JP2012119208A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を抑えつつ接点数を増やすことのできるコネクタを提供すること。
【解決手段】本発明のコネクタは、基部と当該基部から延びる複数のバネコンタクトであって個別に弾性変形可能なバネコンタクトとを有するコンタクト部材を備えている。バネコンタクトは、ピッチ方向において交互に配置された複数の第1コンタクトと複数の第2コンタクトとを備えている。第1コンタクトの第1接点部は、第1根元部よりも幅狭に構成されており、第2コンタクトの第2接点部も、第2根元部よりも幅狭に構成されている。横方向から見た場合に第1接点部と第2接点部とは重なっておらず且つ第1根元部と第2根元部とは重なっているように、第1コンタクトと第2コンタクトとを配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばリチウムイオン二次電池や固体電界コンデンサなどの蓄電デバイスのリード端子のように薄い電極に接続されるコネクタに関する。
薄い電極を挟むのに適した構造を有するコネクタとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1のコネクタは、図18に示されるように、刃受けバネを構成する複数の板ばねが互いに交差するような構造を備えている。
特開2005−149971号公報
例えば、電圧監視のために蓄電デバイスのリード端子に接続されるコネクタの場合、コンタクトの接触抵抗を下げたいという要望がある。
このコンタクトの接触抵抗を下げる手段としては接点数を増やすことがあるが、特許文献1の構造では接点数を増やすとコネクタが大型化してしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、大型化を抑えつつ接点数を増やすことのできるコネクタを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1のコネクタとして、基部と前記基部から延び個別に弾性変形可能な複数のバネコンタクトとを有するコンタクト部材を備えるコネクタであって、
前記バネコンタクトは、ピッチ方向において交互に配置された複数の第1コンタクトと複数の第2コンタクトとを備えており、
前記第1コンタクトは、前記基部と接続された第1根元部と、前記第1根元部よりも前記ピッチ方向において幅狭の第1接点部とを有しており、
前記第2コンタクトは、前記基部と接続された第2根元部と、前記第2根元部よりも前記ピッチ方向において幅狭の第2接点部とを有しており、
前記バネコンタクトは、前記ピッチ方向と直交する横方向において、前記第1接点部と前記第2接点部とで相手側接続部を挟持するものであり、
前記横方向から見た場合に前記第1接点部と前記第2接点部とは重なっておらず且つ前記第1根元部と前記第2根元部とは重なっているように、前記第1コンタクトと前記第2コンタクトとは配置されているコネクタが得られる。
また、本発明によれば、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記ピッチ方向に沿って前記コンタクト部材を見た場合に、前記第1接点部と前記第2接点部とが少なくとも部分的にオーバーラップしており、
前記ピッチ方向及び前記横方向のいずれとも直交する正面側から前記コンタクト部材を見た場合に、前記第1接点部と前記第2接点部とは前記ピッチ方向において交互に千鳥状に配置されているコネクタが得られる。
また、本発明によれば、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、
前記第1コンタクトは、前記第1根元部から前記第1接点部にかけて前記ピッチ方向における幅が徐々に狭くなるような形状を有しており、
前記第2コンタクトは、前記第2根元部から前記第2接点部にかけて前記ピッチ方向における幅が徐々に狭くなるような形状を有しているコネクタが得られる。
また、本発明によれば、第4のコネクタとして、第1乃至第3のいずれかのコネクタであって、
前記バネコンタクトは5本以上であるコネクタが得られる。
また、本発明によれば、第5のコネクタとして、第4のコネクタであって、
前記バネコンタクトは7本以上であるコネクタが得られる。
また、本発明によれば、第6のコネクタとして、第1乃至第6のいずれかのコネクタであって、
前記バネコンタクトは、前記第1コンタクトと前記第2コンタクトからなるコンタクト対を複数有するものであり、
前記コンタクト対は、互いに電気的に独立しているコネクタが得られる。
また、本発明によれば、第7のコネクタとして、第1乃至第6のいずれかのコネクタであって、
前記コンタクト部材を保持するハウジングを更に備えるコネクタが得られる。
本発明によれば、第1根元部よりも第1接点部を幅狭とし、第2根元部よりも第2接点部を幅狭とし、更に、横方向から見た場合に第1根元部と第2根元部が重なるように第1コンタクトと第2コンタクトとを配置したことから、ピッチ方向における単位長さあたりにおける第1接点部及び第2接点部の数(即ち、バネコンタクトの本数)を増やすことができるため、コネクタ全体を大型化することなく接触抵抗を下げることができる。
また、ピッチ方向に沿ってコンタクト部材を見た場合に、第1接点部と第2接点部とを少なくとも部分的にオーバーラップさせると共に、正面側からコンタクト部材を見た場合に第1接点部と第2接点部とをピッチ方向において交互に千鳥状に配置することとすると、蓄電デバイスのリード端子のように薄い相手側接続部に対しても高い信頼性をもってコネクタを接続させることができる。
更に、第1根元部から第1接点部にかけてピッチ方向における幅が徐々に狭くなるように第1コンタクトを構成し、第2根元部から第2接点部にかけてピッチ方向における幅が徐々に狭くなるように第2コンタクトを構成することとすると、相手側接続部を挟持した際のバネ変形により第1コンタクトの第1根元部及び第2コンタクトの第2根元部にかかる応力を小さくすることができる。
本発明の実施の形態によるコネクタと、蓄電デバイスとを示す図である。 図1のコネクタを表す斜視図である。図において、ハウジングは省略されている。 図2のコネクタに用いられるコンタクト部材のケーブル接続前の状態を表す斜視図である。 図3のコンタクト部材の正面図である。図において、延部及びかしめ部は省略されている。 図3のコンタクト部材を第1コンタクト側から見た側面図である。 図3のコンタクト部材の上面図である。 本発明のコンタクト部材と、従来のコンタクト部材とを比較した模式図である。 図1のコネクタ及び蓄電デバイスの接続状態を表す図である。 図1のIX−IX線に沿った断面図である。 図8のX−X線に沿った断面図である。 コンタクト部材とケーブルとの接続方法の変形例を表す斜視図である。 本発明の実施の形態によるコンタクト部材の変形例を示す図である。図において、延部及びかしめ部は省略されている。 図12のコンタクト部材の正面図である。 図12のコンタクト部材を第1コンタクト側から見た側面図である。 本発明の実施の形態によるコンタクト部材の他の変形例を示す図である。図において、各コンタクト対とケーブルとの接続部は省略されている。 図15のコンタクト部材を備えるコネクタと、相手側接続部との接続状態を示す断面斜視図である。 バネコンタクトの本数と接触抵抗(合成抵抗値)との関係を試算した結果を示す図である。 従来コネクタに用いられているコンタクト部材を示す図である。
図1に示されるように、本発明の実施の形態によるコネクタ10は、ラミネートセル等の蓄電デバイス20の電極22(相手側接続部)に接続され使用されるものである。なお、コネクタ10の接続対象物は蓄電デバイス20に限られず、相手側接続部も電極22に限られない。
図1及び図2に示されるように、コネクタ10は、ハウジング30と、当該ハウジング30に保持されるコンタクト部材100とを備えている。コンタクト部材100にはケーブル40が接続されている。図3乃至図6に示されるように、コンタクト部材100は、基部110と、基部110から延びる複数のバネコンタクト200とを備えている。
基部110は、夫々、XZ平面に平行な第1コンタクト保持部120及び第2コンタクト保持部130と、当該第1コンタクト保持部120及び第2コンタクト保持部130をY方向(横方向)において接続する接続部140とを備えている。基部110は、Z方向から見た場合に略コの字形状を有している。本実施の形態による接続部140の上部には、−X方向に沿って延びる延部142が設けられている。詳しくは、延部142は、接続部140に相当する部位に対してZ方向に2つの切込みを入れた後、−X方向に曲げられて形成されている。延部142の先には、かしめ部144が設けられている。かしめ部144はケーブル40(図2参照)に対してかしめられ、これによりコンタクト部材100はケーブル40に接続される。
本実施の形態によるバネコンタクト200は個別に弾性変形が可能なものであり、Z方向(ピッチ方向)において交互に配置された複数の第1コンタクト210及び複数の第2コンタクト220を備えている。本実施の形態によるコンタクト部材100は、10本のバネコンタクト200を備えるものであり、5本の第1コンタクト210と5本の第2コンタクト220とで構成される。なお、コンタクト部材100の有するバネコンタクト200の本数は10本に限られず、必要に応じて増減することができる。バネコンタクト200の最適な本数については後述する。
第1コンタクト210は、第1コンタクト保持部120に接続されている第1根元部211と、電極22(図1参照)に接触する第1接点部212と、第1接点部212及び第1根元部211を接続する第1部位213と、第1接点部212より先を構成する第2部位214とを備えている。第1部位213は、X方向において前方に延び且つY方向において第2コンタクト保持部130に近づくように延びている。第2部位214は、X方向において前方に延び且つY方向において第2コンタクト保持部130から離れる方向へ延びている。図6に良く示されているように、第1コンタクト210は、頂点がY方向において第2コンタクト保持部130の方を向いているへの字状形状を有しており、そのへの字状形状の頂点に第1接点部212が形成されている。
第2コンタクト220も、第1コンタクト210と同様の構造を有している。即ち、図4乃至図6に示されるように、第2コンタクト220は、第2コンタクト保持部130に接続されている第2根元部221と、電極22(図1参照)に接触する第2接点部222と、第2根元部221及び第2接点部222を接続する第1部位223と、第2接点部222より先を構成する第2部位224とを備えている。第1部位223は、X方向において前方に延び且つY方向において第1コンタクト保持部120に近づくように延びている。第2部位224は、X方向において前方に延び且つY方向において第1コンタクト保持部120から離れる方向へ延びている。図6に良く示されているように、第2コンタクト220は、頂点がY方向において第1コンタクト保持部120の方を向いているへの字状形状を有しており、そのへの字状形状の頂点に第2接点部222が形成されている。
図5に示されるように、本実施の形態による第1コンタクト210は、第1根元部211から先端にかけてZ方向における幅が徐々に狭くなるような形状を有している。同様に、第2コンタクト220も、第2根元部221から先端にかけてZ方向における幅が徐々に狭くなるような形状を有している。即ち、第1接点部212及び第2接点部222のZ方向における幅は、夫々第1根元部211及び第2根元部221のZ方向における幅よりも小さい。このような構成によれば、バネコンタクト200の変形時において応力が加わる範囲をより狭くすることができるため、相手側接続部を挟持した際のバネ変形により第1根元部211及び第2根元部221にかかる応力を小さくすることができる。
また、図5に示されるように、Y方向から見た場合に第1接点部212と第2接点部222とは重なっておらず且つ第1根元部211と第2根元部221とは重なっているように配置されている。このような構成とすることにより図7に示されるように、バネ力に影響を与える根元部の幅Wを細くすることなく接点間の間隔(ピッチ間隔)を小さくできる。これにより、本実施の形態によるコンタクト部材100と同サイズの従来構造のコンタクト部材500とを比較すると、本実施の形態によるコンタクト部材100の方が従来構造のコンタクト部材500よりも多くのバネコンタクト200を有することができ、同一の相手側接続部に対してより多くの点にて接触することができる。即ち、本実施の形態によるコンタクト部材100を用いることにより、コネクタ全体を大型化することなく且つ接触圧を確保しつつ接触抵抗を下げることができる。なお、バネコンタクトの接点の数(即ち、バネコンタクトの本数)と接触抵抗との関係については、後述する。
更に、図6に示されるように、Z方向に沿ってコンタクト部材100を見た場合に、第1接点部212と第2接点部222とがY方向において少なくとも部分的にオーバーラップしており、図4に示されるように正面側からコンタクト部材100を見た場合に第1接点部212と第2接点部222とはZ方向(ピッチ方向)において交互に千鳥状(ジグザグ状)に配置されている。即ち、相手側接続部と接続前の状態(初期状態)において、第1コンタクト210の第1接点部212と、第2コンタクト220の第2接点部222とは互いに当接していない。このような構成により、薄い形状の電極22に対してもバネ変位量を大きくすることができ、例えば、初期状態において第1接点部と第2接点部とが当接している(第1接点部と第2接点部とが千鳥状に配置されていない)コンタクト部材に比べてより大きな接触力(接圧)が確保され、コネクタの接続信頼性を高めることができる。
上述したコンタクト部材100は、図2に示されるようにケーブル40にかしめられた後、図1に示されるようにハウジング30に収容保持される。図5に示されるように、本実施の形態による第1コンタクト保持部120及び第2コンタクト保持部130の上下には夫々圧入部122及び圧入部132が設けられている。当該圧入部122、132により、コンタクト部材100はハウジング30に係止され確実に保持される。
図8に示されるように、コネクタ10は、電極22の延びている方向(X方向)に沿って電極22に接続される。図9及び図10に示されるように、ハウジング30の上下にはX方向に沿って延びるスリット32が設けられている。電極22との接続作業は、電極22をスリット32の最奥まで挿入することにより行う。挿入された電極22により第1コンタクト210及び第2コンタクト220が開き、電極22は第1コンタクト210及び第2コンタクト220によりY方向において挟持される。
図2に示されるように、本実施の形態によるコンタクト部材100は、かしめ部144によりケーブル40に接続されていた(図2参照)。しかし、例えば図11に示されるように、コンタクト部材100’の延部142にピンコンタクト部146を設け、ケーブル40側にソケットコンタクト41を設けることによりこれらを嵌合させて接続することとしてもよい。なお、コンタクト部材100’とケーブル40との接続は、コネクタと電極22(図示せず)とを接続する前に行うこともでき、コネクタと電極22(図示せず)とを接続した後に行うこともできる。これにより、コネクタの組立工程の自由度を上げることができる。
続いて、本発明の実施の形態によるコネクタに用いられるコンタクト部材の変形例について説明する。なお、変形例の説明にあたり、上述したコンタクト部材100(図2乃至図6参照)と同一の部位については同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
図12乃至図14に示されるように、変形例によるコンタクト部材100aのバネコンタクト200aの形状は、上述したコンタクト部材100(図3参照)とは異なる形状を有している。第1部位213aは、第1根元部211a側の部位と、第1接点部212a側の部位の2つの部位とで構成されており、両部位の境界に肩部215が形成されている。図より明らかなように、第1根元部211a側の部位(即ち、第1根元部211aから肩部215までの部位)はZ方向において第1根元部211aと同じ幅を有しており、第1接点部212a側の部位(即ち、肩部215から第1接点部212aまでの部位)はZ方向において第1接点部212aと同じ幅を有している。第1接点部212aの先には、当該第1接点部212aとZ方向において同じ幅を持つ第2部位214aが延びている。
第2コンタクト220aも第1コンタクト210aと同様の形状を有している。即ち、第1部位223aは、第2根元部221a側の部位と、第2接点部222a側の部位の2つの部位とで構成されており、両部位の境界に肩部225が形成されている。第2接点部222aの先には、当該第2接点部222aとZ方向において同じ幅を持つ第2部位224aが延びている。
本変形例においても、第1接点部212aのZ方向における幅は、第1根元部211aのZ方向における幅よりも小さくなるように構成されており、第2接点部222aのZ方向における幅は、第2根元部221aのZ方向における幅よりも小さくなるように構成されている。また、図14に示されるように、Y方向から見た場合に第1接点部212aと第2接点部222aとは重なっておらず且つ第1根元部211aと第2根元部221aとは重なっているように配置されている。また、図13から理解されるように、Z方向に沿ってコンタクト部材100aを見た場合に第1接点部212aと第2接点部222aとがY方向において少なくとも部分的にオーバーラップしており、且つ、第1接点部212aと第2接点部222aとはZ方向(ピッチ方向)において交互に千鳥状(ジグザグ状)に配置されている。本変形例によるコネクタにおいても、コネクタ全体を大型化することなく接触抵抗を下げることができ、薄い相手側接続部に対しても高い信頼性をもってコネクタを接続させることができる。
なお、図12乃至図14においては、コンタクト部材100aのうちケーブルとの接続部を省略したが、上述したかしめ部144(図3参照)により接続してもよいし、ピンコンタクト部146(図11参照)により接続してもよい。
以上説明したコンタクト部材(図3及び図12参照)は、同一の基部から複数のバネコンタクトが延びるものであったが、例えば、図15及び図16に示される他の変形例のように、コンタクト部材100bは、1つの第1コンタクト210bと、1つの第2コンタクト220bとで構成されたバネコンタクト対230を複数有することとしてもよい。本変形例によるコンタクト部材100bは、5つのコンタクト対230で構成されている。各コンタクト対230は互いに電気的に独立しており、図16に示されるように、夫々、対応するケーブル40’及び対応する接続対象物24(電極等)に接続される。このような構成によれば複数の相手側接続部に対する電気的接続を同時に行うことができる。
(実施例:実験結果)
スズめっきされた接点を有するバネコンタクトのサンプルを144本用意し、それらとアルミニウム製のリード端子との接触抵抗を測定したところ、下記表1のような結果が得られた。
Figure 2012119208
表1のデータに基づいて、バネコンタクトの本数と接触抵抗(合成抵抗値)との関係を試算した結果を図17に示す。
図17において最大値と平均+3σの値がかけ離れているということは合成抵抗のバラツキが大きいことを意味しており、所望とする電圧監視を行えない可能性があることを示している。図17によれば、バネコンタクトの本数が5本以上であると、合成抵抗の最大値と平均値+3σとがほぼ同じであり、バネコンタクトの本数を増やすことにより合成抵抗を低く抑えることができるとの効果を期待通りに(即ち、予想した通りに)得ることができることが理解される。従って、バネコンタクトの本数は5本以上であることが望ましい。即ち、個別に弾性変形可能であるバネコンタクトの本数は5本以上であることが望ましい。
更に、図17によると、バネコンタクトの本数を7本以上とした場合、合成抵抗値は最大でも100mΩ未満となることから、コネクタにおける電圧降下などの影響を極めて小さくすることができ、高い精度で電圧監視を行えることが理解される。
10 コネクタ
20 蓄電デバイス
22,24 電極
30 ハウジング
32 スリット
40,40’ ケーブル
41 ソケットコンタクト
100,100’,100a,100b コンタクト部材
110 基部
120 第1コンタクト保持部
122 圧入部
130 第2コンタクト保持部
132 圧入部
140 接続部
142 延部
144 かしめ部
146 ピンコンタクト部
200,200a バネコンタクト
210,210a 第1コンタクト
211,211a 第1根元部
212,212a 第1接点部
213,213a 第1部位
214,214a 第2部位
215 肩部
220,220a 第2コンタクト
221,221a 第2根元部
222,222a 第2接点部
223,223a 第1部位
224,224a 第2部位
225 肩部
230 コンタクト対
500 コンタクト部材

Claims (7)

  1. 基部と前記基部から延び個別に弾性変形可能な複数のバネコンタクトとを有するコンタクト部材を備えるコネクタであって、
    前記バネコンタクトは、ピッチ方向において交互に配置された複数の第1コンタクトと複数の第2コンタクトとを備えており、
    前記第1コンタクトは、前記基部と接続された第1根元部と、前記第1根元部よりも前記ピッチ方向において幅狭の第1接点部とを有しており、
    前記第2コンタクトは、前記基部と接続された第2根元部と、前記第2根元部よりも前記ピッチ方向において幅狭の第2接点部とを有しており、
    前記バネコンタクトは、前記ピッチ方向と直交する横方向において、前記第1接点部と前記第2接点部とで相手側接続部を挟持するものであり、
    前記横方向から見た場合に前記第1接点部と前記第2接点部とは重なっておらず且つ前記第1根元部と前記第2根元部とは重なっているように、前記第1コンタクトと前記第2コンタクトとは配置されている
    コネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記ピッチ方向に沿って前記コンタクト部材を見た場合に、前記第1接点部と前記第2接点部とが少なくとも部分的にオーバーラップしており、
    前記ピッチ方向及び前記横方向のいずれとも直交する正面側から前記コンタクト部材を見た場合に、前記第1接点部と前記第2接点部とは前記ピッチ方向において交互に千鳥状に配置されている
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記第1コンタクトは、前記第1根元部から前記第1接点部にかけて前記ピッチ方向における幅が徐々に狭くなるような形状を有しており、
    前記第2コンタクトは、前記第2根元部から前記第2接点部にかけて前記ピッチ方向における幅が徐々に狭くなるような形状を有している
    コネクタ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記バネコンタクトは5本以上である
    コネクタ。
  5. 請求項4記載のコネクタであって、
    前記バネコンタクトは7本以上である
    コネクタ。
  6. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記バネコンタクトは、前記第1コンタクトと前記第2コンタクトからなるコンタクト対を複数有するものであり、
    前記コンタクト対は、互いに電気的に独立している
    コネクタ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コンタクト部材を保持するハウジングを更に備える
    コネクタ。
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