JP2012119970A - 画像符号化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】既に画像データが符号化されているピクチャの各スライスにおける符号化ストリームの符号量に応じて、符号化対象のピクチャの各スライスに割り当てる符号量を決定する符号量割当部2と、符号量割当部2により決定された符号量が大きいスライスの画像データから順番に符号化して、符号量が小さいスライスの画像データを後に符号化を行う符号化順序を決定するスライス符号化順序決定部3とを設ける。
【選択図】図1
Description
例えば、DVD(Digital Versatile Disk)−VIDEOに採用されているMPEG−2(Moving Picture Expert Group)と呼ばれる方式や、携帯端末向けの地上デジタル放送(ワンセグ放送)に採用されている方式であるH.264方式などがある。
即ち、この画像符号化装置では、入力画像をスライス単位に分割し、それぞれのスライスで使用可能な上限符号量を一定に制御して符号化することで、スライス毎の符号量を一定にしている。
スライス毎の符号量が一定になることで、符号化ストリームの送出時間も一定になるため、結果的に符号化の低遅延化が可能になっている。
図1はこの発明の実施の形態1による画像符号化装置を示す構成図である。
図1において、画像蓄積部1は動画像における1ピクチャ分の画像データを蓄積する例えばハードディスクやRAMなどの記録媒体である。なお、画像蓄積部1は画像蓄積手段を構成している。
即ち、符号量割当部2は符号化対象のピクチャの各スライスに割り当てる符号量の割合が、符号化対象のピクチャより1ピクチャ前のピクチャの各スライスにおける符号化ストリームの符号量の割合と一致するように、符号化対象のピクチャの各スライスに割り当てる符号量を決定する処理を実施する。
また、符号量割当部2は後述するスライス符号化順序決定部3により決定された符号化順序が先のスライスの画像データがスライス符号化部5により符号化されて符号化ストリームが生成されると、その符号化ストリームの符号量を考慮して、未だ画像データの符号化が行われていないスライスに割り当てている符号量を更新する処理を実施する。
なお、符号量割当部2は割当符号量決定手段を構成している。
また、スライス符号化部5は符号化ストリームの符号量を符号量割当部2に通知する処理を実施する。
なお、スライス符号化部5は符号化手段を構成している。
図2はこの発明の実施の形態1による画像符号化装置の処理内容を示すフローチャートである。
画像蓄積部1は、動画像における1ピクチャ分の画像データを入力する毎に、その画像データを蓄積する(ステップST1)。
符号量割当部2は、既に画像データが符号化されているピクチャの各スライスにおける符号化ストリームの符号量に応じて、符号化対象のピクチャの各スライスに割り当てる符号量を決定する(ステップST2)。
即ち、符号量割当部2は、連続する前後のピクチャは画像の詳細が類似しており(ピクチャを分割する領域(スライス)が固定化されている場合、1ピクチャ前のピクチャと符号化対象のピクチャにおける同じ位置のスライスの画像は類似している)、既に符号化されている1ピクチャ前の各スライスの符号化ストリームの符号量と同程度の符号量を、符号化対象のピクチャの各スライスに割り当てれば、符号化対象のピクチャの各スライスの画像が複雑であっても複雑でなくても、必要な符号量を確保することができるため、符号化対象のピクチャの各スライスに割り当てる符号量の割合が、符号化対象のピクチャより1ピクチャ前のピクチャの各スライスにおける符号化ストリームの符号量の割合と一致するように、符号化対象のピクチャの各スライスに割り当てる符号量を決定する。
n・SLICEallot・code :符号化対象のピクチャのnスライス目に割り当てられる符号量
n・SLICEcode[before]:1ピクチャ前のnスライス目の符号化ストリームの符号量
PICTUREcode[before]:1ピクチャ前の全体の符号化ストリームの符号量
PICTUREallot・code :符号化対象のピクチャの全体に割り当てられる符号量
図3では、ピクチャを4つのスライスに分割する場合において、1スライス目から4スライス目までの符号量(スライス符号化部5により実際に生成された符号化ストリームの符号量)が、“10”、“20”、“10”、“40”である例を示している。
この場合、符号量割当部2が上記の式(1)を演算することで、符号化対象の1スライス目から4スライス目に割り当てる符号量が、“10”、“20”、“10”、“40”になる。符号化対象の1スライス目から4スライス目に割り当てる符号量の割合は、“10/80”、“20/80”、“10/80”、“40/80”になる。
図3では、ピクチャを4つのスライスに分割している例を示しているが、これに限るものではなく、2分割や3分割など4分割以外の分割でもよい。
図3の例では、符号量の大きさが、4スライス目>2スライス目>1スライス目=3スライス目であるため、4スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目の順番に符号化を行う符号化順序を決定する。
図3の例では、符号化対象のピクチャの画像データを4つのスライスに分割し、4スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目の順番で出力する。
即ち、スライス符号化部5は、当該スライスにおける符号化ストリームの符号量が、符号量割当部2により決定された当該スライスに対する割当符号量と一致するように、そのスライスの画像データを符号化することで、その画像データの符号化ストリームを生成する。
画像データの符号化処理自体は公知の技術であるため、ここでは詳細な説明を省略するが、スライスにおける符号化ストリームの符号量は必ずしも割当符号量と一致せず、符号化ストリームの符号量が割当符号量より多くなる場合や少なくなる場合がある。
スライス符号化部5は、各スライスの符号化ストリームを生成する毎に、その符号化ストリームを符号化ストリーム送出部6に出力するとともに、その符号化ストリームの符号量を符号量割当部2に通知する。
符号化ストリーム送出部6は、スライス符号化部5から符号化ストリームを受けると、その符号化ストリームを送出する(ステップST5)。
具体的には、下記の式(2)を演算することで、各スライスに割り当てている符号量を更新する。
n・SLICErenew・code:更新後の符号量
n・SLICEallot・code:符号化対象のピクチャのnスライス目に割り当てられている符号量
remain・SLICEallot・code:残りのスライスに割り当てられている符号量
remain・PICTUEcode:ピクチャにおける残りの符号量
ただし、図4では、1スライス目から4スライス目の符号化ストリームの符号量が“13”、“22”、“8”、“37”であるものとしている。
この場合、1スライス目の符号量が、2スライス目の符号量と比べて小さいため、1スライス目の送出処理と2スライス目の符号化処理の時間差によって、送出時間に空きが発生している。
同様に、3スライス目の符号量が、4スライス目の符号量と比べて小さいため、3スライス目の送出処理と4スライス目の符号化処理の時間差によって、送出時間に空きが発生している。
このため、当該ピクチャの符号化開始から送出終了までの時間が大きくなってしまっている。
この場合も、各スライスの符号量をピクチャの全体に割り当てられている符号量の10/80、20/80、10/80、40/80となるように制御するが、スライス符号化順序決定部3により決定された符号化順序(4スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目)で符号化を行った場合の符号化遅延を示している。
1スライス目から4スライス目の符号化ストリームの符号量が“13”、“22”、“8”、“37”であるとしても、符号量が大きいスライスの画像データから順番に符号化して、符号量が小さいスライスの画像データを後に符号化を行うようにすると、各スライスの間で送出時間の空きが発生しなくなり、当該ピクチャの符号化開始から送出終了までの時間を低減することができる。
上記実施の形態1では、スライス分割部4がピクチャを4つのスライスに分割するものを示したが、最も大きな符号量が割り当てられているピクチャについては、更に細かく分割するようにしてもよい。
図6はこの発明の実施の形態2による画像符号化装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
また、符号量割当部11は最も大きな符号量を割り当てるスライスについては、そのスライス内の各小領域(少なくとも1以上のブロック(例えば、マクロブロック)から構成されている領域)に割り当てる符号量を決定する処理を実施する。
また、符号量割当部11はスライス符号化順序決定部12により決定された符号化順序が先のスライスの画像データがスライス符号化部14により符号化されて符号化ストリームが生成されると、その符号化ストリームの符号量を考慮して、未だ画像データの符号化が行われていないスライスに割り当てている符号量を更新する処理を実施する。
なお、符号量割当部11は割当符号量決定手段を構成している。
また、スライス符号化順序決定部12は符号量割当部11により割当符号量が決定されたスライス内の小領域について、符号量が大きい小領域から順番に符号化して、符号量が小さい小領域を後に符号化を行う符号化順序を決定する処理を実施する。
なお、スライス符号化順序決定部12は符号化順序決定手段を構成している。
また、スライス符号化部14は当該スライス内の各ブロックにおける符号化ストリームの符号量を符号量割当部11に通知する処理を実施する。
なお、スライス符号化部14は符号化手段を構成している。
画像蓄積部1は、上記実施の形態1と同様に、動画像における1ピクチャ分の画像データを入力する毎に、その画像データを蓄積する。
符号量割当部11は、図1の符号量割当部2と同様に、既に画像データが符号化されているピクチャの各スライスにおける符号化ストリームの符号量に応じて、符号化対象のピクチャの各スライスに割り当てる符号量を決定する。
また、符号量割当部11は、最も大きな符号量を割り当てるスライスについては、そのスライス内の各小領域に割り当てる符号量を決定する。
図7では、ピクチャを4つのスライスに分割し、最も大きな符号量を割り当てる4スライス目を2つに分割する場合において、1スライス目から4スライス目までの符号量(スライス符号化部14により実際に生成された符号化ストリームの符号量)が、“10”、“20”、“10”、“40”である例を示している。
この場合、符号量割当部11が上記の式(1)を演算することで、符号化対象の1スライス目から4スライス目に割り当てる符号量が、“10”、“20”、“10”、“40”になる。符号化対象の1スライス目から4スライス目に割り当てる符号量の割合は、“10/80”、“20/80”、“10/80”、“40/80”になる。
また、最も大きな符号量を割り当てる4スライス目の各小領域に割り当てる符号量については、符号量割当部11が4スライス目を2等分することで、図中、左側の小領域(符号量が“7”、“6”、“8”の3つのブロックから構成されている領域)が“21”、図中、右側の小領域(符号量が“11”、“5”、“3”の3つのブロックから構成されている領域)が“19”になる。各小領域に割り当てる符号量の割合については、左側の小領域は“21/80”、右側の小領域は“19/80”になる。
また、図7では、最も大きな符号量を割り当てる4スライス目を2つの小領域に分割しているが、これに限るものではなく、3分割以上の分割でもよい。
また、最も大きい符号量を割り当てる4スライス目を、同じブロック数を有する小領域に分割しているが、異なるブロック数を有する小領域に分割してもよい。
例えば、図中、左側の小領域を符号量が“7”、“6”の2つのブロックから構成し、図中、右側の小領域を符号量が“8”、“11”、“5”、“3”の4つのブロックから構成してもよい。
図7の例では、符号量の大きさが、4スライス目>2スライス目>1スライス目=3スライス目であるため、4スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目の順番に符号化を行う符号化順序を決定する。
図7の例では、符号量の大きさが、左側の小領域>右側の小領域であるため、左側の小領域→右側の小領域の順番に符号化を行う符号化順序を決定する。
以下、説明の便宜上、必要に応じて左側の小領域を「4スライス目」、右側の小領域を「5スライス目」と称する。
したがって、図7の例では、スライス符号化順序決定部12により決定された最終的な符号化順序は、4スライス目→5スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目になる。
図7の例では、符号化対象のピクチャの画像データを4つのスライス(1スライス目〜4スライス目)に分割するとともに、4スライス目を2つの小領域(4スライス目〜5スライス目)に分割し、4スライス目→5スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目の順番で出力する。
スライス符号化部14は、各スライスの符号化ストリームを生成する毎に、その符号化ストリームを符号化ストリーム送出部6に出力するとともに、当該スライス内の各ブロックにおける符号化ストリームの符号量を符号量割当部11に通知する。
符号化ストリーム送出部6は、スライス符号化部14から符号化ストリームを受けると、その符号化ストリームを送出する。
即ち、上記の式(2)を演算することで、各スライスに割り当てている符号量を更新する。
この場合、各スライスの符号量をピクチャの全体に割り当てられている符号量の10/80、20/80、10/80、21/80、19/80となるように制御するが、スライス符号化順序決定部3により決定された符号化順序(4スライス目→5スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目)で符号化を行った場合の符号化遅延を示している。
最も大きな符号量が割り当てられているスライスを更に細かく分割することにより、符号化による遅延を、1スライスを更に分割した小領域の単位まで低減することができるため、更に、符号化開始から送出終了までの時間を低減することが可能になる。
また、符号化遅延を低減することにより、送出開始のタイミングが早くなり、その結果として、符号化開始から送出終了までの時間を低減することが可能になる。
図9はこの発明の実施の形態3による画像符号化装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
複雑度算出部21は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、符号化対象のピクチャの各ブロックにおける複雑度を算出する処理を実施する。なお、複雑度算出部21は複雑度算出手段を構成している。
即ち、符号量割当部22は符号化対象のピクチャの各部分領域において、複雑度算出部21により算出された複雑度が高いブロックに対応する部分領域ほど、大きな符号量を割り当てる決定を行う。
また、符号量割当部22はスライス符号化順序決定部3により決定された符号化順序が先のスライスの画像データがスライス符号化部5により符号化されて符号化ストリームが生成されると、その符号化ストリームの符号量を考慮して、未だ画像データの符号化が行われていないスライスに割り当てている符号量を更新する処理を実施する。
なお、符号量割当部22は割当符号量決定手段を構成している。
図10はこの発明の実施の形態3による画像符号化装置の処理内容を示すフローチャートである。
画像蓄積部1は、上記実施の形態1と同様に、動画像における1ピクチャ分の画像データを入力する毎に、その画像データを蓄積する(ステップST11)。
複雑度算出部21は、符号化対象のピクチャの各ブロックにおける複雑度を算出する(ステップST12)。
各ブロックの複雑度は、例えば、ブロック毎に2次元DCTを用いて算出する。これは動画像の符号化を行う際に、DCTを用いて符号化が行われることを鑑みた算出方法である。
また、ブロックに隣接する画素との差分値や、ブロック内の画素の分散値などから算出するようにしてもよい。また、1ピクチャ前の画像データとの差分値から算出するようにしてもよい。
即ち、符号量割当部22は、符号化対象のピクチャの各部分領域において、複雑度算出部21により算出された複雑度が高いブロックに対応する部分領域ほど、大きな符号量を割り当てる決定を行う。
n・SLICEallot・code:符号化対象のピクチャのnスライス目に割り当てられる符号量
n・SLICEcomp :nスライス目に含まれているブロックの複雑度の総和
PICTUREcomp :ピクチャにおける全ブロックの複雑度の総和
PICTUREallot・code:符号化対象のピクチャの全体に割り当てられる符号量
図11では、ピクチャを4つのスライスに分割する場合において、1スライス目から4スライス目までの複雑度が、“10”、“20”、“10”、“40”である例を示している。
例えば、1スライス目に含まれている各ブロックの複雑度は“1”、“2”、“2”、“1”、“2”、“2”であるため、1スライス目の複雑度は“10”である。
この場合、符号量割当部22が上記の式(3)を演算することで、符号化対象の1スライス目から4スライス目に割り当てる符号量が、“10”、“20”、“10”、“40”になる。符号化対象の1スライス目から4スライス目に割り当てる符号量の割合は、“10/80”、“20/80”、“10/80”、“40/80”になる。
図11では、ピクチャを4つのスライスに分割している例を示しているが、これに限るものではなく、2分割や3分割など4分割以外の分割でもよい。
図11の例では、符号量の大きさが、4スライス目>2スライス目>1スライス目=3スライス目であるため、4スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目の順番に符号化を行う符号化順序を決定する。
図11の例では、符号化対象のピクチャの画像データを4つのスライスに分割し、4スライス目→2スライス目→1スライス目→3スライス目の順番で出力する。
即ち、スライス符号化部5は、上記実施の形態1と同様に、当該スライスにおける符号化ストリームの符号量が、符号量割当部22により決定された当該スライスに対する割当符号量と一致するように、そのスライスの画像データを符号化することで、その画像データの符号化ストリームを生成する。
スライス符号化部5は、各スライスの符号化ストリームを生成する毎に、その符号化ストリームを符号化ストリーム送出部6に出力するとともに、その符号化ストリームの符号量を符号量割当部2に通知する。
符号化ストリーム送出部6は、スライス符号化部5から符号化ストリームを受けると、その符号化ストリームを送出する(ステップST16)。
具体的には、上記の式(2)を演算することで、各スライスに割り当てている符号量を更新する。
このため、画像復号装置がArbitrary Slice Orderに対応していれば、問題なくスライスの順序を変更して符号化処理を行うことが可能である。
Claims (6)
- 動画像における1ピクチャ分の画像データを蓄積する画像蓄積手段と、既に画像データが符号化されているピクチャの各部分領域における符号化ストリームの符号量に応じて、符号化対象のピクチャの各部分領域に割り当てる符号量を決定する割当符号量決定手段と、上記割当符号量決定手段により決定された符号量が大きい部分領域の画像データから順番に符号化して、符号量が小さい部分領域の画像データを後に符号化を行う符号化順序を決定する符号化順序決定手段と、上記画像蓄積手段に蓄積されている画像データを部分領域単位に分割し、上記符号化順序決定手段により決定された符号化順序にしたがって各部分領域の画像データを順番に出力する画像分割手段と、上記画像分割手段から部分領域の画像データが出力される毎に、上記割当符号量決定手段により決定された上記部分領域に対する割当符号量を基準にして、上記部分領域の画像データを符号化することで、上記画像データの符号化ストリームを生成する符号化手段と、上記符号化手段により生成された符号化ストリームを送出する送出手段とを備えた画像符号化装置。
- 割当符号量決定手段は、符号化対象のピクチャの各部分領域に割り当てる符号量の割合が、符号化対象のピクチャより1ピクチャ前のピクチャの各部分領域における符号化ストリームの符号量の割合と一致するように、符号化対象のピクチャの各部分領域に割り当てる符号量を決定することを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
- 割当符号量決定手段は、最も大きな符号量を割り当てる部分領域については、当該部分領域内の複数の小領域に割り当てる符号量を決定し、
符号化順序決定手段は、上記部分領域内の複数の小領域について、符号量が大きい小領域から順番に符号化して、符号量が小さい小領域を後に符号化を行う符号化順序を決定し、
画像分割手段は、画像蓄積手段に蓄積されている画像データを部分領域単位に分割するとともに、最も大きな符号量が割り当てられている部分領域の画像データを小領域単位に分割し、上記符号化順序決定手段により決定された符号化順序にしたがって最も大きな符号量が割り当てられている部分領域内の複数の小領域を順番に出力してから、上記符号化順序決定手段により決定された符号化順序にしたがって残りの部分領域を順番に出力する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像符号化装置。 - 動画像における1ピクチャ分の画像データを蓄積する画像蓄積手段と、符号化対象のピクチャの各ブロックにおける複雑度を算出する複雑度算出手段と、上記複雑度算出手段により算出された複雑度に応じて、符号化対象のピクチャの各部分領域に割り当てる符号量を決定する割当符号量決定手段と、上記割当符号量決定手段により決定された符号量が大きい部分領域の画像データから順番に符号化して、符号量が小さい部分領域の画像データを後に符号化を行う符号化順序を決定する符号化順序決定手段と、上記画像蓄積手段に蓄積されている画像データを部分領域単位に分割し、上記符号化順序決定手段により決定された符号化順序にしたがって各部分領域の画像データを順番に出力する画像分割手段と、上記画像分割手段から部分領域の画像データが出力される毎に、上記割当符号量決定手段により決定された上記部分領域に対する割当符号量を基準にして、上記部分領域の画像データを符号化することで、上記画像データの符号化ストリームを生成する符号化手段と、上記符号化手段により生成された符号化ストリームを送出する送出手段とを備えた画像符号化装置。
- 割当符号量決定手段は、符号化対象のピクチャの各部分領域において、複雑度算出手段により算出された複雑度が高いブロックに対応する部分領域ほど、大きな符号量を割り当てる決定を行うことを特徴とする請求項4記載の画像符号化装置。
- 割当符号量決定手段は、符号化順序決定手段により決定された符号化順序が先の部分領域の画像データが符号化手段により符号化されて符号化ストリームが生成されると、上記符号化ストリームの符号量を考慮して、未だ画像データの符号化が行われていない部分領域に割り当てている符号量を更新することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の画像符号化装置。
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