JP2012166291A - 打撃装置用チゼル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ビルの解体、道路の破壊等コンクリートやアスファルト等の破壊、除去等には、従来から打撃型装置が用いられている。このような打撃型装置は、大きな騒音を発するものであり、また、手持ちの場合には手にも大きな衝撃がある。騒音が大きくなると周囲環境の問題から作業が難しくなる場合がある。また、手持ちの場合、作業員にかかる衝撃はより小さいことが望まれる。
【解決手段】 打撃装置の先端部に交換可能に固着され、該打撃装置の往復動による衝撃力を被処理材に与えるものであって、該打撃装置と固着される根本部、該被処理材に接当する先端部、及び該根本部と該先端部を接続する弾性体から構成されもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、打撃装置用チゼルに関するものである。
ビルの解体、道路の破壊等コンクリートやアスファルト等の破壊、除去等には、従来から打撃型装置が用いられている。これは、圧縮エアーや電気、油圧等を駆動源として、すなわち往復動する打撃部が先端部を叩き、それによって先端部が往復動するものである。この先端部は、直接被破壊又は被除去材に衝突するものである。よって、硬度の高い金属等で構成されているが、損傷、摩耗するものである。よって、この先端部は交換可能となっている。この交換可能な先端部をここではチゼルという。
このような打撃型装置は、大きな騒音を発するものであり、また、手持ちの場合には手にも大きな衝撃がある。騒音が大きくなると周囲環境の問題から作業が難しくなる場合がある。また、手持ちの場合、作業員にかかる衝撃はより小さいことが望まれる。
このようなことを防止するため、打撃部に弾性体を設けることも考えられが、弾性体が老化したときに交換が難しい。
そこで、被処理材に対する打撃力の減少は極力抑え、騒音や手に対する衝撃を軽減するための新規なチゼルを提供する。
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明チゼルを完成したものであり、その特徴とするところは、打撃装置の先端に交換可能に固着され、該打撃装置の往復動による衝撃力を被処理材に与えるものであって、該打撃装置に固着される根本部、該被処理材に接当する先端部、及び該根本部と該先端部を接続する弾性体から構成される点にある。
ここでいう打撃装置とは、往復動によってコンクリートやアスファルトその他の部材(被処理材)を破砕、破壊、剥離、除去等する装置をいう。一般には、ブレーカー、破砕機その他の名称で呼ばれるものである。片手で持って作業するピストルタイプ、両手で持つタイプ、パワーショベルのような油圧の装置の先端に接続された大型のもの等どのようなものでもよい。
本発明でいうチゼルは、前記説明した打撃装置の先端に交換可能に固着されるものである。その大きさや全体的な形状は自由である。基本的には、使用する駆動源によって自ずと決まると考えられる。
本発明チゼルは、少なくとも3つの部材から構成されている。根本部、先端部及び弾性体である。
根本部は、駆動源に接続する部分である。その形状(主としてその断面形状)は使用する駆動源によって決めればよい。断面が正方形、正六角形、その他である。単に差し込むだけでなく、通常は何らかの手段で固定される。
先端部は、チゼルの先端であり、被処理材に直接衝突する部分である。その形状は自由である。すなわち、ヘラ型、先端が尖った針型、その他、用途によって決めればよい。複数に分離しているタイプでもよい。例えば、多数の針を有するタイプ等である。
弾性体とは、ゴム、軟質プラスチック、発砲プラスチック、金属その他のバネ等であり、変形でき、元の形状に戻ればよい。ゴムが性能的にも、価格的にも優れている。
この弾性体を介して、先端部と根本部は接続されている。よって、先端部は弾性体に接続され、その弾性体に根本部も接続されているのである。このように接続する方法は種々考えられる。チゼルは金属製であるため、チゼルの中間部で分離し、又は最初から短い先端部と根本部を準備し、その2つの部材の間に弾性部材を固定すればよい。チゼルの中間部は通常、棒状であり、その断面は円形、正方形、長方形が多い。このような棒状のものと弾性体を接続するのである。
棒状のものと弾性体との接続が難しい場合、金属の棒状のものに金属板を溶接し、その金属板と弾性体を固着してもよい。もちろん、中間体は金属板だけでなくどのようなものでもよい。
また、接続(連結)の方法は、接着剤で貼る方法、ボルトやネジを用いる方法、締め付ける方法その他でよい。
弾性体を中間に設けているため、根本部の動作が弾性体を介して先端部に伝わるのである。弾性体がクッション効果を発揮する長さは、先端部との固定位置と根本部との固定位置の距離である。これを長くするとクッション効果が大きくなる。
また根本部と先端部の距離も問題である。通常は5〜20mm程度離すのが好適であるが、作業方法等により変わるものである。
弾性体の硬さ(柔軟性)は、打撃具の大きさや、力によって決まるが、人間の手の力ではほとんど変形しない程度の柔軟性である。
本発明には次のような効果がある。
(1) チゼルの中間部に弾性体が存在するため、根本の往復動が先端部にそのまま伝わらずクッション効果があり、騒音が大きく減少する。
(2) 前記クッション効果により、作業員の手にかかる衝撃が軽減される。
(3) 装置自体の負担も軽減され寿命が延びる。
(4) 弾性体を交換することによってクッション効果を調整することも可能である。
本発明チゼルの1例の断面図である。 図1の例の編面図である。 本発明チゼルの他の例を示す断面図である。 本発明チゼルの他の例を示す断面図である。
以下図面に示す実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明チゼル1の1例を打撃装置Hに取り付けたところを示す側面図である。根本部2が装置Hにはめ込まれている。この根本部2には、補助板3が溶接されている。溶接の方法は、根本部2にカッターで深い溝を設け、その溝に補助板3を嵌め、周囲を溶接したものである。先端部4は先の尖ったヘラ状である。この先端部4にも補助板5が同様の方法で溶接されている。この補助板3、5には弾性体6がボルト7とナット8で固定されている。この例の弾性体6はゴム板である。この例のサイズは、全体の長さが約20cmである。
図2は図1のチゼルの平面図である。ボルト7が4本見えている。このボルトにより強固に固定されているのがわかる。また、根本部2には、はめ込み固定用の凹部Cが設けられている。
図3は本発明チゼルの他の例を示す断面図である。この例では、根本部2と先端部4の断面が円形であり、それが円筒状の弾性体61を介して連結されている。弾性体と各部の固着は接着剤で行われている。
図4は、図3と同様筒状の弾性体を用いたものである。接着剤を用いるのは同様である。しかし、この例では根本部2と先端部4に環状の凹部(溝)9を設けて、弾性体61が抜けるのを防止している。その溝の上方に弾性体61を金属10で締め付けている。
1 本発明チゼル
2 根本部
3 補助板
4 先端部
5 補助板
6 弾性体
7 ボルト
8 ナット

Claims (1)

  1. 打撃装置の先端部に交換可能に固着され、該打撃装置の往復動による衝撃力を被処理材に与えるものであって、該打撃装置と固着される根本部、該被処理材に接当する先端部、及び該根本部と該先端部を接続する弾性体から構成されることを特徴とするチゼル。

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