JP2012227653A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置に表示された立体視用画像を観察する観察者が、生理的負担をなるべく感じないような画像を撮像することができる3D撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、観視者の右眼に与える右眼用画像および観視者の左眼に与える左眼用画像を有する立体視用画像を撮像する撮像部と、立体視用画像が立体視の基準品質を満たすか否かを判定する判定部と、基準品質を満たさないと判定された場合に撮像者に警告する警告部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
従来、立体的な画像を撮像するために、2本の撮像レンズを装備したカメラによって撮像が行われている。この種のカメラでは、2本の撮像レンズのうち、片方は右眼用の画像を撮像し、もう一方は左眼用の画像を撮像することで視差のある2つの画像を取得する。これら左右の画像を表示装置において観察者の左右の眼にそれぞれ提供することで、観察者は立体的な画像を視覚することができる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2006−162990号公報
ところで、立体画像用の撮像装置で撮像した画像を表示装置において表示する場合、観察者が不快あるいは疲労を感じる場合がある。このような不快感あるいは疲労感は、観察者にとって生理的負担となる。そのため、これらの不快感あるいは疲労感を引き起こす原因を含む画像を撮像しないように、撮像者に注意を喚起することは重要である。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様において、撮像装置は、観視者の右眼に与える右眼用画像および前記観視者の左眼に与える左眼用画像を有する立体視用画像を撮像する撮像部と、立体視用画像が立体視の基準品質を満たすか否かを判定する判定部と、基準品質を満たさないと判定された場合に撮像者に警告する警告部とを備える。
本発明の第2の態様において、撮像方法は、観視者の右眼に与える右眼用画像および観視者の左眼に与える左眼用画像を有する立体視用画像を撮像する段階と、立体視用画像が立体視の基準品質を満たすか否かを判定する段階と、基準品質を満たさないと判定された場合に撮像者に警告する段階とを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
撮像装置100の正面側を概略的に示す。 撮像装置100の背面側を概略的に示す。 撮像装置100のブロック図を示す。 撮像装置100により撮像された左眼用の画像及び右眼用の画像を示す。 輻輳角とオブジェクト位置との関係を示す。 被写体の一部が画像のフレーム境界において途切れている様子を示す。 撮像装置100の他の例のブロック図を示す。 撮像装置100の他の例の背面側を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、撮像装置100の正面側を概略的に示す。撮像装置100は、正面側において、右眼用画像を撮像する右撮像部12及び左眼用画像を撮像する左撮像部14を備える。右撮像部12及び左撮像部14のそれぞれは、レンズの光軸が平行となるように、水平に一定間隔を保って並設されている。ここで、一定間隔は、60〜70mmであってよい。撮像装置100は、上面にシャッターボタン18を備える。
図2は、撮像装置100の背面側を概略的に示す。撮像装置100は、背面側において、ファインダ部50、警告部30及び入力操作部22を備える。ファインダ部50は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)である。LCDは、パララックスバリア式、または、レンチキュラーレンズ方式の3Dモニタであってよい。ファインダ部50は、撮像モードにおいて被写体のプレビュー画像を表示してよい。
警告部30は、撮像装置100により撮像した画像を、3D画像として表示する撮像装置100とは別個の表示装置の表示面に表示した場合に、観察者に不快感あるは疲労感などの生理的負担を及ぼすような画像の取得を防止するべく、撮像者に警告する。警告部30は、例えば、警告ランプ32及び警告ウインドウ34を有する。警告ランプ32は、点灯することにより撮像者に対して警告を発する。警告ウインドウ34は警告の内容を文字で表示することにより撮像者に対して警告を発する。
入力操作部22は、撮像者が、電源のオン/オフ、各種モードの切り替え、ズーミングなどの操作を行うためのものであってよい。ここで、各種モードは、撮影モード及び再生モードを含んでよい。シャッターボタン18は、2段押しのスイッチ構造であってよい。撮影モードにおいて、シャッターボタン18が半押しされると、右撮像部12及び左撮像部14はオートフォーカス動作してよい。撮影モードにおいて、シャッターボタン18が全押しされると、右撮像部12及び左撮像部14は被写体の画像データを取り込み記憶する。
図3は、撮像装置100のブロック図である。撮像装置100は、撮像部10、判定部20、及び警告部30を備える。
撮像部10は、右撮像部12、左撮像部14、制御部16、シャッターボタン18、及び記録部17を有する。右撮像部12及び左撮像部14のそれぞれは、ズームレンズ、絞り、フォーカスレンズ、及びイメージセンサを有してよい。イメージセンサは、CCDまたはCMOSイメージセンサであってよい。制御部16は、CPU及びメモリを有してよい。CPUは、右撮像部12及び左撮像部14のそれぞれのズームレンズ、絞り、フォーカスレンズの動作を制御してよい。記録部17は、右撮像部12で撮像された右眼用画像データ及び左撮像部14で撮像された左眼用画像データを独立に一時的に格納してよい。
撮像部10は、観視者の右眼に与える右眼用画像および観視者の左眼に与える左眼用画像を有する立体視用画像を撮像する。ここで、立体視用画像とは、撮像装置100とは別個の表示装置に表示された3D画像を指す。シャッターボタン18が押されると、右撮像部12のイメージセンサから出力された撮像信号は右眼用画像データとして記録部17に格納され、左撮像部14のイメージセンサから出力された撮像信号は、左眼用画像データとして記録部17に格納される。
図4は、右撮像部12によって撮像された被写体60の右眼用の画像と、左撮像部14によって撮像された被写体60の左眼用の画像を示す。図4に示すように、右眼用画像と左眼用画像とは、画像に含まれる被写体60がその被写体距離に応じた視差を有する。こうして撮像した右眼用画像を観察者の右眼に与え、左眼用画像を観察者の左眼に与えることで、観察者は立体画像を観視することができる。
判定部20は、立体視用画像が予め定められた立体視の基準品質を満たすか否かを判定してよい。ここで、基準品質とは、表示装置の表示面に表示された立体視用画像を観察者が観視した場合に、不快感あるいは疲労感をおぼえるような生理的負担を及ぼす原因となる画像が撮像画像に含まれているか否かを判定する際の基準を指す。
この基準は、観察者が立体視用画像を観視した場合に感じる不快感の種類あるいは程度ごとに予め定められており、数値化されて制御部16内のメモリに格納されている。判定部20は、記録部17に格納された画像データを呼び出して、メモリに格納された基準値と比較する。判定部20は、画像が基準を満たしているか否かを基準値に基づいて判定する。制御部16内のCPUはデジタル画像処理により判定を行ってよい。尚、判定部20は、制御部16が兼ねてもよい。
警告部30は、判定部20において画像が基準品質を満たさないと判定された場合に撮像者に警告する。警告部30は、制御部16からの信号を受信して、警告ランプ32を点灯することにより撮像者に対して警告してよい。また、警告部30は、制御部16からの信号を受信して、警告ウインドウ34に警告の内容を表示して撮像者に警告してよい。また、警告部30は、警告音を鳴らすことにより、撮像者に対して警告してよい。
図5は、輻輳角とオブジェクト位置との関係を示す。右眼の視線と左眼の視線とが交差する点がオブジェクト位置を表す。θ1、θ2、及びθ3は輻輳角を表す。輻輳角の差であるθ2−θ3またはθ1−θ2は視差角を表す。視差角θ1−θ2が大きいほど、オブジェクト位置は、表示装置40の表示面より手前側になる。つまり、交差視差を有するように表示面に右眼用画像及び左眼用画像を表示すれば、観察者には表示面から手前の位置に物体が浮き出ているように見える。
視差角θ2−θ3が大きいほど、オブジェクト位置は表示面より奥側になる。つまり、非交差視差を有するように表示面に右眼用画像及び左眼用画像を表示すれば、観察者には表示面から奥側の位置に物体が存在しているように見える。
輻輳角θ1、θ2、及びθ3は、眼幅w、左右の目の中心から表示面までの距離L及び表示面に表示される右眼用画像と左眼用画像との間隔dによって決定される。眼幅wは60〜70mm、好ましくは、65mmであってよい。距離Lは、好ましくは表示装置40の表示面の高さの3倍であってよい。間隔dは表示面の画素の画素ピッチに応じて異なる。つまり、画素ピッチが狭い小型の表示面より、画素ピッチが広い大型の表示面の方が間隔dは広くなる。
以下、警告部30が撮像者に対して警告する場合について具体的に説明する。警告部30は、立体視用画像に、視差角が予め定められた値以上の被写体が含まれる場合に警告する。視差角θ1−θ2およびθ2−θ3が、所定の基準値以上である場合には、画像が表示されている表示面の位置とオブジェクト位置との差が大きいので、観察者の疲労感が大きくなる。そこで、そのような場合には、警告部30は撮像者に警告する。
表示装置40として一般家庭用の標準的なディスプレイを想定した場合の視差角の基準値を決定してよい。視差角の基準値は、制御部16内のメモリに予め格納されてよい。基準値は、1.5度、好ましくは1.0度であってよい。
制御部16内のCPUは、記録部17に格納された左眼用画像データ及び右眼用画像データより、被写体の視差をピクセル数に換算する。家庭用のディスプレイ(16:9)の大きさ(例えば、40インチ)と、水平ピクセル数(例えば、1920)から水平方向の画素ピッチを算出できる。視差を換算したピクセル数と表示面の画素ピッチから間隔dを算出できる。CPUは、こうして得られた間隔d、上述した眼幅w及び距離Lから視差角を算出してよい。判定部20は、撮像した画像の中に視差角が基準値以上の被写体が含まれていると判定した場合には、警告部30に信号を送信してよい。警告部30は判定部20からの信号を受信して撮像者に対して警告を発してよい。
警告部30は、立体視用画像を表示面に表示すると、輻輳角の差が予め定められた値以上となる2つの被写体が撮像画像に含まれる場合に警告する。ここで、輻輳角の差とは、輻輳角θ1と輻輳角θ3との差(θ1−θ3)=Δθを指す。Δθが所定の基準値以上となる2つの被写体が立体視用画像に含まれる場合には、両目の輻輳角が変化する範囲が大きくなって観察者に不快感あるいは疲労感を与えうる。そこで、判定部20は、撮像した画像の中に輻輳角の差Δθが所定の基準値以上となる2つの被写体が含まれているか否かを判定する。当該基準値は、例えば、1.0度である。
警告部30は、立体視用画像を表示面に表示すると、表示面内の距離と輻輳角の差との比が予め定められた値以上となる2つの被写体が撮像画像に含まれる場合に警告する。ここで、表示面内の距離と輻輳角の差との比とは、表示面に沿った被写体間距離xに対する輻輳角の差Δθの割合である視差勾配Δθ/xを指す。
視差勾配Δθ/xが所定の基準値以上となる2つの被写体が立体視用画像に含まれる場合には、より手前側に見えるオブジェクトとより奥側に見えるオブジェクトとが同時に見えることになるので、観察者に不快感あるいは疲労感を与えうる。そこで、判定部20は、撮像した画像の中に視差勾配Δθ/xが所定の基準値以上となる2つの被写体が含まれているか否かを判定する。
警告部30は、立体視用画像を表示面に表示すると、輻輳角の時間変化量が予め定められた値以上となる被写体が撮像画像に含まれる場合に警告する。ここで、立体視用画像は、動画であってよい。輻輳角の時間変化量とは、時間に対する輻輳角の変化の割合である視差速度Δθ/tを指す。視差速度Δθ/tが所定の基準値以上の被写体が立体視画像に含まれる場合には、両目の輻輳角が変化する速度が大きくなって観察者に不快感あるいは疲労感を与えうる。そこで、判定部20は、撮像した画像の中に視差速度Δθ/tが所定の基準値以上となる被写体が含まれているか否かを判定する。
警告部30は、撮像部10により撮像される画像のフレームの水平方向と、水平線とのなす角が予め定められた値以上の場合に警告する。ここで、フレームの水平方向とは、右撮像部12のレンズの中心と左撮像部14のレンズの中心とを結ぶ直線方向を指す。つまり、画像のフレームの水平方向と水平線とのなす角とは、水平線に対するカメラの傾きを指す。カメラの傾きが所定の基準値以上である場合には、傾いた立体視用画像が表示されるので、左右画像の融合が困難となり、観察者に不快感あるいは疲労感を与える。そこで、判定部20は、撮像時のカメラの傾きが所定の基準値以上であるか否かを判定する。
警告部30は、立体視用画像に、表示面から第1基準距離以上手前側に表示される被写体および表示面から第2基準距離以上奥側に表示される被写体の何れか一方が含まれる場合に警告する。ここで、第1基準距離とは、表示面から手前側に提示される被写体までの距離の基準値を指す。第2基準距離とは、表示面から奥側に提示される被写体までの距離の基準値を指す。表示面から手前側に提示される被写体までの距離または表示面から奥側に提示される被写体までの距離は、それぞれの被写体の視差角に基づいて算出することができる。
被写体が手前過ぎる場合には両目の輻輳角が大きくなり、被写体が奥過ぎる場合には開散が起きやすくなる。そこで、判定部20は、撮像した画像の中に、表示面から第1基準距離以上手前側に表示される被写体及び表示面から第2基準距離以上奥側に表示される被写体のいずれか一方が含まれるか否かを判定する。
警告部30は、立体視用画像に、画像のフレーム境界において途切れた被写体が含まれる場合に警告する。被写体の一部がフレームにかかっている場合、観察者は不快感をおぼえうる。特に、表示面より手前側の被写体の一部がフレームにかかっており、被写体の画像が境界において途切れている場合には、観察者の不快感は大きくなる。そこで、判定部20は、撮像した画像の中に、境界において途切れた被写体が含まれるか否かを判定する。
例えば、判定部20は、被写体の輪郭線の位置座標から被写体の一部がフレームにかかっていることを判定する。判定部20は、被写体の輪郭線の最も外側の位置座標がフレームの位置座標と等しい場合には、判定部20は被写体がフレームで途切れたと判定してよい。
図6は、被写体の一部がフレーム80にかかっており、境界において途切れている立体視用画像を示す。図6において、被写体62の一部がフレーム80にかかっており、画像が境界において途切れている。撮像部10は、立体視用画像に途切れた被写体が含まれる場合、途切れた被写体の全体がフレーム内に含まれるまでズームバックしてよい。フレーム80をフレーム84までズームバックすることにより、途切れた被写体62をフレーム84内に含ませることができる。ズームバックは、制御部16が自動で実行してよい。または、警告を受けた撮像者が手動で実行してもよい。
また、撮像部10は、立体視用画像に途切れた被写体が含まれる場合、途切れた被写体の全体がフレーム外となるまでズームアップしてよい。フレーム80をフレーム82までズームアップすることにより、途切れた被写体62をフレーム82から除くことができる。ズームアップは、制御部16が自動で実行してよい。または、警告を受けた撮像者が手動で実行してもよい。
判定部20は、立体視用画像の警告レベルを判別してよい。警告部30は、警告レベルに応じた警告をしてよい。判定部20は、撮像した画像データから算出された値と所定の基準値との差分に基づいて警告レベルを判別してよい。つまり、画像データから算出した値と基準値との差がより大きい場合には警告レベルを高くしてよい。差がより小さい場合には警告レベルを低くしてよい。
警告部30は、警告レベルに応じて警告ランプ32の色を変化させてよい。例えば、警告レベルを5段階とした場合、レベル1〜2においてはグリーン、レベル3〜4においてはイエロー、レベル5においてはレッドというように警告ランプ32の色を変化させる。
警告部30は、警告とともに警告の理由を撮像者に通知してよい。警告ウインドウ34は、『視差勾配が大きい』、『視差速度が大きい』、『カメラの傾きが大きい』、『フレームにかかっている』などの警告理由を表示してよい。警告理由を知ることにより、撮像者は自身が撮像した画像がなぜ立体視の基準品質を満たしていないのかを認識することができる。これにより、撮像者は基準品質を満たす立体視用画像を撮像することを学習することができる。
警告部30は、警告を回避する方法を通知してよい。警告ウインドウ34は『被写体が近いので、広角で撮像する』というようなアドバイスを表示してよい。こうすることで、初心者でも比較的簡単に基準品質を満たした立体視用画像を撮像することができる。
図7は、撮像装置100の他の構成例を示す。撮像装置100は、補正部70を備える点で図1に示した撮像装置100と異なる。補正部70は、判定部20において立体視用画像が基準品質を満たさないと判定された場合に、基準品質を満たすように立体視用画像を補正する。補正部70は、撮像された被写体が視差角の基準値を満たさない場合に、視差角を調整して基準値を満たすように画像を補正する。
補正部70は、記録部17に格納された右眼用画像及び左眼用画像のそれぞれを全体として左右方向にシフトすることにより被写体の視差角を調整してよい。補正部70で補正された画像データは再び制御部16に戻され、判定にかけられる。補正部70は画像データが基準値を満たすようになるまで補正を繰り返してよい。
補正部70は、撮像部10が予め定められた時間間隔で撮像した複数の立体視用画像のうち、画像フレームの境界において途切れた被写体の影響が小さい立体視用画像を選択してよい。ここで、途切れた被写体の影響が小さい画像とは、被写体の一部が画像フレームの境界にかかっていない画像を指す。つまり、補正部70は、連続で撮像された複数枚の画像の中から、フレームの境界にかかっていない1枚の画像を選択する。
判定部20は、立体視用画像を表示する表示装置40の特性に基づいて、立体視用画像が基準品質を満たすか否かを判定してよい。ここで、表示装置40の特性とは、表示装置40の表示面の画面サイズであってよい。上述したように、視差角は、表示装置40の表示面の画面サイズに依存するため、画面サイズに応じて、視差角の基準値が与えられてよい。
判定部20は、画面サイズに応じて決定された視差角の基準値に基づいて撮像した画像データから立体視用画像が立体視の基準品質を満たすか否かを判定する。こうすることで、判定部20は精度の高い判定をすることができる。撮像者は入力操作部22を介して画面サイズを手動で入力してよい。入力された画面サイズ情報に基づき、制御部16は視差角の基準値を決定してよい。
撮像部10は、立体視用画像の撮像の前において、判定用に立体視用画像を撮像してよい。判定部20は、判定用に撮像された立体視用画像が立体視の基準品質を満たすか否かを判定してよい。撮像部10は、判定用に解像度を低くして立体視用画像を撮像してよい。解像度を低くすることにより撮像画像を記録部17に格納するのに要するメモリの容量を低減することができる。判定部20は、判定用に撮像された低解像度の画像データに基づいて、立体視の基準品質を満たすか否かを判定してよい。こうすることで、判定に要する時間を短くすることができる。
撮像部10は、撮像操作中において判定用に立体視用画像を撮像してよい。こうすることで、撮像操作中においてリアルタイムで判定が行われるので、撮像後に撮り直すよりも、撮像に要する時間を短縮することができる。したがって、動きのある被写体を撮像する場合に有利である。
判定部20は、撮像者によりシャッターボタン18が半押しされた状態において判定してよい。撮像部10は、シャッターボタン18が半押しされた状態において、判定用の立体視用画像を撮像する。判定部20は、この判定用画像に基づいて判定してよい。こうすることで、リアルタイムで判定が行われるので、撮像に要する時間を短縮することができる。
ファインダ部50は、撮像される画像を確認するためのプレビュー画像を表示してよい。ファインダ部50は、プレビュー画像内において警告対象となるオブジェクトを識別させる識別情報を表示してよい。ここで、識別情報とは、表示装置40に表示されると、観察者に生理的負担を及ぼす原因となるオブジェクトを、それ以外のオブジェクトから区別するための情報を指す。警告対象となるオブジェクトは、例えば、視差が大きいオブジェクトである。ファインダ部50は、警告対象となるオブジェクトを赤く表示してよい。
図8は、撮像装置100の背面の他の形態を示す。本例では、撮像装置100が警告確認ボタン36及びファインダ部50内にトリミング用の表示枠52を備える点で図2の形態と異なる。警告確認ボタン36は、入力操作部22と独立に記載されているが、入力操作部22に組み込まれていてもよい。
警告部30は、警告確認ボタン36に対して予め定められた操作がされた場合に警告してよい。つまり、撮像者が警告確認ボタン36を一度押すと、警告ランプ32が点灯するとともに、警告ウインドウ34が警告文を表示してよい。撮像者が警告確認ボタン36を二度押すと、警告ウインドウ34が切り替わり、別の警告内容を表示してよい。こうすることにより、一回の撮像において複数種類の警告が発せられる場合に対処することができる。
ファインダ部50は、撮像される画像を確認するためのプレビュー画像とともに、立体視用画像を表示する表示装置40に表示される範囲を示す表示枠52を表示してよい。ここで、表示枠52は、プレビュー画像をトリミングするためのトリミング枠として機能してよい。撮像者は、表示枠52内部に被写体全体が含まれるように撮像する。制御部16は、撮像された画像データをトリミング処理する。
撮像装置100は、撮像装置100により撮像された立体視用画像を表示する表示装置40の画面サイズ情報を予め記憶するサイズ記憶部を備えてよい。サイズ記憶部は、制御部16内に設けられたメモリであってよい。サイズ記憶部は、表示装置40の複数種類の画面サイズ情報を予め格納してよい。撮像者が入力操作部22を介して表示装置40の種類を選択することにより、制御部16内のCPUは画面サイズ情報を読み込む。
ファインダ部50は、画面サイズ情報に基づき表示枠52のサイズを変化させてよい。制御部16は、サイズ記憶部に予め記憶されたサイズ情報に基づき、サイズの異なる表示枠52をファインダ部50に表示させてよい。撮像者は、表示枠52内部に被写体全体が含まれるように撮像する。制御部16は、撮像された画像データをトリミング処理する。設定された画面サイズと異なる画面サイズの表示装置に立体視用画像を表示させる場合には、補正部70が画面サイズに応じて、トリミング後の画像を拡大または縮小処理する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 撮像部、12 右撮像部、14 左撮像部、16 制御部、17 記録部、18 シャッターボタン、20 判定部、22 入力操作部、30 警告部、32 警告ランプ、34 警告ウインドウ、36 警告確認ボタン、40 表示装置、50 ファインダ部、52 表示枠、60 被写体、62 被写体、70 補正部、80 フレーム、82 フレーム、84 フレーム、100 撮像装置

Claims (23)

  1. 観視者の右眼に与える右眼用画像および前記観視者の左眼に与える左眼用画像を有する立体視用画像を撮像する撮像部と、
    前記立体視用画像が予め定められた立体視の基準品質を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記基準品質を満たさないと判定された場合に撮像者に警告する警告部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記警告部は、前記立体視用画像に、視差角が予め定められた値以上の被写体が含まれる場合に警告する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記警告部は、前記立体視用画像に、輻輳角の差が予め定められた値以上となる2つの被写体が含まれる場合に警告する
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記警告部は、前記立体視用画像に、表示面内の距離と輻輳角の差との比が予め定められた値以上となる2つの被写体が含まれる場合に警告する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像部は動画の前記立体視用画像を撮像し、前記警告部は、前記立体視用画像に、輻輳角の時間変化量が予め定められた値以上の被写体が含まれる場合に警告する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記警告部は、前記撮像部により撮像される画像のフレームの水平方向と、水平線とのなす角が予め定められた値以上の場合に警告する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記警告部は、前記立体視用画像に、表示面から第1基準距離以上手前側に表示される被写体および前記表示面から第2基準距離以上奥側に表示される被写体の何れか一方が含まれる場合に警告する
    請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記警告部は、前記立体視用画像に、画像のフレームの境界において途切れた被写体が含まれる場合に警告する
    請求項1から7のいずれか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像部は、前記立体視用画像に前記途切れた被写体が含まれる場合、前記途切れた被写体の全体がフレーム内に含まれるまでズームバックする
    請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像部は、前記立体視用画像に前記途切れた被写体が含まれる場合、前記途切れた被写体の全体がフレーム外となるまでズームアップする
    請求項8に記載の撮像装置。
  11. 前記判定部は、前記立体視用画像の警告レベルを判別し、
    前記警告部は、前記警告レベルに応じた警告をする
    請求項1から10のいずれか一項に記載の撮像装置。
  12. 前記警告部は、警告とともに前記警告の理由を撮像者に通知する
    請求項1から11のいずれか一項に記載の撮像装置。
  13. 前記基準品質を満たさないと判定された場合に、前記基準品質を満たすように前記立体視用画像を補正する補正部を更に備える
    請求項1から12のいずれか一項に記載の撮像装置。
  14. 前記撮像部が予め定められた時間間隔で撮像した複数の立体視用画像のうち、画像のフレームの境界において途切れた被写体の影響が小さい立体視用画像を選択する補正部を更に備える
    請求項1から12のいずれか一項に記載の撮像装置。
  15. 前記判定部は、前記立体視用画像を表示する表示装置の特性に基づいて、前記立体視用画像が立体視の基準品質を満たすか否かを判定する
    請求項1から14のいずれか一項に記載の撮像装置。
  16. 前記撮像部は、前記立体視用画像の撮像の前において、判定用に立体視用画像を撮像し、
    前記判定部は、判定用に撮像された立体視用画像が立体視の基準品質を満たすか否かを判定する
    請求項1から15のいずれか一項に記載の撮像装置。
  17. 前記撮像部は、撮像操作中において判定用に立体視用画像を撮像する
    請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記判定部は、撮像者によりシャッタが半押しされた状態において判定する
    請求項16に記載の撮像装置。
  19. 撮像される画像を確認するためのプレビュー画像を表示するファインダ部を更に備え、
    前記ファインダ部は、前記プレビュー画像内において警告対象となるオブジェクトを識別させる識別情報を表示する
    請求項16から18のいずれか一項に記載の撮像装置。
  20. 警告確認ボタンを更に備え、
    前記警告部は、前記警告確認ボタンに対して予め定められた操作がされた場合に警告する
    請求項1から19のいずれか一項に記載の撮像装置。
  21. 撮像される画像を確認するためのプレビュー画像とともに、前記立体視用画像を表示する表示装置に表示される範囲を示す表示枠を表示するファインダ部を更に備える
    請求項1から18のいずれか一項に記載の撮像装置。
  22. 当該撮像装置により撮像された立体視用画像を表示する表示装置の画面サイズ情報を予め記憶するサイズ記憶部を更に備え、
    前記ファインダ部は、前記画面サイズ情報に基づき前記表示枠のサイズを変化させる
    請求項21に記載の撮像装置。
  23. 観視者の右眼に与える右眼用画像および前記観視者の左眼に与える左眼用画像を有する立体視用画像を撮像する段階と、
    前記立体視用画像が予め定められた立体視の基準品質を満たすか否かを判定する段階と、
    前記基準品質を満たさないと判定された場合に撮像者に警告する段階と
    を備える撮像方法。
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