JP2012100949A - Table - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、持ち運びが容易な簡易型の軽量テーブルに関するものである。 The present invention relates to a simple lightweight table that is easy to carry.
従来より、テーブルの運搬の利便性向上のためにテーブル本体に把持部を設ける構成として、種々のものが提案されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, various configurations have been proposed as a configuration in which a grip portion is provided on a table body in order to improve the convenience of carrying a table.
そのひとつとして、例えば特許文献1に示すものが知られている。このものは、折り畳み式テーブルの天板の外縁近くに孔を設け、ここに手を入れて天板の縁を握り、片手でぶら下げるようにして持ち運ぶことを可能とするものである。
As one of them, for example, the one shown in
この他にも、特許文献2のように、天板の裏側中央の通常見えない位置に把持部を備え付け、折り畳んだ後に、この把持部を持って運搬を可能とするものもある。
In addition to this, as disclosed in
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示す技術は、折り畳みテーブルを対象としており、脚部を折り畳んだ後に運搬する際の利便性、安全性を考慮したものであって、脚部が通常の使用状態となったまま運搬する際の利便性については何ら言及されていない。
However, the techniques shown in
さらに、特許文献1に示すようなテーブルは、家庭内で補助的に用いるものを想定しており、特許文献2に示すようなテーブルは、大型のものであって、そもそも多数のテーブルを一度に設置することを想定した運搬上の利便性や、不使用収納時の省スペース化についての観点が欠けている。
Furthermore, the table as shown in
一般に、野外での店舗営業等では、営業開始前に同じテーブルを多数設置する作業が必要であり、営業中でも客の要望に応じて、テーブルレイアウトを頻繁に変えることも必要となる。こうした場面では、店員がテーブルを、営業開始前は速やかに使用可能な状態とし、営業中は脚部を使用状態としたまま素早く運搬することなどが必要となる。 In general, in store sales in the field, it is necessary to install a large number of the same tables before the start of business, and it is also necessary to frequently change the table layout according to customer demands even during business. In such a situation, it is necessary for the store clerk to make the table ready for use before the start of business and to quickly transport the table while the legs are in use during the business.
また、近年ではオフィスの照明や冷暖房費の削減や社員の気分転換を目的に、屋外にテーブルを持ち出して業務を行う会社もみられるようになってきている。こうした場合であっても、多数のテーブルを設置した上で、日射・気温・風等、自然環境の変化に応じて適宜移動しやすくしておくことが必要となる。 In recent years, there have been companies that take out tables and work outdoors to reduce office lighting, cooling and heating costs, and to change employees' mood. Even in such a case, it is necessary to install a large number of tables and make it easy to move appropriately according to changes in the natural environment such as solar radiation, temperature, and wind.
加えて、不使用時には多数のテーブルを省スペースで収納可能にしておく必要がある。 In addition, it is necessary to store a large number of tables in a space-saving manner when not in use.
しかしながら、上述した従来の技術のみでは、これらの課題に対応することができない。 However, these problems cannot be dealt with only with the conventional technology described above.
よって、本発明は、このような課題を有効に解決することを目的としている。 Therefore, an object of the present invention is to effectively solve such a problem.
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。 In order to achieve this object, the present invention takes the following measures.
すなわち、本発明のテーブルは、天板とこの天板を下方から支持する脚部とが連結されたものにおいて、当該テーブルを持ち運ぶための把持部を、前記天板の一面側から持ち上げることが可能な状態で当該天板の中央に設けたことを特徴とする。 That is, in the table of the present invention, when the top plate and the leg portion supporting the top plate are connected from below, the gripping portion for carrying the table can be lifted from one surface side of the top plate. It is characterized in that it is provided in the center of the top plate.
このように構成すると、把持部を把持して持ち上げた際の重心のバランスがよくなり、一人でも簡単にテーブルを運搬することができるようになる。また、一人で2つのテーブルを同時にかつ簡単に運搬することもできるようになる。 If comprised in this way, the balance of the gravity center at the time of holding | griping and lifting a holding part will become good, and even one person will be able to carry a table easily now. Moreover, it becomes possible to carry two tables simultaneously and easily by one person.
さらに、脚部を付けたままのテーブルを、横向きに持って運搬するためには、脚部が天板の四隅を支持する位置に棒状の脚を配して構成されるものであり、脚と脚の間には人が入り込む程度の離間距離が保たれているよう構成することが好ましい。 Furthermore, in order to carry the table with the legs attached sideways, the legs are arranged with rod-like legs at positions where the legs support the four corners of the top plate. It is preferable that the distance between the legs is maintained so that a person can enter.
また、テーブルを運搬する際、あるいは脚部と分離させた後に天板のみを運搬する際、運搬者の好みに応じた様々な持ち方ができるようにするために、前記天板における把持部に天板の表面側から裏面側に貫通する開口を有するように構成することが好ましい。 Also, when transporting the table, or when transporting only the top plate after being separated from the legs, in order to be able to hold various ways according to the transporter's preference, It is preferable to have an opening that penetrates from the front surface side to the back surface side of the top plate.
また、テーブルを使用する際に把持部が邪魔にならず、さらには脚部と天板とを分離して脚部同士、天板同士でそれぞれ積み重ねて収納する際に省スペース化を図れるようにするためには、前記把持部が、前記天板の厚み方向の範囲内にほぼ収まっているよう構成することが好ましい。 In addition, when using the table, the gripping part does not get in the way, and the leg part and the top plate are separated so that space can be saved when stacking and storing each leg part and the top board with each other. In order to do so, it is preferable that the grip portion is configured to be substantially within the range of the top plate in the thickness direction.
さらに、前記天板と前記脚部とが複数の箇所において少なくとも前記天板の厚み方向に脱着可能に構成されている場合には、当該脱着もより好適に行うことが可能となる。 Furthermore, when the top plate and the leg are configured to be detachable at least in the thickness direction of the top plate at a plurality of locations, the detachment can be performed more suitably.
以上説明した本発明によれば、脚部を使用状態としたまま、運搬を容易に行うことのできるテーブルを提供することが可能となる。 According to the present invention described above, it is possible to provide a table that can be easily transported while the legs are in use.
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
この実施形態のテーブルは、図1および図2に示すように、大きくは脚部1と天板2とから構成され、脚部1に対して天板2が上方に連結されている。そして、脚部1と天板2との連結は後に詳述するように、脚部1に設けた段付きピン51と、天板に設けられた係合孔53を有する係合部材52とからなる、係合機構5によって行われる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the table of this embodiment is mainly composed of a
また、天板2の中央部には後に詳述するように、把持部3が取り付けられ、この部分を持って持ち運ぶことが可能となっている。
Further, as will be described in detail later, a
脚部1は、図2に示すように、金属パイプを略コの字型となるよう折り曲げ加工することで、2本分の脚11を地面とほぼ平行となる連結部分12でつないだ形状に形成し、さらにこれを2個並べ、両者の間に連結部材13としての金属パイプを配し、溶接することで連結して4本の脚11を形成している。脚11と脚11との間は、運搬時の利便を考慮し、人の体が入り込む程度の離間距離を設けてある。
As shown in FIG. 2, the
それぞれの脚11の上部近くには、天板2の重量を受け支持するための、天板支持部14を設けている。この天板支持部14は、上方から見て長円状をしており、取付方向を互いに平行となる向きとしている。また、図3に示すように、当該天板支持部14は、下側に向けて厚みのある内側端部14aを前記脚11、11間の連結部分12の上側に溶接し、この内側端部14aから板状の外側端部14bが外方に向かって延出しており、上面は天板2に平行な平面としている。そして、外側端部14b近傍の上面に、図2に示す係合機構5のひとつとしての、段付きピン51を設けている。
Near the top of each
段付きピン51は、図3に示すように、概ね円柱状の形態であって、上部である頭部51aと、これよりも小径の軸部51bを同軸上に一体に形成したものであり、これをネジ51cによって前記天板支持部14の外側端部14bの近傍に螺設している。なお、段付きピン51と、これを螺設するためのネジ51cとを一体の部品として構成することも可能である。
As shown in FIG. 3, the
なお、天板支持部14を上方から見て長円状とすることは必須ではなく、上面を平面としておけば、様々な形状にすることも可能である。例えば、図12に示すように、円板型に構成しておき、その中央に段付きピン51を配してもよい。また、天板支持部14が取り付けられる場所も連結部分12ではなく、連結部材13としてもよい。すなわち、図2で示すように、天板2を安定して支持することが可能な形状と強度を有するとともに、各天板支持部14が脚部1を介して相互に位置が固定されており、天板2側に設ける係合孔53との位置が対応関係にあればよいのであって、これらの条件を満たす限り、操作性に支障のない範囲で様々なデザインをとることができる。
In addition, it is not essential to make the top
また、図2に示すように、前記連結部材13の一つの中央付近にストッパ6を設けている。このストッパ6は、内蔵された図示しないバネ部材によって上方に突出する方向に付勢された係止部材61を備えている。係止部材61は、四隅の天板支持部14が形成する平面よりも上方に突出するため、天板2を連結した際に天板2の裏面に設けた係止孔62に挿通することが可能となっている。また、係止部材61はストッパ6の側面に設けられている釦63を押し込むことにより下側に引き込まれ、天板2の係止孔62から抜かれるようになっている。
Further, as shown in FIG. 2, a
天板2は、図2に示すように、中央には把持部3を備え、四隅の内部には係合孔53を具備する係合部材52を備え、裏面には上述した係止部材61と対応した位置に係止孔62を備える。天板2は、図4および図6に示すように、表面化粧板21と裏面化粧板22をメラミン樹脂によって形成して、図示しない型枠の中に平行に配置し、裏面化粧板22の内側には係合フレーム55を当接させつつ、所定の空間を保ちながら当該空間内に発泡ウレタンを注入することで主な構成材(芯材)としての主要体23を形成している。
As shown in FIG. 2, the
表面化粧板21と裏面化粧板22とは、それぞれ中央に四角形の把手取付孔21a、222aが開口されており、主要体23の形成後にもその開口が塞がれないよう成型する。全体の成型が終われば、内周側や外周側において各隙間から漏れ出た発泡ウレタンからなるバリを除去して、テーブルの外周に図示しない軟質素材からなるエッジ部材を取り付けた上で、後に詳述する把持部3を取り付けて、全体を軽量耐水性の天板2として完成させる。
The front
以下、天板2の内部構造について、詳細に説明する。
Hereinafter, the internal structure of the
係合フレーム55は、図4に示すように、四隅に配置された円板状の係合部材52を、同じ材料で互いに連結した形態をなしている。具体的には、係合フレーム55は係合部材52が長板状の連結部56によって四角形につながれた形態をなしている。
As shown in FIG. 4, the
この係合フレーム55は、板金素材を打ち抜いて形成しても、溶接等で接続して構成しても構わない。図3、図4および図5に示すように、係合部材52には係合孔53を設けており、当該係合孔53は、前記段付きピン51の頭部51aよりも大きく当該頭部51aの挿入が可能な挿入孔部53aと、そのまま段付きピン51をスライドさせて頭部51aを引っ掛けるスライド孔部53bとがつながったダルマ孔状に形成してある。
The
さらに、図5および図6に示すように、当該係合孔53の挿入孔部53aの周囲で、スライド孔部53bにつながる部分の付近以外には、挿入孔部53aの開口縁が天板2の内部方向にそのまま立ち上がった形状となるよう、リブ状の当接部54を係合部材52に対して溶接することで設けてある。そして、図6に示すように、天板支持面14上面から段付きピン51の頭部51a下端までの高さh1よりも、前記係合部材52下面から前記当接部54の上端までの高さh2が大きくなるように設定してある。これにより、当該当接部54は、段付きピン51を係合孔53に挿通したとき、段付きピン51の頭部51aの側面である円周面51a1と当接可能となっている。そのために、軸部51bが、係合孔53内でスライド孔部53b以外に嵌まり合うことがなく、無用な引っ掛かりが生じない。なお、当接部54は頭部51aと当接することで、軸部51bが挿入孔部53aに嵌まり合うことを防止することが可能な限りにおいては、上記以外の様々な形状を採ることも可能である。
Further, as shown in FIG. 5 and FIG. 6, the opening edge of the
また、図4および図5に示すように、前記係合孔53のスライド孔部53b側の近くに、成型時の位置決め用のピン孔55aがそれぞれ設けられている。
Further, as shown in FIGS. 4 and 5, a
さらに、図4に示すように、前記連結部56のうちのひとつは、その中央が内側に向かって張り出し、そこに前述した係合孔62を構成する矩形状の開口部であるフレーム係止孔62aが設けられている。
Further, as shown in FIG. 4, one of the connecting
こうした係合部材52は上述のとおり、図4に示すように、表面化粧板21と、裏面化粧板22の間に挟まれて、隙間に図示しない発泡ウレタンからなる主要体を注入して成型することで、ほぼ図2に示すような天板2の形ができあがっている。
As described above, as shown in FIG. 4, the engaging
裏面化粧板22には、図4および図6に示すように、四隅に長孔状の開口部22bをそれぞれ設け、成型後には当該開口部22bから係合フレーム55の係合孔53とその周辺部が露出するように設定してある。これは、後に詳述するように、脚部1との連結を行う際に天板支持部14が裏面化粧板22を傷つけ、美観を損ねることが無いようにするためである。そのために当該開口部22bは、天板支持部14と天板2とが接触状態で相対的にスライドを行うことができるように、当該天板支持部14の外形よりも若干大きめに設定されている。なお、図12に示すように、天板支持部14の形状が円板型に構成している場合であっても、これと対応する開口部22bは、上記と同様の考えにより、天板支持部14と天板2とが接触状態で相対的にスライドを行うことができるように、当該天板支持部14の外形よりも若干大きめに設定すればよい。
As shown in FIGS. 4 and 6, the back
さらに、開口部22bの長手方向の近傍であって、前記係合フレーム55に設けたピン孔55aと対応する位置に、同じ大きさのピン孔22cを設けている。
Further, a
また、裏面化粧板22には、一対の開口部22b、22bの間であって、前記係合フレーム55に設けたフレーム係止孔62aと対応する位置に、このフレーム係止孔62aよりも若干大きめに開口された化粧板開口孔62bを備えている。これらフレーム係止孔62aと化粧板開口孔62bは、テーブルとして成型された後、図2に示す係止孔62としてストッパ6の係止部材61が挿通されるように構成される。ただし、上述したように、図4に示す化粧板開口孔62bはフレーム係止孔62aよりも若干大きめに開口されているため、図2に示す係止部材61と直接に接触することは無く、係止効果のための負荷はもっぱら図4に示すフレーム係止孔62aに負わせるように設定してある。
In addition, the back
上述したように、図4に示す係合フレーム55の係合孔53と裏面化粧板22の開口部22bとの関係、さらに、係合フレーム55のフレーム係止孔62aと裏面化粧板22の化粧板開口孔62bとの関係は、正確に位置を対応させて成型することが必要である。そのため、成型時には上述した係合フレーム55に設けたピン孔55aと、裏面化粧板22に設けたピン孔22cとを重ね合わせて、図示しないピンを同時に嵌挿させることによって位置決めを行っている。当該位置決め用のピンは、上述した成型時の型枠の中に一体となって構成されていて、型枠から抜く際に同時に抜けるようにしてもよいし、別体となったピンを嵌挿させたまま成型して、これがそのまま残るように構成しても良い。
As described above, the relationship between the
また、成型後には、図6に示すように、天板2の主要体23の内部には、係合孔53の上部に空洞部53cが形成されている。これは、後に詳述するように、脚部1との連結を行う際の、段付きピン51の挿入およびスライド動作を可能とするための空間を確保するためである。本実施態様では、当該空間を確保するために、当該箇所に軟質材料からなる図示しないスペーサーを詰めておき、発泡ウレタンからなる主要体23の成型後に、当該スペーサーを除去する作業を行っている。
After the molding, as shown in FIG. 6, a
なお、成型時にスペーサーを詰める代わりに、図10に示すように、係合孔53を覆うカバー53dを係合部材52に取り付けて空間を確保し、発泡ウレタンが当該箇所に流れ込まないようにしても差し支えない。
Instead of packing the spacers at the time of molding, as shown in FIG. 10, a
また、図2に示す係止孔62においても、天板2の内部に係止部材61が挿通されるための空間が必要であり、係合孔53の場合と同様にして空間の確保を行っている。
Also, in the locking
天板2の中央には、図8および図9に示すように、化粧板21、22に設けた把手取付孔21a、22aと一体となった略四角形の取付孔35が開口され、当該取付孔35に嵌め込むようにして把持部3を取り付けている。把持部3は表面用の枠体32と裏面用の枠体33と、これらによって支持される把手31とからなる。これら把手31および枠体32、33は、それぞれABSなどの樹脂素材で一体成型することにより製作を行っている。
As shown in FIGS. 8 and 9, a substantially square mounting
把手31は概ね円柱状をしており、両端に直方体状の突出部31aを備えている。この把手31は、長手方向が天板2のスライド方向と直交する向きになるように取り付けられることで、天板2をスライドさせる際に力を込めやすいようにしてある。
The
枠体32、33は、それぞれ四角形の枠状の部材であり、天板2の取付孔35に嵌挿されて面内での位置決めを図るガイド部32a、33aと、天板2の表面に接して厚み方向での位置決めを図る鍔部32b、33bから構成されている。さらに、双方のガイド部32a、33aの中心付近には、把手31の突出部3aを挟み込んで支持するための矩形状の切欠き部である把手係合部31bがそれぞれ設けられている。また、ガイド部32a、33aの四隅は取付孔35の中心方向に厚肉に構成されており、当該部分にネジ34を取り付けるための、ネジ孔32cまたはネジ挿通孔33cを備えている。
Each of the
上記のように形成した把手31、枠体32、33は以下のようにして組み立てる。まず、突出部31aを把手係合部31bに嵌め込むようにして、把手31を枠体32、33のいずれか一方に取り付ける。次に、ガイド部32a、33aを取付孔35に嵌め込むようにして、枠体32、33を天板2の両面から挟んで仮止めする。さらに、裏面の枠体33の側より、ネジ34をネジ挿通孔33cを通じてネジ孔32cに螺合させることで、枠体32、33の固定を行う。この際、枠体32、33の鍔部32b、33bは天板2の表面化粧板21、裏面化粧板22に当接するようにしているため、天板2の厚み方向に対しての位置決めも行われる。把手31は、両端の矩形状の突出部31aを、これと対応した矩形状の切欠き部である把手取付孔21a、21bによって支持されることで、把手31の長手方向の位置および回転が固定されている。この段階で、発砲ウレタンからなる主要体23は、表裏を表面化粧板21および裏面化粧板22で覆われ、内外周を把持部3および図示しないエッジ部材で覆われて、水の浸入が防止される。
The
このようにして組み立てた際、把手31は、天板2の厚み方向の内部に収まるようにしており、枠体32、33の鍔部32b、33bの厚みも小さく設定してあるため、天板2を複数重ねた場合でも、互いに邪魔にならず、スペースをとらないようにしてある。
When assembled in this way, the
なお、把手31を分割して構成しても何ら問題はなく、製品の種類に応じて、ゴムシートを巻きつける等の処理を施してもよい。
In addition, there is no problem even if the
また、図13に示すように、天板2に長孔状の開口部を設けることで、これを直接把持部3として構成してもよい。この場合には、当該把持部3内に手を差し込み、天板2そのものを持つようにして把持することになる。具体的な構成としては、図14に示すように、枠体32、33を中心が開口された長孔形状に形成し、天板2の開口部に圧入することで、エッジの処理と水の侵入防止を図ればよい。また、当該把持部3の方向は、上述した場合と同様、長手方向が天板2のスライド方向と直交する向きとすることで、天板2をスライドさせる際に力を込めやすいようにしてある。
In addition, as shown in FIG. 13, the
上記のようにそれぞれ構成した脚部1および天板2の連結は、次のようにして行う。
The connection between the
まず、図2に示すように、脚部1を天板支持部14が上側になるようにして置いておく。そして、天板2の裏面化粧板21側を下にして、脚部1に被せるように当接させて仮置きする。このとき、脚部1に備えたストッパ6の位置と、対応する天板2側の係止孔62とが近接するように天板2の方位を選択しておく。また、天板支持部14の上部に設けた段付きピン51の上面が、四箇所全てにおいて、少なくとも図7(a)に示すように、裏面化粧板22の開口部22bから露出した係合部材52に当接するようにしておく。なお、段付きピン51に対して、裏面化粧板22の開口部22bは十分に広く設定してあるため、当該作業にはさほどの慎重さは要求されない。
First, as shown in FIG. 2, the
この時には、いまだストッパ6の係止部材61と係止孔62とは対応する位置にはないため、図2おいて示す係止部材61は裏面化粧板22に当接し、天板2の重量に負けてストッパ6の内部に押し込まれた状態となっている。
At this time, since the locking
そして、天板2中央の把持部3を上方から持ち、或いは天板2の辺に手を掛けて、図7(a)→図7(b)に示すように、四箇所全ての係合孔53の挿入孔部53aに段付きピン51の頭部51aが入るように天板2の位置調整を行う。この作業においても、段付きピン51の頭部51aに対して、挿入孔部53aを十分大きく設定してあるため、さほどの慎重さは要求されない。また、図2に示すように、把持部3が天板2の中央にあることから、片手で天板2を持っても水平状態を保つことができ、当該作業を効率的に行うことができる。
Then, holding the
次に、天板2の中央の把持部3を持って脚部1に対してスライドさせ、四箇所全ての係合孔53において、図5および図7(c)に示すように、スライド孔部53bに段付きピン51の軸部51bが嵌まり込むようにスライドさせる。こうすることで、段付きピン51の頭部51aがスライド孔部53bによって上下方向に規制されることになる。
Next, the holding
このとき、図2に示すように、同時にストッパ6の係止部材61と天板2の係止孔62とが対応位置に来るようにしてある。そのため、係止部材61がストッパ6に内蔵された図示しないバネの作用によって飛び出し、係止孔62に挿通されることで、水平方向の相対移動が規制される。よって、当該ストッパ6の解除を行わない限り、脚部1と天板2との相対的なスライドは行われず、天板2と脚部1との上下方向の規制も解かれない。
At this time, as shown in FIG. 2, the locking
逆に、脚部1と天板2との分離を行う場合には、次のようにして行う。
On the contrary, when the
片手でストッパ6の側面にある釦63を押し、係止部材61をストッパ6本体内に引き込ませる。これにより、係止部材61が天板2の係止孔62から抜け、脚部1と天板2との相対的にスライドが可能となる。この状態で、もう片方の手で天板2の中央の把持部3を持ち、或いは天板2の最寄の辺に手を掛けて、図7(c)から図7(b)の状態となるように、係合孔53のスライド孔部53から段付きピン51の軸部51bが抜ける方向にスライドさせる。この時、スライド孔部53bにつながる付近以外での挿入孔部53aの周囲は、開口縁が天板2の内部方向にそのまま立ち上がった形状となるようにリブ状の当接部54が設けられているため、天板2のスライド方向がずれたり、動かしすぎた場合でも、頭部51aの円周面51a1が当接部54に当接して、当該当接部54が無かったとした場合に頭部51aが挿入孔部53aの周囲とオーバーラップする位置にまで軸部51bが移動することで段付きピン51が係合孔53に嵌まり込んで引っ掛かった状態となることがない。
The
このようにして、係合孔53の挿入孔部53a内に段付きピン51を位置させた後、天板を上方に持ち上げると、脚部1と天板2の分離がなされる。このとき、図1および図2に示すように、天板2の中央に把持部3があるため、これを把持して持ち上げると天板2は水平状態を保ったまま上方に移動するため、同時に四隅での係合が解かれ、分離が容易となっている。
Thus, after the stepped
また、図2および図4に示す、四隅の係合部材52は、上述の通り金属材料によって連結した形に構成されている。よって、係合部材52が備える係合孔53は、相互の距離や平面度を適切に構成でき、長期間にわたって維持しやすい。同様に、段付きピン51も金属材料によって、それぞれ脚部1を介して連結された構造をとるため、相互の距離や平面度を常時適切に維持しやすい。そのため、1箇所の係合部における段付きピン51と係合孔53の位置関係は、他の3箇所における段付きピンと係合孔53の位置関係と等しくなりやすく、4箇所での同時の脱着を容易にしている。また、その効果は長期間維持される。さらには、係合部材52は天板2本体に対してネジ止めされることなく、内部に一体的に成型され保持されているため、天板本体との間でもガタが発生せず、より脚部との脱着が行いやすくなる。
Moreover, the engaging
なお、上記の説明は、通常の使用状態を考慮して、脚部1を地面においた状態で天板2を持って連結、分離することを想定して行ったが、これらの脱着そのものは天板2と脚部1とを上下逆にして行うことも可能である。
In the above description, considering the normal use state, it is assumed that the
本実施形態のように脚部1と天板2とを構成しておけば、分離後の片付けの際には、複数の脚部1同士を上下方向に重ね、複数の天板2同士も重ねておくことが可能であり、スペースを有効に使うことができる。
If the
上記のようなテーブル9は好みに応じて、様々な方法で運搬できるように構成されている。例えば、図11(a)に示すように、人11は天板2の中央の把持部3をつかみ、脚部1との連結状態を維持したまま上方に持ち上げ、運搬することができる。この場合、天板2の中央に把持部3があるため重心のバランスが良く、天板2が水平状態を保ったまま持ち上げることができる。そのため、脚部1が地面10に接することなく運搬することが可能である。このようにして運搬を行うことで、脚部1をつけたまま簡単にテーブル9の移動を行うことができる。
The table 9 as described above is configured to be transported by various methods according to preference. For example, as shown in FIG. 11 (a), the
テーブル9の重量が比較的大きい場合には、天板2の一辺を腰に当接させ、把持部3と併せて2点で支持しながら運ぶこともできる。また、片手で把持部3を持ち1つのテーブル9を運ぶことができるため、テーブル9が2つあれば、同時に2つのテーブルを双方の手でもって運ぶこともできる。
When the weight of the table 9 is relatively large, one side of the
また、図11(b)に示すように、人11はテーブル9を横向きにして脚部1の間に体を入り込ませるようにした状態で、天板2を脇に挟むようにして、把持部3をつかめば、片手だけを用いてテーブル9の運搬が可能である。このような運搬姿勢は把持部3が天板2の中央にあるため、好適に実現することができる。さらに、テーブル9が2つあれば、それぞれの脚部1が互い違いになるよう体の前で交差させた形態で、双方の手でそれぞれテーブル9の把持部3をつかみ、同時に運搬することも可能である。
Further, as shown in FIG. 11 (b), the
以上のように、本実施形態のテーブル9は、天板2とこの天板2を支持する脚部1とが連結されたものにおいて、当該テーブル9を持ち運ぶための把持部3を、前記天板2の一面側から持ち上げることが可能な状態で当該天板2の中央に設ける構成としたものである。
As described above, the table 9 according to this embodiment includes the
このように構成すると、把持部3を把持して持ち上げた際の重心のバランスがよくなり、一人でも簡単にテーブル9を運搬することができるようになる。また、一人で2つのテーブル9を同時にかつ簡単に運搬することもできるようになり、テーブル9の設置や移動作業を効率的に行うことができるようになる。
If comprised in this way, the balance of the center of gravity at the time of holding | griping and lifting the holding | grip
さらに、脚部1が天板2の四隅を支持する位置に棒状の脚11を配して構成されるものであり、脚11と脚11の間には人が入り込む程度の離間距離が保たれているよう構成することで、脚部1を付けたままのテーブル9を、横向きに持って運搬することも可能となる。
Further, the
また、前記天板2における把持部3に天板2の表面側から裏面側に貫通する開口を有するように構成することで、テーブル9、または脚部1と分離した後の天板2の運搬者は、好みに応じた様々な持ち方をできるようになり、疲労の軽減が図れる。
Further, by configuring the
さらに、前記把持部3が、前記天板2の厚み方向の範囲内にほぼ収まっているよう構成することで、テーブル9を使用する際の邪魔にならないようにすることができ、脚部1と天板2とを分離させ、脚部1同士、天板2同士でそれぞれ積み重ねて収納する際に、把持部3が邪魔にならず、省スペース化を図ることができる。
Further, by configuring the
さらに、前記天板2と前記脚部1とが複数の箇所において少なくとも前記天板2の厚み方向に脱着可能に構成することで、前記把持部3を把持して当該脱着をより効率的に行うことが可能となる。
Furthermore, the
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。 The specific configuration of each part is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
1…脚部
2…天板
3…把持部
5…係合機構
6…ストッパ
9…テーブル
10…地面
11…人
51…段付きピン
52…係合部材
53…係合孔
DESCRIPTION OF
Claims (5)
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015194321A (en) * | 2014-03-24 | 2015-11-05 | 株式会社ノーリツ | Heating apparatus |
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-
2010
- 2010-11-11 JP JP2010253240A patent/JP2012100949A/en active Pending
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