JP2012239681A - 収納装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】収納装置1は、背板10及び四周内壁11,11,12,13によって区画され、前方に向けて開口する収納部2と、前記背板との間に配線用空間3を隔てて、該背板に対向するように配設されるとともに、前記収納部の内壁に回動自在に連結された仕切板20と、を備えている。
【選択図】図1
Description
また、本発明においては、前記仕切板を、上端部側が前記収納部の内壁に回動自在に連結されたものとし、前記切欠部を下端中央部に設けたものとしてもよい。
また、本発明においては、複数の前記収納部を並べるように設け、隣接する収納部の前記配線用空間を連通させる配線用開口を設けたものとしてもよい。
なお、図1では、一方の側板の図示を省略している。
また、以下の実施形態では、収納装置の収納部に対面した使用者を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として、上下方向及び左右方向等の方向を原則的に説明する。
本実施形態に係る収納装置1は、前方に向けて開口する収納部2を有している。図例では、上下に並べるように複数の収納部2を設けた収納装置1を例示している。
収納装置1は、背板10と、左右の側板14,14と、天板15と、底板16とを備え、これらによって前方に向けて開口する箱形状とされ、本実施形態では、両側板14,14間に架け渡されるように設けられた棚板17によって上下の収納部2を区画している。図例では、二枚の棚板17,17を設け、これらによって上下に3つの収納部2を区画形成した例を示している。
または、合成樹脂系材料に、木粉や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)を板状に加工した基材に、上記同様、表面化粧シートを貼着したものとしてもよい。これら各基材は、適宜、組み合わせて積層し、表面化粧シートを貼着するようにしてもよい。
なお、上記基材としては、木質系材料から形成されたものに限られず、合成樹脂系材料や金属系材料等から形成されたものとしてもよい。
本実施形態では、収納装置1の左右の側板14,14の対向する両内側面が収納部2の左右の側壁11,11を構成している。また、収納装置1の天板15または棚板17の下面が収納部2の天壁12を構成し、収納装置1の底板16または棚板17の上面が収納部2の底壁13を構成している。このような収納部2の四周内壁は、当該収納装置1を構成する種々の部材によって構成され、その他、縦仕切板や地板等によって構成されるものとしてもよい。
収納部2に収納される配線7を要する物品6としては、テレビやチューナー、再生・録画機器、オーディオ機器、湯沸かし器、炊飯器等の電気機器が挙げられる。また、携帯電話や携帯情報端末、携帯ゲーム機器、携帯オーディオ機器、デジタルカメラ等の電子機器が挙げられる。また、電話機やファクシミリ等の通信機器、コンピューター等の情報機器が挙げられる。その他、種々の物品を収納することができる。
背板10と仕切板20との間に設ける配線用空間3の前後寸法は、仕切板20を背板10と略平行とした状態(回動させていない状態)で、配線7の引き込みや余長部分の収容が可能な寸法とすればよく、例えば、10mm〜30mm程度としてもよい。
連結具25は、内方側(収納部2の左右方向中心側)に向けて開口し、仕切板20の側端部が嵌め込まれる断面略コ字状(U字状乃至はC字状)の挟持片部26と、外方側に向けて突出する軸部27とを備えている。この連結具25の軸部27が側板14に設けられた軸受穴18に挿入され、回動自在に支持されている(図2参照)。
この切欠部24の短手(上下)寸法は、配線7の挿通が可能な寸法とすればよい。また、切欠部24の寸法を、当該切欠部24に手指の差し入れが可能な寸法としてもよい。これによれば、当該切欠部24を配線用の他、仕切板20を回動させる際に、手掛部としても利用することができ、別途、把手等を設けないようにすることも可能となり、簡易な構造とできる。
なお、仕切板20は、上記同様の基材に表面化粧シートを貼着したものとしてもよい。
つまり、収納部2の背板10と仕切板20との間の配線用空間3に、収納部2に収納された物品6の配線7の余長部分等を見栄え良く納めることができる。
また、仕切板20は、収納部2の内壁に回動自在に連結されているので、この仕切板20を回動させることで、配線用空間3の手前側が大きく開放され、配線作業を容易に行うことができる。また、これにより、仕切板20と収納部2の内壁との間に配線作業用の隙間を大きく形成したり、仕切板20に配線作業用の穴等を大きく形成したりする必要がなく、見栄えを向上させることができる。つまりは、この仕切板20を、背板10と略平行とした状態では、当該仕切板20が収納部2の背板のような外観を呈することとなり、見栄えを向上させることができる。
また、このように仕切板20の四周端面21,21,22,23を収納部2の四周内壁11,11,12,13に近接させた状態でも、収納部2に収納された物品6の配線7を、仕切板20の切欠部24を介して配線用空間3に引き込ませ、納めることができる。
また、上端側を回動支点としているので、常時は仕切板20が自重によって背板10と略平行となるように維持される。従って、回動を規制するストッパー等を設ける必要がなく、簡易な構造とすることができる。
さらに、切欠部24を仕切板20の下端中央部に設けているので、収納部2に収納された物品6によって、切欠部24が目立ち難くなり、見栄えを向上させることができる。
さらにまた、収納装置1に配線7が接続されるコンセント5を設けているので、配線用空間3及び配線用開口4を利用して、各収納部2に収納された物品6の配線7をコンセント5に接続することができる。従って、各収納部2に収納された物品6の配線7が収納装置1の外部に露出せず、より見栄えを向上させることができる。
また、本実施形態では、上下に複数の収納部2を並べるように設けた例を示しているが、左右に複数の収納部2を並べるように設けたものとしてもよい。この場合は、左右に収納部を仕切る縦仕切板を設けるようにしてもよい。また、この場合は、縦仕切板の後端部と背板との間に、隣接する収納部2,2の配線用空間3,3を連通させる配線用開口4を設けてもよい。または、配線用開口4として、縦仕切板に切欠部や配線孔等を設けたりする態様としてもよい。さらには、複数の収納部2を上下及び左右に並べるように設けた収納装置1としてもよい。
さらにまた、本実施形態では、隣接する収納部2,2の配線用空間3,3を連通させる配線用開口4を設けた例を示しているが、このような配線用開口4を設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、収納装置1にコンセント5を設けた例を示しているが、このようなコンセント5を設けないようにしてもよい。この場合は、収納装置1の外部に配線7を引き出すための開口を背板10や側板14等に設けるようにしてもよい。
さらにまた、収納部2の前方開口を開閉する開閉扉を設けた収納装置1としてもよい。
さらに、本実施形態では、仕切板20の上端部側を収納部2の内壁に回動自在に連結した例を示しているが、下端部側を収納部2の内壁に回動自在に連結した態様としてもよく、左右の側端部の一方側を収納部2の内壁に回動自在に連結した態様としてもよい。この場合は、必要に応じて仕切板20の回動を規制するストッパー等を設けるようにしてもよい。また、左右の側端部の一方側を収納部2の内壁に回動自在に連結する場合は、収納部2の対向する天壁12及び底壁13に仕切板20を回動自在に連結するようにしてもよい。また、この場合は、回動支点とは異なる側の側端部に切欠部を設けるようにしてもよい。
2 収納部
3 配線用空間
4 配線用開口
10 背板
11 側壁(内壁)
12 天壁(内壁)
13 底壁(内壁)
20 仕切板
21 側端面
22 上端面
23 下端面
24 切欠部
Claims (4)
- 背板及び四周内壁によって区画され、前方に向けて開口する収納部と、
前記背板との間に配線用空間を隔てて、該背板に対向するように配設されるとともに、前記収納部の内壁に回動自在に連結された仕切板と、
を備えていることを特徴とする収納装置。 - 請求項1において、
前記仕切板は、その四周端面が前記収納部の前記四周内壁との間に少許の空隙を隔てて近接配置されるように形成され、かつ、配線用の切欠部を設けていることを特徴とする収納装置。 - 請求項2において、
前記仕切板は、上端部側が前記収納部の内壁に回動自在に連結され、前記切欠部を下端中央部に設けていることを特徴とする収納装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
複数の前記収納部を並べるように設け、隣接する収納部の前記配線用空間を連通させる配線用開口を設けていることを特徴とする収納装置。
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JP2009005952A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Cleanup Corp | 厨房家具 |
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