JP2012150043A - Electronic clinical thermometer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は電子体温計に関する。 The present invention relates to an electronic thermometer.
体温計は、腋下または舌下等に挟み込まれた状態で被測定者の体温を測定する。下記の特許文献1〜5に開示されるように、さまざまな種類の体温計が知られている。 The thermometer measures the body temperature of the person being measured while being sandwiched between the armpit or the tongue. Various types of thermometers are known as disclosed in Patent Documents 1 to 5 below.
特許文献1は、プローブ部がフィルム状の部材で形成された電子体温計を開示している。特許文献2は、検温部近くの本体くびれ部に、触感部を設けた体温計を開示している。特許文献3は、本体ケースのセンサ部付近に、凹凸からなるすべり止め部を設けた電子体温計を開示している。 Patent document 1 is disclosing the electronic thermometer in which the probe part was formed with the film-shaped member. Patent document 2 is disclosing the thermometer which provided the tactile sense part in the main body constriction part near the temperature detection part. Patent document 3 is disclosing the electronic thermometer which provided the slip prevention part which consists of unevenness | corrugations near the sensor part of the main body case.
特許文献4は、サブケースの幅広面に対して各部品の組付方向が垂直一方向であり、内部構成部材が自動組立によりサブケースユニットとして組み付けられる電子体温計を開示している。特許文献5は、温度センサおよび内部部品を筐体の内部に取り付けるために筐体に設けられた開口部が、長手方向に沿って温度センサの配置領域から内部部品の配置領域までを含む領域を開放する大きさで形成されるように分割された電子体温計を開示している。 Patent Document 4 discloses an electronic thermometer in which the assembly direction of each component is one vertical direction with respect to the wide surface of the sub case, and internal components are assembled as a sub case unit by automatic assembly. Patent Document 5 discloses an area in which an opening provided in a housing for attaching a temperature sensor and internal components to the interior of the housing includes a region from the placement region of the temperature sensor to the placement region of the internal components along the longitudinal direction. Disclosed is an electronic thermometer divided to be formed in an open size.
上記の特許文献1〜3に開示された発明においては、電子体温計の製造費用を低減するという観点については何ら配慮されていない。上記の特許文献4に開示された発明においては、サブケースへの部品の組み付け方向が一方向であり、サブケースが自動化により組み立て可能に構成されている。しかしながら、サーミスタの本体ケースに対する挿入方向は、サブケースの組み付け方向と直交する方向である。電子体温計の全体としての組み付け方向は一方向ではない。特許文献5に開示された発明においては、製造費用の低減という点においてさらなる改善の余地がある。 In the inventions disclosed in the above Patent Documents 1 to 3, no consideration is given to the viewpoint of reducing the manufacturing cost of the electronic thermometer. In the invention disclosed in Patent Document 4, the assembly direction of components to the sub case is one direction, and the sub case is configured to be assembled by automation. However, the insertion direction of the thermistor with respect to the main body case is a direction orthogonal to the assembly direction of the sub case. The assembly direction of the electronic thermometer as a whole is not one direction. In the invention disclosed in Patent Document 5, there is room for further improvement in terms of reducing manufacturing costs.
本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであって、製造費用をさらに低減することが可能な電子体温計を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide an electronic thermometer capable of further reducing manufacturing costs.
本発明に基づく電子体温計は、被測定者の体温を測定する電子体温計であって、上記体温を測定する内蔵機器と、上記内蔵機器を内部に形成された空間に配置するハウジングと、を備え、上記ハウジングは、当該電子体温計の長手方向に沿って延在する底面部、および、上記底面部の周縁から起立する環状壁部を有するケース体と、外周部が上記環状壁部の起立方向における先端側に接合されるシート状部材と、を含み、上記シート状部材が上記ケース体に接合されることによって、上記内蔵機器を配置する上記空間が形成される。 An electronic thermometer according to the present invention is an electronic thermometer that measures the body temperature of a subject, and includes a built-in device that measures the body temperature, and a housing that arranges the built-in device in a space formed therein, The housing includes a bottom body portion extending along a longitudinal direction of the electronic thermometer, a case body having an annular wall portion standing up from a peripheral edge of the bottom surface portion, and a distal end of the annular wall portion in the standing direction. The sheet-like member joined to the side is joined, and the sheet-like member is joined to the case body, whereby the space for arranging the built-in device is formed.
好ましくは、上記内蔵機器は、上記空間内において上記シート状部材側に固定され、上記内蔵機器と上記ハウジングとの間には隙間が形成される。 Preferably, the built-in device is fixed to the sheet-like member side in the space, and a gap is formed between the built-in device and the housing.
好ましくは、上記ケース体は、上記内蔵機器を上記シート状部材側に支持する支持部を有する。 Preferably, the case body includes a support portion that supports the internal device on the sheet-like member side.
好ましくは、上記内蔵機器は、当該電子体温計を駆動させて上記体温の測定を開始させるために操作される操作部を含み、上記支持部は、上記操作部を上記シート状部材側に支持する。 Preferably, the built-in device includes an operation unit operated to drive the electronic thermometer to start the measurement of the body temperature, and the support unit supports the operation unit on the sheet-like member side.
好ましくは、上記内蔵機器は、上記体温を測定する感温部と上記感温部に一端が接続されたリード線とを有するサーミスタを含み、上記ハウジングには、上記空間内において上記リード線を摺動自在に保持する凹部が設けられる。 Preferably, the built-in device includes a thermistor having a temperature sensing part for measuring the body temperature and a lead wire having one end connected to the temperature sensing part, and the housing slides the lead wire in the space. A recess is provided for holding it movably.
本発明によれば、製造費用をさらに低減することが可能な電子体温計を得ることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the electronic thermometer which can further reduce manufacturing cost can be obtained.
本発明に基づいた実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。実施の形態の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。特に制限が無い限り、実施の形態に示す構成に示す構成を適宜組み合わせて用いることは、当初から予定されていることである。 Embodiments based on the present invention will be described below with reference to the drawings. In the description of the embodiments, when referring to the number, amount, and the like, the scope of the present invention is not necessarily limited to the number, amount, or the like unless otherwise specified. In the description of the embodiments, the same parts and corresponding parts are denoted by the same reference numerals, and redundant description may not be repeated. Unless there is a restriction | limiting in particular, it is planned from the beginning to use suitably combining the structure shown to the structure shown to embodiment.
[実施の形態]
図1から図5を参照して、本実施の形態における電子体温計100について説明する。図1は、電子体温計100の分解された状態を示す斜視図である。図2は、電子体温計100の組み立てられた状態を示す斜視図である。図3は、図2中のIII−III線に関する矢視断面図である。図4は、図2中のIV−IV線に関する矢視断面図である。図5
は、電子体温計100の機能ブロックを示す図である。
[Embodiment]
An
These are figures which show the functional block of the
図1に示すように、電子体温計100は、サーミスタ10、制御基板20、表示部30、操作部36、電源部40、およびハウジング50を備える。図2に示すように、電子体温計100が組み立てられた状態においては、電子体温計100の一端側(先端側)にプローブ部82が形成される。
As shown in FIG. 1, the
図1を再び参照して、制御基板20、表示部30、操作部36、および電源部40は、平面視矩形状の基板29上にそれぞれ実装される。サーミスタ10、制御基板20、表示部30、操作部36、電源部40、および基板29によって、被測定者の体温を測定する内蔵機器18が構成される。
Referring again to FIG. 1, the
サーミスタ10は、いわゆるラジアルリード型であり、被測定者の体温を計測する感温部11と、一端が感温部11に接続されたリード線12とを含む。リード線12の他端は、制御基板20に接続される。
The
制御基板20は、所定の位置に、制御部(図5における制御部22)、メモリ部(図5におけるメモリ部23)、および報知部(図5における報知部24)を有する。
The
表示部30は、基板29によって制御基板20に電気的に接続される。表示部30は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示パネル31を有する。表示パネル31に、サーミスタ10によって測定された被験者の体温などが表示される。
The
表示部30と並んで基板29上に配置される操作部36も、基板29によって制御基板20に電気的に接続される。操作部36は、外部から押圧可能に配置された押しボタン38を含む。図1に示すように、押しボタン38はいわゆるフラットスイッチ型に構成されるとよい。
The
電源部40は、ボタン電池42および対向配置された電極端子41を有する。対向配置された電極端子41同士は、樹脂43によって相互に位置決めされる。電極端子41も、基板29によって制御基板20に接続される。ボタン電池42は、電極端子41間に配置され、電極端子41および基板29を通して、制御基板20および制御基板20に接続された表示部30に電力を供給する。
The
電子体温計100においては、電子体温計100(ハウジング50)の長手方向に沿って、サーミスタ10、制御基板20、表示部30、操作部36および電源部40がこの順に並んで配置される。この順序は適宜変更されてもよい。
In the
ハウジング50は、シート状部材51およびケース体52を有する。シート状部材51は、たとえば、紙またはポリエチレンフィルムなどからなる基材層と、基材層の下面側に配置されたシーラント層と、基材層の上面側に配置されたPET層(Polyethylene Terephthalate層)とが積層されることによって構成される。
The
シート状部材51の厚さは、たとえば0.1mm〜0.3mmである。PET層の基材層側の面に、所定の銘板37が貼付または印刷されることができる。銘板37は、電子体温計100が組み立てられた状態において、たとえば押しボタン38の押下位置を示す目印として機能することができる。
The thickness of the sheet-
シート状部材51は、裁断などによって製造されることができる。シート状部材51は、サーミスタ10が配置される側(プローブ部82側)に向かって徐々に幅が狭くなるように略テーパー状に構成される。
The sheet-
シート状部材51には、表示パネル31を外部から視認するための開口部51Hが設けられる。開口部51H内には、樹脂などから構成される透明保護部材56が配置される。なお、シート状部材51が透明性を有する場合、開口部51Hおよび透明保護部材56は不要である。表示パネル31を外部から視認するための開口部51Hは、次述するケース体52に設けられてもよい。この場合、表示部30の表示パネル31は、ケース体52側に向かって配置される(図1とは表裏反対に示すように配置される)。
The sheet-
ケース体52は、たとえばPET、PVC(polyvinyl chloride)、PE(polyethylene)、またはPP(polypropylene)等の熱可塑性を有する部材から、たとえば真空成型によって容器状に構成される。ケース体52の厚さは、たとえば0.5mm〜1.0mmである。
The
図1、図3および図4を参照して、ケース体52は、電子体温計100の長手方向に沿って延在する底面部52S,52R、底面部52S,52Rの周縁から起立する環状壁部52U、および、環状壁部52Uの起立方向の先端に設けられた上端部52Kを有する。本実施の形態における上端部52Kは、環状壁部52Uの起立方向の先端からケース体52の外側に向かってフランジ状に延設され、全体として環状を呈している。
Referring to FIGS. 1, 3, and 4,
底面部52Sは、電子体温計100の一端側(先端側)に位置する。底面部52Rは、底面部52Sに連続し、電子体温計100の他端側(後端側)に位置する。電子体温計100が被測定者の腋下または舌下等に向かって挿入され易いように、底面部52Sは底面部52Rに比べて底浅に形成されている(底上げされている)。
The bottom surface portion 52S is located on one end side (tip side) of the
底面部52Sの略中央には、電子体温計100の長手方向に沿って凹部52Tが溝状に設けられる。電子体温計100が組み立てられた状態においては、凹部52T内に、サーミスタ10(感温部11およびリード線12)が収容される。この場合、リード線12は凹部52Tの内周面に対して摺動自在であるとよい。
A
ケース体52における環状壁部52Uおよび上端部52Kは、ケース体52に対して内蔵機器18が一方向に収容可能なように、内蔵機器18が収容される側に向かって開口を形成している。
The
電子体温計100が組み立てられる際には、内蔵機器18がケース体52内に収容される。内蔵機器18がシート状部材51に対して接着などの手段によって固定された状態で、内蔵機器18がケース体52内に収容されてもよい。この場合、開口部51Hに設けられた透明保護部材56と表示パネル31とが対向するように、内蔵機器18がシート状部材51に対して取り付けられる(図3参照)。
When the
また、操作部36における押しボタン38とシート状部材51(シート状部材51の銘板37が形成された領域)とが対向するように、内蔵機器18がシート状部材51に対して取り付けられる(図4参照)。シート状部材51に内蔵機器18が取り付けられた(貼り付けられた)状態で、シート状部材51の周縁がケース体52の上端部52Kに接合される。
Further, the built-in
当該接合によって、内蔵機器18(サーミスタ10、制御基板20、表示部30、電源部40、および基板29)が略気密状に封止された空間53(図3および図4参照)が形成される。表示部30および操作部36などがシート状部材51側に取り付けられることによって、内蔵機器18(基板29)と底面部52Rとの間には隙間S(図3および図4参照)が形成されるとよい。
By the bonding, a space 53 (see FIGS. 3 and 4) in which the built-in device 18 (the
シート状部材51と上端部52Kとを相互に接合するためには、シート状部材51とケース体52の上端部52Kとが対向するように配置される。この状態で、シート状部材51と上端部52Kとの接触部に超音波が付与される。付与された超音波により、シート状部材51(シーラント層など)が一時的に溶解する。当該溶解によって、シート状部材51がケース体52の上端部52Kに溶着(圧着)される。シート状部材51とケース体52の上端部52Kとは、熱溶着または接着剤などによって接合されてもよい。
In order to join the sheet-
図5を参照して、上述したように、電子体温計100は、感温部11、制御部22、メモリ部23、報知部24、表示部30、操作部36、および電源部40を、機能ブロックとして含む。制御部22、メモリ部23、および報知部24は、制御基板20に設けられる。操作部36は、制御基板20に設けられてもよい(制御基板20の一部として制御基板20に取り付けられていてもよい)。
As described above with reference to FIG. 5, the
感温部11は、腋下や舌下などの被測定部位に挟み込まれることで被測定者の体温を検出する。操作部36は、たとえば押しボタン38(図1参照)から構成され、被測定者(または電子体温計100の使用者)による操作を受け付けて、この外部からの命令を制御部22または電源部40に入力する。制御部22は、たとえばCPU(Central Processing Unit)から構成され、電子体温計100の全体を制御する。
The
メモリ部23は、たとえばROM(Read-Only Memory)またはRAM(Random-Access Memory)から構成され、体温測定のための処理手順を制御部22などに実行させるためのプログラムを記憶したり、測定結果などを記憶したりする。報知部24は、たとえばブザーから構成され、測定が終了したことや被測定者の操作を受け付けたことなどを被測定者に知らせる。報知部24は、必要に応じて設けられるとよい。
The
表示部30は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示パネル31(図1参照)を含み、測定結果などを表示する。電源部40は、たとえばボタン電池42(図1参照)を含み、制御部22に電源としての電力を供給する。
The
制御部22は、体温測定を実行するための処理回路を含んでおり、メモリ部23から読み出されたプログラムに基づいて体温を測定する。その際、制御部22は、感温部11から入力された温度データを処理することで測定結果としての体温を算出する。制御部22は、算出した体温を表示部30に表示させたり、算出した体温をメモリ部23に記憶させたり、測定が終了したことを、報知部24を用いて被測定者に知らせたりするように、電子体温計100を制御する。
The control unit 22 includes a processing circuit for performing body temperature measurement, and measures body temperature based on a program read from the
(作用・効果)
電子体温計100のハウジング50は、シート状部材51およびケース体52から簡素に構成される。シート状部材51は、PET等から構成される極めて薄い部材である。シート状部材51は、その厚さが薄く且つ裁断などによって製造されるため、安価に準備されることができる。ケース体52も、PET等から真空成型などによって構成される極めて薄い部材であるため、安価に準備されることができる。電子体温計100によれば、筐体の全部が成形樹脂から構成される一般的ないわゆるペンシル型の電子体温計に比べて、製造費用を低減することができる。
(Action / Effect)
The
電子体温計100が安価に製造されるため、電子体温計100は、いわゆるディスポーザブルタイプとして使用されるのに適している。ディスポーザブルタイプであれば、たとえば医療現場などにおいて、電子体温計100が使用される毎(若しくは所定の使用回数毎に)に廃棄される。電子体温計100によれば、廃棄毎に発生する使用者側または被測定者側の費用負担も軽減することが可能である。
Since the
電子体温計100においては、ケース体52における環状壁部52Uおよび上端部52Kが、ケース体52に対して内蔵機器18を一方向に収容可能なように、これらが収容される側に向かって開口を形成している。当該開口に対して、内蔵機器18(またはシート状部材51に取り付けられた内蔵機器18)は、一方向に容易に組み付けられることができる。電子体温計100によれば、組み付け作業の自動化を図ることも可能となり、さらなる製造費用の低減が可能となる。
In the
電子体温計100の組み付けの際には、シート状部材51を重力方向の最も下側に配置し、その上に内蔵機器18を接着固定し、さらに、内蔵機器18に被せるようにケース体52をシート状部材51上に載置するようにしてもよい。
When the
上述のとおり、リード線12は、空間53内に配置された状態において、凹部52Tの内表面に対して(接着などによって固定されずに)摺動自在であるとよい。この場合、電子体温計100が繰り返し曲げまたはねじれ変形されたとしても、リード線12の長寿命化が図れる。なお、リード線12を収容する凹部52Tとしては、シート状部材51側に設けられてもよい。
As described above, the
また、上述のとおり、表示部30および操作部36などがシート状部材51側に取り付けられる場合、内蔵機器18(基板29)と底面部52Rとの間には隙間S(図3および図4参照)が形成される。隙間Sの形成によって、電子体温計100が落下した際における内蔵機器18への衝撃が緩和され、内蔵機器18の故障などが抑制される。
Further, as described above, when the
[実施の形態の変形例]
(第1変形例)
上述の実施の形態における上端部52Kは、環状壁部52Uの起立方向の先端からケース体52の外側に向かってフランジ状に延設される。
[Modification of Embodiment]
(First modification)
The
図6を参照して、上端部52Kは、環状壁部52Uの起立方向の先端からケース体52の内側に向かって折れ曲がるようにしてフランジ状に延設されていてもよい。当該構成によっても、上述の実施の形態と同様の作用および効果を得ることができる。
Referring to FIG. 6,
(第2変形例)
上述の実施の形態における上端部52Kは、環状壁部52Uの起立方向の先端からケース体52の外側に向かってフランジ状に延設される。
(Second modification)
The
図7を参照して、たとえば環状壁部52Uの幅が所定の幅以上である場合など比較的厚く形成されている場合には、上端部52Kは、環状壁部52Uの起立方向の先端において平坦な面状に形成されていてもよい。当該構成によっても、上述の実施の形態と同様の作用および効果を得ることができる。
Referring to FIG. 7, when the
(第3変形例)
図8は、本変形例における電子体温計101の分解した状態を示す斜視図である。図9は電子体温計101を示す断面図であり、電子体温計100における図4に対応している。
(Third Modification)
FIG. 8 is a perspective view showing an exploded state of the
電子体温計101のように、ケース体52の底面部52R上には、内蔵機器18をシート状部材51側に支持する支持部68が凸設されているとよい。支持部68は、複数設けられているとよい。支持部68が複数も受けられる場合、支持部68は内蔵機器18の幅方向に対して左右対称となるように配置されているとよい(図8参照)。支持部68の上端は、電子体温計101が組み立てられた状態において、基板29の下面と当接していてもよく(図9に示す状態)、基板29の下面と若干離れていてもよい。
Like the
支持部68の配設によって、内蔵機器18がシート状部材51側に貼り付けられる場合において、操作部36などへの押圧によって内蔵機器18がシート状部材51から剥がれ落ちてしまうことが抑制される。
When the built-in
また、内蔵機器18がシート状部材51側に貼り付けられていない場合であっても、操作部36(押しボタン38)への押圧に支持部68が対抗し、押しボタン38の操作感が向上する。操作感の向上の観点からは、操作部36が実装されている基板29の裏面側(基板29を挟んで操作部36の反対側)に、より多くの支持部68が配設されているとよい。なお、表示パネル31の表示機能への影響を防ぐためには、表示部30が実装されている基板29の裏面側(基板29を挟んで表示部30の反対側)には、支持部68が設けられていない方が好ましい。
Further, even when the built-in
(第4変形例)
図10に示す電子体温計102においては、基板29の先端側の裏面を支持する1つの支持部68と、操作部36が実装されている基板29の裏面側(基板29を挟んで操作部36の反対側)に、3つの支持部68が配設される。電子体温計102においては、操作部36が実装されている基板29の裏面側に、他の領域より多くの(または他の領域とは異なる配置構成の)支持部68が設けられている。
(Fourth modification)
In the
この3つの支持部68の配設によって、操作部36の裏側に位置するケース体52の表面には3つの窪みが凹設される(図9参照)。電子体温計102によれば、支持部68の形成によって操作部36の裏側に形成されたこの3つの窪みを目印として、被測定者は手探りで操作部36の位置を判別する(探し当てる)ことが可能となる。
With the arrangement of the three
電子体温計102によれば、たとえば深夜の暗い場所等で使用される場合や、電子体温計102が腋下に挟まれて使用される場合等であっても、操作部36を容易に押圧することが可能となる。制御基板20または電源部40等が誤って押圧されることが抑制されるため、電子体温計102の長寿命化を図ることも可能となる。なお、深夜の暗い場所における電子体温計102の使用を考えた場合、表示パネル31にはいわゆるバックライト機能などが搭載されているとよい。
According to the
以上、本発明に基づいた実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 As mentioned above, although embodiment based on this invention was described, embodiment disclosed this time is an illustration and restrictive at no points. The technical scope of the present invention is defined by the terms of the claims, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
10 サーミスタ、11 感温部、12 リード線、18 内蔵機器、20 制御基板、22 制御部、23 メモリ部、24 報知部、29 基板、30 表示部、31 表示パネル、36 操作部、37 銘板、38 押しボタン、40 電源部、41 電極端子、42 ボタン電池、43 樹脂、50 ハウジング、51 シート状部材、51H 開口部、52 ケース体、52K 上端部、52R,52S 底面部、52T 凹部、52U 環状壁部、53 空間、56 透明保護部材、68 支持部、82 プローブ部、100〜102 電子体温計、S 隙間。 10 Thermistor, 11 Temperature sensing section, 12 Lead wire, 18 Built-in device, 20 Control board, 22 Control section, 23 Memory section, 24 Notification section, 29 Board, 30 Display section, 31 Display panel, 36 Operation section, 37 Name plate, 38 push button, 40 power supply part, 41 electrode terminal, 42 button battery, 43 resin, 50 housing, 51 sheet-like member, 51H opening, 52 case body, 52K upper end part, 52R, 52S bottom part, 52T recess, 52U annular Wall part, 53 space, 56 transparent protective member, 68 support part, 82 probe part, 100-102 electronic thermometer, S gap.
Claims (5)
前記体温を測定する内蔵機器と、
前記内蔵機器を内部に形成された空間に配置するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、
当該電子体温計の長手方向に沿って延在する底面部、および、前記底面部の周縁から起立する環状壁部を有するケース体と、
外周部が前記環状壁部の起立方向における先端側に接合されるシート状部材と、を含み、
前記シート状部材が前記ケース体に接合されることによって、前記内蔵機器を配置する前記空間が形成される、
電子体温計。 An electronic thermometer that measures the body temperature of a subject,
A built-in device for measuring the body temperature;
A housing that arranges the built-in device in a space formed therein,
The housing is
A bottom body extending along the longitudinal direction of the electronic thermometer, and a case body having an annular wall standing up from the periphery of the bottom;
A sheet-like member joined to the front end side in the standing direction of the annular wall portion,
The space for arranging the built-in device is formed by joining the sheet-like member to the case body.
Electronic thermometer.
前記内蔵機器と前記ハウジングとの間には隙間が形成される、
請求項1に記載の電子体温計。 The built-in device is fixed to the sheet-like member side in the space,
A gap is formed between the built-in device and the housing.
The electronic thermometer according to claim 1.
請求項1または2に記載の電子体温計。 The case body has a support portion that supports the built-in device on the sheet-like member side,
The electronic thermometer according to claim 1 or 2.
前記支持部は、前記操作部を前記シート状部材側に支持する、
請求項3に記載の電子体温計。 The built-in device includes an operation unit that is operated to start the measurement of the body temperature by driving the electronic thermometer,
The support portion supports the operation portion on the sheet-like member side,
The electronic thermometer according to claim 3.
前記ハウジングには、前記空間内において前記リード線を摺動自在に保持する凹部が設けられる、
請求項1から4のいずれかに記載の電子体温計。 The built-in device includes a thermistor having a temperature sensing part for measuring the body temperature and a lead wire having one end connected to the temperature sensing part,
The housing is provided with a recess for slidably holding the lead wire in the space.
The electronic thermometer according to claim 1.
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