JP2012113547A - Information processing terminal and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、情報処理端末およびプログラムに関する。 Embodiments described herein relate generally to an information processing terminal and a program.
従来、指やタッチペンなどによりタッチパネル上で描かれた手書き文字を認識し、手書き文字または手書き文字に対応した定型の文字(フォント)をディスプレイに表示する情報処理端末が知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, there is known an information processing terminal that recognizes handwritten characters drawn on a touch panel with a finger or a touch pen, and displays handwritten characters or fixed characters (fonts) corresponding to the handwritten characters on a display.
しかしながら、従来の情報処理端末は、文字を書くことが困難な者にとっては使い勝手が悪いなどの課題がある。 However, conventional information processing terminals have problems such as poor usability for those who have difficulty in writing characters.
本実施形態の情報処理端末は、指示手段と、作成手段と、表示制御手段とを有する。指示手段は、表示部で表示する文字を指示する。作成手段は、前記指示手段で指示された文字に対応する基準文字のデータと、所定の記憶部から読み出した自筆文字の特性を示す特性データとを用いて、前記特性を表す文字のデータを作成する。表示制御手段は、前記作成手段で作成された文字のデータを用いて、前記特性を表す文字を前記表示部に表示させる制御を行う。 The information processing terminal of this embodiment includes an instruction unit, a creation unit, and a display control unit. The instruction means instructs a character to be displayed on the display unit. The creation means creates character data representing the characteristics using the reference character data corresponding to the character instructed by the instruction means and the characteristic data indicating the characteristics of the handwritten character read from the predetermined storage unit. To do. The display control means performs control to display the character representing the characteristic on the display unit using the character data created by the creating means.
以下、実施形態について添付図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the accompanying drawings.
なお、本実施形態の情報処理端末は、概略的には、病気により声を出すのが困難な患者や、病気により文字を書くのが困難な患者などが筆談するための筆談端末であり、それら患者が健康体のときに手書きなどで自筆した手書き文字の癖を反映した文字(類似文字)を用いて筆談することを可能とした筆談端末である。 Note that the information processing terminal of the present embodiment is generally a writing terminal for a patient who is difficult to speak due to illness or a patient who is difficult to write characters due to illness. This is a writing terminal that enables a user to write using a character (similar character) that reflects a habit of a handwritten character handwritten by hand when the patient is healthy.
図1は、本実施形態に係る情報処理端末1の概略的な外観構成を説明するための斜視図である。
FIG. 1 is a perspective view for explaining a schematic external configuration of the
図1に示すように、情報処理端末1は、携帯型の端末であり、薄板状の本体ハウジング100を有している。そして、本体ハウジング100の正面側には、筆談で用いる類似文字Aを表示するディスプレイ2と、ディスプレイ2に表示する文字を指示するなどの各種指示を入力する各種機能キーを含むキーボード3が設けられ、本体ハウジング100の背面側には、使用者が過去(健康体のとき)に手書きなどで自筆した手書き文字(以下、単に「自筆文字」という。)Bが示された手紙などの媒体Cを撮影するためのカメラ4(図4参照)が設けられ、本体ハウジング100の一側面(上面)には、装置の電源をオン/オフするための電源ボタン5などが設けられている。
As shown in FIG. 1, the
なお、図1の例では、ディスプレイ2に、類似文字Aで構成された「おはよう」という単語(文字群)が表示されている様子を示している。
In the example of FIG. 1, the
図2は、図1に示す情報処理端末1の概略的なハードウェア構成を説明するための図である。
FIG. 2 is a diagram for explaining a schematic hardware configuration of the
図2に示すように、この情報処理端末1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)10と、このCPU10とバスラインBLを介して接続されるROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、記憶部13、表示部14、入力部15および自筆文字入力部16と、それら各負荷部に電力を供給する電力供給部17などを備えている。
As shown in FIG. 2, the
ここで、CPU10は、コンピュータ全体の制御、即ち、各種演算や各構成要素部に対する各種処理を制御する。 Here, the CPU 10 controls the entire computer, that is, various operations and various processes for each component unit.
ROM11は、後述のフローチャートにおける処理手順を実行する処理プログラムPなどの各種プログラムや、それら各種プログラムで使用される各種データなどのファイルを記憶する。
The
RAM12は、入力データや表示データなどの作業中のデータや、コンピュータの起動時にROM11から読み出されたプログラムなどを一時的に記憶する。
The
記憶部13は、後述の自筆文字の特性情報や基準文字の情報などを記憶するものである。
The
表示部14は、前記したディスプレイ2と、そのディスプレイ2における各種情報の表示を制御する表示コントローラ(不図示)などを有している。なお、ディスプレイ2としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を採用する。
The display unit 14 includes the
入力部15は、前記したキーボード3と、そのキーボード3からの操作信号の入力を制御する入力コントローラ(不図示)などを有している。
The
自筆文字入力部16は、前記したカメラ4と、そのカメラ4における撮影を制御するカメラコントローラ(不図示)などを有している。なお、カメラ4としては、例えば、CCD(Charge−Coupled Device)などのデジタルカメラを採用する。
The handwritten
電力供給部17は、前記した各負荷部に必要な電力を供給するための電源部であり、例えば、不図示のバッテリ収容口に対して着脱可能な蓄電池(バッテリ)17aと、その蓄電池17aからの電源供給を制御する電源コントローラ(不図示)などを有している。 The power supply unit 17 is a power supply unit for supplying necessary power to each load unit described above. For example, a storage battery (battery) 17a that can be attached to and detached from a battery storage port (not shown), and the storage battery 17a. And a power controller (not shown) for controlling the power supply.
なお、前記した実施形態では、蓄電池17aにより電力が供給される形態の情報処理端末1の場合について説明したが、これに限定されず、ACアダプタなどを介して外部の商用電源から電力を供給することが可能な情報処理端末1とすることも可能である。
In the above-described embodiment, the case of the
図3は、CPU10がROM11に記憶されている処理プログラムPを、RAM12上に展開して実行することにより実現される情報処理端末1の機能的構成(ソフトウェア構成)を説明するためのブロック図である。
FIG. 3 is a block diagram for explaining a functional configuration (software configuration) of the
図3に示すように、情報処理端末1は、機能的構成として、自筆文字入力部100a、筆跡分析部100b、特性データ保持部100c、表示文字指示部100d、類似文字作成部100e、表示制御部100fなどを有している。
As shown in FIG. 3, the
ここで、自筆文字入力部100aは、媒体Cなどに示された自筆文字Bに関するデータを入力する処理を行うものである。
Here, the handwritten
より具体的には、自筆文字入力部100aは、図4に示すように、筆談する使用者や看護師などの操作者により、カメラ4の撮影窓が自筆文字Bが示された媒体Cに向けられ、キーボード3に含まれる筆談モードと撮影モードとを切替るモード切替キー(図1参照)が選択されたことにより撮影モードに遷移した場合に、同じく操作者によってキーボード3に含まれる撮影キー(図1参照)が選択された場合に、カメラ4により媒体Cを撮影して自筆文字B(例:「お」)を含む画像データを入力する処理を行う。
More specifically, as shown in FIG. 4, the handwritten
また、自筆文字入力部100aは、OCR(Optical Character Reader)などの周知の文字認識アルゴリズムを用いて、カメラ4の撮影により取得した画像データから文字(例:「お」)を認識する。
In addition, the handwritten
筆跡分析部100bは、自筆文字入力部100aから画像データと、認識された文字の種別を示す文字データとを入力し、所定の筆跡分析アルゴリズムを用いて、自筆文字の特性(即ち、「文字の癖」)を分析する処理を行う。
The
より具体的には、筆跡分析部100bは、認識された文字の種別(例:「お」)に対応した基準文字のパターン(座標情報または画像データ)を記憶部13から読み出し、該読み出した基準文字のパターンと、入力した画像データに含まれる自筆文字B(例:「お」)のパターン(座標情報または画像データ)とを比較して、両者の所定の判定ポイントにおける相違量を抽出し、該抽出した相違量で定義される特性情報(図5参照)を作成する。
More specifically, the
なお、筆跡分析部100bの分析の精度を上げるために、基準文字のパターン(画像データ)のサイズと、自筆文字のパターン(画像データ)のサイズと合わせてから両パターンを比較するのが好ましい。
In order to increase the accuracy of the analysis of the
なお、ここでいう「基準文字」とは、一般的なコンピュータのディスプレイに表示されたり、プリンタで印刷する場合に用いられる活字(フォント)であり、筆跡分析部100bは、基準文字のパターンとして、複数種類の活字(フォント)のパターンを有している。
The “reference character” here is a type (font) that is displayed on a general computer display or used for printing with a printer, and the
また、前記した基準文字は、情報処理端末1が使用される国の文字言語に合わせてカスタマイズすることが可能であるが、本実施形態の情報処理端末1では、日本の文字言語における「かな文字」を用いた筆談を想定しているため、「基準文字」としての複数種類の活字(フォント)のパターンとしては、50音の「ひらがな」のパターンのみ有しているが、これに限定されず、例えば、50音の「カタカナ」のパターンや、0〜9までの「数字」のパターンや、×や○などの「記号」のパターンや、所定数の「漢字」のパターンや、「英文字」のパターンや、「ギリシア文字」のパターンなどのその他のパターンを有するようにしても良い。
The reference character can be customized according to the character language of the country in which the
また、ここでいう「判定ポイント」とは、文字の癖が顕著に表れると想定されるポイントのことであり、日本の文字言語における1文字中の画の始筆、送筆および終筆の各部(「横画」、「縦画」、「折れ」、「曲がり」、「とめ」、「はらい」、「点」、「はね」、「そり」、「むすび」、「おおまわり」など)や、1文字全体の丸み具合などの全体形状や、1文字全体の平均的な濃度などの、予め定められたポイントのことである。 The “judgment point” here is a point where it is assumed that the wrinkle of the character appears prominently, and each part of the first, first and last strokes of an image in one character in Japanese character language ( "Horizontal image", "Vertical image", "Fold", "Turn", "Tome", "Harai", "Point", "Splash", "Sleigh", "Musubi", "Omari" etc.) It is a predetermined point such as the overall shape such as the roundness of one character or the average density of one character.
特性データ保持部100cは、筆跡分析部100bから入力した特性情報を登録するテーブルT(図5参照)を、記憶部13に保持させる処理を行う。
The characteristic
図5は、特性情報を登録する登録テーブルTの一構成例を説明するための図である。 FIG. 5 is a diagram for explaining a configuration example of a registration table T for registering characteristic information.
図5に示すように、登録テーブルTは、特性情報を登録するものであり、特性情報として、判定ポイントの種類と、各判定ポイントの特性値を登録する。 As shown in FIG. 5, the registration table T registers characteristic information, and as characteristic information, the type of determination point and the characteristic value of each determination point are registered.
なお、図5の例では、判定ポイント「とめ」に対応付けて、基準文字の「とめ」の基準値「10」に比べて小さい数値である「6」が特性値として登録されており、これは、基準文字の「とめ」に比べて、自筆文字の「とめ」が比較的流したものとなっていることを示している。 In the example of FIG. 5, “6”, which is smaller than the reference value “10” of the reference character “Tome”, is registered as a characteristic value in association with the determination point “Tome”. Indicates that the handwritten character “Tome” is a relatively streamed character compared to the reference character “Tome”.
また、判定ポイント「丸度(丸み具合)」に対応付けて、基準文字の「丸度の基準値「10」に比べて大きい数値である「12」が特性値として登録されており、これは、基準文字の「丸度」に比べて、自筆文字の「丸度」がより大きいことを示している。 Further, in association with the determination point “roundness (roundness)”, “12”, which is larger than the reference character “roundness reference value“ 10 ”, is registered as a characteristic value. This indicates that the “roundness” of the handwritten character is larger than the “roundness” of the reference character.
また、判定ポイント「濃度」に対応付けて、基準文字の「濃度」の基準値「10」に比べて大きい数値である「13」が特性値として登録されており、これは、基準文字の「濃度」に比べて、自筆文字の「濃度」がより濃度が濃いことを示している。 Also, in association with the determination point “density”, “13”, which is larger than the reference value “10” of the reference character “density”, is registered as a characteristic value. This indicates that the “density” of the handwritten character is higher than the “density”.
図3に戻って、表示文字指示部100dは、端末の電源がオンされた場合やモード切替キーが選択された場合などで情報処理端末1が筆談モードになっている場合に、使用者により選択された文字キーに割り当てられている基準文字のデータを記憶部13から読み出して類似文字作成部100eに出力する。
Returning to FIG. 3, the display
類似文字作成部100eは、表示文字指示部100dから基準文字のデータを入力した場合、記憶部13に保持されている登録テーブルT(図5参照)から特性データを取得し、自筆文字の特性(癖)を表す類似文字Aを作成し、その類似文字Aのデータを表示制御部100fに出力する。
When the reference character data is input from the display
より具体的には、類似文字作成部100eは、表示文字指示部100dから入力した基準文字(例えば、「お」など)のパターンを、登録テーブルT(図5参照)から取得した特性データに含まれる複数の判定ポイントのうち当該基準文字(「お」)に適用可能な特性ポイント(例えば、「丸度」や「濃度」など)の特性値(例えば、「12」や「13」など)を用いて、それら特性値を有する類似文字A(即ち、使用者の自筆文字の特性(癖)を反映した文字)を作成する。
More specifically, the similar
表示制御部100fは、類似文字作成部100eから入力した類似文字Aのデータを用いて、類似文字Aをディスプレイ2に表示させる処理を行うものである。
The
次に、前記した構成の情報処理端末1における各種処理動作について図6および図7を用いて説明する。
Next, various processing operations in the
図6は、自筆文字の特性データを記憶部13に記憶する場合の情報処理端末1の処理手順を説明するためのフローチャートである。
FIG. 6 is a flowchart for explaining the processing procedure of the
図6のステップS1において、使用者や看護師などの操作者により、電源ボタン5が操作されて情報処理端末1が電源オンとなり、同じく操作者によりキーボード3に含まれる切替キーが選択操作されて情報処理端末1が撮影モードとなった状態で、操作者により、キーボード3に含まれる撮影キーが選択操作された場合に、自筆文字入力部100aが、カメラ4を用いて媒体Cに示された自筆文字Bの撮影を行い、撮影により取得した画像データから文字を認識する。
In step S1 of FIG. 6, the power button 5 is operated by an operator such as a user or a nurse to turn on the
続いて、ステップS2において、筆跡分析部100bが、ステップS1の処理で認識された文字の種別を示す文字データと、取得した画像データとから、前記した方法により自筆文字Bの特性を分析する。
Subsequently, in step S2, the
続いて、ステップS3において、特性データ保持部100cが、ステップS2の処理で得られた特性データを記憶部13に保持させる。
Subsequently, in step S3, the characteristic
なお、情報処理端末1は、ステップS1〜ステップS3の処理で、自筆文字の特性データを正常に作成/記憶できた場合には、ディスプレイ2に文字認識が正常にできた旨を通知する文字情報を表示し、他方、自筆文字Bの特性データを正常に作成/記憶できなかった場合には、ディスプレイ2に文字認識が正常にできず、再度の撮影を促す旨を通知する文字情報を表示する。
If the
図7は、使用者が筆談する場合の情報処理端末1の処理手順を説明するためのフローチャートである。
FIG. 7 is a flowchart for explaining the processing procedure of the
図7のステップS11において、使用者などの操作者により、電源ボタン5が操作されて情報処理端末1が電源オンとなり、使用者によりキーボード3に含まれる文字キーが選択操作されると、情報処理端末1では、表示文字指示部100dが、選択された文字キー(例:「う」など)に対応する基準文字(「う」)のデータを記憶部13から読出して類似文字作成部100eに出力する。
In step S11 of FIG. 7, when the power button 5 is operated by an operator such as a user to turn on the
続いて、ステップS12において、類似文字作成部100eが、前記した方法により自筆文字Bの特性(癖)を表す類似文字Aを作成する処理を行う。
Subsequently, in step S12, the similar
続いて、ステップS13において、表示制御部100fが、ステップS12で作成された類似文字Aを表示部14のディスプレイ2に表示する。その後、使用者などにより電源ボタン5が操作されて情報処理端末1の電源がオフされて筆談が終了するまで(ステップS14:Yes)、前記ステップS11〜ステップS13の処理を繰り返し実行する。
Subsequently, in step S13, the
即ち、以上説明した実施形態によれば、使用者がキーボードや視線読取装置などを用いて表示する文字(定型の文字など)を指定すると、使用者の手書き文字の癖を反映した文字をディスプレイに表示することができる。 That is, according to the embodiment described above, when a user designates a character (standard character, etc.) to be displayed using a keyboard, a line-of-sight reader, or the like, the character reflecting the user's handwritten character is displayed on the display. Can be displayed.
より具体的には、本実施形態によれば、病気により声を出すのが困難な患者や、病気により文字を書くのが困難な患者などが、自身が健康体のときに自筆した比較的奇麗な自筆文字(手書き文字)の癖を反映した文字を用いて筆談することができるので、定型の文字による機械的な筆談とは異なり、手書きの温かみを出した筆談を行うことができる。 More specifically, according to this embodiment, a patient who is difficult to speak due to illness or a patient who is difficult to write letters due to illness is relatively beautiful that he wrote himself when he was healthy. Since handwriting can be performed using characters that reflect the habits of simple handwritten characters (handwritten characters), it is possible to perform handwriting with a warm handwriting, unlike mechanical writing using standard characters.
以上、例示的な実施形態に基づいて説明したが、本実施形態は、前記した実施形態により限定されるものではない。 As mentioned above, although demonstrated based on exemplary embodiment, this embodiment is not limited by above-described embodiment.
例えば、前記した実施形態では、自筆文字の特性データを保持するための記憶部13と、自筆文字のデータを入力するための自筆文字入力部(カメラ4やカメラコントローラ)16とを備える形態の情報処理端末1の場合について説明したが、これ以外にも、記憶部13および自筆文字入力部16を備えず、その代わりに、外部装置(外部の記憶装置や、記憶部を有する情報処理端末など)とデータ通信するための通信I/F部を備え、使用者が筆談する場合に、通信I/F部を介して外部装置から自筆文字の特性データを取得するような形態の情報処理端末とすることも可能である。なお、その場合には、前記した汎用の携帯型の通信端末を利用することが可能である。
For example, in the above-described embodiment, information of a form including the
また、前記した実施形態では、ディスプレイ2に表示する文字を指示する入力手段として、キーボード3を有する操作入力部15の場合について説明したが、これに限定されず、他の形態の入力手段であっても良く、例えば、使用者の視線を読み取る視線読取装置を利用することも可能である。なお、その場合には、各文字が割り当てられたキーを含むキーボードをディスプレイ2に表示させ、そのディスプレイ2に表示されたキーボードの各キーを視る使用者の視線の検知信号に基づいて、ディスプレイ2に表示する文字を指示するように構成する。
In the above-described embodiment, the case of the
また、前記した実施形態では、キーボード3のキー毎に一つのかな文字が割り当てられている場合について説明したが、これ以外にも、例えば、携帯電話機のキーボードのように、一つのキーに複数のかな文字が割り当てられ、同一のキーの押下(選択)回数に応じて割り当てられている複数のかな文字の中から所望のかな文字を選択するような形態とすることも可能である。
In the above-described embodiment, a case has been described in which one kana character is assigned to each key of the
また、前記した以外にも、例えば、一つのキーに、複数の文字からなる単語(例えば、「おはよう」、「ありがとう」、「おつかれさま」など)を割り当てておき、筆談モード時に、キーが選択された場合に、割り当てられた単語を構成する各基準文字のデータと、特性データとを用いて、特性を表す複数の類似文字を作成して、その類似文字で構成される単語をディスプレイ2に表示させるようにしても良い。
In addition to the above, for example, a word consisting of a plurality of characters (for example, “Good morning”, “Thank you”, “Otsukasema”, etc.) is assigned to one key, and the key is selected in the writing mode. In this case, a plurality of similar characters representing characteristics are created using the data of each reference character constituting the assigned word and the characteristic data, and the word composed of the similar characters is displayed on the
また、前記した実施形態では、キーボード3を用いてディスプレイ2に表示する文字を指示する形態について説明したが、これ以外にも、例えば、入力部15の代わりに、ディスプレイ2に積層されるタッチパネルを設け、そのタッチパネルを用いてディスプレイ2に表示された機能キーボードの機能キーアイコンを選択することでディスプレイ2に表示する文字を指示するような形態とすることも可能である。
Further, in the above-described embodiment, the form in which the character to be displayed on the
また、前記した実施形態では、自筆文字のデータを入力する手段として、カメラ4やカメラコントローラを備えた自筆文字入力部16を備える形態について説明したが、これ以外にも、例えば、スキャナ装置で実現される自筆文字入力部を備える形態とすることも可能である。
In the above-described embodiment, the description has been given of the mode in which the handwritten
また、前記した実施形態では、病院などの特定の場所で用いられる専用の筆談端末としての情報処理端末1の場合について説明したが、これに限定されず、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Data Assistant)などの汎用の携帯型の端末に適用することも可能である。また、前記した実施形態では、病院内で患者に貸し出される携帯型の情報処理端末1の場合について説明したが、これ以外にも、例えば、使用者のベッドの傍に設置される据え置き型の情報処理端末に適用することも可能である。
In the above-described embodiment, the case of the
また、前記した実施形態では、情報処理端末1を使用する使用者が一人である場合を想定して、記憶部13には、一人分の特性データのみを記憶する場合について説明したが、これ以外にも、例えば、一つの情報処理端末1を複数の者が共有して利用する場合を想定した場合には、使用者(個人)を特定可能な識別情報(指紋などの生体情報や、パスワードなどのID情報など)に対応付けて自筆文字の特性データを記憶部13に記憶させておき、筆談時に、所定の情報入力手段で入力された識別情報に基づいて特定される使用者の自筆文字の特性データを用いて類似文字Aを作成してディスプレイ2に表示させるような形態とすることも可能である。
Further, in the above-described embodiment, the case where only one user's characteristic data is stored in the
また、前記した情報処理端末1で実行される処理プログラムPは、ROM11などの記憶部に予め組み込むように提供する以外にも、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供したり、インターネットなどのネットワーク経由で提供または配布したりすることも可能である。
Further, the processing program P executed by the
その他、前記した実施形態における情報処理端末1のハードウェア構成や、ソフトウェア構成や、自筆文字の特性データの種別や、判定ポイントの種別や、処理手順などは、単なる一例として記載したものであり、本実施形態は、これらにより限定されない。
In addition, the hardware configuration of the
1 情報処理端末
2 ディスプレイ(表示部)
3 キーボード(指示手段)
4 カメラ(入力手段)
100a 自筆文字入力部(入力手段)
100b 筆跡分析部(分析手段)
100c 特性データ保持部
100d 表示文字指示部
100e 類似文字作成部(作成手段)
100f 表示制御部(制御手段)
1
3 Keyboard (instruction means)
4 Camera (input means)
100a Handwritten character input part (input means)
100b Handwriting analysis unit (analysis means)
100c Characteristic
100f Display control unit (control means)
Claims (6)
前記指示手段で指示された文字に対応する基準文字のデータと、所定の記憶部から読み出した自筆文字の特性を示す特性データとを用いて、前記特性を表す文字のデータを作成する作成手段と、
前記作成手段で作成された文字のデータを用いて、前記特性を表す文字を前記表示部に表示させる制御を行う制御手段と、
を有する情報処理端末。 Instruction means for instructing characters to be displayed on the display unit;
Creating means for creating character data representing the characteristics by using reference character data corresponding to the character designated by the instruction means and characteristic data indicating characteristics of the handwritten character read from a predetermined storage unit; ,
Control means for performing control to display the character representing the characteristic on the display unit, using the character data created by the creating means;
An information processing terminal having
前記入力手段で入力した画像から前記自筆文字の特性を分析する分析手段と、
前記分析手段で分析された特性を示す前記特性データを、前記記憶部に保持させる保持手段と、
を更に有する請求項1に記載の情報処理端末。 Input means for inputting an image of the handwritten character via a medium on which the handwritten character is shown;
Analyzing means for analyzing the characteristics of the handwritten character from the image input by the input means;
Holding means for holding the characteristic data indicating the characteristic analyzed by the analyzing means in the storage unit;
The information processing terminal according to claim 1, further comprising:
を更に有し、
前記作成手段は、前記特定手段で特定された使用者の自筆文字の特性を示す特性データを用いて、前記特性を表す文字のデータを作成する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理端末。 A specific means of identifying the user,
Further comprising
The said creation means creates the data of the character showing the said characteristic using the characteristic data which shows the characteristic of the user's handwritten character specified by the said specification means. Information processing terminal.
表示部で表示する文字を指示する指示手段と、
前記指示手段で指示された文字に対応する基準文字のデータと、所定の記憶部から読み出した自筆文字の特性を示す特性データとを用いて、前記特性を表す文字のデータを作成する作成手段と、
前記作成手段で作成された文字のデータを用いて、前記特性を表す文字を前記表示部に表示させる制御を行う制御手段と、
して機能させるプログラム。 Computer
Instruction means for instructing characters to be displayed on the display unit;
Creating means for creating character data representing the characteristics by using reference character data corresponding to the character designated by the instruction means and characteristic data indicating characteristics of the handwritten character read from a predetermined storage unit; ,
Control means for performing control to display the character representing the characteristic on the display unit, using the character data created by the creating means;
Program to make it work.
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