JP2012227571A - アンプ機器、及びそのアンプ機器を含むavシステム - Google Patents

アンプ機器、及びそのアンプ機器を含むavシステム Download PDF

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Abstract

【課題】アンプ機器、及びそのアンプ機器を含むAVシステムにおいて、携帯情報機器から、無線の経路と有線経路の両方の経路で音声信号を受信することができるときに、音声信号の取得経路を自動的に有線経路にして、安定した通信を行うことができ、しかも、映像と音声にずれが生じにくくする。
【解決手段】AVアンプは、携帯電話機から無線の経路で音声信号を受信することができる場合に(S1でYES)、無線経路を介して携帯電話機から、携帯電話機の機器情報を取得した上で(S2)、有線経路を介して受信した機器情報の中に、上記の携帯電話機の機器情報が含まれているか否かを判定する。この結果、携帯電話機の機器情報が含まれていると判定したときに(S5でYES)、有線経路を介して携帯電話機から音声信号を受信することができると判定し、携帯電話機からの音声信号の取得経路を、無線の経路から、有線経路に自動的に切り換える(S6)。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信用のインタフェースと有線通信用のインタフェースの両方に対応し、どちらのインタフェースで受信した音声信号も増幅して出力することが可能なアンプ機器、及びそのアンプ機器を含むAVシステムに関する。
従来から、Bluetooth等の無線通信用のインタフェースと、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)等の有線通信用のインタフェースの両方に対応し、どちらのインタフェースで受信した音声信号も増幅して出力することが可能なAVアンプ等のアンプ機器が知られている。一方、近年、BluetoothのA2DP(Asvanced Audio Distribution Profile)と、MHL(Mobile High definition Link)の両方に対応した携帯電話機等の携帯情報機器が登場してきている。
ここで、上記のA2DPは、Bluetoothのプロファイルの中でも、「ハイクオリティオーディオ」のためのプロファイルであり、非同期で音声データの転送を行うことにより、データ転送効率を上げて音質の向上を図っている。また、MHLは、携帯情報機器とテレビジョン受像機等の表示機器とを接続するために用いられる携帯情報機器向けの高速映像音声伝送用のインタフェースの規格であり、携帯情報機器側のコネクタとして、携帯情報機器に既存のマイクロUSBコネクタを用いることが可能である。
上記のBluetoothのA2DPとMHLの両方に対応した携帯電話機等の携帯情報機器から、BluetoothのA2DPとHDMI1.4(ARC(Audio Return Channel)に対応)の両方に対応したアンプ機器に音声信号を送信する場合には、(1)BluetoothのA2DPを用いて、携帯情報機器からアンプ機器に無線で音声信号を送信してもよいし、(2)携帯情報機器と表示機器とをMHLの規格に応じたマイクロUSBケーブルで接続すると共に、表示機器とアンプ機器とをHDMIケーブルで接続して、表示機器を介して携帯情報機器からアンプ機器に有線のみを使用した有線経路で音声信号を送信してもよい。
しかしながら、上記(1)のように、BluetoothのA2DPを用いて、携帯情報機器からアンプ機器に無線で音声信号を送信した場合には、上記(2)のように、携帯情報機器からアンプ機器に有線のみを使用した有線経路で音声信号を送信した場合と比べて、通信障害が起こり易い。また、上記の音声信号に対応した映像信号を、上記のMHLの規格に応じたマイクロUSBケーブルを介して、上記の携帯情報機器から表示機器に送信して映像を表示させた場合には、上記(1)のように、BluetoothのA2DPを用いて、携帯情報機器からアンプ機器に無線で音声信号を送信する方法では、上記(2)のように、表示機器を介して携帯情報機器からアンプ機器に(表示機器に送信された映像信号に対応した)音声信号を送信する方法と比べて、(表示機器に表示される)映像と(アンプ機器を介してスピーカから出力される)音声にずれが生じ易い。
ところで、この種のAVシステムにおいて、上記のBluetoothのA2DPに関連する発明としては、下記の特許文献1に示されるものが知られている。また、Bluetoothに関連する発明としては、下記の特許文献2及び3に示されるものが知られている。けれども、これらの特許文献1乃至3に示される発明では、上記の問題を解消することはできない。
特開2010−68406号公報 特開2010−32941号公報 特開2003−87874号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、携帯情報機器から、無線の経路と、有線経路の両方の経路で音声信号を受信することができるときに、音声信号の取得経路を自動的に有線経路にすることができるようにして、安定した通信を行うことができ、しかも、表示機器に表示される映像とアンプ機器を介してスピーカから出力される音声にずれが生じにくいアンプ機器、及びそのアンプ機器を含むAVシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、携帯情報機器と無線で通信するための無線通信手段と、前記携帯情報機器に有線で接続された表示機器と有線で通信するための有線通信手段とを備え、前記表示機器と有線で接続されたときに、前記表示機器を介して前記携帯情報機器から、有線のみを使用した有線経路で音声信号を受信可能であり、前記有線経路を介して前記有線通信手段により前記携帯情報機器から受信した音声信号、又は前記無線通信手段により前記携帯情報機器から受信した音声信号を、増幅して出力するアンプ機器において、前記無線通信手段により前記携帯情報機器から音声信号を受信することができるときに、前記有線経路を介して前記有線通信手段により前記携帯情報機器から音声信号を受信することができるか否かを判定する有線経路使用可否判定手段と、前記有線経路使用可否判定手段により、前記有線経路を介して前記携帯情報機器から音声信号を受信することができると判定されたときに、前記携帯情報機器からの音声信号の取得経路を、前記無線通信手段による無線の経路から、前記有線経路に切り換える音声信号取得経路切換手段とをさらに備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のアンプ機器において、前記有線経路使用可否判定手段は、前記有線経路を介して前記有線通信手段により受信した機器情報と、前記無線通信手段により前記携帯情報機器から受信した機器情報とに基づいて、前記有線経路を介して前記有線通信手段により受信した機器情報の中に、前記携帯情報機器についての機器情報が含まれていると判定したときに、前記有線経路を介して前記有線通信手段により前記携帯情報機器から音声信号を受信することができると判定するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアンプ機器において、前記表示機器と前記有線経路とを介して前記有線通信手段により前記携帯情報機器から受信する音声信号は、前記表示機器が前記携帯情報機器から受信する映像信号と同期がとれた信号であるものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のアンプ機器において、前記表示機器とHDMI(High−Definition Multimedia Interface)ケーブルを介して接続されており、前記有線通信手段は、前記表示機器とHDMIの規格に応じた通信を行うものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のアンプ機器において、前記無線通信手段は、前記携帯情報機器とBluetoothの規格に応じた通信を行うものである。
請求項6の発明は、請求項4に記載のアンプ機器と携帯情報機器と表示機器とを含むAV(Audio and Visual)システムにおいて、前記携帯情報機器と前記表示機器とは、MHL(Mobile High definition Link)の規格に応じた通信を行うものである。
請求項7の発明は、請求項6に記載のAVシステムにおいて、前記アンプ機器の無線通信手段は、前記携帯情報機器とBluetoothの規格に応じた通信を行うものである。
請求項1の発明によれば、無線通信手段により携帯情報機器から無線の経路で音声信号を受信することができる場合でも、有線経路を介して有線通信手段により携帯情報機器から音声信号を受信することができるか否かを判定して、有線経路を介して携帯情報機器から音声信号を受信することができると判定されたときに(携帯情報機器から、無線の経路と、有線経路の両方の経路で音声信号を受信することができるときに)、携帯情報機器からの音声信号の取得経路を、無線の経路から、有線経路に自動的に切り換えることができる。これにより、無線の経路で携帯情報機器からの音声信号を受信した場合と比べて、安定した通信を行うことができる。しかも、表示機器と有線経路とを介して携帯情報機器から受信する音声信号は、表示機器が携帯情報機器から受信する映像信号と同期がとれた信号である確率が高いので、表示機器に表示される映像とアンプ機器を介してスピーカから出力される音声にずれが生じにくい。また、ユーザが、手動で、携帯情報機器からの音声信号の取得経路を、無線の経路から有線経路に切り換える操作を行う場合と比べて、ユーザによる操作の手間を軽減することができる。
請求項2の発明によれば、実際に有線経路を介して受信した機器情報の中に、上記の携帯情報機器についての機器情報が含まれていると判定したときに、有線経路を介して携帯情報機器から音声信号を受信することができると判定するようにしたので、有線経路を介して携帯情報機器から音声信号を受信することができるか否かを正確に判定することができる。
請求項3の発明によれば、表示機器と有線経路とを介して携帯情報機器から受信する音声信号は、表示機器が携帯情報機器から受信する映像信号と同期がとれた信号であるため、表示機器に表示される映像とアンプ機器を介してスピーカから出力される音声にずれが生じにくい。
請求項4及び5の発明によれば、上記に記載の効果を的確に得ることができる。
請求項6及び7の発明によれば、アンプ機器と携帯情報機器と表示機器とを含むAVシステムにおいて、上記に記載の効果を的確に得ることができる。
本発明の一実施形態に係るAVアンプを含むAVシステムの電気的ブロック構成図。 上記AVシステムにおける無線と有線による各機器間の接続と、送受信される信号の内容を示す説明図。 上記AVアンプの音声信号取得経路自動切換処理のフローチャート。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。以下の実施形態では、本発明をAV(Audio and Visual)アンプ、及びこのAVアンプと携帯電話機と液晶ディジタルテレビジョン受像機とを含むAVシステムに適用した場合の例について説明する。なお、以下に記載した実施形態は、本発明を網羅するものではなく、本発明は、下記の形態だけに限定されない。
図1は、本実施形態によるアンプ機器であるAVアンプを含むAVシステムを示す。このAVシステム10は、主に、AVアンプ1(アンプ機器)と、携帯電話機2(携帯情報機器)と、液晶ディジタルテレビジョン受像機3(以下、TV受像機という)(請求項における表示機器)とから構成されている。AVアンプ1とTV受像機3は、いずれもARC(Audio Return Channel)の機能を有するHDMI(High−Definition Multimedia Interface)1.4に対応しており、AVアンプ1とTV受像機3との間は、HDMIケーブル4で接続されている。上記のARCの機能を用いることにより、HDMIケーブル4を介して、TV受像機3(シンク側の機器)からAVアンプ1(ソース側の機器)へ音声信号を送信することができる。
また、携帯電話機2とTV受像機3は、いずれもMHL(Mobile High definition Link)に対応しており、携帯電話機2とTV受像機3との間は、MHLの規格に応じた通信を行うことが可能なマイクロUSBケーブル5で接続可能である(図中では、携帯電話機2とTV受像機3との間をマイクロUSBケーブル5で接続した状態を示している)。従って、AVアンプ1と携帯電話機2との間は、HDMIケーブル4とTV受像機3とマイクロUSBケーブル5とを介して(有線のみを使用した有線経路(HDMIケーブル4とマイクロUSBケーブル5から構成される経路)で)接続可能である。
また、AVアンプ1と携帯電話機2は、いずれもBluetoothのA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)に対応しており、AVアンプ1と携帯電話機2とは、図中の無線経路6を介して、BluetoothのA2DPの規格に応じた無線通信を行うことができる。
AVアンプ1は、装置全体の制御を行うCPU11(有線経路使用可否判定手段)と、携帯電話機2との間でBluetoothのA2DPの規格に応じた無線通信を行うためのインタフェース回路であるBluetooth通信部12(無線通信手段)と、TV受像機3とHDMIケーブル4を介してHDMIの規格に応じた通信を行うためのインタフェース回路であるHDMI通信部13(有線通信手段)と、AVアンプ1とTV受像機3との間を光ディジタルケーブル9で接続した場合に、TV受像機3から光ディジタル信号形式の音声信号を受信して、通常のディジタル信号形式の音声信号に変換する外部音声入力部14と、音声信号の取得経路を切り換えるための入力切換部15とを備えている。上記のHDMI通信部13には、HDMIケーブル4の一端が接続されるHDMIコネクタ13aが設けられている。上記のCPU11と入力切換部15とが、請求項における音声信号取得経路切換手段に相当する。
また、AVアンプ1は、入力切換部15を介して入力された音声信号に対して、各種の音声信号処理を行う音声信号処理回路16と、音声信号処理回路16から入力されたディジタル形式の音声信号をアナログ形式の音声信号に変換するD/Aコンバータ17と、D/Aコンバータ17から出力された音声信号を増幅するアンプ18とを備えている。AVアンプ1には、アンプ18で増幅された音声信号(駆動信号)に駆動されて音声を出力するスピーカ8が接続されている。
また、AVアンプ1は、後述する無線機器情報22や有線機器情報23等の各種データや、後述する音声信号取得経路自動切換処理を行うためのプログラムである音声信号取得経路自動切換PG24等の制御プログラムを記憶するメモリ19と、AVアンプ1の装置各部に電力を供給する電源20とを備えている。また、AVアンプ1には、ユーザがAVアンプ1に対する各種の指示操作を行うための操作部21と、ワーニング情報やガイダンス情報を含む各種の情報を表示するための表示部25が設けられている。
携帯電話機2は、AVアンプ1との間でBluetoothのA2DPの規格に応じた無線通信を行うためのインタフェース回路であるBluetooth通信部31と、TV受像機3との間でマイクロUSBケーブル5を介して、MHLの規格に応じた通信を行うためのインタフェース回路であるMHL通信部32と、タッチパネル兼用の表示部33とを有している。MHL通信部32には、マイクロUSBケーブル5の一端が接続されるマイクロUSBコネクタ32aが設けられている。
TV受像機3は、装置全体の制御を行うCPU41と、装置各部に電力を供給する電源42とを備えている。また、TV受像機3は、アンテナ7を介してディジタルテレビジョン放送信号(トランスポートストリーム)を受信するためのチューナ44と、チューナ44で受信したトランスポートストリーム中のパケットをデコードすることにより、映像ストリーム、音声ストリーム、データストリームを生成するMPEGデコーダ45とを備えている。
また、TV受像機3は、HDMIの規格に応じた通信を行うためのインタフェース回路であるHDMI通信部59と、携帯電話機2との間でMHLの規格に応じた通信を行うためのインタフェース回路であるMHL通信部60とを備えている。HDMI通信部59には、HDMIケーブル4の一端が接続されるHDMIコネクタ59aが設けられている。MHL通信部60には、マイクロUSBケーブル5の一端が接続されるUSBコネクタ60aが設けられている。また、TV受像機3は、入力切換部46を有しており、この入力切換部46は、CPU41による制御に応じて、MPEGデコーダ45で生成された映像ストリーム、マイクロUSBケーブル5を介してMHL通信部60により受信した映像信号、又は(HDMI通信部59が外部機器から映像信号を受信した場合には、)HDMI通信部59により受信した映像信号のいずれか一つを、選択的に映像信号処理回路47に出力する。また、入力切換部46は、CPU41による制御に応じて、MPEGデコーダ45で生成された音声ストリーム、マイクロUSBケーブル5を介してMHL通信部60により受信した音声信号、又は(HDMI通信部59が外部機器から音声信号を受信した場合には、)HDMI通信部59により受信した音声信号のいずれか一つを、選択的に音声信号処理回路50、HDMI通信部59、又は音声出力部61に出力する機能も有している。
また、TV受像機3は、入力切換部46から出力された映像信号に対して画像処理等の各種の処理を施して、これらの処理後の映像信号を再生する映像信号処理回路47と、映像信号処理回路47から受信した映像信号に基づいて表示用電極を駆動する電極駆動回路48と、映像信号処理回路47による映像信号処理後の映像信号に基づく映像を表示する液晶表示パネル49とを備えている。
さらにまた、TV受像機3は、入力切換部46を介して入力された音声信号に対して、各種の音声信号処理(入力された音声信号がディジタル形式の音声信号である場合には、D/A変換処理も含む)を行う音声信号処理回路50と、音声信号処理回路50から出力された音声信号を増幅するアンプ51と、アンプ51で増幅された音声信号(駆動信号)に駆動されて音声を出力する内蔵の本体スピーカ52とを備えている。
上記のTV受像機3は、各種の指示操作に用いられるリモコン54を有しており、TV受像機3の本体側には、リモコン54からのリモコン信号を受信するためのリモコン信号受信部55が設けられている。また、TV受像機3は、各種のデータや制御用のプログラムを記憶するためのメモリ56を有している。
また、TV受像機3は、AVアンプ1等の外部出力機器に光ディジタル信号形式の音声信号を出力するためのS/PDIF(Sony Philips Digital InterFace)端子を有する音声出力部61を有している。
上記のAVシステム10では、図2に示されるように、AVアンプ1は、携帯電話機2から、無線経路6を介して、BluetoothのA2DPの規格に応じた無線通信により、音声信号を受信することもできるし、携帯電話機2とTV受像機3との間をマイクロUSBケーブル5で接続した場合には、携帯電話機2から、マイクロUSBケーブル5とTV受像機3とHDMIケーブル4とを介して、有線経路(マイクロUSBケーブル5とHDMIケーブル4から構成される経路)で音声信号を受信することもできる。AVアンプ1は、有線経路を介して携帯電話機2から受信した音声信号、又はBluetoothのA2DPの規格に応じた無線通信で携帯電話機2から受信した音声信号を、増幅して出力する。
次に、上記図1及び図2に加えて、図3のフローチャートを参照して、本AVアンプ1において行われる音声信号取得経路自動切換処理について説明する。今、AVアンプ1とTV受像機3との間については、HDMIケーブル4で接続しているが、携帯電話機2とTV受像機3との間をマイクロUSBケーブル5で接続していないとする。この状態において、携帯電話機2とAVアンプ1との間を、BluetoothのA2DP(の規格に応じた無線通信)で接続すると、この接続が確立した時点で(図3のS1でYES)、AVアンプ1のCPU11は、無線経路6を介して携帯電話機2から受信した音声信号に基づく音声をスピーカ8に出力すると共に、無線経路6を介して携帯電話機2から、携帯電話機2の識別用の機器情報を取得して(S2)、メモリ19に無線機器情報22として記憶する。上記S1における接続が確立した状態が、請求項における「無線通信手段により前記携帯情報機器から音声信号を受信することができるとき」に相当する。
上記の状態において、携帯電話機2とTV受像機3との間を、マイクロUSBケーブル5でつないで、MHLの規格に応じた接続が確立すると、接続が確立された直後には、TV受像機3は、携帯電話機2からマイクロUSBケーブル5を介して受信した映像信号に基づく映像のみを(液晶表示パネル49上に)出力し、AVアンプ1は、無線経路6を介して携帯電話機2から受信した音声信号に基づく音声をスピーカ8に出力した状態を維持する。しかし、MHLの規格に応じた接続が確立すると(S3でYES)、AVアンプ1のCPU11は、HDMIケーブル4を介してTV受像機3から、何らかの機器がTV受像機3に接続されたことを示す情報を受信して、HDMIの(通信を経由した)ネットワーク上に(マイクロUSBケーブル5とHDMIケーブル4から構成される有線経路上に)存在するデバイスの中に、携帯電話機2が存在するか否かを判定する。具体的には、AVアンプ1のCPU11は、上記の有線経路上に存在するデバイスについての機器情報をHDMI通信部13により取得(受信)して(S4)、メモリ19に有線機器情報23として記憶し、有線機器情報23の中に、携帯電話機2についての機器情報(無線機器情報22と同じ内容の機器情報)が含まれていると判定したときに、HDMIの通信を経由したネットワーク上に(有線経路上に)携帯電話機2が存在すると判定する。
AVアンプ1のCPU11は、上記のように有線経路上に携帯電話機2が存在すると判定した場合は(S5でYES)、有線経路を介してHDMI通信部13により携帯電話機2から音声信号を受信することができると判定して、入力切換部15に制御信号を送って、携帯電話機2からの音声信号の取得経路を、Bluetooth通信部12による無線の経路から、マイクロUSBケーブル5とHDMIケーブル4から構成される有線経路に切り換える。
これに対して、HDMIの通信を経由したネットワーク上(有線経路上)において、携帯電話機2が消失してしまった場合(AVアンプ1のHDMIコネクタ13aからHDMIケーブル4を外した場合や、TV受像機3のUSBコネクタ60aからマイクロUSBケーブル5を外した場合)には(S7でYES)、AVアンプ1のCPU11は、入力切換部15に制御信号を送って、携帯電話機2からの音声信号の取得経路を、上記の有線経路から、Bluetooth通信部12による無線の経路に切り換える(戻す)(S8)。
上記のように、本実施形態のAVアンプ1によれば、Bluetooth通信部12により携帯電話機2から無線の経路で音声信号を受信することができる場合でも、有線経路を介してHDMI通信部13により携帯電話機2から音声信号を受信することができるか否かを判定して、有線経路を介して携帯電話機2から音声信号を受信することができると判定されたときに(携帯電話機2から、無線の経路と、有線経路の両方の経路で音声信号を受信することができるときに)、携帯電話機2からの音声信号の取得経路を、無線の経路から、有線経路に自動的に切り換えることができる。これにより、無線の経路で携帯電話機2からの音声信号を受信した場合と比べて、安定した通信を行うことができる。しかも、TV受像機3と有線経路とを介して携帯電話機2から受信する音声信号は、TV受像機3が携帯電話機2から受信する映像信号と同期がとれた信号であるため、TV受像機3に表示される映像とAVアンプ1を介してスピーカ8から出力される音声にずれが生じにくい。
また、本実施形態のAVアンプ1によれば、実際に有線経路を介して受信した機器情報の中に、上記の携帯電話機2についての機器情報が含まれていると判定したときに、有線経路を介して携帯電話機2から音声信号を受信することができると判定するようにしたので、有線経路を介して携帯電話機2から音声信号を受信することができるか否かを正確に判定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、AVアンプ1とTV受像機3との間を、HDMIケーブル4で接続したが、AVアンプ1とTV受像機3との間は、光ディジタルケーブル9でも接続可能であり、AVアンプ1は、この光ディジタルケーブル9とTV受像機3とマイクロUSBケーブル5とを介して(光ディジタルケーブル9とマイクロUSBケーブル5から構成される有線経路で)、携帯電話機2から音声信号を受信するようにしてもよい。また、上記実施形態では、請求項における表示機器が液晶ディジタルテレビジョン受像機である場合の例を示したが、表示機器は、これに限られず、例えば、プラズマディスプレイを用いたテレビジョン受像機であってもよいし、有機ELディスプレイを用いたテレビジョン受像機であってもよい。
1 AVアンプ(アンプ機器)
2 携帯電話機(携帯情報機器)
3 TV受像機(表示機器)
4 HDMIケーブル
10 AVシステム
11 CPU(有線経路使用可否判定手段、音声信号取得経路切換手段)
12 Bluetooth通信部(無線通信手段)
13 HDMI通信部(有線通信手段)
15 入力切換部(音声信号取得経路切換手段)
22 無線機器情報
23 有線機器情報

Claims (7)

  1. 携帯情報機器と無線で通信するための無線通信手段と、
    前記携帯情報機器に有線で接続された表示機器と有線で通信するための有線通信手段とを備え、
    前記表示機器と有線で接続されたときに、前記表示機器を介して前記携帯情報機器から、有線のみを使用した有線経路で音声信号を受信可能であり、
    前記有線経路を介して前記有線通信手段により前記携帯情報機器から受信した音声信号、又は前記無線通信手段により前記携帯情報機器から受信した音声信号を、増幅して出力するアンプ機器において、
    前記無線通信手段により前記携帯情報機器から音声信号を受信することができるときに、前記有線経路を介して前記有線通信手段により前記携帯情報機器から音声信号を受信することができるか否かを判定する有線経路使用可否判定手段と、
    前記有線経路使用可否判定手段により、前記有線経路を介して前記携帯情報機器から音声信号を受信することができると判定されたときに、前記携帯情報機器からの音声信号の取得経路を、前記無線通信手段による無線の経路から、前記有線経路に切り換える音声信号取得経路切換手段とをさらに備えたことを特徴とするアンプ機器。
  2. 前記有線経路使用可否判定手段は、前記有線経路を介して前記有線通信手段により受信した機器情報と、前記無線通信手段により前記携帯情報機器から受信した機器情報とに基づいて、前記有線経路を介して前記有線通信手段により受信した機器情報の中に、前記携帯情報機器についての機器情報が含まれていると判定したときに、前記有線経路を介して前記有線通信手段により前記携帯情報機器から音声信号を受信することができると判定することを特徴とする請求項1に記載のアンプ機器。
  3. 前記表示機器と前記有線経路とを介して前記有線通信手段により前記携帯情報機器から受信する音声信号は、前記表示機器が前記携帯情報機器から受信する映像信号と同期がとれた信号であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンプ機器。
  4. 前記表示機器とHDMI(High−Definition Multimedia Interface)ケーブルを介して接続されており、前記有線通信手段は、前記表示機器とHDMIの規格に応じた通信を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のアンプ機器。
  5. 前記無線通信手段は、前記携帯情報機器とBluetoothの規格に応じた通信を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のアンプ機器。
  6. 請求項4に記載のアンプ機器と携帯情報機器と表示機器とを含むAV(Audio and Visual)システムにおいて、
    前記携帯情報機器と前記表示機器とは、MHL(Mobile High definition Link)の規格に応じた通信を行うことを特徴とするAVシステム。
  7. 前記アンプ機器の無線通信手段は、前記携帯情報機器とBluetoothの規格に応じた通信を行うことを特徴とする請求項6に記載のAVシステム。
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