JP2012503954A - ホームエージェントの間のルーティングループを検出するための方法 - Google Patents

ホームエージェントの間のルーティングループを検出するための方法 Download PDF

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Abstract

本開示のある種の態様は、モバイルインターネットプロトコル(MIPv6)規格を利用して、少なくとも2つのホームエージェントの間のルーティングループを検出するための方法を提供する。第1の方法においては、ホームエージェントは、モバイルノードに関連する最後の気付アドレスへとテストメッセージを送信し、そしてループが存在しない場合に、応答を受信する。第2の方法においては、ホームエージェントは、パケットを構文解析し、そしてホームエージェントの間のループを見出すために、内部ヘッダのうちのどれかのアドレスが、ホームエージェントのアドレスとマッチするかどうかをチェックする。

Description

本願は、2008年9月24日に出願され、そしてこの譲受人に譲渡され、そしてこれによってここにおいて参照により明示的に組み込まれている米国仮特許出願第61/099,834号の利益を主張するものである。
本開示のある種の態様は、一般にワイヤレス通信に関し、そしてより詳細には、モバイルインターネットプロトコルバージョン6(Mobile Internet Protocol version 6)(MIPv6)においてホームエージェントの間のルーティングループ(routing loops)を検出するための技法に関する。
モバイル通信は、ますます重要になっている分野である。モバイルIPv6(MIPv6)プロトコルは、モバイル接続をサポートするインターネットプロトコルバージョン6(IPv6)のサブセットとして開発された。モバイルIPv6は、モバイルノード(mobile node)(MN)が、そのホームエージェント(Home Agent)(HA)に対する気付アドレス(care-of-address)(CoA)によって示されるその一時的ロケーションを登録することを可能にする。ホームエージェントは、同じホームネットワーク上のルータであり、これは、モバイルノードを表すが、モバイルノードは、ホームネットワークと接続されていない。気付アドレス(Care of Address)(CoA)は、外部ネットワーク(foreign network)を訪問している間のMNの物理IPアドレスである。HAは、モバイルノードの恒久アドレス(ホームアドレス(Home Address)(HoA)とも呼ばれる)と、登録されたCoAとの間のマッピング(mapping)(バインディング(binding)とも呼ばれる)を保持し、その結果、MNについてのパケットは、IPカプセル化技法(IP-encapsulation techniques)(すなわち、トンネリング(tunneling))を使用してその現在のロケーションにリダイレクトされる(be redirected)ことができるようになる。
MIPv6において、モバイルノードは、第1のホームエージェントによって得られるホームアドレスを第2のホームエージェントに登録することにより2つのホームエージェントの間のルーティングループを生成することができ、そして逆もまた同様である。ルーティングループが、2つ以上のホームエージェントの間に存在する場合、モバイルノードによって発信され、またはモバイルノードのホームアドレスへと送信されるあらゆるアップリンクおよびダウンリンクのパケットは、ループの中に留まることになり、これは、ホームエージェントおよびネットワークのリソースに悪影響を及ぼす。
したがって、ルーティングループのためのシステムの性能悪化を防止するために、MIPv6においてホームエージェントの間のルーティングループを検出し、そして削除する技法についての必要性が、当技術分野には存在している。
ある種の態様は、ホームエージェントによるワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、一般に、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(binding update message)(BU)を受信することと、モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)に対してテストメッセージを送信することと、テストメッセージに応じてモバイルノードから応答を受信することと、を含み、そこでその応答は、ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される。
ある種の態様は、ホームエージェントによるワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、一般に、ホームアドレス(HoA)に対してアドレス指定されるパケットを傍受すること(intercepting)と、パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定することと、パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するためにパケットのヘッダを構文解析することと、1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、ホームアドレスに関連する気付アドレスに対してパケットをトンネルさせることと、を含む。
ある種の態様は、ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、一般に、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信するための論理と、モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)に対してテストメッセージを送信するための論理と、テストメッセージに応じてモバイルノードから応答を受信するための論理と、を含み、そこでその応答は、ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される。
ある種の態様は、ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、一般に、ホームアドレス(HoA)に対してアドレス指定されるパケットを傍受するための論理と、パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定するための論理と、パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するためにパケットのヘッダを構文解析するための論理と、1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、ホームアドレスに関連する気付アドレスに対してパケットをトンネルさせるための論理と、を含む。
ある種の態様は、ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、一般に、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信するための手段と、モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)に対してテストメッセージを送信するための手段と、テストメッセージに応じてモバイルノードから応答を受信するための手段と、を含み、そこでその応答は、ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される。
ある種の態様は、ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、一般に、ホームアドレス(HoA)に対してアドレス指定されるパケットを傍受するための手段と、パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定するための手段と、パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するためにパケットのヘッダを構文解析するための手段と、1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、ホームアドレスに関連する気付アドレスに対してパケットをトンネルさせるための手段と、を含む。
ある種の態様は、その上に命令を記憶しているコンピュータ可読媒体(computer-readable medium)を備える、ホームエージェントによるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムプロダクト(computer-program product)を提供し、それらの命令は、1つまた複数のプロセッサにより実行可能である。命令は、一般に、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信するための命令と、モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)に対してテストメッセージを送信するための命令と、テストメッセージに応じてモバイルノードから応答を受信するための命令と、を含み、そこでその応答は、ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される。
ある種の態様は、その上に命令を記憶しているコンピュータ可読媒体を備える、ホームエージェントによるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムプロダクトを提供し、それらの命令は、1つまた複数のプロセッサにより実行可能である。命令は、一般に、ホームアドレス(HoA)に対してアドレス指定されるパケットを傍受するための命令と、パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定するための命令と、パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するためにパケットのヘッダを構文解析するための命令と、1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、ホームアドレスに関連する気付アドレスに対してパケットをトンネルさせるための命令と、を含む。
本開示のある種の態様は、ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、一般に、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信するように、モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)に対してテストメッセージを送信するように、そしてテストメッセージに応じてモバイルノードから応答を受信するように、構成された少なくとも1つのプロセッサ、を含んでおり、そこでその応答は、ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される。
本開示のある種の態様は、ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、一般に、ホームアドレス(HoA)に対してアドレス指定されるパケットを傍受するように、パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定するように、パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するためにパケットのヘッダを構文解析するように、そして1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、ホームアドレスに関連する気付アドレスに対してパケットをトンネルさせるように、構成された少なくとも1つのプロセッサを含んでいる。
図1は、本開示が使用されることができる例示の通信システムを示している。 図2は、図1の通信システムの中で使用されることができる例示のルータノードのブロック図である。 図3は、図1の通信システムの中で使用されることができる例示のモバイルノード/コレスポンデントノード(correspondent node)のブロック図である。 図4は、本開示のある種の態様に従って、MIPv6における2つのホームエージェントの間のルーティングループをもたらす悪意のあるモバイルノードからの攻撃の例を示している。 図5は、本開示のある種の態様に従って、ホームエージェントの間のルーティングループを検出するためのシグナリング技法を示している。 図6は、本開示のある種の態様に従って、ホームエージェントの間のルーティングループを検出する一技法についてのオペレーションの例を示している。 図6Aは、図6に示されるオペレーションを実行することができるコンポーネントの例を示している。 図7は、本開示のある種の態様に従って、ホームエージェントの間のルーティングループを検出する代替技法についてのオペレーションの例を示している。 図7Aは、図7に示されるオペレーションを実行することができるコンポーネントの例を示している。
詳細な説明
本開示の上記で列挙された特徴が、詳細に理解されることができるようにするために、上記で簡潔に要約された、より詳細な説明が、態様を参照することにより行われることができ、これらの態様のうちのいくつかは、添付の図面の中に示されている。しかしながら、添付の図面は、本開示のある種の典型的な態様だけを示すにすぎず、それ故に、その範囲を限定するものと考えられるべきではなく、その理由は、本説明が、他の等価的に効果的な態様を受け入れることができるからであるということに注意すべきである。
RFC3775規格(すなわち、モバイルインターネットプロトコル(MIPv6))は、モバイルノードが、そのホームアドレスを変更せずに1つのリンクから別のリンクへと移動することを可能にする。パケットは、インターネットに対するモバイルノードの接続の現在のポイントに関係なく、モバイルノードのホームアドレスを使用してモバイルノードへと経路指定されることができる。モバイルノードは、新しいリンクへと移動した後に他のノード(静止または移動)と通信し続けることもできる。そのホームリンクから離れてのモバイルノードの移動は、それ故に、トランスポートレイヤ以上のレイヤのプロトコルおよびアプリケーションに対してトランスペアレントである。
この文書の中で使用される専門用語の多くは、よく知られており、そしてMIPv4/MIPv6の仕様および草案の中で広範囲に及ぶ使用法を見出す。本願の中で使用される様々な用語が、次にさらに説明されることになり、その結果、それらは、続く説明の中で適切に解釈されることができるようになる。
モバイルノード(MN):1つのネットワークまたはサブネットワークから別のネットワークへと接続のそのポイントを変更することができるホストまたはルータ。モバイルノードは、以下の属性のうちの一部または全部を有することができる。モバイルノードは、そのIPアドレスを変更せずにそのロケーションを変更することができ、それは、接続のポイントに対するリンクレイヤの接続性が、使用可能であることを仮定して、その(一定の、または恒久的な)IPアドレス(ホームアドレスまたはHoAとして知られている)を使用して任意のロケーションにおける他のインターネットノードと通信し続けることができる。
様々な態様においては、モバイルノードは、ホームネットワーク上に長期の(または恒久的な)(例えば、IP)アドレスを与えられる。このホームアドレスは、「恒久的な」IPアドレスが、静止ホストに対して提供されるのと同じやり方で管理されることができる。そのホームネットワークから離れるときに、「気付アドレス(CoA)」は、そのロケーションと呼ばれる、モバイルノードの、接続の現在のポイントに関係づけられるモバイルノードに関連づけられる。モバイルノードは、通常、それが送信するすべてのIPデータグラムのソースアドレスとしてそのホームアドレスを使用するが、最初に、モバイルの外部ネットワークからホームエージェントへとそのようなパケットを逆方向へトンネルさせる必要があり、ここで、ホームアドレスは、トポロジー的に正しく、その結果、イングレスフィルタリング(ingress filtering)は、そのパケットを渡すことになる。
「ホームエージェント(Home Agent)」(HA)は、ホームネットワーク上のルータであり、これは、MNを表すが、それは、ホームネットワークに接続されない。用語「バインディング(binding)」は、モバイルノードの気付アドレスとホームアドレスの関連付けを意味する。
「アクセスノード(Access Node)」は、1つまたは複数のモバイルノードについてのネットワーク接続ポイント(network attachment point)としての機能を果たすノードである。アクセスノードは、ワイヤレスインターフェースを有し、そしてモバイルノードが、迅速に、そして効率的にアクセスノードを変更することを可能にするハンドオフ(hand-off)をサポートすることができる。
「セル(Cell)」は、アクセスノード上の無線アンテナから広がる無線伝搬およびシステムの限界(limits)に由来するワイヤレスカバレージのエリアである。
「セッション(Session)」は、一般的に、モバイルノードと、少なくとも1つのコレスポンデントノードとの間のパケットの双方向フローを伴う通信関係(communication relationship)である。
「セッションピア(Session Peer)」は、ネットワークノード、例えば、モバイルノードが、ネゴシエートされたセッションを有する相手のピアである。セッションピアは、移動性、または静止性とすることができる。セッションピアは、交換可能にコレスポンデントノード(CN)とも呼ばれる。
「リンク(Link)」は、ノードが、その上でリンクレイヤにおいて通信することができるファシリティ(facility)または媒体である。リンクは、ネットワークレイヤの基礎となっている。
「リンクレイヤアドレス(Link-Layer Address)」は、物理リンク上で何らかの通信のエンドポイントを識別するために使用されるアドレスである。一般的に、リンクレイヤアドレスは、インターフェースのメディアアクセス制御(Media Access Control)(MAC)アドレスである。
「ノード(Node)」は、転送デバイスとしての機能を果たすネットワーク要素である。ルータは、1タイプのノードの一例である。
図1は、本開示の方法および装置に従ってインプリメントされる例示的な通信システム100を示している。システム100は、第1、第2および第3のセル148、148’、および148”と、ネットワーク110とを含む。セル148、148’、148”、およびネットワーク110は、それぞれリンク142、152、132、および122を使用してルータノード200Bに結合され、ここで、Bは、ノード200Bが、汎用ルータノードであることを示す。汎用ルータノード200Bは、例えば、リンク162を経由してインターネットに結合されることもできる。
図示されるように、セル148は、ノード200Cと、複数のモバイルノードMN1 300、MN N 301とを含んでおり、ここで、Cは、ノード200Cが、アクセス(ルータ)ノード(すなわち、ゲートウェイ)であることを示す。アクセスノード200Cは、前記セル148の中で、特にアクセスノードと、それぞれ各モバイルノードMN 1 300、MN N 301との間の双方向ワイヤレス通信リンク145、147、ならびにアクセスノード200Cと汎用ルータ200Bとの間の双方向リンク142を提供しながら、モバイルノード(MN)300、301を管理する。
アクセスノード200Cはまた、セル148の中にあるときに気付アドレス(CoA)と呼ばれるアドレスをモバイルノード300、301に対して提供する。このCoAは、セル148の外部ネットワークの中にあるときにモバイルノード300、301によってソースアドレスとして使用されることができ、そしてアクセスノード200Cは、このアドレスが、イングレスフィルタリングチェック(ingress filtering check)に合格することを可能にすることになり、それによってアクセスノード200Cは、ソースアドレスが、そのアドレスのうちの1つであり、そしてCoAが、その特定のMNに属することを保証する。
セルラーネットワークは、一般的に、多数のそのようなセル148から成っている。図1に関して、第2のセル148’と、第3のセル148”とは、セル148と同じ、または類似した他のセルである。第2のセル148’と、第3のセル148”との要素は、第1のセル148の同様な番号づけされた要素からそれらを区別するために、それぞれa’およびa”を使用して示される。
例えば、アクセスノード200C’は、第2のセル148’の中にある。セル148”の中のコレスポンデントノード(CN)310”は、この説明の目的のための静止ノードであるが、それは、ワイヤレスリンク145”上でアクセスノード200C”に接続され、そしてそれ故に安定したIPアドレスを有することに注意すべきである。
セル148の中のMN 1 300は、もともとホームネットワーク110からのものであり、そしてMN 1が、ホームエージェント200A’’’を含むホームネットワーク110の中に位置するときに、MN 1は、MN 1 300’’’とラベル付けされる。ホームエージェント(HA)200A’’’とMN300’’’とは、リンク137と114とを含むネットワーク110内のブロードキャストLANの上にあり、このネットワークは、HA200A’’’とMN300’’’とをアクセスノード(AN)200C’’’に結合する。
AN200C’’’は、リンク122を経由して汎用ルータ200Bに結合される。MN300’’’は、イングレスフィルタリングの目的のためのアクセスノード200C’’’における有効なアドレスである、ホームアドレス(HoA)と呼ばれるHA200A’’’から割り付けられるホームアドレスを有する。このアドレスは、そのホームネットワーク110上にあるときにMN300’’’によってソースアドレスとして使用される。セル148”の中のコレスポンデントノード(CN)310”は、MN300’’’のセッションピアであり、そしてそれ故に、MN300’’’は、パケットフロー160によって示されるように、ソースアドレスとしてのMN300’’’のHoAと、宛先アドレスとしてのCN310”アドレスとを使用してパケットをCN310”へと送信する。
CN310”からMN300’’’へのリターンパケットは、パケットフロー170に示されるように、ホームエージェント200A’’’とMN300’’’とに向かって経路指定されることになるソースアドレスとしてのCN310”アドレスと、宛先アドレスとしてのMN300’’’のHoAと、を使用する。MN300’’’が、ホームにあるときに、MN300’’’は、パケットをHA200A’’’によって転送されるのではなくて、アクセスノード200C’’’から直接にパケットを受信する。
MN300’’’が、そのホームネットワーク110から離れて外部ネットワーク148へと移動するときに、MN300になり、次いでMN300は、アクセスノード200CからCoAを取得し、それは、これをバインディングテーブルの中のそのロケーションとしてそのHA200A’’’に登録する。次いで、CN310”からMN300へのパケットは、この場合にもフロー170を使用するが、今やホームエージェント200A’’’において、それらは、MN300の現在登録されているCoAに等しい宛先アドレスを有するパケットへとカプセル化され、そしてフロー190に示されるようにセル148の中の外部ネットワーク上でMN300へと転送される。
MN300はまた、外部リンク上のMN300のソースアドレス、これはCoAである、を含む逆方向トンネルを有するHA200A’’’に対する逆方向トンネルを経由して、ソースアドレスとしてのHoAを使用してリターンパケットをCN310”へと送信する点で、フロー170および190は、双方向であることに注意すべきである。HoAソースアドレスは、CoAによって隠され、その結果、パケットは、アクセスノード200Cにおけるイングレスフィルタリングチェックに合格することになる。
図2は、例えば、ノード200B、200C、200C’、200C”、200C’’’、200A’’’のような、図1の通信システムの中で使用されることができる例示の汎用ルータノード/アクセスノード/ホームエージェントノード200のブロック図である。
図示されるように、例示のノード200は、プロセッサ206、メモリ210、ネットワークインターフェース208を含み、そしてその上で様々な要素206、207、208、209および210が、データおよび情報を交換することができる、バス207によって一緒に結合されるワイヤレスインターフェース209を含むことができる。ネットワークインターフェース208は、1つまたは複数のネットワーク要素、例えば、他のノード200および/またはインターネット、に対してノード200を結合するために使用される。
このようにして、ノード200は、汎用ルータノード200Bとすることができ、そしてアクセスノード200CによってサービスされるモバイルノードMN300、301の間の通信要素と、他のネットワーク要素としての機能を果たすことができる。アクセスノード200Cは、ワイヤレスアクセスルータとすることができ、これは、レシーバ202と、トランスミッタ204とを含むワイヤレスインターフェース209をさらに含んでいる。レシーバ202は、モバイルノード300、301から信号を受信するためのアンテナ203に結合される。トランスミッタ204は、信号をモバイルノード300、301へとブロードキャストするために使用されることができるトランスミッタアンテナ205に結合される。
ノード(ルータ)200のオペレーションは、メモリ210に記憶される1つまたは複数のルーチンの指示の下でプロセッサ206によって制御される。メモリ210は、通信ルーチン220、データ217、アクセスルータイングレスフィルタリングルーチン(access router ingress filtering routine)222、汎用ルータイングレスフィルタリングルーチン224、ホームエージェントルーチン226、パケット216などのメッセージ、ならびにユニキャストルーチン/転送テーブル213と、マルチキャストルーチン/転送テーブル214と、アクセスルータにおける有効なプレフィックス、およびアクセスルータ200Cまたはホームエージェント200A’’’におけるMN300、301に対して行われ、またはそれらによって使用されるアドレス割付け(HoAおよびCoA)についてのアクティブなアドレス指定状態と、を含む情報212、を含む。
テーブル213、214はまた、バインディングテーブルとして知られてもいる。通信ルーチン220は、モバイルノード300、301と、コレスポンデントノード310”、311”とについての、IPパケットなどのメッセージの受信、チェック、転送をサポートする様々な通信プロセスを含んでいる。データ217は、1つまたは複数のモバイルノード300、301へと送信され、またはそれらから受信されるべきデータを含んでいる。
データ217は、イングレスフィルタリングがイネーブルにされるかどうかなど、MN300、301からのパケットの転送についてのポリシー状態と、アクセスルータ200Cとホームエージェント200A’’’との中のMN特有のモビリティポリシーと、を含むことができる。アクセスルータイングレスフィルタリングルーチン222は、イングレスインターフェースを経由してセル148のネットワークの中へとMN300、301によって使用されるソースアドレスを規制する。アクセスルータ200Cによってサービスされるセル148の中の各モバイルノード300、301は、与えられた任意の時刻にCN310”、311”と共に進み続ける任意の数のアクティブな通信セッションを有することができる。
アクセスルータイングレスフィルタリングルーチン222は、MN300が、セル148の中の別のMN301のソースアドレスも、それがCN310”などからのそのルータ200Cにおいて構成されるルーティングプレフィックスの下にないことに起因して、このアクセスルータ200Cにおいて無効であるソースアドレスも、使用しないことを保証している。例えば、ルータ200Bによって使用される汎用ルータイングレスフィルタリングルーチン224は、同様に、ソースアドレスを規制するために、ただし今回は、ユニキャストおよび/またはマルチキャストのルーティングテーブル213、214による期待されたインターフェースと、パケットが到着した着信インターフェースを比較することにより、使用される。例えば、HA200A’’’によって使用されるホームエージェントイングレスフィルタリングルーチン226は、MN300、301がホームネットワーク110の上に、または、例えば、セル148の中の外部ネットワークの上にあるときに、MN300、301のモビリティと、MN300、301への転送、およびそれらからの転送と、を制御することに関与する。
図3は、図2の例示のノード200と一緒に、図1に示される通信システムの様々なセル148、148’、148”およびネットワーク110の中のモバイルノード300、301、300’、301’、300”、またはコレスポンデントノード310”/311”のうちの1つとして使用されることができる、例示のモバイルノード(MN)300および/またはコレスポンデントノード310”のブロック図である。
例示のMN300/CN310”は、その上で様々な要素306、305、および308が、データおよび情報を交換することができるバス307によって一緒に結合されたプロセッサ306と、メモリ305と、I/Oインターフェース308と、を含む。I/Oインターフェース308は、MN300/CN310”をアクセスルータ200C、200C’、200C”、200C’’’に相互接続することができる。MN300またはCN310”が、ワイヤレス接続されたノードである場合、そのときにはノード301/310”はまた、ワイヤレスノードコンポーネント312を含み、このワイヤレスノードコンポーネントは、バス307に結合されたレシーバ302と、トランスミッタ304とを含む。
レシーバ302は、1つまたは複数のアクセスノード200C、200C’などから信号を受信するためのアンテナ303に結合される。トランスミッタ304は、アクセスノード200C、200C’、200C”、200C’’’に対して信号をブロードキャストするために使用されることができるトランスミッタアンテナ305に結合される。モバイルノード300は、アクセスルータ200C、200C’、200C”、200C’’’を通して通信セッションを確立することにより、他のモバイルノード301と、コレスポンデントノード310”、311”と、他のネットワーク要素、例えば、HA200A’’’と対話することができる。
モバイルノード/コレスポンデントノード300/310”のオペレーションは、メモリ305に記憶される1つまたは複数のルーチンの指示の下でプロセッサ306によって制御される。メモリ305は、通信ルーチン321と、データ320と、モバイルノード処理ルーチン322と、コレスポンデントノード処理ルーチン323と、パケット受信ルーチン324と、パケット送信ルーチン326と、メッセージ、例えば、パケット317と、情報313と、を含む。通信ルーチン323は、特定のサービス、例えば、IP電話技術、電子メール、ビデオ、ゲームなど、をモバイルノード/コレスポンデントノード300/310”のユーザに対して提供するために使用されることができる様々な通信アプリケーションを含んでいる。
データ320は、アクセスノード、例えばアクセスノード200Cへと送信され、またはそれから受信されるべきデータを含む。データ320は、例えば、音声データ、電子メールパケット、ビデオ画像、ゲームデータなどを含むことができる。モバイルノード処理ルーチン322は、様々なモビリティイベントおよびトリガイベントを検出するために、そしてそれに応答するために、与えられた任意の時刻にアクセスルータ200Cおよびホームエージェントルータ200A’’’によってサポートされることができる様々な通信セッションを監視するために使用される。
特定のメッセージを受信することやハンドオフを検出することなどのトリガイベントに応じて、モバイルノード処理ルーチン322は、ホームエージェント200A’’’の中でCoAをアップデートすることによりHoAをセッションアドレスとして維持しながら、アクセスルータの間の通信セッションを遷移するためにモバイルノード300を制御することができる。同様に、コレスポンデントノード310”は、CN310”も移動性である場合に、類似したルーチン322を含み、そしてCN310”がセッションについてのインフラストラクチャの中で固定されている場合、ルーチン322のサブセット、コレスポンデントノード処理ルーチン323を有する。
各モバイルノード300は、任意の数と組合せの移動性および固定のコレスポンデントノード310”、311”と共に与えられた任意の時刻に進み続ける任意の数のアクティブな通信セッションを有することができる。パケットの受信および送信のルーチン324、326は、前記セッションの一部分としてパケットを受信し、そして送信するために使用される。パケット(単数または複数)は、メモリ210に、例えば、トランスミッタ204によるパケットの送信に先立って、メッセージ216の組に記憶される。
情報313は、MN300およびアクセスルータ200Cと、ホームエージェント200A’’’との間に分散されるモビリティポリシー、ロケーションおよびアドレスの状態の情報314を含む。
ホームエージェントの間のルーティングループを検出するための方法
MIPv6規格は、モバイルノードが、1つのサブネットから別のサブネットへと移動しながらトランスペアレントに接続を維持することを可能にする。各モバイルデバイスは、そのホームアドレスによって識別されるが、それは、別のネットワークを通してインターネットに接続していることができる。外部ネットワークを通して接続するときに、モバイルデバイスは、そのロケーション情報をホームエージェントへと送信し、このホームエージェントは、デバイスについて意図されるパケットを傍受し、そしてそれらを現在のロケーションへとトンネルさせる。
モバイルノードは、第1のHAによって得られるホームアドレスを第2のHAに登録することによりまたはその逆によって2つのホームエージェントの間にルーティングループを生成することができる。ルーティングループが生成されると、モバイルノードによって発生されるまたはモバイルノードのHoAへと送信されるあらゆるアップリンクおよびダウンリンクのパケットは、ループの中に留まることになる。これは、HAおよびネットワークのリソースに悪影響を及ぼす可能性がある。
図4は、本開示のある種の態様に従って、MIPv6における2つのホームエージェントの間にルーティングループをもたらす悪意のあるモバイルノードからの攻撃の一例を示している。
モバイルノード408は、アクセスノード(ゲートウェイ)406を通してホームエージェントHA1 402と接続されることができる。最初に、モバイルノードは、アクセスノード406を用いて気付アドレス割当て410を実行する。次いで、モバイルノードは、バインディングアップデートBU(HoA1、CoA)メッセージ412をHA1へと送信することができる。モバイルノードは、第2のバインディングアップデートBU(HoA2、HoA1)メッセージ414をHA2へと送信することと、HA1のホームアドレスをHA2 404に登録することとにより、システムに対する攻撃を開始することができる。さらに、モバイルノードは、HA2のホームアドレスをHA1に登録するためにバインディングアップデートBU(HoA1、HoA2)メッセージ416をHA1へと送信することができる。
したがって、上記プロシージャの後に、ループが、2つのホームエージェントの間に生成されることができる。結果として、モバイルノードに対してアドレス指定され/モバイルノードによって送信される任意のダウンリンク/アップリンクのパケットは、そのループの中に留まる可能性があり、これは、システムの性能とリソースとに悪影響を及ぼす可能性がある。
図5は、本開示のある種の態様に従って、2つのホームエージェントの間のルーティングループを検出するためのシグナリング技法を示している。ホームエージェント502は、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ506を受信した後に、モバイルノード504によって登録される最後の気付アドレスへとテストメッセージ510を送信することができる。ホームエージェントと他のホームエージェントとの間にループが存在しない場合、気付アドレスは有効であり、そしてモバイルノードは、テストメッセージ510を受信する。テストメッセージを受信するとすぐに、モバイルノードは、ホームエージェントへと応答メッセージ512を送信する。
ホームエージェントと、少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にループが存在する場合、メッセージは、ループの中に留まり、そしてモバイルノードに到達しない。結果として、モバイルノードは、テストメッセージについて知らないままであり、そしてテストメッセージに対する応答を送信しない。ホームエージェントは、モバイルノードから応答を受け取るために、プリセットされた長さの時間にわたって待つことができる。ホームエージェントが、待ち持続期間のうちにモバイルノードからの応答を受信しない場合、ホームエージェントは、ホームエージェントの間にループが存在すると結論を出すことができる。次いで、ホームエージェントは、ループを中断するためにバインディング516をキャンセルすることができる。
本開示のある種の態様では、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージを受信した後に、ホームエージェントは、直ちにモバイルノードへとバインディング肯定応答メッセージ510を送信することができる。別の態様では、ホームエージェントは、ホームエージェントの間にループが存在しないことを検証した後に、モバイルノードへと肯定応答を送信することができる。前者の技法の利点のうちの1つは、それが、システムの通常のオペレーションにどのような遅延も導入しないことである。しかしながら、後者の技法においては、たとえシステムの中にループが存在しないとしても、ホームエージェントは、それが、モバイルノードからの、テストメッセージに対する応答を受信するまで待つべきであり、これは、システムの通常のオペレーションに何らかの遅延を追加する。
MIPv6規格においては、コレスポンデントノードは、モバイルノードが、それが要求する立場にあることを検証するために、気付アドレステスト開始(Care of Address Test Initiation)(CoTI)メッセージをモバイルノードへと送信することができる。CoTIメッセージを受信するとすぐに、モバイルノードは、気付アドレステスト(Care-of Address Test)(CoT)メッセージで応答する。このプロシージャは、「リターンルーティング可能性プロシージャ(return routability procedure)」と呼ばれる。
本開示のある種の態様では、ホームエージェントは、ホームエージェントの間のループを検出するために、リターンルーティング可能性プロシージャの修正バージョンを実行することができる。ホームエージェントは、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージを受信した後にループを検出するために、気付アドレステスト開始(CoTI)/気付アドレステスト(CoT)テストを実行することができる。CoTI/CoTメッセージは、コレスポンデントノードについての、MIPv6規格で指定されたCoTI/CoTメッセージと類似している、または異なるものとすることができる。バインディングアップデートメッセージの有効性は、MIPv6規格に現在存在しているチェックメカニズムを用いて検証されることが、仮定されることができる。
本開示のある種の態様では、HAは、MNによって登録される最後の気付アドレスへとCoTIメッセージを送信する。MNが、CoTメッセージで応答する場合、CoAは、有効であり、ループは、MNによって生成されない。ループが存在する場合、メッセージがループの中に留まるので、MNは、CoTIメッセージを受信しないことになる。したがって、MNは、テストメッセージ(すなわち、CoT)に対して応答しない。HAが、モバイルノードからCoTメッセージを受信しない場合、HAは、ループを中断するためにバインディングをキャンセルする。
図6は、本開示のある種の態様に従って、ホームエージェントの間のルーティングループを検出する技法についてのオペレーションの例600を示している。602において、ホームエージェントは、モバイルノードからバインディングアップデートメッセージを受信する。604において、ホームエージェントは、バインディング肯定応答(binding acknowledgement)(BA)メッセージをMNへとオプショナルに送信することができる。606において、ホームエージェントは、MNによって登録される最後のCoAへとテストメッセージを送信する。608において、応答が、テストメッセージに応じて受信された場合、HAは、ループが存在せず、そしてモバイルノードへとバインディング肯定応答メッセージをオプショナルに送信することができることを宣言する。612において、ホームエージェントの間にループが存在しないので、ホームエージェントは、モバイルノードと通信することを続けることができる。610において、応答が、テストメッセージに応じて受信されない場合、ホームエージェントは、ループを中断するためにMNとホームエージェントとの間のバインディングをキャンセルする。
本開示のある種の態様は、ホームエージェントによって実行されるプロシージャに基づいて2つのホームエージェントの間のルーティングループを検出するための代替技法を提供する。HAは、MIPv6規格の下の通常のオペレーションの一部分として、それ自体によって割り当てられたどのようなHoAに対するパケットも傍受し、そしてそれらを適切なCoAに対してトンネルさせる。パケットをトンネルさせる前に、HAは、パケットが、以前にトンネルされたか否かを調べるためにパケットをチェックすることができる。次のヘッダが、やはりIPである場合、それは、パケットがホームエージェントに到達する前にトンネルされたことを意味する。パケットが、以前にトンネルされた場合、HAは、パケットの内部を見て、そして内部ヘッダのソースアドレスをチェックすることができる。内部ヘッダのソースアドレスが、ホームエージェントのアドレスとマッチする場合、ホームエージェントは、ループを見つけることを宣言する。ホームエージェントから開始されるパケットが、後で同じホームエージェントによって受信されるときに、ループが形成される。
上記技法は、2つのHAの間のループを検出することに注意すべきである。しかしながら、本開示のある種の態様では、MNが、複数のホームエージェントの間の連鎖したループを生成している場合、HAは、次のヘッダがカプセル化を示す限り、ヘッダを構文解析することを続け、そしてそれらのどれかがホームエージェントのアドレスとマッチするかどうかを調べるために、内部ヘッダのソースアドレスをチェックすることができる。
上記技法は、常に、MIPv6規格におけるトンネリング技法など、使用されるトンネリング技法が容易に検出可能である限り、ループの中の第1のパケットが完全な円を作った後に、ループを検出する。
図7は、本開示のある種の態様に従って、ホームエージェントの間のルーティングループを検出する代替技法についてのオペレーションの例700を示している。702において、ホームエージェントは、ホームエージェントによって割り当てられるホームアドレス(HoA)にアドレス指定されたパケットを傍受する。ホームエージェントは、パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定する。704において、パケットが、以前にトンネルされた場合、ホームエージェントは、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するためにヘッダを構文解析する。706において、ホームエージェントは、少なくとも1つの内部ヘッダのうちのどれかのソースアドレスが、ホームエージェントのアドレスにマッチするかどうかをチェックする。708において、1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、ホームエージェントのアドレスとマッチしない場合に、ホームエージェントは、ホームアドレスに関連する気付アドレスに対してパケットをトンネルさせる。710において、ホームエージェントは、ホームエージェントの間のループを中断するために気付アドレスとホームアドレスとの間のバインディングをキャンセルする。
上記方法の様々なオペレーションは、図に示される手段プラス機能ブロック(means-plus-function blocks)に対応する様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアのコンポーネント(単数または複数)および/またはモジュール(単数または複数)によって実行されることができる。例えば、図6に示されるブロック602〜612は、図6Aに示される手段プラス機能ブロック602A〜612Aに対応する。さらに、図7に示されるブロック702〜710は、図7Aに示される手段プラス機能ブロック702A〜710Aに対応する。より一般的には、対応する相手の手段プラス機能図を有する図の中に示される方法が存在する場合には、オペレーションブロックは、同様な番号付けを有する手段プラス機能ブロックに対応する。
本開示に関連して説明される様々な例示の論理ブロック、モジュール、および回路は、ここにおいて説明される機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)(DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit)(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array)(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(programmable logic device)(PLD)、ディスクリートなゲートまたはトランジスタの論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント(discrete hardware components)、あるいはそれらの任意の組合せ、を用いてインプリメントされ、または実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることもできるが、代替案においては、プロセッサは、どのような市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることもできる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと組み合わされた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような任意のコンフィギュレーション、としてインプリメントされることもできる。
本開示に関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアの形で直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールの形で、あるいはそれら2つの組合せの形で実施されることができる。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において知られている任意の形態のストレージ媒体の中に存在することができる。使用されることができるストレージ媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(random access memory)(RAM)と、リードオンリーメモリ(read only memory)(ROM)と、フラッシュメモリと、EPROMメモリと、EEPROMメモリと、レジスタと、ハードディスクと、着脱可能ディスクと、CD−ROMなどとを含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備えることができ、そして異なるプログラムの間に、そして複数のストレージ媒体を通して、いくつかの異なるコードセグメント上に分散されることができる。ストレージ媒体は、プロセッサが、ストレージ媒体から情報を読み取り、そしてストレージ媒体へと情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されることができる。代替案においては、ストレージ媒体は、プロセッサと一体になっていることもできる。
ここにおいて開示される方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲についての範囲を逸脱することなく、互換されることができる。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が、指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正されることができる。
説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せの形でインプリメントされることができる。ソフトウェアの形でインプリメントされる場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令として記憶されることができる。ストレージ媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる使用可能な任意の媒体とすることができる。例として、限定するものではないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で望ましいプログラムコードを搬送し、または記憶するために使用されることができ、そしてコンピュータによってアクセスされることができる他の任意の媒体、を備えることができる。ここにおいて使用されるようなディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)(登録商標)、光ディスク(optical disc)、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(floppy(登録商標) disk)、およびブルーレイ(Blu-ray)(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここでディスク(disks)は通常、データを磁気的に再生するが、ディスク(discs)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。
ソフトウェアまたは命令は、伝送媒体上で送信されることもできる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア(twisted pair)、デジタル加入者回線(digital subscriber line)(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、そのときには同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術は、伝送媒体の定義の中に含まれる。
さらに、ここにおいて説明される方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能なようにユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、かつ/または他の方法で得られることができることを理解すべきである。例えば、そのようなデバイスは、ここにおいて説明される方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されることができる。代わりに、ここにおいて説明される様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が、ストレージ手段をデバイスに結合する、または提供するとすぐに様々な方法を得ることができるように、ストレージ手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)やフロッピー(登録商標)ディスクなどの物理ストレージ媒体など)を経由して提供されることができる。さらに、ここにおいて説明される方法および技法をデバイスに提供するための他の適切な任意の技法が、利用されることができる。
特許請求の範囲は、上記に例示される正確なコンフィギュレーションおよびコンポーネントだけに限定されないことを理解すべきである。様々な修正、変更、および変形が、特許請求の範囲についての範囲を逸脱することなく、上記に説明される方法および装置の構成、オペレーション、および詳細において行われることができる。
上記は、本開示の態様に向けられているが、本開示の他のさらなる態様は、その基本的範囲を逸脱することなく、工夫されることができ、そしてその範囲は、添付の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (18)

  1. ホームエージェントによるワイヤレス通信のための方法であって、
    モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信することと、
    前記モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)へとテストメッセージを送信することと、
    前記テストメッセージに応じて前記モバイルノードから応答を受信することと、
    を備え、前記応答は、前記ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される、方法。
  2. 前記モバイルノードから前記テストメッセージに対する応答が受信されない場合に、前記モバイルノードと前記ホームエージェントとの間のバインディングをキャンセルすること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記テストメッセージは、気付アドレステスト開始(CoTI)メッセージを備え、そして前記テストメッセージに対する前記応答は、気付アドレステスト(CoT)メッセージを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記バインディングアップデートメッセージを受信した後、または前記テストメッセージに応じて前記モバイルノードから前記応答を受信した後のいずれかに、バインディング肯定応答メッセージが前記モバイルノードへと送信される、請求項1に記載の方法。
  5. ホームエージェントによるワイヤレス通信のための方法であって、
    ホームアドレス(HoA)にアドレス指定されたパケットを傍受することと、
    前記パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定することと、
    前記パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するために、前記パケットのヘッダを構文解析することと、
    前記1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、前記ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、前記ホームアドレスに関連する気付アドレスに対して前記パケットをトンネルさせることと、
    を備える方法。
  6. 前記内部ヘッダのうちのどれかの前記ソースアドレスが前記ホームエージェントの前記アドレスにマッチする場合に、前記気付アドレスの前記ホームアドレスとのバインディングをキャンセルしてルーティングループを中断すること、をさらに備える請求項5に記載の方法。
  7. ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置であって、
    モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信するための論理回路と、
    前記モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)へとテストメッセージを送信するための論理回路と、
    前記テストメッセージに応じて前記モバイルノードから応答を受信するための論理回路と、
    を備え、前記応答は、前記ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される、装置。
  8. 前記モバイルノードから前記テストメッセージに対して応答が受信されない場合に、前記モバイルノードと前記ホームエージェントとの間のバインディングをキャンセルするための論理回路、をさらに備える請求項7に記載の装置。
  9. 前記テストメッセージは、気付アドレステスト開始(CoTI)メッセージを備え、そして前記テストメッセージに対する前記応答は、気付アドレステスト(CoT)メッセージを備える、請求項7に記載の装置。
  10. 前記バインディングアップデートメッセージを受信した後、または前記テストメッセージに応じて前記モバイルノードから前記応答を受信した後のいずれかに、バインディング肯定応答メッセージが前記モバイルノードへと送信される、請求項7に記載の装置。
  11. ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置であって、
    ホームアドレス(HoA)にアドレス指定されたパケットを傍受するための論理回路と、
    前記パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定するための論理回路と、
    前記パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するために、前記パケットのヘッダを構文解析するための論理回路と、
    前記1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、前記ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、前記ホームアドレスに関連する気付アドレスに対して前記パケットをトンネルさせるための論理回路と、
    を備える装置。
  12. 前記内部ヘッダのうちのどれかの前記ソースアドレスが、前記ホームエージェントの前記アドレスにマッチする場合に、ルーティングループを中断するために前記気付アドレスの前記ホームアドレスとのバインディングをキャンセルするための論理回路、をさらに備える請求項11に記載の装置。
  13. ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置であって、
    モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信するための手段と、
    前記モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)へとテストメッセージを送信するための手段と、
    前記テストメッセージに応じて前記モバイルノードから応答を受信するための手段と、
    を備え、前記ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、前記応答が受信される、装置。
  14. ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置であって、
    ホームアドレス(HoA)にアドレス指定されたパケットを傍受するための手段と、
    前記パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定するための手段と、
    前記パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するために、前記パケットのヘッダを構文解析するための手段と、
    前記1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、前記ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、前記ホームアドレスに関連する気付アドレスに対して前記パケットをトンネルさせるための手段と、
    を備える装置。
  15. ホームエージェントによるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムプロダクトであって、その上に命令を記憶しているコンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能であり、そして前記命令は、
    モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信するための命令と、
    前記モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)へとテストメッセージを送信するための命令と、
    前記テストメッセージに応じて前記モバイルノードから応答を受信するための命令と、
    を備え、前記応答は、前記ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される、コンピュータプログラムプロダクト。
  16. ホームエージェントによるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムプロダクトであって、その上に命令を記憶しているコンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能であり、そして前記命令は、
    ホームアドレス(HoA)にアドレス指定されたパケットを傍受するための命令と、
    前記パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定するための命令と、
    前記パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するために、前記パケットのヘッダを構文解析するための命令と、
    前記1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、前記ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、前記ホームアドレスに関連する気付アドレスに対して前記パケットをトンネルさせるための命令と、
    を備える、コンピュータプログラムプロダクト。
  17. ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置であって、
    モバイルノードからバインディングアップデートメッセージ(BU)を受信するように、
    前記モバイルノードによって登録される最後の気付アドレス(CoA)へとテストメッセージを送信するように、そして
    前記テストメッセージに応じて前記モバイルノードから応答を受信するように、
    構成された少なくとも1つのプロセッサ、を備え、前記応答は、前記ホームエージェントと少なくとも1つの他のホームエージェントとの間にルーティングループが存在しない場合に、受信される、装置。
  18. ホームエージェントによるワイヤレス通信のための装置であって、
    ホームアドレス(HoA)にアドレス指定されたパケットを傍受するように、
    前記パケットが、以前にトンネルされたかどうかを決定するように、
    前記パケットが、以前にトンネルされた場合に、少なくとも1つの内部ヘッダの1つまたは複数のソースアドレスを抽出するために、前記パケットのヘッダを構文解析するように、そして
    前記1つまたは複数のソースアドレスのうちのどれも、前記ホームエージェントのアドレスにマッチしない場合に、前記ホームアドレスに関連する気付アドレスに対して前記パケットをトンネルさせるように、
    構成された少なくとも1つのプロセッサ、を備える装置。
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