JP2012108422A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 指先等の接触位置の検出感度を向上させ、動作正確性の高い表示装置を提供する。
【解決手段】 マトリクス状に配置された表示画素PXを含む表示部DYPと、表示画素PXに配置された画素電極PEと、画素電極PEが配列する行に沿って延びる走査線GLおよびセンサ用電極CsLと、画素電極PEが配列する列に沿って延びる信号線SLと、アレイ基板10と、複数の画素電極PEと対向するように配置された対向電極CEを備えた対向基板20と、センサ用電極CsLおよび信号線SLを駆動する駆動回路XD、YDと、駆動回路XD、YDへセンサ用信号を出力するとともに、センサ用電極CsLおよび信号線SLからの信号を受信してセンサデータを出力するセンサ用回路30と、を備え、表示部DYPの周囲の領域において、信号線SLが延びる方向に並ぶ複数のセンサ用電極が電気的に接続されている表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
ユーザインタフェースの形としてタッチパネル機能を具備した表示装置を搭載した携帯電話や携帯情報端末、パーソナルコンピュータなどの電子機器が開発されている。このようなタッチパネル機能を具備した電子機器では、液晶表示装置や有機EL表示装置などの表示装置に、別途タッチパネル基板を貼り合わせることでタッチパネル機能を付加することが検討されている。
また、近年、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等によりガラス基板等の透明な絶縁基板上にさまざまな材料で薄膜を形成し、切削や研削等の作業を繰り返し行うことにより、走査線や信号線からなる表示素子や、光センサ素子等を形成して、画像読み取り装置を製造する技術が研究されている。
また、画像読み取り装置の読み取り方式として、光センサ素子等に替えて導電性の電極を配置し、この電極と指等との間の容量変化によりパネル表面の指やペン等の情報を検知するいわゆる静電容量方式により接触位置を検出する技術が研究されている。
特開2004−93894号公報
指先やペン先等の接触位置を検出可能な表示装置は様々な電子機器に搭載され、その検出感度の向上が望まれている。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、指先等の接触位置の検出感度を向上させ、動作正確性の高い表示装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る表示装置によれば、マトリクス状に配置された表示画素を含む表示部と、前記表示画素に配置された画素電極と、前記画素電極が配列する行に沿って延びる走査線およびセンサ用電極と、前記画素電極が配列する列に沿って延びる信号線と、アレイ基板と、複数の前記画素電極と対向するように配置された対向電極を備えた対向基板と、前記センサ用電極および前記信号線を駆動する駆動回路と、前記駆動回路へセンサ用信号を出力するとともに、前記センサ用電極および前記信号線からの信号を受信してセンサデータを出力するセンサ用回路と、を備え、前記表示部の周囲の領域において、前記信号線が延びる方向に並ぶ複数の前記センサ用電極が電気的に接続されている。
第1実施形態に係る表示装置の一構成例を説明するための図である。 図1に示す表示装置のアレイ基板および対向電極の一構成例を説明するための図である。 図1に示す表示装置において、接触位置を検出する際の表示画素の動作を説明するための図である。 図1に示す表示装置の駆動方法の一例を説明するための図である。 図1に示す表示装置の駆動方法の一例を説明するための図である。 図1に示す表示装置の駆動方法の一例を説明するための図である。 第2実施形態に係る表示装置のアレイ基板および対向電極の一構成例を説明するための図である。 第2実施形態に係る表示装置において、接触位置を検出する際の表示画素の動作を説明するための図である。 実施形態に係る表示装置の変形例について説明するための図である。 実施形態に係る表示装置の変形例の、アレイ基板および対向電極の一構成例を説明するための図である。 図10に示す表示装置において、接触位置を検出する際の表示画素の動作を説明するための図である。 実施形態に係る表示装置の変形例の、アレイ基板および対向電極の一構成例を説明するための図である。 図12に示す表示装置において、接触位置を検出する際の表示画素の動作を説明するための図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に、第1実施形態に係る表示装置の一構成例を示す。本実施形態に係る表示装置では、複数の表示画素に対して1個の割合でセンサ用電極(指とのカップリングを検出するために設けられる電極。いずれも外部のセンサ用回路によって駆動および読み出しされる。)が設けられる。後述するように、本実施形態では、センサ用電極は、信号線SLと対向電極CEである。アレイ基板10の補助容量線CsLも対向電極CEと一体的にセンサ用電極として用いられる。
本実施形態に係る表示装置は、アレイ基板10と、対向基板20と、アレイ基板10と対向基板20との間に挟持された液晶層LQと、マトリクス状に配列した表示画素PXからなる表示部DYPと、を備えた液晶表示装置である。
アレイ基板10は、各表示画素PXに対応するように配置された画素電極PEと、画素電極PEが配列する行に沿って延びる走査線GLと、画素電極PEが配列する列に沿って延びる信号線SLと、走査線GLと信号線SLとが交差する位置近傍に配置された画素スイッチSWと、走査線GLと略平行に延びる補助容量線CsLと、走査線駆動回路(補助容量線駆動回路を含む)YDと、信号線駆動回路(出力回路を含む)XDと、を備えている。本実施形態では、信号線SLと、補助容量線CsLおよび対向電極CEとが、指先等の接触位置の検出用のセンサ用電極として使用される。
画素スイッチSWは例えば薄膜トランジスタである。画素スイッチSWのゲート電極は対応する走査線GLと電気的に接続されている(あるいは一体に形成されている)。画素スイッチSWのソース電極は対応する信号線SLと電気的に接続されている(あるいは一体に形成されている)。画素スイッチSWのドレイン電極は対応する画素電極PEと電気的に接続されている(あるいは一体に形成されている)。
複数の走査線GLおよび補助容量線CsLは、走査線駆動回路YDと電気的に接続されている。1垂直期間の映像表示期間において、走査線駆動回路YDは1水平期間毎に複数の走査線GLを順次駆動して走査線GLと接続された画素スイッチSWを行毎に閉じるとともに、補助容量線CsLに所定の補助容量電圧を印加する。1垂直期間のブランキング期間において、走査線駆動回路YDは補助容量線CsLにセンサ信号を印加する。
複数の信号線SLは、信号線駆動回路XDに電気的に接続されている。映像表示期間の1水平期間において、信号線駆動回路XDは複数の信号線SLに対応する映像信号を印加する。信号線SLに印加された映像信号は、画素スイッチSWを介して対応する画素電極PEに印加される。
アレイ基板10の一端には、信号線駆動回路XDへ映像信号を供給する画像表示用回路40と、信号線駆動回路XDへセンサ信号を供給するとともに信号線駆動回路XDおよび補助容量線CsLから出力された信号をデジタル信号に変換したセンサデータを、図示しない外部信号源へ出力するセンサ用回路30と、がフレキシブル基板FCにより電気的に接続されている。
補助容量線CsLの出力信号は、表示部DYPの領域A1毎に、信号線SLが延びる方向に並ぶ複数本分の補助容量線CsLが束ねられ電気的に接続して加算される。出力信号を加算する補助容量線CsLの本数は表示部DYPの表示画素PX数に応じて設計され、例えば表示部DYPの画素数が960(行)×480(列)画素である場合、補助容量線CsLの出力信号は表示部DYPの16つの領域毎に加算される。
同様に、信号線SLの出力信号は、表示部DYPの領域A2毎に、補助容量線CsLが延びる方向に並ぶ複数本分の信号線SLが束ねられ電気的に接続して加算される。出力信号を加算する信号線SLの本数は表示部DYPの表示画素PX数に応じて設計され、例えば表示部DYPの画素数が960×480画素である場合、信号線SLの出力信号は表示部DYPの8つの領域毎に加算される。
なお、上記の場合では、複数の補助容量線CsLや複数の信号線SLを電気的に接続することにより出力信号を加算しているが、補助容量線CsLや信号線SLを電気的に接続せずにそれぞれの補助容量線CsLおよび信号線SLの出力信号をセンサ回路30に入力し、センサ回路30で表示部DYPの領域A1、A2毎に複数の出力信号を合算するように演算してもよい。
また、上記の場合では、複数の補助容量線CsLを電気的に接続し、複数の信号線SLを電気的に接続して出力信号を加算しているが、補助容量線CsLと信号線SLとの少なくとも一方を電気的に接続して出力信号を加算することによって、アレイ基板10とセンサ回路30との間に接続されたフレキシブル基板FCの接続端子の数を減らすことができる。
対向基板20は、画素電極PEおよび補助容量線CsLと対向するように配置された複数の対向電極CEを備えている。対向電極CEは、対向する補助容量線CsLとトランスファ(図示せず)により電気的に接続されている。
図2に、本実施形態に係る表示装置のアレイ基板10および対向電極CEの一構成例を示す。対向基板20は複数の対向電極CEを備えている。対向電極CEは、走査線GLおよび補助容量線CsLが延びる方向と略平行に延び、信号線SLが延びる方向に並んで配置されている。対向電極CEは、表示部DYPの領域A1に1つ以上配置されている。
走査線駆動回路YDと表示部DYPとの間にスイッチ回路ASWが配置されている。スイッチ回路ASWは、走査線GLと走査線駆動回路YDとの間の接続を切り替えるように構成されている。
図3に、本実施形態にかかる表示装置において、接触位置を検出する際の表示画素PXの動作を説明するための図を示す。
指先やペン先等の接触位置を検出する際には、まずスイッチ回路ASWにより、走査線駆動回路YDと走査線GLとが電気的に切り離される。続いて、信号線駆動回路XDが信号線SLへ所定の大きさの電圧を印加するとともに走査線駆動回路YDから補助容量線CsLへセンサ信号を入力し、信号線SLの電位Sigおよび補助容量線CsLから出力されるセンサ信号の変化を出力信号としてセンサ用回路30へ出力する。センサ用回路30は、必要に応じて、受信した信号線SLの電位Sigを補助容量線CsLが延びる方向に並んで配置された複数本の信号線SL毎に合算するとともに、信号線SLが延びる方向に並ぶ複数の補助容量線CsLからのセンサ信号を合算する。センサ用回路30は、受信した信号、又は、合算後の信号をデジタル変換したセンサデータを出力する。
例えば、指先と対向電極CEとの間の距離により、指先と対向電極CEとの間に生じる容量の大きさが変化し、画素電極PEと信号線SLとの間および補助容量線CsLと信号線SLとの間に生じる容量の大きさが変化することに伴い、信号線SLの電位Sigおよび補助容量線CsLから出力されるセンサ信号波形も変化する。したがって、指先と対向電極CEとの距離により信号線SLの電位Sigおよび補助容量線CsLから出力されるセンサ信号波形が変化することになり、外部信号源はセンサデータから指先の接触位置を検出することができる。
ここで、例えば信号線駆動回路XDは、信号線SLへ印加するセンサ用電圧信号を増幅する増幅回路を備えていてもよい。その場合、信号線駆動回路XDは、センサ用回路30から出力される電極駆動波形(例えば3−5V振幅)を振幅増幅して出力する。信号線SLからの出力信号は信号線駆動回路XDを介さずにセンサ用回路30へ入力される。このようにすることで、より大きい振幅で信号線SLを駆動できるため、出力信号のS(signal)/N(noise)比がさらに改善し検出感度を向上させ、動作正確性が増すことができる。
センサ用回路30は低電圧プロセスにより低コストで形成することができる。信号線駆動回路XDはセンサ用回路30よりも印加可能な電圧範囲が広い。なお、振幅増幅回路はアレイ基板10上に設けてもよい。低温ポリシリコンTFTなどを用いてレベルシフタをアレイ基板10上に設けてもよい。
図4に、本実施形態に係る表示装置の駆動方法の一例を説明するための図を示す。図4に示す例では、例えば1垂直(V)期間が映像表示期間と垂直(V)ブランク期間とを備えている。映像表示期間は800の水平期間を含む。各水平期間において、走査線駆動回路YDが走査線GLを駆動し、信号線駆動回路XDが信号線SLを介して対応する映像信号を画素電極PEへ印加する。800の水平期間で800本の走査線GLが順次駆動され、1画面分の映像信号が画素電極PEに印加される。
垂直ブランキング期間において、走査線駆動回路YDは補助容量線CsLへセンサ信号を入力する。信号線SLからの出力信号および補助容量線CsLからのセンサ信号出力は、センサ用回路30へ出力される。
図5に、本実施形態に係る表示装置の駆動方法の他の例を説明するための図を示す。図5に示す例では、1垂直期間が複数の映像表示期間と複数のセンサ期間とを備えている。1垂直期間において、映像表示期間とセンサ期間とは交互に設けられている。2つの映像表示期間と2つのセンサ期間とを設ける場合には、各映像表示期間が400水平期間を含むように構成される。
各水平期間において、走査線駆動回路YDが走査線GLを駆動し、信号線駆動回路XDが信号線SLを介して対応する映像信号を画素電極PEへ印加する。最初の映像表示期間で400本目までの走査線GLが順次駆動され、次の映像表示期間で401本目から800番目までの走査線が順次駆動され、1画面分の映像信号が画素電極PEに印加される。
各センサ期間において、走査線駆動回路YDは補助容量線CsLへセンサ信号を入力する。最初のセンサ期間で1画面の半分の補助容量線CsLへセンサ信号が入力され、次のセンサ期間で残りの半分の補助容量線CsLへセンサ信号が入力される。信号線SLからの出力信号および補助容量線CsLからのセンサ信号出力は、センサ用回路30へ出力される。
さらに図6に、本実施形態に係る表示装置の駆動方法の他の例を説明するための図を示す。図6に示す場合では、接触位置の検出を行なわない場合の駆動方法の一例を示している。例えば図5に示すタイミングで駆動している際に接触位置の検出を停止する場合には、映像表示期間において映像信号を画素電極PEへ印加し、センサ期間はブランキング期間とする。
上記のように、信号線SLの電位Sigおよび補助容量線CsLからのセンサ信号出力を合算することにより、センサのS/N比を向上させることができ、接触位置の検出感度を増すことができる。すなわち、本実施形態によれば、指先等の接触位置の検出感度を向上させ、動作正確性の高い表示装置を提供することができる。
次に、第2実施形態に係る表示装置について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において上述の第1実施形態に係る表示装置と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7に第2実施形態に係る表示装置のアレイ基板10と対向電極CEとの一構成例を示す。本実施形態では、アレイ基板10は、走査線GLが延びる方向に並んだ表示画素PXの行の間に、走査線GLと略平行に延びるように配された第1電極SEを備えている。本実施形態では、信号線SLと、第1電極SEとが、指先等の接触位置を検出するセンサ用電極として用いられる。
第1電極SEは、ITO、アルミニウム、走査線GLと同じ材料等により形成することができる。第1電極SEには走査線駆動回路YDからセンサ信号が入力される。
第1電極SEのセンサ信号出力は、表示部DYPの領域A1毎に、信号線SLが延びる方向に並ぶ複数本分の第1電極SEが束ねられ電気的に接続して加算される。出力信号を加算する第1電極SEの本数は表示部DYPの表示画素PX数に応じて設計され、例えば表示部DYPの画素数が960(行)×480(列)画素である場合、第1電極SEの出力信号は表示部DYPの16つの領域毎に加算される。
同様に、信号線SLの出力信号は、表示部DYPの領域A2毎に、第1電極SEが延びる方向に並ぶ複数本分の信号線SLが束ねられ電気的に接続して加算される。出力信号を加算する信号線SLの本数は表示部DYPの表示画素PX数に応じて設計され、例えば表示部DYPの画素数が960×480画素である場合、信号線SLの出力信号は表示部DYPの8つの領域毎に加算される。
なお、上記の場合では、複数の第1電極SEや複数の信号線SLを電気的に接続することにより出力信号を加算しているが、第1電極SEや信号線SLを電気的に接続せずにそれぞれの第1電極SEおよび信号線SLの出力信号をセンサ回路30に入力し、センサ回路30で表示部DYPの領域A1、A2毎に複数の出力信号を合算するように演算してもよい。
また、上記の場合では、複数の第1電極SEを電気的に接続し、複数の信号線SLを電気的に接続して出力信号を加算しているが、第1電極SEと信号線SLとの少なくとも一方を電気的に接続して出力信号を加算することによって、アレイ基板10とセンサ回路30との間に接続されたフレキシブル基板FCの接続端子の数を減らすことができる。
対向基板20は、画素電極PEおよび補助容量線CsLと対向するように配置された複数の対向電極CEを備えている。対向電極CEは、走査線GLおよび補助容量線CsLが延びる方向と略平行に延びて、信号線SLが延びる方向に並んで配置されている。対向電極CEは、第1電極SEと対向しないように、信号線SLが延びる方向に所定の間隔を置いて並んで配置されている。このように、対向電極CEと第1電極SEとが対向しないように配置することにより、第1電極SEの配線容量を一桁程度低減することができるため、指先等の接触位置の検出精度を改善することができる。
図8に、本実施形態にかかる表示装置において、接触位置を検出する際の表示画素PXの動作を説明するための図を示す。指先やペン先等の接触位置を検出する際には、まず信号線駆動回路XDが信号線SLへ所定の大きさの電圧を印加するとともに走査線駆動回路YDから第1電極SEへセンサ信号を入力し、信号線SLの電位Sigおよび第1電極SEから出力されるセンサ信号出力をセンサ用回路30へ出力する。センサ用回路30は、必要に応じて、受信した信号線SLの電位Sigを領域A2に並んで配置された複数本の信号線SL毎に合算し、受信したセンサ信号出力を必要に応じて領域A1に並んで配置された複数本の第1電極SE毎に合算する。センサ用回路30は、受信した信号、又は、合算後の信号をデジタル変換したセンサデータを出力する。
例えば、指先と第1電極SEとの間の距離により、第1電極SEと信号線SLとの間に生じる容量の大きさが変化し、信号線SLの電位Sigおよび第1電極SEから出力されるセンサ信号波形も変化する。したがって、外部信号源はセンサデータから指先の接触位置を検出することができる。
上記のように、本実施形態によれば、信号線SLの電位Sigおよび第1電極SEからのセンサ信号出力を合算することにより、センサのS/N比を向上させることができ、接触位置の検出感度を増すことができる。すなわち、上述の第1実施形態にかかる表示装置と同様に、指先等の接触位置の検出感度を向上させ、動作正確性の高い表示装置を提供することができる。
また、対向電極CEがアレイ基板10に形成される場合には、信号線SLと第1電極SEをセンサ用電極として、指先等の接触位置を同様に検出することができる。
以下、実施形態に係る表示装置の変形例について説明する。
図9に、実施形態に係る表示装置の変形例について説明するための平面図を示す。図9に示す表示装置では、表示画素PXの行間において、2つの第1電極SE´が走査線GLの延びる方向に並んで配置されている。第1電極SE´は、表示部DYPの領域A1´毎に、表示部DYPの周囲の領域で束ねられ電気的に接続し、複数の出力信号が加算される。このように、第1電極SE´を走査線GLが延びる方向において分割して配置することによって、第1電極SE´の配線負荷容量を減らすことができ、接触位置の検出感度をさらに高めることができる。
図10に、実施形態に係る表示装置の変形例について説明するための平面図を示す。図10には、アレイ基板10の表示部DYPおよび対向電極CEの一構成例を示す。この変形例では、信号線SLと補助容量線CsLとをセンサ用電極として使用するものであって、補助容量線CsLと対向電極CEとを電気的に接続していない。
図11に、接触位置を検出する際の表示画素PXの動作の一例を説明するための図を示す。指先やペン先等の接触位置を検出する際には、まず信号線駆動回路XDが信号線SLへ所定の大きさの電圧を印加するとともに走査線駆動回路YDから補助容量線CsLへセンサ信号を入力し、信号線SLの電位Sigおよび補助容量線CsLから出力されるセンサ信号出力をセンサ用回路30へ出力する。センサ用回路30は受信した信号線SLの電位Sigを領域A2に並んで配置された複数本の信号線SL毎に合算し、受信したセンサ信号出力を領域A1に並んで配置された複数本の補助容量線CsL毎に合算し、それらをデジタル変換したセンサデータを出力する。
なお、補助容量線CsLの出力信号が複数本分の補助容量線CsLが束ねられ電気的に接続して加算され、信号線SLの出力信号が複数本分の信号線SLが束ねられ電気的に接続して加算されてもよい。
指先と補助容量線CsLおよび信号線SLとの間の距離により、補助容量線CsLと信号線SLとの間に生じる容量の大きさが変化し、信号線SLの電位Sigおよび補助容量線CsLから出力されるセンサ信号波形も変化する。したがって、外部信号源はセンサデータから指先の接触位置を検出することができる。
図12に、実施形態に係る表示装置の変形例について説明するための平面図を示す。図12には、アレイ基板10の表示部DYPおよび対向電極CEの一構成例を示す。この変形例では、信号線SLと第1電極SEとをセンサ用電極として使用している。対向基板20には、第1電極SEと対向するように配置され、第1電極SEとトランスファにより電気的に接続された電極CEAが配置されている。電極CEAは、第1電極SEとともにセンサ用電極として機能する。
図13に、接触位置を検出する際の表示画素PXの動作の一例を説明するための図を示す。指先やペン先等の接触位置を検出する際には、まず信号線駆動回路XDが信号線SLへ所定の大きさの電圧を印加するとともに走査線駆動回路YDから第1電極SEへセンサ信号を入力し、信号線SLの電位Sigおよび第1電極SEから出力されるセンサ信号出力をセンサ用回路30へ出力する。センサ用回路30は受信した信号線SLの電位Sigを領域A2に並んで配置された複数本の信号線SL毎に合算し、受信したセンサ信号出力を領域A1に並んで配置された複数本の第1電極SE毎に合算し、それらをデジタル変換したセンサデータを出力する。
なお、第1電極SEの出力信号が複数本分の第1電極SEが束ねられ電気的に接続して加算され、信号線SLの出力信号が複数本分の信号線SLが束ねられ電気的に接続して加算されてもよい。
指先と第1電極SEおよび信号線SLとの間の距離により、第1電極SEと信号線SLとの間に生じる容量の大きさが変化し、信号線SLの電位Sigおよび第1電極SEから出力されるセンサ信号波形も変化する。したがって、外部信号源はセンサデータから指先の接触位置を検出することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
SL…信号線(センサ用電極)、CE…対向電極、CsL…補助容量線(センサ用電極)、LQ…液晶層、PX…表示画素、DYP…表示部、PE…画素電極、GL…走査線、SW…画素スイッチ、YD…走査線駆動回路(駆動回路)、XD…信号線駆動回路(駆動回路)、ASW…スイッチ回路、SE…第1電極(センサ用電極)、CEA…電極、10…アレイ基板、20…対向基板、30…センサ用回路、40…画像表示用回路。

Claims (7)

  1. マトリクス状に配置された表示画素を含む表示部と、
    前記表示画素に配置された画素電極と、前記画素電極が配列する行に沿って延びる走査線およびセンサ用電極と、前記画素電極が配列する列に沿って延びる信号線と、アレイ基板と、
    複数の前記画素電極と対向するように配置された対向電極を備えた対向基板と、
    前記センサ用電極および前記信号線を駆動する駆動回路と、
    前記駆動回路へセンサ用信号を出力するとともに、前記センサ用電極および前記信号線からの信号を受信してセンサデータを出力するセンサ用回路と、を備え、
    前記表示部の周囲の領域において、前記信号線が延びる方向に並ぶ複数の前記センサ用電極が電気的に接続されている表示装置。
  2. 前記対向電極は、前記信号線が延びる方向に並ぶ複数の前記センサ用電極と対向するように配置され、対向する前記センサ用電極と電気的に接続されている請求項1記載の表示装置。
  3. 前記対向電極は、前記信号線が延びる方向に並んで配置され、
    前記センサ用電極は、前記対向電極間の領域と対向するように配置されている請求項1記載の表示装置。
  4. 前記センサ用回路から出力されたセンサ用信号を増幅する増幅手段をさらに備える請求項1記載の表示装置。
  5. 前記増幅手段は前記駆動回路に含まれる請求項4記載の表示装置。
  6. 前記増幅手段は前記アレイ基板上に設けられている請求項4記載の表示装置。
  7. マトリクス状に配置された表示画素を含む表示部と、
    前記表示画素に配置された画素電極と、前記画素電極が配列する行に沿って延びる走査線およびセンサ用電極と、前記画素電極が配列する列に沿って延びる信号線と、アレイ基板と、
    複数の前記画素電極と対向するように配置された対向電極を備えた対向基板と、
    前記センサ用電極および前記信号線を駆動する駆動回路と、
    前記駆動回路へセンサ用信号を出力するとともに、前記センサ用電極および前記信号線からの信号を受信して、前記信号線が延びる方向に並ぶ複数の前記センサ用電極からの信号を合算し、前記センサ用電極が延びる方向に並ぶ複数の前記信号線からの信号を合算してセンサデータを出力するセンサ用回路と、を備えた表示装置。
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