JP2012501130A - ハンドオーバプロセスの期間中またはハンドオーバプロセスの準備中にサービス品質メカニズムをサポートする方法 - Google Patents

ハンドオーバプロセスの期間中またはハンドオーバプロセスの準備中にサービス品質メカニズムをサポートする方法 Download PDF

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Abstract

ハンドオーバプロセスの期間中またはハンドオーバプロセスの準備中にサービス品質(QoS)メカニズムをサポートする方法を提供する。ユーザ装置(UE)がポイントオブアタッチメント(PoA)を介してアクセスネットワーク(AN)にアタッチする。ハンドオーバプロセスは、UEのすべての進行中の接続を維持しながら、UEの接続を、ポイントオブアタッチメントの1つ、すなわち現PoAから、ポイントオブアタッチメントの他の1つ、すなわちターゲットPoAに変更することをサポートする。シグナリングメッセージが、ハンドオーバプロセスの期間中または準備中に現PoAと第2のPoAとの間で交換され、第2のPoAは、ターゲットPoAまたはターゲットPoAの候補を含む。ANは、AN内の通信路上で内部QoSメカニズムをサポートし、この通信路は、PoAの1つとコアネットワーク(CN)との間、または、PoAの1つとAN内のネットワークエンティティとの間の通信のために使用される。本方法によれば、トリガメッセージが現PoAによって第2のPoAへ送信され、トリガメッセージは、第2のPoAに配置されたUEプロキシによって受信される。UEプロキシは、トリガメッセージに応答して、通信路上でQoSを保証するように内部QoSメカニズムを制御する。

Description

本発明は、ハンドオーバプロセスの期間中またはハンドオーバプロセスの準備中にサービス品質(QoS)メカニズムをサポートする方法に関する。ユーザ装置(UE)がポイントオブアタッチメント(PoA)を介してアクセスネットワーク(AN)にアタッチする。前記ハンドオーバプロセスは、前記UEのすべての進行中の接続を維持しながら、前記UEの接続を、前記ポイントオブアタッチメントの1つ、すなわち現PoAから、前記ポイントオブアタッチメントの他の1つ、すなわちターゲットPoAに変更することをサポートする。シグナリングメッセージが、前記ハンドオーバプロセスの期間中または準備中に前記現PoAと第2のPoAとの間で交換される。前記第2のPoAは、前記ターゲットPoAまたは前記ターゲットPoAの候補を含む。前記ANは、前記AN内の通信路上で内部QoSメカニズムをサポートする。前記通信路は、前記PoAの1つとコアネットワーク(CN)との間、または、前記PoAの1つとAN内のネットワークエンティティとの間の通信のために使用される。
近年、いくつかの種類の無線通信システムが開発されている。例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)が現在広く普及し、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)のようなセルラネットワークがきわめて重要なものとなっており、また最近では、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)が、ラストマイル無線ブロードバンドアクセスの配信を可能にする標準準拠技術として開発されている。新たな無線通信技術のほとんどが、より大きな帯域幅の利益をユーザに提供している。無線通信システムの能力向上とともに、ビデオ電話、ビデオストリームや高品質オーディオストリーム等の、無線リンク上の新たなサービスが実現可能となった。新たな無線通信技術と新たなサービスとの組合せの結果として、ユーザに対する利用可能性および利便性が向上している。
これらのサービスの多くは、ユーザによって受容されるためのある一定のサービス品質を必要とする。要求されるデータレートが高くなるほど、アクセスネットワーク(AN)のリソースに対する要求が増大する。ほとんどの場合、こうした要求は、無線システムによって提供される最高データレートで、それぞれの可能な無線リンクを処理するのに十分なリソースをANで提供することによって満たされてきた。高いコストと、新しいシステムで利用可能なデータレートの上昇とにより、このアプローチは、新しい無線通信技術においては受け入れられない。したがって、サービス品質(QoS)管理がANにおいて導入される。この管理は、個別のトラフィックフローやトラフィックフロー群に十分なリソースを付与することにより、それらが指定されたパフォーマンス目標を満たすことができるようにすることを目的とする。このようなパフォーマンス目標としては、十分な帯域幅を提供することや、最大の遅延またはジッタ未満でデータパケットを処理することが挙げられる。
ネットワーク内のトラフィックフローに対してQoSを提供するためには、いくつかの相異なるQoSアーキテクチャおよびメカニズムが存在する。ANでは、基本的に、IntServおよびDiffServという2つのQoSアーキテクチャが従来知られている。IntServでは、ANネットワークエンティティのリソースが各データフローごとに明示的に割り当てられる。データフローが確立されると、ANの要求されたリソースが割り当てられ予約される。DiffServを用いて、リソースが複数のトラフィッククラスに割り当てられる。各データパケットは、そのデータパケットの優先度またはキューイングを規定するトラフィッククラスマーカを含む。一般的に、リソースが制約され、ネットワーク負荷の変動が顕著なANでは、IntServが好ましい。
一般的な場面において、ユーザの通信装置/端末のようなモバイルノード(以下、ユーザ装置(UE)という)は、ポイントオブアタッチメント(PoA)を介してANにアタッチされる。一般的に、UEとPoAとの間のアクセスリンクは無線通信技術によって提供される。アクセスネットワークでは、実質的に、銅線または光ファイバケーブル上の有線伝送が用いられる。各パケットあるいはデータフローは、それぞれのQoS要求に従って処理されるべきなので、これらの要求がANの内部QoSメカニズムに知らされなければならない。UEとその通信相手との間の通信に関与する各エンティティは、QoS要求を知っていなければならない。この情報は基本的に、リソースの割り当て時に交換される。
UEとANとの間の通信においてQoSメカニズムを提供する標準的アプローチは、ANの内部QoSメカニズムをUEに拡張するものである。QoS管理機能(QoS managing function, QoS MF)がUEで動作し、通信路におけるリソースの割り当てまたは予約時に使用される。QoS MFが、QoS要求を自己のPoAにシグナリングする。このPoAは、通信路上でリソースを割り当てることを必要とする次ホップのエンティティへ、QoSシグナリングを送信する。このアプローチの欠点として、各UEがANの内部QoSメカニズムを知らなければならないことがある。このため、互換性およびセキュリティの問題が生じる。ANの内部QoSメカニズムを知らないUEは、QoSを用いた通信ができない。他方、内部をUEに公開しなければならない場合、攻撃者によって、ANのネットワークリソースを遮断するために利用されるおそれがある。もう1つの欠点として、UEの接続を必要とすることがある。UEがPoAにアタッチされていない場合、QoSシグナリングを交換できないため、リソースを割り当てることができない。後者の欠点は、あるPoAから第2のPoAへのUEのハンドオーバを実行する際に特に問題となる。現在のアクセスリンクが提供するQoSが低い場合や、別のPoAがより低いコストで通信を提供している場合には、ハンドオーバが妥当な可能性がある。QoS割り当ての上記のアプローチでは、UEは、通信を継続するために現在のリンクを保ちながら、リソースの割り当てを実行するために第2のPoAへのリンクを確立しなければならない。
この問題は、IEEE802.21標準草案のメディア非依存ハンドオーバ(media independent handover, MIH)メカニズムのようなハンドオーバメカニズムによって解決される。これによれば一般に、UEは、PoAへのリンクを確立せずに、リソース利用可能性チェックおよびリソース割り当てを実行することができる。しかし、このハンドオーバメカニズムは、アクセスリンク、すなわち、UEと現PoA、候補PoAまたはターゲットPoAとの間のリンクのみに関するものである。MIHは、ANにおけるリソース利用可能性の検査やリソースの割り当てをサポートしていない。
したがって、本発明の目的は、頭書のようなハンドオーバプロセスの期間中またはハンドオーバプロセスの準備中にQoSメカニズムをサポートする方法において、UEの関与が最小限に低減され、さらには回避されるような改良およびさらなる展開を行うことである。
本発明によれば、上記の目的は、請求項1の構成を備えた方法によって達成される。この請求項に記載の通り、本方法は、以下のことを特徴とする。すなわち、トリガメッセージが前記現PoAによって前記第2のPoAへ送信される。前記トリガメッセージは、前記第2のPoAに配置されたUEプロキシによって受信される。前記UEプロキシは、前記トリガメッセージに応答して、前記通信路上でQoSを保証するように前記内部QoSメカニズムを制御する。
本発明によって初めて認識されたこととして、UEとAN内のネットワークエンティティとの間、または、UEとコアネットワーク(CN)との間の通信路上のリソースの割り当てまたは予約は、UEの関与を実質的に低減して、さらにはUEの関与なしで、可能となる。そのため、本発明によれば、ハンドオーバ先となる、またはなり得る第2のPoAに、UEプロキシが設けられる。このUEプロキシは、AN内で用いられる内部QoSメカニズムを知っており、内部QoSメカニズムを制御することが可能である。第2のPoAにUEプロキシを設けることにより、UEが内部QoSメカニズムを知ることを必要とせずに、UEによって使用される通信路上でQoSを保証することができる。これにより、セキュリティおよび互換性を向上させることができる。
ハンドオーバプロセスを実行または準備する際に、トリガメッセージが現PoAによって第2のPoAへ送信される。このトリガメッセージは、第2のPoAに対して、QoS動作を実行するよう促す。第2のPoAでは、トリガメッセージがUEプロキシによって受信される。UEプロキシは、トリガメッセージによってトリガされると、通信路上でANの内部QoSメカニズムを制御する。こうして、UEの関与なしに、QoS動作を第2のPoAで実行することができる。ハンドオーバを実行すべき時、これから行われるハンドオーバが現PoAに通知される。現PoAは、トリガメッセージを用いて、第2のPoAでQoS動作を開始する。こうして、QoSシグナリング全体がAN内に保持され、UEとPoAとの間でQoSシグナリングメッセージを交換する必要はない。
「第2のPoA」という用語は、ハンドオーバ先となる、またはなり得るPoAを指す。第2のPoAは、ターゲットPoAであっても、ターゲットPoAの候補であってもよい。ターゲットPoAは、ハンドオーバプロセス後にUEがアタッチされるポイントオブアタッチメントである。ターゲットPoAの候補は、UEにリンクを提供することができるかもしれないポイントオブアタッチメントである。その候補PoAへのハンドオーバが実行されるか否かは、さまざまな付加的制約、例えば、リソースの利用可能性、ポリシー、提供されるQoS等に依存する。
「ポイントオブアタッチメント」(PoA)という用語は、UEとのレイヤ2コネクションを確立することが可能な各種のエンティティを指す。PoAは、UMTS基地局、WLANアクセスポイント、WiMAX基地局等であってもよい。PoAは必ずしも単一の物理機器とは限らない。PoAは、2個、さらにはそれ以上の物理装置に分割されていてもよい。例えば、機能の一部が基地局に配置され、他の部分が、複数の基地局どうしをつなぐアクセスルータに配置されてもよい。UEとPoAとの間のアクセスリンクは一般的に、無線通信技術に基づく。しかし、イーサーネット等を用いた有線方式であってもよい。
「アクセスネットワーク」(AN)という用語は、PoAとの間でデータを伝送するネットワークを指す。ANは実質的に有線方式である。ANは、PoAをプロバイダのCNと接続する。なお、アクセスネットワーク、バックホール(backhaul)ネットワーク、コアネットワークという用語およびそれらの境界は明確に定義されていないが、アクセスネットワークという用語は、PoAとCNとの間の通信に用いられるネットワークを指すのに対して、CNは、リモートサーバ、コンピュータ、他のUEあるいは類似のネットワークエンティティにデータパケットをトランスポートする高速ネットワークであると理解すべきである。この点に関して、ANは、バックホールネットワークとして記述されることがあるネットワークを含んでもよい。
以下、UEとその通信相手との間の通信は、UEとAN内のネットワークエンティティ(PoA、サーバ、第2のUE等)との間の通信、または、UEとCNとの間の通信とする。なお、データの取得元あるいはデータの送信先となる装置は、AN内に配置される必要があると理解すべきである。この装置は、CN内に配置されても、CNまたはANと通信し得る第3のネットワーク内に配置されてもよい。
本発明による方法を用いる場合、内部QoSメカニズムの制御は、互いに組み合わせることも可能な複数のステップを含み得る。内部QoSメカニズムを制御するために実行され得る1つのステップとして、リソース利用可能性の検査がある。この検査ステップは、UEとその通信相手との間の通信路上の通信のために十分なリソースが利用可能かどうかのチェックを含む。通信に関与する各エンティティは、要求されたQoSを提供することができなければならない。あるネットワークエンティティが要求QoSを提供することができない場合、通信路全体が、この通信のために要求QoSを提供することができない。したがって、リソース利用可能性は、通信に関与する各ネットワークエンティティでチェックされるか、または、各ネットワークエンティティに対して推定されるべきである。通信路で利用可能なリソースがないか少なすぎる場合には、代替通信路を探索してもよい。適当な通信路が見つからない場合、より低いが達成可能なQoSを、問合せ元エンティティに報告することができる。
内部QoSメカニズムを制御するために実行され得るもう1つのステップとして、リソースの割り当てがある。この割り当てステップは一般的に、第2のPoAへのハンドオーバがまもなく実行され、その後すぐに通信のために通信路が使用される、という場合に実行される。リソースの割り当てにおいて、UEとその通信相手との間の通信路上の通信に関与する各ネットワークエンティティが、ある一定のQoSを提供するために、要求されたリソースを割り当てる。このステップは、リソースの予約を含んでもよい。予約においては、リソースの利用可能性がデータフローに対して保証される。割り当ての際に、そのリソースが利用可能である可能性は非常に高い。
リソースが割り当てられた後、割り当てられたリソースは、変更ステップで変更されてもよい。この変更ステップもまた、内部QoSメカニズムを制御するステップでもあり得る。このステップは、データフローの要求が変化した場合、UEが、高いQoSでの通信をもはや許可されなくなった場合、あるいは、通信路上のリソースの利用可能性が変化した場合に、必要となり得る。
UEとその通信相手との間の通信に用いられる通信路は、トンネルリンクを含んでもよい。トンネルリンクは、無線または有線のいずれのネットワークで実現されてもよい。無線ネットワークでは、トンネルリンクは、マルチホップネットワークで実現されてもよい。一般的に、このようなトンネルリンクは、そのトンネルリンク上の帯域幅や遅延に関して制約される。このような制約は、通信路で利用可能なQoSと直接に対応する。
有利な態様として、UEプロキシは、内部QoSメカニズムを制御するためにQoS管理機能(QoS MF)を使用する。UEプロキシとQoS MFとを2つの相異なる機能ブロックに分離することは、内部QoSメカニズムが変更された場合にQoS MFを容易に交換することができるという点で有益である。また、UEプロキシは、相異なるQoSメカニズムを提供する複数のQoS MFに接続されてもよい。これらの相異なるQoSメカニズムは、相異なる通信路のQoSのために使用可能である。この分離の結果として、UEプロキシは、ANで用いられる内部QoSメカニズムからも完全に独立になる。UEプロキシおよびQoS MFは、QoS SAP(Service Access Point, サービスアクセスポイント)プリミティブを用いて通信してもよく、あるいは、使用されるQoSメカニズムとは独立の他のプロトコルを用いてもよい。
本発明のこの実施形態において、QoS MFは、UEプロキシのように第2のPoA上に配置されてもよい。ただし、本発明による方法に関して、PoAという用語は必ずしも単一の物理機器を指すとは限らず、2つ以上の機器に分割されてもよいことが理解されるべきである。PoAは、基地局と、複数の基地局を接続可能なアクセスルータとに分割されてもよい。QoS MFは、アクセスルータに実装されてもよく、これはPoAに配置されているとみなすべきである。
第2のPoAでQoS MFを使用する場合、QoS MFは、通信路上の通信に関与するネットワークエンティティへQoSシグナリングを送信してもよい。こうして、QoS MFは、ANで用いられるQoSメカニズムに固有の各シグナリングを実行する。UEプロキシは、いくつかのQoSプリミティブのみをQoS MFへ送信し、これらは、通信路上で用いられる内部QoSメカニズムとは完全に独立とすることが可能である。
これに加えて、あるいは別法として、UEプロキシは、通信路のネットワークエンティティへQoSシグナリングを送信することを担当する第3のネットワークエンティティをトリガしてもよい。これにより、ANまたはANの一部におけるQoSシグナリングを担当する中央ネットワークエンティティを設定することができる。それにより、第3のネットワークエンティティは、第2のPoAをUEの通信相手と接続する適当な通信路を選択する際にも使用可能である。第3のエンティティは、利用可能なリソースに関する情報を保存してもよい。また、内部QoSメカニズムを新たな内部QoSメカニズムで置換する場合、適合させなければならないネットワークエンティティがほんのわずかなので、置換の実行が容易になる。
有利な態様として、内部QoSメカニズムを制御するために用いられるQoSシグナリングは、あるネットワークエンティティから別のネットワークエンティティに渡される。こうして、シグナリングメッセージが、あるエンティティから通信路上の次のエンティティへ送信されることにより、QoSシグナリングメッセージが、通信に用いられるデータパケットと同じ経路上で送信される。こうして、QoSシグナリングを送信するための別個のインフラストラクチャが不要となる。
別法として、QoSシグナリングは、QoSシグナリングを生成するエンティティから、QoS動作、すなわち、リソース利用可能性の検査、リソースの割り当て、または割り当てられたリソースの変更、を実行すべきそれぞれのネットワークエンティティへ直接に送信されてもよい。QoSシグナリングを生成するエンティティは、上記の中央の第3のネットワークエンティティであっても、第2のPoAであってもよい。
QoSシグナリングを送信するためのこれら2つのアプローチを組み合わせてもよい。このような実装では、通信路上で使用される複数のネットワークエンティティが、中央の第3のネットワークエンティティまたは第2のPoAからQoSシグナリングを受信し、自己の近隣にQoSシグナリングを送信する。こうして、特に長距離の通信路上において、QoSシグナリングを配信する時間が短縮される。
UEプロキシが内部QoSメカニズムを制御することを可能にするため、UEプロキシは、UEの進行中の接続に関する情報を有していなければならない。UEプロキシは、UEプロキシに関連するPoAによって処理されるべきデータフローに関する情報を必要とする。この情報は、それぞれのQoS制約とともに、UEプロキシに保存されてもよい。別法として、あるいはこれに加えて、UEの進行中の接続に関する情報は、シグナリングメッセージを用いて送信されてもよい。このようなシグナリングメッセージは、現PoAと第2のPoAとの間で交換される。こうして、第2のPoAは、現PoAから、進行中の接続に関する現在の情報を受信する。
また、UEプロキシは、AN内またはコアネットワーク(CN)内のサーバに情報を問い合わせてもよい。この情報としては、QoSポリシー、UEの要求、UEのトラフィックフローの要求、UEの進行中の接続に関する情報等が挙げられる。このサーバは、ANまたはANの一部において情報を問い合わせる各PoAまたは各ネットワークエンティティに情報を提供する中央ネットワークエンティティであってもよい。この場合、情報は、中央ポイントで提供され、AN内の多くの相異なるエンティティで更新される必要はない。
現PoAからのトリガメッセージによってトリガされたQoS動作の完了後、UEプロキシは、完了を現PoAにシグナリングする。この応答は、要求された通信路上でリソースが利用可能であるかどうかの情報を含んでもよい。別法として、この応答は、リソースの割り当ての成功、または、割り当てられたリソースの変更の成功に関する情報を含んでもよい。また、リソースが利用可能でないこと、または、割り当てや、割り当てられたリソースの変更が失敗したことの情報を含んでもよい。また、この応答は、提供することはできるが要求されたよりも少ない最善のQoSに関する情報のような、他の情報を含んでもよい。この情報は、要求されたQoSを提供する通信路が見つからない場合に、使用することができる。
QoS動作がリソース割り当ての場合、割り当ての完了をUEにシグナリングしてもよい。対応するメッセージが、現PoAによってUEへ送信されることが可能である。このメッセージは、新たなPoAへのアクセスリンクの利用可能性、および、要求されたQoSを提供する新たなPoAへのハンドオーバの実行可能性、の両方をUEに通知する。概して、通信路上のリソースの割り当ては、UEの関与なしにアクセスネットワーク内で実行され、UEは、他のPoAへの他の接続を確立せずに、現PoAを用いて、リソースの割り当てに関する情報を受信する。また、リソースの利用可能性の検査や、割り当てられたリソースの変更等の他のQoS動作においても、QoS動作の完了は、現PoAによってUEにシグナリングされることが可能である。
本発明による方法は、複数のQoSメカニズムに関連して使用可能である。好ましくは、QoSメカニズムは、明示的シグナリングまたはパケットマーカに基づく。明示的シグナリングは、通信路上でリソースを割り当てるために使用される。この種のQoSメカニズムの一例は、RFC2474およびRFC2475に記載されているDiffServアーキテクチャである。パケットマーカを用いる場合、各送信データパケットは、そのデータパケットが処理されるかそれともキューイングされるかに関するマーカを含む。パケットマーカを用いる場合、各ネットワークエンティティは、そのネットワークエンティティを現在伝送されているすべてのデータフローのリストを設定し更新する。
リソースの利用可能性をチェックする場合には、リストに提供された情報を参照して、リソースが、通信路上の新たなデータフローに対して利用可能であるかどうかを検査する。簡単のため、このリストは、出口、すなわち通信路上の最初のネットワークエンティティ、および/または、出口、すなわちCNに入る前の通信路上の最後のネットワークエンティティ、に保持されてもよい。パケットマーカを用いたQoSメカニズムの一例は、RFC2210に記載されたIntServである。
ハンドオーバプロセスは、複数のエンティティによって開始されてもよい。一方で、ハンドオーバプロセスは、UEによって開始されてもよい。これは、UEが、現PoAよりも高い信号品質を提供するPoAを検出した場合や、より低いコストで使用可能な他のネットワーク技術が利用可能である場合に妥当となり得る。後者の場合の一例として、UMTSからWLANへのハンドオーバが考えられる。他方、ハンドオーバプロセスは、PoAによって開始されてもよい。これは、現PoAが高い負荷を受けており、近隣の他のPoAが利用可能なリソースを有する場合に有益となり得る。その場合、現PoAから他のPoAへのハンドオーバを実行してもよい。また、ハンドオーバは、AN内の中央エンティティによって開始されてもよい。これは、例えばユーザのクレジットが限度額に達したために、UEが現PoA経由での通信をもはや許可されなくなった場合に使用可能である。
好ましくは、本発明による方法を用いたシステム上での通信は、メディア非依存ハンドオーバ(MIH)抽象化レイヤを用いて実行される。UEにおけるMIH抽象化レイヤは、現PoAまたは第2のPoAとの通信に用いられる。それぞれのPoAの通信相手は、もう1つのMIH抽象化レイヤである。PoA間の通信もまた、MIH抽象化レイヤを用いて実行されてもよい。好ましくは、IEEE802.21標準に準拠したMIH抽象化レイヤが使用される。
本発明を好適な態様で実施するにはいくつもの可能性がある。このためには、一方で請求項1に従属する諸請求項を参照しつつ、他方で図面により例示された本発明の好ましい実施形態についての以下の説明を参照されたい。図面を用いて本発明の好ましい実施形態を説明する際には、本発明の教示による好ましい実施形態一般およびその変形例について説明する。
UEにおいてQoSメカニズムを提供するために用いられる従来技術によるシステムの模式図である。 本発明による方法の適用場面の一例の模式図である。
図1は、内部サービス品質(QoS)メカニズムをユーザ装置(UE)に拡張する従来技術の標準的アプローチを例示している。UEにおいて、アプリケーション(App)が動作している。Appは、UEとその通信相手との間の通信路上で利用可能となるべきある一定のQoSを要求する。Appは、QoS SAP(Service Access Point)プリミティブを用いて、そのQoS要求に関する情報をQoS管理機能(QoS MF)に提供する。QoS SAPプリミティブは、QoSメカニズムとは独立の基本的なQoSコマンドである。UEのQoS MFは、ポイントオブアタッチメント(PoA)のQoS MFへQoSシグナリングを送信する。PoAは、通信路上でリソースの割り当てを必要とする次ホップのエンティティにQoSシグナリングを渡す。上記ですでに述べたように、この標準的アプローチは、内部QoSメカニズムをUEに公開するので、セキュリティおよび互換性の問題につながる。
図2は、本発明による方法の適用場面の一例を示している。ユーザドメインにおいて、アプリケーションAppがユーザ装置UE上で動作している。Appは、ある一定のQoS要求を必要とする。QoS要求は、メディア非依存ハンドオーバ(MIH)抽象化レイヤにシグナリングされる。MIH抽象化レイヤは、OSI(Open System Interconnection)参照モデルの第2層の上に位置する。UEは、プロバイダドメインのポイントオブアタッチメント(現PoA)に接続される。ステップ(1)で、UEは、ハンドオーバプロセスが開始されるべきことを自己の現PoAに通知する。さらに、UEは、ハンドオーバプロセス後にアタッチされる可能性のあるターゲットPoAの候補のリストを送信する。現PoA上のMIH抽象化レイヤは、これらのメッセージを受信し、UEによって提供されたリストのうちのターゲットPoAの候補の少なくとも1つへトリガメッセージを送信する。以下、ターゲットPoAの候補またはターゲットPoAを第2のPoAと称する。トリガメッセージを受信した各第2のPoAは、自己のMIH抽象化レイヤにおいてそれを受信し、これから行われるハンドオーバをターゲットPoA上のUEプロキシに通知する。UEプロキシは、QoS管理機能QoS MFを用いて、ANの内部QoSメカニズムを制御する。UEプロキシは、QoS MFとの通信にQoS SAPプリミティブを使用する。第2のPoAが利用可能なリソースを有する場合、QoS MFは、次ホップエンティティのQoS MFへQoSシグナリングを送信する。次ホップエンティティでは、リソースの利用可能性がチェックされ、リソースが利用可能な場合、通信路上の次の近隣ネットワークエンティティがQoSシグナリングにより接続される。こうして、QoSシグナリングが通信路上の各ネットワークエンティティへ送信され、各ネットワークエンティティがリソースリの利用可能性をチェックする。通信路上の最後のエンティティに到達すると、このエンティティのQoS MFは、第2のPoAに返す応答を生成する。この応答は、第2のPoAに到達するまで、通信路上のネットワークエンティティからネットワークエンティティへと送信される。ネットワークエンティティのQoS MFが、問合せステップの期間中に、リソースが利用可能でないことを発見した場合、QoSシグナリングは、近隣の次ホップエンティティへ送信されず、否定応答が前ホップエンティティへ返送され、第2のPoAに返送される。肯定または否定応答が、第2のPoAのQoS MFで受信され、QoS SAPプリミティブによりUEプロキシにシグナリングされる。UEプロキシは、リソースの利用可能性または利用不可能性をMIH抽象化レイヤにシグナリングする。MIH抽象化レイヤは、現PoAへのシグナリングメッセージを生成する。このシグナリングメッセージは、現PoAのMIH抽象化レイヤで受信される。
現PoAが問合せ先の第2のPoAのそれぞれから応答を受信した後、またはある一定のタイムアウトの後に、現PoAは、トリガメッセージに応答した第2のPoAのうちから最も適当なターゲットPoAを選択する。ステップ(2)で、現PoAは、別のトリガメッセージをターゲットPoAへ送信する。このトリガメッセージは、MIH抽象化レイヤで受信される。ステップ(3)で、MIH抽象化レイヤは、トリガメッセージに応答して、これから行われるハンドオーバをターゲットPoA上のUEプロキシに通知する。ステップ(4)で、UEプロキシは、新たな通信路上でリソースを割り当てるために、QoS MFを使用する。リソースの利用可能性を検査するステップと同様に、QoSシグナリングがターゲットPoAから次ホップエンティティへ送信される。次ホップエンティティは、これに応答して、要求されたリソースを割り当て、QoSシグナリングメッセージを自己の近隣の次ホップエンティティへ送信する。通信路上の最終ホップエンティティに到達した後、肯定応答メッセージが、通信路上のターゲットPoAへ返送される。次ホップエンティティが利用可能なリソースを有しない場合、例えば、リソースが(リソース利用可能性検査と割り当てとの間に)他のデータフローに割り当てられた場合には、このネットワークエンティティは、自己の近隣の次ホップエンティティへQoSシグナリングを送信せず、通信路上の各ネットワークエンティティを経由してターゲットPoAへ応答を返送する。リソースの割り当ての成功または失敗を示す応答が、ターゲットPoAのUEプロキシによって受信される。UEプロキシは、これに応答して、QoS動作の結果をMIH抽象化レイヤにシグナリングする。
以下、割り当てが成功したと仮定する。この場合、UEプロキシは、割り当て完了をMIH抽象化レイヤにシグナリングする(ステップ(5))。これで、ターゲットPoAおよび通信路が、ハンドオーバプロセスのために準備されたことになる。準備の完了がUEにシグナリングされる。これは、現PoAへのシグナリングメッセージによって実行されてもよい。これに応答して、現PoAが、ハンドオーバのために選択されたターゲットPoAを含むシグナリングメッセージをUEへ送信する。別法として、ターゲットPoAが、IEEE802.21に準拠したメディア非依存ハンドオーバ(MIH)メカニズムを用いてUEに接続し、ハンドオーバ準備完了を通知してもよい。UEへのシグナリングがどのように実行されるかにかかわらず、シグナリングが受信された後、ハンドオーバプロセスが行われる。ハンドオーバプロセスの完了後、ターゲットPoAのMIH抽象化レイヤは、ハンドオーバが完了したことを、以前の「現PoA」にシグナリングする(ステップ(6))。ステップ(7)で、ハンドオーバ完了が、以前の「現PoA」のUEプロキシにシグナリングされる。ステップ(8)で、UEプロキシは、自己のQoS MFを用いて、旧通信路上のリソースを解放する。
上記の例示的場面の説明から容易にわかるように、UEはハンドオーバプロセスおよび通信路上のリソースの割り当てにほとんど関与しない。内部QoSメカニズム全体は、UEにとって未知のままとすることができ、プロバイダドメインのAN内で実行される。
上記の説明および添付図面の記載に基づいて、当業者は本発明の多くの変形例および他の実施形態に想到し得るであろう。したがって、本発明は、開示した具体的実施形態に限定されるものではなく、変形例および他の実施形態も、添付の特許請求の範囲内に含まれるものと解すべきである。本明細書では特定の用語を用いているが、それらは総称的・説明的意味でのみ用いられており、限定を目的としたものではない。

Claims (15)

  1. ハンドオーバプロセスの期間中またはハンドオーバプロセスの準備中にサービス品質(QoS)メカニズムをサポートする方法において、
    ユーザ装置(UE)がポイントオブアタッチメント(PoA)を介してアクセスネットワーク(AN)にアタッチし、
    前記ハンドオーバプロセスは、前記UEのすべての進行中の接続を維持しながら、前記UEの接続を、前記ポイントオブアタッチメントの1つ、すなわち現PoAから、前記ポイントオブアタッチメントの他の1つ、すなわちターゲットPoAに変更することをサポートし、
    シグナリングメッセージが、前記ハンドオーバプロセスの期間中または準備中に前記現PoAと第2のPoAとの間で交換され、前記第2のPoAは、前記ターゲットPoAまたは前記ターゲットPoAの候補を含み、
    前記ANは、前記AN内の通信路上で内部QoSメカニズムをサポートし、前記通信路は、前記PoAの1つとコアネットワーク(CN)との間、または、前記PoAの1つと前記AN内のネットワークエンティティとの間の通信のために使用され、
    該方法は、
    トリガメッセージが前記現PoAによって前記第2のPoAへ送信され、前記トリガメッセージは、前記第2のPoAに配置されたUEプロキシによって受信され、
    前記UEプロキシは、前記トリガメッセージに応答して、前記通信路上でQoSを保証するように前記内部QoSメカニズムを制御する
    ことを特徴とする、ハンドオーバプロセスの期間中またはハンドオーバプロセスの準備中にサービス品質メカニズムをサポートする方法。
  2. 前記内部QoSメカニズムの制御が、リソースの利用可能性の検査、リソースの割り当て、および割り当てられたリソースの変更の少なくとも1つを含み、前記リソースは、前記通信路上の通信に関与するネットワークエンティティのリソースであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記通信路が、トンネルリンクを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記内部QoSメカニズムを制御するために、前記UEプロキシが、QoS管理機能(QoS MF)を使用し、該QoS MFが、前記第2のPoAに配置されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. QoSシグナリングが、前記QoS MFによってネットワークエンティティへ送信され、該ネットワークエンティティは、前記通信路上の通信に関与することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記内部QoSメカニズムを制御するために、第3のネットワークエンティティが、前記通信路上の通信に関与するネットワークエンティティへQoSシグナリングを送信し、前記第3のネットワークエンティティの前記QoSシグナリングが、前記UEプロキシによってトリガされることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記QoSシグナリングは、前記シグナリングメッセージが前記通信路上に送信されるように、前記ネットワークエンティティの1つから前記ネットワークエンティティの別の1つに渡されることを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記UEプロキシが、前記UEの進行中の接続およびそれぞれの制約に関する情報を保存することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記UEプロキシが、QoSポリシー、前記UEの要求、前記UEのトラフィックフローの要求、または前記UEの進行中の接続に関する情報を、前記ANまたは前記CN内のネットワークエンティティに対して問い合わせることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記シグナリングメッセージが、前記UEの進行中の接続およびそれぞれの制約に関する情報を含むことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記トリガメッセージによってトリガされたQoS動作の完了が、前記UEプロキシによって前記現PoAにシグナリングされ、前記QoS動作が、リソースの利用可能性の検査、リソースの割り当て、または割り当てられたリソースの変更を含むことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記QoS動作の完了が、前記現PoAによって前記UEにシグナリングされ、前記QoS動作が、リソースの利用可能性の検査、リソースの割り当て、または割り当てられたリソースの変更を含むことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記QoSメカニズムが、明示的シグナリングまたはパケットマーカに基づき、前記パケットマーカは、前記通信路上に送信される各データパケットの一部であり、前記QoSメカニズムが、好ましくはDiffServまたはIntServに基づくことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ハンドオーバプロセスが、前記UEによって、前記PoAによって、またはAN内の中央エンティティによって開始されることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記現PoAと前記UEプロキシとの間の通信、または、前記UEと前記PoAとの間の通信が、メディア非依存ハンドオーバ(MIH)抽象化レイヤ、特にIEEE802.21標準に準拠したMIH抽象化レイヤ、を用いて実行されることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の方法。
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