JP2012190165A - 永住許可審査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】客観的な判断が可能であって、在留審査を容易に短期間で行うことができる永住許可審査システムを提供する。
【解決手段】クライアント端末は、外国人に関する身分を示す基本情報と外国人の永住可否を判断するためのポイント変換対象情報とを含む外国人情報をサーバに送信し、ポイント変換対象情報に応じてポイント化する基準によりポイント化され、これを受信して審査した結果をサーバに登録する。サーバは、この在留審査情報を受信し、外国人ごとに審査結果登録処理部に蓄積して記憶させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、外国人の永住許可を審査するための永住許可審査システムに関するものである。
従来から、日本国に出入国する外国人に対して、在留資格を満たしているか否かを審査することが行われている。この審査において、審査官は、過去の審査結果や処分の内容を参照して在留資格を満たしているか否かを判断した上で、永住の可否を判断している。過去に審査結果や処分の内容は、情報を共有するためのサーバ等の情報処理装置に蓄積されており、審査官は、審査の都度その内容を参照しつつ審査を行っている。
例えば、特許文献1では、審査対象となっている外国人の審査結果や処分結果を決定するために、ホストに記憶されている過去の審査結果や処分結果と、過去にそのような審査結果や処分結果を受けた原因や理由等の審査の判断材料となる情報とを参照して、外国人の審査を行っている。
特開2009−169811号公報
特許文献1に開示された技術では、ホストに審査結果や処分結果等が蓄積される。しかし、これらの情報と法務省規定のガイドライン、実際のフィールド調査の結果等、複数の情報にもとづき審査官が総合的な判断を行い審査を行っているため、審査官の審査経験や価値基準の重み付けの違いによって審査結果や処分結果等に相違が生じないように判断を行うには、約1年という多くの審査時間を費やすという場合があった。
また、少子高齢化に伴って将来の日本の人口は減少し、経済成長の維持や労働力不足に対する問題が予想される。さらに、日本に在籍する外国人は年々増加、多様化しており、審査業務が長期化するという問題が発生している。そのため、ある一定の基準に従って画一的に外国人の永住審査を行い、研究者や医師等高い技術や能力を有した人材の受け入れを進め、永住審査の長期化を解決する仕組みづくりが必要とされていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、客観的な判断が可能であって、在留審査を容易に短期間で行うことができる永住許可審査システムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明にかかる永住許可審査システムは、外国人の永住の可否を審査する永住許可審査システムであって、クライアント端末は、前記外国人に関する身分を示す基本情報と前記外国人の永住可否を判断するためのポイント変換対象情報とを含む外国人情報、およびポイント化された後の外国人情報と前記ポイント化された後の外国人情報に基づく審査結果とを含む在留審査情報の入力を受け付ける入力受付部と、前記入力受付部が受け付けた前記外国人情報に含まれる前記基本情報と前記ポイント変換対象情報とを対応付けてネットワークを介してサーバに送信する外国人情報登録部と、前記ポイント化された後の外国人情報を前記サーバから受信し、受信した前記外国人情報を出力する変換結果出力部と、前記変換結果出力部が出力した前記ポイント化された後の外国人情報と前記審査結果とを対応付けて前記ネットワークを介して前記サーバに送信する審査結果登録部と、を備え、前記サーバは、前記ポイント変換対象情報に応じてポイント化する基準と前記基準を満たした場合に得られるポイント値とを対応付けた変換データベースと、前記在留審査情報とを記憶する記憶部と、前記クライアント端末から前記外国人情報を受信し、受信した前記外国人情報と前記記憶部が記憶する前記変換データベースとに基づいて前記ポイント変換対象情報をポイント化するポイント変換処理部と、前記ポイント変換処理部がポイント化して得られたポイント値と前記ポイント変換対象情報とを対応付けたポイント情報を出力し、前記ポイント情報と前記基本情報とを含むポイント化された後の外国人情報を前記クライアント端末に送信する変換結果処理部と、前記クライアント端末から前記在留審査情報を受信し、受信した前記在留審査情報を前記外国人ごとに前記記憶部に蓄積して記憶させる審査結果登録処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、客観的な判断が可能であって、在留審査を容易に短期間で行うことができる永住許可審査システムを提供することができる。
本実施の形態における永住許可審査システムの全体構成図である。 ポイント基準登録部が出力するポイント基準情報の例を示す図である。 外国人情報登録部が出力する外国人情報の例を示す図である。 変換結果出力部が出力するポイント変換された外国人情報の例を示す図である。 審査結果/判定基準登録部が登録する審査結果の例を示す図である。 ポイント基準登録処理部によって登録されたポイント変換情報DBのポイント基準情報の例を示す図である。 審査結果/判定基準登録処理部が判定基準DBに登録する判定基準の例を示す図である。 ポイント基準情報登録処理の処理手順を示すフローチャートである。 外国人情報登録処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9に示すポイント変換処理の処理手順を示すフローチャートである。 審査結果登録処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる永住許可システムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における永住許可審査システム1000の全体構成図である。図1に示すように、永住許可審査システム1000は、クライアント端末100と、サーバ200と、ネットワークNとを含んで構成されている。なお、ネットワークNは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の一般的な通信回線網である。また、以下では特に図示していないが、クライアント端末100およびサーバ200は、互いに通信するためのNIC(Network Interface Card)やモデム等の通信装置を有しているものとする。
クライアント端末100は、一般的なPC(Personal Computer)等の情報処理装置から構成され、例えば、地方入国管理局やその支局、あるいは出張所に配置されるものであり、審査官が外国人の永住許可申請に用いるものである。
図1に示すように、クライアント端末100は、入力受付部110と、表示部120と、ポイント基準登録部130と、外国人情報登録部140と、変換結果出力部150と、審査結果/判定基準登録部160とを含んで構成されている。なお、ポイント基準登録部130と、外国人情報登録部140と、変換結果出力部150と、審査結果/判定基準登録部160とは、実際には、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置から構成される制御部101の機能として動作している。
入力受付部110は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置であり、審査項目と審査項目のポイントとを含むポイント基準情報、申請書類に記載された外国人情報、あるいは永住許可審査システム1000にログインするためのIDやパスワード、永住可否の判定基準等の種々の情報の入力を受け付ける。
表示部120は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置であり、上述したポイント基準情報、外国人情報、あるいは後述する各種の処理を行うことによって出力されるポイント変換された後の外国人情報や審査結果情報、あるいは上述した各種の情報を表示する。
ポイント基準登録部130は、入力受付部110が受け付けたポイント基準情報に含まれる審査項目とその審査項目のポイントとを対応付けて出力するものである。
図2は、ポイント基準登録部130が出力するポイント基準情報の例を示す図である。図2に示すように、ポイント基準情報は、基準項目名と、基準条件と、基準値とを含み、これらの各情報が対応付けられている。図2では、審査項目「在留期間」について、「10年以上」である場合には「10p(ポイント)」「5年以上10年未満」である場合には「0p」、「5年未満」である場合には「−20p」であることを示している。これらの情報は、審査官によって、上述した表示部120に表示される入力画面(不図示)から入力される。
外国人情報登録部140は、入力受付部110が受け付けた申請書類に記載された外国人情報を出力するものである。外国人情報には、外国人を識別し、その外国人の身分に関する基本情報と、基本情報に付随的な情報であって、外国人の永住可否を判断するためのポイント変換の対象となるポイント変換対象情報とを含んでいる。
図3は、外国人情報登録部140が出力する外国人情報の例を示す図である。図3に示すように、外国人情報は、申請項目名と、申請内容とを含み、これらの各情報が対応付けられている。図3では、基本情報の申請項目として、外国人の氏名「外国太郎」、国籍「USA(アメリカ合衆国)」、住所「東京都○○区△△ビル」、電話番号「03−XXXX−XXXX」、生年月日「19XX年01月15日」等の情報が出力されている。また、ポイント変換対象情報の申請項目として、資産「年収800万円」、在留期間「10年」、職業「大学助教授」、実績(文化・芸術)「○○研究の指導者」等の情報が出力されている。これらの申請項目以外にも様々なポイント変換対象情報があるが、具体的な内容については、サーバ200に記憶されるポイント変換情報DB260を説明する際にあわせて説明する。
変換結果出力部150は、後述する各種の処理において、上述したポイント基準に従ってポイント変換された外国人情報を出力するものである。
図4は、変換結果出力部150が出力するポイント変換された外国人情報の例を示す図である。図4に示すように、ポイント変換された外国人情報は、基本情報と、ポイント情報と、過去の類似審査情報とを含んでいる。変換結果出力部150は、これらの各情報を帳票や画面上に出力する。図4では、ポイント変換された後の外国人情報を出力帳票に出力した場合の例を示している。基本情報は、外国人情報登録部140によって登録された際の基本情報である。また、図4に示す例では、基本情報として、国籍、住所、電話番号、生年月日等の情報が表示されているが、家族構成等の付随情報を基本情報に含めて表示させることとしてもよい。
さらに、ポイント情報は、外国人情報登録部140によって登録されたポイント変換対象情報が後述する所定の判定基準に従ってサーバ200によってポイント変換された後の情報であり、申請項目名、申請項目のポイント数、その合計値、および合計値に基づいた永住許可基準を含んでいる。図4に示す例では、ポイント情報として、申請項目「資産」が「20ポイント」、「在留期間」が「10ポイント」、「職業」が「20ポイント」、「実績(文化・芸術)」が「10ポイント」としてポイント変換され、これら以外の申請項目のポイントを加算した場合の合計ポイントが「250ポイント」であり、申請内容全体で表した場合の「永住許可基準」が「AA」であることを示している。また、申請項目の内容が一定の判定基準をクリアしているか否かを示す判定結果(後述)が表示される。なお、上述した基本情報やポイント変換対象情報は、例えば、法務省入国管理局「永住許可に関するガイドライン」(平成18年3月31日)や、法務省入国管理局「「我が国への貢献」に関するガイドライン」(平成18年3月31日)等の永住審査に関するガイドラインに示される内容に従って定められるものとする。
また、過去の類似審査情報は、サーバ200が後述する各処理において、申請のあった外国人に類似する条件を満たした外国人(例えば、基本情報に含まれる外国人の名前、ポイント変換対象情報のポイント値、後述する判定結果等が類似した外国人)が検索された場合のその外国人のポイント情報であり、上述したポイント情報と同様のものである。後述するように、審査官は、これらのポイント情報や過去の類似審査情報のポイント数や永住許可基準、判定結果(後述)等を参照して、申請された外国人の永住許可の可否を判定することとなる。
審査結果/判定基準登録部160は、審査官が申請のあった外国人の在留許可について審査した結果を登録する。
図5は、審査結果/判定基準登録部160が登録する審査結果の例を示す図である。図5に示すように、審査結果は、図3に示した外国人情報に、その結果を示す項目「永住可否」と、その内容とを対応付けて追加したものである。図5に示す例では、審査の結果、永住許可と判定されたことを示している。続いて、図1に戻り、サーバ200について説明する。
図1に示すように、サーバ200は、ポイント基準登録処理部210と、外国人情報登録処理部220と、ポイント変換処理部230と、変換結果/審査履歴表示処理部240と、審査結果/判定基準登録処理部250と、ポイント変換情報DB260と、外国人情報DB270と、技能情報DB280と、在留審査情報DB290と、判定基準DB300とを含んで構成されている。
なお、ポイント基準登録処理部210と、外国人情報登録処理部220と、ポイント変換処理部230と、変換結果/審査履歴表示処理部240と、審査結果/判定基準登録処理部250とは、実際には、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置から構成される制御部201の機能として動作している。また、ポイント変換情報DB260と、外国人情報DB270と、技能情報DB280と、在留審査情報DB290と、判定基準DB300とは、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置から構成される記憶部202に記憶されている。
ポイント基準登録処理部210は、クライアント端末100のポイント基準登録部130が登録したポイント基準情報を、ポイント変換情報DB260に記憶させる。
図6は、ポイント基準登録処理部210によって登録されたポイント変換情報DB260のポイント基準情報の例を示す図である。図6に示すように、ポイント変換情報DB260は、基準条件を識別するための連番(No)と、ポイント化するための基準条件と、その基準条件を満たした場合に得られる基準値(ポイント値)とを対応付けて記憶する。図6に示した例では、例えば、図2において、ポイント基準情報として、基準項目「在留期間」についてみると、基準条件が「10年以上」、「5年以上10年未満」、「5年未満」である場合、それぞれのポイントは「10ポイント」、「0ポイント」、「−20ポイント」であることがわかる。これらの各情報は、ポイント基準登録処理部210によって、それぞれが対応付けられた上で登録される。なお、図6に示した例では、ポイント数に対応した評価基準(A、AA、B、C等)を、基準値にとともに記憶している。
外国人情報登録処理部220は、クライアント端末100の外国人情報登録部140が登録した外国人情報のなかで、基本情報を外国人情報DB270に登録し、ポイント変換対象情報を技能情報DB280に記憶させる。これらの具体的な内容は、図3に示したものと同様であるため、ここではその説明を省略する。
ポイント変換処理部230は、外国人情報登録処理部220が技能情報DB280に登録したポイント変換対象情報の各項目と、ポイント変換情報DB260に登録されているポイント情報の各項目とを比較して、一致した項目に対応するポイント(基準値)を取得する。具体的な処理については、後述するフローチャートの中で説明する。
変換結果/審査履歴表示処理部240は、ポイント変換部230が変換したポイント(基準値)と、変換対象となったポイント変換対象情報とを対応付けたポイント情報を出力する。変換結果/審査履歴表示処理部240が出力するポイント情報の具体的な内容については、図4に示したものと同様であるため、ここではその説明を省略する。
また、変換結果/審査履歴表示処理部240は、クライアント端末100から申請者と類似する外国人を検索する指示や条件を受けた場合、これらの指示や条件をキーとして、外国人情報DB270や技能情報DB280の中から該当するデータを抽出した類似審査情報を出力する。変換結果/審査履歴表示処理部240が出力する類似審査情報の具体的な内容については、図4に示したものと同様であるため、ここではその説明を省略する。
審査結果/判定基準登録処理部250は、クライアント端末100から審査結果の登録を受けた場合に、申請された外国人情報とその審査結果とを対応付けた在留審査情報を出力する。審査結果/判定基準登録処理部250が出力する在留審査情報の具体的な内容については、図5に示したものと同様であるため、ここではその説明を省略する。
また、審査結果/判定基準登録処理部250は、クライアント端末100から永住可否の判定基準の登録を受けた場合に、その判定基準を判定基準DB300に登録する。
図7は、審査結果/判定基準登録処理部250が判定基準DB300に登録する判定基準の例を示す図である。図7に示すように、審査結果/判定基準登録処理部250は、判定基準を識別するための連番(No)と、判定基準となる基本条件(または特例条件)と、判定内容とが対応付けて記憶されている。図7では、例えば、図6に示した「1在留期間」が「A:10p」(すなわち10年以上)であって、「2就労資格保持期間」が「A:10p」(すなわち、5年以上)であるか、または「1在留期間」が「A:10p」であって、「3在住資格保持期間」が「A:10p」(すなわち、5年以上)である場合には、在留期間についてのポイントは一定基準を満たしていると判定される。このような判定基準が、すべてのポイント変換対象情報について記憶されている。このほか、ポイント変換対象情報の中でも特に判定基準を厳しく(または緩く)する必要がある場合には、特例条件として、基本条件とは別個に定めることも可能である。
ポイント変換情報DB260は、図6に示したポイント基準情報を記憶するものである。ポイント変換情報DB260は、クライアント端末100のポイント基準登録部130がポイント基準情報を出力してサーバ200に送信し、サーバ200がそのポイント基準情報を受信した場合に、ポイント基準情報登録処理部210によって登録される。
外国人情報DB270は、図3に示した外国人情報のうちの基本情報を記憶するものである。外国人情報DB270は、クライアント端末100の外国人情報登録部140が外国人情報を出力してサーバ200に送信し、サーバ200がその外国人情報を受信した場合に、外国人情報のうちの基本情報が外国人情報登録処理部220によって登録される。
技能情報DB280は、図3に示した外国人情報のうちのポイント変換対象情報を記憶するものである。技能情報DB280は、クライアント端末100の外国人情報登録部140が外国人情報を出力してサーバ200に送信し、サーバ200がその外国人情報を受信した場合に、外国人情報のうちのポイント変換対象情報が外国人情報登録処理部220によって登録される。
在留審査情報DB290は、図5に示した審査結果を記憶するものである。在留審査情報DB290は、クライアント端末100の審査結果/判定基準登録部160が審査結果を出力してサーバ200に送信し、サーバ200がその審査結果を受信した場合に、審査結果/判定基準登録処理部250によって、申請された外国人情報とその審査結果とを対応付けて在留審査情報として登録される。
判定基準DB300は、図7に示した判定基準を記憶するものである。判定基準DB300は、クライアント端末100の審査結果/判定基準登録部160が判定基準を出力してサーバ200に送信し、サーバ200がその判定基準を受信した場合に、審査結果/判定基準登録処理部250によって登録される。続いて、永住許可審査システム1000で行われるポイント基準情報登録処理について説明する。
図8は、ポイント基準情報登録処理の処理手順を示すフローチャートである。このポイント基準情報登録処理は、管理者等があらかじめポイント基準情報を登録する際に行われる処理である。
図8に示すように、まず、入力受付部110が、永住許可審査システム1000を利用するためのユーザIDおよびパスワードの入力を受け付けると(ステップS801)、制御部101は、ユーザIDおよびパスワードがあらかじめ登録されたものと一致するか否かを判定する(ステップS802)。そして、制御部101は、ユーザIDおよびパスワードがあらかじめ登録されたものと一致しないと判定した場合(ステップS802;No)、表示部120にログインエラーを表示し(ステップS803)、ステップS802に戻る。
一方、制御部101は、ユーザIDおよびパスワードがあらかじめ登録されたものと一致すると判定した場合(ステップS802;Yes)、永住許可審査システム1000の初期画面(不図示)を表示部120に表示させる(ステップS804)。その後、入力受付部110が表示されたメニュー画面の中で「ポイント基準登録」メニューの選択を受け付けると(ステップS805)、制御部101は、「ポイント基準登録」のサブメニュー画面を示す「ポイント分類選択画面」を表示部120に表示させる(ステップS806)。
そして、入力受付部110が、「ポイント分類選択画面」メニューの選択を受け付けると(ステップS807)、制御部101は、図2に示したポイント基準情報と同様のレイアウトを有したポイント基準入力画面を表示部20に表示させ(ステップS808)、入力受付部110は、ポイント基準情報の入力を受け付ける(ステップS809)。
ポイント基準情報の入力が受け付けられると、ポイント基準登録部130は、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されているか否か判定する(ステップS810)。例えば、ポイント基準登録部130は、基準項目名、基準条件、基準値の全てが入力されているか、あるいは入力されている値の属性が正しいか(文字属性であるか数値属性であるか)等を判定する。
そして、ポイント基準登録部130は、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されていないと判定した場合(ステップS810;No)、制御部101は、入力エラーメッセージを表示部120に表示させ(ステップS811)、ステップS808に戻る。一方、ポイント基準登録部130は、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されていると判定した場合(ステップS810;Yes)、さらに、過去に同じ基準が登録されているか否かを判定する(ステップS812)。
例えば、ポイント基準登録部130は、入力されたポイント基準情報の基準項目名をキーとしてサーバ200に登録の有無を問い合わせる。そして、サーバ200のポイント基準情報登録処理部210が、ポイント変換情報DB260にアクセスしてその登録の有無を確認し、登録の有無についてクライアント端末100に返信することにより、過去に同じ基準が登録されているか否かを判定する。
ポイント基準登録部130は、過去に同じ基準が登録されていると判定した場合(ステップS812;Yes)、その内容を示す確認画面を表示部120に表示させる(ステップS813)。このとき、ポイント基準登録部130は、入力受付部110が最新の登録基準として登録する旨の入力を受け付けたか否かを判定し(ステップS814)、入力受付部110が最新の登録基準として登録する旨の入力を受け付けたと判定した場合(ステップS814;Yes)、ステップS815に進む。一方、ポイント基準登録部130は、入力受付部110が最新の登録基準として登録する旨の入力を受け付けていないと判定した場合(ステップS814;No)、ステップS816に進む。
そして、ポイント基準登録部130は、過去に同じ基準が登録されていないと判定した場合(ステップS812;No)、または入力受付部110が最新の登録基準として登録する旨の入力を受け付けたと判定した場合(ステップS814;Yes)、ステップS810において入力されたポイント基準情報をポイント変換情報DB260に登録する(ステップS815)。
例えば、ポイント基準登録部130は、入力されたポイント基準情報をサーバ200に送信し、サーバ200のポイント基準情報登録処理部210が、クライアント端末100から受信したポイント基準情報をポイント変換情報DB260に登録する。
そして、ステップS815の処理が終了した場合、またはポイント基準登録部130が、入力受付部110が最新の登録基準として登録する旨の入力を受け付けていないと判定した場合(ステップS814;No)、ポイント基準情報の登録結果を表示部120に表示させ(ステップS816)、さらにポイント基準情報を登録するか否かを確認する(ステップS817)。
ポイント基準登録部130は、さらにポイント基準情報を登録することを確認した場合(ステップS817;Yes)、ステップS806に戻り、以降の処理を繰り返す。一方、さらにポイント基準情報を登録しないことを確認した場合(ステップS817;No)、処理を終了させる。このステップS817の処理が終了すると、図8に示したポイント基準情報登録処理の全ての処理が終了する。続いて、永住許可審査システム1000で行われる外国人情報登録処理について説明する。
図9は、外国人情報登録処理の処理手順を示すフローチャートである。この外国人情報登録処理は、例えば、外国人からの申請に基づいて永住審査に必要な申請書類が提出された場合に行われる処理である。なお、ステップS901〜S904までの各処理は、図8に示したポイント基準情報登録処理におけるステップS801〜S804の各処理と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ステップS904において、永住許可審査システム1000の初期画面(不図示)が表示部120に表示された後、入力受付部110が表示されたメニュー画面の中で「外国人情報登録」メニューの選択を受け付けると(ステップS905)、制御部101は、「外国人情報登録」のサブメニュー画面を示す「個人情報検索画面」を表示部120に表示させる(ステップS906)。
そして、入力受付部110が「個人情報検索画面」から個人情報を検索するためのキー情報を受け付けた後に、外国人情報登録部140は、そのキー情報をサーバ200に送信し、サーバ200の外国人情報登録処理部220が外国人情報DB270および技能情報DB280にアクセスして、該当する個人情報を検索する(ステップS907)。
例えば、入力受付部110が、申請書類に記載された外国人の氏名をキー情報として受け付けた場合、外国人情報登録部140は、その氏名をサーバ200に送信し、サーバ200の外国人情報登録処理部220が外国人情報DB270および技能情報DB280にアクセスして、その氏名に該当する個人情報を検索する。
外国人情報登録部140は、個人情報を検索した結果、該当ありか否かを判定し(ステップS908)、個人情報の該当なしと判定した場合(ステップS908;No)、過去に登録されていない外国人であるとして、その申請書類に記載されている外国人を識別するための個人番号を取得し(ステップS909)、ステップS914に進む。
一方、外国人情報登録部140は、個人情報の該当ありと判定した場合(ステップS908;Yes)、そのキー情報を含む外国人を類似人として表示部120に一覧表示させる(ステップS910)。そして、入力受付部110が該当者の選択を受け付けると(ステップS911)、外国人情報登録部140は、その該当者の外国人情報の基本情報のうち、特にその外国人の身分を示す情報(身分事項情報。例えば、図3に示したポイント変換対象情報のうち、職業や実績(文化・芸術)等の情報)を表示部120に表示させ(ステップS912)、身分事項情報の追加や修正を受け付けたか否かを判定する(ステップS913)。
そして、外国人情報登録部140は、身分事項情報の追加や修正を受け付けていないと判定した場合(ステップS913;No)、図9に示した外国人情報登録処理を終了させる。一方、外国人情報登録部140は、身分事項情報の追加や修正を受け付けたと判定した場合(ステップS913;Yes)、図3に示したレイアウトの外国人情報を登録するための外国人情報登録画面を表示部120に表示させる(ステップS914)。
なお、ステップS907〜S912において類似人を検索している理由は、全てを新たに入力する手間を省くことができる場合があったり、あるいは既に登録されている外国人情報の一部を修正(例えば、住所の変更による修正等)する場合があり、入力作業を軽減するためである。したがって、申請書類に記載された外国人が新規に登録される外国人であることが明らかな場合には、ステップS907、S908、S910〜S912の各処理を行わず、ステップS909を行った後、ステップS914の処理に進むこととしても良い。
外国人情報登録部140が表示部120に外国人情報登録画面を表示させると、入力受付部110が外国人情報の入力を受け付け(ステップS915)、外国人情報登録部140は、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されているか否か判定する(ステップS916)。例えば、外国人情報登録部140は、申請項目名、申請内容の全てが入力されているか、あるいは入力されている値の属性が正しいか(文字属性であるか数値属性であるか)等を判定する。
そして、外国人情報登録部140は、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されていないと判定した場合(ステップS916;No)、制御部101は、入力エラーメッセージを表示部120に表示させ(ステップS917)、ステップS915に戻る。一方、外国人情報登録部140は、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されていると判定した場合(ステップS916;Yes)、入力された外国人情報を外国人情報DB270および技能情報DB280に登録する(ステップS918)。
例えば、外国人情報登録部140は、入力された外国人情報をサーバ200に送信し、サーバ200の外国人情報登録処理部220が、受信した外国人情報の項目名と、外国人情報DB270および技能情報DB280の項目名とを比較し、クライアント端末100から受信した外国人情報のうち基本情報を外国人情報DB270に登録し、ポイント変換対象情報を技能情報DB280に登録する。
その後、外国人情報登録部140は、外国人情報の登録結果を表示部120に表示させ(ステップS919)、さらに外国人情報を登録するか否かを確認する(ステップS920)。外国人情報登録部140は、さらに外国人情報を登録することを確認した場合(ステップS920;Yes)、ステップS906に戻り、以降の処理を繰り返す。
一方、外国人情報登録部140は、さらに外国人情報を登録しないことを確認した場合(ステップS920;No)、ポイント変換処理を行うか否かを確認する(ステップS921)。なお、ここでポイント変換処理を行うか否かを確認する理由は、既に登録されている外国人情報の一部を修正(例えば、住所等の基本情報の修正)する場合があり、この場合にはポイント変換対象情報の変更がなく、ポイント変換処理を行う必要がないためである。
外国人情報登録部140は、ポイント変換処理を行わないことを確認した場合(ステップS921;No)、図9に示した外国人登録処理を終了させ、ポイント変換処理を行うことを確認した場合(ステップS921;Yes)、図10に示すポイント変換処理に進む(ステップS922)。なお、ポイント変換処理を行うか否かの確認は、実際には、外国人情報登録部140がその旨の確認を表示部120に表示させ、入力受付部110がその旨の確認を受け付けた場合に、ポイント変換処理が行われる。このステップS921またはS922の処理が終了すると、図9に示した外国人情報登録処理が終了する。
図10は、上述したポイント変換処理の処理手順を示すフローチャートである。図10に示すように、ポイント変換処理は、まず、外国人情報登録部140が、外国人情報のうちポイント変換対象項目の登録内容を表示部120に表示させ(ステップS1001)、その内容を訂正してポイント変換するか否かを確認する(ステップS1002)。
外国人情報登録部140が、ポイント変換対象項目の登録内容を訂正してポイント変換することを確認した場合(ステップS1002;Yes)、図9に示した外国人情報登録処理のステップS914に戻って、以降の処理を繰り返す。
一方、外国人情報登録部140が、ポイント変換対象項目の登録内容を訂正してポイント変換することを確認しない、すなわちその内容を訂正せずにポイント変換する場合(ステップS1002;No)、サーバ200のポイント変換処理部230は、ポイント変換対象項目の内容をポイント変換する(ステップS1001)。
例えば、外国人情報登録部140が、ポイント変換対象項目の登録内容を訂正してポイント変換する旨を表示部120に表示させ、入力受付部110が訂正してポイント変換しない旨の入力を受け付けた場合にその旨をサーバ200に送信する。そして、サーバ200がクライアント端末100からその旨を受信した場合に、ポイント変換処理部230は、図9に示した外国人登録処理のステップS918において登録された外国人情報のうちのポイント変換対象項目と、図2に示したポイント基準情報の基準項目名とを比較し、一致する項目のポイント変換対象情報と基準条件とを比較して、その項目のポイント変換対象情報が該当する基準条件および基準値を取得することにより、ポイント変換対象情報の内容をポイント変換する。
そして、ポイント変換処理部230は、全てのポイント変換対象情報が変換可能であったか否かを判定し(ステップS1004)、全てのポイント変換対象情報が変換可能でなかったと判定した場合(ステップS1004;No)、その旨をクライアント端末100に送信し、外国人情報登録部140はポイント変換のエラーメッセージを表示部120に表示させる(ステップS1005)。この場合、図9に示した外国人情報登録処理のステップS914に戻って、以降の処理を繰り返す。
一方、ポイント変換処理部230は、全てのポイント変換対象情報が変換可能であったと判定した場合(ステップS1004;Yes)、在留審査情報DB290を参照し、過去に類似した審査結果があるか否かを判定する(ステップS1006)。類似した審査結果があるか否かを判定は、例えば、ポイント変換対象情報の各項目(例えば、資産や在留期間)が近い値を有している場合に、過去の類似した審査結果であると判定する。
ポイント変換処理部230は、在留審査情報DB290を参照し、過去に類似した審査結果があると判定した場合(ステップS1006;Yes)、今回登録され、ポイント変換された外国人情報および過去の類似した審査結果を出力してクライアント端末100に送信し、クライアント端末100の変換結果出力部150が、ポイント変換された後の外国人情報と過去の類似した審査結果を表示部120に表示させる(ステップS1007)。
一方、ポイント変換処理部230は、在留審査情報DB290を参照し、過去に類似した審査結果がないと判定した場合(ステップS1006;No)、今回登録され、ポイント変換された外国人情報を出力してクライアント端末100に送信し、クライアント端末100の変換結果出力部150が、ポイント変換された後の外国人情報を表示部120に表示させる(ステップS1008)。
このステップS1007またはS1008のいずれかの処理が終了すると、図10に示したポイント変換処理が終了し、図4に示したようなポイント変換結果が出力され、審査官は、このポイント変換結果を参照して申請のあった外国人の審査を行う。続いて、審査結果を登録するための審査結果登録処理について説明する。
図11は、審査結果登録処理の処理手順を示すフローチャートである。この審査結果登録処理は、審査官によって申請書類に記載された外国人について審査された場合に行われる処理である。なお、ステップS1101〜S1104までの各処理は、図9に示した外国人情報登録処理におけるステップS901〜S904の各処理と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ステップS1104において、永住許可審査システム1000の初期画面(不図示)が表示部120に表示された後、入力受付部110が表示されたメニュー画面の中で「審査結果登録」メニューの選択を受け付けると(ステップS1105)、制御部101は、図9のステップS906の場合と同様に、「個人情報検索画面」を表示部120に表示させる(ステップS1106)。
そして、入力受付部110が「個人情報検索画面」から個人情報を検索するためのキー情報を受け付けた後に、外国人情報登録部140は、そのキー情報をサーバ200に送信し、ステップS907の場合と同様に、サーバ200の外国人情報登録処理部220が外国人情報DB270および技能情報DB280にアクセスして、該当する個人情報を検索する(ステップS1107)。
外国人情報登録部140は、個人情報を検索した結果、該当ありか否かを判定し(ステップS1108)、個人情報の該当なしと判定した場合(ステップS1108;No)、検索エラーメッセージを表示部120に表示させ(ステップS1109)、ステップS1107に戻る。
一方、外国人情報登録部140は、個人情報の該当ありと判定した場合(ステップS1108;Yes)、そのキー情報を含む外国人を類似人として表示部120に一覧表示させる(ステップS1110)。そして、入力受付部110が該当者の選択を受け付けると(ステップS1111)、外国人情報登録部140は、図9のステップ912の場合と同様に身分事項情報を表示部120に表示させる(ステップS1112)。
その後、入力受付部110は、ステップS1104において表示されたメニュー画面から審査結果を入力するための「審査結果入力」メニューの選択を受け付け(ステップS11113)、制御部101は、審査結果入力画面を表示部120に表示させ(ステップS1114)、入力受付部110が審査結果の入力を受け付ける(ステップS1115)。
入力受付部110が審査結果の入力を受け付けると、審査結果/判定基準登録部160は、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されているか否か判定する(ステップS11116)。例えば、審査結果/判定基準登録部160は、申請項目名、申請内容の全てが入力されているか、あるいは入力されている値の属性が正しいか(文字属性であるか数値属性であるか)等を判定する。
そして、審査結果/判定基準登録部160が、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されていないと判定した場合(ステップS1116;No)、制御部101は、入力エラーメッセージを表示部120に表示させ(ステップS1117)、ステップS1115に戻る。一方、審査結果/判定基準登録部160は、あらかじめ定められた必須項目に不備なく入力されていると判定した場合(ステップS1116;Yes)、入力された審査結果を在留審査情報DB290に登録する(ステップS1118)。
例えば、審査結果/判定基準登録部160は、入力された審査結果と申請された外国人情報とを対応付けた在留審査情報をサーバ200に送信し、サーバ200の審査結果/判定基準登録処理部250が、受信した在留審査情報を在留審査情報DB290に登録する。
その後、審査結果/判定基準登録部160は、審査結果の登録結果を表示部120に表示させ(ステップS1119)、さらに審査結果を登録するか否かを確認する(ステップS1120)。審査結果/判定基準登録部160は、さらに審査結果を登録することを確認した場合(ステップS1120;Yes)、ステップS1106に戻り、以降の処理を繰り返す。
一方、審査結果/判定基準登録部160は、さらに審査結果を登録しないことを確認した場合(ステップS1120;No)、処理を終了させる。このステップS1120の処理が終了すると、図11に示した審査結果登録処理の全ての処理が終了し、このように審査された審査結果が、申請された外国人ごとにサーバ200に蓄積されることとなる。
なお、審査結果/判定基準登録部160は、図7に示した判定基準をサーバ200の判定基準DB300に登録させるが、この処理は、図8に示したポイント基準情報をポイント変換情報DB260に登録する場合と同様に、「ポイント基準登録」メニューに代えて「判定基準登録」メニューが表示部120に表示された後、入力受付部110によって判定基準の入力が受け付けられ、必須項目の確認や過去に登録されているか否かが審査結果/判定基準登録部160によって判定された後、判定基準DB300に登録されることとなる。このように、判定基準を登録する処理については、図8に示したポイント基準情報登録処理と同様の処理であるため、ここではその説明を省略する。
このように、外国人の永住の可否を審査する永住許可審査システムにおいて、クライアント端末100は、入力受付部110が、外国人に関する身分を示す基本情報と外国人の永住可否を判断するためのポイント変換対象情報とを含む外国人情報、およびポイント化された後の外国人情報とポイント化された後の外国人情報に基づく審査結果とを含む在留審査情報の入力を受け付け、外国人情報登録部140が、入力受付部110が受け付けた外国人情報に含まれる基本情報とポイント変換対象情報とを対応付けてネットワークNを介してサーバ200に送信し、変換結果出力部150が、ポイント化された後の外国人情報をサーバ200から受信し、受信した外国人情報を出力し、審査結果/判定基準登録部160が、変換結果出力部150が出力したポイント化された後の外国人情報と審査結果とを対応付けてネットワークNを介してサーバ200に送信し、サーバ200は、記憶部202が、ポイント変換対象情報に応じてポイント化する基準とその基準を満たした場合に得られるポイント値とを対応付けたポイント変換情報DB260と、在留審査情報とを記憶し、ポイント変換処理部230が、クライアント端末100から外国人情報を受信し、受信した外国人情報と記憶部202が記憶するポイント変換情報DB260とに基づいてポイント変換対象情報をポイント化し、変換結果/審査履歴表示処理部240が、ポイント変換処理部230がポイント化して得られたポイント値とポイント変換対象情報とを対応付けたポイント情報を出力し、そのポイント情報と基本情報とを含むポイント化された後の外国人情報をクライアント端末100に送信し、審査結果/判定基準登録処理部250が、クライアント端末100から在留審査情報を受信し、受信した在留審査情報を外国人ごとに記憶部202に蓄積して記憶させるので、客観的な判断が可能であって、在留審査を容易に短期間で行うことができる。すなわち、審査官は、永住許可審査において外国人の永住許可要件への適合程度を容易に把握できることで、在留審査の短縮化と客観的な審査を実現することができる。
例えば、永住許可審査業務を行うにあたり、審査時間を短縮化し、高度人材の永住許可を優遇することができる。外国人の審査に必要な在留期間や所属機関、資産(年収)等の情報と資格(日本語能力等も含む)や職業、研究実績等の情報を一定の基準に基づき、ポイントへの変換と個々の項目の組み合わせによる総合評価を行い、過去の永住許可審査の判断内容と共に表示するので、その審査の判断が容易となる。
本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
以上のように、本発明にかかる永住許可システムは、在留審査業務のように審査基準が複雑であり、さまざまな条件の組み合わせ評価を判断材料とする業務に適している。
1000 永住許可審査システム
100 クライアント端末
101 制御部
110 入力受付部
120 表示部
130 ポイント基準登録部
140 外国人情報登録部
150 変換結果出力部
160 審査結果/判定基準登録部
200 サーバ
201 制御部
202 記憶部
210 ポイント基準登録処理部
220 外国人情報登録処理部
230 ポイント変換処理部
240 変換結果/審査履歴表示処理部
250 審査結果/判定基準登録処理部
260 ポイント変換情報DB
270 外国人情報DB
280 技能情報DB
290 在留審査情報DB
300 判定基準DB
N ネットワーク。

Claims (5)

  1. 外国人の永住の可否を審査する永住許可審査システムであって、
    クライアント端末は、
    前記外国人に関する身分を示す基本情報と前記外国人の永住可否を判断するためのポイント変換対象情報とを含む外国人情報、およびポイント化された後の外国人情報と前記ポイント化された後の外国人情報に基づく審査結果とを含む在留審査情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記入力受付部が受け付けた前記外国人情報に含まれる前記基本情報と前記ポイント変換対象情報とを対応付けてネットワークを介してサーバに送信する外国人情報登録部と、
    前記ポイント化された後の外国人情報を前記サーバから受信し、受信した前記外国人情報を出力する変換結果出力部と、
    前記変換結果出力部が出力した前記ポイント化された後の外国人情報と前記審査結果とを対応付けて前記ネットワークを介して前記サーバに送信する審査結果登録部と、を備え、
    前記サーバは、
    前記ポイント変換対象情報に応じてポイント化する基準と前記基準を満たした場合に得られるポイント値とを対応付けた変換データベースと、前記在留審査情報とを記憶する記憶部と、
    前記クライアント端末から前記外国人情報を受信し、受信した前記外国人情報と前記記憶部が記憶する前記変換データベースとに基づいて前記ポイント変換対象情報をポイント化するポイント変換処理部と、
    前記ポイント変換処理部がポイント化して得られたポイント値と前記ポイント変換対象情報とを対応付けたポイント情報を出力し、前記ポイント情報と前記基本情報とを含むポイント化された後の外国人情報を前記クライアント端末に送信する変換結果処理部と、
    前記クライアント端末から前記在留審査情報を受信し、受信した前記在留審査情報を前記外国人ごとに前記記憶部に蓄積して記憶させる審査結果登録処理部と、
    を備えることを特徴とする永住許可審査システム。
  2. 前記サーバは、
    前記記憶部が、前記ポイント変換対象情報がポイント化された場合のポイント値が一定基準を満たしているか否かを判定するための判定条件をさらに記憶し、
    前記変換結果処理部は、前記記憶部が記憶する前記判定条件を参照することにより、出力した前記ポイント情報に含まれる前記ポイント値が前記基準を満たしているか否かを判定し、前記ポイント値が前記基準を満たしていると判定した場合に、前記ポイント値とともに前記ポイント変換対象情報が前記基準を満たしている旨を出力し、
    前記クライアント端末は、
    前記変換結果出力部が、前記ポイント変換対象情報が前記基準を満たしている旨を含むポイント化された後の外国人情報を前記サーバから受信し、受信した前記外国人情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の永住許可審査システム。
  3. 前記サーバは、
    前記変換結果処理部が、前記ポイント変換処理部がポイント化したポイント変換対象情報と、前記記憶部が記憶する前記在留審査情報に含まれる外国人情報を構成するポイント変換対象情報とを比較して両者が類似する場合に、前記在留審査情報に含まれる外国人情報を出力し、前記ポイント情報と前記基本情報とを含むポイント化された後の外国人情報とともに前記クライアント端末に送信し、
    前記クライアント端末は、
    前記変換結果出力部が、前記在留審査情報に含まれる外国人情報を出力し、前記ポイント情報と前記基本情報とを含むポイント化された後の外国人情報とともに前記サーバから受信し、受信したこれらの外国人情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の永住許可審査システム。
  4. 前記クライアント端末は、
    前記入力受付部が、前記ポイント変換対象情報と前記ポイント変換対象情報に対応する前記ポイント値との入力を受け付け、
    前記入力受付部が受け付けた前記ポイント変換対象情報と前記ポイント値とを対応付けたポイント基準情報を出力して前記サーバに送信するポイント基準登録部をさらに備え、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末から前記ポイント基準情報を受信し、受信した前記ポイント基準情報を前記変換データベースに登録させるポイント基準登録処理部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の永住許可審査システム。
  5. 前記クライアント端末は、
    前記入力受付部が、前記判定条件の入力を受け付け、
    前記入力受付部が受け付けた前記判定条件を出力して前記サーバに送信する判定基準登録部をさらに備え、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末から前記判定条件を受信し、受信した前記判定条件を前記記憶部に登録させる判定基準登録処理部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の永住許可審査システム。
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