JP2012097155A - Adhesive tape - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、粘着テープに関する発明である。 The present invention relates to an adhesive tape.
従来、粘着テープ用の織布には経糸及び緯糸にレーヨンスフよりなる紡績糸、又はビニロン繊維が用いられてきた。この織布にポリエチレンのシートなどを積層して粘着テープとして用いられてきた。この織布は伸張特性を満たすもののレーヨンスフよりなる紡績糸では湿潤時の強度が乾湿時の強度に比べて低下することや厚みに斑が生ずること、表面が平らではないことが問題点として指摘された。特定形状の経糸及び緯糸で構成され、多くの交絡結節部を有する糸を用いて撚りのない、又のりを用いていない縫製をしていないポリエステル糸について、経方向の密度を高くし、緯方向の密度を低くした粘着テープの織布を作成し、ポリエチレンフィルムを積層して得られる粘着テープとして、手切れ性のよい粘着テープを得ている（特許文献１ 特開昭６３−２１９５０号公報）。しかしながら、この粘着テープでは織布と貼り付けるポリエチレン系樹脂フィルムの剥離が起こる。これを防止するために、織布の背面側には表面をオゾン処理されたエチレン系樹脂フィルムを、アンカーコート剤を介して溶融貼着された粘着テープであって、かつ前記エチレン系樹脂フィルムはオゾン処理されていない表面側の水の接触角が８５度以上である粘着テープが発明された（特許文献２ 特開平５−９４４３号公報）。また、粘着テープでは貼り付けるポリエチレン系樹脂フィルムの表面酸化度を特定することにより剥離防止の工夫がなされている（特許文献３ 特開２００３−５５６２５号公報）。
以上のことから見てみると、粘着テープについては、煩雑な操作となるアンカー処理を行うことが通常行われてきたことがわかる。これは面倒な操作であり、このような手段を用いない方法や手段の解決を図ることが出来れば、織布とポリエチレン系樹脂フィルムの剥離を防止することが必要となる。粘着テープは使用中に、織布とポリエチレン系樹脂フィルムが剥離しないことが使用者にとって便利であるばかりでなく、結束後においても粘着テープは剥離することなく、一体に状態で保持されていて、結束状態は良好に維持されることが必要不可欠である。
Conventionally, spun yarns made of rayon suf or vinylon fibers have been used for woven fabrics for adhesive tapes. A polyethylene sheet or the like is laminated on this woven fabric and used as an adhesive tape. Although this woven fabric satisfies the stretch properties, it has been pointed out as a problem that spun yarn made of rayon foam has a lower strength when wet compared to wet strength, unevenness in thickness, and uneven surface. It was. Consists of warp yarns and wefts of a specific shape, with many entangled knots, untwisted and unsewn polyester yarns that are not sewed, increase the warp density and the weft direction As a pressure-sensitive adhesive tape obtained by making a woven fabric of a pressure-sensitive adhesive tape with a low density and laminating a polyethylene film, a pressure-sensitive adhesive tape with good hand cutting properties is obtained (Japanese Patent Laid-Open No. 63-21950). . However, in this adhesive tape, peeling of the polyethylene resin film to be attached to the woven fabric occurs. In order to prevent this, an ethylene-based resin film whose surface is ozone-treated on the back side of the woven fabric is an adhesive tape that is melt-bonded via an anchor coating agent, and the ethylene-based resin film is An adhesive tape was invented in which the contact angle of water on the surface side that has not been subjected to ozone treatment is 85 degrees or more (Japanese Patent Laid-Open No. 5-9443). Further, the adhesive tape has been devised to prevent peeling by specifying the degree of surface oxidation of the polyethylene-based resin film to be attached (Patent Document 3 Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-55625).
From the above, it can be seen that the adhesive tape has usually been subjected to an anchoring process which is a complicated operation. This is a troublesome operation, and if a method or means that does not use such means can be solved, it is necessary to prevent the woven fabric and the polyethylene resin film from peeling off. The adhesive tape is not only convenient for the user that the woven fabric and the polyethylene resin film do not peel off during use, but the adhesive tape does not peel off even after being bound, and is held in one piece, It is essential that the unity state be maintained well.
粘着テープは使用時のことを考慮すると、手切れ性に優れ、薄くて、しなやか特性を有している梱包用などのテープである布粘着テープの発明が行われてきた。織布の両面に特定強度のポリエチレンをラミネートした布粘着テープとし、織布のポリエステルフィラメント糸からなる経糸を４５本から９０本／２５．４ｍｍ、同じく緯糸を２５〜５０本／２５．４ｍｍの打ち込み密度で平織りした織布とすることが知られている（特許文献４ 特開２００６−２８２７０８号公報）。しかしながら、この発明は織布とポリエチレンラミネートからなる粘着シートについて述べるものの、織布とポリエチレンラミネートからなる粘着シートとの剥離の問題について解決していないという問題点を残している。粘着テープの織布のポリエステルマルチフィラメントについての固有粘度などの特性を特定する発明もある（特許文献５ 特開２００９−２４２９５２号公報、特許文献６ 特開２０１０−９５８２１号公報）。これらはポリエステルマルチフィラメントの特性を向上させるものである。この発明も、織布とポリエチレン系樹脂フィルムの剥離を防止することについての解決策を示すものでもない。 In consideration of the time of use, an adhesive tape has been invented of a cloth adhesive tape that is excellent in hand cutting properties, is thin, and has a supple characteristic. Use a fabric adhesive tape with polyethylene of specific strength laminated on both sides of the woven fabric, and drive 45 to 90 warps / 25.4 mm of polyester filament yarn of the woven fabric, as well as 25 to 50 wefts / 25.4 mm of weft. It is known to make a woven fabric plain woven at a density (Patent Document 4 Japanese Patent Laid-Open No. 2006-282708). However, although the present invention describes a pressure-sensitive adhesive sheet made of a woven fabric and a polyethylene laminate, it still has a problem that it does not solve the problem of peeling between the woven fabric and the pressure-sensitive adhesive sheet made of a polyethylene laminate. There are also inventions that specify characteristics such as intrinsic viscosity of polyester multifilaments of woven fabrics of adhesive tapes (Patent Literature 5, JP 2009-242952 A, Patent Literature 6, JP 2010-95821 A). These improve the properties of the polyester multifilament. This invention also does not indicate a solution for preventing peeling of the woven fabric and the polyethylene resin film.
粘着テープについては、煩雑な操作となるアンカー処理を行うことなく、織布とポリエチレン系樹脂フィルムの剥離を起こすことがない粘着テープが求められている。また、この粘着テープについて手切れ性に優れ、薄くて、しなやか特性を有している梱包用などのテープが求められていることが理解できる。 As for the adhesive tape, there is a demand for an adhesive tape that does not cause peeling between the woven fabric and the polyethylene resin film without performing an anchoring process which is a complicated operation. Moreover, it can be understood that there is a demand for a tape for packaging that has excellent hand cutting properties, is thin, and has supple characteristics.
本発明が解決しようとする第一の課題は、織布と樹脂フィルムの積層により形成される粘着テープであり、織布に煩雑な操作となるアンカー処理を行うことなく、織布と樹脂フィルムの剥離を防止することができる粘着フィルムを提供することである。
本発明が解決しようとする第二の課題は、前記第一の課題を達成した織布と樹脂フィルムの積層により形成される粘着テープであり、このテープが手切れ性に優れ、薄くて、しなやか特性を有している梱包用などの粘着テープを提供することである。
The first problem to be solved by the present invention is an adhesive tape formed by laminating a woven fabric and a resin film, and without performing an anchoring process that is a complicated operation on the woven fabric, It is providing the adhesive film which can prevent peeling.
The second problem to be solved by the present invention is an adhesive tape formed by laminating a woven fabric and a resin film that has achieved the first problem. This tape has excellent hand cutting properties, is thin, and is supple. It is providing the adhesive tape for packing etc. which has the characteristic.
本発明者らは前記課題について検討し、以下のことを見出して本発明を完成させた。
本発明者らは前記課題について鋭意研究し、各積層体を形成する際に相互に剥離しないようにすることが必要であり、そのために以下の積層体を形成することが有効であることを見出した。
（１）ウーリー加工したポリエステル糸による織布を挟んで、一方に顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層及び外層にブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、次に、他の一方の内層に熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレンに層及び外層に低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けていることを特徴とする粘着テープ。
（２）ウーリー加工したポリエステル糸による織布を挟んで、一方に顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層及び外層にブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を、３００℃を超えて３５０℃で溶出する顔料の溶出物を回収しつつ押出しラミネートにより積層体を形成し、次に、他の熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレンに層及び外層に低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けていることを特徴とする粘着テープ。
（３）前記ウーリー加工したポリエステル糸による織布は、ウーリー加工したポリエステルによるマルチフィラメントであり、繊度７５ｄ〜３００ｄまで、構成フィラメン数６〜１４４ｆ、打ち込み数１０〜３０本／ｉｎｃｈである横糸と、繊度１０〜７５ｄ、構成フィラメン数６〜１４４ｆ、打ち込み数５０〜１５０本／ｉｎｃｈである経糸による形成されていることを特徴とする（１）又は（２）記載の粘着テープ。
（ａ）従来のポリエステル糸による織布は、ポリエステルレギュラー糸をアンカー処理して用いてきた。このポリエステルレギュラー糸は加熱伸縮性が大きいとされる。そこで本発明者は加熱伸縮性が少ないウーリー加工されたポリエステル糸による織布を採用することとした。この織布を挟んで隣接するラミネート層となる樹脂層を適切に選択することによりウーリー加工されたポリエステル糸による織布と挟んで隣接するラミネート層は剥離することを防止できる。
（ｂ）ウーリー加工したポリエステル糸による織布を挟んで一方に高密度ポリエチレン層及び低密度ポリエチレン層を設けることにより、以下のことが可能となる。
ウーリー加工されたポリエステル糸による織布は、隣接するラミネート層である高密度ポリエチレン樹脂層と伸縮量が近い結果、両層は剥がれ難い層を形成する。その結果、この組み合わせを用いる。ラミネートを形成する溶融温度が２５０℃を超えて３００℃では、高密度ポリエチレン樹脂の溶出については、顔料を高密度ポリエチレン樹脂層の内側になるように供給し（別途、顔料を供給する供給ノズルにより分けて供給し）、高密度ポリエチレン樹脂層の内側に顔料の層又は顔料を多く含む層を配置し、高密度ポリエチレン樹脂層の溶出を防止する（顔料の供給量は層の３０重量％以下、適宜調節可能）。顔料が内側に配置されることにより高密度ポリエチレン樹脂は溶け出さなくなり、ロール汚れや背面処理剤溶液への溶出を防止できる。顔料については、積層形成する溶融温度が３００℃を超えて３５０℃では、溶出がおこりやすくなる。その結果、ラミネート密着が良くなるが、樹脂の溶融粘度は低くなる。そのため、溶融樹脂が布の上面に留まらず、織布をすり抜けた顔料がロールにこびり付いてしまい、生産を継続出来ない。ロールにこびりついた顔料はロールに接触して設けられている顔料を払い落とすための手段（払い落とす断片）又は顔料を除去するための顔料を掻き落とすブレードをロールに設置することにより、継続して除去することができる。高密度ポリエチレン層及び外層にブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成する。又は、高密度ポリエチレン層及び外層にブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を３００℃を超えて３５０℃で押出しラミネートにより積層体を形成する。高密度ポリエチレンは低密度ポリエチレンと対比して加熱伸縮性が少ない。その結果接合界面での歪みが少ない。このことはラミネート層が剥がれにくくなるので、剥がれにくい接着面を形成する。
次に、他の一方の内層に熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレンに層及び外層に低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けている粘着テープを得ることができる。
熱溶着樹脂層を設ける結果、ウーリーペットとの接着強度が上昇する結果となる。べたつきの防止が可能となる。アンカーコーティングしなくてもラミネート密着がよい製品を得ることができる。ブロッキング防止剤を添加することにより、ブロッキングを防止することができる（ブロッキング防止剤は層の重量に対して０．４重量％程度添加する。これを超えても格別の効果は得られなくなる。）。層には１５〜２５ｇ／ｍ３の割合で供給することができる。
なお、未加工のポリエステル糸による織布と低密度ポリエチレンによる層の組み合わせは、伸縮量が相違する結果、剥がれやすいので採用できない。
前記の積層体の一方の側には低密度ポリエチレンのラミネート層を形成することができる。ラミネート層を形成する際の温度は２５０から３００℃に設定できる。この高密度ポリエチレンの層（融点１２９℃）の外側に低密度ポリエチレンの層（融点１１２℃）を２５０から３００℃の条件下に積層すると、両方の層は加熱による伸縮が少ないので、接合面の歪みを少なくできる。その結果、これらの層ははがれ難い状態を保つことができる。また、外側の低密度ポリエチレンの層にはブロッキング防止剤（添加量は層の３０重量％以下、適宜調節可能）を添加することにより、ブロッキングを防止することができる。
（ｃ）ウーリー加工したポリエステル糸による織布を挟んで、他の一方に低密度ポリエチレンに熱溶着樹脂を添加した層並びに低密度ポリエチレン層を低温ラミネート形成法により積層体として形成する。
低密度ポリエチレン中の熱溶着樹脂は溶け出してウーリー加工したポリエステル糸による織布と密着して層を形成する。ウーリー加工されたポリエステル糸による織布を挟んで、他の一方に低密度ポリエチレンによる層を低温ラミネート法により積層する。低密度ポリエチレンには、熱溶着樹脂を添加しておき、低密度ポリエチレン中の熱溶着樹脂より溶け出して接着強度を高める。
熱溶着樹脂を添加しておいた低密度ポリエチレン層の外側には低密度ポリエチレン層を低温ラミネート法により設置する。
具体的に剥離しないようにした点は以下の通りである。
（ｄ）織布とポリエチレン系樹脂フィルムの積層により形成される粘着テープであり、手切れ性に優れ、薄くて、しなやか特性を有している梱包用又は養生用などの粘着テープを提供するためには以下のように工夫を行った。
（ｅ）ウーリー加工したポリエステル糸による織布は、ウーリー加工したポリエステルによるマルチフィラメントであり、繊度７５〜１５０ｄ、構成フィラメン数６〜１４４ｆ、打ち込み数１０〜３０本／ｉｎｃｈである横糸と、繊度１０〜７５ｄ、構成フィラメン数６〜１４４ｆ、打ち込み数５０〜１５０本／ｉｎｃｈである経糸による形成されていることとした。
（ｆ）前記したこととは別に、３００℃を超えて３５０℃程度の高温でラミネートした方が、ラミネート密着性が良好な製品となる。ところで、この温度処理ではラミネートによる樹脂の溶融粘度は低くなる結果、そのため、溶融樹脂は織布の上面に留まらず、織布をすり抜けた溶融樹脂がロールにこびり付いてしまい、生産を継続することはできない。そこで、３００℃未満の低温で加工する。今回、織布をすり抜けた溶融樹脂がロールにこびり付いている状態を除去しつつ、３００℃を超えてから３５０℃未満の場合であっても加工生産を可能にすることができることがわかった。
The inventors of the present invention have studied the above problems, and have found the following and completed the present invention.
The inventors of the present invention have made extensive studies on the above-mentioned problems and found that it is necessary to prevent the laminates from being peeled from each other when forming each laminate. It was.
(1) A woven fabric made of woolen-processed polyester yarn is sandwiched between a high-density polyethylene layer in which a pigment is placed on the inner layer and a low-density polyethylene layer in which an anti-blocking agent is added to the outer layer at 250 ° C to 300 ° C. A laminate is formed by extrusion lamination at ℃, and then a low-density polyethylene layer is added to the other inner layer with a heat-sealing resin and a low-density polyethylene layer is laminated at 250 ° C to 300 ° C by extrusion lamination. A pressure-sensitive adhesive tape comprising a body and having an adhesive layer on the outside thereof.
(2) A woven fabric made of Wooly-processed polyester yarn is sandwiched, and a high-density polyethylene layer with a pigment placed on the inner layer on one side and a low-density polyethylene layer with an antiblocking agent added to the outer layer at 300 ° C A laminate is formed by extrusion laminating while collecting the eluate of the pigment that elutes at 350 ° C., and then a low-density polyethylene layer and a low-density polyethylene layer are added to the low-density polyethylene to which other heat-sealing resin is added, A pressure-sensitive adhesive tape characterized in that a laminate is formed by extrusion lamination at a temperature of from 300 ° C. to 300 ° C., and an adhesive layer is provided on the outside thereof.
(3) The woven fabric made of Wooly-processed polyester yarn is a multifilament made of Wooli-processed polyester, having a fineness of 75d to 300d, a composition filament number of 6 to 144f, and a weft number of driving of 10 to 30 / inch; The pressure-sensitive adhesive tape according to (1) or (2), wherein the pressure-sensitive adhesive tape is formed of warp having a fineness of 10 to 75d, a constituent filament number of 6 to 144f, and a driving number of 50 to 150 / inch.
(A) Conventional polyester woven fabrics have been used by anchoring polyester regular yarn. This polyester regular yarn is said to have high heat stretchability. In view of this, the present inventor decided to employ a woven fabric made of a woolen-processed polyester yarn with little heat stretchability. By appropriately selecting a resin layer that becomes an adjacent laminate layer with the woven fabric sandwiched therebetween, it is possible to prevent the laminate layer adjacent to the woven fabric made of Wooly polyester yarn from peeling off.
(B) By providing a high-density polyethylene layer and a low-density polyethylene layer on one side with a woven fabric made of Woolley-processed polyester yarn sandwiched, the following becomes possible.
As a result of the woven fabric made of the woolen-processed polyester yarn being close to the high-density polyethylene resin layer, which is an adjacent laminate layer, in an amount of expansion and contraction, both layers form layers that are difficult to peel off. As a result, this combination is used. When the melting temperature for forming the laminate exceeds 250 ° C. and 300 ° C., for elution of the high-density polyethylene resin, the pigment is supplied so as to be inside the high-density polyethylene resin layer (separately by a supply nozzle for supplying the pigment). And supply a pigment layer or a layer containing a large amount of pigment inside the high-density polyethylene resin layer to prevent elution of the high-density polyethylene resin layer (pigment supply amount is 30% by weight or less of the layer, Adjustable as appropriate). By disposing the pigment on the inner side, the high-density polyethylene resin does not dissolve, and it is possible to prevent elution into the roll stain and the back treatment solution. For the pigment, elution is likely to occur when the melting temperature for forming the laminate exceeds 300 ° C and 350 ° C. As a result, the adhesion to the laminate is improved, but the melt viscosity of the resin is lowered. Therefore, the molten resin does not stay on the upper surface of the cloth, and the pigment that has passed through the woven cloth sticks to the roll, and the production cannot be continued. The pigment stuck to the roll can be continued by installing means on the roll to scrape off the pigment provided in contact with the roll (fragment to be scraped off) or a blade to scrape off the pigment to remove the pigment. Can be removed. A low-density polyethylene layer in which an anti-blocking agent is added to the high-density polyethylene layer and the outer layer is extruded at 250 ° C. to 300 ° C. to form a laminate. Alternatively, a laminate is formed by extruding a high-density polyethylene layer and a low-density polyethylene layer having an antiblocking agent added to the outer layer at 350 ° C. over 300 ° C. High density polyethylene is less heat stretchable than low density polyethylene. As a result, there is little distortion at the bonding interface. This makes it difficult for the laminate layer to peel off, thus forming an adhesive surface that is difficult to peel off.
Next, a layered product is formed by laminating a low-density polyethylene layer added to the other one of the inner layers and a low-density polyethylene layer on the outer layer and a low-density polyethylene layer on the outer layer at 250 ° C to 300 ° C. Can be obtained.
As a result of providing the heat welding resin layer, the adhesive strength with the Woolley pet increases. It becomes possible to prevent stickiness. A product having good laminate adhesion can be obtained without anchor coating. Blocking can be prevented by adding an anti-blocking agent (the anti-blocking agent is added in an amount of about 0.4% by weight with respect to the weight of the layer. If this amount is exceeded, no particular effect can be obtained.) . The layer can be fed at a rate of 15-25 g / m 3 .
A combination of a woven fabric made of unprocessed polyester yarn and a layer made of low-density polyethylene cannot be employed because it tends to peel off as a result of the difference in the amount of expansion and contraction.
A laminate layer of low density polyethylene can be formed on one side of the laminate. The temperature at which the laminate layer is formed can be set to 250 to 300 ° C. When a low-density polyethylene layer (melting point 112 ° C.) is laminated on the outside of this high-density polyethylene layer (melting point 129 ° C.) under the conditions of 250 to 300 ° C., both layers have little expansion and contraction due to heating. Distortion can be reduced. As a result, these layers can be kept in a state that is difficult to peel off. Moreover, blocking can be prevented by adding an antiblocking agent (the amount added is 30% by weight or less of the layer, which can be adjusted as appropriate) to the outer low density polyethylene layer.
(C) A woven fabric made of a woolen-processed polyester yarn is sandwiched, and a layer obtained by adding a heat-welding resin to low-density polyethylene and a low-density polyethylene layer are formed as a laminate by a low-temperature laminate forming method.
The heat welding resin in the low density polyethylene melts out and forms a layer by adhering to the woven fabric made of Wooly polyester yarn. A low-density polyethylene layer is laminated on the other side by a low-temperature laminating method with a woven fabric made of wooly polyester yarn sandwiched therebetween. A heat welding resin is added to the low density polyethylene, and the adhesive strength is increased by melting out from the heat welding resin in the low density polyethylene.
A low density polyethylene layer is placed outside the low density polyethylene layer to which the heat welding resin has been added by a low temperature laminating method.
The points that are not specifically peeled are as follows.
(D) To provide a pressure-sensitive adhesive tape formed by laminating a woven fabric and a polyethylene-based resin film, which has excellent hand cutting properties, is thin, has supple characteristics, and is used for packaging or curing. Has been devised as follows.
(E) Woven fabric made of woolen-processed polyester yarn is a multifilament made of woolly-processed polyester, and has a fineness of 75 to 150d, a number of constituent filaments of 6 to 144f, a weaving number of 10 to 30 yarns / inch, and a fineness of 10 ˜75d, the number of constituent filaments is 6 to 144f, and the number of driving is 50 to 150 / inch.
(F) Separately from the above, a laminate having a high laminate adhesiveness is obtained by laminating at a high temperature of about 350 ° C. over 300 ° C. By the way, as a result of the lowering of the melt viscosity of the resin by laminating at this temperature treatment, the molten resin does not stay on the upper surface of the woven fabric, and the molten resin that has passed through the woven fabric is stuck to the roll, and production cannot continue. Can not. Therefore, processing is performed at a low temperature of less than 300 ° C. This time, it has been found that processing and production can be made possible even when the temperature is higher than 300 ° C. and lower than 350 ° C. while removing the state where the molten resin that has passed through the woven fabric is stuck to the roll.
本発明によれば、（１）ウーリー加工したポリエステル糸による織布とポリエチレン系樹脂フィルムの積層により形成される粘着テープであり、煩雑な操作となるアンカー処理を行うことなく、ウーリー加工したポリエステル糸による織布とポリエチレン系樹脂フィルムの剥離を防止することができる粘着フィルムであり、（２）ウーリー加工したポリエステル糸による織布とポリエチレン系樹脂フィルムの積層により形成される粘着テープであり、手切れ性に優れ、薄くて、しなやか特性を有している梱包用などの粘着テープを得ることができる。 According to the present invention, (1) a polyester tape which is a pressure-sensitive adhesive tape formed by laminating a woven fabric and a polyethylene-based resin film with a woolen-processed polyester thread, and which has been subjected to a woolly process without performing an anchoring operation which is a complicated operation. (2) Adhesive tape formed by laminating woven fabric and polyethylene resin film with wooly polyester yarn, and cut by hand It is possible to obtain an adhesive tape that is excellent in properties, thin, and has supple characteristics.
本発明を、図１を用いて説明する。
ウーリー加工したポリエステル糸による織布（１）を挟んで、一方に、背面内側に顔料が配置されている高密度ポリエチレン層（２）及び背面外層にブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層（３）を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、次に、他の一方の糊面内層には熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレン層及び糊面外層に低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けている粘着テープである。
The present invention will be described with reference to FIG.
A high-density polyethylene layer (2) in which a pigment is arranged on the inner side of the back surface and a low-density polyethylene layer to which an anti-blocking agent is added to the outer surface of the back surface, sandwiching a woven fabric (1) made of wooly polyester yarn (3) is extruded at 250 ° C. to 300 ° C. to form a laminate, and then the other glue surface inner layer is a low density polyethylene layer to which a heat-welding resin is added and the glue surface outer layer is a low density polyethylene layer. Is a pressure-sensitive adhesive tape in which a laminate is formed by extrusion lamination at 250 ° C. to 300 ° C., and an adhesive layer is provided on the outside thereof.
上記の発明を、図２では更に層の状態をわかりやく説明している。
中央部にウーリー加工したポリエステル糸による織布（１）が配置されている。一方の、背面内層には高密顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層（２）及び背面外層にブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層（３）を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、他の一方の糊面内層に熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレンに層及び糊面外層に低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けている粘着テープである。これらの積層の形成は、いずれも２５０℃〜３００℃で行っており、この温度では顔料の溶出などは起こらず、粘着テープの積層を行うことができる。
The above-described invention is further explained in FIG.
A woven fabric (1) made of polyester yarn subjected to Woolley processing is arranged in the center. On the other hand, a high-density polyethylene layer (2) in which a high-density pigment is disposed in the inner layer on the back inner layer and a low-density polyethylene layer (3) in which an anti-blocking agent is added to the back outer layer at 250 ° C. to 300 ° C. A laminated body is formed by extrusion laminating, and a low density polyethylene layer is added to the other glue surface inner layer with a heat-welded resin and a low density polyethylene layer is extruded at 250 ° C to 300 ° C. Is an adhesive tape having an adhesive layer on the outside. These layers are formed at 250 ° C. to 300 ° C., and the elution of the pigment does not occur at this temperature, and the adhesive tape can be stacked.
他の本発明を、図１及び３を用いて説明する。
本発明を、図１を用いて説明する。
ウーリー加工したポリエステル糸による織布（１）を挟んで、一方に、背面内側に顔料が配置されている高密度ポリエチレン層（２）及び背面外層にブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層（３）を、３００℃を超えて３５０℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、次に、他の一方の糊面内層には熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレン層及び糊面外層に低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けている粘着テープである。
Another embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The present invention will be described with reference to FIG.
A high-density polyethylene layer (2) in which a pigment is arranged on the inner side of the back surface and a low-density polyethylene layer to which an anti-blocking agent is added to the outer surface of the back surface, sandwiching a woven fabric (1) made of wooly polyester yarn (3) Exceeding 300 ° C. at 350 ° C. to form a laminate by extrusion lamination, and then the other one glue surface inner layer is a low density polyethylene layer to which a heat-welding resin is added and the glue surface outer layer is low. A pressure-sensitive adhesive tape is formed by extruding a density polyethylene layer at 250 ° C. to 300 ° C. to form a laminate and providing an adhesive layer on the outside.
上記の発明を、図３では更に層の状態をわかりやく説明している。
中央部にウーリー加工したポリエステル糸による織布（１）が配置されている。一方の、背面内層には高密顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層（２）及び背面外層にブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層（３）を３００℃を超えて３５０℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、他の一方の糊面内層に熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレンに層及び糊面外層に低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けている粘着テープである。これらの積層の形成は、３００℃を超えて３５０℃で行って部分では、顔料の溶出が起こり、これを形成する溶融温度が３００℃を超えて３５０℃では、溶出がおこりやすくなる。その結果、ラミネート密着が良くなるが、樹脂の溶融粘度は低くなる。そのため、溶融樹脂が布の上面に留まらず、織布をすり抜けた顔料がロールにこびり付いてしまい、生産を継続出来ない。ロールにこびりついた顔料はロールに接触して設けられている顔料を払い落とすための手段（払い落とす断片）又は顔料を除去するための顔料を掻き落とすブレードをロールに設置することにより、継続して除去することができる。
The above-described invention is further explained in FIG.
A woven fabric (1) made of polyester yarn subjected to Woolley processing is arranged in the center. On the other hand, a high-density polyethylene layer (2) in which a high-density pigment is disposed in the inner layer on the back inner layer, and a low-density polyethylene layer (3) in which an anti-blocking agent is added to the back outer layer are provided at 350 ° C. A laminate is formed by extrusion laminating at ℃, and a low density polyethylene layer is added to the other paste inner surface layer by adding heat welding resin, and a low density polyethylene layer is applied to the outer surface of the paste surface by extrusion lamination at 250 ℃ to 300 ℃. It is an adhesive tape in which a laminate is formed and an adhesive layer is provided on the outside thereof. The formation of these laminates is carried out at a temperature exceeding 300 ° C. at 350 ° C., and the elution of the pigment occurs in the portion, and the elution tends to occur when the melting temperature for forming the layer exceeds 300 ° C. and 350 ° C. As a result, the adhesion to the laminate is improved, but the melt viscosity of the resin is lowered. Therefore, the molten resin does not stay on the upper surface of the cloth, and the pigment that has passed through the woven cloth sticks to the roll, and the production cannot be continued. The pigment stuck to the roll can be continued by installing means on the roll to scrape off the pigment provided in contact with the roll (fragment to be scraped off) or a blade to scrape off the pigment to remove the pigment. Can be removed.
以下にそれぞれの説明を行う。 Each will be described below.
ウーリー加工したポリエステル糸による織布（１）は以下のとおりである。
ポリエステル糸（繊維）とは、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリヘキサメチレンテレフタレート等の糸であり、高物性、製糸性から好ましくはポリエチレンテレフタレートがよいとされる。
構成総繊度は３３ｄｔｅｘ〜２２０ｄｔｅｘを用いることができる。特に、５６ｄｔｅｘ〜１１０ｄｔｅｘのものが、風合い、シルエット性から好ましい。また、３３ｄｔｅｘ以下では膨らみ感が乏しく、２２０ｄｔｅｘ以上ではフカツキが発生しやすくなるので好ましくない。単繊維の太さは、０．５ｄｔｅｘ〜５．５ｄｔｅｘの範囲のものを用いるのがよい。さらには０．７２ｄｔｅｘ〜２．３ｄｔｅｘのものがしなやかで、ドレープ性があることから好ましく用いられる。
ウーリー加工されたポリエステル繊維とはポリエステルマルチフィラメント捲縮加工された糸である。特に０．０１ｗｔ％〜０．０４ｗｔ％のものがより好ましく用いられる。原糸は、延伸糸、半延伸糸いずれの方式で延伸されたものでもよく、また、これらの延伸後の糸を捲縮加工に供しても構わないが、この中では、紡糸速度を速くできて生産効率を高くできる半延伸糸が好ましい。捲縮加工は、１ヒータ方式のウーリー加工と、２ヒータ方式のブレリア加工があるが、特に、１ヒータのウーリー加工方式は大きな膨らみ感を発生し得ることから好ましい。
また、本発明のポリエステル織物は、経糸として交絡数が５０〜１５０個／ｍを有しているポリエステルマルチフィラメント捲縮加工糸を用いてなることが必要である。かかる捲縮加工糸でのエアー交絡数は、５０〜１５０個／ｍの範囲のものが用いられる。さらには、８０〜１３０個／ｍのものがより好ましい。交絡数が５０個／ｍ未満では製織時の毛羽が発生するので好ましくなく、また、交絡数が１５０個／ｍを越える場合は、織物に交絡イラツキが発生し好ましくない。かかる糸長さ当たり交絡数５０〜１５０個／ｍの捲縮加工糸を得るには、交絡ノズル入りでの張力及び交絡ノズル圧空圧の適正値を設定して製造することができる。糸製造から加張力は好ましくない。該工程におけるエアー圧力として、０．７〜１．６ｋｇ／ｃｍ２ の範囲内に設定することにより製造することができる。２００２−２６６１９９ウーリー加工したポリエチレンテレフタレート糸による織布（１）は、ポリエチレンテレフタレート糸をウーリー加工したもので織っている平織りの織布である。柔らかく肌触りが良いのが特徴である。
ウーリー加工糸はレギュラー糸より伸長変形に対する回復性がよいが、瞬間弾性回復率はレギュラー糸の方が大きいとされる。
The woven fabric (1) made of the woolen-processed polyester yarn is as follows.
The polyester yarn (fiber) is a yarn of polyethylene terephthalate, polypropylene terephthalate, polybutylene terephthalate, polyhexamethylene terephthalate or the like, and polyethylene terephthalate is preferable from the viewpoint of high physical properties and yarn production.
The total fineness of the configuration can be 33 dtex to 220 dtex. In particular, those of 56 dtex to 110 dtex are preferable in terms of texture and silhouette. Further, if it is 33 dtex or less, the feeling of swelling is poor, and if it is 220 dtex or more, flickering tends to occur. The thickness of the single fiber is preferably in the range of 0.5 dtex to 5.5 dtex. Furthermore, 0.72 dtex to 2.3 dtex are preferable because they are supple and have drape properties.
The wooly polyester fiber is a polyester multifilament crimped yarn. In particular, 0.01 wt% to 0.04 wt% is more preferably used. The original yarn may be drawn by either drawn yarn or semi-drawn yarn, and these drawn yarns may be subjected to crimping, but in this, the spinning speed can be increased. Thus, a semi-drawn yarn that can increase production efficiency is preferable. The crimping process includes a one-heater type Wooling process and a two-heater type bulerial process. In particular, the one-heater Wooling process method is preferable because it can generate a large swell.
Moreover, the polyester fabric of this invention needs to use the polyester multifilament crimped yarn which has the number of entanglement 50-150 piece / m as a warp. The number of air entanglements in such crimped yarns is in the range of 50 to 150 / m. Furthermore, the thing of 80-130 piece / m is more preferable. If the number of entanglement is less than 50 / m, fluffing during weaving occurs, which is not preferable. If the number of entanglement exceeds 150 / m, entanglement irregularity occurs in the woven fabric, which is not preferable. In order to obtain a crimped processed yarn having a number of entanglements of 50 to 150 / m per yarn length, it can be manufactured by setting appropriate values for the tension and the entangled nozzle pressure pneumatic pressure with the entangled nozzle. The tension is not preferred from the yarn production. It can manufacture by setting it as the air pressure in this process in the range of 0.7-1.6 kg / cm < 2 >. A woven fabric (1) made of polyethylene terephthalate yarn processed with 2002-266199 wooly is a plain woven fabric woven with wooly processed polyethylene terephthalate yarn. It is characterized by being soft and soft to the touch.
The wooly processed yarn has better recovery from elongation and deformation than the regular yarn, but the instantaneous elastic recovery rate is higher for the regular yarn.
前記ウーリー加工したポリエステル糸による織布は、ウーリー加工したポリエステルによるマルチフィラメントで構成される。手切れ性をよくするために以下の織布とする。
経糸は、繊度３０ｄ（適用範囲１０〜７５ｄ）、構成フィラメン数３６ｆ（適用範囲６〜１４４ｆ）、打ち込み本数７８本（５０〜１５０本／ｉｎｃｈ）である。
繊度については低繊度糸の方が手で切りやすい。打ち込み本数７８本／ｉｎｃｈの場合、打込み本数７８本／ｉｎｃｈの場合、手切り可能な鮮度は＜７５ｄである。
緯糸は、繊度３０ｄ（適用範囲１０〜７５ｄ）、構成フィラメン数３６ｆ（適用範囲６〜１４４ｆ）、打ち込み本数１８本（適用範囲１０〜３０本／ｉｎｃｈ）である。
１００ｄ／３６ｆ×１８本／ｉｎｃｈの緯糸はたてにも手で切れる。
１００ｄ／７８本／ｉｎｃｈでは手切りは困難である。
以上の樹脂間に織布と樹脂フィルムの積層により形成される粘着テープでは手切れ性に優れ、薄くて、しなやか特性を有している。梱包用や養生用の粘着テープとして利用できる。
The woven fabric made of woolly-processed polyester yarn is composed of multifilaments made of woolly-processed polyester. The following woven fabric is used in order to improve hand cutting performance.
The warp has a fineness of 30d (applicable range of 10 to 75d), a number of constituting filaments of 36f (applicable range of 6 to 144f), and a number of driven yarns of 78 (50 to 150 / inch).
Regarding the fineness, the low-fineness yarn is easier to cut by hand. In the case of 78 shots / inch, the freshness that can be manually cut is <75d.
The weft has a fineness of 30d (applicable range of 10 to 75d), a number of constituent filaments of 36f (applicable range of 6 to 144f), and a driving number of 18 (applicable range of 10 to 30 / inch).
100d / 36f x 18 / inch wefts can be cut by hand.
Manual cutting is difficult at 100 d / 78 lines / inch.
The pressure-sensitive adhesive tape formed by laminating a woven fabric and a resin film between the above resins has excellent hand cutting properties, is thin, and has supple characteristics. It can be used as an adhesive tape for packing and curing.
手切れ性に関しては、経糸繊度に関して、１０〜７５ｄ未満のものが使用でき、好ましくは５０ｄ以下１０ｄ、より好ましくは３０ｄ〜１０ｄである。
この中で好ましい範囲の数値として、実施例１２、実施例６及び９などに示されている。
経糸の構成フィラメント数は６〜１４４、好ましくは１２を超え１４４、より好ましくは２４〜３６であり、従来より、高い数値を求めている。打ち込み本数は５０〜１５０本であればよく、通常７８本を用いる。
Regarding the hand cutting property, a warp fineness of less than 10 to 75 d can be used, preferably 50 d or less, 10 d, more preferably 30 d to 10 d.
Among these, numerical values in a preferable range are shown in Example 12, Examples 6 and 9, and the like.
The number of constituent filaments of the warp is 6 to 144, preferably more than 12 and 144, more preferably 24 to 36, and a higher numerical value is required than before. The number of drivings may be 50 to 150, and 78 is usually used.
従来用いられてきたアンカー処理を行って用いてきたポリエステル繊維による織布を使用することを止めて、本発明では、加熱伸縮性が少ないウーリー加工されたポリエステル繊維による織布に樹脂を選択して組み合わせ用いることとした。その結果、隣接するラミネート層を選択することにより、はがれ難い状態とすることができることが予見できる。その結果を検証してラミネートする樹脂を特定すると、積層の全体を含めて、その状態を定めることができる。
ウーリー加工されたポリエステル繊維による織布は加熱に際し伸縮が少ない。加熱を伴う積層体形成時にウーリー加工されたポリエチレンテレフタレート糸は伸縮がない。これに見合う加熱に際し伸縮が少ない樹脂として、高密度ポリエチレン層を特定した。そして、その外側に低密度ポリエチレン層を設けることを特定した。
実証の結果、剥離の原因となる伸縮を防止できることを確認した。
In the present invention, the use of the polyester fiber woven fabric that has been used in the anchor treatment has been stopped, and in the present invention, a resin is selected for the woven fabric made of polyester fiber that has been subjected to Wool processing that has little heat stretchability. The combination was used. As a result, it can be foreseen that selecting an adjacent laminate layer makes it difficult to peel off. When the result is verified and the resin to be laminated is specified, the state including the entire lamination can be determined.
Woven fabric made of polyester fiber is less stretched when heated. Polyethylene terephthalate yarn that has been Wooled during the formation of a laminate with heating does not stretch. A high-density polyethylene layer was specified as a resin with little expansion and contraction upon heating commensurate with this. And it specified that the low density polyethylene layer was provided in the outer side.
As a result of the verification, it was confirmed that expansion and contraction causing peeling can be prevented.
ウーリー加工したポリエステル糸による織布を挟んで一方に高密度ポリエチレン層をラミネートすることを述べる。
高密度ポリエチレン層については、以下のとおりである。
高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）は密度が０．９４（一般的な範囲：０．９２〜０．９６）であり、融点は１２９℃（一般的な範囲：１２４〜１３５℃）である。
高密度ポリエチレン樹脂は、既に、よく知られているように、所謂中低圧法にて製造されるポリエチレン樹脂を言う。本発明によれば、重量平均分子量が１．０×１０５ 〜１．９×１０５ の範囲にあると共に、キャピラリーレオメーターにて温度１８０℃において引取り速度を５ｍ／分としたときの溶融張力が３ｇｆ以上である高密度ポリエチレン樹脂が用いられる。製造には、公知のメタロセン系触媒を用いることができる。例えば、メタロセン系触媒として、周期律表第ＩＶ又はＶ族遷移金属のメタロセン化合物と、有機アルミニウム化合物及び／又はイオン性化合物の組合せを用いることが出来る。これらはいずれも公知のものであるから、適宜購入して使用できる。
It is described that a high-density polyethylene layer is laminated on one side of a woven fabric made of wooly polyester yarn.
The high density polyethylene layer is as follows.
High density polyethylene (HDPE) has a density of 0.94 (general range: 0.92 to 0.96) and a melting point of 129 ° C. (general range: 124 to 135 ° C.).
As already well known, the high density polyethylene resin refers to a polyethylene resin produced by a so-called medium-low pressure method. According to the present invention, when the weight average molecular weight is in the range of 1.0 × 10 5 to 1.9 × 10 5 and the take-up speed is 5 m / min with a capillary rheometer at a temperature of 180 ° C. A high density polyethylene resin having a tension of 3 gf or more is used. A known metallocene catalyst can be used for the production. For example, a combination of a metallocene compound of Group IV or V transition metal of the periodic table, an organoaluminum compound and / or an ionic compound can be used as the metallocene catalyst. Since these are all known ones, they can be purchased and used as appropriate.
ウーリー加工されたポリエステル糸による織布は、ラミネート形成に際して隣接するラミネート層である高密度ポリエチレン樹脂層と伸縮量が近い結果、両層は剥がれ難い層を形成する。その結果、この組み合わせを用いる。
ラミネート層を形成する温度は、２５０〜３００℃とすると、以下のようにすると顔料の布抜け（ロール汚）及び背面処理剤溶液への溶出を防止できる。
顔料を高密度ポリエチレン樹脂層の内側層になるように供給し、内側に顔料の層を配置し、顔料の溶出を防止する（顔料は樹脂層の４重量％添加する。時として、１０重量％程度添加できる。その意味では適宜ということになる、顔料は色付けをする役割を果たしている）。顔料が内側に配置されることにより顔料は溶け出さなくなり、顔料によるロール汚れや背面処理剤溶液への溶出を防止できる。顔料を供給する供給ノズルとは、分けて供給することが必要となる。
高密度ポリエチレンの層には顔料を内側に配置して、３００℃を超えて３５０℃の温度条件下では顔料の溶出が起こることが想定される。
ラミネートによる両者の密着がよくなる。逆に樹脂の溶融粘度は低くなる。そのため、溶融樹脂が布の上面に留まらず、布をすり抜けた樹脂がロールにこびり付いてしまい、生産を継続することができない。織布をすり抜けて、ロールにこびり付いた樹脂を除去することにより、高温での継続的な積層体の形成が可能になる。アンカーコーティングしなくてもラミネート密着がよい製品を得ることができる。ブロッキング防止剤を添加することにより、ブロッキングを防止することができる。
層には１５〜２５ｇ／ｍ３の割合で供給することができる。
なお、未加工のポリエステル糸による織布と低密度ポリエチレンによる層の組み合わせ
ウーリー加工された未加工のポリエステル糸による織布と低密度ポリエチレンによる層の組み合わせは、伸縮量が相違する結果、剥がれやすいので採用できない。
The woven fabric made of woolly-processed polyester yarn is close to the high-density polyethylene resin layer, which is an adjacent laminate layer, at the time of laminate formation, and as a result, both layers form layers that are difficult to peel off. As a result, this combination is used.
Assuming that the temperature for forming the laminate layer is 250 to 300 ° C., it is possible to prevent the pigment from being removed (roll stain) and elution into the back treatment solution as follows.
The pigment is supplied so as to be the inner layer of the high-density polyethylene resin layer, and the pigment layer is disposed on the inner side to prevent the elution of the pigment (the pigment is added at 4% by weight of the resin layer. Sometimes 10% by weight) (The pigment plays a role in coloring, which is appropriate in that sense.) By disposing the pigment on the inner side, the pigment does not dissolve, and it is possible to prevent the pigment from being polluted by rolls and being eluted into the back treatment solution. It is necessary to supply separately from the supply nozzle that supplies the pigment.
It is assumed that the pigment is disposed inside the high-density polyethylene layer, and the elution of the pigment occurs under a temperature condition of more than 300 ° C. and 350 ° C.
Adhesion of both is improved by lamination. Conversely, the melt viscosity of the resin is low. Therefore, the molten resin does not stay on the upper surface of the cloth, and the resin that has passed through the cloth sticks to the roll, and the production cannot be continued. By passing through the woven fabric and removing the resin stuck to the roll, a continuous laminate can be formed at a high temperature. A product having good laminate adhesion can be obtained without anchor coating. Blocking can be prevented by adding an antiblocking agent.
The layer can be fed at a rate of 15-25 g / m 3 .
In addition, the combination of the woven fabric made of unprocessed polyester yarn and the layer made of low-density polyethylene The combination of the woven fabric made of woolen-processed unfinished polyester yarn and the layer made of low-density polyethylene tends to peel off as a result of the difference in the amount of expansion and contraction. Cannot be adopted.
また、外側の低密度ポリエチレンの層にはブロッキング防止剤を添加する。ブロキングとはゴムやプラスチックのフィルム又はシート同士を重ね合わせて、長く接触させておく間に、互いに付着し、互いに付着して簡単に剥離しにくくなる現象を言う。
ブロッキング防止剤は、ブロッキングを防止する作用を有するものであればよく、炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、燐酸カルシウム、シリカ、アルミナを用いることができる。これらは耐熱性を有している微粒子である。また、シリコンポリマーを用いることができる。
ラミネートとした後、ブロッキングを防止することができる。層には１０〜２０ｇ／ｍ３で供給することができる。
ブロッキング防止剤の添加量は低密度ポリエチレンに対して０．３０重量％以下である。
An antiblocking agent is added to the outer low density polyethylene layer. The term “blocking” refers to a phenomenon in which rubber or plastic films or sheets are superposed and adhered to each other for a long time, and are attached to each other and easily separated from each other.
Any antiblocking agent may be used as long as it has an action of preventing blocking, and calcium carbonate, calcium hydrogen phosphate, calcium phosphate, silica, and alumina can be used. These are fine particles having heat resistance. Further, a silicon polymer can be used.
After lamination, blocking can be prevented. The layer can be supplied at 10-20 g / m 3 .
The addition amount of an antiblocking agent is 0.30 weight% or less with respect to low density polyethylene.
低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）は密度が０．９２（範囲０．９０〜０．９４）、融点は１１２℃（範囲１０５〜１１７℃）である。本発明に係る低密度ポリエチレンは、いわゆる高圧法ポリエチレンである。１０００〜３５００気圧の高圧下でパーオキサイドなどの遊離基発生剤の存在下で重合させて得られるエチレン系重合体（以下、ＬＤＰＥと呼ぶこともある）は、数１０気圧の低圧でＺｉｅｇｌｅｒ触媒等を用いて配位アニオン重合させて得られるエチレン重合体またはエチレンとα−オレフィンとの共重合体（以下、Ｌ−ＬＤＰＥと呼ぶこともある）とは異なり、長鎖分岐の存在することが知られている。 Low density polyethylene (LDPE) has a density of 0.92 (range 0.90 to 0.94) and a melting point of 112 ° C. (range 105 to 117 ° C.). The low density polyethylene according to the present invention is a so-called high pressure polyethylene. An ethylene polymer obtained by polymerization in the presence of a free radical generator such as peroxide under a high pressure of 1000 to 3500 atmospheres (hereinafter also referred to as LDPE) is a Ziegler catalyst or the like at a low pressure of several tens of atmospheres. Unlike ethylene polymers or copolymers of ethylene and α-olefins (hereinafter sometimes referred to as L-LDPE) obtained by coordination anionic polymerization using It has been.
本発明では、ウーリー加工されたポリエステル糸による織布に隣接する高密度ポリエチレン層について、加熱処理による変動に差がないことを見出して、対応できる機能としたラミネート層であり、層間の剥離を防止できるものである。
その外側に低密度ポリエチレンのラミネート層を形成することができることについては前記のとおりである。これらのラミネート層の形成にあたっては個別に形成することができる。１工程目は、布に初めて熱がかかる為、布が大きく収縮する。２工程目は、布が既に一度収縮しているので、縮みは小さく済む。
In the present invention, a high-density polyethylene layer adjacent to a woven fabric made of woolly-processed polyester yarn is a laminate layer that has been found to have no difference in fluctuation due to heat treatment and can cope with it, and prevents delamination between layers It can be done.
As described above, a low-density polyethylene laminate layer can be formed on the outside thereof. These laminate layers can be formed individually. In the first step, since the cloth is heated for the first time, the cloth contracts greatly. In the second step, the shrinkage is small because the cloth has already shrunk once.
ウーリー加工されたポリエステル糸による織布に隣接する、前記高密度ポリエチレン層の反対側に設けられている低密度ポリエチレン層に、ラミネート形成時の加熱に伴って溶融して溶着する熱溶着樹脂を混入しておくことにより、ウーリー加工されたポリエステル糸による織布に対するラミネート層を形成することができる。
低密度ポリエチレン中のラミネート形成温度に加熱されると熱溶着樹脂は溶け出してウーリー加工したポリエステル糸による織布と密着した層を形成する。
熱溶着樹脂には、エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−エチルアクリレート共重合体をあげることができる。いずれも、低密度ポリエチレン１００重量％に対して低密度ポリエチレンに対して１〜３０重量％を含む。
エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはエチレン−アクリル酸エステル共重合体はラジカル開始剤の存在下にエチレンと酢酸ビニルもしくはアクリル酸エステルを共重合したものである。疎水性熱可塑性樹脂としてＡ−７０３（三井石油化学社商標、アクリル酸エチル成分の含有率が２５％のエチレン−アクリル酸エチル共重合体、ＭＩ＝６．０）を用いる。
従来、エチレン−酢酸ビニル共重合体もしくはエチレン−アクリル酸エステル共重合体は粘着テープの粘着剤として使用されており、布とラミネートを接着することはない。層の添加量は２０〜３０ｇ／ｍ３である。
Admixed with a low-density polyethylene layer on the opposite side of the high-density polyethylene layer, adjacent to the woven fabric made of woolen-processed polyester yarn, is mixed with a heat-welding resin that melts and welds with heating during lamination. By doing so, it is possible to form a laminate layer for the woven fabric made of Wooly-processed polyester yarn.
When heated to the laminating temperature in the low density polyethylene, the heat welding resin melts and forms a layer in intimate contact with the woven fabric made of Wooly polyester yarn.
Examples of the heat welding resin include an ethylene-vinyl acetate copolymer or an ethylene-ethyl acrylate copolymer. All contain 1-30 weight% with respect to low density polyethylene with respect to 100 weight% of low density polyethylene.
The ethylene-vinyl acetate copolymer or ethylene-acrylic acid ester copolymer is a copolymer of ethylene and vinyl acetate or acrylic acid ester in the presence of a radical initiator. A-703 (trademark of Mitsui Petrochemical Co., Ltd., ethylene-ethyl acrylate copolymer having an ethyl acrylate content of 25%, MI = 6.0) is used as the hydrophobic thermoplastic resin.
Conventionally, an ethylene-vinyl acetate copolymer or an ethylene-acrylic acid ester copolymer has been used as a pressure-sensitive adhesive for pressure-sensitive adhesive tapes, and does not adhere a cloth and a laminate. The amount of layer added is 20-30 g / m 3 .
低密度ポリエチレンには、エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−エチルアクリレート共重合体となる熱溶着樹脂層を添加しておき、ポリエステル糸による織布と低密度ポリエチレンにエチレン−酢酸ビニル共重合体（低密度ポリエチレンに対して１〜３０重量％）又はエチレン−エチルアクリレート共重合体（低密度ポリエチレンに対して１〜３０重量％）である熱溶着樹脂には接着性樹脂層を設けた外側に低密度ポリエチレン層を設置する。層の添加量は１０〜２０ｇ／ｍ３（１０〜２０ｇ／ｍ３）である。
２５０〜３００℃の温度範囲で積層する。
いずれも低密度ポリエチレンによる層であり、加熱伸縮性も少ないのでこれらの層の間では剥離を生ずることはない。
The low-density polyethylene is added with a heat-welded resin layer that becomes an ethylene-vinyl acetate copolymer or an ethylene-ethyl acrylate copolymer, and the ethylene-vinyl acetate copolymer is added to a woven fabric made of polyester yarn and the low-density polyethylene. (1-30% by weight with respect to low density polyethylene) or ethylene-ethyl acrylate copolymer (1-30% by weight with respect to low density polyethylene) Install a low density polyethylene layer. The addition amount of the layer is 10~20g / m 3 (10~20g / m 3).
Lamination is performed in a temperature range of 250 to 300 ° C.
Both are layers of low-density polyethylene and have little heat stretchability so that no separation occurs between these layers.
本発明の粘着テープの形成方法は以下のとおりである。
２５０〜３００℃で処理する場合である。この場合に一つの供給ダイより積層体を形成する場合と。二つの供給ダイより積層体を形成する場合がある。
また３００℃を超えて３５０℃の範囲で処理する場合である。この場合に一つの供給ダイより積層体を形成する場合と。二つの供給ダイより積層体を形成する場合がある。
The method for forming the pressure-sensitive adhesive tape of the present invention is as follows.
In this case, the treatment is performed at 250 to 300 ° C. In this case, a laminate is formed from one supply die. A stack may be formed from two supply dies.
Moreover, it is a case where it processes in the range of 350 degreeC exceeding 300 degreeC. In this case, a laminate is formed from one supply die. A stack may be formed from two supply dies.
製造方法１は以下のとおりである。
ウーリー加工したポリエステル糸による織布を移動させつつ、一つのダイを経由して、顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成して巻取りを行った後、反転させて、一つのダイを経由してブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を２５０℃〜３００℃で、押出しラミネートにより積層体を形成した後、巻取りを行い、積層した面の他の一方の面に、一つのダイを経由して低密度ポリエチレンに熱溶着樹脂を添加した層を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成した後、巻取りを行った後、反転させて、一つのダイを経由して、低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けている粘着テープの製造方法である。
押出しラミネートにより積層体の形成を図４により説明する。
低密度ポリエチレンに熱溶着樹脂を添加した層を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成する工程を説明する。前工程である背面内層及び背面外装の部分は省略している。又、後工程の低密度ポリエチレンを積層する部分の説明も省略している。
移動するウーリー加工したポリエステル糸による織布に対して、熱溶着樹脂を含む低密度ポリエチレンに熱溶着樹脂を添加した層を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートで形成することを示している。ダイから供給される熱溶着樹脂を含む低密度ポリエチレンに熱溶着樹脂はウーリー加工したポリエステル糸による織布と共にプレスロールにより圧着されて、冷却ロールで熱溶着樹脂及び低密度ポリエチレンは冷却されてまきとられる。
Production method 1 is as follows.
While moving a woven fabric made of wooly polyester yarn, a high-density polyethylene layer in which the pigment is arranged on the inner layer is extruded at 250 ° C to 300 ° C via one die to form a laminate by lamination. After winding up, invert the low-density polyethylene layer to which an antiblocking agent has been added via one die at 250 ° C to 300 ° C and form a laminate by extrusion laminating. After forming a laminated body by extruding at 250 ° C. to 300 ° C. a layer obtained by adding a heat welding resin to low density polyethylene via one die on the other surface of the laminated surface, After taking out, it is reversed and a low density polyethylene layer is extruded at 250 ° C. to 300 ° C. through one die to form a laminate by laminating on the outside. It is to have adhesive tape manufacturing method of providing a Chakuzaiso.
The formation of a laminate by extrusion lamination will be described with reference to FIG.
A process of forming a laminate by extruding a layer obtained by adding a heat welding resin to low density polyethylene at 250 ° C. to 300 ° C. will be described. The parts of the back inner layer and the back exterior that are the previous steps are omitted. Further, the description of the portion where the low-density polyethylene is laminated in the subsequent process is also omitted.
It shows that a layer obtained by adding a heat welding resin to low density polyethylene containing a heat welding resin is formed by extrusion lamination at 250 ° C. to 300 ° C. with respect to a woven fabric made of moving wooly polyester yarn. The heat welding resin is pressure-bonded to the low density polyethylene containing the heat welding resin supplied from the die by a press roll together with a woven fabric made of woolly processed polyester yarn, and the heat welding resin and the low density polyethylene are cooled by the cooling roll. It is done.
製造方法２は以下のとおりである。
ウーリー加工したポリエステル糸による織布を移動させつつ、一つのダイを経由して、顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層、及び他の一つのダイを経由して
一つのダイを経由してブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を供給して、２５０℃〜３００℃で、押出しラミネートにより積層体を形成した後、巻取りを行った後、反転させて、他の一方の面に、一つのダイを経由して、熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレン、及び他の一つのダイを経由して、低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けている粘着テープの製造方法である。
ウーリー加工したポリエステル糸による織布を移動させつつ、一つのダイを経由して、顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層、及び他の一つのダイを経由して
一つのダイを経由してブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を供給して、２５０℃〜３００℃で、押出しラミネートにより積層体を形成した後、巻取りを行った後、反転させて、他の一方の面に、一つのダイを経由して、熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレン、及び他の一つのダイを経由して、低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けたこ粘着テープの製造方法である。
この場合は、二つのダイより積層体の成分が供給される。二層の積層体を形成できる点が特徴である。
Production method 2 is as follows.
While moving the woven fabric with wooly processed polyester yarn, via one die, high density polyethylene layer where the pigment is arranged on the inner layer, and one other die via one die After supplying a low density polyethylene layer to which an anti-blocking agent is added and forming a laminate by extrusion laminating at 250 ° C. to 300 ° C., after winding up, invert the other one A low-density polyethylene to which a heat-welding resin is added via one die, and a low-density polyethylene layer via another die and extruded at 250 ° C. to 300 ° C. on the surface of the laminate, and laminated. Is a method for producing a pressure-sensitive adhesive tape in which a pressure-sensitive adhesive layer is provided on the outside.
While moving the woven fabric with wooly processed polyester yarn, via one die, high density polyethylene layer where the pigment is arranged on the inner layer, and one other die via one die After supplying a low density polyethylene layer to which an anti-blocking agent is added and forming a laminate by extrusion laminating at 250 ° C. to 300 ° C., after winding up, invert the other one A low-density polyethylene to which a heat-welding resin is added via one die, and a low-density polyethylene layer via another die and extruded at 250 ° C. to 300 ° C. on the surface of the laminate, and laminated. This is a method for producing a pressure-sensitive adhesive tape in which a pressure-sensitive adhesive layer is provided on the outside.
In this case, the components of the laminate are supplied from the two dies. It is characterized in that a two-layer laminate can be formed.
製造方法３は以下のとおりである。
ウーリー加工したポリエステル糸による織布を移動させつつ、一つのダイを経由して、顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層を、３００℃を超えて３５０℃で
溶出する顔料を回収しつつ、押出しラミネートにより積層体を形成して巻取りを行った後、反転させて、一つのダイを経由してブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を３００℃〜３５０℃で溶出物を回収しつつ、押出しラミネートにより積層体を形成した後、巻取りを行い、積層した面の他の一方の面に、一つのダイを経由して低密度ポリエチレンに熱溶着樹脂を添加した層を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成した後巻取りを行った後、反転させて、一つのダイを経由して低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けている粘着テープの製造方法である。
この場合は、一つのダイより積層体の成分が供給し、３００℃を超えて３５０℃で、押出しラミネートするので、顔料の溶出が起こり、顔料を含む溶出物を回収しつつ積層を行うことが特徴である。
Production method 3 is as follows.
While moving the woven fabric made of wooly polyester yarn, the pigment eluting at 350 ° C above 300 ° C is recovered from the high-density polyethylene layer arranged in the inner layer via one die. On the other hand, after the laminate was formed by extrusion lamination and wound up, it was inverted and the low density polyethylene layer to which the antiblocking agent was added via one die was eluted at 300 ° C to 350 ° C. After forming the laminate by extrusion lamination, the laminate is wound, and a layer obtained by adding a heat welding resin to low-density polyethylene via one die on the other side of the laminated surface is collected. After forming a laminated body by extrusion lamination at 250 ° C. to 300 ° C., winding is performed, and then the low density polyethylene layer is turned at 250 ° C. to 300 ° C. through one die. The out laminate to form a laminate, a method of producing a pressure-sensitive adhesive tape that an adhesive layer provided on the outer side.
In this case, the components of the laminate are supplied from one die and extrusion lamination is performed at a temperature exceeding 300 ° C. and 350 ° C., so that the elution of the pigment occurs, and the lamination is performed while collecting the eluate containing the pigment. It is a feature.
製造方法４は以下のとおりである。
ウーリー加工したポリエステル糸による織布を移動させつつ、一つのダイを経由して、顔料を内側層に配置されている高密度ポリエチレン層、及び他の一つのダイを経由して
一つのダイを経由してブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を供給して、顔料を含む溶出物を回収しつつ、３００℃を超えて３５０℃で、押出しラミネートにより積層体を形成した後、巻取りを行った後、反転させて、他の一方の面に、一つのダイを経由して、熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレン、及び他の一つのダイを経由して、低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設ける粘着テープの製造方法である。
この場合は、二つのダイより積層体の成分が供給し、３００℃を超えて３５０℃で、押出しラミネートするので、顔料の溶出が起こり、顔料を含む溶出物を回収しつつ積層を行うことが特徴である（一つのダイを例示している）。
図５では背面内層に顔料を含ませて積層する場合、及び背面外層に顔料を含ませて積層する場合を示している。顔料が溶出する場合の一例を示している。
Production method 4 is as follows.
While moving the woven fabric with wooly processed polyester yarn, via one die, high density polyethylene layer where the pigment is arranged on the inner layer, and one other die via one die Then, a low density polyethylene layer to which an antiblocking agent is added is supplied, and the eluate containing the pigment is collected, and after forming a laminate by extrusion lamination at over 300 ° C. and 350 ° C., it is wound up After performing the above, the other side is turned through one die through the low-density polyethylene to which the heat welding resin is added, and the other one die through the low-density polyethylene layer through the other die. , A method for producing an adhesive tape in which a laminate is formed by extrusion lamination at 250 ° C. to 300 ° C., and an adhesive layer is provided on the outside thereof.
In this case, the components of the laminate are supplied from the two dies, and extrusion lamination is performed at over 350 ° C. and 350 ° C., so that the elution of the pigment occurs and the lamination is performed while collecting the eluate containing the pigment. Features (exemplifies one die).
FIG. 5 shows a case where the back inner layer includes a pigment and a back surface outer layer includes a pigment. An example in which the pigment is eluted is shown.
粘着剤層（６）に用いる粘着テープには、アクリル樹脂系粘着剤を用いることができる。アルキル（メタ）アクリレートを重合又は共重合して得られるポリアルキル（メタ）アクリレートを主成分とする粘着剤が挙げられ、アルキル（メタ）アクリレートと共重合可能なラジカル重合性モノマーとの共重合体を用いる粘着剤でもよい。
上記のアルキル（メタ）アクリレートとしては、炭素数が２〜１２のアルキル基を有するアルキル（メタ）アクリレートが特に好ましく、例えば、エチル（メタ）アクリレート、ｎ−ブチル（メタ）アクリレート、２−エチルヘキシル（メタ）アクリレート、イソオクチル（メタ）アクリレート、ｎ−オクチル（メタ）アクリレート、イソノニル（メタ）アクリレート、ラウリル（メタ）アクリレート等が挙げられる。上記アルキル（メタ）アクリレートは単独で使用されてもよいし、二種以上が併用されてもよい。尚、本発明で言う（メタ）アクリレートとはアクリレート又はメタクリレートを意味する。
上記共重合可能なラジカル重合性モノマーとしては、例えば、（メタ）アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等のカルボキシル基含有モノマー及びその無水物、（メタ）アクリロニトリル、Ｎ−ビニルピロリドン、Ｎ−ビニルカプロラクタム、アクリロイルモルホリン、（メタ）アクリルアミド、ジメチルアミノエチル（メタ）アクリレート、ジエチルアミノエチル（メタ）アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、Ｎ−ビニルアセトアミド等の窒素含有モノマー、２−ヒドロキシエチル（メタ）アクリレート、２−ヒドロキシプロピル（メタ）アクリレート、４−ヒドロキシブチル（メタ）アクリレート、カプロラクトン変性（メタ）アクリレート等の水酸基含有モノマー等が挙げられる。
アクリル樹脂系粘着剤に用いるポリマーの凝集力を高めるために架橋をしてもよい。この架橋に際して用いられる架橋剤としては特に限定されず、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、アジリジン系架橋剤、メラミン系架橋剤等が挙げられる。
アクリル樹脂系粘着剤のＪＩＳ Ｚ ０２３７に準拠して測定される１８０度引きはがし粘着力は、２Ｎ／２５ｍｍ未満になると、粘着テープとしてのダンボール梱包性が著しく低下し、８Ｎ／２５ｍｍを超えると展開力が高くなり、作業性が悪化するので、２〜８Ｎ／２５ｍｍが好ましい。
An acrylic resin-based pressure-sensitive adhesive can be used for the pressure-sensitive adhesive tape used for the pressure-sensitive adhesive layer (6). A pressure-sensitive adhesive mainly comprising polyalkyl (meth) acrylate obtained by polymerizing or copolymerizing alkyl (meth) acrylate, and a copolymer of a radical polymerizable monomer copolymerizable with alkyl (meth) acrylate It may be a pressure sensitive adhesive.
As said alkyl (meth) acrylate, the alkyl (meth) acrylate which has a C2-C12 alkyl group is especially preferable, for example, ethyl (meth) acrylate, n-butyl (meth) acrylate, 2-ethylhexyl ( Examples include meth) acrylate, isooctyl (meth) acrylate, n-octyl (meth) acrylate, isononyl (meth) acrylate, lauryl (meth) acrylate, and the like. The said alkyl (meth) acrylate may be used independently and 2 or more types may be used together. The (meth) acrylate referred to in the present invention means acrylate or methacrylate.
Examples of the copolymerizable radical polymerizable monomer include, for example, carboxyl group-containing monomers such as (meth) acrylic acid, maleic acid, fumaric acid, and itaconic acid, and anhydrides thereof, (meth) acrylonitrile, N-vinylpyrrolidone, N -Nitrogen-containing monomers such as vinylcaprolactam, acryloylmorpholine, (meth) acrylamide, dimethylaminoethyl (meth) acrylate, diethylaminoethyl (meth) acrylate, dimethylaminopropylacrylamide, N-vinylacetamide, 2-hydroxyethyl (meth) acrylate , Hydroxyl group-containing monomers such as 2-hydroxypropyl (meth) acrylate, 4-hydroxybutyl (meth) acrylate and caprolactone-modified (meth) acrylate.
You may bridge | crosslink in order to raise the cohesion force of the polymer used for an acrylic resin adhesive. The crosslinking agent used for the crosslinking is not particularly limited, and examples thereof include an isocyanate crosslinking agent, an epoxy crosslinking agent, an aziridine crosslinking agent, and a melamine crosslinking agent.
When the 180 degree peel adhesive strength measured in accordance with JIS Z 0237 of acrylic resin adhesive is less than 2N / 25mm, the cardboard packaging property as an adhesive tape is remarkably deteriorated, and when it exceeds 8N / 25mm. Since force becomes high and workability | operativity deteriorates, 2-8 N / 25mm is preferable.
以下に実施例により説明する。
（実施例１）
Examples will be described below.
Example 1
表１及び２に記載するように、ウーリー加工糸によるポリエステル織布を挟んで、一方に低密度ポリエチレン層には顔料を添加せず、及び低密度ポリエチレン層（３）には顔料を添加し、炭酸カルシウムを添加した層とする。
他の一方に低密度ポリエチレンのみの層（４）及び低密度ポリエチレン層（５）を、低温ラミネート形成法により積層体として形成した。
結果は表２に示すように、ブロッキングが観察され、及びラミネート剥がれみられ、顔料の溶出汚れがあり、樹脂抜け汚れが見られた。
好ましくない例である。
以下、実施例２から５について表１及び表２にしたがって行った。実施例４及び５では本発明の糊面に内側に熱溶着樹脂であるＥＶＡ及びＥＥＡを含む低密度ポリエチレンの層を用いた場合である。結果は表２に示すとおり良好な結果を得ている。
As described in Tables 1 and 2, sandwiching a polyester woven fabric with wooly processed yarn, no pigment is added to the low density polyethylene layer on one side, and a pigment is added to the low density polyethylene layer (3), A layer added with calcium carbonate is used.
On the other side, a low-density polyethylene-only layer (4) and a low-density polyethylene layer (5) were formed as a laminate by a low-temperature laminate forming method.
As a result, as shown in Table 2, blocking was observed, and the laminate was peeled off.
This is an undesirable example.
Hereinafter, Examples 2 to 5 were performed according to Tables 1 and 2. In Examples 4 and 5, a low density polyethylene layer containing EVA and EEA, which are heat welding resins, is used on the inner side of the glue surface of the present invention. The results are good as shown in Table 2.
手切れ性の特徴を示す。
条件及び結果を表３にしめした。
同様に７から１３の実験例を確認した。
実施例６、７、９、１０，１１が用いることができる内容を示している。
実施例６、７及び９は良好な結果を示している。
The characteristics of hand cutting are shown.
The conditions and results are shown in Table 3.
Similarly, experimental examples 7 to 13 were confirmed.
The contents which can be used in Examples 6, 7, 9, 10, and 11 are shown.
Examples 6, 7 and 9 show good results.
ウーリー加工のポリエステル糸を利用した積層体について剥離防止を行うための具体的な方法を提案する。 A specific method for preventing peeling of a laminate using wooly polyester yarn is proposed.
１ ウーリー加工したポリエステル糸による織布
２ 高密度ポリエチレン層
３ 低密度ポリエチレン層
４ 低密度ポリエチレンに熱溶融樹脂（エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−エチルアクリレート共重合体）を添加した層
５ 低密度ポリエチレン層
６ 粘着剤層
４１ ウーリー加工したポリエステル糸による織布
４２ 低密度ポリエチレンに熱溶融樹脂（エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−エチルアクリレート共重合体）
４３ 低密度ポリエチレンに熱溶融樹脂（エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−エチルアクリレート共重合体）を供給するダイ
４４ プレスロール
４５ 冷却ロール
４６ 積層体
５１ ウーリー加工したポリエステル糸による織布
５２ 高密度ポリエチレン（内層）に顔料を添加した層（２５０℃から３００℃での処理）
５３ 低密度ポリエチレン層（外層）に顔料を添加した層（３００℃を超えて３５０℃）
５４ プレスロール
５５ 冷却ロール
５６ ダイ（他の一方は図示せず）
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Woven textile fabric made from polyester thread 2 High density polyethylene layer 3 Low density polyethylene layer 4 Low density polyethylene layer with heat melt resin (ethylene-vinyl acetate copolymer or ethylene-ethyl acrylate copolymer) 5 Low Density polyethylene layer 6 Adhesive layer 41 Woven fabric made of woolen-processed polyester yarn 42 Low-melting polyethylene and hot-melt resin (ethylene-vinyl acetate copolymer or ethylene-ethyl acrylate copolymer)
43 Die for supplying hot-melt resin (ethylene-vinyl acetate copolymer or ethylene-ethyl acrylate copolymer) to low density polyethylene 44 Press roll 45 Cooling roll 46 Laminate 51 Woven fabric made of polyester yarn 52 High density Layer with pigment added to polyethylene (inner layer) (treatment at 250 ° C to 300 ° C)
53 Low density polyethylene layer (outer layer) with pigment added (over 300 ° C to 350 ° C)
54 Press roll 55 Cooling roll 56 Die (other one not shown)
Claims (8)
一つのダイを経由してブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を供給して、２５０℃〜３００℃で、押出しラミネートにより積層体を形成した後、巻取りを行った後、反転させて、他の一方の面に、一つのダイを経由して、熱溶着樹脂を添加した低密度ポリエチレン、及び他の一つのダイを経由して、低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けたことを特徴とする請求項請求項１又は２記載の粘着テープの製造方法。 While moving the woven fabric with wooly processed polyester yarn, via one die, high density polyethylene layer where the pigment is arranged on the inner layer, and one other die via one die After supplying a low density polyethylene layer to which an anti-blocking agent is added and forming a laminate by extrusion laminating at 250 ° C. to 300 ° C., after winding up, invert the other one A low-density polyethylene to which a heat-welding resin is added via one die, and a low-density polyethylene layer via another die and extruded at 250 ° C. to 300 ° C. on the surface of the laminate, and laminated. The method for producing a pressure-sensitive adhesive tape according to claim 1, wherein a pressure-sensitive adhesive layer is provided on the outside.
溶出する顔料を回収しつつ、押出しラミネートにより積層体を形成して巻取りを行った後、反転させて、一つのダイを経由してブロッキング防止剤を添加している低密度ポリエチレン層を３００℃〜３５０℃で溶出物を回収しつつ、押出しラミネートにより積層体を形成した後、巻取りを行い、積層した面の他の一方の面に、一つのダイを経由して低密度ポリエチレンに熱溶着樹脂を添加した層を２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成した後巻取りを行った後、反転させて、一つのダイを経由して低密度ポリエチレン層を、２５０℃〜３００℃で押出しラミネートにより積層体を形成し、その外側に粘着剤層を設けていることを特徴とする請求項１又は２記載の粘着テープの製造方法。 While moving the woven fabric made of wooly polyester yarn, the pigment eluting at 350 ° C above 300 ° C is recovered from the high-density polyethylene layer arranged in the inner layer via one die. On the other hand, after the laminate was formed by extrusion lamination and wound up, it was inverted and the low density polyethylene layer to which the antiblocking agent was added via one die was eluted at 300 ° C to 350 ° C. After forming the laminate by extrusion lamination, the laminate is wound, and a layer obtained by adding a heat welding resin to low-density polyethylene via one die on the other side of the laminated surface is collected. After forming a laminated body by extrusion lamination at 250 ° C. to 300 ° C., winding is performed, and then the low density polyethylene layer is turned at 250 ° C. to 300 ° C. through one die. Out laminate by forming a laminate, method of producing a pressure-sensitive adhesive tape according to claim 1 or 2, characterized in that it is provided a pressure-sensitive adhesive layer on the outside.
The woven fabric made of woolly-processed polyester yarn is a multifilament made of woolly-processed polyester and has a fineness of 75d to 300d, a number of filaments of 6 to 144f, a weaving number of 10 to 30 yarns / inch, and a fineness of 10 to 10 The method for producing a pressure-sensitive adhesive tape according to any one of claims 4 to 7, wherein the pressure-sensitive adhesive tape is formed of warp having 75d, a number of constituent filaments of 6 to 144f, and a driving number of 50 to 150 / inch.
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