JP2012186070A - 照明器具 - Google Patents

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Kazunori Yashiro
和徳 八代
Hiroshi Kamata
博士 鎌田
Ryotaro Matsuda
良太郎 松田
Kazufumi Yoshida
和史 吉田
Yuichi Yamada
裕一 山田
Yoko Noguchi
瑶子 野口
Takeo Yasuda
丈夫 安田
Kenji Takahashi
健治 高橋
Tomoko Ishiwatari
朋子 石渡
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Abstract

【課題】表現可能な光色の範囲を広くすることが可能であるとともに、混色を効果的に行うことができる照明器具を提供する。
【解決手段】本発明は、外周部に光入射端面72を有する導光板7と、基板62に実装され、前記導光板7の前記光入射端面72に出射光が入射するように配設された少なくとも赤色、緑色、青色、電球色、白色に発光する発光色の異なる複数の発光素子61と、前記発光色の異なる複数の発光素子61の光出力を発光色ごとに制御する制御手段21とを備える照明器具である。
【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、LED等の発光素子を光源として、照明の光色を変えることができる照明器具に関する。
近時、LEDの高出力化、高効率化及び普及化に伴い、光源としてLEDを用いた屋内又は屋外で使用される長寿命化が期待できる照明器具が開発されている。この照明器具は、LEDを基板に複数実装して所定の光量を得るようにしたもので、例えば、天井面等に直接的に取付けられる、いわゆる直付タイプのベース照明として用いられている。
一方、生活様式の多様化に伴って、これら照明器具に求められる機能としては、単に、周囲を明るく照らすのみではなく、周囲の環境や光が生体に与える影響等を考慮して、使用者の快適性を充足することが望まれている。
このため、発光色の異なる複数のLEDを光源として、この複数の光源の発光強度をそれぞれ調整し、これらの光を混色して色温度を変化させるようにした照明装置が提案されている。この照明装置においては、光源として発光色の異なる青色LED、緑色LED及び電球色LEDを用いて、これらの発光強度を調整するものである。
特開2009−117080号公報
しかしながら、上記のような照明装置においては、表現可能な光色の範囲が狭く、すなわち、表現可能な発光スペクトルが乏しく、発光スペクトルの連続性も劣るという問題がある。
また、光源から出射される光を混色するにあたり、光源から離れた遠距離の照射面では、各光源の配光の広がりにより混色が均一化されやすいが、光源の近くの近距離の照射面や光源面では、混色が均一化されにくく不均一となる現象が発生する。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、表現可能な光色の範囲を広くすることが可能であるとともに、混色を効果的に行うことができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による照明器具は、外周部に光入射端面を有する導光板と、基板に実装され、前記導光板の前記光入射端面に出射光が入射するように配設された少なくとも赤色、緑色、青色、電球色、白色に発光する発光色の異なる複数の発光素子とを備えている。前記発光色の異なる複数の発光素子は、制御手段によってその光出力を発光色ごとに制御される。
本発明の実施形態によれば、表現可能な光色の範囲を広くして多様な照明環境の実現が可能であるとともに、混色を効果的に行うことができる照明器具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る照明器具を示す斜視図である。 同照明器具を分解して示す斜視図である。 同器具本体を示す断面図である。 同器具本体を前面側から見て示す平面図である。 図3中、A部を示す拡大図である。 同器具本体における導光板と基板の配置関係を示しており、1枚の基板を取り出して示す平面図である。 同器具本体における発光素子が実装された基板を示す正面図である。 同器具本体における発光素子が実装された基板を示す上側面図である。 同ブロック構成図である。 同照明器具の天井面への取付状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図10を参照して説明する。各図においてリード線等による配線接続関係は省略して示している。なお、同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態の照明器具は、器具取付面に設置された引掛けシーリングボディに取付けられて使用される形式であり、導光板を用いて例えば、室内の照明を行うものである。
図1乃至図4において、照明器具は、器具本体1と、器具取付面としての天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに電気的かつ機械的に接続されるアダプタA(図2及び併せて図10参照)と、赤外線リモコン送信器Rcとを備えている。器具本体1は、図1に示すように丸形の円形状の外観に形成され、前面側を発光面、つまり、光の照射面とし、背面側を天井面Cへの取付面としている。
図2に代表して示すように、器具本体1は、点灯装置2と、反射板3と、シャーシ4と、アダプタガイド5と、光源部6と、導光板7と、補助部品ユニット8と、本体枠9と、中央カバー部材10と、上カバー11と、セード12とを備えている。これら構成要素について順次説明する。
点灯装置2は、箱状のケース内に回路基板及びこの基板に実装された回路部品を収容して構成されており、アダプタAを介して商用交流電源に接続されるようになっていて、この交流電源を受けて直流出力を生成するものである。したがって、点灯装置2は、後述する光源部6に電気的に接続されて、その直流出力を発光素子61に供給し、発光素子61を点灯制御するようになっている。この点灯装置2は、図3に示すように、反射板3の背面側に位置して取付けられている。また、この点灯装置2には、後述する制御手段21が接続されている(図9参照)。
反射板3は、放熱部材を兼用しているもので、放熱部材として機能する。反射板3は、熱伝導性を有するアルミニウム等の金属材料から略円形状に形成されており、円形状の浅皿状の凹部31を有し、この凹部31の各辺には外側に円形状に延出する取付片32が形成されている。また、凹部31の前面側は、反射面として構成されており、さらに、略中央部には、円形状の開口33が形成されている。
シャーシ4は、冷間圧延鋼板等の金属材料から略円筒状に形成されており、一端側(図示上、下側)を開放し、この開放した各辺には外側に向かって水平方向に延出する鍔状の当接部41が形成されている。また、他端側(図示上、上側)には、円形状の開口42が形成されている。したがって、シャーシ4は、全体としては高さの低い略筒状をなしている。当接部41は、導光板7の背面側に当接される部分であり、開口42は、アダプタAが挿通される部分である。シャーシ4の当接部41は、導光板7を補強する機能を有している。
アダプタガイド5は、シャーシ4と同様に略円筒状に形成されていて、中央部にアダプタAが挿通し、係合する係合口51が設けられている。このアダプタガイド5は、その外周面がシャーシ4の内周面に接するように配設され取付けられている。
光源部6は、図2乃至図8に示すように、光源である発光素子61が複数実装された複数の基板62と、この基板62が取付けられる取付部材としての取付板63とから構成されている。なお、図4及び図6においては、取付板63を省略し、導光板7と基板62との配置関係を示し、さらに、図6では1枚の基板62を取り出して示している。
基板62は、図7及び図8に代表して示すように、横長の長方形状に形成されていて、絶縁材であるガラスエポキシ樹脂の直線状の平板からなり、表面側には銅箔で形成された配線パターンが施されている。また、適宜レジスト層が施されるようになっている。なお、基板62の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用できる。さらに、金属製とする場合は、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用してもよい。
発光素子61は、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージである。このLEDパッケージが基板62の長手方向に沿って直線状に並べられて複数個、具体的には25個実装され配設されている。LEDパッケージは、概略的にはセラミックスや合成樹脂で形成された本体に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とから構成されている。
LEDパッケージは、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、電球色(L)及び白色(昼白色及び白色を含む)(N)に発光する異なる発光色のものが用いられており、これら各色のLEDパッケージが赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の順に基板62に並べられて実装されている。つまり、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の順に配列された各間に白色系に発光する電球色(L)及び白色(N)に発光する発光素子61が配置されるようになっている。
このように発光効率の良好な電球色(L)及び白色(N)のLEDパッケージが、発光効率の低い赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のLEDパッケージの間に配置されるため光源として発光の均一性が確保できる。仮に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、電球色(L)、白色(N)の順に並べられると、発光効率の差に起因して、出力が偏り、発光の均一性が低下してしまう可能性が生じる。
因みに、最大視感度は、波長が555nmであることが知られており、視感度が高いほど、少ない放射エネルギで明るさを感じさせることができる。このため、波長が555nmに近いほど、光束が大きく発光効率を高くすることができる。
したがって、赤色(R)、青色(B)は、波長が555nm付近になく、離れているため発光効率が低く、一方、緑色(G)は、波長が555nm付近にあるが、光への変換効率が低いため発光効率が低く、これら赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のLEDパッケージの間に電球色(L)及び白色(N)のLEDパッケージを配置することにより、光源として発光の均一性が確保される。
なお、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の配列は、特定されず順不同でよく、例えば、緑色(G)、赤色(R)、青色(B)の順の配列の各間に、電球色(L)及び白色(N)を配置するようにしてもよい。つまり、緑色(G)、電球色(L)、赤色(R)、白色(N)、青色(B)の順に配列してもよく、また、電球色(L)、白色(N)の配列順も適宜変更し得る。要は、発光の均一性を図るため、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)(順不同)のLEDパッケージの配列の間に、電球色(L)、白色(N)(順不同)のLEDパッケージが介在するように配置されればよい。
本実施形態では、1枚の基板62に赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の順にLEDパッケージが並べられ、これが5組連続して並べられて25個のLEDパッケージが実装されている。
なお、LEDとしては、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
取付板63は、アルミニウムや亜鉛めっき鋼板等の熱伝導が良好な材料から作られており、横長で側面が略C型チャンネル形状に形成されている。この取付板63の内側壁には、前記基板62が、ねじ止め等によって、その裏面側が密着するように取付けられている。したがって、光源部6は、取付板63に基板62が取付けられてユニット化されている。
本実施形態では、主として図2、図4及び図6に示すように、このユニット化された光源部6が12個用いられており、導光板7の各辺に対応して配設されるようになっている。
導光板7は、アクリル樹脂等の透過率の高い材料を用いて多角形状、具体的には、12角形状の平板状に形成され、背面側は、光を拡散するため、レーザによって微細なV溝加工が施されている。さらに、導光板7の略中央部には、アダプタガイド5の外形と対応し、また、アダプタAと対応するように円形の開口71が形成されている。この導光板7の外周部である12角形状の各辺、すなわち、側端面は、発光素子61から出射される光が入射して導光板7内を進行する光入射端面72として機能するようになっている。そして、導光板7は、前面側に面状の発光領域を有する発光面として構成される。
なお、導光板7には、背面側に多数の白色の反射ドットからなるドットパターンが印刷によって形成したもの、また、反射シートを設けたものや前面側に拡散シートを設けたものを適宜適用できる。
補助部品ユニット8は、図5に示すように、箱状のケース81内にユニット基板82及びこの基板82に実装された複数の電気的補助部品を備えて構成されている。本実施形態における電気的補助部品は、赤外線リモコン信号受信部84や照度センサ85等である。
この補助部品ユニット8は、照明器具、すなわち、器具本体1の外周縁部、具体的には、本体枠9に配設される。したがって、導光板7の発光領域の外側に配設されるようになっている。このように構成された補助部品ユニット8は、複数の電気的補助部品が集中化して設けられていて、本体枠9に形成された開口部に嵌合され、ケースカバー81bのフランジ81b1が係止されて、図示しない固定手段によって本体枠9に取付けられる。
本体枠9は、図2乃至図5に示すように、ABS樹脂やポリカーボネート等の非透光性の合成樹脂から作られていて、略円形状のリング状であって前記導光板7が内周側に配設できるように、導光板7の外周の寸法より大きく形成されている。この本体枠9は、中央部に開口91を有し、この開口91から外周方向に延出する底壁92と、この底壁92から立設するように形成された側壁93とから構成されている。換言すれば、底壁92は、側壁93の下端部から内側に向かって延出するように形成されている。この底壁92は、後述するように、導光板7の外周部を覆うカバー手段として機能するようになっている。
底壁92から立設するように形成された側壁93は、外周側が円形状であり、内周側が10角形状に形成されていて、この10角形状の内周側には、各辺に沿って光源部6が配設され、さらに、光源部6に沿って導光板7の各辺、すなわち、光入射端面72が対応して配置されるようになっている。
ここで、図4に代表して示すように、本体枠9の開口91は、導光板7の外周部、つまり、光入射端面72より内側に位置して形成されている。そのため、底壁92によって導光板7の外周部及び発光素子6を含めた光源部6が覆われ、導光板7に開口91によって円形状の発光面が形成される。
したがって、カバー手段としての底壁92によって導光板7の外周部が覆われ、開口91によって円形状の発光面が形成されることとなる。
本体枠9における底壁92の一部には切欠き部が形成されており、この切欠き部には、補助部品ユニット8が配設され、また、前述のように、補助部品ユニット8が嵌合する開口部が形成されている。
中央カバー部材10は、アクリル樹脂やポリカーボネート等の乳白色を呈する合成樹脂材料から略円盤状に形成されており、図示しない係脱手段によってアダプタガイド5に着脱自在に取付けられるようになっている。
なお、中央カバー部材10は、その中央部に短円筒状の突出部10aを有していて、中央カバー部材10が取付けられた状態では、突出部10aの外周端面と導光板7の円形の開口71の内周端面とが対応して位置するようになっている。
上カバー11は、リング状に形成され、外周に傾斜面を有して、本体枠9に対応してその上部側に配設されている。また、セード12は、アクリル等の透光性で拡散性有する材料で形成されて導光板7の前面側を覆うように本体枠9の外周に取付けられている。セード12は、浅皿状であり、その外周側には、赤外線リモコン信号受信部84や照度センサ85が露出する孔12aが形成されている。
アダプタAは、図2及び図10に示すように、天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに、上面側に設けられた引掛刃によって電気的かつ機械的に接続されるもので略円筒状をなし、周壁の両側には一対の係止部A1が、内蔵されたスプリングによって常時外周側へ突出するように設けられている。この係止部A1は下面側に設けられたレバーを操作することにより没入するようになっている。また、このアダプタAからは、前記点灯装置2へ接続する図示しない電源コードが導出されていて、点灯装置2とコネクタを介して接続されるようになっている。
赤外線リモコン送信器Rcは、例えば、周波数38kHzのパルス状の特定のコード化された赤外線リモコン制御信号を送信するもので、タッチパネル方式であり、タップ、ドラッグやフリック操作が行え、フェーダ機能を有している。点灯操作、消灯操作、モード設定操作、モード選択操作等が可能で、光源の発光色を多様的に変更操作できるようになっている。
このリモコン送信器Rcを補助部品ユニット8、すなわち、赤外線リモコン信号受信部84に向けて操作することによって光源部6における発光素子61の発光状態を制御することができる。
上記のような照明器具の構成において、導光板7の光入射端面72は、発光素子61と対向して位置し、発光素子61から出射される光が入射するようになっている。
また、図8に示すように、カバー手段としての底壁92によって導光板7の外周部及び光源部6が覆われ、開口91によって円形状の発光面が導光板7に形成されるようになる。したがって、多角形状の導光板7を用いて、その直線状の各辺に沿って光源部6、すなわち、直線状の基板62を配設できるので、基板62を配設しやすく、コスト的に有利の下、円形状の発光面を実現でき、丸形の器具本体1を構成することが可能となる。
次に、図9を参照して本実施形態に係る照明器具のブロック構成について説明する。図に示すように、商用交流電源ACに接続された点灯装置2と、この点灯装置2に接続された光源部6と、制御手段21とから構成されている。
点灯装置2は、直流電源として機能するもので、商用交流電源ACを受けて直流出力を生成する。光源部6は、前記したように12枚の基板62及びこの基板62に実装されて接続され、赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の順に並べられた5色の発光色の異なる発光素子61を備えている。
制御手段21は、設定情報入出力部22と、この設定情報入出力部22に接続された調光制御手段23及び記憶部24とを備えており、設定情報入出力部22には、赤外線リモコン信号受信部84が接続されている。
調光制御手段23には、PWM制御回路25及びこのPWM制御回路25に接続されたスイッチング制御回路26が設けられている。このPWM制御回路25及びスイッチング制御回路26は、前記赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の5色の発光色の発光素子61にそれぞれ対応して5個設けられている。これにより、発光色ごとの調光制御が可能となっており、調光比を調整して発光色ごとの光量を可変し、赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の発光色を混色して所望の発光色を表現することができる。
このような構成において、使用者の快適性を充足するため、光色が異なる多様な照明光を実現できる。例えば、「おめざめ」「肌きれい」「あざやか」「リラックス」「常夜灯」「おこのみ」等のシーンに適したモードを設定できるようになっている。一例としては、「おめざめ」の場合は、覚醒度を高める青色光を多く含有する相関色温度12000Kに発光制御する、「リラックス」の場合は、やすらぎやくつろぎの空間を演出するためリラックス効果の高い青緑色光を再現するように発光制御する等である。
このモード設定にあたっては、赤外線リモコン送信器Rcを操作して、赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の光量をそれぞれ可変調整し、その情報を記憶部24に格納する。具体的には、赤外線リモコン送信器Rcを操作して、その操作信号(モード設定情報)を赤外線リモコン信号受信部84に送信する。赤外線リモコン信号受信部84で受信された信号は、設定情報入出力部22で処理され記憶部24に記憶保持される。
次に、設定したモードを再現する場合には、赤外線リモコン送信器Rcを操作して、特定のモードを選択する。このモード選択信号が赤外線リモコン信号受信部84で受信されると、その信号が設定情報入出力部22に送信される。設定情報入出力部22では、記憶部24から選択されたモード設定情報を読み出し、これを調光制御手段23に送信する。
調光制御手段23におけるPWM制御回路25では、モード設定情報に基づいてPWM制御信号を生成してスイッチング制御回路26へ送出する。スイッチング制御回路26では、点灯装置2からの直流出力をPWM制御信号に基づいてPWM制御し、光源部6、すなわち、赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の各色の発光素子61に供給する。これによって、モード設定情報に従った調光比で各色の発光素子61が発光色ごとに制御されて発光し、全体として混色した発光色が表現されるようになる。
また、「おこのみ」モードの場合には、赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の各色の光量を適宜調整して所望の発光色を表現することができる。
なお、本実施形態のおいては、光源部6全体としての制御及び基板61単位での制御が可能になっている。したがって、一部の基板61に実装された発光素子62を制御するような部分点灯ができる。
さらに、前述においては、モード設定にあたって、赤外線リモコン送信器Rcを操作して設定を行う場合について説明したが、例えば、ネットワークを介して接続可能な携帯通信端末機能を有する端末を用いて、情報サーバからモード設定情報、つまり、照明制御プログラムをダウンロードして、これを設定情報入出力部22を介して記憶部24に格納するようにしてもよい。
具体的には、使用者が端末を用いて情報サーバにアクセスし、シーンに適した照明制御プログラムを検索してダウンロードし、このプログラムを制御手段21に送信し、記憶部24に格納する。したがって、モードを再現する場合には、ダウンロードした照明制御プログラムに従って発光色が制御され表現されるようになる。
また、情報サーバには、既存の音楽作品や映画作品等のイメージに合わせた照明制御プログラムが格納されており、使用者は、それらの作品の鑑賞に適した照明制御プログラムをダウンロードすることもできる。この作品に適した照明制御プログラムには、インターネットサイトからの検索やCD等に付された例えば、QRコード等の情報を読み取ることでアクセスできる。
このようなモードの設定の方法によれば、照明の専門的知識を有しない使用者であっても容易に適切な照明環境を実現できる。
次に、照明器具の天井面Cへの取付状態について、図10を参照して説明する。なお、各図においてアダプタAから導出される電源コードの図示は省略している。
図10に示すように、天井面Cに引掛けシーリングボディCbが設置されている。また、この引掛けシーリングボディCbには、アダプタAが電気的かつ機械的に接続されている。器具本体1の取付状態では、アダプタAがシャーシ4の開口42を挿通し、アダプタAの係止部A1がアダプタガイド5の係合口51に係止されて取付状態が保持される。
また、器具本体1を取外す場合には、セード12、中央カバー部材10を取外し、アダプタAに設けられているレバーを操作してアダプタAの係止部A1の係合を解くことにより取外すことができる。
照明器具の取付け状態において、点灯装置2に電力が供給されると、基板62を介して発光素子61に通電され、設定された調光比で各色の発光素子61が点灯する。発光素子61から出射された光は、導光板7の光入射端面72へ入射し、この入射した光は、導光板7内で全反射して導光板7全体に広がるとともに、効果的に混色されて背面側に形成された微細なV溝によって拡散反射されて均質化された光が前面側の発光領域から放射される。ここで、発光領域は、本体枠9の円形状の開口91によって円形状の発光面が形成される。加えて、導光板7から漏れた一部の光は、反射板3によって反射され前面側に放射されて再利用されるようになる。
さらに、導光板7の円形の開口71の内周端面から外方に出射される光は、中央カバー部材10の突出部10aの外周端面に入射する。したがって、これにより中央カバー部材10を明るく光らせることができる。
そして、これら導光板7、中央カバー部材10から放射される光は、透光性のセード12を透過して拡散され、所定の範囲に照射される。また、赤外線リモコン送信器Rcを赤外線リモコン信号受信部84に向けて操作することによって光源部6における発光素子61の発光状態の制御を行うことができる。
発光素子61の点灯中は熱が発生する。各発光素子61から発生する熱は、基板62裏面側から取付板63に伝導され、さらに、取付板63に伝導された熱は、放熱部材としての反射板3における取付片32に伝導され、反射板3の広い面積で効果的に放熱される。
以上のように本実施形態によれば、赤色(R)、電球色(L)、緑色(G)、白色(N)、青色(B)の各色の発光素子61を用い、しかも、この発光素子61の光出力を発光色ごとに制御することができるようにしたので、表現可能な光色の範囲を広くしてバリエーションに富む多様な照明環境の実現が可能となる。
また、発光色の異なる複数の発光素子61からの出射光を導光板を用いて混色されるようにしたので混色を効果的に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、発光素子は、LEDや有機EL等の固体発光素子が適用できる。さらに、発光素子の個数は、特段限定されるものではない。
1・・・器具本体、2・・・点灯装置、3・・・反射板、5・・・アダプタガイド、
4・・・シャーシ、6・・・光源部、7・・・導光板、8・・・補助部品ユニット、
9・・・本体枠、10・・・中央カバー部材、11・・・上カバー、
12・・・セード、21・・・制御手段、22・・・設定情報入出力部、
23・・・調光制御手段、24・・・記憶部、25・・・PWM制御回路、
26・・・スイッチング制御回路、61・・・発光素子、62・・・基板、
72・・・光入射端面、84・・・リモコン信号受信部、91・・・開口、
92・・・カバー手段(本体枠の底壁)、R・・・赤色発光素子、
L・・・電球色発光素子、G・・・緑色発光素子、N・・・白色発光素子、
B・・・青色発光素子、Rc・・・赤外線リモコン送信器

Claims (2)

  1. 外周部に光入射端面を有する導光板と;
    基板に実装され、前記導光板の前記光入射端面に出射光が入射するように配設された少なくとも赤色、緑色、青色、電球色、白色に発光する発光色の異なる複数の発光素子と;
    前記発光色の異なる複数の発光素子の光出力を発光色ごとに制御する制御手段と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 前記赤色、緑色、青色に発光する発光素子が配列されている各間には、電球色、白色に発光する発光素子が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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