JP2012503432A - マルチモード移動体デバイスに対する迅速なシステム選択および捕捉 - Google Patents

マルチモード移動体デバイスに対する迅速なシステム選択および捕捉 Download PDF

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Abstract

ある無線アクセス技術(RAT)ネットワークからのネットワークトポロジーおよびカバレッジ情報を使用して、マルチモード移動局(MS)に対する別の異なるRATネットワークの捕捉を支援する方法および装置、例えば、3G(第3世代)ネットワークについてのトポロジーおよびカバレッジ情報に基づいて、WiMAX(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス)ネットワークを捕捉し、および逆もまた同じである方法および装置が提供されている。この方法で支援される基地局(BS)捕捉は、以前に中断した、または、停止したネットワークサービスの迅速な復旧を提供することができる一方で、周期的なスキャニングおよび登録が生じる必要がないので、電力セービングモードの間、マルチモードMSの電力消費を減少させる。
【選択図】 図6

Description

本開示のある実施形態は、一般的に、ワイヤレス通信に関し、さらに詳細には、ネットワークトポロジー情報に基づいて、2つ以上の異なるネットワークサービスへのマルチモード移動局(MS)の複数の接続を確立することに関する。
背景
IEEE802.16の下での、直交周波数分割多重化(OFDM)および直交周波数分割多元接続(OFDMA)のワイヤレス通信システムは、基地局のネットワークを使用して、複数の副搬送波の周波数の直交性に基づいて、システム中のサービスに登録しているワイヤレスデバイス(すなわち、移動局)と通信し、マルチパスフェージングおよび干渉に対する耐性のような、ワイドバンドワイヤレス通信に対する多数の技術的な利点を達成するように実現することができる。それぞれの基地局(BS)は、移動局へのデータおよび移動局からのデータを伝える無線周波数(RF)信号を放出および受信する。
一般的に、ほとんどの移動局に対して、バッテリーが電力を提供するので、MSの設計エンジニアにとって、電力消費は懸念事項である。典型的に、多くの無線アクセス技術(RAT)に対して、バッテリー電力をセーブするための低い電力のスタンバイモードが存在する。マルチモードワイヤレスデバイスに関しては、複数のネットワークサービスに同時にデバイスを登録してもよい。例えば、(音声通話およびテキストメッセージに対する)3Gネットワークと、(高速インターネットアクセスに対する)WiMAXネットワークとの双方に同時にスマートフォンを登録してもよい。確実に通信を継続するためにマルチモードデバイスが担当BSに報告することを、3GネットワークおよびWiMAXネットワークの双方が一般的に要望する。スタンバイモードの間でさえ、周期的な登録が必要とされることがあり、双方のネットワークサービスに登録したままであることは、電力を消費する。
概要
ある無線アクセス技術(RAT)ネットワークからのネットワークトポロジーおよびカバレッジ情報を使用して、マルチモード移動局(MS)に対する別の異なるRATネットワークの捕捉を支援する方法および装置、例えば、3G(第3世代)ネットワークについてのトポロジーおよびカバレッジ情報に基づいて、WiMAX(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス)ネットワークを捕捉し、および逆もまた同じである方法および装置が提供されている。この方法で支援される基地局(BS)捕捉は、以前に中断した、または、停止したネットワークサービスの迅速な復旧を提供することができる一方で、周期的なスキャニングおよび登録が生じる必要がないので、電力セービングモードの間、マルチモードMSの電力消費を減少させる。 本開示のある実施形態は、少なくとも第1および第2のRATを介して通信することが可能なマルチモードMSによりネットワークにアクセスする方法を提供する。方法は、一般的に、第1の基地局との接続を確立して、第1のRATを介してネットワークにアクセスすることと、並行サービス捕捉データベースにアクセスして、第1の基地局についての情報に基づいて、第2のRATを介してネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2の基地局についての情報を取得することと、取得した情報を使用して、第2の基地局との接続を確立しようと試行することとを含んでいる。
本開示のある実施形態は、少なくとも第1および第2のRATを介して通信することが可能なマルチモードMSによりネットワークにアクセスするためのコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトは、典型的に、その上に命令を記憶させているコンピュータ読取可能媒体を備え、命令は、1つ以上のプロセッサにより実行可能である。命令は、一般的に、第1の基地局との接続を確立して、第1のRATを介してネットワークにアクセスするための命令と、並行サービス捕捉データベースにアクセスして、第1の基地局についての情報に基づいて、第2のRATを介してネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2の基地局についての情報を取得するための命令と、取得した情報を使用して、第2の基地局との接続を確立しようと試行するための命令とを含んでいる。
本開示のある実施形態は、少なくとも第1および第2のRATを介して通信することが可能であり、ネットワークにアクセスする装置を提供する。装置は、一般的に、第1の基地局との接続を確立して、第1のRATを介してネットワークにアクセスする手段と、並行サービス捕捉データベースにアクセスして、第1の基地局についての情報に基づいて、第2のRATを介してネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2の基地局についての情報を取得する手段と、取得した情報を使用して、第2の基地局との接続を確立しようと試行する手段とを備えている。
本開示のある実施形態は、少なくとも第1および第2のRATを介して通信することが可能であり、ネットワークにアクセスするマルチモード移動体デバイスを提供する。移動体デバイスは、一般的に、第1の基地局との接続を確立して、第1のRATを介してネットワークにアクセスするように構成されている第1の接続論理と、並行サービス捕捉データベースにアクセスして、第1の基地局についての情報に基づいて、第2のRATを介してネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2の基地局についての情報を取得するように構成されているデータベース論理と、取得した情報を使用して、第2の基地局との接続を確立しようと試行するように構成されている第2の接続論理とを備えている。
本開示の上記に記載した特徴を詳細に理解できる方法で、上記では簡単にまとめられているさらに特定の説明を、実施形態に対する参照により得ることができるように、実施形態のうちのいくつかを、添付した図面中で示している。しかしながら、添付した図面は、この開示のある典型的な実施形態のみを示しており、それゆえ、その範囲を限定するものとして考えられるものではないことに留意すべきである。説明は、他の等しく有効な実施形態に適応できる余地があるためである。
図1は、本開示のある実施形態にしたがった、例示的なワイヤレス通信システムを示している。 図2は、本開示のある実施形態にしたがった、ワイヤレスデバイス中で利用されてもよいさまざまなコンポーネントを示している。 図3は、本開示のある実施形態にしたがった、直交周波数分割多重化および直交周波数分割多元接続(ODFM/OFDMA)技術を利用するワイヤレス通信システム内で使用されてもよい、例示的な送信機および例示的な受信機を示している。 図4は、本開示のある実施形態にしたがった、3GネットワークカバレッジエリアにオーバーレイしているWiMAXネットワークカバレッジエリアを持つネットワークトポロジーを示している。 図5は、アクセスして、第1の無線アクセス技術(RAT)を介して並行してサービスを提供することが可能な現在の担当BSについての情報を知ることにより、第2のRATを介してマルチモード移動局(MS)にネットワークサービスを提供している少なくとも1つの基地局(BS)についての情報を取得することができる、本開示のある実施形態にしたがった、並行サービス捕捉データベースを示している。 図6は、第1および第2のRATを介する並行ネットワークサービスをマルチモードMSに提供できるように、2つのBSとの接続を確立しようとして、並行サービス捕捉データベースを利用して、第1のRATを介してネットワークサービスを提供する第1のBSについての情報に基づいて、第2のRATを介してネットワークサービスを提供する少なくとも第2のBSについての情報を取得するための、本開示のある実施形態にしたがった、例示的な動作のフローダイヤグラムである。 図6Aは、第1および第2のRATを介する並行ネットワークサービスをマルチモードMSに提供できるように、2つのBSとの接続を確立しようとして、並行サービス捕捉データベースを利用するための、本開示のある実施形態にしたがった、図6の例示的な動作に対応する手段のブロックダイヤグラムである。 図7Aは、2つのRAT(例えば、3GおよびWiMAX)によって現在サービス提供されているロケーションから、1つのRAT(例えば、3G)によってのみサービス提供されているロケーションへとマルチモードMSが移動する、本開示のある実施形態にしたがった、移動性のシナリオを示している。 図7Bは、1つのRAT(例えば、3G)によってのみ現在サービス提供されているロケーションから、2つのRAT(例えば、3GおよびWiMAX)によってサービス提供されているロケーションへと、マルチモードMSが移動する、本開示のある実施形態にしたがった、移動性のシナリオを示している。 図8Aは、第2のBSに関係付けられているかもしれない、第1のRATを介して現在ネットワークサービスを提供している第1のBSについての情報を有する並行サービス捕捉データベースを利用することにより、第2のRATを介してマルチモードMSに並行ネットワークサービスを提供することができる第2のBSへの接続を回復しようと試行するための、本開示のある実施形態にしたがった、例示的な動作を示している。 図8Bは、第2のBSに関係付けられているかもしれない、第1のRATを介して現在ネットワークサービスを提供している第1のBSについての情報を有する並行サービス捕捉データベースを利用することにより、第2のRATを介してマルチモードMSに並行ネットワークサービスを提供することができる第2のBSへの接続を回復しようと試行するための、本開示のある実施形態にしたがった、例示的な動作を示している。 図8Cは、本開示のある実施形態にしたがった、第2のRATを介してマルチモードMSに並行ネットワークサービスを提供することができる第2のBSへの接続を回復しようと試行するための図8Aの例示的な動作に対応する手段を示している。 図8Dは、本開示のある実施形態にしたがった、第2のRATを介してマルチモードMSに並行ネットワークサービスを提供することができる第2のBSへの接続を回復しようと試行するための図8Bの例示的な動作に対応する手段を示している。 図9は、本開示のある実施形態にしたがった、カバレッジエリアを共有し、マルチモードMSに並行ネットワークサービスを提供することが可能な、2つの異なるRATに対するBS情報の対の表である。 図10は、本開示のある実施形態にしたがった、図4のWiMAXネットワークカバレッジエリアおよび3GネットワークカバレッジエリアにオーバーレイしているWiFi(登録商標)ネットワークカバレッジエリアを持つネットワークトポロジーを示している。 図11は、本開示のある実施形態にしたがった、カバレッジエリアを共有し、マルチモードMSに並行ネットワークサービスを提供することが可能な、3つの異なるRAT(例えば、3G、WiMAX、およびWiFi)に対するBS情報の対の表である。 図12は、マルチモードMSのグローバルポジショニングシステム(GPS)座標を知ることにより、アクセスして、特定のRATを介してネットワークサービスを提供している少なくとも1つの基地局(BS)についての情報を取得することができる、本開示のある実施形態にしたがった、並行サービス捕捉データベースを示している。 図13は、本開示のある実施形態にしたがった、ネットワークサービスを提供している基地局のうちのいくつかに対するGPS座標を持つ、図7Aおよび図7Bのネットワークトポロジーを示している。 図14は、本開示のある実施形態にしたがった、BS情報を決定してシステム捕捉を支援する別の手段として、図9のBS情報の対の表にGPS座標を加えたものである。
詳細な説明
ある無線アクセス技術(RAT)ネットワークからのネットワークトポロジーおよびカバレッジ情報を使用して、マルチモード移動局(MS)に対する別の異なるRATネットワークの捕捉を支援する方法および装置、例えば、3G(第3世代)ネットワークについてのトポロジーおよびカバレッジ情報に基づいて、WiMAX(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス)ネットワークを捕捉し、および逆もまた同じである方法および装置が提供されている。この方法で支援される基地局(BS)捕捉は、以前に中断した、または、停止したネットワークサービスの迅速な復旧を提供することができる一方で、周期的なスキャニングおよび登録が生じる必要がないので、電力セービングモードの間、マルチモードMSの電力消費を減少させる。
例示的なワイヤレス通信システム
本開示の方法および装置は、ブロードバンドワイヤレス通信システム中で利用することができる。用語“ブロードバンドワイヤレス”は、所定のエリアにわたって、ワイヤレス、音声、インターネット、および/またはデータのネットワークアクセスを提供する技術のことを指す。
WiMAXは、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセスを表し、長距離にわたって高スループットのブロードバンド接続を提供する、標準規格ベースのブロードバンドワイヤレス技術である。今日、WiMAXの2つの主要なアプリケーションがある:固定WiMAXとモバイルWiMAXである。固定WiMAXアプリケーションは、ポイント・ツー・マルチポイントであり、例えば、家庭および企業へのブロードバンドアクセスを可能にする。モバイルWiMAXは、ブロードバンド速度におけるセルラネットワークの完全な移動性を提案する。
モバイルWiMAXは、OFDM(直交周波数分割多重化)技術およびOFDMA(直交周波数分割多元接続)技術に基づいている。OFDMは、近年、さまざまな高データレート通信システムにおいて幅広い採用が判明している、デジタルマルチ搬送波変調技術である。OFDMを用いると、送信ビットストリームは、複数のより低いレートのサブストリームに分割される。各サブストリームは、複数の直交副搬送波のうちの1つで変調され、複数のパラレルなサブチャネルのうちの1つを通して送られる。OFDMAは、異なるタイムスロット中で副搬送波をユーザに割り当てる多元接続技術である。OFDMAは、幅広く変化するアプリケーション、データレート、およびサービス品質要件を持つ多くのユーザに適応できる、柔軟な多元接続技術である。
ワイヤレスインターネットおよびワイヤレス通信における急激な成長は、ワイヤレス通信サービスの分野における、高データレートに対する増加する需要につながっている。OFDM/OFDMAシステムは今日、最も見込みのある研究エリアのうちの1つとして、および、次世代のワイヤレス通信のためのキー技術として考えられている。これは、OFDM/OFDMA変調スキームが、旧来の単一搬送波変調スキームと比べて、変調効率、スペクトル効率、柔軟性および強力なマルチパス耐性のような、多くの利点を提供できるという事実に起因している。
IEEE802.16xは、固定および移動のブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)システムに対するエアインターフェースを規定するための新興標準規格団体である。これらの標準規格は少なくとも4つの異なる物理レイヤ(PHY)および1つのメディアアクセス制御(MAC)レイヤを定義する。4つの物理レイヤのうちのOFDM物理レイヤおよびOFDMA物理レイヤは、それぞれ固定および移動のBWAエリアにおいて最も普及している。
図1は、ワイヤレス通信システム100の例を示している。ワイヤレス通信システム100は、ブロードバンドワイヤレス通信システムであってもよい。ワイヤレス通信システム100は、多数のセル102に対する通信を提供してもよく、それぞれのセル102は基地局104によりサービス提供される。基地局104は、ユーザ端末106と通信する固定局であってもよい。基地局104は代わりに、アクセスポイント、ノードBまたは他の何らかの専門用語として呼ぶことがある。
図1は、システム100全体にわたって分散しているさまざまなユーザ端末106を示している。ユーザ端末106は固定の(すなわち、静的な)ものまたは移動性のものであってもよい。ユーザ端末106は代わりに、遠隔局や、アクセス端末や、端末や、加入者ユニットや、移動局や、局や、ユーザ機器等として呼ぶことがある。ユーザ端末106は、セルラ電話機や、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)や、ハンドヘルドデバイスや、ワイヤレスモデムや、ラップトップコンピュータや、パーソナルコンピュータ(PC)等のような、ワイヤレスデバイスであってもよい。
ワイヤレス通信システム100中における、基地局104とユーザ端末106との間の送信に対して、さまざまなアルゴリズムおよび方法を使用してもよい。例えば、OFDM/OFDMA技術にしたがって、基地局104とユーザ端末106との間で、信号を送信および受信してもよい。このケースである場合、ワイヤレス通信システム100はOFDM/OFDMAシステムとして呼ぶことがある。
基地局104からユーザ端末106への送信を促進する通信リンクは、ダウンリンク108として呼び、ユーザ端末106から基地局104への送信を促進する通信リンクは、アップリンク110として呼ぶことがある。代わりに、ダウンリンク108は、フォワードリンクまたはフォワードチャネルとして呼び、アップリンク110は、リバースリンクまたはリバースチャネルとして呼ぶことがある。
セル102は複数のセクター112に分割されていてもよい。セクター112は、セル102内の物理的なカバレッジエリアである。ワイヤレス通信システム100内の基地局104は、セル102の特定のセクター112内に電力フローを集中させるアンテナを利用してもよい。このようなアンテナは、指向性アンテナとして呼ぶことがある。
図2は、ワイヤレスデバイス202中で利用されてもよいさまざまなコンポーネントを示している。ワイヤレスデバイス202は、ここで説明するさまざまな方法を実現するように構成されているデバイスの例である。ワイヤレスデバイス202は、基地局104またはユーザ端末106であってもよい。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を具備していてもよい。プロセッサ204はまた、中央処理装置(CPU)としても呼ぶこともある。リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)との双方を含んでいてもよいメモリ206は、プロセッサ204に命令およびデータを提供する。メモリ206の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでいてもよい。プロセッサ204は、典型的に、メモリ206内に記憶されているプログラム命令に基づいた論理的動作および算術動作を実行する。メモリ206中の命令は、ここに説明する方法を実現するために実行可能であってもよい。
ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202と遠隔ロケーションとの間のデータの送信および受信を可能にする送信機210および受信機212を備えていてもよいハウジング208を具備していてもよい。送信機210および受信機212は、組み合わせて、トランシーバ214にしてもよい。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられていてもよく、トランシーバ214に電気的に結合されていてもよい。ワイヤレスデバイス202はまた、(示していない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または、複数のアンテナを具備していてもよい。
ワイヤレスデバイス202はまた、トランシーバ214により受信した信号のレベルを検出して、定量化しようとして使用してもよい信号検出器218を具備していてもよい。信号検出器218は、このような信号を、総エネルギーや、パイロット副搬送波からのパイロットエネルギーまたはプリアンブルシンボルからの単一エネルギーや、電力スペクトル密度や、他の信号として検出してもよい。ワイヤレスデバイス202はまた、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220を具備していてもよい。
ワイヤレスデバイス202のさまざまなコンポーネントは、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含んでもよいバスシステム222により互いに結合されていてもよい。
図3は、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100内で使用されてもよい送信機302の例を示している。送信機302の一部分は、ワイヤレスデバイス202の送信機210中で実現されてもよい。送信機302は、ダウンリンク108上でユーザ端末106にデータ306を送信するために、基地局104中で実現されてもよい。送信機302はまた、アップリンク110上で基地局104にデータ306を送信するために、ユーザ端末106中で実現されてもよい。
送信されることになるデータ306は、シリアルパラレル(S/P)コンバータ308への入力として提供されるように示している。S/Pコンバータ308は、送信データをN個のパラレルデータストリーム310に分ける。
N個のパラレルデータストリーム310はその後、マッパー312への入力として提供される。マッパー312は、N個のパラレルデータストリーム310をN個の配列点上にマッピングする。マッピングは、2位相シフトキーイング(BPSK)や、4位相シフトキーイング(QPSK)や、8位相シフトキーイング(8PSK)や、直角位相振幅変調(QAM)等のような、何らかの変調配列を使用してなされてもよい。したがって、マッパー312はN個のパラレルシンボルストリーム316を出力し、それぞれのシンボルストリーム316は、高速逆フーリエ変換(IFFT)320のN個の直交副搬送波のうちの1つに対応している。これらのN個のパラレルシンボルストリーム316は、周波数ドメインで表され、IFFTコンポーネント320により、N個のパラレル時間ドメインサンプルストリーム318にコンバートされる。
ここで専門用語についての簡潔な注記を提供する。周波数ドメインにおけるN個のパラレル変調は、周波数ドメインにおけるN個の変調シンボルに等しく、周波数ドメインにおけるN個の変調シンボルは、周波数ドメインにおけるN個のマッピングおよびNポイントIFFTに等しく、周波数ドメインにおけるN個のマッピングおよびNポイントIFFTは、時間ドメインにおける1個の(有用な)OFDMシンボルに等しく、時間ドメインにおける1個の(有用な)OFDMシンボルは、時間ドメインにおけるN個のサンプルに等しい。時間ドメインにおける1個のOFDMシンボルNsは、Ncp(OFDMシンボル当たりのガードサンプルの数)+N(OFDMシンボル当たりの有用なサンプルの数)に等しい。
N個のパラレル時間ドメインサンプルストリーム318は、パラレルシリアル(P/S)コンバータ324により、OFDM/OFDMAシンボルストリーム322にコンバートされる。ガード挿入コンポーネント326は、OFDM/OFDMAシンボルストリーム322中の連続するOFDM/OFDMAシンボル間にガードインターバルを挿入する。ガード挿入コンポーネント326の出力はその後、無線周波数(RF)フロントエンド328により、所望の送信周波数帯域にアップコンバートされる。アンテナ330はその後、結果として得られる信号332を送信する。
図3はまた、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100内で使用されてもよい受信機304の例を示している。受信機304の一部分は、ワイヤレスデバイス202の受信機212中で実現されてもよい。受信機304は、ダウンリンク108上で基地局104からデータ306を受信するために、ユーザ端末106中で実現されてもよい。受信機304はまた、アップリンク110上でユーザ端末106からデータ306を受信するために、基地局104中で実現されてもよい。
送信信号322は、ワイヤレスチャネル334を通して伝わるように示している。信号332’がアンテナ330’により受信されるとき、受信信号332’は、RFフロントエンド328’によりベースバンド信号にダウンコンバートされる。ガード除去コンポーネント326’はその後、ガード挿入コンポーネント326によりOFDM/OFDMAシンボル間に挿入されたガードインターバルを除去する。
ガード除去コンポーネント326’の出力は、S/Pコンバータ324’に提供される。S/Pコンバータ324’は、OFDM/OFDMAシンボルストリーム322’をN個のパラレル時間ドメインシンボルストリーム318’に分割する。それぞれのN個のパラレル時間ドメインシンボルストリーム318’は、N個の直交副搬送波のうちの1つに対応している。高速フーリエ変換(FFT)コンポーネント320’は、N個のパラレル時間ドメインシンボルストリーム318’を周波数ドメインにコンバートし、N個のパラレル周波数ドメインシンボルストリーム316’を出力する。
デマッパー312’は、マッパー312により実行されたシンボルマッピング動作の逆を実行し、これにより、N個のパラレルデータストリーム310’を出力する。P/Sコンバータ308’はN個のパラレルデータストリーム310’を単一データストリーム306’に組み合わせる。理想的には、このデータストリーム306’は、送信機302への入力として提供されたデータ306に対応する。
複数のオーバーレイしているネットワークを持つ例示的なネットワークトポロジー
図4は、互いにオーバーレイしている2つの異なるネットワークシステム410、420を持ち、2つの異なる無線アクセス技術(RAT)を介して、オーバーラップするネットワークカバレッジを提供するネットワークトポロジー400を示している。例えば、1つのネットワークは、3G(第3世代の移動体電話機の標準規格および技術)システム410であってもよく、これは、EVDO(進化データオプティマイズド)と、1xRTT(1タイムズ無線送信技術、すなわち単に1x)と、W−CDMA(ワイドバンドコード分割多元接続)と、UMTS−TDD(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム−時分割デュプレクス)と、HSPA(高速パケットアクセス)と、GPRS(一般パケット無線サービス)と、EDGE(グローバル進化に対する拡張データレート)とを含む、さまざまな3G RATのうちの何らかの1つを介してネットワークサービスを提供することができる。3Gネットワーク410は、音声通話に加えて、高速インターネットアクセスとビデオ電話通信とを組み込むように進化したワイドエリアセルラ電話機ネットワークである。さらに、3Gネットワーク410は、他のネットワークシステムよりも確立されており、他のネットワークシステムよりも大きいカバレッジエリア412を提供することができる。3Gネットワークサービスは、各カバレッジエリア412中の3G基地局により提供される。
他のオーバーレイしているネットワークシステムは、例えば、(IEEE802.11にしたがった)WiFiネットワークシステムまたはWiMAXネットワークシステム420のような高速データネットワークであってもよい。3Gネットワーク410に比べて、WiMAXネットワーク420が、高速データサービスに対して好まれることがあるが、3Gネットワーク410は、所望のサービス品質(QoS)と利用可能な3G RATとに依存して、高速データに対する十分な帯域幅を提供することができる。WiMAXネットワーク420は、3Gネットワーク410よりも確立されていないことがあり、図4で示しているような、より小さいカバレッジエリア422を提供することがある。WiMAXネットワークサービスは、各カバレッジエリア422中のWiMAX基地局により提供される。
マルチモード移動局(例えば、音声通話と、インターネットへのアクセスと、リアルタイムビデオとが可能なスマートフォン)では、さまざまなアプリケーションが、並行して複数のネットワークシステムにアクセスすることができる。例えば、多くのユーザは、音声通話や、SMS(ショートメッセージサービス、すなわちテキストメッセージ)や、または他の低いデータレートのアプリケーションのために、3Gネットワーク410に同時に接続しながら、比較的ローカルな高速データホットスポット中でWiMAXネットワーク420により提供される高速データサービスを使用するかもしれない。ユーザがこのようなホットスポットを離れる場合に、または、ある時間の間、WiMAXデータが何も送信されない場合に、高速データアプリケーションが一時的にサスペンドされることがあり、後に、WiMAXネットワークサービスがもう一度利用可能になったときに、場合によっては別のホットスポットロケーションにおいて、アプリケーションが回復することがある。
この移行の間に、例えば音声通話のような3Gアプリケーションは、音声通話またはSMSに対するページングを待つために、3Gネットワーク410に接続し続けてもよい一方で、高速データサービスコンポーネントの少なくとも一部(例えば、マルチモードMSのWiMAXモジュールまたは回路ブロック)は、電力、つまりバッテリー寿命をセーブするために電源が切られるかもしれない。しかしながら、このWiMAX電力セービング状態の間に、IEEE802.16標準規格にしたがって周期的な登録が実行されることがあり、410、420双方のネットワークに登録したままであることにより、不必要に電力を消費するかもしれない。
調整されていない3GモジュールおよびWiMAXモジュールを持つ移動体ワイヤレスデバイスに対して、ユーザは、電力をセーブし、スタンバイ時間を増加させようとして、ある時間において、WiMAXモジュールをシャットダウンすることを選ぶことがある。しかしながら、ユーザ制御のシャットダウンは、多数の問題を生じさせる。第1に、ユーザは、WiMAXモジュールの電源を入れる/切るために、時間のかかる手動の手段を取ることがある。第2に、WiMAXモジュールは、担当基地局のスキャニングおよび登録を要求して、新しくすることがある。第3に、マルチモードMS上の内在データアプリケーションが、データ接続性を失うことがある。
したがって、必要とされているのは、電力消費を低く保ちながらも、マルチモードMSに対する高速接続を迅速に回復するための技術および装置である。
マルチモード移動局(MS)に対する例示的な支援された捕捉
図5は、並行サービス捕捉データベース500を示している。並行サービス捕捉データベース500にアクセスして、第1の無線アクセス技術(RAT)を介して並行してサービスを提供することが可能な現在の担当BSについての情報を知ることにより、第2のRATを介してマルチモードMSにネットワークサービスを提供することが可能な少なくとも1つのBSについての情報を取得することができる。データベース500中の情報の記録(すなわち、並行サービス捕捉記録)は、ネットワークサービスプロバイダまたはデバイス製造者によりマルチモードMSに提供されてもよく、あるいは、デバイスの起動または後続する動作の間に、ネットワークによりマルチモードMSに送信されてもよく、あるいは、通常の動作の間に、マルチモードMSにより知られてもよい。
例えば、現在の3G基地局(BSx)に対するカバレッジエリアの少なくとも一部にオーバーレイするネットワークサービスを提供する1つ以上のWiMAX基地局(BS0…n)に関する情報を持つ並行サービス捕捉記録を見つけようとして、現在ネットワークサービスを提供している特定の3G BSxについての情報をデータベース500に入力してもよい。もう一方では、現在のWiMAX基地局(BSy)に対するカバレッジエリアの少なくとも一部にオーバーレイするネットワークサービスを提供する1つ以上のBS基地局(BS0…m)に関する情報を持つ並行サービス捕捉記録を見つけようとして、現在ネットワークサービスを提供している特定のWiMAX BSyについての情報をデータベース500に入力してもよい。
図6は、第1および第2のRATを介する並行ネットワークサービスをマルチモードMSに提供することができるように、2つのBSとの接続を確立しようとして、並行サービス捕捉データベース500を利用して、第1のRATを介してネットワークサービスを提供する第1のBSについての情報に基づいて、第2のRATを介してネットワークサービスを提供する少なくとも第2のBSについての情報を取得するための例示的な動作600のフローダイヤグラムである。
動作600は、第1の基地局との接続を確立して、第1のRATを介してネットワークにアクセスすることにより、610において開始する。例えば、第1のBSは、3Gネットワーク410中の3G BSであってもよい。いったん接続が確立されると、システム識別番号(SID)、ネットワーク識別番号(NID)、および、パケットゾーン識別番号(PZID)のような、第1のBSについての情報が、他の実施形態に対して決定されてもよい。
620において、第1のBSについての情報に基づいて、並行サービス捕捉データベース500にアクセスして、第2のRATを介してネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2のBSについての情報を取得してもよい。例えば、データベース500にアクセスして、現在の3G BSに対するカバレッジエリアの少なくとも一部にオーバーレイするネットワークサービスを提供するWiMAXネットワーク420中の1つ以上のWiMAX BSについての情報を提供してもよい。いくつかの実施形態では、第1のBS(例えば、現在の3G BS)に対する情報は、少なくとも第2のBS(例えば、1つ以上のWiMAX BS)についての情報を含む1つ以上の並行サービス捕捉記録を示してもよい。WiMAX BSのケースでは、情報は、例えば、チャネル番号や、ネットワークアクセスプロバイダ(NAP)や、ネットワークサービスプロバイダ(NSP)や、および/または基地局識別番号(BSID)を含んでいてもよい。
630において、マルチモードMSは、620において取得した情報を使用して、第2のBSとの接続を確立しようと試行してもよい。マルチモードMSは、第2のBSに対する情報を既に有しているので、第2のBSへのネットワークサービスを比較的迅速に捕捉することができる。その後、マルチモードMSは、例えば、3Gネットワーク410およびWiMAXネットワーク420から並行ネットワークサービスを受信してもよい。この方法では、データベース500が、スキャンと同じ情報(例えば、チャネル番号)を提供することができるので、マルチモードMSは、電力セービング状態の間に、第2のBSに対してスキャンする必要がない。
図7Aは、オフィスまたは学校のような、2つのRAT(例えば、3GおよびWiMAX)によって現在サービス提供されているロケーションXから、レストランや店のような、1つのRAT(例えば、3G)によってのみサービス提供されているロケーションYへと、図4のネットワークトポロジー400中でマルチモードMS700が移動する移動性シナリオを示している。示しているように、ロケーションXにおいて3Gネットワークサービスを提供しているBSは、SID=1、NID=2、およびPZID=2222を有していてもよく、ロケーションXにおいてWiMAXネットワークサービスを提供しているBSは、Ch=22、NAP=222、およびNSP=1を有していてもよい。
ロケーションYにはWiMAXサービスがなく、そのため、ユーザは、ロケーションXを離れる前に、マルチモードMS700上で動作している高速データアプリケーションを手動で終了させてもよい。別のシナリオでは、マルチモードMS700が、WiMAXネットワーク420の外側に移動し、ロケーションYに向かう途中であるので、送られているWiMAXデータがもはやないことを認識している際には、MS700は、電力セービング状態(例えば、スリープモードまたはアイドルモード)に入ってもよく、部分的にまたは完全にWiMAXモジュールの電源を切断してもよい。ロケーションYにおいて、3Gネットワークサービスを提供しているBSは、SID=1、NID=4、およびPZID=4444を有していてもよい。したがって、マルチモードMS700は、ロケーションYにおいて、音声通話をかけたり受信したりすることができ、SMSを実行することができ、ならびに、他の低いデータレートのアプリケーションを使用することができるが、MS700が、WiMAXを使用できない可能性は最も高くなるかもしれない。ロケーションYにおける所望のQoSおよび利用可能な3G RATに依存して、マルチモードMS700は、何らかの高速データアプリケーションに対して3Gネットワーク410を使用できないことがある。
図7Bは、ロケーションYから、家庭や、コーヒーショップや、またはインターネットカフェのような、2つのRAT(例えば、3GおよびWiMAX)によってサービス提供されているロケーションZへと、マルチモードMS700が移動する移動性シナリオを示している。示しているように、ロケーションZにおいて、3Gネットワークサービスを提供しているBSは、SID=1、NID=3、およびPZID=3333を有していてもよく、ロケーションZにおいて、WiMAXネットワークサービスを提供しているBSは、Ch=33、NAP=333、およびNSP=1を有していてもよい。ロケーションZにおいて、WiMAXサービスが利用可能なので、ユーザは、ロケーションZに到達した際に、マルチモードMS700上で動作する高速データアプリケーションを手動で開始してもよい。マルチモードMS700は、パワーセービング状態を出て、WiMAXモジュールの電源投入してもよく、または、マルチモードMS700は、高速データアプリケーションを取り扱うために、最初にその3Gモジュールを使用しようと試行し、試行が失敗した場合に、WiMAXモジュールを用いてもよい。別のシナリオでは、ユーザが、3Gネットワーク410を使用して、ロケーションYにおいて高速データアプリケーションを動作していた場合、マルチモードMS700がロケーションYからロケーションZへと移動するときに、MSは3Gネットワークサービスを使用し続けてもよい。
図8Aおよび図8Bは、第2のBSに関係付けられているかもしれない、第1のRAT(例えば、3G)を介して現在ネットワークサービスを提供している第1のBSについての情報を有する並行サービス捕捉データベース500を利用することにより、第2のRAT(例えば、WiMAX)を介してマルチモードMS700に並行ネットワークサービスを提供することができる第2のBSへの接続を回復しようと試行するための、本開示のある実施形態にしたがった、例示的な動作800を示している。動作800は、並行ネットワークとデータを交換している間のような、MSが動作している間に、3Gネットワーク410およびWiMAXネットワーク420に対するBS情報を記録することにより、802において開始する。このBS情報は、上記で説明したような、BSID、SID、NID、チャネル番号、およびプリアンブルの一部を含んでいてもよい。802におけるアクティブな動作の間に、マルチモードMS700は、並行サービス捕捉データベース500の並行サービス捕捉記録の中に、捕捉した3GおよびWiMAXのシステム情報を対として記憶してもよい。
図9は、あるオーバーラップしているカバレッジエリア中で並行サービスを提供するこのようなBS情報の対の例示的な表900を示しており、ここで、それぞれの行は、並行サービス捕捉データベース500中の記録として記憶される。表900の列は、3Gセクション902とWiMAXセクション904とにグループ分けされており、ここで、それぞれのセクションは、ある行に関係するカバレッジエリアに対して、その特定のネットワークサービスを提供しているBSに対する情報を含んでいる。3Gセクション902は、SID列906と、NID列908と、PZID列910とを含んでいる。WiMAXセクション904は、チャネル番号列912と、NAP列914と、NSP列916とを含んでいる。表900中のエントリは、図7Aおよび図7BからのBS情報に対応している。
3Gネットワーク410のカバレッジおよびネットワークトポロジーと、WiMAXネットワーク420のカバレッジおよびネットワークトポロジーとは異なっていることがあるので、3G BSが、複数のWiMAX BSに一致していることがあり、逆もまた同じである。例えば、SID=1、NID=2、PZID=2222を持つ3G基地局は、2つの記録に一致していてもよく、1つは、Ch=22、NAP=222、およびNSP=1を有しており、もう1つは、Ch=23、NAP=223、およびNSP=1を有している。複数の一致は、別のRATを使用する複数のBSにより提供されるカバレッジエリアの複数の部分にオーバーラップするカバレッジを、1つのBSが1つのRATを介して提供することを示している。
さらに、1つのRATを介するネットワークサービスが、別のRATにより提供されるカバレッジエリアから外れていることを示す空のエントリを、いくつかの行が、セクション902、904のうちの1つの中に有していてもよい。例えば、図7Aならびに図7Bにおける、SID=1、NID=4、およびPZID=444を持つ3G BSは、特定のエリアに対する3Gカバレッジを提供するが、この3Gカバレッジエリア内にはWiMAXカバレッジエリア422がない。それゆえ、WiMAXセクション904内の対応する記録(すなわち、表900の最後の行)は空であってもよく、または、利用可能なWiMAXネットワークサービスがこのエリア中にないことを示す値を含んでいてもよい。このエリア中で高速データアプリケーションを開始する場合に、マルチモードMS700は、WiMAXネットワークの不在を予測することができる。いくつかの実施形態に対して、マルチモードMSは、低速3Gネットワークに通話を向けてもよい。いくつかの実施形態に対する代替実施形態として、オペレータは、WiMAXの電源を入れるように、および、データベース500を更新しようとして手動でスキャンするように、マルチモードMSに命令してもよい。
表900中のそれぞれの並行サービス捕捉記録は、示されているようなタイムスタンプのための最終更新時間の列918を含んでいる。3Gネットワークのネットワークトポロジーおよびカバレッジ、あるいは、WiMAXネットワークのネットワークトポロジーおよびカバレッジは、時間とともに変化することがあり、タイムスタンプは、どのくらい最近に、BS情報の対が更新されたかを示すことができる。下記でより詳細に説明するように、並行サービス捕捉データベース500からの、一致しているBSのリストを優先順位付けするときに、タイムスタンプを考慮してもよい。さらに、マルチモードMS700のメモリを節約しようとして、より古いエントリをデータベース500から選択して削除するために、タイムスタンプを使用してもよい。
図5に関して上記で説明したように、並行サービス捕捉記録(すなわち、表900中の行のエントリ)は、ネットワークサービスプロバイダまたはデバイス製造者によりマルチモードMS700に提供されてもよく、あるいは、デバイスの起動または後続する動作の間に、ネットワークによりマルチモードMSに送信されてもよく、あるいは、通常の動作の間に、マルチモードMSにより知られてもよい。802におけるように、データベース500中のエントリが知られたときに、データベースは、ネットワークトポロジーまたはカバレッジにおける変化に適応してもよい。さらに、ユーザがマルチモードMSを動作させるカバレッジエリアに関連するエントリのみを記憶してもよく、それにより、領域全体に対して並行サービス捕捉記録を持つデータベースよりもメモリの使用が少なくなる。ユーザがこれらのエリア中でMSを使用し続けるときには、これらの知られたエントリが、時間にわたって改善される。
図8に戻ると、マルチモードMS700は、時間の期間の間、802において通常に動作し続けるかもしれない。804において、WiMAXデータが、マルチモードMSに対してもはや利用可能でないときに、または、高速データアプリケーションを終了したときに、または、マルチモードMS700が、WiMAXネットワークのカバレッジエリアから移動したときに(例えば、図7Aにおけるように、ロケーションXからロケーションYへと移動したときに)、WiMAXモジュールは、電力をセーブしようとして、IEEE802.16標準規格により規定されているようなスリープモードおよびアイドルモードに徐々に入ってもよい。あるアイドル時間の後に、マルチモードMSは、完全にまたは部分的にWiMAXモジュールの電源を切断してもよい。部分的な電源切断では、メディアアクセス制御(MAC)レイヤソフトウェアはサスペンドモードで動作することができ、RF回路の電源が切られるかもしれない。マルチモードMSは、依然として、メモリの周期的な低電力リフレッシュを実行することができる。完全な電源切断では、ハードウェアおよびMACソフトウェアの双方がシャットダウンされる。いったんWiMAXモジュールの電源を切断すると、マルチモードMS700は、3Gのみの電力セーブモードを適宜使用して、3Gネットワークサービスによってのみ動作することができる。
806において、WiMAXデータが再び利用可能になったときに、または、同じ高速データアプリケーションが再起動されたときに、または、異なる高速データアプリケーションが開始されたときに、または、マルチモードMS700がWiMAXネットワークのカバレッジエリア中に移動したときに(例えば、図7Bにおけるように、ロケーションYからロケーションZに移動したときに)、いくつかの実施形態に対して、マルチモードMS700は、最初にWiMAXモジュールの電源を入れる。他の実施形態では、マルチモードMSは、WiMAXモジュールの電源を切断したままにしておくことによって電力をセーブしようとして、QoSおよび利用可能な3G RATに依存して、3Gモジュールを通して高速データをルーティングしようと最初に試みる。この試行が失敗した場合に、806においてWiMAXモジュールの電源投入してもよい。
808において、マルチモードMS上で動作しているソフトウェアまたはファームウェアが、現在の担当3G BSについての情報を取得してもよく、810において、この情報を、並行サービス捕捉データベース500中の1つ以上の記録に一致させようと試行してもよい。812において、少なくとも1つの一致が見つかった場合に、マルチモードMSは、814において、一致したWiMAX BSのリストをデータベース500から生成してもよい。いくつかの実施形態に対して、データベース中で提供されている何らかの適切なエントリ(例えば、BS情報の対がいつ最終更新されたかというタイムスタンプ)と、MSにより割り当てられているまたはデータベースに提供されている優先番号と、BSの搬送波対干渉およびノイズ比(CINR)と、BSの受信信号強度インジケータ(RSSI)と、BSに対する往復遅延(RTD)とにしたがって、リストを優先順位付けすることができる。CINR、RSSI、またはRTDは、通常の動作の間に行われた以前の測定から知ることができる。他の実施形態に対して、一致したWiMAX BSのこのリストは、ランダムに、または、記録が記憶された順序にしたがって、順序付けられてもよい。
814において、一致したWiMAX BSのリストを生成した後に、マルチモードMS700は、一致したリスト中の最初のWiMAX BSに対するBS捕捉情報(例えば、チャネル番号、BSID、およびNAP/NSP ID)を816においてWiMAXモジュールに提供してもよい。マルチモードMSが、この特定のWiMAX BSを捕捉しない場合には、マルチモードMSは、一致したリスト中の次のWiMAX BSに対するBS捕捉情報をWiMAXモジュールに提供してもよく、および、この新しいBSを捕捉しようと試みてもよい。このプロセスは、リストからのWiMAX BSが捕捉されるか、または、リスト中のエントリがもはやなくなるかのいずれかまで続く。
この支援された方法において、マルチモードMSは、何らかの捕捉情報なしで、ゼロからWiMAX BSに対してスキャンし、捕捉しなければならなかった場合よりも非常に迅速に、WiMAX BSに対するサービスを迅速に捕捉して回復することができる。さらに、この方法は、マルチモード優先ローミングリスト(PRL)のような、ネットワーク上(すなわち、基地局サイド上)またはMS上で調整された情報なしで、迅速な捕捉を提供する。いくつかの実施形態では、捕捉の速度を上げようとして、所定のWiMAX BSに対する付加的なWiMAX関連パラメータ(例えば、ダウンリンクチャネル記述子(DCD)、アップリンクチャネル記述子(UCD)、および/またはセキュリティーキー)を816において記憶または提供してもよい。
818において、一致したWiMAX BSのリストからWiMAX BSを捕捉した場合に、マルチモードMS700は、820において、並行サービス捕捉記録を更新してもよい。例えば、新しいタイムスタンプまたは新しい優先番号によって記録を更新してもよい。BSに対するCINR、RSSI、またはRTDは、記録中であるいはMSの独立したメモリロケーション中で更新してもよい。この方法では、並行サービス捕捉データベース500が、最新のまま保たれる。
いくつかの実施形態では、818においてWiMAX BSを捕捉したか否かに関わらず、マルチモードMS700は、今のところまだ知られていないWiMAX BSに対してスキャンしてもよい。スキャニングの間に新しいWiMAX BSを発見した場合には、MSは、それぞれの新しいWiMAX BSと現在の担当3G BSとに対するBS情報の対を持つ新しい記録を、並行サービス捕捉データベース500に加えてもよい。さらに、いったんWiMAX BSを捕捉すると、マルチモードMS700は、例えば、近隣アドバタイズメント(MOB_NBR−ADV)メッセージ中で、新しく捕捉したWiMAX BSから3G近隣BS情報および/またはWiMAX近隣BS情報を受信してもよい。以前に知られていなかった3Gおよび/またはWiMAXの近隣BSについての新しい情報を、新しく捕捉したWiMAX BSからマルチモードMSが受信した場合に、MSは、新しい情報によってデータベース500を更新することができる。
812において、一致したWiMAX BSが見つからなかった場合に、または、818において、マルチモードMS700がリストからWiMAX BSを捕捉することに失敗した場合に、824において従来の捕捉方法を使用して、今のところまだ知られていないWiMAX BSに対してスキャンして、場合によっては捕捉してもよい。新しいWiMAX BSを発見して捕捉した場合に、新しいWiMAX BSと現在の担当3G BSとに対するBS情報の対を持つ新しい記録を、データベース500に加えてもよい。ある量の時間内にWiMAX BSを何も捕捉しなかった場合に、MS700は、この特定の3GカバレッジエリアにおいてWiMAXカバレッジを見つけることができなかったことを示すために、既存のデータベース記録を更新してもよい。いったんWiMAX BSが捕捉されていると、822において、マルチモードMS700とWiMAX BSとの間でのデータ交換が再開する。動作800は、802において繰り返されてもよい。
2つより多いRATによる例示的な支援された捕捉
(上記で説明した3GとWiMAXとの組み合わせ以外の)さまざまな適切なRATのうちの何らかの2つにより提供されるサービスを持つネットワークに、および、2つより多いRATにより提供されるサービスを持つネットワークに、上記で説明した支援された捕捉のための技術を拡張してもよい。例えば、図10は、図4のネットワークトポロジー400にWiFiネットワーク1030を取り入れたネットワークトポロジー1000を示している。示しているように、WiFiネットワークカバレッジエリア1032は、3Gネットワークカバレッジエリア412およびWiMAXネットワークカバレッジエリア422にオーバーレイしている。
3つ以上のRATを介する並行ネットワークサービスが可能なマルチモードMSでは、例えば、3Gおよび/またはWiMAXのネットワークに加えて、WiFiネットワークサービスや、他のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)や、またはブルートゥース(登録商標)が利用可能であってもよい、WiFiホットスポットのような特定のロケーションを考慮に入れるように並行サービス捕捉データベースを拡張してもよい。マルチモードMSは、WLANモジュールまたは回路ブロックの電源を入れて、利用可能なネットワークを利用し、WLANモジュールにデータをルーティングするか否かを選ぶことができる。
図11は、いくつかのカバレッジエリアを共有し、マルチモードMSに並行ネットワークサービスを提供することができる、3つの異なるRAT(例えば、3G、WiMAXおよびWiFi)に対するBS情報の例示的な表1100を示している。表1100は、1つ以上の列のWiFiアクセスポイント情報を持つWiFiセクション1106を図9の例示的な表900に加えたものである。示されているように、WiFiセクション1106は、WiFiチャネル番号の列1108と、サービスセット識別子(SSID)、すなわちネットワーク名の列1110とを含んでいる。表1100中のエントリは、図7A、図7B、および図10からのBS情報に対応している。
3Gネットワーク410(または、WiMAXネットワーク420)のカバレッジおよびネットワークトポロジーとは異なっていることがあるので、3G BS(または、WiMAX BS)が、複数のWiFiアクセスポイントに一致していることがあり、逆もまた同じである。例えば、SID=1、NID=2、およびPZID=2222を持つ3G基地局は、異なるWiMAX BSを持ち、WiFiに対してはCh=6およびSSID=“オフィス”を有する2つの記録と一致していてもよい。複数の一致は、別のRATを使用する複数のBSにより提供されるカバレッジエリアの複数の部分にオーバーラップするカバレッジを、1つのBSが1つのRATを介して提供することを示している。
繰り返しになるが、1つ以上のRATを介するネットワークサービスが、別のRATにより提供されるカバレッジエリアから外れていることを示す空のエントリを、いくつかの行が、セクション902、904、および1106のうちの1つの中に有していてもよい。例えば、図7Aおよび図7B中の、SID=1、NID=4、およびPZID=444を持つ3G BSは、特定のエリアに対する3Gカバレッジを提供するが、この3Gカバレッジエリア内にはWiFiカバレッジエリア1032がない。それゆえ、WiFiセクション1106内の対応する記録(すなわち、表1100の最後の行)は空であってもよく、または、利用可能なWiFiネットワークサービスがこのエリア中にないことを示す値を含んでいてもよい。
GPS座標を使用する例示的な支援された捕捉
さまざまなRATを介してサービスを提供する1つ以上のネットワークシステムの捕捉を支援するための別の方法は、マルチモードMS700のロケーションを使用して、このロケーションと、その記録がさまざまなRATに対するBS情報を緯度座標および経度座標に一致させる並行サービス捕捉データベースとを比較することである。グローバルポジショニングシステム(GPS)のようなロケーション決定技術と、並行サービス捕捉データベースとを利用することにより、マルチモードMSは、移動局の現在のロケーションに依存して、どの基地局が利用可能であるかを決定することができる。いくつかの実施形態に対して、マルチモードMSは、ロケーションを決定するために、GPS受信機を備えていてもよい。他の実施形態では、マルチモードMSは、MSにその座標を通信することが可能な別のデバイス(例えば、ラップトップコンピュータ、乗り物中のナビゲーションシステム、またはハンドヘルドGPS)から、位置座標を受信してもよい。
図12は、並行サービス捕捉データベース1200を示している。マルチモードMS700のGPS座標を知ることにより、並行サービス捕捉データベース1200にアクセスして、特定のRATを介してネットワークサービスを提供している少なくとも1つのBSについての情報を取得することができる。例えば、現在のロケーションにおいて、または、現在のロケーションの近くで、ネットワークサービスを提供しているかもしれない1つ以上のWiMAX基地局(BS0…n)および/または1つ以上の3G基地局(BS0…m)に関する情報を持つ並行サービス捕捉記録を見つけようとして、マルチモードMSの現在のロケーションに対するGPS座標をデータベース1200中に入力してもよい。データベース1200中の並行サービス捕捉記録は、ネットワークサービスプロバイダまたはデバイス製造者により、マルチモードMSに提供されてもよく、あるいは、デバイスの起動または後続する動作の間に、ネットワークによりマルチモードMSに送信されてもよく、あるいは、通常の動作の間に、マルチモードMSにより知られてもよい。
図13は、ネットワークサービスを提供している基地局のうちのいくつかに対するロケーション座標を持つ、図7Aおよび図7Bのネットワークトポロジーを示している。例えば、SID=1、NID=4、およびPZID=4444を有する3G BSは、カリフォルニア州サンディエゴにある北緯32度43分48秒、西経117度10分12秒に位置しているかもしれない。いくつかの実施形態では、基地局の座標を厳密に知ることができる一方で、他の実施形態に対しては、基地局の座標は、使用するデバイスに依存して、およそ3mから100mの不確実なレンジングを有する商用グレードのGPSデバイスにより決定することができる。本開示中で提供する例示的な座標は、説明の目的のためのものであり、特に、ネットワークカバレッジ中のオーバーラップが実現されている状況では、近隣の基地局間の実際の距離を正確に反映していないことがある。
図14は、BS情報を決定してシステム捕捉を支援する別の手段として、図9のBS情報の対の表900にGPS座標セクション1402を加えた例示的な表1400を示している。GPS座標セクション1402は、記録中の基地局のうちの1つの、あるいは、これらの基地局のうちの1つまたは双方によりカバーされるエリアの、緯度および経度をそれぞれ提供する、緯度の列1404と経度の列1406とを含んでいてもよい。その現在のロケーションを知ることにより、マルチモードMS700は、表1400中の行に類似する情報を有している記録を持つ並行サービス捕捉データベース1200にアクセスすることができる。MS700は、その現在のロケーションの近くにあるGPS座標を有している1つ以上の並行サービス捕捉記録を選択してもよい。マルチモードMS上の論理は、距離計算アルゴリズムを使用してこの選択を実行してもよく、例えば、最も近くにあるn個の基地局を選ぶか、または、あるしきい値距離よりも近くにある基地局のすべてを選び取る。ここで、nは、予め定められた整数である。データベース1400中でBS情報を容易に利用可能にさせることにより、初期の登録に対してであろうと、または、セッション回復に対してであろうと、マルチモードMSは、ネットワークサービスのために迅速にBSを捕捉することができる。
上記で説明した方法のさまざまな動作は、図面で示しているミーンズプラスファンクションブロックに対応するさまざまなハードウェアならびに/あるいはソフトウェアのコンポーネントおよび/またはモジュールにより実行することができる。一般的に、対応し、相当するミーンズプラスファンクションの図面を有する図面において示している方法がある場合に、動作ブロックは、類似するナンバリングを持つミーンズプラスファンクションブロックに対応する。例えば、図6で示されているブロック610〜630は、図6Aで示されているミーンズプラスファンクションブロック610A〜630Aに対応し、図8Aおよび図8Bで示されているブロック802〜824は、図8Cおよび図8Dで示されているミーンズプラスファンクションブロック802A〜824Aに対応している。
ここで使用したように、用語“決定する”は、幅広いさまざまなアクションを含んでいる。例えば、“決定する”は、算出する、計算する、処理する、導出する、調べる、検索する(例えば、表、データベース、または別のデータ構造中において検索する)、確認する、およびこれらに類するものを含んでいてもよい。また、“決定する”は、受信する(例えば、情報を受信する)、アクセスする(例えば、メモリ中のデータにアクセスする)、およびこれらに類するものを含むことができる。また、“決定する”は、解決する、選択する、選ぶ、確立する、およびこれらに類するものを含んでいてもよい。
さまざまな異なる技術および技法の任意のものを使用して情報および信号を表してもよい。例えば、上記の説明全体を通して参照した、データ、命令、コマンド、情報、信号、およびこれらに類するものは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気の粒子、光学界または光の粒子、あるいはこれらの何らかの組み合わせにより、表してもよい。
本開示に関連して説明した、さまざまな例示的な論理的ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで説明した機能を実行するように設計されたこれらの何らかの組み合わせで、実現あるいは実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、商業的に入手可能な何らかのプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいは、このような構成の他の何らかのものとして実現してもよい。
本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで、1つ以上のプロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、あるいは、2つを組み合わせたもので、直接的に具現化してもよい。ソフトウェアモジュールは、技術的に知られている何らかの形態の記憶媒体中に存在していてもよい。使用されることがある記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーブバルディスク、CD−ROM等が含まれる。ソフトウェアモジュールは、単一の命令または多くの命令を含んでいてもよく、複数の異なるコードセグメントを通して、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって、分散されていてもよい。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されている。代替実施形態では、記憶媒体はプロセッサに一体化していてもよい。
ここで開示した方法は、説明した方法を達成するための1つ以上のステップまたはアクションを含んでいる。方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換可能であってもよい。言い換えると、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序ならびに/あるいは使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく、修正することができる。
説明した機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、または、これらのものを組み合わせた任意のもので実現してもよい。ソフトウェアで実現した場合、機能は、1つ以上の命令として、コンピュータ読取可能媒体上に記憶してもよい。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含むことができる。ここで使用するようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。
ソフトウェアまたは命令は、送信媒体を介しても送信してもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者回線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、ここで説明した方法および技術を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段が、適用可能なものとして、ユーザ端末および/または基地局によりダウンロードできるか、ならびに/あるいは、そうでなければ、ユーザ端末および/または基地局により取得できることを正しく認識すべきである。例えば、ここで説明した方法を実行するための手段の伝送を促進するために、このようなデバイスをサーバに結合することができる。代替的に、記憶装置手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理的な記憶媒体等)を介して、ここで説明したさまざまな方法を提供することができる。これにより、記憶装置手段をデバイスに結合すると、または、記憶装置手段をデバイスに提供すると、ユーザ端末および/または基地局が、さまざまな方法を取得できる。さらに、ここで説明した方法および技術をデバイスに提供するための他の何らかの適切な技術を利用することができる。
特許請求の範囲は、上記で示したまさにその構成およびコンポーネントに限定されるものではないことが理解される。さまざまな修正、変更、およびバリエーションが、上記で説明した方法および装置の構成、動作、および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく行われてもよい。

Claims (32)

  1. 少なくとも第1および第2の無線アクセス技術(RAT)を介して通信することが可能なマルチモード移動局(MS)によりネットワークにアクセスする方法において、
    第1の基地局との接続を確立して、前記第1のRATを介して前記ネットワークにアクセスすることと、
    並行サービス捕捉データベースにアクセスして、前記第1の基地局についての情報に基づいて、前記第2のRATを介して前記ネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2の基地局についての情報を取得することと、
    前記取得した情報を使用して、前記第2の基地局との接続を確立しようと試行することとを含む方法。
  2. 前記第1の基地局についての情報は、前記第1の基地局のグローバルポジショニングシステム(GPS)座標、前記第2の基地局のGPS座標、または、前記第1および第2の基地局により提供されるネットワークサービスによってカバーされるロケーションのGPS座標を含む請求項1記載の方法。
  3. 前記並行サービス捕捉データベースにアクセスすることは、
    前記第1および第2の基地局により提供される並行サービスを示す、前記データベースの記録にアクセスすることと、
    前記記録が更新された最終時間を示す、前記記録中のタイムスタンプを調べることとを含む請求項1記載の方法。
  4. 前記記録中で取得した情報を使用して前記第2の基地局との前記接続の確立が成功したことを示すために、前記タイムスタンプを更新することをさらに含む請求項3記載の方法。
  5. 前記第2のRATを介してネットワークサービスを提供する未知の基地局に対してスキャニングすることと、
    前記第1の基地局についての情報を持つ前記並行サービス捕捉データベースに対して、前記未知の基地局についての情報を加えることとをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 前記並行サービス捕捉データベースにアクセスして、前記第1の基地局または前記第2の基地局についての情報に基づいて、第3のRATを介して前記ネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第3の基地局についての情報を取得することと、
    前記取得した情報を使用して、前記第3の基地局との接続を確立しようと試行することとをさらに含み、
    前記マルチモードMSは、前記第1、第2、および第3のRATを介して通信することが可能である請求項1記載の方法。
  7. 前記第1のRATは、CDMA(コード分割多元接続)ベースのRATを含む請求項1記載の方法。
  8. 前記第2のRATは、WiMAX(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス)準拠のRATを含む請求項2記載の方法。
  9. その上に命令を記憶させているコンピュータ読取可能媒体を具備し、少なくとも第1および第2の無線アクセス技術(RAT)を介して通信することが可能なマルチモード移動局(MS)によりネットワークにアクセスするためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記命令は、1つ以上のプロセッサにより実行可能であり、
    前記命令は、
    第1の基地局との接続を確立して、前記第1のRATを介して前記ネットワークにアクセスするための命令と、
    並行サービス捕捉データベースにアクセスして、前記第1の基地局についての情報に基づいて、前記第2のRATを介して前記ネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2の基地局についての情報を取得するための命令と、
    前記取得した情報を使用して、前記第2の基地局との接続を確立しようと試行するための命令とを含むコンピュータプログラムプロダクト。
  10. 前記第1の基地局についての情報は、前記第1の基地局のグローバルポジショニングシステム(GPS)座標、前記第2の基地局のGPS座標、または、前記第1および第2の基地局により提供されるネットワークサービスによってカバーされるロケーションのGPS座標を含む請求項9記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  11. 前記並行サービス捕捉データベースにアクセスするための命令は、
    前記第1および第2の基地局により提供される並行サービスを示す、前記データベースの記録にアクセスするための命令と、
    前記記録が更新された最終時間を示す、前記記録中のタイムスタンプを調べるための命令とを含む請求項9記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  12. 前記記録中で取得した情報を使用して前記第2の基地局との前記接続の確立が成功したことを示すために、前記タイムスタンプを更新するための命令をさらに含む請求項11記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  13. 前記第2のRATを介してネットワークサービスを提供する未知の基地局に対してスキャニングするための命令と、
    前記第1の基地局についての情報を持つ前記並行サービス捕捉データベースに対して、前記未知の基地局についての情報を加えるための命令とをさらに含む請求項9記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  14. 前記並行サービス捕捉データベースにアクセスして、前記第1の基地局または前記第2の基地局についての情報に基づいて、第3のRATを介して前記ネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第3の基地局についての情報を取得するための命令と、
    前記取得した情報を使用して、前記第3の基地局との接続を確立しようと試行するための命令とをさらに含み、
    前記マルチモードMSは、前記第1、第2、および第3のRATを介して通信することが可能である請求項9記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  15. 前記第1のRATは、CDMA(コード分割多元接続)ベースのRATを含む請求項9記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  16. 前記第2のRATは、WiMAX(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス)準拠のRATを含む請求項15記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  17. 少なくとも第1および第2の無線アクセス技術(RAT)を介して通信することが可能であり、ネットワークにアクセスする装置において、
    第1の基地局との接続を確立して、前記第1のRATを介して前記ネットワークにアクセスする手段と、
    並行サービス捕捉データベースにアクセスして、前記第1の基地局についての情報に基づいて、前記第2のRATを介して前記ネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2の基地局についての情報を取得する手段と、
    前記取得した情報を使用して、前記第2の基地局との接続を確立しようと試行する手段とを具備する装置。
  18. 前記第1の基地局についての情報は、前記第1の基地局のグローバルポジショニングシステム(GPS)座標、前記第2の基地局のGPS座標、または、前記第1および第2の基地局により提供されるネットワークサービスによってカバーされるロケーションのGPS座標を含む請求項17記載の装置。
  19. 前記並行サービス捕捉データベースにアクセスする手段は、
    前記第1および第2の基地局により提供される並行サービスを示す、前記データベースの記録にアクセスする手段と、
    前記記録が更新された最終時間を示す、前記記録中のタイムスタンプを調べる手段とを備える請求項17記載の装置。
  20. 前記記録中で取得した情報を使用して前記第2の基地局との前記接続の確立が成功したことを示すために、前記タイムスタンプを更新する手段をさらに具備する請求項19記載の装置。
  21. 前記第2のRATを介してネットワークサービスを提供する未知の基地局に対してスキャニングする手段と、
    前記第1の基地局についての情報を持つ前記並行サービス捕捉データベースに対して、前記未知の基地局についての情報を加える手段とをさらに具備する請求項17記載の装置。
  22. 前記並行サービス捕捉データベースにアクセスして、前記第1の基地局または前記第2の基地局についての情報に基づいて、第3のRATを介して前記ネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第3の基地局についての情報を取得する手段と、
    前記取得した情報を使用して、前記第3の基地局との接続を確立しようと試行する手段とをさらに具備し、
    前記装置は、前記第1、第2、および第3のRATを介して通信することが可能である請求項17記載の装置。
  23. 前記第1のRATは、CDMA(コード分割多元接続)ベースのRATを含む請求項17記載の装置。
  24. 前記第2のRATは、WiMAX(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス)準拠のRATを含む請求項23記載の装置。
  25. 少なくとも第1および第2の無線アクセス技術(RAT)を介して通信することが可能であり、ネットワークにアクセスするマルチモード移動体デバイスにおいて、
    第1の基地局との接続を確立して、前記第1のRATを介して前記ネットワークにアクセスするように構成されている第1の接続論理と、
    並行サービス捕捉データベースにアクセスして、前記第1の基地局についての情報に基づいて、前記第2のRATを介して前記ネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第2の基地局についての情報を取得するように構成されているデータベース論理と、
    前記取得した情報を使用して、前記第2の基地局との接続を確立しようと試行するように構成されている第2の接続論理とを具備するマルチモード移動体デバイス。
  26. 前記第1の基地局についての情報は、前記第1の基地局のグローバルポジショニングシステム(GPS)座標、前記第2の基地局のGPS座標、または、前記第1および第2の基地局により提供されるネットワークサービスによってカバーされるロケーションのGPS座標を含む請求項25記載の移動体デバイス。
  27. 前記データベース論理は、
    前記第1および第2の基地局により提供される並行サービスを示す、前記データベースの記録にアクセスするようにと、
    前記記録が更新された最終時間を示す、前記記録中のタイムスタンプを調べるように構成されている請求項25記載の移動体デバイス。
  28. 前記データベース論理は、前記記録中で取得した情報を使用して前記第2の基地局との前記接続の確立が成功したことを示すために、前記タイムスタンプを更新するように構成されている請求項27記載の移動体デバイス。
  29. 前記第2のRATを介してネットワークサービスを提供する未知の基地局に対してスキャンするように構成されているスキャニング論理をさらに具備し、
    前記データベース論理は、前記第1の基地局についての情報を持つ前記並行サービス捕捉データベースに対して、前記未知の基地局についての情報を加えるように構成されている請求項25記載の移動体デバイス。
  30. 第3の接続論理をさらに具備し、
    前記データベース論理は、前記並行サービス捕捉データベースにアクセスして、前記第1の基地局または前記第2の基地局についての情報に基づいて、第3のRATを介して前記ネットワークへのアクセスを提供する少なくとも第3の基地局についての情報を取得するように構成されており、
    前記マルチモード移動体デバイスは、前記第1、第2、および第3のRATを介して通信することが可能であり、
    前記第3の接続論理は、前記少なくとも第3の基地局についての前記取得した情報を使用して、前記第3の基地局との接続を確立しようと試行するように構成されている請求項25記載の移動体デバイス。
  31. 前記第1のRATは、CDMA(コード分割多元接続)ベースのRATを含む請求項25記載の移動体デバイス。
  32. 前記第2のRATは、WiMAX(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス)準拠のRATを含む請求項31記載の移動体デバイス。
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