JP2012173941A - 情報収集サーバ、情報収集プログラムおよび情報収集システム - Google Patents

情報収集サーバ、情報収集プログラムおよび情報収集システム Download PDF

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Abstract

【課題】個々の端末ごとのアクセスを簡易に取得する。
【解決手段】本発明の実施形態に係る情報収集サーバは、ユーザがサービスを利用するために使用する収集対象端末と、サービスを提供するサービス提供サーバと、収集対象端末からのパケットを受信しサービス提供サーバに転送する情報収集サーバと、を備える情報収集システムにおいて用いられる。実施の形態に係る情報収集サーバは、収集対象端末から、ヘッダーにユーザの識別子を含むパケットを受信する受信部と、パケットを受信したログを記憶するアクセスログ取得部と、ヘッダーからユーザの識別子を削除して、サービス提供サーバに転送する送信部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報収集サーバ、情報収集プログラムおよび情報収集システムに関する。
昨今の情報処理装置および通信ネットワークの発展に伴い、ユーザがインターネット上で運営されるサーバに接続してサービスを享受したり、情報を取得したりする機会が増えている。これらのサイトは、ユーザに表示する画面に広告を表示することにより、広告収入を得ている場合もある。
一般的に、ユーザの情報処理端末は、プロキシサーバを介してインターネット上のサイトに接続する場合がある。このプロキシサーバは、例えば、社内ネットワークとインターネットとの境界に設置される。社内ネットワークの個々のユーザの情報処理端末は、プロキシサーバにアクセスして、プロキシサーバが、インターネット上のサイトにアクセスする。そのため、サイトはプロキシサーバがアクセスしたものと認識するので、社内ネットワーク内の個々の情報処理端末を隠匿することができる。
2000−311127号公報
上述した通り、ユーザの情報処理端末がプロキシサーバを経由してサイトに接続した場合、ユーザの情報処理端末の情報は隠匿されてしまうので、そのサイトは、ユーザの情報処理端末の情報を取得できない場合がある。例えば、社内ネットワークに複数の情報処理端末が接続されており、個々の情報処理端末がプロキシサーバを介してサイトにアクセスしたとしても、サイトは、全てプロキシサーバがアクセスしたものと認識する。接続先のサイトは、個々の情報処理端末を把握することができないため、個々のユーザごとの利用統計を取得することができない。
プロキシサーバを介してアクセスした場合でも、個々のユーザを把握する方法として、プロキシ認証を利用する場合がある。しかしこのプロキシ認証を用いると、ユーザアカウントやパスワードを入力するなど、ユーザの利用において煩わしさが伴う場合がある。
従って本発明の目的は、個々の端末ごとのアクセスを簡易に取得可能な情報収集サーバ、情報収集プログラムおよび情報収集システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の実施形態に係る情報収集サーバは、ユーザがサービスを利用するために使用する収集対象端末と、サービスを提供するサービス提供サーバと、収集対象端末からのパケットを受信しサービス提供サーバに転送する情報収集サーバと、を備える情報収集システムにおいて用いられる。実施の形態に係る情報収集サーバは、収集対象端末から、ヘッダーにユーザの識別子を含むパケットを受信する受信部と、パケットを受信したログを記憶するアクセスログ取得部と、ヘッダーからユーザの識別子を削除して、サービス提供サーバに転送する送信部と、を備える。
実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成、収集対象端末の機能ブロックおよび情報収集サーバの機能ブロックを説明する図である。 実施の形態に係るユーザIDリストデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 実施の形態に係る収集対象端末において表示されるアカウント切替画面の一例を説明する図である。 実施の形態に係る情報収集サーバのハードウェア構成を説明する図である。 実施の形態に係るアクセスログデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 実施の形態に係るユーザ情報データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 実施の形態に係る情報処理方法を説明する図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
(情報収集システム)
図1を参照して実施の形態に係る情報収集システム10を説明する。情報収集システム10は、情報収集サーバ1、情報収集対象端末2およびサービス提供サーバ3を備える。情報収集サーバ1、情報収集対象端末2およびサービス提供サーバ3は、一般的なコンピュータに、所定の処理を実行するプログラムによって、実装される。情報収集サーバ1、情報収集対象端末2およびサービス提供サーバ3は、通信ネットワーク4によって相互に通信可能に接続されている。通信ネットワーク4は、例えばインターネットなどの双方向に通信可能な通信ネットワークである。
情報収集サーバ1は、収集対象端末2におけるサービス提供サーバ3の利用状況を、収集対象端末2のユーザごとに収集するサーバである。情報収集サーバ1は、収集対象端末2からサービス提供サーバ3のアクセスについて、収集対象端末2を代理するプロキシサーバの役割も担う。収集対象端末から2のパケットを受信し、サービス提供サーバ3に転送する。情報収集サーバ1は、収集対象端末2からのパケットを受信してアクセスログを取得するとともに、そのパケットを、所定のサービス提供サーバ3に転送する。
サービス提供サーバ3は、収集対象端末2にサービスを提供するサーバである。サービス提供サーバ3は、具体的には、検索、オンラインゲーム、オンラインコミュニケーションなどを提供するサーバである。また、サービス提供サーバ3は、オンラインショッピングやオンラインオークションなどのサービスを提供するサーバであっても良い。サービス提供サーバ3は、情報収集システム10の目的に応じて適宜決定されても良い。
収集対象端末2は、ユーザがサービスを利用するために使用する端末である。収集対象端末2はユーザによって使用されるため、キーボードなどの入力装置、ディスプレイなどの出力装置も備えている。
実施の形態において収集対象端末2は、様々な場所に設置される。例えば、第1の収集対象端末2a、第2の収集対象端末2bおよび第3の収集対象端末2cは、構内システム9に設けられた端末である。構内システム9において第1の収集対象端末2a、第2の収集対象端末2bおよび第3の収集対象端末2cは、例えば会社内や家庭内のLANなどの構内ネットワーク8によって相互に接続される。第1の収集対象端末2a、第2の収集対象端末2bおよび第3の収集対象端末2cは、例えば、構内ネットワーク8に接続されたゲートウェイサーバ(図示せず)を介して、通信ネットワーク4に接続される。一方、第4の収集対象端末2dは、通信ネットワーク4と無線通信を介して接続される。
ここで、収集対象端末2は、複数のユーザが使用する場合がある。情報収集サーバ1は、後述するユーザIDで、使用中のユーザを識別することができる。
また、構内システム9が備える第1の収集対象端末2a、第2の収集対象端末2bおよび第3の収集対象端末2cは、共通するゲートウェイサーバを介して通信ネットワーク4に接続されるため、情報収集サーバ1が受信するパケットのIPアドレスは全て、ゲートウェイサーバのIPアドレスとなる。従って情報収集サーバ1は、第1の収集対象端末2a、第2の収集対象端末2bおよび第3の収集対象端末2cのいずれから送信されたパケットかを判別することはできない。しかし、実施の形態に係る情報収集サーバ1は、後述するユーザIDにより、そのパケットを送信した収集対象端末2を使用しているユーザを特定することができる。
(収集対象端末)
図1を参照して、実施の形態に係る収集対象端末2を説明する。ここでは、第1の収集対象端末2aを参照して説明するが、他の端末も同様の構成を備える。
収集対象端末2は、コンピュータ、携帯電話機、スマートフォンなどの一般的な情報処理端末であって、中央処理制御装置201、記憶装置207、通信制御装置、入力装置、出力装置などを備える。
記憶装置207には、収集対象端末2aで実行されるプログラムが記憶されるとともに、記憶装置207は、ユーザID記憶部61およびユーザIDリスト記憶部62を備える。中央処理制御装置201は、アプリケーション処理部51、データ送信部52およびユーザID設定部53を備える。
ユーザID記憶部61は、記憶装置207のうち、ユーザIDデータ61aが記憶された記憶領域である。ユーザIDデータ61aは、ユーザIDリストデータ62aに含まれるユーザのID群のうち、現在この収集対象端末2を利用しているユーザの識別子のデータである。ユーザIDは、実施の形態に係る情報収集システム10において、情報収集対象となるユーザを一意に識別する。
ユーザIDリスト記憶部62は、記憶装置207のうち、ユーザIDリストデータ62aが記憶された記憶領域である。ユーザIDリストデータ62aは、収集対象端末2を利用するユーザとして予め登録されているユーザID群のデータである。ユーザIDリストデータ62aは、例えば図2に示すようなデータ構造とデータの一例を備える。ユーザIDリストデータ62aは、アイコンIDとユーザIDとが、1対1で関連づけられている。ユーザIDリストデータ62aのいずれかのユーザIDが、現在この収集対象端末2を使用しているユーザIDとして、ユーザID記憶部61に記憶される。
アプリケーション処理部51は、収集対象端末2のユーザが利用するアプリケーションを制御する。このアプリケーションは、通信ネットワークを利用するアプリケーションであって、例えば、インターネットブラウザや、オンラインゲームアプリケーションである。アプリケーション処理部51は、ユーザによる操作などにより必要に応じて、通信ネットワーク4を介してサービス提供サーバ3と通信する。このときアプリケーション処理部51は、通信に必要なデータをデータ送信部52に入力する。通信に必要なデータとは、通信先のサーバのデータや、そのサーバに送信するデータであって、アプリケーションで参照されるデータなどである。
データ送信部52は、アプリケーション処理部51からの要請に応じて、サービス提供サーバ3にデータを送信する。データ送信部52は、予め記憶装置207に記憶されている情報収集サーバ1のIPアドレス宛に、データを送信する。このとき、データ送信部52は、ユーザID記憶部61を読み出して、現在使用中のユーザのIDを抽出する。データ送信部52は、アプリケーション処理部51から入力された、サービス提供サーバ3との通信に必要なデータと、ユーザID記憶部61から抽出した現在使用中のユーザのIDから、パケットを生成し、情報収集サーバ1宛に送信する。このときデータ送信部52は、ヘッダーのUser−AgentにユーザIDを設定したパケットを、情報収集サーバ1に送信する。またデータ送信部52は、Usre−Agentでなくとも、パケットの特定の箇所に、ユーザIDを設定しても良い。
データ送信部52は、一般的なプロキシサーバ用のソフトウェアによって実装されても良い。このような、ヘッダーのUser−AgentにユーザIDを設定するためのプログラムを用いて、現在使用中のユーザIDをプロキシサーバ用のソフトウェアに設定しても良い。例えばデータ送信部52は、現在使用中のユーザのユーザIDが設定された設定ファイルを参照してパケットを生成し、情報収集サーバ1に送信する。
ユーザID設定部53は、ユーザの識別子群のうち、現在収集対象端末2を利用しているユーザのユーザIDを、ユーザID記憶部61に記憶する。例えば、ユーザが収集対象端末2を使用する際、ユーザID設定部53は、図3に示すようなアカウント切替画面P1を出力装置に表示する。このアカウント切替画面P1には、ユーザIDリスト62aに基づいて、収集対象端末2を利用するユーザとして予め登録されているユーザのアイコンが表示されている。
ユーザが収集対象端末2の入力装置を介して、いずれかのアイコンが選択されると、ユーザIDリスト62aからユーザID設定部53は、ユーザが選択したアイコンに対応するユーザIDを抽出し、そのユーザIDを、ユーザID記憶部61に記憶する。より具体的には、データ送信部52がデータ送信時に参照する設定ファイルのユーザID部分を、現在使用中のユーザのユーザIDに変更する。
(情報収集サーバ)
図4に示すように、本発明の実施の形態に係る情報収集サーバ1は、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103および入出力インタフェース109が、バス110を介して接続されている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107およびリムーバブルディスク108が接続されている。
中央処理制御装置101は、入力装置104からの入力信号に基づいてROM102から情報収集サーバ1を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、さらに記憶装置107に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。さらに中央処理制御装置101は、入力装置104や通信制御装置106などの入力信号に基づいて、各種装置の制御を行ったり、RAM103や記憶装置107などに記憶されたプログラムおよびデータを読み出してRAM103にロードするとともに、RAM103から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
入力装置104は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に送信される。表示装置105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、中央処理制御装置101からバス110および入出力インタフェース109を介して表示装置105において表示させる出力信号を受信し、例えば中央処理制御装置101の処理結果などを表示する装置である。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどの装置であり、情報収集サーバ1をインターネットやLANなどの通信ネットワークに接続する装置である。通信制御装置106を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
記憶装置107は半導体記憶装置や磁気ディスク装置であって、中央処理制御装置101で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク108は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
本発明の実施の形態に係る情報収集サーバ1の記憶装置107には、情報収集プログラムが記憶され、記憶装置107は、アクセスログ記憶部21およびユーザ情報記憶部22を備える。また、情報収集プログラムが情報収集サーバ1の中央処理制御装置101に読み込まれ実行されることによって、受信部11、アクセスログ取得部12、送信部13およびデータ解析部14が情報収集サーバ1に実装される。
アクセスログ記憶部21は、記憶装置107のうち、アクセスログデータ21aが記憶された記憶領域である。アクセスログデータ21aは、情報収集サーバ1が、収集対象端末2から受信したパケットのアクセスログデータである。アクセスログデータ21aは、例えば図5に示すようなデータである。
図5に示すアクセスログデータ21aに、”192.168.0.1 - USER01 [20/Jun/2008:19:20:15 +0900] "GET /www.XXXXX.co.jp HTTP/1.0" 200 4636”のデータが記憶されている。このログデータは、[192.168.0.1]のアドレスをもつコンピュータから、ユーザID”USER01”のユーザがパスワードなしで、[20/Jun/2008:19:20:15 +0900]の時刻に[GET /www.XXX.co.jp]という処理をプロトコル[HTTP/1.0]でリクエストし、正常終了である[200]のステータスで終了し、4636バイトのデータを取得したことを示している。
アクセスログデータ21aには、各収集対象端末2a、2b、2c、2d…からパケットを受信する度に、そのパケットのヘッダーの情報が蓄積される。このパケットで設定されたユーザIDは、情報収集サーバ1において、ユーザ情報データ22aのユーザIDと紐づけるために用いられる。
ユーザ情報記憶部22は、記憶装置107のうち、ユーザ情報データ22aが記憶された記憶領域である。ユーザ情報データ22aは、例えば図6に示すように、ユーザIDをキーとして、性別、年齢など、そのユーザの属性情報が関連づけられたデータである。ユーザ情報データ22aに含まれるユーザIDは、収集対象端末2a、2b、2c、2d…に記録されるユーザIDと一致する。具体的には、各収集端末2a、2b、2c、2d…の少なくともいずれかのユーザIDリストデータ62aに含まれるユーザIDと、そのユーザの属性情報が、情報収集サーバ1のユーザ情報データ22aに記録される。
ユーザ情報データ22aの属性情報は、情報収集サーバ1が収集対象端末2のアクセスを収集する目的に応じて適宜設定される。例えば、情報収集サーバ1が、情報収集端末2を利用するユーザの性別および年齢ごとに、接続先のサーバ情報を集計する場合、ユーザ情報データ22aには、ユーザごとに、そのユーザの性別および年齢が設定される。また地域ごとに集計する場合は、ユーザ情報データ22aに、ユーザの居住地域の情報が含まれても良い。
受信部11は、収集対象端末2から、パケットを受信する。受信部11が受信するパケットは、ユーザIDが含まれている。ユーザIDは、例えばヘッダーのUser−Agentに設定される。受信部11は、受信したパケットをアクセスログ取得部12および送信部13に入力する。
アクセスログ取得部12は、受信部11からパケットのデータが入力されると、そのパケットを受信したログを記憶する。このときアクセスログ取得部12は、受信したパケットのヘッダー部分のみをアクセスログデータ21aに蓄積しても良いし、ペイロード部分を含めて蓄積しても良い。
送信部13は、受信部11からパケットのデータが入力されると、ヘッダーからユーザIDを削除して、サービス提供サーバ3に転送する。受信部11が受信したパケットで設定されたユーザIDは、情報収集サーバ1において、ユーザ情報データ22aのユーザIDと紐づけるために用いられる。従って送信部13がこのユーザIDを削除してからサービス提供サーバ3に転送することにより、サービス提供サーバ3に無駄な情報を送信しないことができる。また、サービス提供サーバ3においてUser−Agentに何らかの値が設定されている場合、そのアクセスを拒否する場合があるところ、このようなアクセス拒否を回避することもできる。
データ解析部14は、記憶装置107からアクセスログデータ21aおよびユーザ情報データ22aを読み出して、ユーザIDをキーに、ユーザのアクセス状況を解析する。例えば、アクセスログデータ21aおよびユーザ情報データ22aをユーザIDで紐づけて、ユーザの属性ごとに、アクセス先のサービス提供サーバのアクセス数や滞在時間などを、算出することができる。
(情報収集方法)
図7を参照して、実施の形態に係る情報収集方法を説明する。
まず収集対象端末2がユーザによって使用される際、ステップS1において、収集対象端末2は、現在使用中のユーザの情報を取得する。具体的には収集対象端末2は、ユーザIDリスト記憶部62を読み出して、図3に示すアカウント切替画面P1を表示し、ユーザに現在使用中のユーザのアイコンを選択させる。収集対象端末2は、ユーザIDリストデータ62aからユーザが選択したアイコンに対応するユーザIDを取得する。次に収集対象端末2は、ステップS1で取得したユーザIDを、ユーザID記憶部61に記憶する。
ステップS3においてユーザが、収集対象端末2にインストールされたアプリケーションの使用を開始し、アプリケーション中で、サービス提供サーバ3へのアクセスが発生すると、ステップS4ないしステップS7の処理が実行される。
具体的には、サービス提供サーバ3へのアクセスが発生すると、ステップS4において収集対象端末2は、パケットを情報収集サーバ1に送信する。このパケットは、ヘッダーのUser−AgentにユーザID記憶部61に記憶されたユーザIDが設定され、サービス提供サーバ3へのアクセスに必要な情報が含まれた、情報収集サーバ1宛のパケットである。
ステップS5において情報収集サーバ1は、収集対象端末2からパケットを受信すると、そのパケットの情報に基づいてアクセスログデータを取得する。このアクセスログデータは、アクセスログ記憶部21に記憶される。さらにステップS6において情報収集サーバ1は、ステップS4で設定されたUser−Agentに設定されたユーザIDを削除し、null値に戻す。情報収集サーバ1は、ステップS6でユーザIDが削除されたパケットを、サービス提供サーバ3に転送する。パケットを受信するとステップS8においてサービス提供サーバ3は、受信したパケットを通常通り処理する。
ステップS3ないしステップS8の処理は随時実行される。ある程度アクセスが蓄積されると、ステップS9において情報収集サーバ1は、アクセス解析をして取得した情報を分析する。このとき情報収集サーバ1は、アクセスログ記憶部21のアクセスログデータ21aおよびユーザ情報記憶部22のユーザ情報データ22aを読み出し、ユーザIDをキーに、アクセスとユーザの属性情報と、を紐づけてアクセスを解析する。これにより、情報提供サーバ1は、パケット送信元のIPアドレスがなくとも、個々のユーザを特定したアクセスデータを取得し、解析することができる。
以上説明した実施の形態に係る情報収集システム10は、個々の端末ごとのアクセスを簡易に取得することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 情報収集サーバ
2 収集対象端末2
3 サービス提供サーバ
4 通信ネットワーク
8 構内ネットワーク
9 構内システム
10 情報収集システム
11 受信部
12 アクセスログ取得部
13 送信部
14 データ解析部
21 アクセスログ記憶部
22 ユーザ情報記憶部
51 アプリケーション処理部
52 データ送信部
53 ユーザID設定部
61 ユーザID記憶部
62 ユーザIDリスト記憶部
101 中央処理制御装置
102 ROM
103 RAM
104 入力装置
105 表示装置
106 通信制御装置
107 記憶装置
108 リムーバブルディスク
109 入出力インタフェース
110 バス

Claims (5)

  1. ユーザがサービスを利用するために使用する収集対象端末と、前記サービスを提供するサービス提供サーバと、前記収集対象端末からのパケットを受信し前記サービス提供サーバに転送する情報収集サーバと、を備える情報収集システムにおいて用いられる前記情報収集サーバであって、
    前記収集対象端末から、ヘッダーに前記ユーザの識別子を含むパケットを受信する受信部と、
    前記パケットを受信したログを記憶するアクセスログ取得部と、
    前記ヘッダーから前記ユーザの識別子を削除して、前記サービス提供サーバに転送する送信部と、
    を備える情報収集サーバ。
  2. 前記ヘッダーのUser−Agentに、前記ユーザの識別子が設定される請求項1に記載の情報収集サーバ。
  3. ユーザがサービスを利用するために使用する収集対象端末と、前記サービスを提供するサービス提供サーバと、前記収集対象端末からのパケットを受信し前記サービス提供サーバに転送する情報収集サーバと、を備える情報収集システムの前記情報収集サーバに用いられる情報収集プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記収集対象端末から、ヘッダーに前記ユーザの識別子を含むパケットを受信する受信部と、
    前記パケットを受信したログを記憶するアクセスログ取得部と、
    前記ヘッダーから前記ユーザの識別子を削除して、前記サービス提供サーバに転送する送信部
    として機能させるための情報収集プログラム。
  4. 前記ヘッダーのUser−Agentに、前記ユーザの識別子が含まれる請求項3に記載の情報収集プログラム。
  5. ユーザがサービスを利用するために使用する収集対象端末と、前記サービスを提供するサービス提供サーバと、前記収集対象端末からのパケットを受信し前記サービス提供サーバに転送する情報収集サーバと、を備える情報収集システムにおいて、
    前記収集対象端末は、
    当該収集対象端末を利用するユーザとして予め登録されているユーザの識別子群が記憶されたユーザIDリスト記憶部と、
    前記ユーザの識別子群のうち、現在当該収集対象端末を利用しているユーザの識別子を、ユーザID記憶部に記憶するユーザID設定部とを備え、
    前記情報収集サーバは、
    前記収集対象端末から、ヘッダーに前記ユーザの識別子を含むパケットを受信する受信部と、
    前記パケットを受信したログを記憶するアクセスログ取得部と、
    前記ヘッダーから前記ユーザの識別子を削除して、前記サービス提供サーバに転送する送信部と、を備える
    情報収集システム。
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