JP2012167208A - サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法 - Google Patents

サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012167208A
JP2012167208A JP2011029874A JP2011029874A JP2012167208A JP 2012167208 A JP2012167208 A JP 2012167208A JP 2011029874 A JP2011029874 A JP 2011029874A JP 2011029874 A JP2011029874 A JP 2011029874A JP 2012167208 A JP2012167208 A JP 2012167208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fish oil
shark liver
washed
desiccant
liver oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011029874A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Yamaguchi
信哉 山口
Hiroshi Miyaki
博 宮木
Hidemitsu Uchisawa
秀光 内沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center
Original Assignee
Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center filed Critical Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center
Priority to JP2011029874A priority Critical patent/JP2012167208A/ja
Publication of JP2012167208A publication Critical patent/JP2012167208A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

【課題】サメ肝臓油の魚臭を手軽に簡単に低減する方法。
【解決手段】サメ肝臓から抽出された油を炭酸水素アンモニウム溶液や陰イオン性界面活性剤を含む炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄した後、水洗し、次に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離する。または、サメ肝臓から抽出された油を陰イオン性界面活性剤溶液で洗浄し、次に炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄し、水洗し、強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離する。
【選択図】なし

Description

本発明は、サメの肝臓由来の魚油に特有な魚臭を低減する方法に関するものである。
サメの肝臓に含まれている魚油は、スクワレンや、ビタミンAに代表される各ビタミン、近年注目されているドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)などの多価不飽和脂肪酸など、さまざまな生理作用を示す物質を多く含んでおり、昔から非常に重宝されてきた。サメの肝臓は、個体が大きく、油含有量が非常に多いため、魚油を得るには非常に有利な原料である。
魚油を抽出する方法はいろいろあるが、サメ肝臓の場合は、伝統的に、肝臓を焙煎する煎取法や肝臓を酵素やアルカリ溶液で煮熟する煮取法なども行われてきた。通常、抽出された魚油は、脱ガム、脱酸、脱色、脱臭の順に精製が行われるが、サメの肝臓の場合は、脱ガムなどの工程が省略されることもある。しかし、脱臭は必須工程であり、サメ肝臓の魚油の場合は避けては通れないものである。いわゆる「魚の生臭さ」である魚臭の原因物質は、揮発性アミン類などであり、一般に、この魚臭を除去するための脱臭方法として、魚油を高真空下で180℃以上に熱し、水蒸気を長時間吹き込んでいる(非特許文献1)。また、魚油に酸素含有の気体を通してから減圧水蒸気蒸留する方法(特許文献1)や魚油を減圧下で合成吸着剤やイオン交換樹脂などと接触させる方法(特許文献2)、魚油を多孔性樹脂で処理した後に、水蒸気蒸留する方法(特許文献3)、穏和条件下で減圧水蒸気蒸留した後に、シリカゲルやケイ酸などの吸着剤を通す方法などがある(特許文献4)。いずれの方法も減圧水蒸気蒸留により脱臭を行っている。
「魚臭・畜肉臭−においの化学とマスキング」、太田静行編、恒星社厚生閣社発行、昭和56年、P102〜P111
特開平8−60177号 公報 特開平8−302382号 公報 特開平5−331487号 公報 特開平2−16195号 公報
これらの脱臭方法は、減圧下で水蒸気を吹き込むため、高額な専用の設備を必要とする欠点があり、簡単に手軽に行うことはできなかった。また、180℃以上に加熱するため、魚油が酸化や分解、変性するおそれがあることや、加熱や水蒸気発生のエネルギ−コストがかかる欠点があった。
本発明は、簡単、かつ手軽にサメ肝臓の魚油の魚臭を低減する方法を提供することを目的としている。
本発明者らは、鋭意検討した結果、上記の課題を解決する方法を見出し、本発明を完成した。
本発明におけるサメ肝臓の魚油の魚臭を低減する方法は、サメ肝臓から抽出された油を炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄した後、水洗し、次に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離することである。
別の一つの方法は、サメの肝臓の魚油を、陰イオン性界面活性剤を含む炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄した後、水洗し、次に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離することである。
また一つの方法は、サメ肝臓の魚油を陰イオン性界面活性剤にて洗浄し、次に炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄した後、水洗し、次に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離することである。
そしてこれらで使用する炭酸水素アンモニウム溶液は、10重量%以上であることが好ましい。
上記の課題解決による作用は、炭酸水素アンモニウム溶液による洗浄や強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤により魚油中の魚臭の原因物質である揮発性アミン類などが除去されるためと思われる。
上述したように、本発明の魚臭を低減する方法は、減圧操作のための特別な装置を必要とせず、また、水蒸気を吹き込むことや加熱する必要もないので、非常に経済的な方法であり、また、サメ1匹分など少量の肝臓にも対応可能な製造法である。
以下、本発明についてその好ましい様態をあげ、より具体的に述べる。
本発明のサメはその種類を問わず、ネズミザメ(モウカサメ)、ネコザメ、トラザメ、シュモクザメ、シロザメ、アブラツノザメ、ホシサメ、ドチザメ、ヨシキリザメ、アオザメなどがあげられる。
サメ肝臓から魚油の抽出法には、蒸煮法や圧搾法、煎取法などがある。脱臭だけするなら、精製せず本発明による脱臭方法を行ってもよい。
また、本発明の魚臭を低減する方法を行う前にサメ肝臓の魚油を常法により精製してもよい。精製法としては、水や酸の使用による脱ガム工程や水酸化ナトリウムによる脱酸、活性白土による脱色などがある。
魚臭の低減方法は、最初に炭酸水素アンモニウム溶液で魚油を洗浄することである。炭酸水素アンモニウムは、別名重炭酸アンモニウムともいう。また炭酸水素アンモニウム溶液を用いた洗浄は、魚油の数倍容量の炭酸水素アンモニウム溶液量で、複数回行う。洗浄は、魚油を炭酸水素アンモニウム溶液と十分に混合しなければならない。炭酸水素アンモニウムの洗浄後は、魚油を水洗するが、洗浄液の炭酸水素アンモニウム由来のアンモニア臭がなくなるまで水洗する。
別な一つの魚臭の低減方法は、最初に陰イオン性界面活性剤を含む炭酸水素アンモニウム溶液で魚油を洗浄することであるが、陰イオン性界面活性剤としては、ドデシル硫酸ナトリウムやアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどがある。溶液量は、魚油の数倍容量以上の炭酸水素アンモニウム溶液量で、複数回洗浄する。洗浄は、魚油を炭酸水素アンモニウム溶液と十分に混合しなければならない。炭酸水素アンモニウムの洗浄後は、魚油を水洗するが、洗浄液の炭酸水素アンモニウム由来のアンモニア臭がなくなるまで水洗する。
また別な一つの魚臭の低減方法は、最初に陰イオン性界面活性剤を含む水溶液で魚油を洗浄することであるが、陰イオン性界面活性剤としては、ドデシル硫酸ナトリウムやアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどがある。次に魚油の数倍容量の炭酸水素アンモニウム溶液で魚油を洗浄し、洗浄液の炭酸水素アンモニウム由来のアンモニア臭がなくなるまで水洗する。
上記のように魚油を炭酸水素アンモニウム溶液等で洗浄した後、この魚油に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させる。この乾燥剤は、水を吸着する物質であり、化学で通常用いられているものである。乾燥剤としては、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウムなどがあり、無水物が好ましい。
この乾燥剤の量は、魚油に含まれている水分の量にも異なるが、魚油の量の数重量%以上が好ましい。乾燥剤と接触させる前に、魚油を遠心分離し、含まれている水を除去してから乾燥剤を加えてもよい。
最後に、ろ過や遠心分離にて、魚油からこの乾燥剤を除去すると、魚臭が低減された魚油が得られ、完成である。
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明するが、これは単に例示の目的で述べるものであり、本発明はこれらの実施例に限定されるものでない。
魚油の抽出:ガラスビ−カ−に、冷凍保存していたアブラツノザメの肝臓280gに0.1Mの水酸化ナトリウム溶液280mLを加え、65℃の湯浴上で1時間アルカリ消化を行った。冷却後、ガ−ゼとろ紙でろ過し、中性になるまで水洗し、142gの魚油を得た。魚臭の脱臭は以下の方法で行った。
(1)5重量%炭酸水素アンモニウム:ガラス分液ロ−トに前記で得られた魚油20mLを入れた。これに5重量%炭酸水素アンモニウム(和光純薬工業社)溶液100mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸水素アンモニウム溶液を除去した。分液ロ−トの魚油に新たに5重量%炭酸水素アンモニウム溶液100mLを加え、同様の操作を行った。この操作をもう一度繰り返した。次に魚油に水を5mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
(2)10重量%炭酸水素アンモニウム:ガラス分液ロ−トに前記で得られた魚油20mLを入れた。これに10重量%炭酸水素アンモニウム溶液100mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸水素アンモニウム溶液を除去した。分液ロ−トの魚油に新たに10重量%炭酸水素アンモニウム溶液100mLを加え、同様の操作を行った。この操作をもう一度繰り返した。次に魚油に水を5mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
(3)10重量%炭酸アンモニウム:ガラス分液ロ−トに前記で得られた魚油20mLを入れた。これに10重量%炭酸アンモニウム(和光純薬工業社)溶液100mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸アンモニウム溶液を除去した。分液ロ−トの魚油に新たに10重量%炭酸アンモニウム溶液100mLを加え、同様の操作を行った。この操作をもう一度行った。次に魚油に水を5mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
(4)陰イオン界面活性剤含む10重量%炭酸水素アンモニウム:ガラス分液ロ−トに前記で得られた魚油20mLを入れた。これに0.1重量%の陰イオン界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム(和光純薬工業社)を含む10重量%炭酸水素アンモニウム溶液100mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸水素アンモニウム溶液を除去した。分液ロ−トの魚油に新たに同溶液100mLを加え、同様の操作を行った。この操作をもう一度繰り返した。次に魚油に水を5mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
上記(1)〜(4)で得られた魚油をそれぞれ遠沈管に移し、塩化カルシウム無水物(和光純薬工業社)2gを加え、十分混合し、15分間放置した。遠心分離機(CT 6D、日立工機社)にて3,500回転、10分間分離した。塩化カルシウムが沈殿し、上層に透明な魚油が得られ、この魚油を集めた。
魚臭の強さは、(3)10重量%炭酸アンモニウム>(1)5重量%炭酸水素アンモニウム>(2)10重量%炭酸水素アンモニウム>(4)陰イオン界面活性剤含む10重量%炭酸水素アンモニウム、の順であり、(4)の魚臭は微かであった。また、(1)も魚臭は感じられたが、脱臭操作前に比較すると相当低減された。
魚油の抽出は、実施例1に記載した方法で行った。魚臭の脱臭は、以下の方法で行った。ガラス分液ロ−トに魚油40mLを入れた。これに0.05重量%の陰イオン界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム(和光純薬工業社)を含む10重量%炭酸水素アンモニウム(和光純薬工業社)溶液200mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸水素アンモニウム溶液を除去した。分液ロ−トの魚油に新たにドデシル硫酸ナトリウムを含む10重量%炭酸水素アンモニウム溶液200mLを加え、同様の操作を行った。この操作をもう一度繰り返した。次に魚油に水を10mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
この魚油を遠沈管に移し、遠心分離機(CT 6D、日立工機社)にて3,500回転、10分間分離した。下層に水が分離され、上層の魚油を集めた。この魚油に硫酸ナトリウム(和光純薬工業社)3gを加え、十分混合し、15分間放置した。遠心分離機(CT 6D、日立工機社)にて3,500回転、10分間分離した。硫酸ナトリウムが沈殿し、上層に透明な魚油が得られ、この魚油を集めた。
得られた魚油の魚臭は微かであり、脱臭操作前の魚油に比較すると相当低減された。
魚油の抽出は、実施例1に記載した方法で行った。脱臭方法は、以下の方法で行った。ガラス分液ロ−トに魚油40mLを入れた。これに0.2重量%の陰イオン界面活性剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(和光純薬工業社)を含む10重量%炭酸水素アンモニウム(和光純薬工業社)溶液200mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸水素アンモニウム溶液を除去した。分液ロ−トの魚油に新たにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを含む10重量%炭酸水素アンモニウム溶液200mLを加え、同様の操作を行った。この操作をもう一度繰り返した。次に魚油に水を10mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
この魚油を遠沈管に移し、硫酸カルシウム無水物(和光純薬工業社)4gを加え、十分混合し、15分間放置した。遠心分離機(CT 6D、日立工機社)にて3,500回転、10分間分離した。硫酸カルシウムが沈殿し、上層に透明な魚油が得られ、この魚油を集めた。
得られた魚油の魚臭は微かであり、脱臭操作前の魚油に比較すると相当低減された。
魚油の抽出は、実施例1に記載した方法で行った。
脱臭方法(1):ガラス分液ロ−トに魚油40mLを入れた。これに0.2重量%の陰イオン界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム(和光純薬工業社)溶液40mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水溶液を除去した。同様の操作を計3回行った。
この魚油に10重量%炭酸水素アンモニウム(和光純薬工業社)溶液200mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸水素アンモニウム溶液を除去した。同様の操作を計3回行った。次に、魚油に水を10mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
脱臭方法(2):ガラス分液ロ−トに魚油40mLを入れた。これに10重量%炭酸水素アンモニウム(和光純薬工業社)溶液200mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸水素アンモニウム溶液を除去した。同様の操作を計3回行った。
この魚油に0.2重量%の陰イオン界面活性剤であるドデシル硫酸ナトリウム(和光純薬工業社)溶液40mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水溶液を除去した。同様の操作を計3回行った。次に、魚油に水を10mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
上記(1)と(2)で得られた魚油をそれぞれ遠沈管に移し、硫酸マグネシウム無水物(和光純薬工業社)3gを加え、十分混合し、15分間放置した。遠心分離機(CT 6D、日立工機社)にて3,500回転、10分間分離した。硫酸マグネシウムが沈殿し、上層に透明な魚油が得られ、この魚油を集めた。
結果、(1)の魚臭は微かであり、脱臭操作前の魚油に比較すると相当低減された。しかし、(2)は(1)よりも魚臭が強かった。
魚油の抽出は、実施例1に記載した方法で行った。脱臭方法は、以下の方法で行った。ガラス分液ロ−トに魚油40mLを入れた。これに0.2重量%の陰イオン界面活性剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(和光純薬工業社)溶液40mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水溶液を除去した。同様の操作を計3回行った。この魚油に10重量%炭酸水素アンモニウム溶液200mLを加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の炭酸水素アンモニウム(和光純薬工業社)溶液を除去した。分液ロ−トの魚油に新たな10重量%炭酸水素アンモニウム溶液200mLを加え、同様の操作を行った。この操作をもう一度繰り返した。次に、魚油に水を10mL加え、十分混合した。上層に魚油が分離され、下層の水を除去した。この操作を計6回繰り返し行った。
この魚油を遠沈管に移し、塩化マグネシウム無水物(和光純薬工業社)4gを加え、十分混合し、15分間放置した。遠心分離機(CT 6D、日立工機社)にて3,500回転、10分間分離した。塩化マグネシウムが沈殿し、上層に透明な魚油が得られ、この魚油を集めた。
得られた魚油の魚臭は、微かであり、脱臭操作前の魚油に比較すると相当低減された。
本発明は、魚臭が低減されているので、サメ肝臓油を原料として使用する食品や化粧品、日用品などに適用できる。

Claims (4)

  1. サメ肝臓油の魚臭を低減する方法において、サメ肝臓油を炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄した後、水洗し、次に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離することを特徴とするサメ肝臓油の処理方法。
  2. サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法において、サメ肝臓油を陰イオン性界面活性剤を含む炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄した後、水洗し、次に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離することを特徴とするサメ肝臓油の処理方法。
  3. サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法において、サメ肝臓油を陰イオン性界面活性剤にて洗浄後、炭酸水素アンモニウム溶液で洗浄、水洗し、次に強酸と強塩基からなる無機塩の乾燥剤と十分接触させ、この乾燥剤を分離することを特徴とするサメ肝臓油の処理方法。
  4. 請求項1〜3において、炭酸水素アンモニウムの濃度が10重量%以上であることを特徴とするサメ肝臓油の処理方法。
JP2011029874A 2011-02-15 2011-02-15 サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法 Withdrawn JP2012167208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011029874A JP2012167208A (ja) 2011-02-15 2011-02-15 サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011029874A JP2012167208A (ja) 2011-02-15 2011-02-15 サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012167208A true JP2012167208A (ja) 2012-09-06

Family

ID=46971658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011029874A Withdrawn JP2012167208A (ja) 2011-02-15 2011-02-15 サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012167208A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105985859A (zh) * 2015-01-30 2016-10-05 海力生集团有限公司 一种鱼肝油提取物及其制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105985859A (zh) * 2015-01-30 2016-10-05 海力生集团有限公司 一种鱼肝油提取物及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5803671B2 (ja) グリセリド油脂中のクロロプロパノール類及びその形成物質、グリシドール脂肪酸エステルを低減する方法
TW212141B (ja)
US20140018560A1 (en) Producing refined plant oils from washed crude plant oil
CN101974588B (zh) 一种鱼胶原蛋白的制备方法
JP2018504140A5 (ja)
JP2011174091A (ja) 遊離塩素を除去する工程を設けたパーム油の製造方法
CN102171236A (zh) 通过连续可再生吸附过程的三酰基甘油纯化
US20140018559A1 (en) Refined plant oils obtained from washed plant material
WO2019027315A2 (en) PROCESS FOR PRODUCING REFINED PALM OIL HAVING REDUCED 3-MCPD CONTENT
JP7343952B1 (ja) 南極オキアミ油の精製プロセス
JP2014000012A (ja) 食用油脂の製造方法
US6448423B1 (en) Refining of glyceride oils by treatment with silicate solutions and filtration
JP2012167208A (ja) サメ肝臓の油の魚臭を低減する方法
JP2506059B2 (ja) 植物粗油の製造法
WO2018182396A1 (en) Process for producing a refined vegetable oil
JP6396399B2 (ja) 飽和炭化水素含有量が低減されたパーム油
CN103289820B (zh) 一种减少植物油中过氧化物的方法
CN100343218C (zh) 植物种子中ω-6多不饱和脂肪酸的提取方法
CN106520381A (zh) 一种地沟油脂肪酸脱色脱臭的方法
JP2013014721A (ja) サメ肝臓からの油の製造法
CN104250582B (zh) 一种从蚕蛹下脚料中提取无臭白色蚕蛹油的方法
US2824885A (en) Refining triglyceride oils
JP5535461B2 (ja) 油脂の製造方法
Tzia et al. 12 Fat and Oil Processing Technology
Abd Wafti et al. Deoiling efficiency for oil extraction from spent bleaching clay and the quality of recovered oil

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513