JP2012119068A - コネクタ抜脱防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器側の筐体形状に関係なく、また、コネクタの寸法に関係なく汎用的に使用でき、かつ、確実にプラグを機器に固定できるようにする。
【解決手段】細長い板状の基部11と、基部11の一端に設けられた係合壁部12と、反対側の他端に設けられた固定部13とを備え、係合壁部12は、基部11の一端より起立されていてケーブルを通す開口部14とこの開口部14にケーブルを挿入するスリット15とからなる掛止部16を有し、固定部13は、折り曲げることによって係合壁部12からの長さを調整することができる複数条の折り溝17を有している。このコネクタ抜脱防止装置は、係合壁部12の開口部14にケーブルを通し、かつ、係合壁部12を機器側に寄せた状態で、固定部13の折り溝17を折り曲げ、折り曲げた折り溝17より先端側の固定部13を機器に貼着することによって装着される。
【選択図】図1

Description

本発明はコネクタ抜脱防止装置に関し、特に電気機器のソケット、レセプタクル、ジャックなどのプラグ受けに差し込んだロック機構を有しない差込プラグが容易に抜き外れないようにするコネクタ抜脱防止装置に関する。
パーソナルコンピュータなどの電気機器には、多くの挿抜自在なコネクタが設けられている。たとえば、電源コードのプラグが差し込まれるインレット、キーボードなどが接続されるPS/2コネクタ、表示装置が接続されるHDMI(High-Definition Multimedia Interface)コネクタ、周辺機器が接続されるUSB(Universal Serial Bus)コネクタなどが知られている。これらは、たとえば表示装置が接続されるDVI(Digital Visual Interface)コネクタやLAN(Local Area Network)ケーブルが接続されるモジュラージャックと違って、ロック機構を備えていない。このため、ケーブルに何らかの力が加わったときに容易に抜脱してしまうことがある。コネクタの種類によっては、その抜脱後に、再度、コネクタを差し込むことで機器が接続を認識し、機器の継続利用が可能になるものもある。しかし、機器によっては、コネクタが接続されていることを前提に動作しているものもあり、このような機器でのコネクタの抜脱は、機器の継続的な運用上、致命的な不具合となる。
このようなロック機構を備えていないコネクタに対し、その抜脱が起きないようにコネクタを固定しておく抜脱防止具が提案されている。たとえば、面ファスナを使ってプラグを機器の筐体などに固定したり(たとえば、特許文献1参照)、コネクタを収容して機器の筐体に係止したり(たとえば、特許文献2参照)することで、コネクタの抜脱を防止している。しかし、これらの抜脱防止具は、容易に取り外すことができるので、さらに、安全を期して、プラグを固定する固定金具を使用し、その固定金具を筐体にねじ止めなどにより強固に固定することも行われている。
特開2004−253164号公報 特開2010−114006号公報
しかしながら、ねじ止めなどによる固定金具は、取り付ける機器の筐体形状に合わせてその機器専用に作られるため、機器ごとに設計し直す必要があり、また、筐体側の加工も必要なことから、コストが高くなるという問題点があった。また、コネクタも、機械的・電気的に結合される嵌合部は、規定の寸法を有しているが、それ以外の把持部およびストレインリリーフについては、長さ方向の寸法に規定がないので、使用するケーブルのコネクタの寸法に合わせて固定金具を設計する必要があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、機器側の筐体形状に関係なく、また、コネクタの寸法に関係なく汎用的に使用でき、かつ、確実にプラグを機器に固定することができるコネクタ抜脱防止装置を提供することを目的とする。
本発明では上記の課題を解決するために、基部と、係合壁部と、固定部とを備えるコネクタ抜脱防止装置であって、前記基部は、前記係合壁部と前記固定部とを連結し、前記係合壁部は、前記基部の一端より起立されていて前記基部に近接配置されたコネクタの前記一端側への移動を規制するとともにケーブルを引っ掛ける掛止部が設けられ、前記固定部は、前記基部の前記係合壁部が設けられている側とは反対側の他端より延出されていてその延出方向に対して直角方向に延びる折り溝が前記延出方向に沿って複数条形成されている、ことを特徴とするコネクタ抜脱防止装置が提供される。
このようなコネクタ抜脱防止装置によれば、係合壁部がケーブルを引っ掛けることでコネクタの抜脱方向の移動を規制し、固定部がコネクタの寸法に応じた位置の折り溝で折り曲げられ、機器に固定される。これにより、機器のコネクタに挿入されたコネクタは、一端が機器に固定されたコネクタ抜脱防止装置の他端でケーブルを引っ掛けることにより、確実に抜脱が防止される。
上記構成のコネクタ抜脱防止装置は、機器に固定する固定部が複数条の折り溝を有する形状に構成されていることにより、コネクタの寸法に応じた任意の位置で固定部を折り曲げて固定できるので、コネクタの大きさの違いを吸収できるという利点がある。
また、固定部は、任意の位置で自由に屈曲できる蛇腹形状のため、機器側の固定面の形状に依存することなく固定できることから、種々の形状を有する機器に対して汎用的に適用できるという利点がある。
さらに、コネクタ抜脱防止装置の固定部を機器に固定する手段として、粘着材などにより貼着する手段を利用できるので、機器側の加工を必要としないことから、適用する機器側のコストを低減することができるという利点がある。
第1の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す図であって、(A)はコネクタ抜脱防止装置の斜視図およびその側端面の形状を示す部分拡大図、(B)は(A)のコネクタ抜脱防止装置を反対側から見た斜視図である。 第1の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の装着形態を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の装着形態を示す斜視図である。 第3の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図およびその側端面の形状を示す部分拡大図である。 第4の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図およびその側端面の形状を示す部分拡大図である。 第5の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図である。 第6の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図である。 第7の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の装着形態を示す斜視図である。 第8の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図である。 第8の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の装着形態を示す斜視図である。 第8の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の別の装着形態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、USBコネクタの抜脱防止に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す図であって、(A)はコネクタ抜脱防止装置の斜視図およびその側端面の形状を示す部分拡大図、(B)は(A)のコネクタ抜脱防止装置を反対側から見た斜視図、図2は第1の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の装着形態を示す斜視図である。
第1の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置は、図1に示したように、細長い板状の基部11と、この基部11の長手方向の一端に設けられた係合壁部12と、基部11の長手方向の他端に設けられた固定部13とを備えている。係合壁部12および固定部13とこれらを連結する基部11とは、樹脂によって一体に成形されるか、金属板をプレス成形することによって形成される。
係合壁部12は、ケーブルを引っ掛けるとともにコネクタが抜脱方向へ移動するのを規制するもので、基部11の一端より起立された壁を有し、その壁の略中央には、ケーブルを通す開口部14が開けられている。この開口部14は、壁の周辺、図示の例では壁の先端部からスリット15によって繋げられており、このスリット15とともに掛止部16を構成している。スリット15は、また、その幅が部分的に開口部14の直径より小さくしてある。これにより、ケーブルは、この狭くなっているスリット15を最外層のシースが弾性変形して通過し、開口部14に収容されているときは変形部分が復元して開口部14から容易に脱落することができなくなっている。なお、スリット15は、本実施の形態では、壁の先端部と開口部14との間に形成しているが、壁の側端部から基部11の面と平行な方向に延びるように設けてもよい。
固定部13は、掛止部16によってケーブルを掛止した状態でこのコネクタ抜脱防止装置を機器に固定する部分であり、機器への固定は、表面に塗布された粘着材または表面に貼着された両面接着テープによって行われる。この固定部13は、これが固定される機器の固定面から係合壁部12までの距離がコネクタの寸法に合わせて自由に調整できるように基部11から延出される方向の任意の位置で折り曲げできるように蛇腹形状にしてある。すなわち、固定部13は、基部11からの延出方向に対して直角方向に延びる折り溝17が延出方向に沿って複数条形成されている。この折り溝17は、図1の(A)および(B)に示したように、固定部13が係合壁部12の形成側およびその反対側のいずれの方向にも曲げることができるように固定部13の両面に形成されている。また、固定部13の両面に設けられる折り溝17は、固定部13の両面にてそれぞれ対応する位置に形成されており、これにより、それぞれ対応する折り溝17の間の厚さが薄くなって折り曲げが容易にできるようになっている。さらに、この固定部13は、隣接する折り溝17の間の外表面が平面18になっていて、粘着材または両面接着テープが接着できる面積を確保している。
以上の構成のコネクタ抜脱防止装置は、図2に示したように、機器1およびこれに取り付けられたコネクタ2に装着される。コネクタ2は、図示の例では、USBコネクタであり、機器1の側に設けられたプラグ受けに嵌合される嵌合部3と、把持部4と、ストレインリリーフ5とを有している。
コネクタ抜脱防止装置は、ケーブル6を係合壁部12の掛止部16に掛止し、係合壁部12をコネクタ2のストレインリリーフ5の端面に当接した状態で、固定部13を機器1の表面近傍の折り溝17に沿って折り曲げ、機器1に貼着することによって装着される。これにより、このコネクタ抜脱防止装置は、コネクタ2の長手方向の寸法に合わせて機器1に固定され、かつ、係合壁部12によってコネクタ2をその抜脱方向に移動しないよう規制された状態にすることができる。
なお、ストレインリリーフ5のないコネクタ2の場合は、係合壁部12をケーブル6が出ている側のコネクタ2の端面に当接した状態で、固定部13を機器1の表面近傍の折り溝17に沿って折り曲げ、機器1に貼着することになる。また、固定部13は、機器1への接着面が小さい場合には、必要に応じて切断することができ、その際、折り溝17を切り取り線にすることができる。さらに、固定部13は、蛇腹形状であるため、機器1側の接着面に突起部があっても、その外形に倣って屈曲させることで、機器1に固定することができる。
図3は第2の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の装着形態を示す斜視図である。なお、この図3において、図2に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第2の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置は、第1の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置と構成は同じであるが、全体の幅方向の寸法を低減させ、係合壁部12の基部11からの長さをコネクタ2の広い方の幅と同じ長さにしてある。これにより、機器1側のUSBコネクタが縦長の状態で設けられていて、その下方に固定部13を貼付するスペースがある場合に、図示のように、コネクタ2を下から支持する形でコネクタ抜脱防止装置を装着することができる。
図4は第3の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図およびその側端面の形状を示す部分拡大図である。なお、この図4において、図1に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第3の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置は、第1の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置から固定部13における折り溝17の形状を変更している。すなわち、この固定部13は、断面長円形の棒を長軸方向に連結した構造を有し、その連結部分が折り溝17を形成している。これにより、固定部13は、複数の折り溝17の一つを折り曲げることで長手方向の長さを任意の長さにすることができる。
図5は第4の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図およびその側端面の形状を示す部分拡大図である。なお、この図5において、図1に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第4の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置は、固定部13における折り溝17を係合壁部12の形成側の面とその反対の側の面とで交互に形成した場合を示している。すなわち、このコネクタ抜脱防止装置は、固定部13を波形の形状にすることによって両面に折り溝17を形成している。これにより、固定部13は、複数の折り溝17の一つを折り曲げることで長手方向の長さを任意の長さにすることができる。
図6は第5の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図である。なお、この図6において、図1に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第5の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置は、第2の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置のように、固定部13の幅方向の寸法が低減することによって機器1への粘着力が低下するのを改善したものである。すなわち、このコネクタ抜脱防止装置によれば、固定部13は、その長手方向に蛇行させた形状にすることで、幅方向の最大寸法を増加させている。ここで、固定部13の両側部には、凹部13aおよび凸部13bが長手方向に交互に形成されているが、その凹部13aおよび凸部13bは、互いに相補形の外形を有している。これにより、複数のコネクタ抜脱防止装置を隣接して並設させても、それぞれのコネクタ抜脱防止装置は、互いに干渉することなく、より大きな幅寸法を確保することができる。
図7は第6の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図である。なお、この図7において、図1に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第6の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置は、固定部13に長手方向に長軸を有する長孔13cが穿設されている。この長孔13cは、機器1の筐体にねじ孔がある場合には、ねじ止め用のねじ孔として使用することにより、機器1への固定をより強固にすることができる。この長孔13cは、また、粘着材を注入する注入孔として利用することもできる。
図8は第7の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の装着形態を示す斜視図である。なお、この図8において、図2に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第7の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置は、複数のUSBコネクタが抜脱しないよう機器1に固定されるようにしたものである。図示の例は、コネクタ抜脱防止装置を4つのプラグ受け側のコネクタが設けられた機器1に適用した場合を示している。もちろん、この実施の形態のコネクタ抜脱防止装置は、コネクタの数が4つに限定されるものではなく、2つ以上ならば幾つでも良い。
このコネクタ抜脱防止装置は、その基部11、係合壁部12および固定部13の幅が4つのコネクタ2a,2b,2c,2dを機器1側の各コネクタに嵌合したときのこれらの幅よりも大きく形成されている。係合壁部12には、その幅方向に4つの掛止部16a,16b,16c,16dが形成されている。これにより、1つのコネクタ抜脱防止装置を用いて4つのコネクタ2a,2b,2c,2dの抜脱を同時に防止することができるようになる。
図9は第8の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置を示す斜視図、図10は第8の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の装着形態を示す斜視図である。なお、この図9および図10において、図1および図2に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第1ないし第7の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置では、係合壁部12の掛止部16がケーブル6を引っ掛けて止めていたのに対し、この第8の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置は、拘止部19がコネクタ2を引っ掛けて止めるようにしている。
このコネクタ抜脱防止装置は、基部11の両側端にこれより起立された拘止部19が一体に形成されている。拘止部19は、その先端部の対向面側に突起部19aが突設されている。拘止部19は、可撓性を有していて、その間の空間に突起部19aを乗り越えてコネクタ2の把持部4が押し込まれると、把持部4は、内側に突出した拘止部19の突起部19aに阻まれて拘束状態となる。
係合壁部12の掛止部16は、スリット15の幅を開口部14の直径に等しくしてある。これにより、拘止部19の間の空間にコネクタ2の把持部4を押し込むときに、ケーブル6が掛止部16のスリット15を介して開口部14にスムーズに導入されるようになる。このため、係合壁部12は、ストレインリリーフ5に端面に当接され、主として、ケーブル6を引っ掛けた状態のままコネクタ2の把持部4が抜脱方向に移動するのを阻止する機能を有していることになる。
図11は第8の実施の形態に係るコネクタ抜脱防止装置の別の装着形態を示す斜視図である。なお、この図11において、図9に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
このコネクタ抜脱防止装置の装着形態によれば、コネクタ実装板20において、機器側のコネクタが実装されているコネクタ実装面の裏面に固定部13を固定している。このように、コネクタ抜脱防止装置は、機器内蔵のコネクタにアクセスできるよう開口されている筐体の面に固定されるだけでなく、屈曲自在な固定部13の特性を活かし、筐体の形状に合わせて比較的自由に装着することが可能である。したがって、固定部13を貼着する場所を選ばないことから、このコネクタ抜脱防止装置は、種々の筐体形状を有する機器に汎用的に適用することができる。もちろん、固定部13の折り曲げ位置も自由に選ぶことができるので、異なる寸法のコネクタに対して、寸法の違いを吸収できることから、このコネクタ抜脱防止装置は、各種形状および寸法のコネクタに汎用的に適用することができる。
なお、上述の実施の形態では、基部11と、係合壁部12と、固定部13とを備えるコネクタ抜脱防止装置について説明したが、特に拘止部19を備えていないコネクタ抜脱防止装置については、基部11を固定部13の一部として形成することもできる。つまり、固定部13は、係合壁部12の近傍まで延長されてその近傍まで折り溝17が形成されることにより、折り曲げ可能範囲を拡大することができ、より小型のプラグへの適用が可能になる。
1 機器
2,2a,2b,2c,2d コネクタ
3 嵌合部
4 把持部
5 ストレインリリーフ
6 ケーブル
11 基部
12 係合壁部
13 固定部
13a 凹部
13b 凸部
13c 長孔
14 開口部
15 スリット
16,16a,16b,16c,16d 掛止部
17 折り溝
18 平面
19 拘止部
19a 突起部
20 コネクタ実装板

Claims (13)

  1. 基部と、係合壁部と、固定部とを備えるコネクタ抜脱防止装置であって、
    前記基部は、前記係合壁部と前記固定部とを連結し、
    前記係合壁部は、前記基部の一端より起立されていて前記基部に近接配置されたコネクタの前記一端側への移動を規制するとともにケーブルを引っ掛ける掛止部が設けられ、
    前記固定部は、前記基部の前記係合壁部が設けられている側とは反対側の他端より延出されていてその延出方向に対して直角方向に延びる折り溝が前記延出方向に沿って複数条形成されている、
    ことを特徴とするコネクタ抜脱防止装置。
  2. 前記折り溝は、前記固定部の両面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ抜脱防止装置。
  3. 前記折り溝は、前記固定部の両面にてそれぞれ対応する位置に形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ抜脱防止装置。
  4. 前記固定部は、隣接する前記折り溝の間が平面になっていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ抜脱防止装置。
  5. 前記折り溝は、前記固定部を波形の形状にすることによって形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ抜脱防止装置。
  6. 前記固定部は、その両側部に相補形の外形を有する凹凸部が前記延出方向に沿って交互に形成された蛇行形状を有していることを特徴とする請求項2記載のコネクタ抜脱防止装置。
  7. 前記固定部は、ねじ止め用の長孔が穿設されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ抜脱防止装置。
  8. 前記固定部は、粘着材が塗布または両面接着テープが貼着されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ抜脱防止装置。
  9. 前記掛止部は、前記係合壁部の略中央に開けられてケーブルを通す開口部と、前記係合壁部の周辺からケーブルを前記開口部に導くスリットとを有していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ抜脱防止装置。
  10. 前記掛止部は、前記スリットの幅が部分的に前記開口部の直径より小さくしてあることを特徴とする請求項9記載のコネクタ抜脱防止装置。
  11. 前記掛止部は、前記係合壁部の幅方向に複数有していることを特徴とする請求項10記載のコネクタ抜脱防止装置。
  12. 前記基部は、その両側端より起立され、先端部の対向面側には突起部が突設され、間の空間に設置したコネクタを拘束状態にする拘止部を備えていることを特徴とする請求項9記載のコネクタ抜脱防止装置。
  13. 前記掛止部は、前記スリットの幅を前記開口部の直径に等しくしてあることを特徴とする請求項12記載のコネクタ抜脱防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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