JP2012507941A - 複数の基地局と同期されるモバイルデバイスにおけるページング周期 - Google Patents

Abstract

本開示のある実施形態は、十分な信号強度又は信号品質を備える一またはそれ以上の隣接するＢＳと同様に、サービング基地局（ＢＳ）のページングインターバルを移動局（ＭＳ）が監視することを可能にしてもよい。複数のＢＳのページングインターバルをモニタリングすることは、ページング成功率の向上を助長するかもしれない。

Description

本開示のある実施形態は、一般的にワイヤレス通信に関連し、特に、アイドルモード・ハンドオフ手順に関する。

ある実施形態は、ページング使用不可ウィンドウの間、コンポーネントがパワーダウンされるアイドルモードにおける移動局によってページングメッセージをモニタリングするための方法を提供する。方法は、一般的に、ページングメッセージをモニタするために基地局のページモニタリングセットを維持することと、アイドルモードのリスニングインターバルの間、ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングすることとを含み、リスニングインターバルは、ページモニタリングセット内の基地局のページングインターバルと整合される。

ある実施形態は、ページング使用不可ウィンドウの間、コンポーネントがパワーダウンされるアイドルモードにおける移動局によってページングメッセージをモニタリングするための装置を提供する。装置は、一般的に、ページングメッセージをモニタするために基地局のページモニタリングセットを維持するための論理と、アイドルモードのリスニングインターバルの間、ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングするための論理とを含み、リスニングインターバルは、ページモニタリングセット内の基地局のページングインターバルと整合される。

ある実施形態は、ページング使用不可ウィンドウの間、コンポーネントがパワーダウンされるアイドルモードにおける移動局によってページングメッセージをモニタリングするための装置を提供する。装置は、一般的に、ページングメッセージをモニタするために基地局のページモニタリングセットを維持するための手段と、アイドルモードのリスニングインターバルの間、ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングするための手段とを含み、リスニングインターバルは、ページモニタリングセット内の基地局のページングインターバルと整合される。

ある実施形態は、ページング使用不可ウィンドウの間、コンポーネントがパワーダウンされるアイドルモードにおける移動局によってページングメッセージをモニタリングするためのコンピュータプログラム製品を提供する。このコンピュータプログラム製品は、そこに記憶される命令を有するコンピュータ可読媒体を備え、命令は、一またはそれ以上のプロセッサによって実行可能である。命令は、一般的に、ページングメッセージをモニタするために基地局のページモニタリングセットを維持するための命令と、アイドルモードのリスニングインターバルの間、ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングするための命令とを含み、リスニングインターバルは、ページモニタリングセット内の基地局のページングインターバルと整合される。

ある実施形態において、本明細書に開示されるように、基地局は、一またはそれ以上の規格の電気電子技術者協会（ＩＥＥＥ）８０２．１６ファミリの規格にしたがって通信し得る。

本開示の上記列挙された特徴が詳細に理解されうる方法となるように、上記簡潔に要約された特定の記載が実施形態に言及することによって与えられてもよい。しかしながら、添付された図面がこの開示のある典型的な実施形態のみを例証し、記載がその他の等しく有効な実施例を認めてもよいために、その範囲の制限を考慮しないことには、注意すべきである。
図１は、本開示のある実施形態にしたがって、ワイヤレス通信システムの一例を例証する。 図２は、本開示のある実施形態にしたがって、ワイヤレスデバイスに利用されてもよい様々なコンポーネントを例証する。 図３は、本開示のある実施形態にしたがって、送信機の一例及び受信機の一例を例証する。 図４Ａは、アイドルモードの移動局と２つの基地局との間の交換例を例証する。 図４Ｂは、アイドルモードの移動局と２つの基地局との間の交換例を例証する。 図５は、本開示の実施形態にしたがって、アイドルモード・ハンドオフを実行するための動作の一例を例証する。 図５Ａは、図５に示される動作の一例を実行可能なコンポーネントの一例のブロック図である。 図６Ａは、複数のＢＳのページングサイクルをモニタリングするための異なる技術を例証する。 図６Ｂは、複数のＢＳのページングサイクルをモニタリングするための異なる技術を例証する。 図６Ｃは、複数のＢＳのページングサイクルをモニタリングするための異なる技術を例証する。

モバイルＷｉＭＡＸ規格は、移動局（ＭＳ）が電力を浪費しないためにコンポーネントをパワーダウンしてもよいアイドルモードを定義する。アイドルモードにおいて、ＭＳは、繰り返されるＭＳページング・リスニング（「リスニング」）インターバルにおいてページメッセージをモニタするためのコンポーネントをパワーアップする。一方、ＭＳページング使用不可（「スリープ」）インターバルにおいてコンポーネントをパワーダウンする。

モバイルＷｉＭＡＸネットワークにおいて、各ＷｉＭＡＸフレームは、０からリスタートする前に、最大値に達するまで各フレームを増加させる２４ビットフレーム数をもっている。このフレーム数は、周期的なページングサイクル中のいくつかのページングオフセットにおいて、いつ基地局（ＢＳ）がＢＳブロードキャスト・ページング（ＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶ）メッセージを送るべきかを決定するために用いられうる。ＢＳのページングサイクルと同期するために、下記（１）の場合に、ＭＳはフレーム数ＮからのＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶメッセージをリスンし始めてもよい。

N mod Paging_Cycle = Paging_Offset （１）
残念なことに、各ＷｉＭＡＸ ＢＳのフレーム数は、異なるＢＳが任意の例において異なるフレーム数を有してもよいことを意味するように同期しなくてもよい。これは、等式（１）にしたがって、各ＢＳのページングサイクルが時間内の異なるポイントにおいて生じてもよいことを意味する。その結果、結局ＭＳが現在のサービングＢＳから新しいＢＳにハンドオーバーする（例えば、新しいＢＳのページングインターバルの直後に）。ＭＳは、コールセットアップ遅延の増加をもたらすページメッセージを取りそこなってもよい。

本開示の実施形態は、好適な信号強度または信号品質を備える隣接するＢＳのセットと同様に、ＷｉＭＡＸモバイルデバイスがサービング基地局（ＢＳ）のページングインターバルをモニタすることを可能にしてもよい。以下に記載されるだろうように、複数のＢＳのページングインターバルをモニタリングすることは、ページング成功率の向上を助長してもよい。

典型的なワイヤレス通信システム
「典型的」という用語は、本明細書において「例、実例または例証を提供する」ことを意味するように用いられる。本明細書において「典型的」として説明された任意の実施形態は、必ずしも他の実施形態に対して好適または有利であるとは解釈されない。

本明細書に記載された技術は、直交多重送信スキームに基づいた通信システムを含む様々なブロードバンド・ワイヤレス通信システムのために用いられてもよい。このような通信システムの例は、直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）システム、単一キャリア周波数分割多元接続（ＳＣ−ＦＤＭＡ）システム等を含む。ＯＦＤＭＡシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに分割する変調技術である、直交周波数分割多重送信（ＯＦＤＭ）を利用する。これらサブキャリアは、トーン（tone）、ビン（bin）等と呼ばれてもよい。ＯＦＤＭにおいて、各サブキャリアは単独でデータに変調されてもよい。ＳＣ−ＦＤＭＡシステムは、システム帯域幅を介して分配されるサブキャリア上で送信するためのインタリーブされたＦＤＭＡ（ＩＦＤＭＡ）、隣接したサブキャリアの複数のブロック上で送信するためのローカライズされたＦＤＭＡ（ＬＦＤＭＡ）、または隣接したサブキャリアの複数のブロック上で送信するためのエンハンスされたＦＤＭＡ（ＥＦＤＭＡ）を利用してもよい。概して、変調シンボルは、ＯＦＤＭをもって周波数領域内に及びＳＣ−ＦＤＭＡをもって時間領域内に送られる。

直交多重送信スキームに基づく通信システムのある特定の例がＷｉＭＡＸシステムである。ＷｉＭＡＸ（Worldwide Interoperability for Microwave Access）は、長距離を通じての高処理能力ブロードバンド接続を提供する、規格に基づいたブロードバンド・ワイヤレス技術である。今日、ＷｉＭＡＸの２つの主なアプリケーション、固定ＷｉＭＡＸとモバイルＷｉＭＡＸとがある。固定ＷｉＭＡＸアプリケーションは、例えば、家と会社とのブロードバンド接続を可能にする、ポイント・トゥ・マルチポイントである。モバイルＷｉＭＡＸは、ブロードバンド速度で十分な移動性のセルラーネットワークを提供する。

ＩＥＥＥ８０２．１６ｘは、固定及びモバイル・ブロードバンドワイヤレス接続（ＢＷＡ）システムのために無線インターフェースを定義するためのイマージング・スタンダード・オーガニゼーション（emerging standard organization）である。これら規格は、少なくとも４つの異なる物理層（ＰＨＹ）と１つの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）層とを定義する。４つの物理層のうち、ＯＦＤＭ及びＯＦＤＭＡ物理層は、固定及びモバイルＢＷＡエリアのそれぞれにおいて、もっともポピュラーである。

図１は、本発明の実施形態が用いられてもよい、ワイヤレス通信システム１００の一例を例証する。ワイヤレス通信システム１００は、ブロードバンド・ワイヤレス通信システムであってもよい。ワイヤレス通信システム１００は、基地局１０４によって情報を提供される、多数のセル１０２への通信を提供してもよい。基地局１０４は、ユーザ端末１０６と通信する固定局であってもよい。基地局１０４は、アクセスポイント、ノードＢ、またはいくつかのその他の専門用語と代わりに称されてもよい。

図１は、システム１００を通じて分散配置した様々なユーザ端末１０６を描写する。ユーザ端末１０６は、固定（換言すると、静止した）または可動であってもよい。ユーザ端末１０６は、リモート局、アクセス端末、端末、加入者ユニット、移動局、局、ユーザ機器等と代わりに称されてもよい。ユーザ端末１０６は、携帯電話、個人情報端末（ＰＤＡ）、ハンドヘルド・デバイス、ワイヤレス・モデム、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・コンピュータ等のようなワイヤレスデバイスであってもよい。

様々なアルゴリズム及び方法が、ワイヤレス通信システム１００において基地局１０４とユーザ端末１０６との間の送信のために用いられてもよい。例えば、信号は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡ技術にしたがって、基地局１０４とユーザ端末１０６との間で送受信されてもよい。このような場合に、ワイヤレス通信システム１００は、ＯＤＦＭ／ＯＦＤＭＡシステムと称されてもよい。

基地局１０４からユーザ端末１０６への送信を促進する通信リンクはダウンリンク１０８と称されてもよいし、ユーザ端末１０６から基地局１０４への送信を促進する通信リンクはアップリンク１１０と称されてもよい。また、ダウンリンク１０８は、順方向リンク又は順方向チャネルと称されてもよいし、アップリンク１１０は、逆方向リンク又は逆方向チャネルと称されてもよい。

セル１０２は、複数のセクタ１１２に分けられてもよい。セクタ１１２は、セル１０２の中の物理カバレッジエリアである。ワイヤレス通信システム１００の中の基地局１０４は、セル１０２の特定のセクタ１１２の中の電力の流れを集めるアンテナを利用してもよい。このようなアンテナは指向性アンテナと称されてもよい。

図２は、ワイヤレス通信システム１００の中で用いられてもよいワイヤレスデバイス２０２に利用されてもよい、様々なコンポーネントを例証する。ワイヤレスデバイス２０２は、本明細書に記載される様々な方法を実現するように構成されてもよいデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス２０２は、基地局１０４またはユーザ端末１０６であってもよい。

ワイヤレスデバイス２０２は、ワイヤレスデバイス２０２の動作を制御するプロセッサ２０４を含んでもよい。プロセッサ２０４は、中央処理装置（ＣＰＵ）と称されてもよい。読出専用メモリ（ＲＯＭ）とランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）との両方を含んでもよいメモリ２０６は、プロセッサ２０４にデータと命令とを提供する。メモリ２０６の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ（ＮＶＲＡＭ）を含んでもよい。プロセッサ２０４は、メモリ２０６の中に記憶されるプログラム命令に基づく論理的及び数理的動作を典型的に実行する。メモリ２０６内の命令は、本明細書に記載される方法を実現するために実行可能であってもよい。

ワイヤレスデバイス２０２は、ワイヤレスデバイス２０２と遠隔地との間でのデータの送信及び受信を可能にするために送信機２１０及び受信機２１２を含んでもよいハウジング２０８を含んでもよい。送信機２１０及び受信機２１２は、トランシーバ２１４に組込まれてもよい。アンテナ２１６は、ハウジング２０８に取付けられてもよいし、トランシーバ２１４に電気的に連結されてもよい。ワイヤレスデバイス２０２は、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、及び／または複数のアンテナを含んでもよい（図示せず）。

ワイヤレスデバイス２０２は、トランシーバ２１４によって受信される信号のレベルを数値化する及び検出するために用いられてもよい信号検出器２１８を含んでもよい。信号検出器２１８は、このような信号を総エネルギーとして、サブキャリア毎及びシンボル毎のパイロットエネルギーとして、電力スペクトル密度として、及びその他の信号として検出してもよい。ワイヤレスデバイス２０２は、信号処理に用いるためのデジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）２２０を含んでもよい。

ワイヤレスデバイス２０２の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス及びステータス信号バスを含んでもよい、バスシステム２２２によって共に連結されてもよい。

図３は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡを利用するワイヤレス通信システム１００の中に用いられてもよい送信機３０２の一例を例証する。送信機３０２の一部は、ワイヤレスデバイス２０２の送信機２１０により実現されてもよい。送信機３０２は、ダウンリンク１０８上のユーザ端末１０６にデータ３０６を送信するための基地局１０４により実現されてもよい。送信機３０２は、アップリンク１１０上の基地局１０４にデータ３０６を送信するためのユーザ端末１０６により実現されてもよい。

送信されるべきデータ３０６は、シリアル・トゥ・パラレル（Ｓ／Ｐ）変換器３０８に入力として提供されることを示す。Ｓ／Ｐ変換器３０８は、送信データをＮ個のパラレルデータストリーム３１０に分けてもよい。

Ｎ個のパラレルデータストリーム３１０は、マッパ３１２（mapper）に入力として提供されてもよい。マッパ３１２は、Ｎ個の配置点上のＮ個のパラレルデータストリーム３１０をマップしてもよい。マッピングは、二層位相変調（ＢＰＳＫ）、四層位相変調（ＱＰＳＫ）、八層位相変調（８ＰＳＫ）、直交振幅変調（ＱＡＭ）等のような、いくつかの変調配置を用いて実行されてもよい。したがって、マッパ３１２は、Ｎ個のパラレルシンボルストリーム３１６を出力してもよい。各シンボルストリーム３１６は、逆高速フーリエ変換（ＩＦＦＴ）３２０のＮ個の直交サブキャリアの１つに対応する。これらＮ個のパラレルシンボルストリーム３１６は周波数領域で示され、ＩＦＦＴコンポーネント３２０によってＮ個のパラレル時間領域サンプルストリーム３１８に変換されてもよい。

専門用語についての短い注釈がここで提供されるだろう。周波数領域におけるＮパラレル変調は、周波数領域におけるＮ変調シンボルに等しい。Ｎ変調シンボルは、周波数領域におけるＮポイントＩＦＦＴ及びＮマッピングに等しく、ＮポイントＩＦＦＴ及びＮマッピングは、時間領域における１つの（有益な）ＯＦＤＭシンボルに等しく、ＯＦＤＭシンボルは、時間領域におけるＮサンプルに等しい。時間領域における１つのＯＦＤＭシンボル、すなわちＮは、Ｎｃｐ（ＯＦＤＭシンボル毎のガードサンプルの数）＋Ｎ（ＯＦＤＭシンボル毎の有益なサンプルの数）に等しい。

Ｎ個のパラレル時間領域サンプルストリーム３１８は、パラレル・トゥ・シリアル（Ｐ／Ｓ）変換器３２４によってＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボルストリーム３２２に変換されてもよい。ガード挿入コンポーネント３２６は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボルストリーム３２２内の連続するＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボル間にガードインターバルを挿入してもよい。ガード挿入コンポーネント３２６の出力は、無線周波数（ＲＦ）フロントエンド３２８によって、望ましい送信周波数帯に上位変換されてもよい。アンテナ３３０は、結果信号３３２を送信してもよい。

図３は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡを利用するワイヤレスデバイス２０２の中に用いられてもよい受信機３０４の一例も例証する。受信機３０４の一部は、ワイヤレスデバイス２０２の受信機２１２により実現されてもよい。受信機３０４は、ダウンリンク１０８上の基地局１０４からデータ３０６を受信するためのユーザ端末１０６により実現されてもよい。受信機３０４は、アップリンク１１０上のユーザ端末１０６からデータ３０６を受信するための基地局１０４により実現されてもよい。

送信信号３３２は、ワイヤレスチャネル３３４を通じてのトラベリングを示される。信号３３２´がアンテナ３３０´によって受信されると、受信信号３３２´はＲＦフロントエンド３２８´によってベースバンド信号に下位変換されてもよい。ガード除去コンポーネント３２６´は、ガード挿入コンポーネント３２６によってＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボル間に挿入されたガードインターバルを除去してもよい。

ガード除去コンポーネント３２６´の出力は、Ｓ／Ｐ変換器３２４´に提供されてもよい。Ｓ／Ｐ変換器３２４´は、ＯＦＤＭ／ＯＦＤＭＡシンボルストリーム３２２´をＮ個のパラレル時間領域シンボルストリーム３１８´に分けてもよい。Ｎ個のパラレル時間領域シンボルストリーム３１８´のそれぞれは、Ｎ個の直交サブキャリアの１つに対応する。高速フーリエ変換（ＦＦＴ）コンポーネント３２０´は、Ｎ個のパラレル時間領域シンボルストリーム３１８´を周波数領域に変換してもよいし、Ｎ個のパラレル周波数領域シンボルストリーム３１６´を出力してもよい。

デマッパ（demapper）３１２´は、Ｎ個のパラレルデータストリーム３１０´を出力することによってマッパ３１２により実行されたシンボルマッピング動作の反対を実行してもよい。Ｐ／Ｓ変換器３０８´は、Ｎ個のパラレルデータストリーム３１０´を単一のデータストリーム３０６´に組込まれてもよい。このデータストリーム３０６´は、送信機３０２に入力として提供されたデータ３０６に対応する。構成要素３０８´，３１０´，３１２´，３１６´，３２０´，３１８´及び３２４´が、ベースバンドプロセッサ３４０´内に設けられてもよいことには注意すべきである。

移動局における典型的な多様性アイドルモード
モバイルＷｉＭＡＸ規格は、移動局（ＭＳ）が電力を浪費しないためにコンポーネントをパワーダウンしてもよいアイドルモードを定義する。アイドルモードにおいて、ＭＳは繰り返されるＭＳページング・リスニング（「リスニング」）インターバルにおいてページメッセージをモニタするためにコンポーネントをパワーアップする。一方、ＭＳページング使用不可（「スリープ」）インターバルにおいてコンポーネントをパワーダウンする。繰り返されるリスニングインターバルの間中、ＭＳはＢＳブロードキャスト・ページング（ＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶ）メッセージをモニタする。

アイドルモードに入る前に、ＭＳはサービングＢＳに登録解除（deregistration）をネゴシエートしてもよい。登録解除ネゴシエーションの間に、ＭＳ及びＢＳは、ＭＳリスニングインターバルとＢＳページングインターバルとの同期を可能にするアイドルモード・パラメータを交換してもよい。アイドルモード・パラメータは、例えば、ＭＳ特有であってもよいリスニングサイクル、ＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶメッセージをリスニングし始めるためにＭＳ特有であってもよいページング・オフセット、及びページング・リスニングインターバルの長さを含んでもよい。

上記等式（１）にしたがって、ＭＳがＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶメッセージをリスニングし始めてもよいフレーム数Ｎは、ページングサイクル内のフレームの数によって分けられるフレーム数Ｎの商の余りがページング・オフセットに等しい（N mod Paging_Cycle）ように決定されてもよい。ページング・オフセットは、上記等式（１）にしたがって、ページングメッセージがＢＳによって送信される、ページングサイクルの中のフレームである。

ローカルネットワークがアイドルモード中のＭＳに予定されるデータトラフィックを受信する場合、アクセス・サービス・ネットワーク・ゲートウェイ（ＡＳＮ-ＧＷ）は、ＭＳがページされる指示を含むＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶメッセージを通知するように、関連したページング・グループ内の全てのＢＳに指図してもよい。フレーム数がＢＳを介して典型的に同期されないので、同じページング・グループ内の異なるＢＳのページングインターバルは、時間内の異なるポイントで生じてもよい。

残念なことに、これは、古いＢＳからアイドルモード中の新しいＢＳに移動する場合に、ＭＳがページングメッセージを取り損なうかもしれない機会を創り出す。例えば、ＭＳが現在のサービングＢＳとの接続を失ったそれをみつけるためにウェイクアップする場合、現在のサービングＢＳからのページを取り損なうかもしれない。さらに悪いことに、ＭＳは、新しいＢＳのページングインターバルの後までは、ハンドオフ手順を完了しないかもしれない。

図４Ａは、ＭＳ４１０が現在のサービングＢＳ（ＢＳ１）から新しいＢＳ（ＢＳ２）に移動するシナリオを例証する。例証される例は、ＭＳが時間ｔ１でアイドルモードに入ると仮定する。したがって、ＭＳの（ＭＳページング）リスニングインターバル４３４はＢＳ１のページングインターバル４３８１と一直線にされる。

しかしながら、例証されるように、ＢＳ１のページングインターバル４３８１はＢＳ２のページングインターバル４３８２に同期されない。したがって、この例において、ページリクエストがｔ３でネットワーク内に生じると、ＢＳ１より前に、ＢＳ２はＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶメッセージを送信する。ＭＳはＢＳ１に同期され、ＢＳ２のページングインターバルの間中、アスリープであるので、ＭＳはＢＳ２から送られるページングメッセージをヒアしない（「Ｘ」によって示されるように）。更に、例証される例は、時間ｔ５によって、ＭＳがＢＳ１との接続を失うと仮定する（例えば、ＢＳ１の信号品質が落ちる）。それゆえに、ＭＳがｔ５でウェイクアップする場合、ＭＳは時間ｔ６でＢＳ１から送られるページングメッセージをヒアしない。

ＢＳ１への接続の損失を検出する後に、ＭＳは、ＢＳ２のカバレッジエリア内であることを（ＢＳスキャンによって）判定してもよい。ＭＳはＢＳ２にハンドオフしてもよいし、ＢＳ２フレーム数と同期してもよいし、ｔ７でＢＳ２からのページメッセージを最終的に受信してもよい。例証されるように、２つの取り損なったページングメッセージをもつこのシナリオは、最初のネットワークページリクエストの最初の時間ｔ３からの少々長々としたコールセットアップ遅延４００になる。

しかしながら、本開示の実施形態は、このシナリオを避けることを助けてもよいし、ページングメッセージのための「多様性」アイドルモードスキャニング技術を利用することによってページングメッセージに応答すること及び受信することにおける不必要な遅延を避けることを助けてもよい。「多様性」アイドルモードにおいて、複数のＢＳのグループのページングインターバルはページングメッセージをモニタされてもよい。本明細書に示される技術において、ＭＳは、複数のＢＳのページングインターバルに同期した複数のリスニングインターバルを有してもよい。この多様性アイドルモード手順は、ＭＳが単一のＢＳのページングインターバルをリスンする、典型的なアイドルモード手順とは異なる。

図５は、本開示のある実施形態にしたがって、ＭＳが、アイドルモードにおいて、複数のＢＳからのページングメッセージをモニタリングするために実行してもよい動作例５００を例証する。動作は、図４Ｂに示されるメッセージの交換例を参照して記載されてもよい。

５０２において、ページングメッセージをモニタするためにＢＳの「ページモニタリング」セットが、現在のサービングＢＳを追加することを発端に構成される。５０４において、ページモニタリングセット（最初は、サービングＢＳ）内のＢＳのページングサイクルに基づいて、アイドルモードが開始される。図４Ｂに例証されるように、時間ｔ１において、ＭＳ４１０は、現在のサービングＢＳ１をもってアイドルモードを開始してもよい。

５０６において、ＭＳは、ページングメッセージをチェックするためのリスニングインターバルの間にウェイクアップする。５０８において判定されるように、ページングメッセージが存在する場合、５１０において、ＭＳはアイドルモードを終了してもよい（例えば、ＷｉＭＡＸデータ交換を始める）。

しかしながら、ページングメッセージが存在しない場合、スリープに直接戻るのではなく、リスニングインターバルにおいて標準アイドルモード処理を実行する（例えば、現在のサービングＢＳからのページングメッセージをモニタリングすること）後に、５１２において、ＭＳは隣接ＢＳをスキャンしてもよい。この隣接ＢＳスキャンは、リスニングインターバルの間に、または、リスニングインターバルの終わりに実行されてもよい（例えば、現在のサービングＢＳからのページングメッセージがないと判定する後に）。

５１４において、ＭＳが、スキャンした隣接ＢＳの一またはそれ以上の信号強度及び／または信号品質がしきい値より大きいと判定する場合、５１６において、ＢＳはページモニタリングセットに加えられてもよい。したがって、５０４において、ＭＳは、ページモニタリングセット内の各ＢＳのページングサイクルにしたがってウェイクアップするであろう、低電力状態のアイドルモードを開始する。そのため、各ＢＳからのページングメッセージをリスンしうる。

一方、５１８において、ＭＳが、ページモニタリングセット内にあるＢＳの信号強度及び／または信号品質がしきい値未満であると判定する場合、５２０において、ＢＳはページモニタリングセットからドロップされてもよい。したがって、ページモニタリングセットは、好適な信号強度及び／または品質をもつこれらにモニタされるＢＳの数を制限するために更新されてもよい。

ページモニタリングセット内の複数のＢＳからのページングメッセージのためのこのスキャニングが図４Ｂに例証される。図４Ｂは、ＢＳ１が現在のサービングＢＳであり、ＭＳがＢＳ２はリスニングインターバル４３４の間の時間ｔ２でページモニタリングセットに加えられるべきだと判定する、と仮定する。したがって、ＢＳ１のページングインターバル４３８１をウェイクアップすることに加えて、ＭＳは、ＢＳ２のページングインターバル４３８２もウェイクアップするだろう。

この多様性アイドルモードのために、ネットワークがｔ３でページリクエストを受信する場合、ＭＳは既にＢＳ１に加えてＢＳ２に同期されてもよい。結果として、ＭＳは第１のページングインターバル４３８２においてＢＳ２から送られるページングメッセージをヒアすることができる。それによって、２つのページメッセージを取り損なうことに起因した図４Ａの長々としたコールセットアップ遅延４００を避ける。ＭＳはスタンディング・レンジング手順を用いて応答してもよいし、ページメッセージにしたがって進んでもよい。

スキャンするための隣接するＢＳを識別するために、及び、隣接ＢＳをスキャンする速度を上げることを助長するために、ＭＳは、サービングＢＳからの隣接アドバタイズメント・メッセージ（ＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶ）内の情報を利用してもよい。ページモニタリングセットにＢＳを加えるか否かを決定するために、ＭＳは、受信信号強度インジケータ（ＲＳＳＩ）、及び／または、隣接するＢＳのいくつかのその他の信号品質パラメータが、選択可能なしきい値Ｕ_ＡＤＤよりも大きいかどうかを判定してもよい。ある実施形態において、隣接するＢＳの信号品質が搬送波対干渉波比（ＣＩＲ）、搬送波対雑音比（ＣＮＲ）、搬送波対干渉波プラス雑音比（ＣＩＮＲ）、または当業者によって知られるいくつかのその他のメトリックを決定することによって判定されてもよい。

いかなる場合においても、新しいＢＳがページモニタリングセットに加えられる場合、ＭＳは、新しいＢＳによって送信されるＤＬ-ＭＡＰメッセージによって示されるようなフレーム数や新しいＢＳのＤＬフレームと同期するであろう。それゆえに、ＭＳは、ＢＳからのページングメッセージをモニタするためにいつウェイクアップするかを知るであろう。したがって、本明細書に示される多様性アイドルモードにしたがって、ＭＳは、ページモニタリングセットにおいてＢＳのために複数のページングインターバル・スケジュールを維持する必要がある。

ページモニタリングセットにＢＳを加えることに加えて、ＭＳはページモニタリングセットからＢＳを除去してもよい。例えば、ページモニタリングセットにおいてＢＳのＣＩＮＲまたはＲＳＳＩがしきい値Ｕ_ＤＲＯＰ未満に落ちる場合、及び、ページモニタリングセットＡにおいてまだ別のＢＳがある場合、ＢＳは落とされてもよい。ある実施形態については、第１のしきい値はＢＳを加えるために（Ｕ_ＡＤＤのために）用いられてもよい。一方、第２のしきい値は、急な変化からページモニタリングセットを保つことを助長してもよいある程度のヒステリシスを提供するように、ＢＳを除去するために（Ｕ_ＤＲＯＰのために）用いられてもよい。

ＭＳがリスニングインターバル間にある総時間が、ＢＳがページモニタリングセット内にいくつあるか次第で変化してもよいので、電力消費の量は変化してもよい。図６Ａ-Ｃは、例リスニングインターバルを例証し、ＭＳ４１０の電力消費を間接的に例証する。

図６Ａは、従来のページングインターバル４３８と一直線にされるリスニングインターバル、すなわちＷｉＭＡＸ ＢＳページングサイクルを備えるＭＳ４１０を例証する。図６Ｂは、２つのＢＳのページングインターバルをモニタリングする場合に、ＭＳ４１０の電力消費において起りうる増加を例証する。示されるように、ＭＳはパワーアップされ、図６Ａにおいて２回もリスニングする。しかしながら、ある実施形態については、電力消費の増加は軽減されてもよい。

例えば、ある実施形態については、ページングサイクルは、ページモニタリングセット内の基地局の数に基づいて増やされてもよい。例えば、ページングサイクルの持続時間は、ＭＳ４１０の電力消費を維持するために、「Ｍ」のファクタによって増やされる。ここで、Ｍはページモニタリングセット内のＢＳの数である（例えば、リスニングインターバルの数がＭのファクタによって増やされてもよい。一方、Ｍのファクタによってページングサイクルを増やすことは、同じファクタによってリスニングインターバルの周波数を減らしてもよい）。

図６Ｃは、持続時間が２つのファクタによって増やされているページングサイクル例を例証する。登録解除をネゴシエートする、及びページモニタリング・グループのＢＳと同期する場合に、ＭＳ４１０は、ページングサイクルの増加した持続時間をリクエストすることによって、ページモニタリング・グループ内のＢＳの数を計上してもよい。図６においてページングインターバル６００は、ＭＳによってモニタされないページングインターバルを示し、登録解除ネゴシエーションの結果としてＢＳにより省略されてもよい。したがって、ページングサイクルを増やすことによって、モニタされるＢＳページングサイクルの数が増加するにもかかわらず、ＭＳ４１０の電力消費は維持されてもよい。

上述した方法の様々な動作は、図に例証されるミーンズ・プラス・ファンクション・ブロックに対応する、様々なハードウェア、及び／またはソフトウェア・コンポーネント、及び／またはモジュールによって実行されてもよい。一般的に、対応するよく似たミーンズ・プラス・ファンクション図をもつ図に例証される方法があり、動作ブロックは、類似した番号をもつミーンズ・プラス・ファンクション・ブロックに対応する。例えば、図５に例証されるブロック５０２−５１６は、図５Ａに例証されるミーンズ・プラス・ファンクション・ブロック５０２Ａ−５１６Ａに対応する。

上述した方法の様々な動作は、図に例証されるミーンズ・プラス・ファンクション・ブロックに対応する、様々なハードウェア、及び／またはソフトウェア・コンポーネント、及び／またはモジュールによって実行されてもよい。一般的に、対応するよく似たミーンズ・プラス・ファンクション図をもつ図に例証される方法があり、動作ブロックは、類似した番号をもつミーンズ・プラス・ファンクション・ブロックに対応する。例えば、図５に例証されるブロック５０２−５１８は、図５Ａに例証されるミーンズ・プラス・ファンクション・ブロック５０２Ａ−５１８Ａに対応する。

本明細書に用いられるように、「判定する」という用語は幅広い動作を包含する。例えば、「判定する」という用語は、計算すること、算出すること、処理すること、抽出すること、研究すること、見ること（例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構成を見ること）、確かめること等を含んでもよい。また、「判定する」という用語は、受信すること（例えば、情報を受信すること）、アクセスすること（例えば、メモリ内のデータにアクセスすること）等を含んでもよい。また、「判定する」という用語は、分解すること、選択すること、選ぶこと、設立すること等を含んでもよい。

情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のうちの任意の１つを用いて表されてもよい。例えば、上記記載を通して参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、及び信号は、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁気粒子、光場あるいは光粒子、又はそれらの任意の組合せによって表されてもよい。

本開示に関連して示された様々な例示的論理ブロック、モジュール及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ（ＦＰＧＡ）あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア部品、又は本明細書に示す機能を実行するために設計された上記何れかの組合せを用いて実現または実行されてもよい。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、営利的に利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態機器を用いることも可能である。プロセッサは、例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアに接続された１つまたは複数のマイクロプロセッサ、またはこのような任意の構成である計算デバイスの組合せとして実現することも可能である。

本明細書における開示に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、又は、これらの組合せによって具現化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当業者に知られる任意の記憶媒体に収納されてもよい。用いられてもよい記憶媒体のいくつかの例は、ＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、ＣＤ-ＲＯＭ等を含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または多数の命令を備えてもよいし、いくつかの異なるコード・セグメンツを通じて、異なるプログラム間で、及び複数の記憶媒体を介して配布されてもよい。記憶媒体は、プロセッサに連結されてもよい。プロセッサは、情報を記憶媒体から読出し、記憶媒体に情報を書込みうる。また、記憶媒体はプロセッサに集積されてもよい。

本明細書に開示される方法は、記載された方法を達成するために、一またはそれ以上のステップあるいは動きを備える。方法ステップ及び／または動きは、特許請求の範囲から逸脱することなくお互いに置換えられてもよい。換言すると、ステップまたは動きの特定の順序が指定されない限り、特定のステップ及び／または動きの順序及び／または用途は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更されてもよい。

説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそれらの任意の組合せによって実現されてもよい。ソフトウェアによって実現される場合、機能は、コンピュータ読取可能媒体上の１つまたは複数の命令として格納されてもよい。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能である任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく一例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭあるいはその他の光ディスク記憶媒体、磁気ディスク記憶媒体あるいはその他の磁気記憶媒体、または、コンピュータによってアクセス可能であり、命令またはデータ構成の形式で望まれるプログラム・コードを搬送または格納するために用いられることができるその他任意の媒体を備えることができる。本明細書で用いられるディスク（disk）及びディスク（disc）は、コンパクト・ディスク（disc）（ＣＤ）、レーザ・ディスク（disc）、デジタル・バーサタイル・ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）、及びブルーレイ（登録商標）ディスク（disc）を含み、ディスク（disk）は通常磁気的に再生するのに対し、ディスク（disc）はレーザによって光的にデータを再生する。

ソフトウェアまたは命令は伝送媒体を通じて送信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、ＤＳＬ、あるいは例えば赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術を用いるその他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト線ペア、ＤＳＬ、または、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波のような無線技術は、伝送媒体の定義に含まれる。

更に、モジュール、及び／または、図に例証したような、本明細書に記載される方法及び技術を実行するためのその他の適切な手段は、適用できるような基地局及び／またはモバイルデバイスによって別の方法で得られてもよい、及び／または、ダウンロードされてもよい。例えば、このようなデバイスは、本明細書に記載された方法を実行するための送信手段を促進するために、サーバに連結されてもよい。また、本明細書に記載された様々な方法は、記憶手段（例えば、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読出専用メモリ（ＲＯＭ）、コンパクトディスク（ＣＤ）のような物理記憶媒体、またはフロッピーディスク等）によって提供されてもよい。そのため、モバイルデバイス及び／または基地局は、デバイスに記憶手段を提供することで、または、デバイスに記憶手段を連結することで、様々な方法を取得し得る。更に、本明細書に記載された方法及び技術をデバイスに提供するための任意のその他の適切な技術が利用されてもよい。

特許請求の範囲が上記例証された明確な構成及びコンポーネントに限定されないことは理解されるべきである。様々な改良例、変更例及び変形例が、特許請求の範囲から逸脱することなく上記記載された装置及び方法の詳細、動作及び組合せで作られてもよい。

上記説明は本開示の特定の実施形態にむけられているが、その他の及び更なる実施形態がそれらの基本的な範囲から逸脱することなく考案されてもよい。それらの範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (28)

1. ページング使用不可ウィンドウの間、コンポーネントがパワーダウンされるアイドルモードにおける移動局によってページングメッセージをモニタリングするための方法であって、
   ページングメッセージをモニタするために基地局のページモニタリングセットを維持することと、
   前記アイドルモードのリスニングインターバルの間、前記ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングすることとを具備し、前記リスニングインターバルは、前記ページモニタリングセット内の前記基地局のページングインターバルと整合させられる方法。
2. 前記ページモニタリングセットは、少なくとも現在のサービング基地局と隣接する基地局とを具備する、請求項１記載の方法。
3. 前記ページモニタリングセット内の前記基地局からのページングメッセージをモニタリングすることは、
   前記現在のサービング基地局からのページングメッセージを検出する前に、前記隣接する基地局からのページングメッセージを検出することを具備する、請求項２記載の方法。
4. 前記ページモニタリングセットを維持することは、
   隣接する基地局のスキャンを実行することと、
   第１のしきい値より大きい一又はそれ以上の受信信号品質パラメータを有する一又はそれ以上の基地局を前記ページモニタリングセットに含むことと
   を具備する、請求項１記載の方法。
5. 前記ページモニタリングセットを維持することは、
   隣接する基地局のスキャンを実行することと、
   第２のしきい値未満の一又はそれ以上の受信信号品質パラメータを有する一又はそれ以上の基地局を前記ページモニタリングセットから除去することと
   を更に具備する、請求項４記載の方法。
6. 前記現在のサービング基地局から送られる隣接アドバタイズメント・メッセージ（ＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶ）内の情報に基づいてスキャンするために前記隣接する基地局を識別することを更に具備する、請求項４記載の方法。
7. 前記アイドルモードに入ると、前記ページモニタリングセット内の基地局の数に基づいて増加したページングサイクルをリクエストすることを更に具備する、請求項１記載の方法。
8. ページング使用不可ウィンドウの間、コンポーネントがパワーダウンされるアイドルモードにおける移動局によってページングメッセージをモニタリングするための装置であって、
   ページングメッセージをモニタするために基地局のページモニタリングセットを維持するための論理と、
   前記アイドルモードのリスニングインターバルの間、前記ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングするための論理とを具備し、前記リスニングインターバルは、前記ページモニタリングセット内の前記基地局のページングインターバルと整合させられる装置。
9. 前記ページモニタリングセットは、少なくとも現在のサービング基地局と隣接する基地局とを具備する、請求項８記載の装置。
10. 前記ページモニタリングセット内の前記基地局からのページングメッセージをモニタリングするための論理は、
    前記現在のサービング基地局からのページングメッセージを検出する前に、前記隣接する基地局からのページングメッセージを検出するための論理を具備する、請求項９記載の装置。
11. 前記ページモニタリングセットを維持するための論理は、
    隣接する基地局のスキャンを実行するための論理と、
    第１のしきい値より大きい一またはそれ以上の受信信号品質パラメータを有する一またはそれ以上の基地局を前記ページモニタリングセットに含むための論理と
    を具備する、請求項８記載の装置。
12. 前記ページモニタリングセットを維持するための論理は、
    隣接する基地局のスキャンを実行するための論理と、
    第２のしきい値未満の一またはそれ以上の受信信号品質パラメータを有する一またはそれ以上の基地局を前記ページモニタリングセットから除去するための論理と
    を更に具備する、請求項１１記載の装置。
13. 前記現在のサービング基地局から送られる隣接アドバタイズメント・メッセージ（ＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶ）内の情報に基づいてスキャンするために前記隣接する基地局を識別するための論理を更に具備する、請求項１１記載の装置。
14. 前記アイドルモードを開始すると、前記ページモニタリングセット内の基地局の数に基づいて増加したページングサイクルをリクエストするための論理を更に具備する、請求項８記載の装置。
15. ページング使用不可ウィンドウの間、コンポーネントがパワーダウンされるアイドルモードにおける移動局によってページングメッセージをモニタリングするための装置であって、
    ページングメッセージをモニタするために基地局のページモニタリングセットを維持するための手段と、
    前記アイドルモードのリスニングインターバルの間、ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングするための手段とを具備し、前記リスニングインターバルは、前記ページモニタリングセット内の前記基地局のページングインターバルと整合させられる装置。
16. 前記ページモニタリングセットは、少なくとも現在のサービング基地局と隣接する基地局とを具備する、請求項１５記載の装置。
17. 前記ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングするための手段は、
    前記現在のサービング基地局からのページングメッセージを検出する前に、前記隣接する基地局からのページングメッセージを検出するための手段を具備する、請求項１６記載の装置。
18. 前記ページモニタリングセットを維持するための手段は、
    隣接する基地局のスキャンを実行するための手段と、
    第１のしきい値より大きい一またはそれ以上の受信信号品質パラメータを有する一またはそれ以上の基地局を前記ページモニタリングセットに含むための手段と
    を具備する、請求項１５記載の装置。
19. 前記ページモニタリングセットを維持するための手段は、
    隣接する基地局のスキャンを実行するための手段と、
    第２のしきい値未満の一またはそれ以上の受信信号品質パラメータを有する一またはそれ以上の基地局を前記ページモニタリングセットから除去するための手段と
    を更に具備する、請求項１８記載の装置。
20. 前記現在のサービング基地局から送られる隣接アドバタイズメント・メッセージ（ＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶ）内の情報に基づいてスキャンするために前記隣接する基地局を識別するための手段を更に具備する、請求項１８記載の装置。
21. 前記アイドルモードを開始すると、前記ページモニタリングセット内の基地局の数に基づいて増加したページングサイクルをリクエストするための手段を更に具備する、請求項１５記載の装置。
22. ページング使用不可ウィンドウの間、コンポーネントがパワーダウンされるアイドルモードにおける移動局によってページングメッセージをモニタリングするためのコンピュータプログラム製品であって、そこに記憶される命令を有するコンピュータ可読媒体を備え、前記命令が一またはそれ以上のプロセッサによって実行可能であり、
    前記命令は、
    ページングメッセージをモニタするために基地局のページモニタリングセットを維持するための命令と、
    前記アイドルモードのリスニングインターバルの間、前記ページモニタリングセット内の基地局からのページングメッセージをモニタリングするための命令とを具備し、前記リスニングインターバルは、前記ページモニタリングセット内の基地局のページングインターバルと整合されるコンピュータプログラム製品。
23. 前記ページモニタリングセットは、少なくとも現在のサービング基地局と隣接する基地局とを具備する、請求項２２記載のコンピュータプログラム製品。
24. 前記ページモニタリングセット内の前記基地局からのページングメッセージをモニタリングするための命令は、
    前記現在のサービング基地局からのページングメッセージを検出する前に、前記隣接する基地局からのページングメッセージを検出するための命令を具備する、請求項２３記載のコンピュータプログラム製品。
25. 前記ページモニタリングセットを維持するための命令は、
    隣接する基地局のスキャンを実行するための命令と、
    第１のしきい値より大きい一またはそれ以上の受信信号品質パラメータを有する一またはそれ以上の基地局を前記ページモニタリングセットに含むための命令と
    を具備する、請求項２３記載のコンピュータプログラム製品。
26. 前記ページモニタリングセットを維持するための命令は、
    隣接する基地局のスキャンを実行するための命令と、
    第２のしきい値未満の一またはそれ以上の受信信号品質パラメータを有する一またはそれ以上の基地局を前記ページモニタリングセットから除去するための命令と
    を更に具備する、請求項２５記載のコンピュータプログラム製品。
27. 前記命令は、前記現在のサービング基地局から送られる隣接アドバタイズメント・メッセージ（ＭＯＢ_ＰＡＧ-ＡＤＶ）内の情報に基づいてスキャンするために前記隣接する基地局を識別するための命令を更に具備する、請求項２５記載のコンピュータプログラム製品。
28. 前記命令は、前記アイドルモードを開始すると、前記ページモニタリングセット内の基地局の数に基づいて増加したページングサイクルをリクエストするための命令を更に具備する、請求項２２記載のコンピュータプログラム製品。

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