JP2012163762A - 画像表示装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の画像表示装置は、液晶パネルと、液晶パネルの背面側に設けられた光源と、複数の液晶素子を制御することにより、光源からの光の透過率を目標値に遷移させる素子制御手段と、輝度信号に対応する透過率である最終目標値が現在の透過率よりも高い液晶素子に対して、その液晶素子の透過率が所定時間で最終目標値に到達するか否かを判断する判断手段と、光源の光量を制御する光源制御手段と、を有し、透過率が所定時間で最終目標値に到達しない液晶素子が存在する場合に、素子制御手段は、液晶素子間で共通の低下率で最終目標値を低下させることにより得られる透過率の値を目標値に設定し、光源制御手段は、光源の光量を標準光量に低下率の逆数を乗算した光量に増す制御を行う。
【選択図】図1
Description
また、正確なオーバードライブ電圧を求めるために、前フレーム(1つ前のフレーム)でどの程度まで透過率が遷移したのか、即ち図17(C)におけるT1’の値、を予測して、その予測値に基づいて次フレームの電圧制御値を求める手法がある(特許文献2)。
そのため、全駆動電圧範囲を使用して静止画像を表示する場合と比較して、動画像を表示する場合には階調性が低下するという問題点があった。
以下、本発明の実施例1に係る画像表示装置およびその制御方法について説明する。
図1は、本実施例に係る画像表示装置の構成を示す模式図である。本実施例では、輝度信号として、色成分毎(赤成分、緑成分、青成分)の信号が入力されるものとする。
液晶パネル11は、複数の液晶素子を有するアクティブマトリクス型の液晶パネルである。本実施例では、液晶パネル11は、複数の色成分に対応する複数の液晶素子を有する。
バックライトモジュール12は、液晶パネル11の背面側に配置されて、画像表示装置の光源として作用する。本実施例では、液晶パネル11は、複数の領域(図2(B)のブロックA〜F)に区分されており、バックライトモジュール12は、複数の領域に対応する複数の光源を有する。
ブロックゲイン算出部3とバックライトドライバ9により、本発明の光源制御手段が実現される。即ち、それらの機能ブロックにより、バックライトの光量が制御される。
ックライト制御値を選択し、選択バックライト制御値R3として出力する。バックライト制御値R300および選択バックライト制御値R3の決定方法の詳細は後述する。
目標透過率設定部5は、選択バックライト制御値R3と前フレーム目標輝度値R4を入力して目標透過率R5(目標値)を出力する。本実施例では、前フレーム目標輝度値R4を選択バックライト制御値R3で除算した値を目標透過率R5として算出する。
駆動レベル算出部6は目標透過率R5と後述する前々フレーム到達透過率R8に基づいて赤成分駆動制御値R6を出力する。駆動レベル算出方法の詳細は後述する。
到達透過率予測部7は目標透過率R5と後述する前々フレーム到達透過率R8に基づいて前フレーム到達透過率R7を算出する。到達透過率予測方法の詳細は後述する。
到達透過率遅延部8は前フレーム到達透過率R7を1フレーム遅延して前々フレーム到達透過率R8として出力する。
液晶ドライバ10は、赤成分駆動制御値R6、緑成分駆動制御値R26、及び、青成分駆動制御値R36に基づいて液晶パネル11を駆動する駆動信号R10(駆動電圧)を出力する。液晶素子は、透過率を駆動信号R10に応じた透過率に設定する。具体的には、液晶素子の透過率は、目標値(目標透過率R5)へ遷移する。
制御部99は、不図示の制御線を通じて装置全体の動作の制御を行う。
ベース基板121は、後述の部材が実装される基板である。
LED素子122は、LED駆動信号R9に従って発光する白色発光ダイオードである。
リブ123は、ベース基板121の外周部およびブロック間を仕切る部材である。
拡散版124は、LED素子122からの光を均一に拡散する。
本実施例のバックライトモジュール12は、リブ123により一方のブロックから他方のブロックへ光が洩れない構造になっている。そのため、それぞれのブロックの光量は独立に制御することができる。
駆動レベル算出部6は、前々フレーム到達透過率R8と目標透過率R5をインデックス
として赤成分駆動制御値R6を検索可能な2次元ルックアップテーブルを用いて、赤成分駆動制御値R6を検索し、出力する。このテーブルの例を図3に示す。このテーブルは、例えば、図16(A)〜(C)における前フレームの透過率T0、現フレームの目標輝度値L1、現フレームの電圧制御値V1の関係を実際の液晶パネルで実測して、その結果に基づいて作成されたものである。なお、図17(A)〜(C)のように十分な速度で透過率を増加、低減することができないケースでは、電圧制御値V1は0%または100%にクリッピングした値となる。
到達透過率予測部7は、前々フレーム到達透過率R8と目標透過率R5をインデックスとして前フレーム到達透過率R7を検索可能な2次元ルックアップテーブルを用いて、前フレーム到達透過率R7を検索し、出力する。このテーブルの例を図4に示す。このテーブルは、例えば、図17(A)〜(C)における前フレームの透過率T0、現フレームの目標輝度値L1’、現フレームの透過率T1’の関係を実際の液晶パネルで実測して、その結果に基づいて作成されたものである。
遷移不足率予測部2は、前フレーム到達透過率R7と赤成分輝度値R1をインデックスとして赤成分遷移不足率R2を検索可能な2次元ルックアップテーブルを用いて、赤成分遷移不足率R2を検索し、出力する。このテーブルの例を図5に示す。このテーブルは、例えば、図17(A)〜(C)における前フレームの透過率T0、現フレームの目標輝度値L1’、1−透過率T1’/透過率T2’の関係を実際の液晶パネルで実測して、その結果に基づいて作成される。透過率T1’は現フレームの透過率であり、透過率T2’は目標輝度値L1’に対応する透過率(最終目標値)である。1フレーム期間で透過率が最終目標値に達するT0、L1’の組合せでは遷移不足率は0%となる。1フレーム期間で透過率が最終目標値に達しない組合せでは遷移不足率は正の値となる。なお、L1’に対応する透過率がT0より小さく、1フレーム期間で透過率が最終目標値に達しない場合には、遷移不足率は0%より小さくなるが、その場合は遷移不足率の値を0%としてテーブルを作成する。
即ち、遷移不足率予測部2により、輝度信号に対応する透過率である最終目標値が現在の透過率よりも高い液晶素子に対して、その液晶素子が所定時間で最終目標値に到達するか否かが判断される(到達しない場合に正の遷移不足率が出力される)。
ブロックゲイン算出部3の構成を図6に示す。
一時記憶部300は、液晶素子毎の赤成分遷移不足率R2、緑成分遷移不足率R22、青成分遷移不足率R32を1フレーム分記憶する。そして、ゲイン算出部A310〜ゲイン算出部F360の要求に応じてブロック遷移不足率R301〜ブロック遷移不足率R306を出力する。
ゲイン算出部A310は、一時記憶部300からブロック遷移不足率R301としてブロックAに対応する各液晶素子の遷移不足率を取得して、ブロックAに対応するバックライト制御値R310を算出する。ゲイン算出部A310の動作の詳細は後述する。ゲイン算出部B320〜ゲイン算出部F360は、ゲイン算出部A310と同様に、ブロックB〜ブロックFに対応するバックライト制御値R320〜バックライト制御値R360を算出する。
ゲイン選択部390は、目標透過率設定部5での処理の対象とする液晶素子に対応したバックライト制御値を、バックライト制御値R310〜バックライト制御値R360から選択して選択バックライト制御値R3として出力する。
ゲイン算出部A310の動作のフローチャートを図7に示す。
ステップS301では、ゲインGの初期値を1(=100%)に設定する。
ステップS302では、バックライトモジュール12のブロックAに対応する各液晶素子の遷移不足率Deを一時記憶部300より順次取得する。具体的には、液晶素子ごとに、赤成分遷移不足率、緑成分遷移不足率、青成分遷移不足率、の順に遷移不足率Deを取得する。また、図8に示すように左上の液晶素子から右下の液晶素子へ向かうように遷移不足率Deを順に取得する。そして、ブロックAに対応する全ての液晶素子の遷移不足率Deが取得される。
ステップS303では、遷移率Tr=1−Deを求める。これにより、遷移率Trとして、最終目標値に対する所定時間で到達する透過率の割合が算出される。即ち、図7の例では、透過率T1’が現フレームの透過率、透過率T2’が最終目標値である場合に、透過率T1’/透過率T2’が遷移率として算出される。
ステップS304では、ゲインGと遷移率Trの逆数を比較し、値の大きい方を新たなゲインGとする。
ステップS305では、ブロックA内の全液晶素子の遷移不足率Deを取得したか否かを判定する。全て取得していればステップS306へ進む。そうでなければステップS302へ進む。
ステップS306では、ゲインGをバックライト制御値R310として出力する。即ち、ステップS306では、ブロック内の各液晶素子の遷移率Trの逆数の最大値がバックライト制御値R310として出力される。
なお、図7のフローチャートは、1フレーム分の全ての遷移不足率が一時記憶部300に記憶された後の映像のブランキング期間に実行されることを想定しているが、遷移不足率の一時記憶とゲインGの算出とを並列に行う構成であってもよい。
また、図7のフローチャートから、遷移不足率予測部2で透過率が所定時間で最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在しない場合には、選択バックライト制御値R3は1となる。そのため、そのような場合には、最終目標値が目標透過率R5に設定される。そして、バックライト(LED122)の光量は標準光量に設定される。
遷移不足率予測部2で透過率が所定時間で最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在する場合には、選択バックライト制御値R3は1より大きな値となる。そのため、そのような場合には、液晶素子間で共通の低下率(選択バックライト制御値R3の逆数;遷移率)で最終目標値を低下させることにより得られる、所定時間で到達可能な透過率の値が目標値に設定される。そして、バックライトの光量は、標準光量に上記低下率の逆数(遷移不足率)を乗算した光量に増される。
なお、上述したように、本実施例では、上記制御はブロックごとに行われる。即ち、透過率が所定時間で最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在する場合に、該液晶素子が存在する領域内の液晶素子の目標値として、最終目標値を低下率で低下させた値が設定される。そして、透過率が所定時間で目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在する領域に対応する光源の光量が、標準光量に低下率の逆数を乗算した光量に増される。
図9(A)〜(E)および図10(A)〜(E)は、或る液晶素子に対する各制御値のプロファイルを示しており、いずれのプロファイルも横軸は時間を示す。
図9(A)に示すように、目標輝度値が100%に近い値に増加した場合、理想的なオーバードライブ電圧(電圧制御値)、即ち、1フレーム期間で透過率を目標輝度値に対応する透過率へ遷移させるための電圧制御値は液晶ドライバの動作範囲を超えてしまう。そのため、一般的なオーバードライブ駆動では、オーバードライブ電圧は液晶ドライバの印加可能な最大電圧に制限される(図9(B))。その結果、液晶素子の透過率は1フレーム期間内で目標輝度値に対応する透過率(最終目標値)まで遷移されない(図9(C))。即ち、1フレーム期間よりも長い時間をかけて最終目標値へ遷移することになる。このとき、従来の構成では、バックライトモジュールは一様に発光している(図9(D))。そのため、表示装置で観察される実際の輝度は、図9(E)の実質輝度プロファイルに示すように、透過率が最終目標値に達しないフレームで低い値となる。このような輝度の不足は、観察者に動きぼやけとして認識される。
ゲインアップが不要な液晶素子の目標輝度値が図11(A)の黒丸のように変化する場合(変化量が小さい場合)、この液晶素子では透過率の遷移不足は発生しない。しかし、ゲインアップが必要な液晶素子で発生する遷移不足を補うためにバックライトの点灯レベルが図11(D)に示すようにゲインアップされる。そこで、ゲインアップが不要な液晶素子に対しては、該ゲインアップ分を相殺するように目標透過率設定部5にて低めの透過率が設定される。その時の電圧制御値は図11(B)の一点鎖線で示した波形となり、また透過率は図11(C)の一点鎖線で示した波形となる。このとき、実質輝度プロファイルは図11(E)の一点鎖線で示したような波形となり、各色成分の色バランスは元の映像信号を反映した色バランスとなり、色ずれの発生を抑制することができる。
判断された液晶素子が存在する場合には、液晶素子間で共通の低下率で最終目標値を低下させることにより得られる、所定時間で到達可能な透過率の値が目標値に設定される。そして、バックライトの光量は、標準光量に上記低下率の逆数を乗算した光量に増される。具体的には、所定時間後の透過率の不足分がバックライトの光量を増すことで補われ、所定時間で輝度値を目標輝度値に遷移させることができる。その結果、ぼやけの少ない高品質な動画表示を行うことができる。また、本実施例では、電圧制御値の取りうる範囲は制限されないため、階調性は低下されない。
なお、本実施例では、バックライトが複数の光源からなる場合について説明したが、バックライトの光源は1つであってもよい。例えば、1つのLEDランプを光源とする液晶プロジェクターにも本実施例を適用することが可能である。その場合は、本実施例における表示パネルの区分数を1、すなわちバックライト制御値を画面全体で共通の値とすればよい。その他の構成および制御は本実施例と同様とすればよい。
なお、本実施例では、遷移率Trの最小値を低下率とする構成とした。そのため、輝度信号に対応する透過率である最終目標値が現在の透過率よりも高い全ての液晶素子に対して、所定時間で到達可能な透過率を目標値として設定することが可能となる。但し、この構成に限らない。遷移不足率予測部2で透過率が所定時間で最終目標値に到達しないと判断された液晶素子の遷移率Tr(最小値ではない)を低下率として設定してもよい。そのような構成にすれば、輝度信号に対応する透過率である最終目標値が現在の透過率よりも高い一部の液晶素子に対して、所定時間で到達可能な透過率を目標値として設定することが可能となる。そのため、上記効果に準じた効果(動きぼやけの抑制効果)を得ることができる。また、遷移率Trとは別に低下率が設定されてもよい。所定時間で到達可能な透過率を目標値として設定することが可能な低下率であれば、上記効果に準じた効果を得ることができる。
本実施例では、バックライトモジュールが、複数の色成分(輝度信号の色成分)に対応する複数の光源を有する場合について説明する。なお、複数の色成分の複数の光源を1つの光源として実施例1と同様の構成とすることも可能であるが、本実施例では、液晶素子および光源を色成分毎に独立して制御する。実施例2に係る画像表示装置の構成を図13に示す。
ブロックゲイン算出部(緑)132、も同様に緑成分遷移不足率R22を入力して、バックライト制御値(緑)R1321と選択バックライト制御値(緑)R1322を出力する。
ブロックゲイン算出部(青)133、も同様に青成分遷移不足率R32を入力して、バックライト制御値(青)R1331と選択バックライト制御値(青)R1332を出力する。
バックライトドライバ(緑)192も同様にバックライト制御値R1321に基づいて、バックライトモジュール112の緑色LED1222を駆動するLED駆動信号(緑)R192を出力する。
バックライトドライバ(青)193も同様にバックライト制御値R1331に基づいて、バックライトモジュール112の青色LED1223を駆動するLED駆動信号(青)R193を出力する。
その他の構成部材、制御等は実施例1に示した画像表示装置と同様である。
図15(A)の白丸は、遷移不足が発生する目標輝度値の変化を示す。図15(A)の黒丸は、遷移不足が発生しない目標輝度値の変化であって、白丸の液晶素子とは色成分が異なる液晶素子の目標輝度値の変化を示す。図15(B)〜(E)の破線、一点鎖線は、それぞれ、図15(A)の白丸の液晶素子の値、黒丸の液晶素子の値である。本実施例では、図15(D)に示すように、或る色成分の液晶素子で遷移不足が発生しても、その色成分に対応するバックライトの制御は、他の色成分に対応するバックライトの制御に影響しない。また、各液晶素子の電圧制御値は図15(B)に示すように制御され、液晶透過率は図15(C)に示すように制御される。そして、実質輝度プロファイルは、図15(E)に示したように変化する。即ち、実施例1における動作概念図の図11と比較すると、実施例2の場合は黒丸で示した色成分の輝度プロファイルが滑らかに変化していることがわかる。すなわち、遷移不足が発生する色成分の実際の輝度値は、実施例1と同様となり、遷移不足が発生しない色成分の実際の輝度値は、実施例1よりも滑らかに変化させることができる。
なお、実施例2の構成は、実施例1の構成に比べ必要なコストが高くなるので、特に高品位な装置を構成する必要がある場合に用いると良い。
なお、実施例1,2では、透過型液晶の場合を例に挙げて説明したが、反射型液晶(太陽光など自然の光を反射するもの、画面前面に光源を配置するフロントライト型、画面横に光源を配置するサイドライト型等)であっても適用可能である。実施例1,2において記載した「透過率」を「反射率」に置き換えると、反射型液晶でも実現可能である。また、半透過型液晶(透過型液晶と反射型液晶の特長を併せ持ったもの)であってもよく、その場合は、透過率と反射率の合計値を用いればよい。また、液晶に限定されるものではなく、ブラウン管やDLP(Digital Light Processing:デジタルミラーデバイスを用いた映像表示システム)であってもよい。
2 遷移不足率予測部
3 ブロックゲイン算出部
9 バックライトドライバ
10 液晶ドライバ
11 液晶パネル
12 バックライトモジュール
21 緑成分駆動制御値決定部
31 青成分駆動制御値決定部
Claims (6)
- 複数の液晶素子を有する液晶パネルと、
前記液晶パネルの背面側に設けられた光源と、
入力された輝度信号に基づいて前記複数の液晶素子を制御することにより、前記光源からの光の透過率を目標値に遷移させる素子制御手段と、
前記輝度信号に対応する透過率である最終目標値が現在の透過率よりも高い液晶素子に対して、その液晶素子の透過率が所定時間で前記最終目標値に到達するか否かを判断する判断手段と、
前記光源の光量を制御する光源制御手段と、
を有し、
前記判断手段で透過率が前記所定時間で前記最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在しない場合に、前記素子制御手段は、前記最終目標値を前記目標値に設定し、前記光源制御手段は、前記光源の光量を標準光量に設定し、
前記判断手段で透過率が前記所定時間で前記最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在する場合に、前記素子制御手段は、前記液晶素子間で共通の低下率で前記最終目標値を低下させることにより得られる、前記所定時間で到達可能な透過率の値を前記目標値に設定し、前記光源制御手段は、前記光源の光量を前記標準光量に前記低下率の逆数を乗算した光量に増す制御を行う
ことを特徴とする画像表示装置。 - 前記低下率は、前記判断手段で透過率が前記所定時間で前記最終目標値に到達しないと判断された液晶素子の、該最終目標値に対する前記所定時間で到達する透過率の割合である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記低下率は、前記判断手段で透過率が前記所定時間で前記最終目標値に到達しないと判断された複数の液晶素子の前記割合の最小値である
ことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。 - 前記液晶パネルは複数の領域に区分されており、
前記光源は、前記複数の領域に対応する複数の光源であり、
前記判断手段で透過率が前記所定時間で最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在する場合に、前記素子制御手段は、該液晶素子が存在する領域内の液晶素子の目標値として、前記最終目標値を前記低下率で低下させた値を設定し、前記光源制御手段は、前記判断手段で透過率が前記所定時間で目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在する領域に対応する光源の光量を、前記標準光量に前記低下率の逆数を乗算した光量に増す制御を行う
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記輝度信号は、色成分毎の信号であり、
前記液晶パネルは、複数の色成分に対応する複数の液晶素子を有しており、
前記光源は、前記複数の色成分に対応する複数の光源であり、
前記判断手段で透過率が前記所定時間で最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在する場合に、前記素子制御手段は、該液晶素子の色成分に対応する液晶素子の目標値として、前記最終目標値を前記低下率で低下させた値を設定し、前記光源制御手段は、前記透過率が前記所定の時間で前記目標値に到達しないと判断された液晶素子の色成分に対応する光源の光量を、前記標準光量に前記低下率の逆数を乗算した光量に増す制御を行う
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 複数の液晶素子を有する液晶パネルと、前記液晶パネルの背面側に設けられた光源と、を有する画像表示装置の制御方法であって、
入力された輝度信号に基づいて前記複数の液晶素子を制御することにより、前記光源からの光の透過率を目標値に遷移させる素子制御ステップと、
前記輝度信号に対応する透過率である最終目標値が現在の透過率よりも高い液晶素子に対して、その液晶素子の透過率が所定時間で前記最終目標値に到達するか否かを判断する判断ステップと、
前記光源の光量を制御する光源制御ステップと、
を有し、
前記判断ステップで透過率が前記所定時間で前記最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在しない場合に、前記素子制御ステップでは、前記最終目標値を前記目標値に設定し、前記光源制御ステップでは、前記光源の光量を標準光量に設定し、
前記判断ステップで透過率が前記所定時間で前記最終目標値に到達しないと判断された液晶素子が存在する場合に、前記素子制御ステップでは、前記液晶素子間で共通の低下率で前記最終目標値を低下させることにより得られる、前記所定時間で到達可能な透過率の値を前記目標値に設定し、前記光源制御ステップでは、前記光源の光量を前記標準光量に前記低下率の逆数を乗算した光量に増す制御を行う
ことを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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