JP2012241833A - Shaft seal device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回転軸とハウジングの軸孔との間の環状隙間を封止する軸封装置に関するものである。 The present invention relates to a shaft seal device that seals an annular gap between a rotating shaft and a shaft hole of a housing.
軸封装置において、密封領域を封止する場合、軸方向の2か所にシール構造部を設ける技術が知られている。このような技術において、大気側のシール構造部がメカニカルシールであるような場合、一般的に、メカニカルシールを構成する固定環は、密封領域側の装置本体の筐体などに対して複数の部材を介して固定される構成が採用される。そのため、密封領域側のシール構造部を構成する部品が消耗部品の場合に、当該消耗部品を交換するために複数の部材を分解しなければならないなど、消耗部品の交換作業に大変な手間がかかっている。 In a shaft seal device, when sealing a sealing region, a technique is known in which seal structure portions are provided at two locations in the axial direction. In such a technique, when the atmosphere-side seal structure portion is a mechanical seal, generally, the stationary ring constituting the mechanical seal has a plurality of members with respect to the casing of the apparatus main body on the sealed region side. The structure fixed via is adopted. For this reason, if the parts that make up the seal structure on the sealed area side are consumable parts, it takes a lot of work to replace the consumable parts, such as having to disassemble multiple members to replace the consumable parts. ing.
本発明の目的は、メンテナンス性の向上を図った軸封装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a shaft seal device with improved maintainability.
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。 The present invention employs the following means in order to solve the above problems.
すなわち、本発明の軸封装置は、
回転軸とハウジングの軸孔との間の環状隙間を封止する軸封装置において、
密封領域側に設けられる第1シール構造部と、
第1シール構造部に対して密封領域とは反対側の大気側に設けられる第2シール構造部と、
を備える軸封装置であって、
第1シール構造部は、前記回転軸の外周面側から該回転軸に対して着脱自在な回転シールを備えると共に、
第1シール構造部と第2シール構造部の外周側には、軸方向にスライド自在に構成され、かつ前記密封領域側に移動させることで第1シール構造部と第2シール構造部との間に密閉空間を形成し、前記大気側に移動させることで、前記回転シールを露出させることが可能なシールカバーを備えることを特徴とする。
That is, the shaft seal device of the present invention is
In the shaft seal device that seals the annular gap between the rotation shaft and the shaft hole of the housing,
A first seal structure provided on the sealing region side;
A second seal structure provided on the atmosphere side opposite to the sealing region with respect to the first seal structure;
A shaft seal device comprising:
The first seal structure includes a rotary seal that is detachably attached to the rotary shaft from the outer peripheral surface side of the rotary shaft,
The outer peripheral sides of the first seal structure portion and the second seal structure portion are configured to be slidable in the axial direction, and moved between the first seal structure portion and the second seal structure portion by moving to the sealing region side. A seal cover is provided, which can form a sealed space and can be moved to the atmosphere side to expose the rotary seal.
本発明によれば、シールカバーを大気側に移動させることで、回転シールを露出させることができる。そして、回転シールは、回転軸の外周面側から該回転軸に対して着脱自在であるので、回転シールを簡単に交換することができる。 According to the present invention, the rotary seal can be exposed by moving the seal cover to the atmosphere side. And since a rotation seal is detachable with respect to this rotating shaft from the outer peripheral surface side of a rotating shaft, a rotating seal can be replaced | exchanged easily.
第2シール構造部は、
前記シールカバーを介して前記ハウジング側に固定される固定環と、前記回転軸に対して固定される回転環とを備え、これら固定環と回転環とは軸方向の端面同士が摺動するメカニカルシールであるとよい。なお、本発明における「固定環」及び「回転環」は、一つの部材で構成される場合の他、複数の部材で構成される場合も含む。
The second seal structure is
A mechanical ring having a fixed ring fixed to the housing side through the seal cover and a rotary ring fixed to the rotating shaft, the end surfaces of the fixed ring and the rotating ring sliding with each other in the axial direction. It should be a seal. The “fixed ring” and the “rotating ring” in the present invention include a case of being constituted by a plurality of members as well as a case of being constituted by one member.
そして、前記回転軸を回転させない状態で、前記固定環と回転環とを位置決めさせる位置決め部材を備え、
該位置決め部材により、前記固定環を、前記回転環を介して前記回転軸に対して位置決めさせた状態にすることで、前記シールカバーをスライドさせることが可能となるとよい。
And, in a state where the rotating shaft is not rotated, a positioning member for positioning the stationary ring and the rotating ring is provided,
It is preferable that the seal cover can be slid by placing the stationary ring with respect to the rotating shaft via the rotating ring by the positioning member.
このように、第2シール構造部がメカニカルシールであっても、位置決め部材によって、固定環を、回転環を介して回転軸に対して位置決めさせた状態とすることによって、シールカバーをスライド移動させることが可能となる。 As described above, even when the second seal structure is a mechanical seal, the seal cover is slid by moving the fixed ring with respect to the rotating shaft via the rotating ring by the positioning member. It becomes possible.
以上説明したように、本発明によれば、メンテナンス性を向上させることができる。 As described above, according to the present invention, maintainability can be improved.
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be exemplarily described in detail with reference to the drawings. However, the dimensions, materials, shapes, relative arrangements, and the like of the components described in this embodiment are not intended to limit the scope of the present invention only to those unless otherwise specified. .
(実施例)
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係る軸封装置について説明する。本実施例に係る軸封装置は、回転軸と、機体側のハウジングに設けられている軸孔との間の環状隙間を封止するために用いられる。
(Example)
A shaft seal device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The shaft seal device according to the present embodiment is used to seal an annular gap between the rotary shaft and a shaft hole provided in the housing on the machine body side.
<軸封装置全体>
特に、図1を参照して、本発明の実施例に係る軸封装置全体の構成について説明する。
<Whole seal device>
In particular, the configuration of the entire shaft seal device according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
回転機器600の筐体610には開口部611が設けられており、この開口部611に環状のハウジング620が取り付けられている。そして、このハウジング620における軸孔621内に、回転軸630が挿通されている。この回転軸630には、スリーブ650がセットスクリュ651によって位置決めされた状態で固定されている。なお、スリーブ650の内周面と回転軸630の外周面との間はOリングOによってシールされている。筐体610の内部は密封領域となっており、被密封流体が密封されている。
An
そして、本実施例に係る軸封装置Sは、密封領域側Vに設けられる第1シール構造部100と、第1シール構造部100に対して密封領域とは反対側の大気側Aに設けられる第2シール構造部200とを備えている。また、軸封装置Sには、これら第1シール構造部100と第2シール構造部200との間に密閉空間Rを形成するためのシールカバー300が設けられている。このシールカバー300は、第1シール構造部100に備えられた第1固定環110の外周側と、第2シール構造部200に備えられた第2固定環210の外周側に、それぞれ六角ソケットボルト310、及びセットスクリュ320によって固定されている。以上のような構成により、第2シール構造部200によって被密封流体の漏れを抑制することによって、第1シール構造部100のシール性の低下を抑制することができる。
The shaft seal device S according to the present embodiment is provided on the first
<第1シール構造部>
特に、図2を参照して、本実施例に係る第1シール構造部100について、より詳細に説明する。
<First seal structure>
In particular, with reference to FIG. 2, the first
第1シール構造部100は、いわゆる端面シール構造をなしている。具体的には、第1シール構造部100は、ハウジング620に対して固定される第1固定環110と、回転軸630に対して固定される第1回転環(回転シール)120とを備えている。第1固定環110は、ハウジング620に直接固定されている。この第1固定環110とハウジング620との間、及び第1固定環110とシールカバー300との間は、それぞれOリングOによってシールされている。
The
また、第1回転環120は、充填材入りフッ素樹脂やポリアミド樹脂などの樹脂材料やゴムなどの変形可能な高分子材料から構成されており、周方向の1か所に切断部(合口)が設けられている。これにより、切断部を介した両端の部分をスリーブ650の外径よりも大きく開くことで、回転軸630の外周面側からスリーブ650を介して回転軸630に対して第1回転環120を着脱することができる。また、第1回転環120は両側に凸部を有する対称的な構造となっている。これにより、一方の面が摩耗によって劣化した場合には、反転させた状態で取り付けることにより、再使用することができ、寿命を延ばすことができる。
The first rotating
本実施例においては、スリーブ650の外周面側に第1回転環120を配置した状態で、ホースバンド130によって、第1回転環120を締め付けてスリーブ650に固定させる。なお、ホースバンド130に設けられているクランプ131を回転させることによって、ホースバンド130により、第1回転環120を締め付けることができる。また、第1回転環120を取り外す場合には、クランプ131を逆回転させてホースバンド130を緩めた後に、ホースバンド130を取り外せばよい。第1回転環120を締め付けるための部材としては、ホースバンド130に限られるものではなく、例えば、ガータースプリングを採用することもできる。
In the present embodiment, the first
そして、第1固定環110における大気側Aの端面と第1回転環120における密封領域側Vの端面との間によって、シール部分を形成している。ここで、第1固定環110における大気側Aの端面と第1回転環120における密封領域側Vの端面とを摺動させることによりシールを行う、いわゆるメカニカルシール構造を採用してもよいし、これらの端面間に微小隙間を設ける非接触シール構造を採用してもよい。
A seal portion is formed between the end face on the atmosphere side A of the first fixed
<第2シール構造部>
特に、図3を参照して、本実施例に係る第2シール構造部200について、より詳細に説明する。
<Second seal structure>
In particular, the
第2シール構造部200は、いわゆるメカニカルシールである。より具体的には、第2シール構造部200は、ハウジング620に対して固定される第2固定環210と、回転軸630に対して固定される第2回転環220とを備えている。なお、第2固定環210はシールカバー300等を介して間接的にハウジング620に固定される。また、第2回転環220はスリーブ650を介して間接的に回転軸630に固定される。
The
第2固定環210は、シールカバー300の内周面にセットスクリュ320によって固定される環状のフランジ211と、フランジ211に対して軸方向に移動可能に構成された環状のリテーナ212と、リテーナ212に固定される環状のシールリング213とを備えている。なお、フランジ211の外周面とシールカバー300の内周面との間はOリングOによってシールされている。リテーナ212は、断面が略L字状の部分を備えた環
状の部材であり、円板部分に設けられている貫通孔212aに、フランジ211に固定されているドライブピン211aが挿通されることで、ドライブピン211aに沿って軸方向に移動可能に構成されている。また、フランジ211の大気側の端面に装着穴211bが設けられ、この装着穴211bにはスプリング214が装着されている(図1参照)。このスプリング214によって、リテーナ212は図中右方向に押圧されている。なお、リテーナ212における円筒部分の外周面とフランジ211の内周面との間はOリングOによってシールされている。
The second
第2回転環220は、スリーブ650に固定される環状のカラー221と、カラー221に係合した状態で固定される環状のメイティングリング222とを備えている。メイティングリング222は断面が略L字形状となっており、円板部分の大気側Aの端面と円筒部分の内周面が、それぞれカラー221における密封領域側Vの端面と外周面に密着するように構成されている。また、メイティングリング222における円板部分には切り欠き222aが設けられており、この切り欠き222a内にカラー221に固定されたドライブピン221aが挿入される。なお、ドライブピン221aの先端には、メイティングリング222の破損を防止するキャップ221bが装着されている。また、カラー221の内周面とスリーブ650の外周面との間、及びカラー221の外周面とメイティングリング222の円筒部分の内周面との間は、それぞれOリングOによってシールされている。
The second
以上のような構成により、回転軸630の回転と共にカラー221が回転し、その回転トルクがドライブピン221aを介してメイティングリング222に伝達され、メイティングリング222も回転する。このとき、第2固定環210に設けられているシールリング213と、第2回転環220に設けられているメイティングリング222とが摺動する。上記の通り、スプリング214によって、リテーナ212が図中右方向に押圧されることで、リテーナ212に固定されているシールリング213はメイティングリング222に対して押圧され、摺動状態が安定的に維持される。なお、摺動性能を維持させるために、これらシールリング213とメイティングリング222の摺動面には、それぞれ自己潤滑性に優れた公知のコーティングが施されている。
With the above-described configuration, the
また、本実施例においては、第2固定環210における密封領域側Vの端部に、密封装置230が設けられている。この密封装置230は、フランジ211に対して、ボルト234によって固定されるケース231及びプレート232と、これらケース231及びプレート232によって固定される密封装置本体233とを備えている。密封装置本体233はスリーブ650の外周表面に対して摺動した状態でシール性を発揮する公知のシールを採用できる。このように、第2固定環210における密封領域側Vの端部に密封装置230を設けることによって、シールリング213とメイティングリング222との摺動部分が存在する空間領域と、密閉空間Rとを隔てさせることが可能となる。これにより、密閉空間R内に被密封流体が漏れ出したとしても、上記摺動部分に被密封流体が入り込んでしまうことを抑制できる。なお、密封装置本体233も第1回転環120と同様に、部品交換時の作業性を考慮して、1か所に切断部(合口)が設けられている。
In this embodiment, a
また、上記の通り、第2回転環220に設けられているメイティングリング222は、第2固定環210に設けられているシールリング213に押圧された状態となる。そのため、第2回転環220をスリーブ650に固定する際には位置決め部材としての治具240が用いられる。すなわち、第2回転環220を取り付ける際には、治具本体241をフランジ211及びカラー221に対して、それぞれセットスクリュ242,243によって固定させた状態とする。つまり、第2回転環220を第2固定環210に仮固定させた状態とする。この状態で、第2回転環220におけるカラー221をセットスクリュ223によって、スリーブ650に固定する(図1参照)。その後、セットスクリュ242,243を緩めて、治具240を取り外す。なお、上記の治具本体241は、組み立てや分
解の作業性を考慮して、二つ割構造となっている。
Further, as described above, the
(シールカバー)
特に、図1及び図3を参照して、シールカバー300について詳細に説明する。本実施例に係るシールカバー300は、円筒形状の部材で構成されており、その端部(図1中左側の端部)に外向きフランジ部301が設けられている。また、外向きフランジ部301には貫通孔301aが形成されている。
(Seal cover)
In particular, the
そして、ハウジング620には、回転軸630の軸心と平行に伸びるガイド軸400が固定されている。なお、このガイド軸400は、第1固定環110に設けられた貫通孔110aを挿通するように構成されている。
A
このハウジング620に固定されたガイド軸400が、シールカバー300に設けられている貫通孔301aに挿通するように、シールカバー300は配置される。これにより、シールカバー300は、ガイド軸400にガイドされることによって、回転軸630の軸心と平行な方向(軸方向)にスライド自在となっている。シールカバー300を密封領域側Vに移動させることで、第1シール構造部100と第2シール構造部200との間に密閉空間Rを形成させることができる。なお、シールカバー300を密封領域側Vに移動させた状態で、六角ソケットボルト310及びセットスクリュ320によって、それぞれ第1固定環110及び第2固定環210に固定させることで、密閉空間Rが形成される。また、シールカバー300を大気側Aに移動(図1中矢印方向に移動)させることで、第1シール構造部100と第2シール構造部200との間の空間が開放され、第1回転環120が露出された状態となる。
The
ここで、シールカバー300を安定的にスライド自在にするためには、シールカバー300をスライドさせる際に、第2固定環210が動かないようにする必要がある。すなわち、第2固定環210は、上記の通り、シールカバー300等を介して間接的にハウジング620に固定されている。そのため、シールカバー300をハウジング620に対して移動可能な状態にした場合には、第2固定環210は、どの部材からも支持されない状態となるため、ハウジング620や回転軸630に対して移動可能な状態になる。このように、第2固定環210が自由に移動できる状態のままでは、シールカバー300を安定的にスライドさせることができない。
Here, in order to make the
そこで、本実施例においては、シールカバー300をスライドさせる場合には、上述した治具240を用いている。すなわち、回転軸630を回転させない状態で、治具240によって、第2固定環210と第2回転環220とを固定して位置決めさせている。これにより、第2固定環210は、第2回転環220及びスリーブ650を介して回転軸630に対して位置決めされた状態となる。つまり、第2固定環210は回転軸630に対してセンタリングされた状態で位置決めされる。従って、シールカバー300を安定的にスライドさせることが可能となる。
Therefore, in the present embodiment, when the
<本実施例に係る軸封装置の優れた点>
本実施例に係る軸封装置Sによれば、シールカバー300を大気側Aに移動させることで、回転シールとしての第1回転環120を露出させることができる。これにより、第1回転環120を簡単に交換することができる。また、シールカバー300をスライドさせることによって、第1回転環120を露出させる構成を採用しているため、構造をシンプルにすることができる。つまり、ケースを複数の部材により構成し、かつ分解可能に構成することで、ケースの分解によって第1回転環120を露出させる構成も考えられるが、このような構成に比して、本実施例の構成の方が構造をシンプルにできる。
<Excellent point of shaft seal device according to this embodiment>
According to the shaft seal device S according to the present embodiment, the first
なお、本実施例においては、密封領域側Vに被密封流体が密封されているため、第1固定環110における大気側Aの端面と第1回転環120における密封領域側Vの端面との間に被密封流体が入り込んでしまうことがある。この場合、第1回転環120における密封領域側Vの端面が摩耗されてしまうため、第2シール構造部200の構成部材に比して消耗が激しく、新品への交換などのメンテナンスが必要となる。
In this embodiment, since the fluid to be sealed is sealed on the sealed region side V, the space between the end surface on the atmosphere side A in the first
ここで、交換対象となる第1回転環120よりも大気側Aに備えられた第2シール構造部200は、固定環(第2固定環210)と回転環(第2回転環220)とを備えるメカニカルシールである。そして、第2固定環210は、使用時においては、シールカバー300に固定される構成を採用している。しかしながら、第1回転環120を交換する場合には、上記の通り、治具240によって、第2固定環210を、第2回転環220等を介して回転軸630に対して位置決めさせることによって、シールカバー300を安定的にスライドさせることを可能としている。従って、大気側Aの第2シール構造部200がメカニカルシールであるにも拘らず、密封領域側Vの第1回転環120を簡単に交換することができる。また、第2シール構造部200をそのままの状態で、シールカバー300を移動させて、第1回転環120の交換作業を行うことができるので、第2シール構造部200に悪影響が及ぼされることもない。
Here, the
100 第1シール構造部
110 第1固定環
110a 貫通孔
120 第1回転環
130 ホースバンド
131 クランプ
200 第2シール構造部
210 第2固定環
211 フランジ
211a ドライブピン
211b 装着穴
212 リテーナ
212a 貫通孔
213 シールリング
214 スプリング
220 第2回転環
221 カラー
221a ドライブピン
221b キャップ
222 メイティングリング
223 セットスクリュ
230 密封装置
231 ケース
232 プレート
233 密封装置本体
234 ボルト
240 治具
241 治具本体
242,243 セットスクリュ
300 シールカバー
301 外向きフランジ部
301a 貫通孔
310 六角ソケットボルト
320 セットスクリュ
400 ガイド軸
600 回転機器
610 筐体
611 開口部
620 ハウジング
621 軸孔
630 回転軸
650 スリーブ
651 セットスクリュ
O Oリング
R 密閉空間
S 軸封装置
DESCRIPTION OF
Claims (3)
密封領域側に設けられる第1シール構造部と、
第1シール構造部に対して密封領域とは反対側の大気側に設けられる第2シール構造部と、
を備える軸封装置であって、
第1シール構造部は、前記回転軸の外周面側から該回転軸に対して着脱自在な回転シールを備えると共に、
第1シール構造部と第2シール構造部の外周側には、軸方向にスライド自在に構成され、かつ前記密封領域側に移動させることで第1シール構造部と第2シール構造部との間に密閉空間を形成し、前記大気側に移動させることで、前記回転シールを露出させることが可能なシールカバーを備えることを特徴とする軸封装置。 In the shaft seal device that seals the annular gap between the rotation shaft and the shaft hole of the housing,
A first seal structure provided on the sealing region side;
A second seal structure provided on the atmosphere side opposite to the sealing region with respect to the first seal structure;
A shaft seal device comprising:
The first seal structure includes a rotary seal that is detachably attached to the rotary shaft from the outer peripheral surface side of the rotary shaft,
The outer peripheral sides of the first seal structure portion and the second seal structure portion are configured to be slidable in the axial direction, and moved between the first seal structure portion and the second seal structure portion by moving to the sealing region side. A shaft seal device comprising: a seal cover capable of exposing the rotary seal by forming a sealed space in the air and moving the space to the atmosphere side.
前記シールカバーを介して前記ハウジング側に固定される固定環と、前記回転軸に対して固定される回転環とを備え、これら固定環と回転環とは軸方向の端面同士が摺動するメカニカルシールであることを特徴とする請求項1に記載の軸封装置。 The second seal structure is
A mechanical ring having a fixed ring fixed to the housing side through the seal cover and a rotary ring fixed to the rotating shaft, the axial ends of the fixed ring and the rotating ring slide. The shaft sealing device according to claim 1, wherein the shaft sealing device is a seal.
該位置決め部材により、前記固定環を、前記回転環を介して前記回転軸に対して位置決めさせた状態にすることで、前記シールカバーをスライドさせることが可能となることを特徴とする請求項1または2に記載の軸封装置。 A positioning member that positions the stationary ring and the rotating ring in a state where the rotating shaft is not rotated,
2. The seal cover can be slid by placing the stationary ring with respect to the rotating shaft via the rotating ring by the positioning member. Or the shaft seal apparatus of 2.
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