JP2012133369A - 音声・画像伝送用フレーム形成装置、音声・画像伝送用フレーム受信装置、音声・画像伝送用フレーム通信システム、音声・画像伝送用フレームおよびプログラム - Google Patents

音声・画像伝送用フレーム形成装置、音声・画像伝送用フレーム受信装置、音声・画像伝送用フレーム通信システム、音声・画像伝送用フレームおよびプログラム Download PDF

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智行 杉原
Fumio Akashi
文雄 明石
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Abstract

【課題】少ない個数のフレームで音声などのデジタルデータを送信または受信する。
【解決手段】音声伝送用フレームFは、複数のチャンネルのうちの一つCH1〜CH6のいずれかに対応づけられた楽曲データと、当該楽曲データが対応するチャンネルの番号とが記録されたチャンネル音声領域F4、F5、F50を複数有し、チャンネル音声領域F4、F5、F50の各々には、各々異なるチャンネル番号CH1〜CH6が記録されている。
【選択図】図7

Description

本発明はデジタル化された音声・画像信号の送受信に関する。
従来より、IPパケットの形式のデジタル化された音声データを受信することが知られている(例えば、特許文献1の[0048]を参照)。
さらに、デジタル化された音声データのフレームとして、左音声信号または右音声信号に音声制御情報(左音声信号または右音声信号のいずれであるかを示す情報)および送信先識別子を付加したフレームが知られている(例えば、特許文献2の[0051]、図10を参照)。
また、音声データの通信技術が、特許文献3、特許文献4に記載されている。
特表2004−507979号公報 特開2006−41997号公報 特開2007−6155号公報 特開2006−324838号公報
しかしながら、上記の従来技術によれば、左音声信号または右音声信号といった一つのチャンネルごとに一つのフレームを構成しなければならない。よって、多くのフレームが必要になる。
そこで、本発明は、少ない個数のフレームでデジタルデータ(例えば、音声)を送信または受信することを課題とする。
本発明にかかる音声・画像伝送用フレーム形成装置は、音声および画像の一方または双方を複数のチャンネルに分けて記録した音声・画像情報を、前記チャンネルごとに受ける音声・画像情報受理手段と、前記チャンネルごとの音声・画像情報であるチャンネル音声・画像データを、チャンネル識別情報に対応付けて、チャンネル音声・画像情報を生成するチャンネル音声・画像生成手段と、複数のチャンネルに関する前記チャンネル音声・画像情報を有する音声・画像伝送用フレームを形成するフレーム形成手段と、を備え、複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものであるように構成される。
上記のように構成された音声・画像伝送用フレーム形成装置によれば、音声・画像情報受理手段が、音声および画像の一方または双方を複数のチャンネルに分けて記録した音声・画像情報を、前記チャンネルごとに受ける。チャンネル音声・画像生成手段が、前記チャンネルごとの音声・画像情報であるチャンネル音声・画像データを、チャンネル識別情報に対応付けて、チャンネル音声・画像情報を生成する。フレーム形成手段が、複数のチャンネルに関する前記チャンネル音声・画像情報を有する音声・画像伝送用フレームを形成する。しかも、複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものである。
また、本発明にかかる音声・画像伝送用フレーム形成装置は、前記音声・画像伝送用フレームを送信する音声・画像伝送用フレーム送信手段を備えるようにしてもよい。
また、本発明にかかる音声・画像伝送用フレーム形成装置は、前記音声・画像伝送用フレーム送信手段が、電力線通信が可能な媒体を介して、前記音声・画像伝送用フレームを送信するようにしてもよい。
また、本発明にかかる音声・画像伝送用フレーム形成装置は、前記音声・画像伝送用フレームの間隔は、前記電力線通信が可能な媒体に接続された電源の周期の整数倍であるようにしてもよい。
本発明にかかる音声・画像伝送用フレーム受信装置は、複数のチャンネルのうちの一つに対応づけられたチャンネル音声・画像データと、当該チャンネル音声・画像データが対応するチャンネルのチャンネル識別情報と、が記録されたチャンネル音声・画像領域を複数有する音声・画像伝送用フレームを受信する音声・画像伝送用フレーム受信手段と、受信された前記音声・画像伝送用フレームから、前記複数のチャンネルのうちのいずれか一つ以上である所定の受信対象チャネルに対応する前記チャンネル音声・画像データを取得するチャンネル音声・画像データ取得手段と、を備え、前記チャンネル音声・画像領域の各々には、各々異なる前記チャンネル識別情報が記録されており、複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものであるように構成される。
上記のように構成された音声・画像伝送用フレーム受信装置によれば、音声・画像伝送用フレーム受信手段が、複数のチャンネルのうちの一つに対応づけられたチャンネル音声・画像データと、当該チャンネル音声・画像データが対応するチャンネルのチャンネル識別情報と、が記録されたチャンネル音声・画像領域を複数有する音声・画像伝送用フレームを受信する。チャンネル音声・画像データ取得手段が、受信された前記音声・画像伝送用フレームから、前記複数のチャンネルのうちのいずれか一つ以上である所定の受信対象チャネルに対応する前記チャンネル音声・画像データを取得する。しかも、前記チャンネル音声・画像領域の各々には、各々異なる前記チャンネル識別情報が記録されており、複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものである。
また、本発明にかかる音声・画像伝送用フレーム受信装置は、前記音声・画像伝送用フレーム受信手段が、電力線通信が可能な媒体を介して、前記音声・画像伝送用フレームを受信するようにしてもよい。
また、本発明にかかる音声・画像伝送用フレーム受信装置は、前記音声・画像伝送用フレームの間隔が、前記電力線通信が可能な媒体に接続された電源の周期の整数倍であるようにしてもよい。
本発明は、音声および画像の一方または双方を複数のチャンネルに分けて記録した音声・画像情報を、前記チャンネルごとに受ける音声・画像情報受理処理と、前記チャンネルごとの音声・画像情報であるチャンネル音声・画像データを、チャンネル識別情報に対応付けて、チャンネル音声・画像情報を生成するチャンネル音声・画像生成処理と、複数のチャンネルに関する前記チャンネル音声・画像情報を有する音声・画像伝送用フレームを形成するフレーム形成処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものであるプログラムである。
本発明は、複数のチャンネルのうちの一つに対応づけられたチャンネル音声・画像データと、当該チャンネル音声・画像データが対応するチャンネルのチャンネル識別情報と、が記録されたチャンネル音声・画像領域を複数有する音声・画像伝送用フレームを受信する音声・画像伝送用フレーム受信処理と、受信された前記音声・画像伝送用フレームから、前記複数のチャンネルのうちのいずれか一つ以上である所定の受信対象チャネルに対応する前記チャンネル音声・画像データを取得するチャンネル音声・画像データ取得処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記チャンネル音声・画像領域の各々には、各々異なる前記チャンネル識別情報が記録されており、複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものであるプログラムである。
本発明の実施形態にかかる音声伝送用フレーム通信装置100の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかる配信装置10の構成を示す機能ブロック図である。 音声伝送用フレームFの一例を示す図である。 音声伝送用フレームFの他の例を示す図である。 音楽CDの1セクター2352byte(ステレオ)を5分割して200msec間隔で、音声伝送用フレームFにより伝送する場合の音声伝送用フレームFの例を示す図である。 本発明の実施形態にかかる受信装置20aの構成を示す機能ブロック図である。 音声伝送用フレームFの変形例を示す図である。 一つの受信装置20でCH1、CH2に対応する楽曲データを取得する場合の、受信装置20の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる音声伝送用フレーム通信装置100の構成を示す機能ブロック図である。音声伝送用フレーム通信装置100は、楽曲データ送出装置1、配信装置(音声伝送用フレーム形成装置)10、受信装置(音声伝送用フレーム受信装置)20a、20b、スピーカー2a、2b、集中制御装置30、電源線Lを備える。
電源線Lは、通常の家庭用の電源線で、高速電力線通信が可能なものをさす。電源線Lは、配信装置10、受信装置20a、20b、集中制御装置30および商用電源(図示省略)を接続する。電源線Lは、配信装置10、受信装置20a、20b、集中制御装置30に電力を供給すると共に、これらの装置間の通信を可能とする。
なお、以後、音声およびその一種である楽曲を取り扱う実施形態を説明する。しかし、音声にかえて画像を取り扱うようにしてもよい。さらに、音声および画像を取り扱うようにしてもよい。すなわち、以後の「音声」との記載は、厳密には「音声・画像」(音声および画像の一方または双方)と記載すべきものである。しかし、記載を簡略にするため、「音声」と記載する。
楽曲データ送出装置1は、音声情報の一種である楽曲データを送出する。なお、楽曲データは、音声の一種である楽曲を複数のチャンネルに分けて記録したものである。例えば、楽曲データは、ステレオならば2チャンネルに分けて記録され、5.1サラウンドシステムであれば6チャンネルに分けて記録される。図1においては、楽曲データが2チャンネルに分けて記録されているとする。なお、2個のチャンネルを、CH1、CH2という。
配信装置(音声伝送用フレーム形成装置)10は、音声伝送用フレームFを形成する。さらに、配信装置10は、音声伝送用フレームFを、電源線Lを介して、受信装置20a、20bに送信する。
図2は、本発明の実施形態にかかる配信装置10の構成を示す機能ブロック図である。配信装置10は、インタフェース(音声情報受理手段)12a、12b、電源周波数測定部14、チャンネル音声生成部16、フレーム形成部17、送信部(音声伝送用フレーム送信手段)18を備える。
インタフェース(音声情報受理手段)12a、12bは、それぞれ、CH1、CH2に対応する楽曲データを受ける。CH1に対応する楽曲データ、および、CH2に対応する楽曲データを、それぞれ、チャンネル音声データという。インタフェース12a、12bは、それぞれ、チャンネル音声データを受けて、チャンネル音声生成部16に与える。
電源周波数測定部14は、電源線Lに接続された商用電源の周波数を測定する。
チャンネル音声生成部16は、チャンネル音声データをインタフェース12a、12bから受け、チャンネル識別情報(例えば、チャンネル番号であり、CH1ならば1、CH2ならば2とすることが考えられる)に対応付けて、チャンネル音声情報体を生成する。チャンネル音声生成部16は、インタフェース12a(12b)から受けたチャンネル音声データを、チャンネル識別情報1(2)に対応づける。
フレーム形成部17は、複数のチャンネルに関するチャンネル音声情報体を有する音声伝送用フレームFを形成する。
図3は、音声伝送用フレームFの一例を示す図である。図3(a)を参照して、音声伝送用フレームFは、IEEE標準802a-2003にしたがい、フィールドF1、F2、F3、F4、F5、F6を有する。
フィールドF1は、宛先アドレスである。フィールドF2は、送信元アドレスである。フィールドF1、F2は周知であり説明を省略する。
フィールドF3は、プロトコル認識フィールド(Protocol Identification Field)である。図3(b)を参照して、フィールドF3は、フィールドF31、F32を有する。フィールドF31はTPIDを記録する部分である。例えば、TPID=88B5(16進数)とする。このTPIDを音声伝送用フレームFに割り当てる。フィールドF32は、楽曲フォーマットを記録する部分である。例えば、楽曲フォーマットは、チャンネル数、コーディング方式、コーディングbit数およびコーディングレートである。
フィールド(チャンネル音声領域)F4は、図3(b)を参照して、フィールドF41、F42を有する。フィールドF41は、チャンネルCH1に対応するチャンネル識別情報としてチャンネル番号1を記録する。フィールドF42は、チャンネルCH1に対応するチャンネル音声データ(楽曲データ)を記録する。なお、フィールドF41に、チャンネル識別情報に加えて、楽曲データの音量を示す情報を記載してもよい。
フィールド(チャンネル音声領域)F5は、フィールドF4と同様であるが、チャンネルCH2に対応するチャンネル番号2およびチャンネル音声データを記録する。このように、フィールドF5におけるチャンネル識別情報(2)は、フィールドF4におけるチャンネル識別情報(1)とは異なる。このように、フィールド(チャンネル音声領域)F4、F5には各々異なるチャンネル識別情報が記録されている。
なお、フィールド(チャンネル音声領域)F4、F5は、チャンネル音声生成部16により形成される。
フィールドF6は、FCS(Frame Check Sequence)である。フィールドF6は周知であり説明を省略する。
図3に示す音声伝送用フレームFによれば、一つの音声伝送用フレームFにおけるチャンネル識別情報(フィールド(チャンネル音声領域)F4、F5に記録されている)が、複数のチャンネルの全てであるCH1、CH2に対応するものである。すなわち、一つの音声伝送用フレームFに全てのチャンネルに対応する楽曲データが記録されている。
図4は、音声伝送用フレームFの他の例を示す図である。図4(a)を参照して、音声伝送用フレームFは、IEEE標準802.1QにしたがうタグVLANのフレームフォーマットであり、フィールドF1、F2、F7、F4、F5、F6を有する。フィールドF1、F2、F4、F5、F6は図3と同様であり説明を省略する。
フィールドF7は、図4(b)を参照して、フィールドF71、F72、F73、F74を有する。フィールドF71はTPID(Tag Protocol IDentifier)を記録する部分である。例えば、TPID = 8100(16進数)として、タグ付きフレームとする。フィールドF72は、TCI(Tag Control Information)の部分であり、VLAN(Virtual Local Area Network)のIDを指定する。ある一つのIDに、音声伝送用フレームFの送受信専用のVLANを割り当てることができる。そのIDを、フィールドF72に記録すれば、フレームが音声伝送用フレームFとして使用されることがわかる。TCIの最初の3bitにPCP(Priority Code Point)の特定のコードを記録して、音声伝送用フレームFの優先度を高めることもできる。フィールドF73は、パケットの長さを記録してもよいし、88B5(16進数)を記録してもよい。フィールドF74は、楽曲フォーマットを記録する部分である。例えば、楽曲フォーマットは、チャンネル数、コーディング方式、コーディングbit数およびコーディングレートである。
なお、図3、図4のいずれにおいても、電源線Lでのアクセス方式に関わるヘッダをプリアンブルとして、フィールドF1よりも前に付加してもよい。なお、プリアンブル自体は周知なので、説明を省略する。
図5は、音楽CDの1セクター2352byte(ステレオ)を5分割して200msec間隔で、音声伝送用フレームFにより伝送する場合の音声伝送用フレームFの例を示す図である。なお、200mseは、商用電源50Hzの地域で電源周期の10周期分に相当する。図5に示す例は、商用電源50Hzの地域において有効なものである。ただし、図5に示す音声伝送用フレームFはIEEE標準802a-2003(図3参照)にしたがっている。
図5(a)、図5(b)、図5(c)、図5(d)に示すように、4個の音声伝送用フレームFに、CH1、CH2に対応する楽曲データを472byte分記録する。そして、図5(e)に示すように、最後の1個の音声伝送用フレームFに、CH1、CH2に対応する楽曲データを464byte分記録する。1個の音声伝送用フレームFにおける楽曲データのサイズは他にも色々考えられる。例えば、音楽CDの1セクター2352byte(ステレオ)を、250msec間隔で、588byteずつ4個の音声伝送用フレームFで送ることも考えられる。例えば、音楽CDの1セクター2352byte(ステレオ)を、120msec間隔で、294byteずつ8個の音声伝送用フレームFで送ることも考えられる。ただし、8個目の音声伝送用フレームFから160msec間隔で、次の1個目の音声伝送用フレームFを送信する。
なお、商用電源60Hzの地域では、1/6sec間隔で、6個の音声伝送用フレームFに392byte分づつCH1、CH2に対応する楽曲データを記録する。その他にも、125msec間隔で、8個の音声伝送用フレームFに294byte分づつCH1、CH2に対応する楽曲データを記録する。
このように、商用電源の周波数に応じて、一個の音声伝送用フレームFに記録される楽曲データのサイズが異なる。よって、チャンネル音声生成部16は、電源周波数測定部14から測定結果を受けて、チャンネル音声情報体に記録する楽曲データのサイズを決定する。
ただし、商用電源の周波数に関わらず、200msec間隔で、8個の音声伝送用フレームFに236byte分づつCH1、CH2に対応する楽曲データを記録し、さらに2個の音声伝送用フレームFに232byte分づつCH1、CH2に対応する楽曲データを記録する。
図6は、本発明の実施形態にかかる受信装置20aの構成を示す機能ブロック図である。受信装置(音声伝送用フレーム受信装置)20aは、インタフェース22、チャンネル音声データ取得部26、同期部27、受信部(音声伝送用フレーム受信手段)28を備える。
受信部(音声伝送用フレーム受信手段)28は、電源線Lから音声伝送用フレームFを受信する。ただし、受信部28は、フィールドF1、F2、F3(またはF7)に基づき、受信装置20aが受信すべきフレームのみを受信するようにしてもよい。
チャンネル音声データ取得部26は、受信された音声伝送用フレームFから、複数のチャンネルCH1、CH2のうちのいずれか一つ以上である所定の受信対象チャネルに対応する楽曲データを取得する。例えば、受信装置20aの受信対象チャネルがCH1、受信装置20bの受信対象チャネルがCH2である。取得した楽曲データはバッファ(図示省略)に記録する。なお、チャンネル音声データ取得部26は、フィールドF32(F74)の楽曲フォーマットに基づいて楽曲データを取得するようにしてもよい。
インタフェース22は、チャンネル音声データ取得部26が取得した楽曲データをスピーカー2aに与える。
スピーカー2aは、受信装置20aからCH1に対応した楽曲データを受けて、音声として出力する。
受信装置(音声伝送用フレーム受信装置)20bは、受信装置20aと同じ構成であり説明を省略する。
スピーカー2bは、受信装置20bからCH2に対応した楽曲データを受けて、音声として出力する。
なお、受信装置20a、20bにおいては、周知のビーコン情報を用いて、スピーカー2a、2bから出力される音声を、同期部27によって、同期させることが好ましい。同期部27は、受信部28を介してビーコン情報を受信する。さらに、同期部27は、インタフェース22から楽曲データが出力されるタイミングを、ビーコン情報に基づき制御する。
また、画像情報をフレームに記録する場合は、スピーカー2a、2bにかえて、ディスプレイを用いる。
また、受信装置20a、20bは、アンプの内部に実装されていてもよいし、100Base-T(IEEE802.3標準を参照)形式のパケットを受ける装置でもよい。ただし、受信装置20a、20bが100Base-T形式のパケットを受ける装置である場合、受信装置20と電源線Lとの間に、電源線L上の電力線伝送信号を100Base-T形式に変換するアダプタを配置するものとする。
集中制御装置30は、音声伝送用フレームFの送受信を制御する。例えば、集中制御装置30は、配信装置10の送信部18から接続要求パケットを受ける。その後、集中制御装置30は、配信装置10の送信する音声伝送用フレームFおよびその他の送信すべきフレーム(電源線Lには図示省略した他の送信元が接続されているが、その送信元が送信すべきフレーム)の情報量の総和が、電源線Lで伝送可能な情報量以下であれば、配信装置10に音声伝送用フレームFの送信を許諾する旨を示す受諾パケットを配信装置10に送る。なお、配信装置10による音声伝送用フレームFの送信が終わると、配信装置10からその旨を示すパケットが集中制御装置30に送られる。集中制御装置30は、送信すべきフレームの情報量の総和を、音声伝送用フレームFの分だけ減ずる。
集中制御装置30は、配信装置10の内部に実装してもよい。
次に、本発明の実施形態の動作を説明する。
配信装置10から音声伝送用フレームFを送信することの許諾が、集中制御装置30からなされると、配信装置10は楽曲データ送出装置1から、CH1に対応する楽曲データ(チャンネル音声データ)、および、CH2に対応する楽曲データ(チャンネル音声データ)を受ける。CH1、CH2に対応する楽曲データは、インタフェース12a、12bを介して、チャンネル音声生成部16に与えられる。
また、電源周波数測定部14は、電源線Lに接続された商用電源の周波数を測定する。
チャンネル音声生成部16は、チャンネル音声情報体(図3、図4のフィールドF4、F5参照)を生成する。チャンネル音声情報体の楽曲データの大きさは、測定された商用電源の周波数に応じて、決定される(図5参照)。フレーム形成部17は、チャンネル音声情報体を受け、音声伝送用フレームFを形成する(図3、図4参照)。音声伝送用フレームFには、複数のチャンネルCH1、CH2に対応する楽曲データが記録されている。音声伝送用フレームFは、送信部18により送信される。
音声伝送用フレームFは、電源線Lを介して、受信装置20a、20bの受信部28により受信される。受信された音声伝送用フレームFから、チャンネル音声データ取得部26が、受信対象チャネル(受信装置20a:CH1、受信装置20b:CH2)の楽曲データを取得し、インタフェース22を介して、スピーカー2a、2bに与える。スピーカー2a、2bが、それぞれ、CH1、CH2の楽曲データを再生する。
本発明の実施形態によれば、一つのチャンネルごとに音声伝送用フレームFを形成することなく、複数のチャンネルCH1、CH2ごとに音声伝送用フレームFを形成するので、音声伝送用フレームFの個数を少なくすることができる。
なお、上記の説明では、一つの音声伝送用フレームFに全てのチャンネルCH1、CH2に対応する楽曲データが記録されている。しかし、複数の音声伝送用フレームFに全てのチャンネルに対応する楽曲データが記録されているようにしてもよい。
図7は、音声伝送用フレームFの変形例を示す図である。楽曲データが、5.1サラウンドシステムに即して、6チャンネル(CH1、CH2、CH3、CH4、CH5、CH6)に分けて記録されているとする。
ここで、音声伝送用フレームFは、図7(a)に示すように、フィールドF4、F5、F50に、CH1、CH2、CH3に対応する楽曲データを記録するものと、図7(b)に示すように、フィールドF4、F5、F50に、CH4、CH5、CH6に対応する楽曲データを記録するものとがあるようにしてもよい。すなわち、2個の音声伝送用フレームFに全てのチャンネルCH1〜CH6に対応する楽曲データが記録されているようにしてもよい。
一つのチャンネルごとに音声伝送用フレームFを形成する場合に比較すると、図7に示すような場合でも、音声伝送用フレームFの個数を少なくすることができる。
また、上記の説明では、一つの受信装置20a(20b)が一つのチャンネルに対応する楽曲データを取得していたが、一つの受信装置20で複数のチャンネルに対応する楽曲データを取得してもよい。
図8は、一つの受信装置20でCH1、CH2に対応する楽曲データを取得する場合の、受信装置20の構成を示す図である。
受信部28は、電源線Lから音声伝送用フレームFを受信する。
チャンネル音声データ取得部26は、受信された音声伝送用フレームFから、CH1、CH2に対応する楽曲データを取得する。
インタフェース22aは、チャンネル音声データ取得部26が取得した楽曲データ(CH1に対応するもの)をスピーカー2aに与える。
インタフェース22bは、チャンネル音声データ取得部26が取得した楽曲データ(CH2に対応するもの)をスピーカー2bに与える。
なお、スピーカー2a、2bは、ヘッドセットでもよい。
また、電源線Lによる高速電力線通信のかわりに、通常の有線LAN、無線LANでもよい。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、メモリを備えたコンピュータに、上記の各部分(例えば、配信装置10、受信装置20、20a、20b)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、メモリにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
100 音声伝送用フレーム通信装置
10 配信装置(音声伝送用フレーム形成装置)
12a、12b インタフェース(音声情報受理手段)
14 電源周波数測定部
16 チャンネル音声生成部
17 フレーム形成部
18 送信部(音声伝送用フレーム送信手段)
20、20a、20b 受信装置(音声伝送用フレーム受信装置)
22 インタフェース
26 チャンネル音声データ取得部
27 同期部
28 受信部(音声伝送用フレーム受信手段)
30 集中制御装置
1 楽曲データ送出装置
2a、2b スピーカー
L 電源線
CH1、CH2 チャンネル
F 音声伝送用フレーム
F4、F5 フィールド(チャンネル音声領域)

Claims (9)

  1. 音声および画像の一方または双方を複数のチャンネルに分けて記録した音声・画像情報を、前記チャンネルごとに受ける音声・画像情報受理手段と、
    前記チャンネルごとの音声・画像情報であるチャンネル音声・画像データを、チャンネル識別情報に対応付けて、チャンネル音声・画像情報を生成するチャンネル音声・画像生成手段と、
    複数のチャンネルに関する前記チャンネル音声・画像情報を有する音声・画像伝送用フレームを形成するフレーム形成手段と、
    を備え、
    複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものである、
    音声・画像伝送用フレーム形成装置。
  2. 請求項1に記載の音声・画像伝送用フレーム形成装置であって、
    前記音声・画像伝送用フレームを送信する音声・画像伝送用フレーム送信手段を備えた音声・画像伝送用フレーム形成装置。
  3. 請求項2に記載の音声・画像伝送用フレーム形成装置であって、
    前記音声・画像伝送用フレーム送信手段が、電力線通信が可能な媒体を介して、前記音声・画像伝送用フレームを送信する音声・画像伝送用フレーム形成装置。
  4. 請求項3に記載の音声・画像伝送用フレーム形成装置であって、
    前記音声・画像伝送用フレームの間隔は、前記電力線通信が可能な媒体に接続された電源の周期の整数倍である音声・画像伝送用フレーム形成装置。
  5. 複数のチャンネルのうちの一つに対応づけられたチャンネル音声・画像データと、当該チャンネル音声・画像データが対応するチャンネルのチャンネル識別情報と、が記録されたチャンネル音声・画像領域を複数有する音声・画像伝送用フレームを受信する音声・画像伝送用フレーム受信手段と、
    受信された前記音声・画像伝送用フレームから、前記複数のチャンネルのうちのいずれか一つ以上である所定の受信対象チャネルに対応する前記チャンネル音声・画像データを取得するチャンネル音声・画像データ取得手段と、
    を備え、
    前記チャンネル音声・画像領域の各々には、各々異なる前記チャンネル識別情報が記録されており、
    複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものである、
    音声・画像伝送用フレーム受信装置。
  6. 請求項5に記載の音声・画像伝送用フレーム受信装置であって、
    前記音声・画像伝送用フレーム受信手段が、電力線通信が可能な媒体を介して、前記音声・画像伝送用フレームを受信する音声・画像伝送用フレーム受信装置。
  7. 請求項6に記載の音声・画像伝送用フレーム受信装置であって、
    前記音声・画像伝送用フレームの間隔は、前記電力線通信が可能な媒体に接続された電源の周期の整数倍である音声・画像伝送用フレーム受信装置。
  8. 音声および画像の一方または双方を複数のチャンネルに分けて記録した音声・画像情報を、前記チャンネルごとに受ける音声・画像情報受理処理と、
    前記チャンネルごとの音声・画像情報であるチャンネル音声・画像データを、チャンネル識別情報に対応付けて、チャンネル音声・画像情報を生成するチャンネル音声・画像生成処理と、
    複数のチャンネルに関する前記チャンネル音声・画像情報を有する音声・画像伝送用フレームを形成するフレーム形成処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものである、
    プログラム。
  9. 複数のチャンネルのうちの一つに対応づけられたチャンネル音声・画像データと、当該チャンネル音声・画像データが対応するチャンネルのチャンネル識別情報と、が記録されたチャンネル音声・画像領域を複数有する音声・画像伝送用フレームを受信する音声・画像伝送用フレーム受信処理と、
    受信された前記音声・画像伝送用フレームから、前記複数のチャンネルのうちのいずれか一つ以上である所定の受信対象チャネルに対応する前記チャンネル音声・画像データを取得するチャンネル音声・画像データ取得処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記チャンネル音声・画像領域の各々には、各々異なる前記チャンネル識別情報が記録されており、
    複数の前記音声・画像伝送用フレームにおける前記チャンネル識別情報が、複数のチャンネルの全てに対応するものである、
    プログラム。
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