JP2012120778A - 医用画像処理装置および医用画像診断装置 - Google Patents

医用画像処理装置および医用画像診断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】操作者の誤操作を低減させる機能を有する医用画像処理装置および医用画像診断装置を提供すること。
【解決手段】本実施形態に係る医用画像処理装置は、医用画像を処理対象とした複数種類の処理の中の2以上の処理をマルチタスクで実行可能に構成された画像処理部と、前記複数種類の処理から所望の種類の処理の実行指示を入力操作するための操作部と、前記操作部を介して入力操作された処理を前記画像処理部で実行させるために前記画像処理部を制御する制御部とを具備し、前記制御部は、前記操作部を介して前記複数種類の処理のうち少なくとも一つの特定処理の実行指示に対応する操作がなされたとき、前記特定処理の実行指示の操作を受けてから、前記特定処理に応じた時間が経過するまで、前記画像処理部での前記特定処理の実行開始を待機するように制御すること、を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医用画像処理装置および医用画像診断装置に関する。
従来、表示部の前面に設けられたタッチパネルを有する医用画像処理装置および医用画像診断装置において、操作者は、タッチパネルに接触することにより、指示を入力することができる。しかしながら操作者は、タッチパネルに対する接触において、ボタンの押下感が得られにくい問題がある。また、操作者は、表示部に表示された細かいボタンを押す場合、目的とするボタン以外のボタンに接触することもある。これらにより、誤操作が生じることがある。例えば、操作者の意図に反して、処理時間が長いデータの編集処理およびデータの削除処理などが実行されることがある。また、医用画像処理装置および医用画像診断装置にとって負荷の高い処理の実行に関する誤操作(以下、高負荷誤操作とよぶ)は、他の処理に影響を与える。例えば、タッチパネルを有する医用画像処理装置および医用画像診断装置において、高負荷誤操作は、撮影処理に影響するため検査時間の延長を引き起こすことがある。また、医用画像診断装置における撮影開始の誤操作は、被検体に無用な侵襲を与える場合がある
操作者の誤操作を低減させるために、以下のような技術が提案されている。ボタンを押した際に、音の発生、装置の振動等により、ボタンの押下感が操作者に提供される。表示部におけるボタンを含む近傍領域が、拡大・強調表示される。ボタンの押下を確認するためのダイアログボックス(dialog box)などが表示される。
しかしながら、上記従来技術には、以下のような問題がある。例えば、ボタンの押下感の提供および拡大・強調表示は、操作者が意図しないタイミングでタッチパネルに接触した場合における誤操作を防ぐことができない。この誤操作は、例えば、被検体への説明中にカルテを机に置くときにおいて、机の傍にある装置のタッチパネルに接触することなどである。また、拡大・強調表示およびダイアログボックスの表示は、表示部に表示されている医用画像または診断に重要な表示などに重ねられる。これらの重なりは、操作者が被検体の病変、重要な警告表示等を見落とす可能性を高める。ダイアログボックスの表示は、操作者に対して、ダイアログボックスを表示させるための追加の操作を要求する。この操作は、例えば、タッチパネルから指を離し、ダイアログボックスを表示させるボタンを押下することなどである。操作者に対する追加の操作の要求は、操作者に対する利便性を低下させる。
特開2010−152737号公報
目的は、操作者の誤操作を低減させる機能を有する医用画像処理装置および医用画像診断装置を提供することにある。
本実施形態に係る医用画像処理装置は、医用画像を処理対象とした複数種類の処理の中の2以上の処理をマルチタスクで実行可能に構成された画像処理部と、前記複数種類の処理から所望の種類の処理の実行指示を入力操作するための操作部と、前記操作部を介して入力操作された処理を前記画像処理部で実行させるために前記画像処理部を制御する制御部とを具備し、前記制御部は、前記操作部を介して前記複数種類のうち少なくとも一つの特定処理の実行指示に対応する操作がなされたとき、前記特定処理の実行指示の操作を受けてから、前記特定処理に応じた時間が経過するまで、前記画像処理部での前記特定処理の実行開始を待機するように制御すること、を特徴とする。
図1は、第1の実施形態に係る医用画像処理装置の構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係り、ボタンIDおよびボタン名と、重要度との対応表の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係り、処理IDと処理名と影響度との対応表の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係り、特定処理、追加処理に応じた時間に関するプログレスサークルを、操作者により操作されたボタンを拡大したボタンとともに示す図である。 図5は、図4の時間を、プログレスバーとして表示する一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係り、表示部に表示された時間を、操作されたボタンの拡大ボタンとともに表示画面の所定位置に示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る特定処理が実行されるまでの手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係る特定処理の実行中に、複数種類の処理のうち特定処理とは異なる追加処理の実行指示に対応する操作がなされた時の追加処理を実行させる動作の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係り、操作者により操作されたボタンの操作を継続することにより、表示部で表示された時間が減少する一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる医用画像処理装置および医用画像診断装置を説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、第1の実施形態を説明する。
図1は本実施形態に係る医用画像処理装置のブロック構成図を示している。図1に示すように、医用画像処理装置1は、インターフェース3と、画像記憶部5と、画像処理部7と、操作部9と、対応表記憶部11と、時間決定部13と、表示部15と、判定部17と、制御部19とを有する。
医用画像処理装置1は、インターフェース3を介して、図示していない医用画像撮影装置および医用画像保管装置に対して電子的通信回線、典型的にはローカルエリアネットワーク(Local Area Network:以下LANと呼ぶ)を介して接続される。なお、医用画像処理装置1には、インターフェース3を介して、図示していない医用画像表示装置が接続されてもよい。
画像記憶部5は、図示していない医用画像保管装置に保管された医用画像、および図示していない医用画像撮影装置で収集された医用画像を、インターフェース3を介して記憶する。なお、画像記憶部5は、医用画像撮影装置で収集されたボリュームデータを記憶してもよい。
画像処理部7は、医用画像を処理対象とした複数種類の処理の中の2以上の処理を、マルチタスクで実行する。複数種類の処理とは、例えば、サーフェスレンダリング、ボリュームレンダリング、断面表示、シネ表示、医用情報に変更に係る処理などである。医用情報の変更に係る処理とは、例えば、検査情報の削除、医用画像の削除などである。また、複数種類の処理は、検査情報のリスト表示、検査リスト再取得、ページ切り換えなどであってもよい。具体的には、画像処理部7は、後述する制御部19による実行開始制御により、複数種類の処理のうち少なくとも一つの処理の実行を開始する。画像処理部7は、実行中の処理に関する情報(例えば処理IDなど)を、後述する時間決定部13に出力する。
操作部9は、上記複数種類の処理にそれぞれ対応付けられた複数のボタンを有する。操作部9は、後述する表示部15の前面に取り付けられたタッチパネルを有していてもよい。以下、操作部9はタッチパネルを有するものとして説明を行う。タッチパネルは、後述する表示部15の前面に配置される。タッチパネルは、複数種類の処理から所望の種類の処理の実行指示を入力操作する。タッチパネルは、実行指示に関するパラメータを入力操作する。実行指示に関するパラメータとは、例えば、画像処理される医用画像の枚数などである。操作部9は、後述する表示部15に表示されたボタンの前面のタッチパネルが操作者により操作されると、タッチパネル背面のボタンに対応するID(以下ボタンIDと呼ぶ)およびボタンIDに関するパラメータを、後述する時間決定部13に出力する。
具体的には、例えば、タッチパネルを介して画像処理される医用画像の枚数(パラメータ)が入力操作され、続いて画像処理としてMIP(Maximun Intensity Projection:最大値投影法)一括(batch)処理(以下、MIPバッチ処理と呼ぶ)の実行指示が入力操作された場合、操作部9は、MIPバッチ処理の実行指示に関するボタンIDとMIPバッチ処理が実行される医用画像の枚数とを、時間決定部13へ出力する。なお、操作部9は、入力操作された実行指示に対応する処理の情報を時間決定部13に出力してもよい。実行指示に対応する処理の情報とは、処理の内容およびこの処理に関するパラメータの情報である。例えば、入力操作された実行指示がMIPバッチ処理であり、MIPバッチ処理される医用画像が100枚である場合、操作部9は、「MIPバッチ処理」と「100枚」という情報を、時間決定部13に出力する。
タッチパネルに対して所定の操作が実行されると、操作部9は、所定の操作に対応した信号を、後述する制御部19に出力する。所定の操作とは、例えば、後述する操作ボタンを操作しながら後述する表示された決定時間などを、クリック、タップ、ダブルクリックまたはダブルタップすることなどである。また、所定の操作ではなく後述する表示部15に表示された強制実行ボタンの前面のタッチパネルを操作することにより、強制実行ボタンの操作に対応した信号を、後述する制御部19に出力する。
対応表記憶部11は、ボタンIDおよびこのボタンIDに関するパラメータと、ボタンIDに対応する処理の重要度(以下重要度と呼ぶ)との対応表(以下第1の対応表と呼ぶ)を記憶する。対応表記憶部11は、実行中の処理を示す処理IDと、この処理IDに対応する影響度との対応表(以下第2の対応表と呼ぶ)を記憶する。
図2は、ボタンIDおよびこのボタンIDに関するパラメータと、重要度との第1の対応表の一例である。重要度とは、例えば画像処理部7または医用画像処理装置1への負荷の程度を表す。負荷の程度とは、例えば、処理の実行により医用画像処理装置1のCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)への負荷の程度であって、例えば処理に要する時間に対応する。加えて、重要度は、不可逆的な処理に対しては、たとえ処理時間が少ないものであっても高く設定される。以下、重要度について、図2を参照して具体的に説明する。
図2の対応表におけるボタンIDがB1のバッチ処理実行は、画像処理の一括実行に対応する。例えば、画像処理がMIP処理である場合、バッチ処理実行は、MIPの処理の実行に対応する。また、バッチ処理においては、処理される画像の枚数および処理の内容(例えば、レンダリング処理、断面表示など)に応じて重要度が異なる。処理される画像の枚数が多いほど、画像処理部7への負荷が大きくなり処理に要する時間が長くなるため、重要度は高く設定される。
図2の対応表におけるボタンIDがB2のバッチ処理プレビューは、選択されたバッチ処理の結果を、その処理を実行する前に確認するために表示させる処理である。バッチ処理プレビューの重要度は、処理に要する時間が少なく、画像処理部7への負担も小さいため、低く設定される。
図2の対応表におけるボタンIDがB3の検査情報削除は、例えば、医用画像の削除に対応する。医用画像の削除の重要度は、削除してしまうと元に戻せないため、不可逆的な処理に対応し、高く設定される。なお、検査情報の修正に関する処理は可逆的な処理であるため、検査情報の修正に関する処理の重要度は、高い重要度でなくてもよい。
図2の対応表におけるボタンIDがB4の検査リスト再取得は、検査リストを例えば図示していない画像保管装置または放射線部門情報管理システムなどからネットワークを介して、再び取得することである。検査リスト再取得の重要度は、画像保管装置または放射線部門情報管理システムなどの使用状態、およびネットワーク上のデータの伝送速度、検査リストのデータ量などに依存するため、中程度に設定される。
図2の対応表におけるボタンIDがB5のページ切り換えの重要度は、画像処理部7への負担が小さく処理に要する時間が少ないため、低く設定される。なお、図2によれば、重要度は3段階であるが、複数の段階であってもよい。また、図2における重要度は高、中、低の指標で示されているが、重要度は、処理に要する時間などに基づいて数値化されて設定されてもよい。なお、重要度は、操作部9を介した操作者の指示により変更可能である。
図3は、本医用画像処理装置1または画像処理部7において実行されている処理に対応するID(以下処理IDと呼ぶ)と影響度との第2の対応表の一例を示す図である。影響度は、入力操作されたボタンに対応する処理の実行により、実行中の処理が影響を受ける程度を表す。影響を受ける程度は、例えば、操作者が所望する種類の処理の実行にされると、画像処理部7または本医用画像処理装置1への負荷により、実行中の処理に支障をきたす程度である。以下、影響度について、図3を参照して具体的に説明する。なお、処理名が画像収集である処理ID(P1)については、第2の実施形態で説明する。
図3の対応表における処理IDがP2のシネ表示(cine image)は、高速の画像表示切り替え処理(シネ撮像による画像の動画表示処理)である。シネ表示は、例えば、心臓のポンプ機能が正しく機能しているか否かを確認したりするためなどに用いられる。シネ表示が実行されている場合、所望の種類の処理が実行されると、装置への負荷により画像切り替えの時間間隔が変化することがある。シネ表示における画像切り替えの時間間隔の変化は、上記機能の確認に支障をきたす場合がある。なお、被検体への影響はないため、P2という処理IDの影響度は、P1という処理IDの影響度より低く設定される。なお、図3によれば、影響度は3段階であるが、複数の段階であってもよい。また、図3における影響度は高、中などの指標で示されているが、影響度は、実行中の処理に対する影響の度合いなどに基づいて数値化されてもよい。なお、影響度は、操作部9を介した操作者の指示により変更可能である。また、第1および第2の対応表は、別々に表されているが、一つの対応表にまとめて対応表記憶部11に記憶されてもよい。
時間決定部13は、操作部9から出力されたボタンIDに一致するボタンID(以下一致IDと呼ぶ)が第1の対応表に存在するか否かを照合する。一致IDが第1の対応表にあれば、時間決定部13は、操作部9から出力されたボタンIDおよびボタンIDに関するパラメータに基づいて、図2における重要度を決定する。一致IDが第1の対応表になければ、時間決定部13は、ボタンIDに対応する処理の実行を開始させるための信号(以下開始信号と呼ぶ)を、制御部19に出力する。なお、時間決定部13は、一致IDが第1の対応表に存在しなければ、後述する決定時間を0としてもよい。
時間決定部13は、画像処理部7から出力された処理IDに基づいて、図3における影響度を決定する。時間決定部13は、影響度の指標に基づいて、重要度の指標を引き上げる。例えば、影響度が「高」であって重要度が「中」の場合、重要度は、「高」となる。加えて、重要度を引き下げることは行わない。例えば、影響度が「中」であって重要度が「高」の場合、重要度は「高」のままである。時間決定部13は、引き上げられた重要度またはそのままの重要度(以下、確定重要度と呼ぶ)に基づいて、時間を決定する。決定される時間は、例えば、確定重要度が「高」の場合5秒、確定重要度が「中」の場合2秒、確定重要度が「低」の場合1秒とする。なお、確定重要度に基づいて決定される時間(以下決定時間と呼ぶ)は、操作者により設定されてもよい。画像処理部7で実行中の処理がない場合、時間決定部13は、重要度に基づいて、決定時間を決定する。
なお、時間決定部13は、操作部9から出力されたボタンIDおよびボタンIDに関するパラメータ、画像処理部7などから出力された処理IDなどに基づいて、決定時間を決定もしくは算出してもよい。
表示部15は、複数種類の処理にそれぞれ対応付けられた複数のボタンを表示する。表示部15は、時間決定部13で決定された時間(以下決定時間と呼ぶ)を、操作者により操作されたタッチパネルの背面に位置する表示部15のボタン(以下操作ボタンと呼ぶ)を拡大したボタン(以下拡大ボタンと呼ぶ)とともに、特定の位置に表示する。なお、表示部15は、決定時間のみ表示してもよい。特定の位置とは、すでに表示されている画像およびテキストとは重ならない位置であって、例えば表示画面の左上の位置などである。決定時間と拡大ボタンを表示しているとき、操作ボタンと異なるボタンが操作者により操作されると、表示部15は、時間決定部13により決定された決定時間と拡大ボタンとを、所定の位置に表示する。表示部15は、操作ボタンに対応する処理を強制的に実行させるための強制実行ボタンを、表示部15の表示画面の特定の位置に表示してもよい。強制実行ボタンの表示および非表示は、操作者により設定可能である。特定の位置とは、表示部15に表示された医用画像およびテキストなどに重ならない位置である。なお、表示部15は、所定の時間が経過すると、表示されている決定時間と拡大ボタンとを非表示とすることも可能である。
図4は、表示部15に表示される決定時間と拡大ボタンとの一例を示す図である。なお、拡大ボタンは操作ボタンと同等な大きさでもよい。図4において決定時間は、プログレスサークルとして表示されている。また、拡大ボタンは操作ボタンとは異なったデザインであってもよい。図5は、図4における決定時間をプログレスバーとして表示する一例を示す図である。図6は、表示部15に表示された決定時間を、拡大ボタンとともに表示画面の所定位置に表示する図である。
判定部17は、操作ボタンの操作の継続時間が、決定時間に達したか否かを判定する。なお、判定部17は、拡大ボタンの操作の継続時間が決定時間に達したか否かを判定してもよい。なお、操作の継続時間は、連続的な操作の積算時間であってもよいし、間歇的な操作の積算時間であってもよい。判定部17は、操作の継続時間が決定時間に達した判定結果を、後述する制御部19へ出力する。
制御部19は、操作部9を介して入力操作された処理を、画像処理部7で実行させるために画像処理部7を制御する。以下入力操作された処理を特定処理と呼ぶ。制御部19は、実行指示に対応する操作が入力されてから判定結果が判定部17から出力されるまで、画像処理部7への特定処理の実行開始を待機するように、画像処理部7を制御する。制御部19は、判定部17から出力された判定結果の入力を契機として、特定処理を画像処理部7で実行させるために、画像処理部7を制御する。
制御部19は、操作部9から出力された所定の操作に対応する信号の入力を契機として、特定処理を画像処理部7で実行させるために、画像処理部7を制御する。なお、制御部19は、操作部9から出力された強制実行ボタンの操作に対応する信号の入力を契機として、特定処理を画像処理部7で実行させるために、画像処理部7を制御してもよい。また、制御部19は、特定処理に関するボタンIDが第1の対応表に存在しないとき、特定処理の実行開始を制御する。
次に、本医用画像処理装置1において、図7に示すフローチャートを参照しながら、待機処理が実行される動作について説明する。
ボタンの前面のタッチパネルを介して操作者が所望する種類の処理(特定処理)の実行指示が入力される(ステップSa1)。上記ボタンのボタンIDに一致するボタンIDが第1の対応表に存在しなければ(ステップSa2)、特定処理は実行される(ステップSa3)。上記ボタンのボタンIDに一致するボタンIDが第1の対応表に存在すれば(ステップSa2)、特定処理に関するパラメータと第1の対応表とにより重要度が決定される。決定された重要度に基づいて決定時間が決定される(ステップSa4)。
ステップSa4の処理で決定された決定時間が、拡大ボタンとともに表示部15に表示される(ステップSa5)。操作部9において、所定の操作または強制実行ボタンの操作が実行されれば(ステップSa6)、待機している特定処理が実行される。操作部9において、所定の操作または強制実行ボタンの操作が実行されなければ(ステップSa6)、操作部9における操作ボタンまたは拡大ボタンの継続時間が決定時間に達したか否かが判定される(ステップSa7)。
操作部9における操作ボタンまたは拡大ボタンの継続時間が決定時間に達したならば、待機している特定処理が実行される。図9は、操作者により操作されたボタンの操作を継続することにより、表示部15で表示された特定処理に応じた時間が減少する一例を示す図である。操作部9における操作ボタンまたは拡大ボタンの継続時間が決定時間に達しなければ、特定処理は実行されない(ステップSa8)。
次に、本医用画像処理装置1の画像処理部7において、特定処理の実行中に、複数種類の処理のうち特定処理とは異なる追加処理の実行指示に対応する操作がなされた時の追加処理を実行させる動作について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ボタンの前面のタッチパネルを介して操作者が所望する種類の処理(以下、追加処理と呼ぶ)の実行指示が入力される(ステップSb1)。上記ボタンのボタンIDに一致するボタンIDが第1の対応表に存在しなければ(ステップSa2)、追加処理は実行される(ステップSb3)。上記ボタンのボタンIDに一致するボタンIDが第1の対応表に存在すれば(ステップSa2)、追加処理の実行により、影響を受ける特定処理が第2の対応表に存在するか否かが、画像処理部7からの出力に基づいて判定される(ステップSb4)。影響を受ける特定処理が第2の対応表に存在すれば、特定処理の処理IDと第2の対応表とにより影響度が決定される。続いて、ボタンIDと追加処理に関するパラメータと第1の対応表とにより重要度が決定される。決定された影響度と重要度とに基づいて決定時間が決定される(ステップSb5)。
影響を受ける特定処理が第2の対応表に存在しなければ、ボタンIDと追加処理に関するパラメータと第1の対応表とにより重要度が決定される。決定された重要度に基づいて、決定時間が決定される(ステップSb6)。
ステップSb5の処理またはステップSb6の処理で決定された決定時間が、拡大ボタンとともに表示部15に表示される(ステップSa5)。操作部9において、所定の操作または強制実行ボタンの操作が実行されれば(ステップSa6)、追加処理が実行される。操作部9において、所定の操作または強制実行ボタンの操作が実行されなければ(ステップSa6)、操作部9における操作ボタンまたは拡大ボタンの継続時間が決定時間に達したか否かが判定される(ステップSa7)。
操作部9における操作ボタンまたは拡大ボタンの継続時間が決定時間に達したならば、追加処理が実行される。操作部9における操作ボタンまたは拡大ボタンの継続時間が決定時間に達しなければ、追加処理は実行されない(ステップSb10)。操作者が所望する他の処理があれば(ステップSb11)、ステップSb1の処理からステップSb11の処理までが繰り返される。
以上に述べた構成によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態における医用画像処理装置1によれば、操作者が意図しないタイミングでタッチパネルにふれても、医用画像処理装置1に負荷がかかる処理および不可逆的な処理などの重要な操作に関する誤動作を防止することができる。加えて、表示された画像およびテキストなどを隠さずに決定時間と拡大ボタンとを所定の位置に表示させることができるため、操作者が被検体の病変や重要な警告表示等を見落とす可能性を低減させることができる。決定時間を実行中の処理と入力された実行指示に対応する処理とに応じて決定時間を決定することで、処理の実行に対する応答性の低下を低減させることができる。
また、緊急検査等の俊敏な操作が求められる場合において、タッチパネルに対する所定の操作または強制実行ボタンの操作により、決定時間に達するまで操作ボタンの操作を継続させることなく処理を実行させることができるため、操作者への利便性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態の医用画像処理装置1の技術的思想を医用画像診断装置で実現する場合には、例えば図1の構成図において、画像処理部7を図示していない処理部に替えた点線内の構成要素を有すればよい。特定処理および追加処理が実行される動作に関する各処理は、第1の実施形態と同様である。
図3の対応表における処理IDがP1の画像収集は、医用画像の収集であって、被検体への撮影などに対応する。例えば、本医用画像処理装置がX線コンピュータ断層撮影装置に搭載されている場合、P1という処理IDは、X線コンピュータ断層撮影の実行に対応する。X線コンピュータ断層撮影に関する処理の実行中に他の処理が実行されると、装置への負荷により撮影の遅延に伴い検査時間が延長することがある。この検査時間の延長は被検体への被曝を増加させる。従って、被検体に対する影響があるため、P1という処理IDの影響度は高く設定される。
処理部は、医用画像を処理対象とした複数種類の画像処理および医用画像の撮影に関する複数種類の撮影処理の2以上の処理を、マルチタスクで実行する。複数種類の画像処理は、第1の実施形態における複数種類の処理と同様である。複数種類の撮影処理とは、例えば、被検体への撮影の開始に関する処理である。
以上に述べた構成によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態における医用画像診断装置によれば、操作者が意図しないタイミングでタッチパネルにふれても、被検体の撮影に関する撮影処理および医用画像診断装置に負荷がかかる処理などの重要な操作に関する誤動作を防止することができる。加えて、表示された画像およびテキストなどを隠さずに決定時間と拡大ボタンとを所定の位置に表示させることができるため、操作者が被検体の病変や重要な警告表示等を見落とす可能性を低減させることができる。決定時間を実行中の処理と入力された実行指示に対応する処理とに応じて決定時間を決定することで、処理の実行に対する応答性の低下を低減させることができる。
また、緊急検査等の俊敏な操作が求められる場合において、タッチパネルに対する所定の操作または強制実行ボタンの操作により、決定時間に達するまで操作ボタンの操作を継続させることなく処理を実行させることができるため、操作者への利便性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…医用画像処理装置、3…インターフェース、5…画像記憶部、7…画像処理部、9…操作部、11…対応表記憶部、13…時間決定部、15…表示部、17…判定部、19…制御部

Claims (10)

  1. 医用画像を処理対象とした複数種類の処理の中の2以上の処理をマルチタスクで実行可能に構成された画像処理部と、
    前記複数種類の処理から所望の種類の処理の実行指示を入力操作するための操作部と、
    前記操作部を介して入力操作された処理を前記画像処理部で実行させるために前記画像処理部を制御する制御部とを具備し、
    前記制御部は、前記操作部を介して前記複数種類の処理のうち少なくとも一つの特定処理の実行指示に対応する操作がなされたとき、前記特定処理の実行指示の操作を受けてから、前記特定処理の実行指示に対応する操作が開始されてから、前記特定処理に応じた時間が経過するまで、前記画像処理部での前記特定処理の実行開始を待機するように制御すること、
    を特徴とする医用画像処理装置。
  2. 前記制御部は、前記画像処理部で前記特定処理の実行中に、前記操作部を介して前記複数種類の処理のうち追加処理の実行指示に対応する操作がなされたとき、前記追加処理の実行指示に対応する操作が開始されてから、前記特定処理、前記追加処理に応じた時間が経過するまで、前記画像処理部への前記追加処理の実行開始制御を待機すること、
    を特徴とする請求項1記載の医用画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記操作部における所定の操作を契機として、前記時間の経過前に前記画像処理部への前記追加処理の実行開始を制御すること、
    を特徴とする請求項2記載の医用画像処理装置。
  4. 前記操作部における操作の継続時間が前記時間に達したか否かを判定する判定部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記継続時間が前記時間に達したことを契機として、前記画像処理部への前記追加処理の実行開始を制御すること、
    を特徴とする請求項2記載の医用画像処理装置。
  5. 前記時間を特定の位置に表示する表示部をさらに具備する請求項1または請求項2記載の医用画像処理装置。
  6. 医用画像を処理対象とした複数種類の画像処理および医用画像の撮影に関する複数種類の撮影処理の中の2以上の処理をマルチタスクで実行可能に構成された処理部と、
    前記複数種類の処理から所望の種類の処理の実行指示を入力操作するための操作部と、
    前記操作部を介して入力操作された処理を前記処理部で実行させるために前記処理部を制御する制御部とを具備し、
    前記制御部は、前記操作部を介して前記複数種類の画像処理と前記複数処理の撮影処理とのうち少なくとも一つの特定処理の実行指示に対応する操作がなされたとき、前記特定処理の実行指示の操作を受けてから、前記特定処理に応じた時間が経過するまで、前記処理部での前記特定処理の実行開始を待機するように制御すること、
    を特徴とする医用画像診断装置。
  7. 前記制御部は、前記処理部で前記特定処理の実行中に、前記操作部を介して前記複数種類の画像処理と前記複数種類の撮影処理とのうち追加処理の実行指示に対応する操作がなされたとき、前記追加処理の実行指示に対応する操作が開始されてから、前記特定処理、前記追加処理に応じた時間が経過するまで、前記処理部への前記追加処理の実行処理の実行開始制御を待機すること、
    を特徴とする請求項6記載の医用画像診断装置。
  8. 前記制御部は、前記操作部における所定の操作を契機として、前記時間の経過前に前記処理部への前記追加処理の実行開始を制御すること、
    を特徴とする請求項7記載の医用画像診断装置。
  9. 前記操作部における操作の継続時間が前記時間に達したか否かを判定する判定部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記継続時間が前記時間に達したことを契機として、前記処理部への前記追加処理の実行開始を制御すること、
    を特徴とする請求項7記載の医用画像診断装置。
  10. 前記時間を特定の位置に表示する表示部をさらに具備する請求項6または請求項7記載の医用画像診断装置。
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