JP2012166749A - Steering system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ラックアンドピニオン式のステアリング装置に関する。 The present invention relates to a rack and pinion type steering apparatus.
従来、車両用のステアリング装置には、ピニオン軸とラック軸とを噛合させることにより、そのステアリング操作に伴うピニオン軸の回転をラック軸の往復動に変換するラックアンドピニオン式のものがある。通常、この形式のステアリング装置には、ラック軸をピニオン軸に押し付けつつ軸方向に往復動可能に支持するラックガイド機構が設けられている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a vehicle steering apparatus includes a rack and pinion type that converts a rotation of a pinion shaft accompanying a steering operation into a reciprocating movement of the rack shaft by engaging a pinion shaft and a rack shaft. Normally, this type of steering apparatus is provided with a rack guide mechanism that supports the rack shaft so as to reciprocate in the axial direction while pressing the rack shaft against the pinion shaft (see, for example, Patent Document 1).
図10に示す例では、ラックガイド機構91は、ラック軸92を軸方向に往復動可能に支持するサポートヨーク93と、サポートヨーク93をラック軸92に押し付けるコイルバネ94とを備えており、ラックハウジング95に形成された円筒状のラックガイド収容部96内に収容されている。サポートヨーク93は、円柱状に形成されており、ラックガイド収容部96内でラック軸92に対して接離する接離方向に移動可能に収容されている。また、サポートヨーク93におけるラック軸92側の端部には、ラック軸92の軸方向視で、ラック軸92のピニオン軸97側とは反対側の背面92aと対応する円弧状に凹んだ溝部98が形成されている。そして、コイルバネ94は、ラックガイド収容部96の外部開口端99に固定されたキャップ100とサポートヨーク93との間に圧縮された状態で配置されることにより、サポートヨーク93をラック軸92側に押し付ける構成となっている。
In the example shown in FIG. 10, the
ところで、上記のようにサポートヨーク93はラックガイド収容部96内に移動可能に収容されており、同サポートヨーク93の外周面とラックガイド収容部96の内周面との間には僅かながら隙間S4が存在する。そして、上記従来の構成では、溝部98を有するサポートヨーク93をラック軸92に押し付けているに過ぎず、ラック軸92がその幅方向、すなわち接離方向と直交する平面上でラック軸92の軸方向と直交する方向に揺動する(振れる)ことを十分に抑制できているとは言えないのが実情である。
By the way, the
ここで、ラック軸92に形成されたラック歯101及びピニオン軸97に形成されたピニオン歯102は、それらの滑らかな噛み合いを確保すべく、一般に斜歯(ヘリカルギア)とされている。そのため、ラック軸92には、同ラック軸92の往復動に伴ってその幅方向の力がピニオン軸97から作用する。そのため、ステアリング操作時等において、ピニオン軸97からラック軸92に幅方向の力が作用するため、ラック軸92がその幅方向に揺動することがある。その結果、例えばサポートヨーク93がラックガイド収容部96内で傾倒することで打音が発生する虞があり、この点においてなお改善の余地があった。
Here, the
なお、特許文献2には、ラック軸をその幅方向両側から挟持するリテーナを備えたステアリング装置が開示されている。しかし、このリテーナは、ラック軸の軸端部を摺動可能に支持するエンドブッシュ(滑り軸受)の寸法ばらつきに起因してラック軸がピニオン軸との噛合部を中心として幅方向に傾斜することを抑制すべく、同噛合部からラック軸の軸方向に離間した位置に設けられている。従って、リテーナがラック軸を支持する位置が、ピニオン軸からラック軸に幅方向の力が作用する位置(噛合部)から離間することになるため、同リテーナによりラック軸の揺動を抑制することは困難である。つまり、上記特許文献2に記載のステアリング装置は、上記課題を何ら解決するものではない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ラック軸の挙動を安定させることのできるステアリング装置を提供することにある。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a steering device that can stabilize the behavior of a rack shaft.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ステアリング操作により回転するピニオン軸と、前記ピニオン軸に形成されたピニオン歯に噛合するラック歯が形成されたラック軸と、前記ラック軸を前記ピニオン軸に押し付けつつ該ラック軸の軸方向に往復動可能に支持するラックガイド機構と、前記ラックガイド機構を収容するラックガイド収容部が形成されたラックハウジングとを備え、前記ラックガイド機構は、前記ラックガイド収容部内に収容されるサポートヨーク及び押圧部材を有し、前記サポートヨークは、前記押圧部材によって前記ラック軸に押圧されつつ、前記ラック軸に対して接離する接離方向に移動可能に設けられるステアリング装置において、前記ピニオン歯及び前記ラック歯は、それぞれ斜歯に形成されたものであって、前記接離方向と直交する平面上で前記ラック軸の軸方向と直交する方向をラック軸の幅方向として、前記ラック軸における前記ピニオン軸との噛合部の前記幅方向両側に摺接する一対の支持片を有するとともに前記ラックガイド収容部に固定される支持手段を備えたことを要旨とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
上記構成によれば、ラック軸は、ラックガイド収容部に固定された支持手段の支持片によりラック軸の幅方向両側から支持される。そのため、移動可能なサポートヨークによりラック軸を支持する場合と異なり、ラック軸が幅方向に揺動することを十分に抑制できるようになる。そして、上記構成では、ラック軸におけるピニオン軸との噛合部の幅方向両側に支持片が摺接するため、ラック軸の往復動によってその噛合部においてピニオン軸からラック軸に幅方向の力が作用した場合に、ラック軸が幅方向に揺動することを効果的に抑制できるようになる。従って、ラック軸の挙動を安定させることができ、例えばサポートヨークがラックガイド収容部内で傾倒することを防いで異音の発生を抑制することができる。 According to the above configuration, the rack shaft is supported from both sides in the width direction of the rack shaft by the support pieces of the support means fixed to the rack guide housing portion. Therefore, unlike the case where the rack shaft is supported by the movable support yoke, the rack shaft can be sufficiently suppressed from swinging in the width direction. In the above configuration, since the support pieces are in sliding contact with both sides in the width direction of the meshing portion of the rack shaft with the pinion shaft, a force in the width direction acts on the rack shaft from the pinion shaft at the meshing portion by the reciprocation of the rack shaft. In this case, the rack shaft can be effectively prevented from swinging in the width direction. Therefore, the behavior of the rack shaft can be stabilized, and for example, the support yoke can be prevented from tilting in the rack guide housing portion, and the generation of abnormal noise can be suppressed.
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のステアリング装置において、前記支持手段は、前記各支持片が前記ラックガイド収容部の内周面に密着するように該ラックガイド収容部内に固定されたことを要旨とする。 According to a second aspect of the present invention, in the steering apparatus according to the first aspect, the support means is fixed in the rack guide housing portion so that the support pieces are in close contact with the inner peripheral surface of the rack guide housing portion. This is the summary.
上記構成によれば、ラック軸は、ラックガイド収容部の内周面に密着した支持片により支持されるため、ラック軸がその幅方向に揺動することをより抑制できるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のステアリング装置において、前記支持手段は、前記サポートヨークの外周に配置されるとともに前記ラックガイド収容部に固定される筒状体を備え、前記各支持片は、前記筒状体と一体形成されたことを要旨とする。
According to the above configuration, since the rack shaft is supported by the support piece that is in close contact with the inner peripheral surface of the rack guide housing portion, the rack shaft can be further suppressed from swinging in the width direction.
According to a third aspect of the present invention, in the steering apparatus according to the first or second aspect, the support means includes a cylindrical body that is disposed on an outer periphery of the support yoke and is fixed to the rack guide accommodating portion. The gist is that each of the support pieces is integrally formed with the cylindrical body.
上記構成によれば、一対の支持片がサポートヨークの外周に配置される筒状体と一体に形成されるため、別部材からなる一対の支持片により支持手段を構成する場合に比べ、部品点数を削減して簡易な構成とすることができる。 According to the above configuration, since the pair of support pieces are formed integrally with the cylindrical body disposed on the outer periphery of the support yoke, the number of parts is larger than when the support means is configured by a pair of support pieces made of different members. And a simple configuration can be achieved.
本発明によれば、ラック軸の挙動を安定させることのできるステアリング装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the steering apparatus which can stabilize the behavior of a rack shaft can be provided.
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。これにより、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト3は、コラム軸8、中間軸9、及びピニオン軸10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, in an electric power steering apparatus (EPS) 1, a
なお、EPS1は、モータ13を駆動源として、そのコラム軸8を回転駆動する所謂コラムアシスト型のEPSとして構成されている。具体的には、モータ13は、ウォーム&ホイール等からなる減速機構14を介してコラム軸8と駆動連結されている。そして、モータ13の回転を減速機構14により減速してコラム軸8に伝達することによって、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成になっている。
The
次に、ラックアンドピニオン機構及びその周辺構成について説明する。
ラックアンドピニオン機構4は、ラック軸5に形成されたラック歯21とピニオン軸10に形成されたピニオン歯22とを噛合させることにより構成されている。本実施形態のラック歯21は、その歯すじがラック軸5の軸線に対して傾斜した斜歯(ヘリカルギア)に形成されるとともに、ピニオン歯22は、その歯すじがピニオン軸10の軸線に対して傾斜した斜歯に形成されている。そして、ラック軸5は、略円筒状のラックハウジング23内においてピニオン軸10と所定の交叉角をもって配置されている。また、EPS1には、ラック軸5をピニオン軸10に押し付けつつ、同ラック軸5の軸方向に往復動可能に支持するラックガイド機構24が設けられている。そして、このラックガイド機構24によりラック歯21とピニオン歯22との間のバックラッシュが適正に保たれ、歯打ち音の発生が抑制されている。
Next, the rack and pinion mechanism and its peripheral configuration will be described.
The rack and
詳述すると、図2に示すように、ラックハウジング23には、ピニオン軸10が収容されるピニオン収容部31と、ピニオン収容部31との間にラック軸5を挟んでラックガイド機構24が収容されるラックガイド収容部32が形成されている。ピニオン収容部31は、ピニオン軸10の軸方向に延び、一端(図2における上端)が開口した円筒状に形成されている。一方、ラックガイド収容部32は、ラック軸5及びピニオン軸10と略直交する方向に延び、一端(図2における右端)がラックハウジング23の内部に開口するとともに他端(図2における左端)がラックハウジング23の外部に開口した円筒形状に形成されている。
Specifically, as shown in FIG. 2, the
ピニオン軸10は、上記中間軸9(図1参照)に連結される上端10aがピニオン収容部31から突出する態様で同ピニオン収容部31内に収容されている。そして、ピニオン軸10は、ピニオン収容部31内に設けられた軸受33,34により回転可能に支持されている。なお、ピニオン歯22は、ピニオン軸10における上記軸受33により支持された部分と軸受34により支持された部分との間に形成されている。
The
図2及び図3に示すように、ラックガイド機構24は、ラック軸5を軸方向に往復動可能に支持するサポートヨーク41と、サポートヨーク41をラック軸5に押し付ける押圧部材としてのコイルバネ42とを備えている。サポートヨーク41は、略円柱状に形成されるとともに、ラックガイド収容部32内において、ラック軸5及びピニオン軸10の軸方向と略直交する方向、すなわちラック軸5に対して接離する接離方向に移動可能に収容されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
また、サポートヨーク41におけるラック軸5側の端部には、ラック軸5の軸方向視で、断面が略円形状に形成されたラック軸5のピニオン軸10側とは反対側の背面5aと対応する円弧状に凹んだ溝部43が形成されるとともに、溝部43にはラック軸5を押し付ける際の摺接面となる円弧状のシート部材44が固定されている。なお、本実施形態では、サポートヨーク41は、金属材料により形成され、シート部材44は、金属板に低摩擦材料からなる樹脂をコーティングすることにより形成されている。一方、サポートヨーク41におけるラック軸5と反対側の端部には、凹部45が形成されている。
Further, at the end of the
ラックガイド収容部32におけるラックハウジング23の外部に開口した外部開口端46は、略円板状のキャップ47が螺着されることにより閉塞されている。そして、コイルバネ42は、サポートヨーク41とキャップ47との間に圧縮された状態で配置されており、サポートヨーク41をラック軸5に押し付けている。具体的には、コイルバネ42は、その一端がサポートヨーク41に設けられた凹部45の底面45aに着座し、他端がキャップ47の内面47aに着座している。これにより、サポートヨーク41は、ラック軸5をピニオン軸10側に押し付けつつ、往復動可能に支持する構成となっている。
The
(挙動安定化構造)
次に、ラック軸が往復動する際の挙動を安定化させるための構造について説明する。
上記のようにラック歯21及びピニオン歯22は斜歯とされているため、ラック軸5の往復動に伴って同ラック軸5にはその幅方向、すなわち接離方向と直交する平面上でラック軸5の軸方向と直交する方向の力がピニオン軸10から作用する。その結果、ステアリング操作時等において、ピニオン軸10からラック軸5に幅方向の力が作用し、ラック軸5が幅方向に揺動することで、例えばサポートヨーク41がラックガイド収容部32内で傾倒して打音が発生する虞がある。
(Behavior stabilization structure)
Next, a structure for stabilizing the behavior when the rack shaft reciprocates will be described.
Since the
この点を踏まえ、ラックガイド機構24は、ラックガイド収容部32に固定される支持手段としてのガイドブッシュ51を備えている。
詳述すると、ラックガイド収容部32は、上記外部開口端46を構成する大径部52と、大径部52に連続するとともに同大径部52の内径よりも小さな内径を有する小径部53とからなる。
In consideration of this point, the
More specifically, the rack
図3及び図4に示すように、ガイドブッシュ51は、サポートヨーク41の外周に配置される円筒状の筒状体55、及び筒状体55におけるラック軸5側の端部から同ラック軸5側に一体的に延出されるとともに、ラック軸5におけるピニオン軸10との噛合部56の幅方向両側に摺接する一対の支持片57を有している。なお、本実施形態では、ガイドブッシュ51は、樹脂材料により構成されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
筒状体55は、その外径及び内径が一定の円筒状に形成されており、その外径は、小径部53の内径と等しく形成されている。筒状体55におけるラック軸5と反対側の端部には、径方向外側に延出される複数(本実施形態では、4つ)の延出部58が形成されている。そして、ガイドブッシュ51は、筒状体55の延出部58が大径部52と小径部53の段差面59と、大径部52に固定されたC字型の止め輪60との間に挟持されることにより、ラックガイド収容部32内に固定されている。
The
また、筒状体55の内径は、サポートヨーク41の外径よりも僅かに大きく形成されており、筒状体55の内周面55aとサポートヨーク41の外周面41aとの間には隙間S1が形成されている。サポートヨーク41の外周面41aには、その周方向に延びる環状の装着溝61が複数(本実施形態では、2つ)形成されるとともに、装着溝61には、Oリング62がそれぞれ装着されている。
Further, the inner diameter of the
なお、ガイドブッシュ51の筒状体55とラック軸5の背面5aとの間には、隙間S2が形成されている。この隙間S2は、接離方向に沿った長さがサポートヨーク41とキャップ47との間の隙間S3における接離方向に沿った長さよりも大きく形成されている。これにより、逆入力応力の印加等によりラック軸5が同ラック軸5及びピニオン軸10の軸方向と直交する方向、すなわち上記接離方向に変位した際に、ラック軸5がガイドブッシュ51に衝突しないようになっている。
A gap S <b> 2 is formed between the
各支持片57は、ラック軸5におけるその幅方向の長さが最大となる最大幅部63に摺接している。なお、上記のようにラック軸5は断面略円形状に形成されているため、ラック軸5における中心Oの幅方向両側端部が最大幅部63となる。そして、各支持片57のラック軸5との摺接面57aは、接離方向と平行な平面状に形成されており、ラック軸5に対して線接触している。
Each
図5に示すように、ラックガイド収容部32の内周面32aにおける各支持片57と対向する位置には、ラック軸5の幅方向に突出する凸部64がそれぞれ形成されている。これにより、ラックガイド収容部32の内周面32aにおける支持片57と対向する位置でのラック軸5の幅方向の間隔L1が、筒状体55と対向する位置でのラック軸5の幅方向の間隔L2よりも小さくなっている(図3参照)。なお、図5では、説明の便宜上、凸部64を誇張して示している。そして、支持片57は、その摺接面57aと反対側の側面57bがラックガイド収容部32の内周面32aに密着している。なお、側面57bは、筒状体55の外径と同一の直径を有する断面円弧状の湾曲面とされている。
As shown in FIG. 5,
このように構成されたEPS1では、ラック軸5は、ステアリング操作等により往復動する際に、その噛合部56においてピニオン軸10からラック軸5の幅方向の力が作用しても、ラックガイド収容部32に固定されたガイドブッシュ51の支持片57により幅方向に揺動することが抑制されるようになっている。
In the
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ラックガイド機構24は、ラック軸5におけるピニオン軸10との噛合部56の幅方向両側に摺接する一対の支持片57を有するとともに、ラックガイド収容部32内に固定されるガイドブッシュ51を備えた。
As described above, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The
上記構成によれば、ラック軸5は、同ラックガイド収容部32に固定されたガイドブッシュ51の支持片57によりラック軸5の幅方向両側から支持される。そのため、移動可能なサポートヨーク41のみによりラック軸5を支持する場合と異なり、ラック軸5が幅方向に揺動することを十分に抑制できるようになる。そして、上記構成では、ラック軸5におけるピニオン軸10との噛合部56の幅方向両側に支持片57が摺接するため、ラック軸5の往復動によってその噛合部56においてピニオン軸10からラック軸5に幅方向の力が作用した場合に、ラック軸5が幅方向に揺動することを効果的に抑制できるようになる。従って、ラック軸5の挙動を安定させることができ、例えばサポートヨーク41がラックガイド収容部32内で傾倒することを防いで異音の発生を抑制することができる。
According to the above configuration, the
(2)ガイドブッシュ51を、各支持片57がラックガイド収容部32の内周面32aに密着するように同ラックガイド収容部32内に固定したため、ラック軸5がその幅方向に揺動することをより抑制できるようになる。
(2) Since the
(3)各支持片57を、サポートヨーク41の外周に配置されるとともにラックガイド収容部32に固定される筒状体55と一体形成したため、部品点数を削減して簡易な構成とすることができる。
(3) Since each
(4)ラックガイド収容部32の内周面32aに凸部64を形成することにより、同ラックガイド収容部32の内周面32aにおける支持片57と対向する位置でのラック軸5の幅方向の間隔L1が、筒状体55と対向する位置でのラック軸5の幅方向の間隔L2よりも小さくなるようにした。上記構成によれば、筒状体55やラックガイド収容部32等に寸法ばらつきがあっても、ラック軸5を幅方向両側から支持する支持片57とラックガイド収容部32の内周面32aとの間に隙間が形成されることを防止し、支持片57をラックガイド収容部32の内周面32aに確実に密着させることができる。
(4) By forming the
(5)支持片57が、ラック軸5におけるその幅方向の長さが最大となる最大幅部63に摺接するようにしたため、安定してラック軸が幅方向に揺動することを抑制できるようになる。
(5) Since the
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。なお、説明の便宜上、同一の構成については上記第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. For convenience of explanation, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
図6に示すように、本実施形態のラックガイド機構24において、サポートヨーク41におけるラック軸5側の端部は、平坦な平面状に形成されている。一方、サポートヨーク41におけるラック軸5と反対側の端部には、接離方向に突出する円柱状の位置決め突部71が形成されている。そして、サポートヨーク41は、ラックガイド収容部32の外部開口端46に固定されるキャップ47とサポートヨーク41との間で圧縮された状態で配置される押圧部材としての皿バネ72により、ラック軸5側に押し付けられている。
As shown in FIG. 6, in the
ここで、本実施形態のラックガイド機構24は、ラックガイド収容部32に固定される円環状のスペーサ73を備えている。そして、スペーサ73にキャップ47が当接することにより、サポートヨーク41とキャップ47との間の隙間S3における接離方向に沿った長さが予め設定された長さとなり、皿バネ72が予め設定された所定量だけ圧縮されるようになっている。
Here, the
具体的には、ラックガイド収容部32は、大径部52と小径部53との間に、同大径部52の内径よりも小さく、且つ小径部53の内径よりも大きな内径を有する中間部74を有している。スペーサ73は、大径部52の内径と等しい外径を有するとともに皿バネ72の外径よりも大きな内径を有する円筒状の本体部75、及び本体部75におけるラック軸5側の端部から径方向内側に延出される円環状のフランジ部76からなる。なお、フランジ部76の内径は、サポートヨーク41の外径よりも僅かに大きく形成されている。そして、スペーサ73は、そのラック軸5側の端面73aが大径部52と中間部74との間の段差面77に当接した状態でラックガイド収容部32内に固定されている。
Specifically, the rack
皿バネ72は、サポートヨーク41の位置決め突部71の外周に嵌合するとともに、サポートヨーク41とキャップ47との間に圧縮された状態で配置されている。そして、キャップ47がラックガイド収容部32の外部開口端46に螺着され、スペーサ73におけるラック軸5と反対側の端面73bに当接することで、皿バネ72が所定量圧縮され、所望の押圧力がサポートヨーク41に作用する構成となっている。
The
ガイドブッシュ51は、延出部58が中間部74と小径部53との間の段差面78及びスペーサ73間で挟持されることにより、ラックガイド収容部32内に固定されている。そして、図6及び図7に示すように、支持片57には、ラック軸5を押し付ける際の摺接面となるシート部材81が設けられている。なお、シート部材81のラック軸5との摺接面81aは、接離方向と平行な平面状に形成されており、ラック軸5に対して線接触している。また、支持片57のシート部材81は、上記第1実施形態と同様に、ラック軸5の最大幅部63に摺接する。
The
具体的には、図8(a)に示すように、筒状体55における支持片57と対応する位置には、その軸方向に貫通する断面四角形状の貫通孔82が形成されている。貫通孔82におけるラック軸5と反対側の端部には、ラック軸5の軸方向に延びる係止凹部83が形成されている。一方、図8(b)に示すように、シート部材81は、貫通孔82に対応した長方形板状に形成されるとともに、ラック軸5と反対側の端部には係止凹部83に挿入される係止片84が形成されている。そして、シート部材81は、貫通孔82内に挿入されることにより、ガイドブッシュ51に固定されている。なお、シート部材81は、金属板に低摩擦材料からなる樹脂がコーティングされることにより形成されている。
Specifically, as shown in FIG. 8A, a through-
以上記述したように、本実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)〜(5)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(6)支持片57に低摩擦材料からなる樹脂がコーティングされたシート部材81を設けることにより、同支持片57のラック軸5との摺接面が低摩擦材料により構成されるようにした。これにより、支持片57とラック軸5との間の摺動抵抗が低減するため、円滑にラック軸5がその軸方向に往復動できるようになり、優れた操舵フィーリングを実現することができる。
As described above, according to this embodiment, in addition to the effects (1) to (5) of the first embodiment, the following effects can be achieved.
(6) By providing the
(7)ラックガイド収容部32に、キャップ47が当接することによりサポートヨーク41と同キャップ47との間の隙間S3を規定するスペーサ73を設けた。上記構成によれば、スペーサ73に当接するようにキャップ47をラックガイド収容部32の外部開口端46に固定することで、皿バネ72が所定量圧縮され、所望の押圧力が発生するようになる。これにより、ラックガイド機構24の組み付け性の向上を図ることができる。また、車両の仕様等に応じてスペーサ73の大きさを変更することで皿バネ72の押圧力を容易に変更することができるため、組み付け性の向上を図りつつ、仕様等の異なる車両間でラックハウジング23の形状を共通化することが可能になる。
(7) The rack guide
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記第1実施形態では、支持片57がラック軸5の最大幅部63に摺接するようにしたが、これに限らず、最大幅部63以外の部分に摺接するようにしてもよい。同様に、上記第2実施形態において、支持片57に設けられたシート部材81が、ラック軸5の最大幅部63以外の部分に摺接するようにしてもよい。
In addition, the said embodiment can also be implemented in the following aspects which changed this suitably.
In the first embodiment, the
・上記第1実施形態では、止め輪60を用いてガイドブッシュ51をラックガイド収容部32内に固定したが、これに限らず、例えば皿バネ等を用いて固定するようにしてもよい。
In the first embodiment, the
・上記第1実施形態では、各支持片57のラック軸5との摺接面57aを接離方向と平行な平面状に形成したが、これに限らず、摺接面57aにラック軸5の最大幅部63が挿入される溝を形成してもよい。同様に、上記第2実施形態において、シート部材81のラック軸5との摺接面81aにラック軸5の最大幅部が挿入される溝を形成してもよい。
In the first embodiment, the
・上記第2実施形態では、スペーサ73によりガイドブッシュ51をラックガイド収容部32内に固定したが、これに限らず、スペーサ73とは別に止め輪を設け、同止め輪によりによりガイドブッシュ51を固定するようにしてもよい。
In the second embodiment, the
・上記各実施形態では、ラックガイド収容部32の内周面32aにおける支持片57と対向する位置に凸部64を形成することにより、ラックガイド収容部32の内周面32aにおける支持片57と対向する位置でのラック軸5の幅方向の間隔L1が、筒状体55と対向する位置でのラック軸5の幅方向の間隔L2よりも小さくなるようにした。しかし、これに限らず、例えばラックガイド収容部32(小径部53)の内周面32aを外部開口端46側から内部側に向かって小径となるテーパ状に形成することにより、間隔L1が間隔L2よりも小さくなるようにしてもよい。また、例えばラックガイド収容部32に凸部64を形成せず、支持片57の側面57bに凸部を形成したり、筒状体55の外周面をテーパ状に形成したりしてもよい。さらに、凸部64を形成せず、間隔L1と間隔L2とが等しくなるようにラックガイド収容部32を形成してもよい。
In each of the above embodiments, by forming the
・上記各実施形態において、図9に示すように、支持片57の側面57bにおいて、ラックガイド収容部32の凸部64と対向する位置に、同凸部64が挿入される嵌合溝86を形成してもよい。この場合、凸部64及び嵌合溝86の形状、大きさを適宜設定することにより、ガイドブッシュ51をラックガイド収容部32に固定することができる。これにより、上記各実施形態におけるガイドブッシュ51を固定するための延出部58等の構成を省くことが可能になる。なお、図9に示す構成に限らず、支持片57の側面57bに凸部を形成し、ラックガイド収容部32の内周面32aに嵌合溝を形成してもよい。
In each of the above embodiments, as shown in FIG. 9, the
・上記各実施形態では、支持片57がラックガイド収容部32の内周面32aに密着するようにしたが、これに限らず、例えば、支持片57がラックガイド収容部32の内周面32aに接触せず、ラックハウジング23内に突出するようにしてもよい。
In each of the above embodiments, the
・上記各実施形態では、サポートヨーク41の外周面41aにOリング62が装着される装着溝61を形成したが、これに限らず、筒状体55の内周面に装着溝を形成してもよい。また、サポートヨーク41と筒状体55との間にOリング62を介在させなくてもよい。
In each of the above embodiments, the mounting
・上記各実施形態では、筒状体55及び筒状体55と一体形成される一対の支持片57からなるガイドブッシュ51により支持手段を構成したが、これに限らず、別部材からなる一対の支持片により支持手段を構成してもよい。
In each of the above-described embodiments, the support means is configured by the
・上記各実施形態では、サポートヨーク41を金属材料により構成し、ガイドブッシュ51を樹脂材料により構成したが、これに限らず、これらを他の材料により構成してもよい。
In each of the above embodiments, the
・上記各実施形態では、本発明をコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置(EPS)として構成されたステアリング装置に具体化した。しかし、これに限らず、例えば所謂ラックアシスト型等、コラムアシスト型以外のEPSや油圧式のパワーステアリング装置、或いはノンアシスト型のステアリング装置に適用してもよい。 In each of the above embodiments, the present invention is embodied in a steering device configured as a column assist type electric power steering device (EPS). However, the present invention is not limited to this, and the present invention may be applied to an EPS other than the column assist type such as a so-called rack assist type, a hydraulic power steering device, or a non-assist type steering device.
次に、上記各実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)請求項3に記載のステアリング装置において、前記ラックガイド収容部は、該ラックガイド収容部の内周面における前記支持片と対向する位置での前記ラック軸の幅方向の間隔が、前記筒状体と対向する位置での前記ラック軸の幅方向の間隔よりも小さくなるように形成されたことを特徴とするステアリング装置。上記構成によれば、筒状体やラックガイド収容部等に寸法ばらつきがあっても、ラック軸を幅方向両側から支持する支持片とラックガイド収容部の内周面との間に隙間が形成されることを防止し、支持片をラックガイド収容部の内周面に密着させることができる。
Next, technical ideas that can be understood from the above embodiments and other examples will be described below together with their effects.
(A) In the steering apparatus according to
(ロ)請求項1〜3、上記(イ)のいずれか一項に記載のステアリング装置において、前記支持片の前記ラック軸との摺接面は、低摩擦係数を有する材料により構成されたことを特徴とするステアリング装置。上記構成によれば、支持片とラック軸との間の摺動抵抗が低減するため、円滑にラック軸がその軸方向に往復動できるようになり、優れた操舵フィーリングを実現することができる。
(B) In the steering apparatus according to any one of
(ハ)請求項1〜3、上記(イ)、(ロ)のいずれか一項に記載のステアリング装置において、前記押圧部材は、前記サポートヨークと前記ラックガイド収容部の外部開口端に固定されたキャップとの間で押し縮められることにより該サポートヨークを前記ラック軸に押し付けるものであって、前記ラックガイド収容部には、前記キャップが当接することにより前記サポートヨークと該キャップとの間の隙間を規定するスペーサが設けられたことを特徴とするステアリング装置。上記構成によれば、スペーサに当接するようにキャップをラックガイド収容部の外部開口端に固定することで、押圧部材が予め設定された量だけ圧縮され、所望の押圧力が発生するようになる。これにより、ラックガイド機構の組み付け性の向上を図ることができる。また、車両の仕様等に応じてスペーサの大きさを変更することで押圧部材の押圧力を容易に変更することができるため、組み付け性の向上を図りつつ、仕様等の異なる車両間でラックハウジングの形状を共通化することができる。
(C) In the steering device according to any one of
1…電動パワーステアリング装置(EPS)、4…ラックアンドピニオン機構、5…ラック軸、10…ピニオン軸、21…ラック歯、22…ピニオン歯、23…ラックハウジング、24…ラックガイド機構、31…ピニオン収容部、32…ラックガイド収容部、32a,55a…内周面、41…サポートヨーク、42…コイルバネ、43…溝部、44,81…シート部材、45…凹部、46…外部開口端、47…キャップ、51…ガイドブッシュ、52…大径部、53…小径部、55…筒状体、56…噛合部、57…支持片、57a,81a…摺接面、57b…側面、63…最大幅部、64…凸部、71…位置決め突部、72…皿バネ、73…スペーサ、74…中間部、86…嵌合溝、L1,L2…間隔、S1〜S3…隙間。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ピニオン歯及び前記ラック歯は、それぞれ斜歯に形成されたものであって、
前記接離方向と直交する平面上で前記ラック軸の軸方向と直交する方向をラック軸の幅方向として、前記ラック軸における前記ピニオン軸との噛合部の前記幅方向両側に摺接する一対の支持片を有するとともに前記ラックガイド収容部に固定される支持手段を備えたことを特徴とするステアリング装置。 A pinion shaft that rotates by a steering operation, a rack shaft formed with rack teeth that mesh with pinion teeth formed on the pinion shaft, and a reciprocating motion in the axial direction of the rack shaft while pressing the rack shaft against the pinion shaft A rack guide mechanism that supports the rack guide mechanism, and a rack housing in which a rack guide housing portion that houses the rack guide mechanism is formed. The rack guide mechanism includes a support yoke and a pressing member that are housed in the rack guide housing portion. In the steering device, wherein the support yoke is provided so as to be movable in a contacting / separating direction contacting and separating from the rack shaft while being pressed by the pressing member by the pressing member.
The pinion teeth and the rack teeth are each formed as oblique teeth,
A pair of supports that are in sliding contact with both sides in the width direction of the meshing portion of the rack shaft with the pinion shaft, with a direction orthogonal to the axial direction of the rack shaft on a plane orthogonal to the contact and separation direction A steering apparatus having a piece and supporting means fixed to the rack guide housing portion.
前記支持手段は、前記各支持片が前記ラックガイド収容部の内周面に密着するように該ラックガイド収容部内に固定されたことを特徴とするステアリング装置。 The steering apparatus according to claim 1, wherein
The steering device according to claim 1, wherein the support means is fixed in the rack guide housing portion so that the support pieces are in close contact with an inner peripheral surface of the rack guide housing portion.
前記支持手段は、前記サポートヨークの外周に配置されるとともに前記ラックガイド収容部に固定される筒状体を備え、
前記各支持片は、前記筒状体と一体形成されたことを特徴とするステアリング装置。 The steering apparatus according to claim 1 or 2,
The support means includes a cylindrical body that is disposed on an outer periphery of the support yoke and is fixed to the rack guide housing portion.
Each of the support pieces is integrally formed with the cylindrical body.
Priority Applications (1)
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JP2011030931A JP2012166749A (en) | 2011-02-16 | 2011-02-16 | Steering system |
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Family Applications (1)
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-
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