JP2012508613A - 歯科補てつを形成する方法およびシステム - Google Patents

歯科補てつを形成する方法およびシステム Download PDF

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Abstract

補てつおよび/または完全な修復物を形成するのに使用されるシステムおよび方法であって、3D表面モデルまたは3D体積モデルのような歯のデジタルモデルを得て、デジタルモデルを処理して仮想のモデルを得て、デジタル補てつおよび/または完全な修復物を含む仮想の型を形成し、この型を補てつおよび/または完全な修復物を形成するのに使用する。プムグラムされたサーバーのような処理回路が、歯のデジタルデータを得て、仮想の型を形成するために使用できる。迅速製造装置が、補てつおよび/または完全な修復物を形成するのに使用できる。
【選択図】図4

Description

本明細書に記載された実施態様は、一般に人工インプラント構成システムおよびその方法に関する。特には三次元映像を使用した補てつ物/完全な修復物を形成するためのコンピュータで実施される人工インプラントシステムおよびその方法に関する。
発明の背景
多くの外科手法は、患者の柔組織または骨組織への、高い精度と正確性を有して患者に解剖学的に適合することが必要である補てつおよび他の人工装置の一時的または永久的な挿入に関する。そのような用途の1つは移植歯科医師に関係し、1種以上のインプラントが患者の失われた1つ以上の本当の歯をシミュレートして、置き換えるように設計された補てつを受容し、支持し、例えば完全に復元するために、患者の顎骨の中に外科的に置かれる。完全にうまくいくために、インプラント手順が存在する骨の構造および歯列により決定される厳格な配置、向き、およびサイズへの要求に応じて接着されなければならないことは周知である。ここで外科的に配置されたインプラント上にフィットされる補てつは、たとえば、隣接する歯の位置、形状およびサイズを含む、患者の解剖学的なジオメトリーに正確に追従するように設計され、賦形され、サイズが決定される。また支持するインプラントの主軸の正確な向きと高い精度で変移しなければならない。
これらの厳しい必要条件を満たすための従来方法は、患者の顎と歯列状態のモデルの創造を提供する。モデルの作成は、患者の歯列状態のいわゆる「圧跡」を取り込むことを含み、全体の歯列弓を含む患者の口内の歯の周りおよび上に置かれた可鍛性物質を使用する。インプラントの外科的な挿入に続いて、通常この圧痕を取る。典型的には、圧痕コーピングと呼ばれる参照成分は、通常、挿入されたインプラントの外側の先端に付けられて、インプラントの位置と方向定位を参照するのに役立つ。それに続いて、圧痕に基づく型から作られたモデルが、患者の顎のインプラントをモデル化するためにいわゆる「アナログ」のインプラントに組み込まれ、インプラントのための人工器管が、説明したようにして作られたモデルのジオメトリーに基づいて設計され、製造されるだろう。
実際には上で説明した従来の手順は多数の困難と短所がある。歯科開業医が歯の圧痕を取り、寸法誤差と位置の誤差を一貫して有していないモデルを得ることは不可能であると立証された。近年、従来のインプラント歯科医師操作のこれらのその周知の問題を解決するために、イメージベースのモデリング技法を使用する努力が為された。例えば、歯の、および歯科矯正の治療を助けるツールとして二次元的(2D)、および立体的な(3D)デジタル画像技術が開発されている。これらの取り組みでは、患者の口についてイメージを撮り、歯科治療を助けるのに三次元映像を使用する。しかしながら、正確に形成された補てつおよび/または完全な修復をもたらすことができる歯科医療の分野での許容できる三次元画像化のテクニックについての高い精度の要求にはこれまでのところ、応えられていない。
説明される実施態様は、歯科医師と関連する医療用途において補てつ/完全な修復物を形成するように設計された三次元ベースのモデリング技法に関連する。
補てつ/完全な修復物を製造するための1つのテクニックは、デジタル生歯モデルを得ること;
得られたデジタル生歯モデル(dentition model)を使用して、補てつ(prosthesis)および/または完全な修復物(complete restoration)の仮想モデルを形成すること;
仮想モデルを使用して、補てつおよび/または完全な修復物を構成することを含む。
プログラムされたコンピュータなどの処理回路は、デジタル生歯モデルを得て、仮想モデルを創造するのに使用される。ステレオリソグラフィーマシンなどの迅速生産装置は、補てつ/完全な修復物を構成するのに一般的に使用される。いくつかの履行では、処理回路は、生歯の三次元表面モデルを受け取って、三次元表面モデルから三次元の体積画像モデル(volumetric image model)を作成する。言い換えれば、三次元画像処理ソフトウェアは好ましくはアルゴリズムを含み、任意の走査手段により得られた3D画像データを翻訳し、補てつ/完全な修復物を構成する仮想(virtual)の三次元模型を作成する。
図1は本明細書に記載された実施態様の要素のイラストである。 図2は、本明細書に記載された実施態様のフローチャートである。
図3は本明細書に記載された実施態様の要素のイラストである。
図4は、本明細書に記載された実施態様のフローチャートである。
図5は本明細書に記載された実施態様の要素のイラストである。
図6は、本明細書に記載された実施態様のフローチャートである。
図7は、本明細書に記載された別の実施態様のフローチャートである。
図8は、本明細書に記載された別の実施態様のフローチャートである。
図9は本明細書に記載された実施態様の要素のイラストである。
図10は、本明細書に記載された実施態様のフローチャートである。
図11は、本明細書に記載された実施態様のイラストである。
図12は、本明細書に記載された実施態様を含むプロセッサシステムである。
発明の詳細な説明
本明細書で議論される実施態様は、補てつを製造するテクニックとシステムを提供する。以下の詳細な説明では、その一部を形成する添付図面を参照して、実例として具体的実施態様を例示する。これらの実施態様では、当業者が製造し使用できる程度に詳細に説明がされ、具体的な実施態様については構造的、理論的、または手順の変更を加えることができる。
本明細書に記載された実施態様は、補てつ/完全な修復物を構成するための方法およびシステムに関し、個々の歯と歯を囲む歯肉組織を含む患者の生歯の個々の部分をモデル化する3Dデジタルデータセットを受け取り、それらから仮想モデル生成し、仮想の補てつ/完全な修復物を迅速生産装置に提供し、補てつ/完全な修復物を構成することを含む。また、実施態様は患者のために補てつ/完全な修復物を設計して、製造する際に3Dデジタルデータセットを使用するためのコンピュータで実施されるテクニックについて説明する。
そのようなテクニックの1つは、治療の前の患者の歯を表す初期の3Dデジタルデータセットを受けること;患者の歯についての示された希望の治療、すなわち、クライアントの細目(client specification)、および患者の歯の欠陥を治す、必要な補てつを形成することを含んでいる。しばしば初期の3Dデジタルデータセットは、光学的に直接物理的な生歯モデルまたは患者の歯をスキャンすることによって得るか、または他の画像技術で得るボクセル表現(voxel representation)である。
本明細書に記載された実施態様は、医学および歯科治療の用途のために特に好適であり、そのための使用が意図される。特にはインプラント歯科治療と関連用途の分野での使用に適している。人工インプラント、すなわち補てつおよび/または完全な修復物は、欠損歯の修復物をサポートするために使用される。例えば、インプラント固定具は歯科医師によって患者に外科的に移植される。これらの人工インプラントは典型的には橋脚歯とクラウンで通常「修復」される。すなわち、患者の顎へのインプラント固定具の成功裏での移植に続いて、橋脚歯とクラウンを含む補てつは、インプラントされた固定具に取り付けられ、患者の本当の歯の修復物を患者に提供する。重要な態様では、本明細書に記載された方法とシステムは、補てつ/完全な修復物のデザイナー/メーカー/供給者が、口腔環境と関連してインプラントの位置と方向定位を正確に測定することを可能とし、そのため必要な補てつを、非常に高い精度と正確性を有し、患者の解剖的特徴と存在する生歯のためにカスタマイズされた、所望の補てつを設計して、組み立てることを可能にする
実施態様では、三次元表面を表すポイントクラウド(point cloud)を生成する任意の3Dデジタルデータ取得手段の使用が可能である。そのようなデータ取得手段は、例えば携帯式またはフレームで固定された三次元レーザースキャナ、普通のデジタルカメラ、超音波X線機器、デスクトップスキャナまたは実際に歯科用途に適合する任意の画像装置であることができる。説明している実施態様で使用可能なイメージデータ取得手段は商業ソースから容易に入手できる。たとえば医療グレードCTの三次元レーザースキャナがあげられる。実施態様の実施に際しては、以下で説明するように、空間情報(すなわち、3Dデジタルデータ)を口腔内走査により直接得て、次に、処理できる。しかしながら、代替手段としては、患者の生歯について圧痕を取って、圧痕から作られたマスター模型の形で生歯を模写する慣行的実務に基づいて実施態様を使用できることが理解されるべきである。
図1は、補てつ生成における使用のための、患者の生歯の例示の3Dデジタルデータセットから取られた部分的なスライス100(ボクセル表現)を示している。ボクセル表現におけるそれぞれのイメージスライス100は、1つのボクセルの厚みを持っていて、明るい色(例えば、白)のボクセル110と暗い色(例えば、黒)のボクセル120の両方を含んでいる。明るい色のボクセルは患者の生歯を表し、多くの場合、選択した治療ステージでの患者の生歯を模写する。そして、暗い色ボクセルは背景画像を表す。本明細書に説明された仮想モデルと仮想の補てつおよび/または完全な修復物を製造するためのコンピュータで実施された方法は、それぞれの連続したイメージスライス100を分析し、明るい色のボクセルを特定し、明るい色のボクセルに対応する位置で仮想の表面を作成することによって、一度に仮想モデル1層を構成する。
図2は仮想の補てつおよび/または完全な修復物を製造するためのコンピュータで実施されたテクニックの実施態様を示す。このテクニックでは、サーバ(すなわち、コンピュータ)は、最初に3Dデジタルデータセット、例えば患者の生歯のモデルを具現化するデジタルデータセットを受け取るか、または作成する(ステップ210)。サーバーはついで3Dデジタルデータセットを処理し、患者の生歯の仮想モデルを形成する(ステップ220)。ついで仮想の型、すなわち、仮想の補てつおよび/または完全な修復物を形成する(ステップ230)。仮想の型がいったん形成されると、サーバは作成された仮想の型を、ステレオリトグラフィマシン(stereolithography machine)またはレーザ技術ネット成形加工機(laser engineer net shaping machine)のような迅速生産装置に送り、実際の物理的な補てつおよび/または完全な修復物の構成において使用する(ステップ240)。
迅速生産システムは、層状に形成することにより直接CADモデル(または、他の公知のモデル)から作ることに(以下で、説明する)によって、対象物のモデルを創造する付加的な製造プロセスであることができる。
図3−7は、図2のテクニックの具体的例を示す。上記のように、サーバは患者の生歯の3Dデジタルデータセットを受け取る(ステップ210)。この例では、3D幾何的表面モデル390である(図3)。受け取られた3D幾何的表面モデル390は、デジタルデータセットの特徴を表すデータ点のクラウドを捕らえることができる任意の適当な走査手段から作られ、受け取ることができる。データセットは、たとえば「DICOM」、「STL」、「PLY」、「IGES」、「STEP」などの異なった多くのデータタイプでフォーマットできる。
そのような走査は生歯を全体としてカバーするために、患者の生歯を集合的に含む複数の重なりあったイメージを得ることを通常必要とする。様々な方法がこれらの別々のイメージから全体のモデルを再作成するために知られている。そのような方法の1つでは、カメラに関して複数の位置と方向からイメージを得て、モデルの位置に関する正確な情報を使用する。また、市販の三次元画像処理ソフトウェアはイメージの重複領域を合わせることによって、個々のスキャンを結合して一つの3D幾何的表面モデルを得るツールを提供する。好適な実施例では、患者の生歯は、三次元スキャナ(順不同のASCIIテキスト形式として通常集められるが、任意の三次元のポイントデータの集合も使用できる)を使用してスキャンされて、3Dデジタルデータセット、すなわち、3D幾何的表面モデルまたは3Dの体積モデル(望ましくは「DICOM」ファイル)にされ、イメージソフトウェアを使用して、サーバに送信される。
必要であるなら、サーバは受信した患者の生歯の3D幾何的表面モデルを3D体積モデルに変換できる。代替の履行では、サーバは、直接患者の生歯の体積モデルを受け取ることができる。したがって、3D幾何的表面モデルから体積モデルを作成する必要はない。
図4は仮想モデルを製造するためのコンピュータで実施されたテクニック400の実施態様を示す。サーバは、受信した体積モデルを使用して希望の仮想モデルを作成する(ステップ220)。効率的なコンピュータ・コードを使用した完全に自動化されたプロセスにおいて、患者の生歯と補てつの仮想モデルを構成するこのプロセスを迅速に実行できる。上で説明したように、図4を参照する。サーバは3Dデジタルデータセットを受け取る(ステップ210)。一度、サーバが3Dデジタルデータセットを受信すると、サーバは患者の生歯の仮想モデルをデジタル的に作成し(ステップ220)、次に、デジタル補てつの要素を含む仮想の型をデジタル的に作成する(ステップ402および404)。
例えば、ユーザが、骨延伸プレート(bone distraction plate)などの補てつを作成することを希望する場合(例えば、骨延伸プレートは米国仮出願No.61/064,377に開示されており、この出願はその全体が参照され組み込まれる)、ユーザはクライアント細目と同様に3Dデジタルデータセットを提供するだろう。3Dデジタルデータセットとクライアント細目を受け取ると、仮想モデルが作成される(ステップ220)。ついで、クライアント細目を使用して、プレート要素(ステップ402)およびエキスパンション要素(ステップ404)が作成されるだろう。ステップ402では、予定された仮想のピンとハウジングメンバーが、記憶媒体から選ばれ、プレート要素を構成する。ピンとハウジングメンバーは、特異的に骨延伸プレートのために設計された標準的な機械的断片を含む。ステップ404では、エキスパンション要素が作成される。エキスパンション要素は、患者の生歯に特異的に設計されて、合わされる。そして、ステップ405では、デジタルプレートと摘出要素は、患者の生歯の仮想モデルと結合され(ステップ220)、仮想の型590を作成する(図5)。仮想の型590は補てつの迅速生産のための立体的な青写真として機能する。ステップ240では、完成した仮想の型590は迅速生産装置へ出力される。完成した仮想の型590はある厚さ(通常0.1〜0.25mm)の層のスライスを含み、それらの二次元プロフィールは三角にされた(モザイク模様の)形式、たとえば「.STL」で格納される。
迅速生産システムは、コンピュータ制御の下で層の生成を実行するための操作マシンとコンピュータCADシステムの組み合わせから成る。コンピュータは、受信された「.STL」データまたは他のデジタルデータセットを機械データ変換する。該データは操作マシンに送られ、部品、すなわち補てつのそれぞれの層を、具体的製作過程により生成する。プロセスは多くの回数繰り返され、たとえば1層ごとに、付加的な製造で補てつが形成される。最終段階は仕上げ工程であり、マシンから補てつを取り外して、支持部材を取り外して、必要なクリーニングまたは表面仕上げを行う。外観を良くするために、補てつのつや出し、シーリング、または塗装することができる。ある態様では、付加的な製造は減算の製造に関連する。しばしば多くの異なったステップと切削手段の変更により、コンピュータにより制御された旋盤またはミリングなどの切削機械を使用して所定の形状に切削する。付加的な製造(additive manufacturing)では、生成プロセスは、切り取ることの代わりに材料を加えることによって系統的に補てつを組立て、はるかに広範な形が実現でき、空洞または複雑な幾何学形状のような、機械加工するのが難しいかまたは不可能な形を形成できる。
図6はサーバによって行われたカスタマイズされたステップ230のフローチャートを示す。カスタマイズされたステップ230はプレート要素とエキスパンション要素のデジタル製造を含む(図4のステップ402と404)。それぞれが受信されたクライアント細目に基づいているので、これらのそれぞれのステップはカスタマイズされていると考えられている。例えば、ステップ510では、特定のセットのクライアント細目がいったん考慮されると、それらのクライアント細目に基づくアルゴリズムが形成される。次にステップ520で形成されたアルゴリズムを使用して、プレート要素が作成される。ステップ530では、プレート要素は、挿入されて、並べられる。次にステップ540では、エキスパンション要素が作られ、ステップ550で作成されたプレート要素と一体とされる。作成されたプレート要素がいったん作成されたエキスパンション要素と一体にされると、3Dデジタルデータセットは組み合わされ、仮想の型590を形成する(ステップ405)。
図7は仮想モデルを製造するためのコンピュータで実施されたテクニック900の別の実施態様を示す。サーバは、希望の仮想の型を作成するために、受信された体積モデルとクライアント細目を使用する(ステップ220および230)。画像化された患者の生歯の仮想の型と完全な修復物を構成するこのプロセスは、効率的なコンピュータ・コードを使う完全に自動化されたプロセスで急速に実行できる。別の例として、ユーザが、クラウンまたはブリッジなどの完全な修復物を作成するのを望むなら、ユーザはクライアント細目と同様に3Dデジタルセットを提供するだろう。
図7を参照する。サーバは3Dデジタルデータセットを受信する(ステップ210)。3Dデジタルデータセットとクライアント細目を受信すると、仮想モデルが形成され(ステップ220)、それぞれの歯が作成されるだろう(ステップ940)。それぞれの歯の表現は、歯科材料のボクセル処理と選択的配置を許容し、当初の形と位置から形成された全体の遺伝的歯形または型を製造し、形と位置を再形成する。仮想モデルはステップ940の間に加工され、ボクセル処理による層化を経て最終的な修復物の厚さにされ、希望の形、サイズ、厚さおよび色を含む仮想の型を作成するための希望の歯科材料(例えば、セラミック、アクリル、複合重合体など)の地図を製造する。
図8はサーバによって行われたステップ940のフローチャートを示す。特定のクライアント細目のセットがいったん考慮されると、それらのクライアント細目に基づくアルゴリズムが形成される(ステップ950)。次にステップ960で形成されたアルゴリズムを使用して、スライスバイスライス(例えば、997、998、999)、ピクセルバイピクセル(例えば、991、992、993など)により、患者の生歯のピクセルの仮想のマトリツクス995であって、それぞれのスライスおよび/または、ピクセルに対応する修復材料の異なる種類と色を有するマトリックスが形成される(図9)。インターピクセルおよびインタースライス間の、異なった特殊効果を有する多彩色着色の使用が、より正確に患者の生歯に対応する仮想のマトリツクスを可能とすることが理解されるべきである。ステップ970では、咬交歯の表面のかみ合わせのための機能的な経路と、咀嚼の間の食品の排出のための機能的な隙間が、仮想モデルを使用して形成される。そして、ステップ980では、様々な形成されたアルゴリズムを使用し、適切な食物のかたよりのための輪郭の高さ測定、歯と歯の相関、歯とアーチの相関、アーチとアーチの相関、アーチサイズと歯のサイズの比、上側歯と臼歯との相関、咬合性輪郭、顔の輪郭、頬側輪郭、舌輪郭、中央部の輪郭、遠位部の輪郭、切縁の輪郭、切縁側鼓形空隙(incisal embrasure)、頚部の鼓形空隙、頬側鼓形空隙、および舌側鼓形空隙は、顎運動の間に形成される幾何学的形状輪郭と凹面を発生させるように特に計算される。ステップ990では、形成された仮想のマトリツクス、形成された機能的な経路、隙間、形成された幾何学的形状輪郭、および空間は、再現された1つの歯/複数の歯を作成するために組み合わされる。
再度図7を参照する。再現された1つの歯/複数の歯(ステップ940)は、ついで患者の生歯の仮想モデルに結合され(ステップ220)、仮想の型が形成される(ステップ405)。仮想の型590(図5)は完成した修復物の迅速生産(先に説明した)のための立体的な青写真として機能する。ステップ240では、完成した仮想の型590は迅速生産装置に配備される。上記と同様に、完成した仮想の型590はスライス、すなわち、ある厚さ(通常0.1〜0.25mm)の層を含み、それらの二次元プロフィールは三角にされた(モザイク模様の)形式、例えば、「.STL」で格納される。
図10は例示としての全体的方法600を示し、この方法では仮想の型590を製造するために例示のコンピュータで実施されたテクニック400、900が作動される。先に説明したように、ステップ210では、静的および/または動的なな情報を含む3Dデジタルデータ390が得られる。そして、完全な仮想の修復物および/または補てつ、すなわち仮想の型590を作成するために、(先に説明したように)3Dデジタルデータ390を処理するために、テクニック400、900を行うことができる。仮想の型590がいったん完成されると、それは臨床医にチェックされて、それが正確に設計されているかどうか、クライアント細目に従っているかどうか、必要な目的のために十分であるかどうかが決定される。そうであれば、仮想の型590は許容される。それが許容されない場合には、方法600はテクニック400またはテクニック900に戻り、3Dデジタルデータ390を処理して、別の仮想の型を形成する。仮想の型590が許容されれば、方法600は仮想の型590が迅速生産プラットホームに送られるステップ240に移る。仮想の型590がいったん送られると、迅速生産プラットホームは補てつを形成できる(ステップ640)。補てつを形成するために、青写真として仮想モデルを使用して補てつを形成できる任意の公知の迅速な製造プラットフォームまたはテクニックを使用できることが理解されるべきである。
図11は、システム700が歯科用途において補てつ/完全な修復物を製造する際に使用されることを示す。システム700は、ステレオリトグラフィマシンまたは他の迅速生産システム770のような製造システムと結合された加工ユニット、たとえばプログラムされたサーバ780を含む。サーバ780は3D幾何的表面モデルまたは体積画像モデルのような3Dデジタルデータセット390を、レーザ走査装置または破壊的なスキャニング装置(destructive scanning device)のようなイメージまたは表面収集システム790から受信する。サーバ780は、仮想の型590を形成するために先に説明したように、プロセス400および/または900を使用して、3Dデジタルデータセット390を操作して、ラピッドプロトタイピングシステム770に仮想の型590を渡す。
説明したテクニックを使用するためにどんな具体的ハードウェア要件もないことが理解されるべきである。さらに、必要とされるコンピュータまたはプロセッサのタイプについて、特別な要件もない。当技術分野で公知の任意のハードウェアおよび/またはコンピュータでも説明したテクニックを実施できる。
図12は、プロセッサシステムが仮想モデルを製造するためのプロセスを含むように変更された別のシステム800を示す。補てつ/完全な修復物を製造するためのプロセスで使用されることができるプロセッサシステムの例としては、非制限的例示として、コンピュータシステム、歯のイメージングシステム、マシン製造システム、および他のものを使用することができる。
システム800はプロセス400および/または900を実行する中央演算処理装置(CPU)810を含み、バス820を介して他の様々な装置と接続される。バス820に接続されたいくつかの装置は、システム800からの、または800へのコミニケーションを提供する。例示的に入出力(I/O)装置830が含まれる。バス820に接続された他の装置としてはメモリ870がある。1台の入出力装置830が示されているが、CD−ROM、ハードドライブ、フロッピーディスク、ディスプレイ、キーボード、および他のものなどの複数のI/O装置があってもよい。また、補てつ/完全な修復物を製造するためのプロセスは、プロセッサ、たとえばメモリ、デジタル信号プロセッサ、またはマイクロプロセッサなどと、1つの集積回路内で結合できる。
さらに、コンピュータの読み込み可能な記憶媒体(例えば、ROM)に格納されて、プロセッサによって実行されるソフトウェアプログラムとして本明細書に記載された実施態様は実施できる。コンピュータの読み込み可能な情報は、フロッピーディスク、CD−ROM、ROM、RAM、DVD、HDDまたは他の任意の適当な媒体に格納できる。また、実施態様はユーザ、および/または他のパーティによりコンピュータにプログラムすることが可能であり、またインターネットブラウザの一部であることができることが理解されるべきである。
添付図面を参照して本発明の具体的好適実施例について説明したが、本発明はそれらの正確な実施態様に限定されず、当業者が特許請求の範囲で定義される本発明の範囲または趣旨から逸脱せずに様々な変化と変更を行うことができることが理解されるべきである。
多くの例と関連して本発明について説明したが、それらの例は本発明を決して限定するものではない。三次元イメージを取り扱うすべてのシステム、産業または分野にも本発明を適用できる。また、歯科用途に関連するどんな製造システムにも本発明を適用できる。また、3Dデジタルデータセットが得られる方法または、データを得るのに使用される装置のタイプは上記の説明した例に制限されない。また、仮想モデルが送られるか、または生成される方法、または仮想モデルを製造するのに使用される装置のタイプが上記の説明した例に制限されないことも理解されるべきである。

Claims (20)

  1. 以下を含む、補てつの仮想モデルを製造する方法:
    デジタルデータセットを受信する工程;
    該受信されたデジタルデータセットを処理する工程;
    患者の生歯の仮想モデルを形成する工程;
    該仮想モデルを加工する工程;および
    補てつの仮想の型を形成する工程。
  2. 形成された仮想の型を迅速生産装置に出力する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
  3. 該デジタルデータセットを受信する工程が、3D幾何的表面モデルを受信することを含む、請求項1記載の方法。
  4. 該デジタルデータセットを受信する工程が、体積モデルを受信することを含む、請求項1記載の方法。
  5. デジタルデータセットを形成するために患者の生歯をスキャンすることをさらに含む、請求項1記載の方法。
  6. 補てつは歯科補てつであり、該仮想モデルを加工する工程が、
    プレート要素とエキスパンション要素を作成すること、および
    該仮想の型を形成するために該仮想モデル、前記の作成されたプレート要素およびエキスパンション要素を結合することを含む、請求項1記載の方法。
  7. 前記のプレート要素を作成する工程が、予定された仮想のピンとハウジングメンバーを選ぶことを含む、請求項6記載の方法。
  8. 前記の仮想の型を形成する工程が、仮想の骨延伸骨プレートを形成することを含む、請求項1記載の方法。
  9. 前記の形成された仮想の型を使用して補てつを構成することをさらに含む、請求項2記載の方法。
  10. 以下を含む、完全な修復物を形成する方法:
    患者の生歯の静的および動的な情報を得る工程;
    該静的および動的な情報を処理する工程;
    該処理された静的および動的な情報を使用して仮想モデルを形成する工程;
    該仮想モデルを加工して仮想の型を形成する工程;
    迅速生産プラットホームに該仮想の型を出力する工程;および
    該仮想の型を使用して完全な修復物を形成する工程。
  11. 以下を含む、補てつを形成するシステム:
    患者の生歯の体積モデルを表すデジタルデータセットを受信する画像獲得システム;
    前記の受信されたデジタルデータセットを処理して仮想の型を作成するためのサーバ;および
    前記の形成された仮想の型を使用して補てつを構成する迅速生産システム。
  12. 該画像獲得システムが携帯口腔内スキャナである、請求項11記載のシステム。
  13. 該画像獲得システムがX線機器である、特許請求の範囲11のシステム。
  14. 該サーバがパーソナルコンピュータである、請求項11記載のシステム。
  15. 該迅速生産システムがステレオリトグラフィマシンである、請求項11記載のシステム。
  16. 以下を含む、完全な修復物を製造するシステム:
    静的および動的な情報を得て、該静的および動的な情報を処理し、該処理された静的および動的な情報を使用して仮想の型を作成し、該仮想の型を送るためのプロセッサ:および
    該仮想の型を受信し、該仮想の型を使用して完全な修復物を形成する迅速生産システム。
  17. コンピュータ処理方法であって、
    実行されると、受信されたデジタルデータセットを処理し、
    補てつの仮想の型を形成する、コンピュータの読み込み可能な記憶媒体に格納された方法。
  18. 該仮想の型を形成する工程が、仮想の骨延伸プレートを形成することを含む、請求項17記載の方法。
  19. 該補てつは歯科補てつであり、該受信されたデジタルデータセットを処理する工程が、
    プレート要素とエキスパンション要素を作成する工程、および
    該受信されたデジタルデータセット、前記の作成されたプレート要素およびエキスパンション要素を組み合わせる工程を含む、請求項18記載の方法。
  20. 該プレート要素を作成する工程が、予定された仮想のピンとハウジングメンバーを選ぶ工程を含む、請求項19記載の方法。
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