JP2012113110A - Electronic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、機器本体して回動可能な操作部材を有する電子機器に関するものである。 The present invention relates to an electronic apparatus having an operation member that can rotate as a main body of the apparatus.
従来、デジタルスチルカメラや、ビデオカメラのような撮像装置には、撮影光学系の一部のレンズを光軸上で移動させて変倍を行う光学ズーム機能や、撮像素子からの画像信号を電子的に制御して画面の拡大表示を行うようにした電子ズーム機能を有するものがある。また、こうした撮像装置の中には、動画記録中に光学ズーム機能や電子ズーム機能を使用可能なものもある。 Conventionally, in an imaging apparatus such as a digital still camera or a video camera, an optical zoom function for changing a magnification by moving a part of a lens of a photographing optical system on an optical axis, and an image signal from an image sensor are electronically transmitted. Some have an electronic zoom function that is controlled to perform enlarged display of the screen. Some of these imaging apparatuses can use an optical zoom function and an electronic zoom function during moving image recording.
また、こうした撮像装置には、光学及び電子ズーム機能を使用する際、回転操作可能なズームレバーを回転させることで、光学及び電子ズーム操作を行うものがある。ズームレバーを回転させてズーム操作を行う構成は、ズーム倍率を広角側へ変更するときと望遠側へ変更するときとでそれぞれ別のボタンを操作する構成よりも、画像表示部などで被写体を確認しながらでも簡単にズーム操作を行えるため広く用いられている。 Some of these imaging apparatuses perform optical and electronic zoom operations by rotating a zoom lever that can be rotated when using the optical and electronic zoom functions. The zoom operation by rotating the zoom lever allows the subject to be checked on the image display unit, etc., compared to the configuration in which different buttons are operated when the zoom magnification is changed to the wide-angle side and when the zoom magnification is changed to the telephoto side. However, it is widely used because it allows easy zooming.
このようなズームレバーを回転させてズーム操作を行うズーム操作装置について、例えば、特許文献1では、ズームレバーを回転操作が可能な範囲の中立位置へ復帰させるためのバネ片とズームレバーとを一体としたズーム操作装置が提案されている。
For example, in
しかしながら、特許文献1のズーム操作装置の構成では、広角側または望遠側へズームレバーを回転させていくと、ズームレバーに設けられたスリットの側面がズームレバーの回転角度の範囲を規制する規制ピンに当接し当接音が発生してしまうという問題があった。特に、動画記録中に、例えば撮像画像を拡大させて所望の拡大画像となるように望遠側へズームレバーを回転させた際に上述した当接音が発生してしまうと、撮影者の意図しない当接音も録音されるという問題があった。
However, in the configuration of the zoom operation device of
そこで、本発明は、機器本体して回動可能な操作部材への操作に伴って生じる操作音を軽減させることを目的とする。 In view of the above, an object of the present invention is to reduce an operation sound caused by an operation on an operation member that can be rotated as a device body.
上記目的を達成するために、本発明にかかる電子機器は、機器本体して回動可能な操作部材と、前記操作部材の回動方向に対して略垂直な方向に開口を有する弾性部材と、前記操作部材への操作量に基づいて、前記操作部材に対応した機能の制御を行う制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記操作部材への操作量が第1の操作量に達すると第1の制御を行い、前記操作部材への操作量が第1の操作量より大きい第2の操作量に達すると第2の制御を行うものであって、前記弾性部材は、前記操作部材が前記第1の操作量より大きく前記第2の操作量よりも小さい第3の操作量以上の操作量で操作されたときに当該操作部材と当接する位置に配置されることを特徴とする。 In order to achieve the above object, an electronic device according to the present invention includes an operation member that can rotate as a device body, an elastic member having an opening in a direction substantially perpendicular to the rotation direction of the operation member, Control means for controlling a function corresponding to the operation member based on an operation amount to the operation member, and the control means has an operation amount for the operation member reaching a first operation amount. Then, the first control is performed, and when the operation amount to the operation member reaches a second operation amount larger than the first operation amount, the second control is performed, and the elastic member is the operation member. Is disposed at a position where it comes into contact with the operation member when operated with an operation amount greater than or equal to the third operation amount greater than the first operation amount and smaller than the second operation amount.
本発明によれば、機器本体して回動可能な操作部材への操作に伴って生じる操作音を軽減させることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the operation sound which arises with operation to the apparatus main body and the operation member which can be rotated can be reduced.
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明にかかる実施形態である電子機器のデジタルカメラ1の全体斜視図である。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is an overall perspective view of a
デジタルカメラ1は、機器本体に対してズームレバー3を回動させることで、広角側及び望遠側に光学ズームや電子ズームを行うことが可能である。ズームレバーの中央にあるレリーズボタン2を押下することで、ズームレバー3を操作して調節したズーム状態で撮影を行うことができる。
The
また、デジタルカメラ1は、ズームレバー3に対する操作の操作量に応じて、ズーム倍率を変化させる速度(以下、ズーム速度とする)を低速及び高速のいずれかに変更することができる。
Further, the
次に、図2を用いてデジタルカメラ1のズーム操作機構を説明する。図2は、デジタルカメラ1の底面側かつ背面側から見た斜視図である。
Next, the zoom operation mechanism of the
ズームレバー3は、外装4を挟み込むようにズームホルダー6に取り付けられ、ズームレバー3を操作するとズームレバー3とズームホルダー6は一体となって回動する。ズームホルダー6には、導電性の材質からなるブラシ7、弾性部材からなる筒状弾性体8、トーションばね11が取り付けられ、これらもズームレバー3とともに一体となって回動する。
The
さらに、外装4には略円形の開口を有する弾性体12が取り付けられ、ズームホルダー6の回動に伴い、ズームホルダー6に設けられた突起部6gが弾性体12と当接する。突起部6gが弾性体12と当接した状態でさらにズームホルダー6が回動すると、突起部6gにより弾性体12が押し込まれていく。
Further, an
また、外装4には先端が突起状の突起状弾性体9が取りつけられており、この突起状弾性体9と筒状弾性体8は略同じ径である。これらの2つの弾性体を両側から挟むように、トーションばね11がズームホルダー6に取り付けられる。これにより、ズームレバー3は外装4に対し所定の位置で保持されることになる。本実施形態では、この所定の位置はズームレバー3の回動可能な範囲の中立位置であり、ズームレバー3に対する操作が行われていない初期状態の位置となる。ユーザーがズームレバー3を回動させる際には、トーションばね11の付勢力に抗して回動させることになる。
Further, a protruding
以上の部品がズームホルダー6あるいは外装4に取り付けられた状態で、プレート13が外装4に取り付けられて固定される。このプレート13には、ズームホルダー6側の面にフレキシブル基板14が配置されており、後述するフレキシブル基板14のパターンとブラシ7の先端の接触部7bとが適切な接触圧で接触するように、プレート13と外装4が固定される。
With the above components attached to the
続いてフレキシブル基板14について図3を用いて説明を行う。図3はプレート13を図2中のA方向(ズームホルダー6の方向)から見た図であり、説明のためブラシ7を加えて示した図である。図3では、ブラシ7はズームレバー3が中立位置にあるときの状態となっている。
Next, the
そして、ズームレバー3が回動すると、ブラシ7がズームレバー3と一体となって回動することになる。図3に示すように、フレキシブル基板14にはいくつかのパターンが設けられていて、ズームレバー3の回動に伴って導電性であるブラシ7がパターン上を回動する。そして、それぞれのパターン同士を短絡させた信号に基づいて、不図示のマイコンが、ズーム方向の変更及び低速ズーム(第1の制御)と高速ズーム(第2の制御)とを変更するズーム速度の変更などのズーム制御を行う。
When the zoom lever 3 rotates, the
例えば本実施形態では、ブラシ7が回動してパターン14aとパターン14bを短絡させると望遠側に低速ズームさせる信号、さらに回動してパターン14aとパターン14cを短絡させると望遠側に高速ズームさせる信号が出力される。また、ブラシ7がパターン14aのみに存在する場合はズーム倍率を変更させる信号が出力されない。また、広角側にも同様なパターンが設けられており、ズームレバー3に対する操作量に応じてズーム速度が変更されるようになっている。
For example, in this embodiment, when the
なお、本実施形態では、低速と高速の2段階でズーム速度を変更可能なズーム操作機構になっているが、これに限らず同様な構成で任意の段階、あるいは抵抗値を用いての無段階のズーム操作機構としてもよい。 In the present embodiment, the zoom operation mechanism is capable of changing the zoom speed in two steps, low speed and high speed. However, the zoom operation mechanism is not limited to this. The zoom operation mechanism may be used.
次に、ズーム操作機構の回動可能な範囲について図4を用いて説明する。図4は、デジタルカメラ1の底面側から見た外装4とズームレバー3のみを示した図である。
Next, the rotatable range of the zoom operation mechanism will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a view showing only the
外装4に設けた円形の穴部4aにズームレバー3の回転軸3cが嵌合され、この回転軸3cを回転中心にしてズームレバー3に対する回動操作が可能となっている。
A
また、外装4にはズームレバー3に設けた取り付けボス3a、3bを貫通させる円弧穴部4bが設けられている。実線で示した取り付けボス3aは、ズームレバー3が中立位置にあるときの位置を表しており、ズームレバー3を回動させていくと、取り付けボス3aが円弧穴部4bの壁4dに突き当たり、それ以上ズームレバー3を回動させることができなくなる。破線で示した取り付けボス3aは、ズームレバー3をズーム倍率を望遠側に変化させる方向(第1の方向)に取り付けボス3aが壁4dに突き当たるまで回動させたときの位置を表している。同様に、ズームレバー3をズーム倍率を広角側に変化させる方向(第2の方向)に回動させた場合、ズームレバー3は取り付けボス3aが壁4eに突き当たるまで回動可能である。
Further, the
以上のように、ズームレバー3の回動可能な範囲は、取り付けボス3aと円弧穴部4bとによって制限され、取り付けボス3aが円弧穴部4bの壁4d、4eに突き当たるズームレバー3の回動角度を回動限界角とする。
As described above, the rotatable range of the
次に、ズーム操作機構の状態遷移について図5を用いて説明を行う。なお、以降の説明は、ズーム倍率を広角側に変化させる方向にズームレバー3を回動させたときの状態遷移を説明するが、ズーム倍率を望遠側に変化させる方向にズームレバー3を回動させたときの状態遷移も同様である。図5は、デジタルカメラ1の底面側から見たズーム操作機構を示した図であり、説明のため、プレート13、フレキシブル基板14は省略している。
Next, state transition of the zoom operation mechanism will be described with reference to FIG. In the following description, the state transition when the
図5(a)は、ズームレバー3が中立位置にある状態、すなわち、ズームレバー3の初期状態を示している。ズームホルダー6に取り付けられたトーションばね11は、ズームホルダー6に配置された筒状弾性体8、外装4に配置された突起状弾性体9を両側の腕部で挟むように配置されている。このとき、トーションばね11の付勢力によりズームホルダー6が中立位置が保持される。すなわち、トーションばね11は、ズームレバー3が回動したときに、筒状弾性体8と突起状弾性体9の相対位置が初期状態となるように筒状弾性体8及び突起状弾性体9の少なくとも一方を付勢する。
FIG. 5A shows a state where the
また、外装4には弾性体12が取り付けられており、この弾性体12には、ズームレバー3の回動方向に対して略垂直な方向に略円形の開口12aが設けられている。また、開口12aは後述するように、弾性体12が突起部6gに押し込まれることに伴い、ズームレバー3への操作量に応じて形状が変化する。なお、図中では外装4と略垂直な方向に開口12aが設けられているが、外装4と略平行な方向に設けられていてもよい。
Further, an
この弾性体12は、ズームレバー3をズーム倍率を望遠側に変化させる方向に回動させた場合と広角側に変化させる方向に回動させた場合のそれぞれで機能するように2か所に配置されている。また、図に示すように、回転軸3cを回転中心とした周方向の開口12aの幅は、ズームレバー3の回動角度にするとθaとなる。
The
なお、以下では、説明のため、回転軸3cと突起状弾性体9とを結ぶ直線をズームレバー3の回動角度を説明する際の基準θ0とし、ズームレバー3の回動に伴って回動する筒状弾性体8がθ0から回動した角度をズームレバー3の回動角度として説明する。なお、ズームレバー3が中立位置にあるときには、筒状弾性体8は回転軸3cと突起状弾性体9とを結ぶ直線上に位置する。
In the following, for the sake of explanation, a straight line connecting the
図5(b)は、図5(a)の状態からズームレバー3をズーム倍率を広角側に変化させる方向に回動させた状態で、ズーム倍率を変更しない制御から広角側に低速ズームさせる制御への切り替えを行う状態を示している。
FIG. 5B shows a control in which the
図5(b)に示した状態では、トーションばね11の一方の先端11bは突起状弾性体9に当接し、他方の先端11aは筒状弾性体8に当接し、ズームレバー3を中立位置に復帰させるようにトーションばね11の付勢力が働いている。なお、この状態のズームレバー3の回動角度をθs(第1の操作量)とする。
In the state shown in FIG. 5B, one
図5(c)は、図5(b)の状態からズームレバー3をズーム倍率を広角側に変化させる方向に回動させた状態で、ズームホルダー6に設けられた突起部6gが弾性体12の先端に当接し始めた状態を示しており、広角側に低速ズームさせる制御が維持されている。
FIG. 5C shows a state in which the
この状態からさらにズームレバー3をズーム倍率を広角側に変化させる方向に回動させようとすると、突起部6gと弾性体12とが当接しているため、ユーザーはズームレバー3の回動操作の負荷に変化を感じる。すなわち、突起部6gと弾性体12とが当接するまではズームレバー3の回動操作の負荷はトーションばね11の付勢力だけであったが、図5(c)の状態よりもズームレバー3を回動させた場合、弾性体12の反力が回動操作の負荷に加わることになる。
If the
なお、この状態の突起部6gと弾性体12の当接位置を点Pとし、ズームレバー3の回動角度をθx(第3の操作量)とする。
The contact position between the protruding
図5(d)は、図5(c)の状態からズームレバー3をズーム倍率を広角側に変化させる方向に回動させた状態で、広角側に低速ズームさせる制御から広角側に高速ズームさせる制御に切り替わる状態を示している。
FIG. 5D shows a state in which the
この状態では、弾性体12は突起部6gにより押し込まれて圧縮されているため、前述のようにズームレバー3の回動操作の負荷には、トーションばね11の付勢力に加えて、弾性体12の反力が加わっている。
In this state, since the
なお、この状態のズームレバー3の回動角度をθh(第2の操作量)とする。
Note that the rotation angle of the
図5(e)は、図5(c)の状態からズームレバー3をズーム倍率を広角側に変化させる方向に回動させた状態で、ズームレバー3の回動角度が前述の回動限界角に達した状態を示している。なお、この状態の突起部6gと弾性体12の当接位置を点Qとし、ズームレバー3の回動角度をθe(第4の操作量)とする。また、回転軸3cを回転中心とした周方向の点Qと点Pの位置の差は、ズームレバー3の回動角度にするとθbとなる。
FIG. 5E shows a state in which the
次に、図6を用いてズームレバー3に対する操作を行う際の一連の流れを説明する。図6は、ズーム制御の状態と回動操作の負荷との関係をズームレバー3の回動状態に対応させて示した図である。ズーム制御においては、図中○がON状態であり、回動操作の負荷においては、それぞれの付勢力が負荷に加わっている状態を○としている。
Next, a series of flows when operating the
ユーザーがズームレバー3を初期状態からズーム倍率を広角側に変化させる方向に回動させるとき、回動角度がθx未満であれば回動操作の負荷はトーションばね11の付勢力のみである。そして、ズームレバー3を回動させて回動角度がθsに達すると、広角側に低速ズームさせる制御を行う。
When the user rotates the
ズームレバー3を回動させて回動角度がθxに達すると、ズームホルダー6の突起部6gと外装4に取り付けられた弾性体12とが当接し始める。そのため、回動角度がθxより大きくなると、回動操作の負荷としてトーションばね11の付勢力に弾性体12の反力が加わる。
When the
さらにズームレバー3を回動させて回動角度がθhに達すると、広角側に低速ズームさせる制御から広角側に高速ズームさせる制御に変更される。
When the
その後、ズームレバー3を回動させて回動角度がθeに達すると回動限界角となり、それ以上回動させることができなくなる。
Thereafter, when the
以上のようにして、ズームレバー3に対する操作の操作量に応じてズーム動作のパラメータの変化量、すなわち、ズーム速度を変更することができるとともに、操作量に応じて操作に対する負荷が変化するのでズーム速度の変更を容易に行うことができる。
As described above, the change amount of the parameter of the zoom operation, that is, the zoom speed can be changed according to the operation amount of the
次に、低速ズームさせる状態での操作に対する負荷と高速ズームさせる状態での操作に対する負荷について詳細に説明する。 Next, the load for the operation in the state of zooming at low speed and the load for the operation in the state of zooming at high speed will be described in detail.
前述したように、ズームレバー3の回動角度がθx未満の場合は回動操作の負荷はトーションばね11の付勢力のみである。トーションばね11の付勢力は、ズームレバー3への操作終了後にズームレバー3を中立位置に復帰させる程度の軽い付勢力となるように設定しているため、ユーザーは比較的軽い力でズームレバー3を回動させることができる。
As described above, when the rotation angle of the
回動角度がθx以上(第3の操作量以上)になり突起部6gと弾性体12とが当接してからは、弾性体12の反力が回動操作の負荷に加わる。本実施形態では、弾性体12の反力が適度な力となるように弾性体12の先端部12b(突起部6gと当接する側の部分)を凸形状にするとともに、略円形の開口12aを設けている。
After the rotation angle becomes θx or more (third operation amount or more) and the
これは、ズームレバー3が回動することで突起部6gにより押し込まれた弾性体12をズームレバー3の回動方向に退避させるためである。弾性体12に開口12aが設けられていないと、突起部6gに押し込まれたときに押し込まれた分だけ弾性体12が圧縮されるため、弾性体12の反力が大きくなりすぎる。弾性体12の反力が大きすぎると、高速ズームさせる制御に変更するためにユーザーが大きな力を加える必要があり、高速ズームさせる制御を維持するための負担が大きかったり、高速ズームさせる制御に変更できないなど操作性がよくない。
This is because the
本実施形態のように、開口12aを設けることで、トーションばね11の付勢力のみのときと弾性体12の反力が加わったときとで適度に回動操作の負荷を変更することができる。すなわち、低速ズームさせる状態では軽い回動力、高速ズームさせる状態では中程度の回動力という、回動力の加減でユーザーは低速ズームと高速ズームとを容易に変更することができる。
By providing the
また、本実施形態では、開口12aの形状及び位置を以下のように設定している。前述のように、回転軸3cを回転中心とした周方向の開口12aの幅は、ズームレバー3の回動角度にするとθaである。また、前述のように、突起部6gと弾性体12が当接し始めてからズームレバー3が回動限界角に達するまでの回動角度はθbである。本実施形態では、θa≒θbとなるように開口12aの大きさを設定している。これは、突起部6gに押し込まれても、ズームレバー3が回動限界角にほぼ達するまで弾性体12は回動方向に退避可能なことを示している。こうすることで、弾性体12の反力が極端に大きくなることを防止し、ユーザーに快適な操作感を与えることが可能となる。また、本実施形態では、実際の加工部品寸法のばらつきを考慮してθa≒θbとしているが、実際には、高速ズームをさせる状態である回動角度がθxからθhまでの状態において逃げ形状が存在していればよいので、θa≧θh−θxであってもよい。すなわち、ズームレバー3の回動方向における開口12aの幅が、ズームレバー3の弾性体12に当接してから回動限界までの移動量以上であればよい。
In the present embodiment, the shape and position of the
また、本実施形態では、弾性体12における開口12aは、ズームレバー3の回動方向において中心よりも突起部6gと当接しない側である後端部12dに配置されている。これは、高速ズームさせる状態において弾性体12の反力が適正な力となるように、先端部12b側に弾性体12の厚みを確保するためである。
In the present embodiment, the
また、弾性体12の先端部12bを凸形状としているのは、突起部6gのより押し込まれる力が回動方向に集中しやすくするためである。突起部6gのより押し込まれる力を回動方向に集中しやすくすることで、弾性体12は開口12aの方向に押し込まれることになり、弾性体12を効率よく開口12aに退避させることができる。
The reason why the tip 12b of the
次に、本実施形態におけるズーム操作機構の操作時の静音化について説明する。本実施形態におけるズーム操作機構は、ズームレバー3に対する操作に伴い3種類の衝突が生じる。
Next, noise reduction during the operation of the zoom operation mechanism in the present embodiment will be described. In the zoom operation mechanism in the present embodiment, three types of collisions occur as the
1つ目は、ズームレバー3を回動させるときの突起部6gと弾性体12との衝突である。本実施形態では、弾性体12にゴム材を使用することで、突起部6gと弾性体12との衝突により発生する衝突音を軽減している。
The first is a collision between the
2つ目は、ズームレバー3を回動限界角まで回動させるときのズームレバー3の取り付けボス3aと外装4の円弧穴部4bにおける壁4dとの衝突である。本実施形態では、取り付けボス3aと壁4dとが衝突する前に、前述したように突起部6gとゴム材である弾性体12とが当接して衝突の勢いを軽減させるため、取り付けボス3aと壁4dとの衝突により発生する衝突音を軽減している。
The second is a collision between the mounting
3つ目は、ズームレバー3に対する操作を終了し、ズームレバー3が中立位置に復帰するときのトーションばね11と筒状弾性体8、突起状弾性体9との衝突である。ズームレバー3が中立位置に復帰するときには、トーションばね11の先端11a、11bは、筒状弾性体8、突起状弾性体9と衝突して、複数回バウンドしたのちに中立位置に落ち着く。本実施形態では、筒状弾性体8、突起状弾性体9ともにゴム材を使用することで、トーションばね11と筒状弾性体8、突起状弾性体9との衝突により発生する衝突音を軽減している。
The third is a collision between the
なお、本実施形態では筒状弾性体8、突起状弾性体9、弾性体12にゴム材を使用しているが、衝突音を軽減できるような弾性体であれば他の部材であってもよい。
In this embodiment, rubber materials are used for the cylindrical
以上のように、本実施形態では、ズームレバー3を操作したときに生じる複数の衝突に対して、それぞれの衝突に関わりのある部材の少なくとも1つを弾性体とすることで、発生する操作音を軽減することができる。あるいは、衝突に関わりのある部材を弾性体とする代わりに、衝突が生じる前に他の部分の弾性体で衝突時の勢いを軽減することで発生する操作音を軽減することができる。
As described above, in the present embodiment, for a plurality of collisions that occur when the
なお、本実施形態では、静音化に寄与している突起状弾性体9により静電気対策も行っている。次に、本実施例における、静電気対策について説明する。
In the present embodiment, countermeasures against static electricity are taken by the protruding
図7に示すように、外装4には穴部4a、円弧穴部4bが存在している。これらの穴部4a、円弧穴部4bを挟むようにズームレバー3、ズームホルダー6が取り付けられているが、摺動のためのわずかな隙間が存在する。外部で発生した静電気は、これらの穴部4a、円弧穴部4bや摺動のための隙間を伝わって内部に入り込み、内部のグランドに接続されていない金属部品、例えば、トーションばね11等に伝わる。その結果、トーションばね11の近傍にあるフレキシブル基板14のパターンやスイッチ14dなどの電気部品を介して、それらが接続されているマイコン等に伝わり破壊してしまう。また、直接静電気がこれらの電気部品に伝わり破壊する場合もある。これらを防ぐためには、これらの金属部品をグランドに接続することが必要となってくる。
As shown in FIG. 7, the
そのため、本実施形態では、突起状弾性体9を導電性のゴム材とすることで、トーションばね11をグランド部材である不図示のシャーシに電気的に接続し静電気対策としている。
Therefore, in the present embodiment, the
続いて、電気的な接続経路について説明する。トーションばね11は、ズームレバー3の回動状態に関わらず、先端部11a、11bの少なくとも一方が突起状弾性体9と当接している。さらに突起状弾性体9は、金属部材であるプレート13に押し込まれた(付勢された)状態で当接している。ここで、突起状弾性体9のズームレバー3の回動方向における幅は、筒状弾性体8よりも大きい。このため、トーションばね11は突起状弾性体9と電気的に接触することになる。
Next, the electrical connection path will be described. In the
図8は、プレート13が取り付けられた状態のズーム操作機構をデジタルカメラ1の底面側から見た図であり、図8におけるA−A断面を図9に示している。図9(b)は、図9(a)に示した断面図における突起状弾性体9付近の拡大図である。
FIG. 8 is a view of the zoom operation mechanism with the
図9(b)に示すように、突起状弾性体9は、プレート13によりL1だけ押し込まれている。このため、導電部材である突起状弾性体9は電気的にプレート13と確実に接続される。
As shown in FIG. 9B, the protruding
さらにプレート13は、図示していないが本体内部にあるグランド部材であるシャーシ部材にビス固定される。この結果、トーションばね11は電気的にグランド部材であるシャーシ部材と接続されるため、静電気が内部のマイコン等に伝わることを防止することができる。
Further, the
次に、突起状弾性体9とプレート13との接触部について説明を行う。前述のように、突起状弾性体9はL1だけプレート13に押し込まれているが、これは加工部品寸法のばらつきにより、突起状弾性体9とプレート13とが接触しなくなることを防止するためである。
Next, the contact portion between the protruding
確実に接触させるためにはL1を大きくとればよいが、L1を大きくするにつれ突起状弾性体9の押し込まれる量が大きくなり突起状弾性体9の反力が大きくなってしまう。その結果、プレート13が突起状弾性体9の反力により浮いてしまい、プレート13に取り付けられているフレキシブル基板14とブラシ7との接触不良等が発生することになる。
In order to ensure the contact, L1 should be increased. However, as L1 is increased, the amount by which the protruding
また、同様にL1を大きくした場合、押し込まれている分だけ突起状弾性体9は変形してたわむことになる。この突起状弾性体9にはトーションばね11が当接し、ズームレバー3の中立位置の保持や、回動時の支点となっているため、ズームレバー3の操作性や中立時での品位を保つためには、このたわみをできるだけ少なくすることが必要となってくる。
Similarly, when L1 is increased, the protruding
そこで本実施形態では、外装4に設けられた突起4cと突起4cを覆う突起状弾性体9との間に、L2の幅を有する中空領域を設けている。この中空領域を設けることで、押し込まれることによる突起状弾性体9のプレート13に対する反力を軽減することができ、さらには突起状弾性体9のたわみも軽減することができる。
Therefore, in this embodiment, a hollow region having a width of L2 is provided between the protrusion 4c provided on the
また、突起状弾性体9の先端部を凸形状とすることで、押し込まれた突起状弾性体9が効率よく中空領域に退避することができ、突起状弾性体9のたわみをより軽減することができる。
Further, by making the tip of the protruding
なお、本実施形態では、中空領域の幅L2をL1≒L2としているが、L1とL2の関係は、加工部品寸法のばらつきや取り付け方、突起状弾性体9とプレート13との導通に必要な接触圧等の設定により適宜設定すればよい。
In the present embodiment, the width L2 of the hollow region is set to L1≈L2, but the relationship between L1 and L2 is necessary for variation in the dimensions of the processed parts, how to attach them, and conduction between the protruding
また、本実施形態では、外装4に設けられた突起4cに突起状弾性体9を取り付けたものを第1の突出部として説明するが、突起4cが弾性を有していれば突起状弾性体9が取り付けられていない突起4cを第1の突出部としても構わない。その場合、突起4cの先端部が凸形状であり、凸形状の内部に中空領域を有することが望ましい。
In the present embodiment, the protrusion 4c provided on the
以下、本実施形態における各部品の組み付け方法や詳細形状を説明する。 Hereinafter, an assembling method and a detailed shape of each component in the present embodiment will be described.
まず、図7を用いてズーム操作機構の説明を行う。ズームレバー3の周辺の部材以外は、不図示としてある。本実施形態のズーム操作機構では、レリーズボタン2が取り付けられたズームレバー3と、導電物質からなるブラシ7が取り付けられたズームホルダー6で外装4を挟み込む構成となっている。
First, the zoom operation mechanism will be described with reference to FIG. The members other than those around the
ズームレバー3には円筒形の取り付けボス3a、3bが設けられ、それぞれビス穴が設けられている。外装4には円形状の穴部4aと、ズームレバー3の取り付けボス3a、3bが貫通する円弧穴部4bが設けられ、ズームホルダー6の中央にも円形状の穴部6fが設けられている。ズームレバー3の中央に設けられた回転軸3cが、外装4の穴部4a、ズームホルダー6の穴部6fにそれぞれ嵌合されて組みつけられる。さらにビス10によって、ズームホルダー6とズームレバー3は固定される。
The
これらは、それぞれが適切なクリアランスを持って摺動可能に取り付けられるため、外装4に対し、ズームホルダー6とズームレバー3は一体となり回動が可能となる。さらに、外装4に設けた突起4cには、突起4cと略同径である突起状弾性体9が覆うように取り付けられる。
Since these are slidably attached with appropriate clearances, the
次に、ズームレバー3、ズームホルダー6へ取り付けられる部品の詳細な説明を行う。図10は、ズーム操作機構の詳細図であり、図10(a)はレリーズボタン2とズームレバー3の分解斜視図であり、図10(b)はズームレバー3をデジタルカメラ1の底面側から見た図である。また、図10(c)はズームホルダー6の分解斜視図である。
Next, a detailed description of the parts attached to the
図10(a)に示してあるように、レリーズボタン2には爪形状2a、軸2b、が構成され、ズームレバー3には中央に穴部3d、レリーズボタン2の爪形状2aを逃げたガイド溝3eが構成されている。レリーズボタン2とズームレバー3の間にバネ5を取りつけ、軸2bと穴部3dが摺動可能に嵌合されて取り付けられる。この際、爪形状2aは、図10(b)に示したズームレバー3に設けられた段差3fに引っかけられる。この構成により、レリーズボタン2はズームレバー3に対し、軸2b方向へのバネ5の付勢力が得られた状態での摺動が可能となる。
As shown in FIG. 10A, the
次に、ズームホルダー6に組みつけられる部品の詳細説明を図10を用いて行う。前述のように、ズームホルダー6には、導電性の材料からなるブラシ7が取り付けられる。本実施形態では、ズームホルダー6を樹脂製とし、これに2つの突起6dを設け、ブラシ7に設けた対応する2つの穴7aを嵌合し、これを熱溶着(熱カシメ)させて固定する。なお、これらの突起6d、穴7aは位置決めも兼ねている。この固定に関して、本実施形態の方法に限定はされない。他の固定方法でもよく、例えばビスで固定してもよいし、接着剤等で固定してもよい。
Next, the detailed description of the parts assembled to the
さらに、円筒形状6aを設け、これに弾性部材からなる筒状弾性体8を取りつける。円筒形状6aと筒状弾性体8は略同寸法の径となっており、円筒形状6aには、その外形から外側に出るように設けた突起6bが設けられている。取り付け後は、筒状弾性体8はこの突起6bで押さえつけられるため、抜け落ちることが防止される。また、組み込み時も、筒状弾性体8は弾性部材であるため、突起6bに沿った形で変形することで取り付けが可能となっている。なお、本実施形態では、ズームホルダーに設けられた円筒形状6aに筒状弾性体8を取り付けたものを第2の突出部として説明するが、円筒形状6aが弾性を有していれば筒状弾性体8が取り付けずに円筒形状6aを第2の突出部としても構わない。
Furthermore, the
また、ズームホルダー6にはヒサシ形状6cが設けられ、トーションバネ11の押さえとなっている。続いて、ズームレバー3とズームホルダー6を固定した後、トーションばね11をズームホルダー6に取り付ける。このとき、トーションばね11の先端11a、11bとで、筒状弾性体8と突起状弾性体9とを挟み込むように取り付ける。さらに、弾性体12を外装4に取り付ける。
Further, the
図11は、外装4による弾性体12の保持方法を示した図である。弾性体12は、外装4に設けられた壁4eの中に取り付けられる。この壁4eは、弾性体12の外形にほぼ沿った形状となっている。弾性体12に設けた突起12cは外装4への取り付け方向と垂直な方向への抜け止めとなっている。
FIG. 11 is a view showing a method of holding the
さらに、プレート13を外装4にビス固定する。プレート13のズームレバー3側の面には、フレキシブル基板14が取り付けられている。さらにプレート13には、抑え形状13aが設けられており、これにより弾性体12の取り付け方向への抜け止めとなっている。
Further, the
図12は、図8におけるB−B断面を示している。図12において、弾性体12は、プレート13に設けた抑え形状13aにより、一定のクリアランスを保持した状態で抑えられている。このため、弾性体12は、外装4の壁4eとプレート13に設けた抑え形状13aの中で自由に変形や圧縮が可能となっている。
FIG. 12 shows a BB cross section in FIG. In FIG. 12, the
以上のような構成により、機器本体に対して回動可能な操作部材への操作に伴って生じる操作音を軽減させることができる。また、操作部材から内部に入り込んだ静電気が内部の電気部品を破壊することを防止することができる。 With the above-described configuration, it is possible to reduce the operation sound that is generated when the operation member that is rotatable with respect to the device main body is operated. Moreover, it is possible to prevent static electricity that has entered the inside from the operation member from destroying the internal electrical components.
なお、本実施形態では、撮像装置におけるズーム操作に適用した場合を説明したが、その他の機能の操作に適用しても構わない。例えば、記録媒体に記録された複数の画像のうちの1つを不図示の液晶表示装置に表示させる再生モードにおいて、表示させる画像を次の画像に変更する画像送り操作の速度を変更させる場合に適用しても構わない。 In the present embodiment, the case where the present invention is applied to the zoom operation in the imaging apparatus has been described. However, the present embodiment may be applied to other functions. For example, in a playback mode in which one of a plurality of images recorded on a recording medium is displayed on a liquid crystal display device (not shown), when changing the speed of an image feed operation for changing the displayed image to the next image. You may apply.
また、上述した画像送り操作のような、撮像装置以外の電子機器でも実行可能な機能にも適用可能であるため、操作部材への操作量に応じて当該操作部材に対応する機能のパラメータの変化量を変更させる電子機器であれば本発明を適用することができる。 In addition, since it can also be applied to a function that can be executed by an electronic device other than the imaging device, such as the image feed operation described above, the change in the parameter of the function corresponding to the operation member according to the operation amount to the operation member The present invention can be applied to any electronic device whose amount is changed.
また、本実施形態では、操作部材の回動方向によらず、負荷増加及び変化量の変更を行ったが、操作部材を一方の方向に回転させたときのみ負荷増加及び変化量の変更を行う場合であっても適用可能である。 In this embodiment, the load increase and the change amount are changed regardless of the rotation direction of the operation member. However, the load increase and the change amount are changed only when the operation member is rotated in one direction. Even if applicable.
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。 As mentioned above, although preferable embodiment of this invention was described, this invention is not limited to these embodiment, A various deformation | transformation and change are possible within the range of the summary.
1 デジタルカメラ
3 ズームレバー
4 外装
6 ズームホルダー
8 筒状弾性体
9 突起状弾性体
11 トーションばね
12 弾性体
13 プレート
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記操作部材の回動方向に対して略垂直な方向に開口を有する弾性部材と、
前記操作部材への操作量に基づいて、前記操作部材に対応した機能の制御を行う制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記操作部材への操作量が第1の操作量に達すると第1の制御を行い、前記操作部材への操作量が第1の操作量より大きい第2の操作量に達すると第2の制御を行うものであって、
前記弾性部材は、前記操作部材が前記第1の操作量より大きく前記第2の操作量よりも小さい第3の操作量以上の操作量で操作されたときに当該操作部材と当接する位置に配置されることを特徴とする電子機器。 An operation member rotatable with respect to the device body;
An elastic member having an opening in a direction substantially perpendicular to the rotation direction of the operation member;
Control means for controlling a function corresponding to the operation member based on an operation amount to the operation member;
The control means performs a first control when an operation amount to the operation member reaches a first operation amount, and an operation amount to the operation member reaches a second operation amount that is larger than the first operation amount. Then, the second control is performed,
The elastic member is disposed at a position where it comes into contact with the operation member when the operation member is operated with an operation amount greater than or equal to the third operation amount greater than the first operation amount and smaller than the second operation amount. Electronic device characterized by being made.
前記操作部材の回動に伴って回動する第2の突出部と、
前記第1の突出部及び前記第2の突出部を挟む2つの腕部を有し、前記操作部材が回動したときに、前記第1の突出部と前記第2の突出部の相対位置が初期状態となるように前記第1の突出部及び前記第2の突出部の少なくとも一方を付勢する付勢手段を有し、
前記第1の突出部及び前記第2の突出部は弾性を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電子機器。 A first protrusion that does not rotate as the operating member rotates;
A second protrusion that rotates as the operating member rotates;
There are two arm portions sandwiching the first projecting portion and the second projecting portion, and when the operation member rotates, the relative position between the first projecting portion and the second projecting portion is Biasing means for biasing at least one of the first protrusion and the second protrusion so as to be in an initial state;
6. The electronic apparatus according to claim 1, wherein the first protrusion and the second protrusion have elasticity.
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