り当て、上記第2の伝送ブロックに上記第3の空間資源及び第4の空間資源を割り当てる場合、上記第2の伝送ブロックに、上記第3の空間資源に含まれた第1の周波数資源と、上記第4の空間資源に含まれた第1の周波数資源とを割り当ててもよい。
特定単位のサブフレームに含まれた上記第1の周波数資源をすべて割り当てた場合、上記プロセッサは、上記第1の伝送ブロックに上記第1の空間資源及び上記第2の空間資源を割り当てるときは、上記第1の伝送ブロックに、上記第1の空間資源に含まれた第2の周波数資源と、上記第2の空間資源に含まれた第2の周波数資源とを割り当て、上記第2の伝送ブロックに上記第3の空間資源及び第4の空間資源を割り当てるときは、上記第2の伝送ブロックに、上記第3の空間資源に含まれた第2の周波数資源と、上記第4の空間資源に含まれた第2の周波数資源とを割り当ててもよい。
上記プロセッサは、上記第1の伝送ブロック及び上記第2の伝送ブロックに割り当てられる空間資源をSC―FDMAシンボル数が増加するに従って、所定個数の空間資源単位で遷移してもよい。プロセッサは、上記遷移を1レイヤ単位又は2レイヤ単位で行ってもよい。
本発明の実施例によると、多重アンテナ無線通信システムにおいて、端末が基地局に信号を効果的に送信することができる。
本発明で得られる効果は以上言及した各効果に制限されず、言及していない他の効果は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者には明確に理解されるであろう。
一般的な多重アンテナ(MIMO)通信システムの構成図である。 LTEシステムで使用される無線フレームの構造を例示する図である。 LTEシステムで使用されるアップリンクサブフレームの構造を示す図である。 アップリンクで送信されるデータと制御情報との多重化処理を説明するための図である。 符号化された符号ブロックの情報部分とパリティ部分とを分離してレートマッチングを行う方法を示すフローチャートである。 一般的な無線通信システムにおいて、端末がアップリンク信号を伝送するための信号処理手続を説明するための図である。 多重アンテナ無線通信システムにおいて、データをアップリンク信号として伝送するための符号語、レイヤ及びアンテナのマッピング関係を説明するための図である。 符号語をレイヤにマッピングする多様な方法を説明する図である。 送信アンテナが2個で、単一符号語方式である場合、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法を例示する図である。 送信アンテナが2個で、多重符号語方式である場合、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法を例示する図である。 送信アンテナが2個で、多重符号語方式である場合、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法を例示する他の図である。 送信アンテナが4個で、単一符号語方式である場合、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法を例示する図である。 送信アンテナが4個で、単一符号語方式である場合、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法を例示する図である。 送信アンテナが4個で、多重符号語方式である場合、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法を例示する図である。 2個の伝送ブロックがそれぞれ3個の符号ブロックに分割されて符号化された後、ランク4で伝送される場合、本発明の実施例に係る資源割当て方法を例示する図である。 2個の伝送ブロックがそれぞれ3個の符号ブロックに分割されて符号化された後、ランク4で伝送される場合の他の資源割当て方法を例示する図である。 多数の送受信アンテナを使用するシステムのデータ処理の概念図である。 本発明の実施例によって多重アンテナシステムにおいてアップリンクでデータストリームを送信するための空間的配置を具現した例示図である。 本発明の一実施例に係る端末装置の構成図である。
以下、本発明に係る好適な実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。添付の図面と共に以下に開示する詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するためのものであって、本発明が実施される唯一の実施形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を促進するために具体的な詳細事項を含む。しかし、当業者は、本発明がこのような具体的な詳細事項がなくても実施され得ることを理解するであろう。例えば、以下、移動体通信システムが第3世代パートナシッププロジェクト長期進化(3GPP LTE)システムである場合を仮定して具体的に説明するが、3GPP LTEに特有の事項を除いては他の任意の移動体通信システムにも適用可能である。
いくつかの場合、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置を省略したり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で図示したりする場合がある。また、本明細書全体にわたって同一の構成要素については、同一の図面符号を使用して説明する。
以下の説明において、端末は、ユーザ装置(UE)、移動機(MS)などの移動又は固定型のユーザ端機器を総称するものと仮定する。また、基地局は、ノードB、強化ノードB(eNode B)などの端末と通信するネットワーク端の任意のノードを総称するものと仮定する。また、本発明において、伝送ブロックと符号語とを同一の意味で使用することに注意されたい。
図2は、LTEシステムで使用される無線フレームの構造を例示する図である。
図2を参照すると、無線フレームは、10ms(327200・Ts)の長さを有し、10個の均等なサイズのサブフレームで構成されている。各サブフレームは、1msの長さを有し、2個のスロットで構成されている。各スロットは、0.5ms(15360・Ts)の長さを有する。ここで、Tsは、サンプリング時間を示し、Ts=1/(15kHz×2048)=3.2552×108(約33ns)で表される。スロットは、時間領域において複数の直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを含み、周波数領域において複数の資源ブロック(RB)を含む。LTEシステムにおいては、一つの資源ブロックは12個の副搬送波×7(6)個のOFDMシンボルを含む。データが伝送される単位時間である送信時間間隔(TTI)は、1又は複数のサブフレーム単位で決定することができる。上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、及びスロットに含まれるOFDMシンボルの数は多様に変更してもよい。
図3は、LTEシステムで使用されるアップリンクサブフレームの構造を示す図である。
図3を参照すると、LTEアップリンク送信の基本単位である長さ1msのサブフレーム300は、二つの長さ0.5msのスロット301で構成される。一般の循環プレフィクス(CP)の長さを仮定するとき、各スロットは7個のシンボル302で構成され、一つのシンボルは一つの単一搬送波周波数分割多元接続(SC―FDMA)シンボルに対応する。資源ブロック(RB)303は、周波数領域における12個の副搬送波、及び時間領域における1スロットに相当する資源割当て単位である。LTEのアップリンクサブフレームの構造は、大きくデータ領域304と制御領域305とに区分される。ここで、データ領域は、各端末に送信される音声、パケットなどのデータを送信するときに使用される一連の通信資源を意味し、サブフレーム内の制御領域を除いた残りの資源に相当する。制御領域は、各端末からのダウンリンクチャネル品質報告、ダウンリンク信号に対する受信肯定応答及び否定応答(ACK/NACK)、アップリンクスケジューリング要求などを送信するときに使用される一連の通信資源を意味する。
図4は、アップリンクで送信されるデータと制御情報との多重化処理を説明するための図である。
図4に示すように、制御情報とデータを多重化する際に、アップリンクで送信する伝送ブロック(transport block:TB)にTB用巡回冗長検査ビット(CRC)が付加された後(S401)、伝送ブロックは、そのサイズによって多数の符号ブロック(CB)に分けられ(S402)、多数のCBにはCB用CRCが付加される(S403)。そして、この結果値によってチャネル符号化が行われる(S404)。さらに、チャネル符号化された各データがレートマッチング(S405)を経た後、再び各CB間の結合が行われ(S406)、このように結合された各CBは、後で制御信号と多重化される(S407)。
一方、チャネル品質情報(CQI)/プリコーディング行列インデクス(PMI)にCRCが付加された(S408)後、データとは別にチャネル符号化が行われる(S409)。チャネル符号化されたCQI/PMIは、レートマッチング(S410)を経た後、データと多重化される(S407)。
また、ランク指示子(RI)にも、データとは別にチャネル符号化が行われる(S411)。チャネル符号化されたランク情報は、レートマッチング処理(S412)を経た後、データと多重化される(S407)。
多重化されたデータ、CQI/PMI及びRIには、チャネルインタリーブが行われる(S413)。
ACK/NACK情報の場合、データ、CQI/PMI及びRIとは別にチャネル符号化が行われ(S414)、ACK/NACK情報は、パンクチャなどの処理を通して上記のインタリーブされた信号の一部に挿入され、ACK/NACK情報が挿入されたインタリーブされた各信号は、物理資源にマッピングされた後(S415)、アップリンク送信のための信号処理が行われる。
一方、移動体通信システムにおいては、高信頼送信のために、送信器がチャネル符号化を行う。この場合、受信器では、チャネルで発生した信号の誤りを訂正するために、送信器から送信する情報を、前方誤り訂正符号(forward error correction code)を使用して符号化した後、符号化された情報を送信する。受信器は、受信信号を復調し、誤り訂正符号の復号処理を行って、送信された情報を復元する。受信器は、このような復号処理において、チャネルで発生した受信信号の誤りを訂正する。
誤り訂正符号としては、多様な種類が利用可能であるが、本発明では、ターボ符号を例に挙げて説明する。ターボ符号化器は、再帰的組織畳込み(RSC)符号化器及びインタリーバで構成される。ターボ符号化器の性能は、入力されるデータブロックサイズが増加するほど良いことが知られているが、実際の無線通信システムでは、具現の便利さのために、所定のサイズ以上のデータブロックをいくつかの小さいデータブロックに分けて符号化を行う。分けられた小さいデータブロックを符号ブロックと称する。符号ブロックは、一般に同一のサイズであるが、インタリーバのサイズの制限のため、多数の符号ブロックのうち一つの符号ブロックは異なるサイズであってもよい。一つのデータブロックが二つ以上の符号ブロックに分けられるとき、それぞれの符号ブロックには誤り検出のためにCRCを付加してもよい。
RSC符号化器は、所定のインタリーバサイズ、すなわち、符号ブロック単位で誤り訂正符号化処理を行い、その後、インタリーバは、無線チャネルを介して信号を送信するときに発生するバースト誤りの影響を減少させるためにインタリーブを行う。そして、信号は、無線資源にマッピングされた状態で送信される。
実際の送信に使用される無線資源の量は一定であるので、これに合わせるためには、符号化された符号ブロックに対してレートマッチングを行わなければならない。一般に、レートマッチングは、パンクチャ又は反復(repetition)を含む。レートマッチングは、符号化された符号ブロック単位で行うこともできる。他の方法として、符号化された符号ブロックを情報部分とパリティ部分とに分離し、分離された部分に対してレートマッチングを別途行うこともできる。図5は、符号化された符号ブロックの情報部分とパリティ部分とを分離してレートマッチングを行う方法を示すフローチャートである。図5において、符号化率は1/3であると仮定した。
図6は、一般的な無線通信システムにおいて、端末がアップリンク信号を送信するための信号処理手続を説明するための図である。
アップリンク信号を送信するために、端末のスクランブルモジュール601は、端末特定スクランブル信号を用いて送信信号をスクランブルすることができる。このようにスクランブルされた信号は、変調マッパ602に入力され、送信信号の種類及び/又はチャネル状態に応じて、二位相偏移変調(BPSK)方式、四位相偏移変調(QPSK)方式又は16直交振幅変調(QAM)方式を用いて複素シンボルに変調される。その後、変調された複素シンボルは、離散フーリエ変換(DFT)拡散に対応する変換プリコーダ603によって拡散された後、資源要素マッパ604に入力され、資源要素マッパ604は、複素シンボルを実際の送信に用いられる時間―周波数資源要素にマッピングすることができる。このように処理された信号は、SC―FDMA信号生成器605に入力され、アンテナを介して基地局に送信される。
図7は、多重アンテナ無線通信システムにおいてデータをアップリンク信号として送信するための符号語、レイヤ及びアンテナのマッピング関係を説明するための図である。
図7を参照すると、データ情報と伝送シンボルとの間には複雑なマッピング関係が存在する。媒体接続制御(MAC)階層は、物理階層にNC個の伝送ブロックをデータ情報として送信し、物理階層において、伝送ブロックは、チャネル符号化処理を経て符号語に変換され、パンクチャ又は反復処理のようなレートマッチングを行う。ここで、チャネル符号化は、ターボ符号化器又はテールビット畳込み符号化器のようなチャネル符号化器で行われる。
チャネル符号化処理及びレートマッチング処理を経た後、NC個の符号語はNL個のレイヤにマッピングされる。ここで、レイヤとは、多重アンテナ技法を使用して送信する別個の情報をそれぞれ称し、レイヤの個数は、別個の情報を送信できる最大の数であるランクよりは大きくならない。これは、数式的に#ofLayers≦rank(H)≦min(N,N)によって表現することができる。ここで、Hはチャネル行列を意味し、NTは送信アンテナの個数を意味し、NRは受信アンテナの個数を意味する。
一般的なダウンリンク送信方式である直交周波数分割多元接続(OFDMA)送信方式とは異なって、SC―FDMA方式を用いて伝送されるアップリンク信号に対しては、逆高速フーリエ変換(IFFT)処理の影響を部分的に相殺することによって、送信信号が単一搬送波特性を有するように、レイヤごとにDFT処理が行われる。各レイヤにおいてDFT変換された信号は、プリコーディング行列が乗算されることによってNT個の送信アンテナにマッピングされ、IFFT処理を経て基地局に送信される。
図8は、符号語をレイヤにマッピングする多様な方法を説明する図である。
図8を参照すると、符号語をレイヤにマッピングするための多様な方法がある。MIMO送信が行われるとき、送信器は、レイヤによって符号語の個数を決定しなければならない。符号語及びレイヤの個数は、種々のデータシーケンスの個数及びチャネルのランクをそれぞれ参照して決定される。送信器は、符号語をレイヤに適宜マッピングする必要がある。
本発明では、MIMOシステムにおいてアップリンク信号を効果的に送信する方法を提案する。特に、本発明は、MIMOシステムにおいてアップリンク信号がSC―FDMA方式を用いて送信されると仮定する。
参考として、以下の図9〜図14において、x軸の「データサンプルインデクス」は、SC―FDMAシステムにおいてDFTに入力される各データサンプル(変調値)の順序を示すインデクスであり、y軸は、SC―FDMAシンボルの順序を示すインデクスである。各レイヤの左側から右側にサンプルインデクスが増加すると仮定し、上端から下端にSC―FDMAシンボルインデクスが増加すると仮定する。また、格子内の数字は、符号化された符号ブロックのビットベクトル順序又は対応する変調値の順序を示す。
以下では、本発明の多重アンテナ無線通信システムにおいてアップリンク信号を送信するための資源を割り当てる方法を、送信アンテナが2個である場合と4個である場合とに分けて説明する。以下で説明する資源割当て方法は例示に過ぎず、他の実施例も可能である。
<送信アンテナが2個である場合>
図9は、送信アンテナが2個であり、単一符号語方式が用いられる場合の、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法の例示図である。特に、図9は、一つの伝送ブロックが3個の符号ブロックに分けられ、符号ブロック単位で符号化された後、ランク2で送信される場合を示す。
まず、図9の(a)は、符号化された符号ブロックを、空間領域の資源及び周波数領域の資源を用いて送信した後、時間領域の資源を用いる方式である。図9の(a)を参照すると、一つの周波数領域の資源において空間領域のすべての資源が用いられた後、次の周波数領域の資源を用いる方式であることが分かる。このような方式を用いる場合、符号ブロックは時間領域において区別される。
図9の(b)は、まず、一つの空間領域の資源において時間領域の資源を用いた後、周波数領域の資源を用いる方式を示す。一つの符号ブロックを送信した後に残る空間領域は、次の符号ブロックの送信に使用される。さらに、一つの空間領域の資源をすべて用いた後、次の空間領域の資源を用いる。符号ブロックは、一つの空間領域内で周波数を用いて区分される。符号ブロックの個数が偶数である場合は、一つの符号ブロックが二つの空間領域の資源を用いないが、符号ブロックの個数が奇数である場合は、少なくとも一つの符号ブロックは二つの空間領域の資源を用いる。
図9の(c)は、まず、一つの符号ブロックが一つの空間領域の時間領域の資源を用い、次の空間領域の時間領域資源を用いた後、周波数領域の資源を用いる方式である。また、図9の(d)は、一つの符号ブロックが空間領域の資源、時間領域の資源を順次用いた後、周波数領域の資源を用いる方式である。図9の(c)及び(d)において、符号ブロックは一つの空間領域内で周波数を用いて区分される。
図10は、送信アンテナが2個であり、多重符号語方式が用いられる場合の、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法の例示図である。特に、図10は、二つの伝送ブロックがそれぞれ3個及び2個の符号ブロックに分けられ、符号ブロック単位で符号化された後、ランク2で送信される場合を示す。すなわち、図10で、CB1、CB2、CB3は、一つの伝送ブロックから分割された符号ブロックであり、CB4、CB5は、他の一つの伝送ブロックから分割された符号ブロックである。
まず、図10の(a)は、伝送ブロックを空間領域の資源を用いて送信し、それぞれの伝送ブロックから分割された符号ブロックを周波数領域の資源を用いて送信した後、時間領域の資源を用いて送信する方式である。すなわち、伝送ブロックは、別個の空間資源を用いて送信され、一つの時間領域の資源に含まれた周波数領域の資源をすべて用いた後、次の時間領域の資源を用いる方式である。図10の(a)の方式による場合、それぞれの伝送ブロックは空間領域において区分され、それぞれの伝送ブロックに相当する符号ブロックは時間領域において区分される。
図10の(b)は、伝送ブロックを空間領域の資源を用いて送信し、それぞれの伝送ブロックから分割された符号ブロックを時間領域の資源を用いて送信した後、周波数領域の資源を用いて送信する方式である。図10の(b)の方式による場合、それぞれの伝送ブロックは空間領域において区分され、それぞれの伝送ブロックに相当する符号ブロックは周波数領域において区分される。
図11は、送信アンテナが2個であり、多重符号語方式が用いられる場合の、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法の他の例示図である。特に、図11は、二つの伝送ブロックがそれぞれ2個の符号ブロックに分けられ、符号ブロック単位で符号化された後、ランク2で送信される場合を示す。すなわち、図11で、CB1、CB2は、一つの伝送ブロックから分割された符号ブロックであり、CB3、CB4は、他の一つの伝送ブロックから分割された符号ブロックである。
特に、図11は、時間領域の資源及び周波数領域の資源を順次割り当て、時間領域の資源のインデクスが増加するに従って、空間領域の資源が遷移される場合を示す。ただし、図11の(b)は、時間領域の資源が2SC―FDMAシンボル単位で割り当てられる場合を示す。
図11を参照すると、各符号ブロックが空間領域に均一に配置されることによって、ダイバーシチ利得を得ることができる。また、一つのシンボルの観点で見ると、一つのレイヤには一つの伝送ブロックから分割された符号ブロックだけが存在するので、他のレイヤを通して受信された信号を除去するための干渉除去方式を使用して受信性能を向上させることができる。
<送信アンテナが4個である場合>
図12A及び図12Bは、送信アンテナが4個で、単一符号語方式である場合、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法の例示図である。特に、図12A及び図12Bは、一つの伝送ブロックが3個の符号ブロックに分けられ、符号ブロック単位で符号化された後、ランク4で送信される場合を示す。
まず、図12Aの(a)は、符号化された各符号ブロックを空間領域の資源及び周波数領域の資源を用いて送信した後、時間領域の資源を用いる方式である。図12Aの(a)を参照すると、一つの周波数領域の資源において空間領域のすべての資源を用いた後、次の周波数領域の資源が用いられる。このような方式を用いる場合、符号ブロックは時間領域において区別される。
図12Aの(b)は、まず、時間領域の資源を用いた後、周波数領域の資源を用いる方式を示す。また、一つの符号ブロックを送信した後で残る空間領域は、次の符号ブロックの送信のために使用される。そして、一つの空間領域の資源をすべて用いた後、次の空間領域の資源を用いる。符号ブロックは空間領域内で周波数を用いて区分される。
図12Bの(a)は、一つの符号ブロックが空間領域の資源及び時間領域の資源を順次用いた後、周波数領域の資源を用いる方式である。また、図12Bの(b)は、まず、一つの符号ブロックが一つの空間領域の時間領域の資源を用い、次の空間領域の時間領域の資源を用いた後、周波数領域の資源を用いる方式である。また、図12Bの(a)及び(b)において、符号ブロックは一つの空間領域内で周波数を用いて区分される。
以下では、送信アンテナが4個であり、多重符号語方式が用いられる場合に関して説明する。このとき、送信アンテナの個数と伝送ブロックの個数が同一である場合とそうでない場合とに分けて説明する。
図13は、送信アンテナが4個であり、多重符号語方式が用いられる場合の、本発明の実施例に係るアップリンク信号のための資源割当て方法の例示図である。特に、図13は、伝送ブロックの個数が送信アンテナの個数と同じ4個である場合を示す。また一つのレイヤで一つの伝送ブロックが送信されるため、一つの伝送ブロックから分割された符号ブロックは別個のレイヤでは送信されない。
図13では、4個の伝送ブロックがそれぞれ3,2,1,2個の符号ブロックに分割され、ランク4で送信されると仮定する。すなわち、図13において、CB1、CB2及びCB3は第1の伝送ブロックから分割された符号ブロックであり、CB4及びCB5は第2の伝送ブロックから分割された各符号ブロックであり、CB6は第3の伝送ブロックから分割された符号ブロックであり、CB7及びCB8は第4の伝送ブロックから分割された各符号ブロックである。
図13の(a)において、各レイヤで送信される符号ブロックは、周波数領域の資源を用いた後、時間領域の資源を用いて送信される。
また、図13の(b)で、各レイヤで送信される符号ブロックは、時間領域の資源を用いた後、周波数領域の資源を用いて送信される。
次に、送信アンテナの個数と伝送ブロックの個数とが異なる場合に関して説明する。
送信アンテナの個数と伝送ブロックの個数とが異なる場合、単一符号語方式のように、一つの伝送ブロックから分割された符号ブロックがいくつかのレイヤにマッピングされた状態で送信される。本発明では、最大4個のレイヤに2個の伝送ブロックがマッピングされる場合を検討する。
第一に、一つのレイヤで送信する場合として、伝送ブロックは、図10の(a)又は(b)に示すように、一つのレイヤに相当する資源割当て方法を用いて送信することができる。
第二に、二つのレイヤで送信する場合として、一つの伝送ブロックを送信し、分割された符号ブロックを図9に相当する資源割当て方法で送信したり、2個の伝送ブロックを送信し、それぞれの伝送ブロックから分割された符号ブロックを送信する図10に相当する資源割当て方法を用いて送信したりすることができる。
第三に、三つのレイヤで送信する場合として、2個の伝送ブロックを送信すると仮定する。一つの伝送ブロックは、上述した一つのレイヤで送信する場合と同様に、図10の(a)又は(b)に示すように、一つのレイヤに相当する資源割当て方法を用いて送信し、残りの一つの伝送ブロックは、図9に示すような資源割当て方法を用いて送信することができる。
第四に、四つのレイヤで送信する場合も、2個の伝送ブロックを送信すると仮定する。それぞれの伝送ブロックから分割された符号ブロックは、図9に示すような資源割当て方法を用いて送信することができる。
図14は、2個の伝送ブロックがそれぞれ3個の符号ブロックに分割されて符号化された後、ランク4で送信される場合、本発明の実施例に係る資源割当て方法の例示図である。特に、図14において、CB1、CB、CB3は、伝送ブロック1から分割された符号ブロックを示し、CB4、CB5、CB6は、伝送ブロック2から分割された符号ブロックを示す。
まず、図14の(a)は、空間領域の資源をシンボル単位で交互に使用する方式を示し、一つの伝送ブロックがN個のレイヤで伝送される場合、次の伝送シンボルでは、上記一つの伝送ブロックが割り当てられた空間領域の資源がN個のレイヤ単位で遷移されて伝送される。すなわち、図14の(a)の1番目のシンボルでは、一つの伝送ブロックから分割されたCB1、CB2及びCB3がレイヤ1及びレイヤ2で送信されるが、2番目のシンボルでは、遷移され、レイヤ3及びレイヤ4を用いて送信される。
図14の(b)は、空間領域の資源をシンボル単位で交互に使用する方式を示し、一つの伝送ブロックがN個のレイヤで送信されるが、空間領域の資源を1レイヤ単位で交互に使用する。図14の(b)から分かるように、1番目のシンボルでは、一つの伝送ブロックから分割されたCB1、CB2及びCB3がレイヤ1及びレイヤ2で送信されるが、2番目のシンボルでは、遷移され、レイヤ2及びレイヤ3を用いて送信される。この場合、符号ブロックを空間領域全体に均一に配置することによって、ダイバーシチ利得を得ることができる。
図15は、2個の伝送ブロックがそれぞれ3個の符号ブロックに分割されて符号化された後、ランク4で送信される場合の資源割当て方法の他の例示図である。
図15の(a)は、空間領域の資源をシンボル単位で交互に使用する方式を示し、一つの伝送ブロックが、伝送時に空間領域の資源を2レイヤ単位で遷移して使用する場合を示す。また、図15の(b)は、一つの伝送ブロックが、伝送時に空間領域の資源を1レイヤ単位で遷移して使用する場合を示す。
図14及び図15に例示した資源割当て方法による場合、一つの伝送シンボルの観点で、一つのレイヤには一つの伝送ブロックから分割された符号ブロックだけが存在するため、他のレイヤを通して受信された信号を除去するための干渉除去方式を使用して受信性能を向上させることができる。
上述したように、レイヤ単位の遷移は、アップリンク信号を送信するにおいて、DFTを行う前に行ってもよいし,IFFTを行った後で行ってもよい。DFTを行う前にレイヤ単位の遷移が行われることがより望ましい。
以上、本発明の実施例に係る多重アンテナシステムにおいてアップリンク信号を送信するための資源割当て方法を説明した。現在のLTE標準文書には、アップリンク信号の資源割当て方法は、ダウンリンク信号の資源割当て方法の延長線上に記述されている。すなわち、アップリンク信号を送信する場合、時間領域の資源を優先的に使用して信号を伝送することが望ましいが、周波数領域の資源を優先的に使用して信号を送信する方法が記述されている。これは、次のとおり説明される。
スケジューリングされた資源で送信できる変調シンボルの数をHとすると、上記スケジューリングされた資源を通して送信できるビット数Dは、H・logQになる。ここで、Qは変調次数を意味する。例えば、BSPKの場合はQが2であり、QPSKである場合はQが4であり、16QAMである場合はQが16である。変調シンボルは、実際の送信単位(例えば、資源要素(RE))にマッピングするために、チャネルインタリーバを通過する。
チャネルインタリーバの列の個数を、特定時間送信単位に含まれるデータを伝送するためのシンボルの個数(Nsymb)と仮定する。例えば、1msの伝送単位に14個のシンボルがあり、2シンボルをチャネル推定のために参照シンボルとして使用する場合、チャネルインタリーバの列の個数(C)は、参照シンボルの個数を除いたデータシンボルの個数である12個になる。
また、チャネルインタリーバは、変調シンボル単位でインタリーブを行うため、Q変調次数を使用するとき、下記の数式1のようにlogQ個のビット単位で処理する。
(式1)
Figure 2012516614
数式2において、qは符号化されたビットである。
このとき、チャネルインタリーバの行の個数(R)は、
Figure 2012516614
になる。このとき、
Figure 2012516614
とすると、チャネルインタリーバは、下記の数式2のように表現することができる。
(式2)
Figure 2012516614
ここで、gは、一つの変調シンボルをなす符号化されたビット列を示すベクトルである。数式2によって、チャネルインタリーバの入力データは、行ごとに書き込まれた後、列ごとに読み出される。
すなわち、入力データyに対して
Figure 2012516614
が得られ、出力はy,y,・・・,y(R’−1)・C,y,・・・,yR’C−2,yR’・C−1となる。
このようなチャネルインタリーバを通過した後、シンボルを時間及び周波数領域の資源にマッピングするとき、周波数領域の資源から順にマッピングすると、符号化されたビット列の観点では、時間領域の資源からマッピングされる効果が発生する。チャネルインタリーバの全体のサイズは変調シンボルの個数であり、時間及び周波数領域の資源の積に相当し、行方向が時間方向を示し、一つの行は一つのシンボルの周波数領域の資源の個数を示すため、時間領域の資源からマッピングされる効果が得られるように、読み出しは列ごとに行われる。
しかし、複数の送受信アンテナを使用する多重アンテナシステムにおいて、複数の空間階層を用いて同時に複数のデータが送信されるとき、効率的な資源マッピングのためにチャネルインタリーバは新しく設計することが望ましい。
一つの符号語又は伝送ブロックが符号化されて同時に送信されるデータストリームの数をLと仮定する。これは、単一符号語方式の一つの伝送符号化チェーン(coding chain)、又は多重符号語方式のいくつかの符号化チェーンに相当する。この場合、図16のように符号化されたビット列を、時間及び周波数領域の資源だけでなく、空間領域の資源にマッピングする必要がある。
図16は、複数の送受信アンテナを使用するシステムのデータ処理の概念図である。図16において、空間的配置(spatial distribution)処理は、変調されたデータシンボルを空間領域の資源に配置する役割をする。
図17は、本発明の実施例によって多重アンテナシステムにおいてアップリンクでデータストリームを送信するための空間的配置を具現した例示図である。特に、図17は、一つの伝送ブロックが二つのレイヤを用いて送信される空間的配置の一実施例を示した図である。図17を参照すると、まず、一つの周波数領域の資源において空間領域の領域に伝送シンボルをマッピングした後、時間領域の資源を用いる。その後、次の周波数領域の資源に対して同一の方法でマッピングする。
本発明は、一つの伝送ブロックのデータストリームがいくつかのレイヤを用いて送信される場合、周波数領域の資源を充填した後、時間軸内の次の周波数領域の資源を充填するマッピング方法を使用するとき、図17に例示したように、符号ブロックをいくつかのレイヤに、時間軸内で一度に一つのシンボルずつマッピングした後、時間軸内の次の周波数領域の資源を充填するチャネルインタリーバの構造を提案する。すなわち、空間領域の資源、時間領域の資源及び周波数領域の資源の順でマッピングが行われる、チャネルインタリーバの構造を提案する。
まず、入力されるビット列ベクトルのサイズを調整する方法を検討する。
一つの伝送ブロックの送信に使用されるレイヤの個数がL個に増加する場合、変調シンボルをマッピングすることができる資源の数はL倍に増加する。これによって、一つのレイヤで送信可能な変調シンボルの数をHとすると、L個のレイヤで送信可能なシンボルの数はH・Lになる。各レイヤごとに独立の変調次数(l=1,…,L)が適用される場合、スケジューリングされた資源を用いて一つの伝送ブロックを送信するために用いられるビット数Dは
Figure 2012516614
になる。したがって、チャネルインタリーバに入力されるビット列の長さが増加するため、入力データのベクトルサイズを
Figure 2012516614
に増加させると、一つのレイヤを通して送信する場合のチャネルインタリーバに比べて、構成を大きく変化させないで、資源を効率的にマッピングすることができる。
インタリーバの列の数CはNsymbに固定され、行の数は
Figure 2012516614
になる。このとき、
Figure 2012516614
とすると、数式2のチャネルインタリーバに入力されるビット列ベクトルは、下記の数式3のように拡張することができ、数式2のチャネルインタリーバの構造をそのまま多重アンテナシステムに適用することができる。
(式3)
Figure 2012516614
数式3において、q は、l番目のレイヤで送信される符号化されたビットを表す。すなわち、入力データyに関してg=yが得られ、出力はy,y,・・・,y(R’−1)・C,y,・・・,yR’C−2,yR’・C−1のようになる。ビットベクトルgは、それぞれlog(l=1,・・・,L)個のビットからなるL個の変調シンボルになる。
すなわち、入力ビット列ベクトルのサイズを調整することによって、たとえ従来のチャネルインタリーバを使用しても、図17のようなマッピングを具現することができる。
他の実施例として、すべてのレイヤに適用される変調次数がQに等しい場合は、入力ベクトルが下記の数式4のようになる。
(式4)
Figure 2012516614
すべてのレイヤで同一の変調次数を使用するとき、すなわち、Q1=Q2=・・・=Ql=Qであるとき、行の個数Rは
Figure 2012516614
であり、R’は
Figure 2012516614
である。
次に、チャネルインタリーバのビットベクトルの数を調整する方法を検討する。
一つの伝送ブロックを送信するために使用されるレイヤの個数がLであり、チャネルインタリーバの列の個数がNsymbであり、レイヤにQ(l=1,・・・,L)の変調次数が適用されると仮定すると、行の個数Rは
Figure 2012516614
になる。
このとき、
Figure 2012516614
と定義すると、チャネルインタリーバは、次の数式5のように表現することができる。
(式5)
Figure 2012516614
数式5において、gは、一つの変調シンボルを構成するビット列を示すベクトルである。下記の数式6がl番目のレイヤで送信されるビット列ベクトルである場合、チャネルインタリーバの入力はg =y であり、出力は列ごと行われる。
(式6)
Figure 2012516614
このとき、チャネルインタリーバの出力は、y ,y ,・・・,y ,y ,y ,・・・,y ,・・・,y R’C−1,y R’C−1,・・・,y R’C−1のようになる。すなわち、チャネルインタリーバのビットベクトルの数を調整することによって、図17のようなマッピングを具現することができる。
一方、すべてのレイヤで同一の変調次数を使用するとき、すなわち、Q=Q=・・・=Q=Qであるとき、
Figure 2012516614
Figure 2012516614
が得られる。
以上の内容は、HARQ関連情報、CQI/PMI/RIのような制御情報が共に送信されないマッピング方法に関するものである。HARQ情報、CQI/PMI/RI情報と共にユーザデータを送信する場合は、次の規則に従ってマッピングする。CQI/PMIは、ユーザデータと同一の変調方式を使用すると仮定する。まず、RI情報をチャネルインタリーバの特定位置にマッピングした後、ユーザデータをRI情報がマッピングされていないチャネルインタリーバの残りの位置にマッピングする。最後に、HARQ関連情報を特定位置にマッピングする。このとき、HARQ関連情報に予めマッピングされていたデータはパンクチャされる。RI情報及びHARQ関連情報がマッピングされる位置は、互いに重ならない。
図18は、本発明の一実施例に係る端末装置の構成図を例示する。
図18を参照すると、端末装置1800は、プロセッサ1810、メモリ1820、RFモジュール1830、ディスプレイモジュール1840及びユーザインターフェースモジュール1850を含む。
端末装置1800は、説明の便宜のために図示されたもので、一部のモジュールは省略可能である。また、端末装置1800は、必要なモジュールを更に含んでもよい。また、端末装置1800において、一部のモジュールは、より細分化されたモジュールに区分してもよい。プロセッサ1810は、図面を参照して例示した本発明の実施例に係る動作を行うように構成される。
具体的には、プロセッサ1810は、制御信号及びデータ信号を多重化するために必要な動作を行うことができる。プロセッサ1810の詳細な動作は、図1〜図17を参照して記載したとおりである。
メモリ1820は、プロセッサ1810に接続され、オペレーティングシステム、アプリケーション、プログラムコード、データなどを記憶する。RFモジュール1830は、プロセッサ1810に接続され、基底帯域信号を無線信号に変換したり、無線信号を基底帯域信号に変換したりする機能を行う。RFモジュール1830は、アナログ変換、増幅、フィルタリング及び周波数上方変換又はこれらの逆処理を行う。ディスプレイモジュール1840は、プロセッサ1810に接続され、多様な情報を表示する。ディスプレイモジュール1840は、これに制限されるものではなく、液晶(LCD)、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)のようなよく知られた要素を使用してもよい。ユーザインターフェースモジュール1850は、プロセッサ1810と接続され、キーパッド、タッチスクリーンなどのようなよく知られたユーザインターフェースの組み合わせで構成することができる。
以上説明した各実施例は、本発明の各構成要素と特徴が所定形態に結合されたものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮されなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合されない形態で実施され得る。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することも可能である。本発明の各実施例で説明する各動作の順序は変更可能である。一つの実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含めてもよいし、他の実施例の対応する構成又は特徴に置き換えてもよい。特許請求の範囲で明示的な引用関係のない各請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項を含ませることができることは自明である。
本明細書において、本発明の各実施例は、主に端末と基地局との間のデータ送受信関係を中心に説明した。本明細書において基地局によって行われると説明した特定動作は、場合によってはその上位ノードによって行うことができる。すなわち、基地局を含む複数のネットワークノードからなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる多様な動作は、基地局又は基地局以外の他のネットワークノードによって行えることは自明である。基地局は、固定局、ノードB、強化ノードB(eNB)、アクセスポイントなどの用語に置き換えてもよい。また、端末は、ユーザ装置(UE)、移動機(MS)、移動体加入者局(MSS)などの用語に置き換えてもよい。
本発明に係る実施例は、多様な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現することができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、1又は複数の特定用途集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上説明した機能又は各動作を行うモジュール、手順又は関数などの形態で具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶されてプロセッサによって駆動され得る。上記メモリユニットは、上記プロセッサの内部又は外部に位置し、既に公知の多様な手段によって上記プロセッサとデータを取り交わすことができる。
本発明がその特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化され得ることは、当業者にとって自明である。したがって、上記の詳細な説明は、すべての面で制限的に解釈されてはならなく、例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的な解釈によって決定されなければならず、本発明の均等な範囲内でのすべての変更は本発明の範囲に含まれる。
上述したような多重アンテナ無線通信システムにおいて、アップリンク信号を送信するための資源を割り当てる方法及びその装置は、3GPP LTEシステムに適用される例を中心に説明したが、3GPP LTEシステムの他にも、類似するDFT処理を適用し、アップリンク信号を送信する多様な多重アンテナ無線通信システムに適用可能である。

Claims (14)

  1. 多重アンテナ(MIMO)無線通信システムにおいて、端末が信号を送信するための資源を割り当てる方法であって、
    第1の伝送ブロックに、第1の単一搬送波周波数分割多元接続(SC―FDMA)シンボルに対応する複数の空間資源のうち、1又は複数の空間資源を割り当てるステップと、
    第2の伝送ブロックに、前記第1の単一搬送波周波数分割多元接続シンボルに対応する前記複数の空間資源のうち、1又は複数の他の空間資源を割り当てるステップと、
    前記第1の伝送ブロック及び前記第2の伝送ブロックに、第2の単一搬送波周波数分割多元接続シンボルに対応する空間資源を割り当てるステップと、
    有する方法。
  2. 前記1又は複数の空間資源は第1の空間資源及び第2の空間資源を含み、
    前記1又は複数の他の空間資源は第3の空間資源及び第4の空間資源を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の空間資源のうち、1又は複数の空間資源を割り当てるステップは、
    前記第1の伝送ブロックに、前記第1の空間資源に含まれた第1の周波数資源と、前記第2の空間資源に含まれた第1の周波数資源とを割り当てるステップを含み、
    前記複数の空間資源のうち、1又は複数の他の空間資源を割り当てるステップは、
    前記第2の伝送ブロックに、前記第3の空間資源に含まれた第1の周波数資源と、前記第4の空間資源に含まれた第1の周波数資源とを割り当てるステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 特定単位のサブフレームに含まれた前記第1の周波数資源をすべて割り当てた場合、
    前記第1の空間資源及び前記第2の空間資源を割り当てるステップは、
    前記第1の伝送ブロックに、前記第1の空間資源に含まれた第2の周波数資源と、前記第2の空間資源に含まれた第2の周波数資源とを割り当てるステップを含み、
    前記第3の空間資源及び前記第4の空間資源を割り当てるステップは、
    前記第2の伝送ブロックに、前記第3の空間資源に含まれた第2の周波数資源と、前記第4の空間資源に含まれた第2の周波数資源とを割り当てるステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の伝送ブロック及び前記第2の伝送ブロックに割り当てられる空間資源は、単一搬送波周波数分割多元接続シンボルの数が増加するに従って、所定個数の空間資源単位で遷移される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記所定個数の空間資源単位は1レイヤ単位である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記所定個数の空間資源単位は2レイヤ単位である、請求項5に記載の方法。
  8. 多重アンテナ(MIMO)無線通信システムの端末装置であって、
    第1の伝送ブロックに、第1の単一搬送波周波数分割多元接続(SC―FDMA)シンボルに対応する複数の空間資源のうち、1又は複数の空間資源を割り当て、第2の伝送ブロックに、前記第1の単一搬送波周波数分割多元接続シンボルに対応する前記複数の空間資源のうち、1又は複数の他の空間資源を割り当てた後、前記第1の伝送ブロック及び前記第2の伝送ブロックに、第2の単一搬送波周波数分割多元接続シンボルに対応する空間資源を割り当てるように構成されたプロセッサと、
    前記の割り当てられた資源を用いて、前記第1の伝送ブロック及び前記第2の伝送ブロックを前記多重アンテナを介して送信するように構成された送信モジュールと、を備える端末装置。
  9. 前記1又は複数の空間資源は第1の空間資源及び第2の空間資源を含み、
    前記1又は複数の他の空間資源は第3の空間資源及び第4の空間資源を含む、請求項8に記載の端末装置。
  10. 前記プロセッサは、
    前記第1の伝送ブロックに、前記第1の空間資源及び前記第2の空間資源を割り当てる場合、
    前記第1の伝送ブロックに、前記第1の空間資源に含まれた第1の周波数資源と、前記第2の空間資源に含まれた第1の周波数資源とを割り当て、
    前記第2の伝送ブロックに、前記第3の空間資源及び第4の空間資源を割り当てる場合、前記第2の伝送ブロックに、前記第3の空間資源に含まれた第1の周波数資源と、前記第4の空間資源に含まれた第1の周波数資源とを割り当てる、請求項9に記載の端末装置。
  11. 前記プロセッサは、
    特定単位のサブフレームに含まれた前記第1の周波数資源をすべて割り当てた場合、
    前記第1の伝送ブロックに前記第1の空間資源及び前記第2の空間資源を割り当てるときは、前記第1の伝送ブロックに、前記第1の空間資源に含まれた第2の周波数資源と、前記第2の空間資源に含まれた第2の周波数資源とを割り当て、
    前記第2の伝送ブロックに前記第3の空間資源及び第4の空間資源を割り当てるときは、前記第2の伝送ブロックに、前記第3の空間資源に含まれた第2の周波数資源と、前記第4の空間資源に含まれた第2の周波数資源とを割り当てる、請求項10に記載の端末装置。
  12. 前記プロセッサは、
    前記第1の伝送ブロック及び前記第2の伝送ブロックに割り当てられる空間資源を、単一搬送波周波数分割多元接続シンボルの数が増加するに従って、所定個数の空間資源単位で遷移する、請求項8に記載の端末装置。
  13. 前記プロセッサは前記遷移を1レイヤ単位で行う、請求項12に記載の端末装置。
  14. 前記プロセッサは前記遷移を2レイヤ単位で行う、請求項12に記載の端末装置。
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