JP2012126519A - Sheet processing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シート処理装置に関し、特に、シートに折り曲げ処理を施すシート処理装置に関する。 The present invention relates to a sheet processing apparatus, and more particularly to a sheet processing apparatus that performs a bending process on a sheet.
従来のシート処理装置としては、例えば、特許文献1に記載のシート積載装置が知られている。図12は、特許文献1に記載のシート積載装置500を上方から平面視した図である。
As a conventional sheet processing apparatus, for example, a sheet stacking apparatus described in
シート積載装置500は、断裁装置511及び積載トレイ512を備えている。断裁装置511は、図示しない後処理装置によって中綴じされた冊子514を受け取り、冊子514の小口を断裁して揃える。積載トレイ512には、断裁装置511から排出された複数の冊子514が、隣り合うもの同士が一部において重なった状態で一列に並ぶように積載される。
The
更に、シート積載装置500では、図12に示すように、ジョブの変わり目において、積載する冊子514の重なり量を小さくしている。これにより、ジョブの変わり目が明確になり、中綴じ冊子514を積載トレイ512から取り出した後の作業性が向上する。
Further, in the
しかしながら、特許文献1に記載のシート積載装置500は、冊子514が隣の冊子514の下に潜り込むという問題を有している。図13は、特許文献1に記載のシート積載装置500を水平方向から平面視した図である。
However, the
前記の通り、シート積載装置500では、図12に示すように、ジョブの変わり目において、積載する冊子514の重なり量を小さくしている。そのため、図13に示すように、先行の冊子514の間に後続の冊子514が潜り込んでしまうおそれがある。このような冊子514の潜り込みは、積載トレイ512におけるジャムの原因となる。
As described above, in the
そこで、本発明の目的は、トレイにおいて先行のシートの下に後続のシートが潜り込むことを抑制できるシート処理装置を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a sheet processing apparatus that can suppress a subsequent sheet from entering under a preceding sheet in a tray.
本発明の一形態に係るシート処理装置は、シートに対して折り曲げ処理を施す処理手段と、前記処理手段から出力されてくる前記シートが載置されるトレイと、前記トレイ上の前記シートを所定方向に搬送する搬送手段と、同一のジョブにおいて第1のシートと第2のシートとが順に前記トレイに出力されてきた場合には、該第1のシートと該第2のシートとが一部において重なった状態で前記所定方向に並ぶように前記搬送手段を駆動させると共に、異なるジョブにまたがって第1のシートと第2のシートとが順に該トレイに出力されてきた場合には、該第1のシートと該第2のシートとが重ならない状態で該所定方向に並ぶように該搬送手段を駆動させる制御手段と、を備えていること、を特徴とする。 A sheet processing apparatus according to an aspect of the present invention provides a processing unit that performs a bending process on a sheet, a tray on which the sheet output from the processing unit is placed, and the sheet on the tray. When the first sheet and the second sheet are sequentially output to the tray in the same job, the first sheet and the second sheet are partly transferred. When the conveying means is driven so as to be aligned in the predetermined direction in the overlapping state at the same time, and the first sheet and the second sheet are sequentially output to the tray across different jobs, the first sheet And a control unit that drives the conveying unit so that the first sheet and the second sheet are aligned in the predetermined direction without overlapping each other.
本発明によれば、トレイにおいて先行のシートの下に後続のシートが潜り込むことを抑制できる。 According to the present invention, it is possible to suppress the subsequent sheet from entering under the preceding sheet in the tray.
以下に、本発明の一実施形態に係るシート処理装置について図面を参照しながら説明する。 A sheet processing apparatus according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(シート処理装置の構成)
まず、シート処理装置10の構成について説明する。図1は、シート処理装置10の構成図である。図2は、シート処理装置10に含まれている処理部20及びトレイ22の構成を示した図である。なお、以下では、図1及び図2における右側及び左側を単に右側及び左側と呼び、図1及び図2における上側及び下側を単に上側及び下側と呼び、図1及び図2における紙面手前側及び紙面奥側を単に手前側及び奥側と呼ぶ。
(Configuration of sheet processing apparatus)
First, the configuration of the
シート処理装置10は、複写機等の画像形成装置に接続して用いられ、画像形成装置から出力されてくる印刷済みの用紙(シート)に対して折り曲げ処理及びステープル処理等を施す。シート処理装置10は、図1及び図2に示すように、本体12、ローラ対14、制御部18、処理部20、トレイ22、搬送部23(図2参照)及びセンサS1〜S4(図2参照)を備えている。
The
本体12は、シート処理装置10の筐体であり、直方体状をなしている。本体12は、ローラ対14、制御部18、処理部20及びセンサS1,S2を収容している。
The
ローラ対14は、本体12の右側の側面において本体12から露出しており、画像形成装置から出力されてくる印刷済みの用紙を本体12内に取り込む。ローラ対14によって本体12内に取り込まれた用紙は、図1に示すように、図示しないローラ対やガイドにより処理部20に搬送される。
The
制御部18は、例えば、CPUにより構成されており、シート処理装置10全体の動作を制御する。
The
処理部20は、用紙Pに対して折り曲げ処理(二つ折り処理又は三つ折り処理)を施し、図2に示すように、本体21、積載トレイ24、ストッパ26、ローラ30,32,34,36,38,40、チョッパ42、ガイド46及び切り替え部材48を備えている。
The
本体21は、処理部20の筐体であり、積載トレイ24、ストッパ26、ローラ30,32,34,36,38,40、チョッパ42、ガイド46、切り替え部材48及びセンサS1,S2を収容している。本体12の左側の側面には、折り曲げ処理が施された用紙Pが出力される複数(2つ)の排出口Op1,Op2が設けられている。排出口Op1からは、二つ折り処理が施された用紙Pが出力される。排出口Op2からは、三つ折り処理が施された用紙Pが出力される。また、本体12の上面には、ローラ対14により搬送されてきた用紙Pを取り込むための取り込み口Op3が設けられている。
The
積載トレイ24は、本体21内において上下方向に延在する平板であり、右斜め上方向に向って伸びている。積載トレイ24上には、取り込み口Op3から取り込まれた用紙Pが積載される。
The
ストッパ26は、積載トレイ24上に積載されている複数の用紙Pが一致して重なるように、該複数の用紙Pを揃える。具体的には、ストッパ26は、コ字型の断面構造を有しており、積載トレイ24上に設けられている。複数の用紙Pは、自重により積載トレイ24上を滑り落ちてストッパ26に接触することにより揃えられる。なお、ストッパ26は、積載トレイ24上を上下方向に移動することが可能である。
The
チョッパ42は、用紙Pに折り曲げ処理を施す板状部材である。チョッパ42は、積載トレイ24に関して、該積載トレイ24に積載されている用紙Pの反対側に設けられており、積載トレイ24の上下方向の中間点付近に位置している。チョッパ42は、積載トレイ24に直交する方向に移動可能に構成されており、用紙Pに右側から接触することにより、紙面垂直方向に延在する折り目を用紙Pに形成する。
The
ローラ30,32、34,36,38,40はそれぞれ、用紙Pを搬送する役割を果たす。ローラ30,32は、互いに対向しており、積載トレイ24に関して、チョッパ42の反対側に位置している。ローラ34は、ローラ32の左側に設けられており、該ローラ32と対向している。ローラ36は、ローラ34の下側に設けられており、該ローラ34と対向している。ローラ40は、ローラ34の左側に設けられており、該ローラ34と対向している。ローラ38は、ローラ36の左側に設けられている。
The
ガイド46は、コ字型の断面構造を有しており、下側に向かう開口を有している。ガイド46は、用紙Pに三つ折り処理を施す際に用いられ、チョッパ42により折り曲げられた用紙Pであって、ローラ30,32により搬送されてきた用紙Pの進行を停止させる。
The
切り替え部材48は、用紙Pの搬送経路を切り替える部材であり、ガイド46の下側において遥動可能に設けられている。具体的には、図2の実線に示す切り替え部材48は、用紙Pをガイド46内に導く。図2の点線に示す切り替え部材48は、用紙Pを排出口Op2へと導く。
The switching
センサS1,S2はそれぞれ、処理部20において、用紙Pが出力される排出口Op1,Op2近傍に設けられ、用紙Pを検知する。具体的には、センサS1,S2は、用紙PがセンサS1,S2の前を通過している期間にはON状態となり、用紙PがセンサS1,S2の前を通過していない期間にはOFF状態となる。
The sensors S1 and S2 are provided in the
トレイ22は、処理部20から出力されてくる用紙Pが載置され、図2に示すように、本体50、検知部材60及びストッパ板62を含んでいる。図3は、トレイ22を上方から平面視した図である。図3では、図1及び図2における右側・左側・上側・下側・手前側・奥側を矢印で示してある。
The
本体50は、図3に示すように、上方から平面視したときに、長方形上の板であり、図2に示すように、排出口Op2の下側から左斜め上方に向かって延在している。本体50上には、複数の用紙Pが載置される。
As shown in FIG. 3, the
搬送部23は、トレイ22上の用紙Pを左方向に搬送し、図2及び図3に示すように、ベルト52,54、プーリー56,58及びモータ(図示せず)を含んでいる。
The
プーリー56,58はそれぞれ、本体50内において、本体50の右端及び左端に設けられている。ベルト52,54はそれぞれ、プーリー56,58に巻きつけられている。ベルト52,54は、図3に示すように、本体50の上面において露出しており、左右方向に平行に延在している。ベルト52は、ベルト54よりも手前側に設けられている。モータは、プーリー56に接続されており、プーリー56を反時計回りに回転させる。これにより、ベルト52,54は、図3に示すように、本体50の上面において左方向へと移動する。よって、トレイ22上の用紙Pは、左方向へと搬送される。
The
センサS3は、本体50の右端近傍に設けられ、トレイ22に出力されてきた用紙Pの後端を検知する。具体的には、センサS3は、本体50の右端から所定距離だけ左側に離れた位置に設けられている。そして、センサS3は、用紙PがセンサS3の前を通過している期間にはON状態となり、用紙PがセンサS3の前を通過していない期間にはOFF状態となる。すなわち、センサS3は、ON状態からOFF状態に切り換わることによって、用紙Pの後端を検知している。
The sensor S <b> 3 is provided near the right end of the
検知部材60は、図2に示すように、センサS3よりも左側(より正確には、本体50の左端近傍)に設けられており、遥動可能に本体50に取り付けられている。そして、検知部材60は、図2の実線に示すように、本体50の上面から突出している状態と、図2の点線に示すように、本体50の上面から突出していない状態とを取ることができる。
As shown in FIG. 2, the
センサS4は、センサS3よりも左側に設けられ、検知部材60の状態を検知している。より詳細には、センサS4は、検知部材60の下に設けられ、検知部材60が図2の実線に示すように本体50の上面から突出している状態では、ON状態となる。一方、センサS4は、検知部材60が図2の点線に示すように本体50の上面から突出していない状態では、OFF状態となる。すなわち、検知部材60が用紙Pによって押さえつけられた状態では、センサS4はOFF状態となり、検知部材60が用紙Pによって押さえつけられていない状態では、センサS4はON状態となる。これにより、センサS4は、用紙Pの有無を検知している。
The sensor S4 is provided on the left side of the sensor S3 and detects the state of the
ストッパ板62は、本体50の左端に遥動可能に取り付けられており、搬送部23により搬送されてきた用紙Pが本体50から落下することを防止する板である。より詳細には、ストッパ板62は、図2の実線に示すように、本体50の下方に位置している状態と、図2の点線に示すように、本体50の上方に位置している状態とを取ることができる。ストッパ板62は、本体50の上方に位置しているときには、用紙Pがストッパ板62よりも左側に進行することを妨げる。これにより、ストッパ板62は、用紙Pが本体50から落下することを防止する。一方、ストッパ板62は、本体50の下方に位置しているときには、用紙Pが本体50から落下することを防止しない。この場合には、本体50の左端の下方にボックスBを配置して、本体50から落下してくる用紙PをボックスBにより回収する。
The
(折り曲げ処理について)
次に、処理部20が行う折り曲げ処理について図面を参照しながら説明する。処理部20は、用紙Pを二つ折りにする二つ折り処理と用紙Pを三つ折りにする三つ折り処理とを行うことができる。図4は、用紙Pに対して二つ折り処理を施す際の処理部20を示した図である。図5は、用紙Pに対して三つ折り処理を施す際の処理部20を示した図である。
(About the bending process)
Next, the bending process performed by the
まず、二つ折り処理について説明する。二つ折り処理の際には、ストッパ26は、図2及び図4に示すように、積載トレイ24の下端に位置する。これにより、チョッパ42は、上下方向において用紙Pの中点に位置するようになる。また、切り替え部材48は、図4に示すように、ガイド46の開口を閉鎖している。
First, the folding process will be described. During the folding process, the
チョッパ42は、用紙Pに右側から接触し、用紙Pの上下方向の中点に折り目を形成し、ローラ30,32間へと用紙Pを押し込む。ローラ30,32はそれぞれ、時計回り及び反時計回りに回転している。これにより、図4に示すように、用紙Pは、二つ折り処理が施された状態で、ローラ30,32から出力される。この後、用紙Pは、反時計回りに回転しているローラ40により搬送されながら、ガイド48によって排出口Op1へと導かれる。そして、用紙Pは、排出口Op1からトレイ22へと出力される。
The
次に、三つ折り処理について説明する。三つ折り処理の際には、ストッパ26は、図5に示すように、積載トレイ24の下から1/3の位置に位置する。これにより、チョッパ42は、用紙Pの下から1/3の位置に位置するようになる。また、切り替え部材48は、図5に示すように、ガイド46の開口を開放している。
Next, the tri-fold process will be described. In the tri-fold process, the
チョッパ42は、用紙Pに右側から接触し、用紙Pの下から1/3の位置に折り目を形成し、ローラ30,32間へと用紙Pを押し込む。用紙Pは、ローラ30,32に搬送されながら、切り替え部材48に導かれて、ガイド46内に進入する。そして、用紙Pの先端がガイド46の奥に接触すると、用紙Pは、左方向への進行を停止する。ただし、ローラ30,32が回転しているので、用紙Pは、下方に撓んで図5に示すように、ローラ32,34間に侵入する。ここで、ローラ34は、時計回りに回転している。そのため、用紙Pは、ローラ32,34により下方に搬送される。この際、用紙Pは、上から1/3の位置に折り目が形成される。すなわち、用紙Pに三つ折り処理が施される。この後、用紙Pは、ローラ36,38により搬送され、排出口Op2からトレイ22へと出力される。
The
(処理装置の動作について)
以下に、シート処理装置10の動作について図面を参照しながら説明する。図6は、複数の用紙Pが載置されたトレイ22を示した図である。図7は、用紙Pに折り曲げ処理が施される際に、制御部18が行う処理を示したフローチャートである。図8ないし図11は、トレイ22上の用紙P1,P2が搬送される様子を示した図である。
(About the operation of the processing equipment)
The operation of the
シート処理装置10は、トレイ22において先行の用紙Pの下に後続の用紙Pが潜り込むことを抑制するために、概略以下の動作を行う。具体的には、制御部18は、図6に示すように、同一のジョブJ1において2つの用紙Pが順にトレイ22に出力されてきた場合には、先行の用紙Pと後続の用紙Pとが一部において重なった状態で左から右に並ぶように搬送部23を駆動させる。一方、制御部18は、図6に示すように、異なるジョブJ1,J2に跨って2つのシートが順にトレイ22に出力されてきた場合には、先行の用紙Pと後続の用紙Pとが重ならない状態で左から右に並ぶように搬送部23を駆動させる。これにより、ジョブJ1,J2の切り替わりにおいて、先行の用紙Pの下に後続の用紙Pが潜り込むことを抑制している。
The
まず、制御部18は、図示しない画像形成装置からジョブを受け付ける(ステップS1)。ジョブとは、1つの印刷指示によって、1以上の用紙Pに画像形成装置が印刷を行った後に、印刷済みの1以上の用紙Pにシート処理装置10が折り曲げ処理を施す一連の処理を指す。これにより、シート処理装置10には、印刷済みの1以上の用紙Pが画像形成装置から順次出力されてくる。
First, the
次に、制御部18は、処理部20に用紙P2に対して折り曲げ処理を行わせる(ステップS2)。用紙P2に二つ折り処理を行うのか三つ折り処理を行うのかは、ジョブに基づいて決定される。なお、折り曲げ処理の詳細については、すでに説明を行ったのでこれ以上の説明を省略する。また、トレイ22上には図8に示すように、用紙P2と同一ジョブにおいてすでに折り曲げ処理が施された用紙P1がすでに出力されているものとする。そして、用紙P1の後端は、センサS3上に位置している。ただし、用紙P2がジョブにおいて最初に折り曲げ処理が施される用紙である場合には、用紙P1は存在しない。
Next, the
次に、制御部18は、センサS1又はセンサS2が用紙P2を検知したか否かを判定する(ステップS3)。センサS1又はセンサS2が用紙P2を検知した場合には、本処理はステップS4に進む。一方、センサS1又はセンサS2が用紙P2を検知しなかった場合には、本処理はステップS3に戻る。
Next, the
センサS1又はセンサS2が用紙P2を検知した場合、制御部18は、搬送部23を駆動させる(ステップS4)。すなわち、制御部18は、センサS1又はセンサS2が用紙P2を検知したことに応じて、搬送部23にトレイ22上の用紙P1の搬送を開始させる。これにより、トレイ22上の用紙P1は、図8に示すように、右から左へと搬送される。
When the sensor S1 or the sensor S2 detects the paper P2, the
次に、制御部18は、センサS3が用紙Pの後端を検知したか否かの判定を行う(ステップS5)。より詳細には、折り曲げ処理が施された用紙P2は、排出口Op1又は排出口Op2からトレイ22に出力される。このとき、用紙P2は、図9に示すように、用紙P1に対して一部分において重なると共に、センサS3を覆う。ただし、搬送部23が駆動しているので、用紙P1,P2は、右から左へと搬送される。そして、用紙P2の後端は、図10に示すように、センサS3上を通過する。この際、センサS3は、ON状態からOFF状態へと切り換わる。制御部18は、センサS3がON状態からOFF状態へと切り替わったか否かを判定することにより、センサS3が用紙P2の後端を検知したか否かを判定する。センサS3が用紙P2の後端を検知した場合には、本処理はステップS6に進む。一方、センサS3が用紙P2の後端を検知しない場合には、本処理はステップS5に戻る。
Next, the
センサS3が用紙P2の後端を検知した場合、制御部18は、搬送部23の駆動を停止させる(ステップS6)。すなわち、制御部18は、センサS3が用紙P2の後端を検知したことに応じてトレイ22上の用紙P1の搬送を停止させる。ステップS4〜S6において、用紙P1は、用紙P2よりも距離D1(図6参照)だけ多く搬送される。これにより、図6及び図10に示すように、同一のジョブにおいて用紙P1,P2が順にトレイ22に出力されてきた場合には、用紙P1,P2が左右方向に距離D1だけずらされた状態で並ぶようになる。
When the sensor S3 detects the trailing edge of the paper P2, the
次に、制御部18は、ジョブが終了したか否かを判定する(ステップS7)。ジョブが終了した場合には、本処理はステップS8に進む。ジョブが終了していない場合には、本処理はステップS2に戻る。この場合には、制御部18は、用紙P2の次の用紙P3に対してステップS2〜S7の処理を実行する。
Next, the
ジョブが終了した場合、制御部18は、次のジョブが存在するか否かを判定する(ステップS8)。次のジョブが存在する場合には、本処理はステップS9に進む。次のジョブが存在しない場合には、本処理は終了する。
When the job is finished, the
次のジョブが存在する場合、制御部18は、搬送部23を駆動させる(ステップS9)。これにより、トレイ22上の用紙P1,P2は、図11に示すように、左側へと搬送される。
If there is a next job, the
次に、制御部18は、搬送部23を駆動させてから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS10)。所定時間が経過した場合には、本処理はステップS11に進む。所定時間が経過していない場合には、本処理はステップS10に戻る。
Next, the
所定時間が経過した場合、制御部18は、搬送部23の駆動を停止させる(ステップS11)。これにより、用紙P1,P2が停止する。ステップS8〜S10において、制御部18は、用紙P1とは異なるジョブにおいて処理部20が用紙P2に対して折り曲げ処理を施す場合には、用紙P1,P2を搬送部23に距離D2(図6参照)と距離D1の差に想到する距離だけ搬送させる。この後、本処理はステップS1に戻り、次のジョブを実行する。次のジョブにおいて、新たな用紙P3がトレイ22出力されてくると、図6に示すように、先行のジョブにおいて最後に出力された用紙P(ここでは用紙P2)の先端と後続のジョブにおいて最初に出力された用紙P(ここでは用紙P3)の先端との間の距離は、距離D2となる。距離D2は、折り曲げ処理が施された用紙Pの左右方向の長さよりも長い。そのため、図6に示すように、先行のジョブにおいて最後に出力された用紙P(ここでは用紙P2)の後端と後続のジョブにおいて最初に出力された用紙P(ここでは用紙P3)の先端との間には、隙間Spが形成される。
When the predetermined time has elapsed, the
(効果)
以上のように構成されたシート処理装置10は、トレイ22において先行の用紙Pの下に後続の用紙Pが潜り込むことを抑制できる。より詳細には、制御部18は、図6に示すように、同一のジョブJ1又はジョブJ2において2つの用紙Pが順にトレイ22に出力されてきた場合には、先行の用紙Pと後続の用紙Pとが一部において重なった状態で右から左に並ぶように搬送部23を駆動させる。一方、制御部18は、図6に示すように、異なるジョブJ1,J2に跨って2つのシートが順にトレイ22に出力されてきた場合には、先行の用紙Pと後続の用紙Pとが重ならない状態で左から右に並ぶように搬送部23を駆動させる。これにより、ジョブJ1,J2の切り替わりを明確にするために、先行の用紙Pと後続の用紙Pとの間隔を通常よりも大きくしたとしても、先行の用紙Pの下に後続の用紙Pが潜り込むことが抑制される。
(effect)
The
ここで、本実施形態に係るシート処理装置10では、制御部18は、前記のような動作を搬送部23に行わせるために、以下に説明する制御を実行している。具体的には、制御部18は、処理部20から用紙Pがトレイ22に出力されてくる度に、搬送部23にトレイ22上の用紙Pを搬送させる。これにより、用紙Pが図6に示すようにずらされた状態で左から右に並ぶようになる。そして、シート処理装置10では、異なるジョブにまたがって用紙P1と用紙P2とが順にトレイ22に出力されてきた場合に用紙P1が出力されてから用紙P2が出力されてくるまでに搬送部23が用紙P1を搬送する距離は、同一のジョブにおいて用紙P1,P2が順にトレイ22に出力されてきた場合に用紙P1が出力されてから用紙P2が出力されてくるまでに搬送部23が用紙P1を搬送する距離よりも長い。これにより、用紙P1の後端と用紙P2の前端との間に隙間Sp(図6参照)が形成される。すなわち、用紙P1と用紙P2とが重ならない。
Here, in the
(その他の実施形態)
本発明に係るシート処理装置は前記実施形態に係るシート処理装置10に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
(Other embodiments)
The sheet processing apparatus according to the present invention is not limited to the
シート処理装置10は、図2に示すように、検知部材60及びセンサS4を備えている。検知部材60及びセンサS4は、異なるジョブにおいて順に出力されてきた用紙P1と用紙P2との間の隙間Spを検知することができる。そして、制御部18は、検知部材60及びセンサS4が用紙P1と用紙P2との間の隙間Spを検知した場合には、搬送部23の動作を停止させる。これにより、トレイ22上に複数のジョブの用紙Pが載置されている場合であっても、ボックスBに複数のジョブの用紙Pが混ざった状態で収容されることが抑制される。なお、制御部18は、搬送部23の動作を一時停止してもよい。
As shown in FIG. 2, the
なお、前記実施形態では、用紙Pが1枚の用紙からなるとして説明を行った。しかしながら、用紙Pは、複数枚の用紙からなる用紙束であってもよい。 In the above-described embodiment, the description has been made assuming that the sheet P is formed of one sheet. However, the sheet P may be a sheet bundle composed of a plurality of sheets.
本発明は、シート処理装置に有用であり、特に、トレイにおいて先行のシートの下に後続のシートが潜り込むことを抑制できる点において優れている。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is useful for a sheet processing apparatus, and is particularly excellent in that a subsequent sheet can be suppressed from entering under a preceding sheet in a tray.
Op1,Op2 排出口
S1〜S4 センサ
10 シート処理装置
12 本体
18 制御部
20 処理部
21 本体
22 トレイ
23 搬送部
24 積載トレイ
26 ストッパ
42 チョッパ
50 本体
52,54 ベルト
56,58 プーリー
60 検知部材
62 ストッパ板
Op1 and Op2 discharge ports S1 to
Claims (5)
前記処理手段から出力されてくる前記シートが載置されるトレイと、
前記トレイ上の前記シートを所定方向に搬送する搬送手段と、
同一のジョブにおいて第1のシートと第2のシートとが順に前記トレイに出力されてきた場合には、該第1のシートと該第2のシートとが一部において重なった状態で前記所定方向に並ぶように前記搬送手段を駆動させると共に、異なるジョブにまたがって第1のシートと第2のシートとが順に該トレイに出力されてきた場合には、該第1のシートと該第2のシートとが重ならない状態で該所定方向に並ぶように該搬送手段を駆動させる制御手段と、
を備えていること、
を特徴とするシート処理装置。 Processing means for bending the sheet;
A tray on which the sheet output from the processing unit is placed;
Conveying means for conveying the sheet on the tray in a predetermined direction;
When the first sheet and the second sheet are sequentially output to the tray in the same job, the first sheet and the second sheet are partially overlapped with each other in the predetermined direction. And when the first sheet and the second sheet are sequentially output to the tray across different jobs, the first sheet and the second sheet are Control means for driving the conveying means so as to line up in the predetermined direction without overlapping the sheet;
Having
A sheet processing apparatus.
異なるジョブにまたがって前記第1のシートと前記第2のシートとが順に前記トレイに出力されてきた場合に該第2のシートが出力されてくるまでに前記搬送手段が該第1のシートを搬送する距離は、同一のジョブにおいて前記第1のシートと前記第2のシートとが順に該トレイに出力されてきた場合に該第2のシートが出力されてくるまでに該搬送手段が該第1のシートを搬送する距離よりも長いこと、
を特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。 The control means causes the conveying means to convey the sheet on the tray every time the sheet is output from the processing means to the tray.
When the first sheet and the second sheet are sequentially output to the tray across different jobs, the conveying means removes the first sheet before the second sheet is output. The transport distance is such that when the first sheet and the second sheet are sequentially output to the tray in the same job, the transport unit does not output the second sheet until the second sheet is output. Longer than the distance of conveying one sheet,
The sheet processing apparatus according to claim 1.
前記トレイに出力されてきた前記シートの後端を検知する第2の検知手段と、
を更に備えており、
前記制御手段は、前記第1の検知手段が前記第1のシートを検知したことに応じて前記搬送手段に前記トレイ上の前記シートの搬送を開始させると共に、前記第2の検知手段が該第1のシートの後端を検知したことに応じて該トレイ上の該第1のシートを含む前記シートの搬送を停止させ、該第1のシートとは異なるジョブにおいて前記処理手段が前記第2のシートに対して折り曲げ処理を施す場合には、該第1のシートを含む前記シートを該搬送手段に所定距離だけ搬送させること、
を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のシート処理装置。 A first detection unit that is provided at a discharge port from which the sheet is output in the processing unit and detects the sheet;
Second detection means for detecting a trailing edge of the sheet output to the tray;
Is further provided,
The control means causes the conveying means to start conveying the sheet on the tray in response to the first detecting means detecting the first sheet, and the second detecting means causes the first detecting means to The conveyance of the sheet including the first sheet on the tray is stopped in response to detection of the trailing edge of one sheet, and the processing means in the job different from the first sheet causes the second processing unit to When performing a bending process on the sheet, the sheet including the first sheet is conveyed to the conveying unit by a predetermined distance;
The sheet processing apparatus according to claim 1, wherein the sheet processing apparatus includes:
更に備えており、
前記制御手段は、前記第3の検知手段が前記第1のシートと前記第2のシートとの間の隙間を検知した場合には、前記搬送手段の動作を停止させること、
を特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。 Third detection means provided in the predetermined direction with respect to the second detection means in the tray, between the first sheet and the second sheet that have been sequentially output in different jobs. The third detection means for detecting the gap of
In addition,
The control means stops the operation of the conveying means when the third detecting means detects a gap between the first sheet and the second sheet;
The sheet processing apparatus according to claim 3.
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のシート処理装置。 The processing means has a plurality of outlets for outputting the sheet;
The sheet processing apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010280085A JP2012126519A (en) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | Sheet processing device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010280085A JP2012126519A (en) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | Sheet processing device |
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JP2012126519A true JP2012126519A (en) | 2012-07-05 |
Family
ID=46644013
Family Applications (1)
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JP2010280085A Pending JP2012126519A (en) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | Sheet processing device |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2012126519A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048199A (en) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | コニカミノルタ株式会社 | Post-processing device and image forming system |
-
2010
- 2010-12-16 JP JP2010280085A patent/JP2012126519A/en active Pending
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Legal Events
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---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130417 |