JP2012095128A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信時に消費電力を削減することができる携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】携帯電話装置1は、基地局等から受信する受信データと、基地局等に送信する送信データとを記憶する記憶部50と、受信スロットにおいて通信部30により基地局等から所定周期で受信される受信データを受信用レジスタ62に記憶させ、送信スロットにおいて通信部30を介して送信用レジスタ61に記憶されている送信データを基地局等に所定周期で送信するデータ処理部63を有する第1制御部60と、処理が遅延しない第1モードよりも消費する電力が少なく、処理に対して所定周期の半分以下の遅延時間が発生する第2モードを有し、記憶部50に記憶されている送信データを送信用レジスタ61に記憶させる処理を第2モードで実行する送信処理部72を有する第2制御部70と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、時分割多重方式により通信を行う携帯端末装置に関する。
従来、携帯端末装置において、CPUの稼働率を低減し、携帯端末装置の消費電力を削減することが提案されている。
例えば、特許文献1では、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割多重接続)を用いた携帯端末装置において、待受時に受信し、情報本体を含む間欠受信信号について、信号構成情報に基づいて、情報本体に情報が存在するか否かを判定し、情報本体に情報が存在する場合にのみCPUを起動させることにより、携帯端末装置の消費電力を削減する方法が提案されている。
特開2005−159946号公報
しかしながら、特許文献1では、待受時において携帯端末装置の消費電力を削減する方法が示されているに過ぎず、通話や電子メールの送受信やWebサーバ閲覧等を行っている状態である非待受時において携帯端末装置の消費電力を削減する方法について、示されていない。
また、CPUは、処理の遅延を防止するために、処理が即時実行可能な状態とされることが多い。しかしながら、CPUが処理を即時実行可能な状態である場合、CPUは、処理の発生状況について監視する必要があるので、処理を行っていなくとも電力を消費してしまう。よって、特許文献1に示されるように、通信時に情報本体に情報が存在するか否かを判定し、情報本体に情報が存在する場合にのみCPUを起動させるようにしても、特許文献1に示される方法では、消費電力を効率的に削減することができない。
本発明は、通信時に消費電力を削減することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、時分割多重方式により通信を行う携帯端末装置であって、アンテナを介して外部機器とデータを送受信する通信部と、前記外部機器に送信する送信データを記憶する記憶部と、送信データを一時的に記憶するレジスタと、前記通信部を介して前記レジスタに記憶されている送信データを1つの送信タイムスロットによって前記外部機器に所定周期で送信するデータ処理部と、処理が遅延しない第1モードよりも消費する電力が少なく、処理に対して前記所定周期の半分以下の遅延時間が発生する第2モードを有し、前記記憶部に記憶されている前記送信データを前記レジスタに記憶させる処理である送信側処理を前記第2モードで実行する送信処理部と、を備える。
また、上記携帯端末装置は、通信と並行して実行可能なアプリケーションを制御するアプリケーション処理部を更に備え、前記送信処理部は、前記アプリケーションが動作していない場合には、前記通信部により前記レジスタに記憶されている前記送信データが送信されたことに応じて、前記送信側処理を前記第2モードで実行することが好ましい。
また、上記携帯端末装置は、通信と並行して実行可能なアプリケーションを制御するアプリケーション処理部を更に備え、前記記憶部は、前記外部機器から受信する受信データを記憶し、前記送信処理部は、前記アプリケーションが動作していない場合には、前記データ処理部より前記レジスタに前記受信データが記憶されたことに応じて、前記送信側処理を前記第2モードで実行することが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記送信処理部は、前記アプリケーションが動作していない場合に、前記通信部により次回に送信される送信データが有意なデータであるときには、前記通信部により前記レジスタに記憶されている前記送信データが送信されたことに応じて、前記送信側処理を前記第2モードで実行することが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記送信処理部は、前記通信部により送信された送信データと、前記通信部により次回に送信される送信データとがアイドルデータである場合に、前記送信側処理を実行しないことが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記送信処理部は、前記アプリケーションが動作している場合に、前記送信側処理を前記第1モードで実行することが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記記憶部は、前記外部機器から受信する受信データを記憶し、前記レジスタに記憶されている前記受信データを前記記憶部に記憶させ、前記通信部により次回受信される受信データを受信するための準備を行う処理である受信側処理を前記第2モードで実行する受信処理部を更に備え、前記データ処理部は、1つの受信タイムスロットにおいて前記通信部により前記外部機器から所定周期で受信される前記受信データを前記レジスタに記憶させ、前記受信処理部は、前記データ処理部により前記レジスタに前記受信データが記憶されたことに応じて、前記受信側処理を前記第2モードで実行することが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記レジスタは、前記送信データを記憶する送信用レジスタと、前記受信データを記憶し、前記送信用レジスタと並列して読み書きが可能な受信用レジスタとから構成され、前記データ処理部は、前記受信データを前記受信用レジスタに記憶し、前記送信データを前記送信用レジスタに記憶することが好ましい。
本発明によれば、通信時に消費電力を削減することができる。
本実施形態に係る携帯端末装置としての携帯電話装置の外観斜視図である。 本実施形態に係る携帯電話装置の機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態の携帯電話装置と基地局との間におけるTDMA−TDD方式の通信を示す模式図である。 本実施形態に係る携帯電話装置において、第2モードで送信側処理及び受信側処理を実行する場合の例(その1)を示す模式図である。 本実施形態に係る携帯電話装置において、第2モードで送信側処理及び受信側処理を実行する場合の例(その2)を示す模式図である。 本実施形態に係る携帯電話装置において、第2モードで送信側処理及び受信側処理を実行する場合の例(その3)を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施形態では、携帯端末装置の一例として、携帯電話装置について説明する。なお、本発明の携帯通信端末は、これに限られず、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)の他、通信機能を備えたナビゲーション装置やパーソナルコンピュータ、更に、これらに接続される通信モジュール等、様々な携帯通信端末に適用可能である。
図1は、本実施形態に係る携帯電話装置1の外観斜視図である。本実施形態に係る携帯電話装置1は、時分割多重接続(TDMA:Time Division Multiple Access)方式及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)方式を多元接続技術として用いて基地局等の外部機器と通信を行うものである。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話装置の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話装置の形態としては、特にこれに限られない。例えば、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ)でもよい。
携帯電話装置1は、操作部側筐体部2と、表示部側筐体部3とを備えて構成される。
操作部側筐体部2は、表面部10に、操作部11と、携帯電話装置1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12とを備えて構成される。操作部11は、各種設定や電話機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15とから構成されている。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22とを備えて構成されている。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話装置1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを折り畳んだ状態(折畳み状態)にしたりできる。
図2は、本実施形態に係る携帯電話装置1の機能を示す機能ブロック図である。
携帯電話装置1は、図2に示すように、操作部11と、マイク12と、通信部30と、LCD制御部41と、音声処理部42と、記憶部50と、第1制御部60と、第2制御部70とを操作部側筐体部2に備える。また、携帯電話装置1は、LCD表示部21と、スピーカ22と、LCDドライバ23とを表示部側筐体部3に備える。
通信部30は、基地局(図示省略)等の外部機器と信号の送受信を行う。この通信部30は、アンテナとしてのメインアンテナ31と、RF回路部32とを備える。
メインアンテナ31は、基地局等の外部機器と、所定の変調方式で変調された高周波信号の送受信を行う。
RF回路部32は、メインアンテナ31により送受信される高周波信号を処理する。具体的には、RF回路部32は、メインアンテナ31によって受信した信号を所定の復調方式で復調し、処理後の信号を第1制御部60に供給する。また、RF回路部32は、第1制御部60から供給された信号を所定の変調方式で変調し、メインアンテナ31を介して基地局等の外部機器に送信する。
本実施形態において、通信部30は、TDMA−TDD方式により基地局等と通信を行う。図3は、本実施形態の携帯電話装置1と基地局Aとの間におけるTDMA−TDD方式の通信を示す模式図である。
図3に示すように、携帯電話装置1と基地局Aとの通信において、1周波数帯域に対する多重化数(チャネル)は4つである。また、1スロットのスロット長は、0.625msecである。ここで、1スロットとは、1周波数帯域の時分割による最小単位である。各スロットに対応する「C1」、「C2」、「C3」及び「C4」は、各スロットに割り当てられたチャネルである。また、図3に示されるチャネルC2のスロットに示されているT1、T2、・・・TNは、後述の送信用レジスタ61に記憶されている送信データであり、R1、R2、・・・RNは、後述の受信用レジスタ62に記憶されている受信データである。
また、1フレームは、8つのスロットから構成され、1フレームのフレーム長は、5msecである。1フレームの前半部分の4スロットは、送信タイムスロット(以下、送信タイムスロットを送信スロットという)として使用され、所定周期(2.5msec)での携帯電話装置1から基地局Aへの通信に使用される。また、1フレームの後半部分の4スロットは、受信タイムスロット(以下、受信タイムスロットを受信スロットという)として使用され、所定周期(2.5msec)での基地局Aから携帯電話装置1への通信に使用される。また、1マルチフレームは、20のフレームから構成され、1マルチフレームのマルチフレーム長は、100msecである。なお、携帯電話装置1及び基地局Aは、通信においてフレーム単位で同期を行う。
図2に再び話を戻す。LCD制御部41は、第2制御部70の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをLCDドライバ23に出力する。LCDドライバ23は、フレームメモリを備えており、LCD制御部41から供給された画像データをフレームメモリに蓄える。そして、LCDドライバ23は、フレームメモリに蓄えられた画像データを所定のタイミングでLCD表示部21又はサブLCD表示部(図示省略)に出力する。
音声処理部42は、第2制御部70の制御にしたがって、第1制御部60から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部42から供給された信号を外部に出力する。
記憶部50は、例えば、ワーキングメモリを含み、第2制御部70による演算処理に利用される。また、記憶部50は、基地局Aに送信する送信データと、基地局Aから受信した受信データとを記憶するとともに、本実施形態に係るアプリケーションや各種プログラム等を記憶する。なお、記憶部50は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
第1制御部60は、中央演算装置(CPU)等により構成されており、送信データを一時的に記憶する送信用レジスタ61と、受信データを一時的に記憶する受信用レジスタ62とを備える。送信用レジスタ61と受信用レジスタ62とは、並列して読み書きが可能である。
また、第1制御部60は、データ処理部63を備えており、主に通話等の通信に係る信号の処理を行う。すなわち、データ処理部63は、送信用レジスタ61に記憶されている送信データを、通信部30を介して基地局等の外部装置に送信する。また、第1制御部60は、通信部30により受信した信号を、受信用レジスタ62に記憶させる。本実施形態に係るデータ処理部63の詳細な処理については後述する。
第2制御部70は、第1制御部60に比べて動作周波数が高いCPU等により構成されており、アプリケーション等の制御等を行い、携帯電話装置1の全体を制御する。また、第2制御部70は、処理が遅延しない第1モードと、第1モードに比べて消費する電力が少なく、処理に対して所定周期の半分以下(2.5sec以下)の遅延時間が発生する第2モードとを有する。
また、第2制御部70は、アプリケーション処理部71と、送信処理部72と、受信処理部73とを有する。アプリケーション処理部71は、記憶部50に記憶されている基地局との通信と並行して実行可能なアプリケーション(以下、基地局との通信と並行して実行可能なアプリケーションを単にアプリケーションという)を制御する。送信処理部72は、記憶部50に記憶されている送信データを送信用レジスタ61に記憶させる処理である送信側処理を行う。受信処理部73は、通信部30により次回受信される受信データを受信するための準備を行う処理である受信側処理を行う。
本実施形態に係る第2制御部70の詳細な処理については後述する。
本実施形態に係る携帯電話装置1において、第1制御部60及び第2制御部70は、非待受時に対応する通信状態(非待受状態)において消費電力を削減するため機能を有する。以下に、第1制御部60及び第2制御部70の詳細について説明する。
まず、非待受状態について説明する。携帯電話装置1の通信状態には、待受状態と、非待受状態とがある。
待受状態は、通信部30が、通話やメール等のデータの通信を基地局等と行わずに、所定周期よりも長い間隔(例えば、1.2sec)で基地局等から間欠信号を受信している通信状態である。
また、非待受状態は、通信部30が待受処理に係る通信と異なる通信を基地局等と行っている通信状態である。すなわち、非待受状態は、携帯電話装置1が、通信部30により、基地局等と、通話やメール等のユーザに直接関係するデータを、受信スロット及び送信スロットにおいて所定周期で送受信している通信状態である。
第1制御部60のデータ処理部63は、1つの受信スロットにおいて通信部30より基地局Aから所定周期で受信される受信データを受信用レジスタ62に記憶させる。また、第1制御部60のデータ処理部63は、通信部30を介して、送信用レジスタ61に記憶されている送信データを、1つの送信スロットによって基地局Aに所定周期で送信する。
一方、第2制御部70は、送信処理部72による送信側処理を第2モードで実行する。
具体的には、第2制御部70の送信処理部72は、アプリケーションが動作していない場合には、通信部30により、送信用レジスタ61に記憶されている送信データが送信されたことに応じて、送信側処理を第2モードで実行する。
また、第2制御部70の受信処理部73は、アプリケーションが動作していない場合には、第1制御部60のデータ処理部63により、受信用レジスタ62に受信データが記憶されたことに応じて、受信側処理を第2モードで実行する。
また、第2制御部70の送信処理部72は、アプリケーションが動作している場合には、通信部30により送信用レジスタ61に記憶されている送信データが送信されたことに応じて、送信側処理を第1モードで実行する。
また、第2制御部70の受信処理部73は、アプリケーションが動作している場合には、第1制御部60のデータ処理部63により、受信用レジスタ62に受信データが記憶されたことに応じて、受信側処理を第1モードで実行する。
なお、アプリケーションが動作していない場合とは、基地局との通信と並行して実行可能なアプリケーションが動作していない場合をいう。すなわち、アプリケーションが動作していない場合とは、携帯電話装置1が、通話やメール送受信のみ行っている場合、すなわち、送信用レジスタ61及び受信用レジスタ62を使用したデータの送受信を行わないアプリケーションが動作していない場合をいう。
また、アプリケーションが動作している場合とは、基地局との通信と並行して実行可能なアプリケーションが動作している場合をいう。すなわち、アプリケーションが動作している場合とは、上述の送信用レジスタ61及び受信用レジスタ62を使用したデータの送受信を行わないアプリケーションが動作している場合(例えば、通話時間のカウント表示やキャッチホンやLCD表示部21の表示に係るアプリケーションが動作している場合)をいう。
図4を参照して、通信部30により送信用レジスタ61に記憶されている送信データが送信されたことに応じて、第2モードで送信側処理が実行される場合について説明する。図4は、本実施形態に係る携帯電話装置1において、第2モードで送信側処理及び受信側処理を実行する場合の一例を示す模式図である。なお、図4に示される処理では、アプリケーションが動作していないものとする。また、図4に示される処理では、チャネルC2を用いて通信が行われるものとする。
図4において、時刻tにおいて、送信用レジスタ61に記憶されている送信データT1が第1制御部60のデータ処理部63により通信部30を介して基地局Aに送信されると、第2制御部70の送信処理部72は、第2モードで送信側処理PT1を実行する。第2モードでは、処理に対して所定周期(5msec)の半分以下の遅延時間が発生するので、送信側処理PT1は、時刻tから2.5msec経過していない時刻tにおいて開始される。
続いて、時刻tにおいて、第1制御部60のデータ処理部63により、受信用レジスタ62に受信データR1が記憶されると、第2制御部70の受信処理部73は、第2モードで受信側処理PR1を実行する。第2モードでは、処理に対して所定周期(5msec)の半分以下の遅延時間が発生するので、受信側処理PR1は、時刻tから2.5msec経過していない時刻tにおいて開始される。
同様に、送信側処理PT2は、時刻tにおいて第2モードで実行されたことに応じて、時刻tにおいて開始され、受信側処理PR2は、時刻tにおいて第2モードで実行されたことに応じて、時刻tにおいて開始される。
このように、携帯電話装置1は、送信側処理を第2モードで実行する。第2モードでは、処理に対して所定周期(5msec)の半分以下の遅延時間が発生するものの、次に送信用レジスタ61から送信用データが送信される前に、送信用レジスタ61に送信用データが記憶される。また、第2モードでは、次に受信したデータが受信用レジスタ62に記憶される前に、受信データの準備処理が行われる。また、第2モードは、第1モードに比べて消費電力が小さいので、携帯電話装置1は、非待受時に対応する通信状態において、送信用データを遅延することなく送信しつつ、消費電力を削減することができる。
また、第2制御部70の送信処理部72は、アプリケーションが動作していない場合には、第1制御部60のデータ処理部63により、受信用レジスタ62に受信データが記憶されたことに応じて、送信側処理を第2モードで実行することが好ましい。
図5を参照して、受信用レジスタ62に受信データが記憶されたことに応じて、送信側処理を第2モードで実行する場合について説明する。図5は、本実施形態に係る携帯電話装置1において、第2モードで送信側処理及び受信側処理を実行する場合の別例を示す模式図である。なお、図5に示される処理では、アプリケーションが動作していないものとする。また、図5に示される処理では、チャネルC2を用いて通信が行われるものとする。
図5において、時刻t11において、送信用レジスタ61に記憶されている送信データT1が、第1制御部60のデータ処理部63により通信部30を介して基地局Aに送信されるが、第2制御部70は、送信側処理を実行しない。
続いて、時刻t12において、第1制御部60のデータ処理部63により受信用レジスタ62に受信データR1が記憶されたことに応じて、第2制御部70の送信処理部72は、第2モードで送信側処理PT11を実行する。また、第1制御部60のデータ処理部63により受信用レジスタ62に受信データR1が記憶されたことに応じて、第2制御部70の受信処理部73は、第2モードで受信側処理PR11を実行する。すると、時刻t12から所定周期の半分以下の遅延時間の経過した時刻t13において、送信側処理PT11が開始される。続いて、時刻t14において、送信側処理PT11が終了したことに応じて、受信側処理RT11が開始される。
同様に、送信側処理PT12は、時刻t16において第2モードで実行され、遅延時間の経過後の時刻t17において開始される。また、受信側処理PR12は、時刻t16において第2モードで実行され、時刻t18において、送信側処理PT12が終了したことに応じて開始される。
このように、携帯電話装置1は、アプリケーションが動作していない場合、受信用レジスタ62に受信データが記憶されたことに応じて、送信側処理及び受信側処理を第2モードで実行する。よって、第2制御部70を構成するCPUが駆動を開始する回数と、駆動を終了する回数とが減少する。したがって、携帯電話装置1は、CPUの立ち上がりと立ち下がりの回数を減少することができるので、消費電力を削減することができる。
また、第2制御部70の送信処理部72は、アプリケーションが動作していない場合に、通信部30により次回に送信される送信データが有意なデータであるときには、通信部30により送信用レジスタ61に記憶されている送信データが送信されたことに応じて、送信側処理を第2モードで実行することが好ましい。
図6を参照して、送信側処理が行われるタイミングを、送信された送信データの種類と、次回に送信される送信データの種類に基づいて切り換える場合について説明する。図6は、本実施形態に係る携帯電話装置1において、第2モードで送信側処理及び受信側処理を実行する場合の別例を示す模式図である。なお、図6に示される処理では、アプリケーションが動作していないものとする。また、図6に示される処理では、チャネルC2を用いて通信が行われるものとする。
図6において、時刻t21において、送信用レジスタ61に記憶されている送信データT1が、第1制御部60のデータ処理部63により通信部30を介して基地局Aに送信されるが、第2制御部70は、送信側処理を実行しない。
続いて、時刻t22において、第1制御部60のデータ処理部63により受信用レジスタ62に受信データR1が記憶されたことに応じて、第2制御部70の送信処理部72は、第2モードで送信側処理PT21を実行する。また、第1制御部60のデータ処理部63により受信用レジスタ62に受信データR1が記憶されたことに応じて、第2制御部70の受信処理部73は、第2モードで受信側処理PR21を実行する。すると、時刻t22から所定周期の半分以下の遅延時間の経過した時刻t23において、送信側処理PT21が開始される。続いて、時刻t24において、送信側処理PT11が終了したことに応じて、受信側処理RT11が開始される。
続いて、時刻t25において、通信部30により送信用レジスタ61に記憶されている送信データが送信されたことに応じて、第2制御部70は、通信部30により送信された送信データT2の種類と、通信部30により次回に送信される送信データT3の種類とが異なるか否かを判定する。具体的には、送信データT2がアイドルデータで、送信データT3が有意なデータであるとする。ここでは、送信データT2の種類と送信データT3の種類とが異なるものする。第2制御部70は、送信データT2の種類と送信データT3の種類とが異なるものと判定し、時刻t25において、第2モードで送信側処理PT22を実行する。すると、時刻t25から所定周期の半分以下の遅延時間の経過した時刻t26において、送信側処理PT22が開始される。
続いて、時刻t27において、第1制御部60のデータ処理部63により受信用レジスタ62に受信データR2が記憶されたことに応じて、第2制御部70の受信処理部73は、第2モードで受信側処理PR22を実行する。すると、時刻t27から所定周期の半分以下の遅延時間の経過した時刻t28において、受信側処理PR22が開始される。
続いて、時刻t29において、通信部30により送信用レジスタ61に記憶されている送信データが送信されたことに応じて、第2制御部70は、通信部30により送信された送信データT3の種類と、通信部30により次回に送信される送信データT4の種類とが異なるか否かを判定する。ここでは、送信データT3の種類と送信データT4の種類とが異なるものする。第2制御部70は、送信データT3の種類と送信データT4の種類とが異なるものと判定し、時刻t29において、第2モードで送信側処理PT23を実行する。その後、時刻t29から所定周期の半分以下の遅延時間の経過した時刻t30において、送信側処理PT23が開始される。
このように、携帯電話装置1は、アプリケーションが動作していない場合、通信部30により次回に送信される送信データが有意なデータであるときには、送信用レジスタ61に記憶されている送信データが送信されたことに応じて、送信側処理を第2モードで実行する。この場合、送信側処理と、送信データの送信のタイミングが異なるので、携帯電話装置1は、送信側処理及び送信データの送信の処理が競合することがなく、送信データを確実に送信することができる。
また、第2制御部70の送信処理部72は、アプリケーションが動作していない場合に、通信部30により送信された送信データと、通信部30により次回に送信される送信データとがアイドルデータである場合に、送信側処理を実行しないことが好ましい。
アイドルデータの場合、通信部30により送信された送信データと、通信部30により次回に送信される送信データの内容は変化しない。よって、携帯電話装置1は、送信側処理を実行しない場合でも、アイドルデータを確実に送信しつつ、第2制御部70における処理の実行を省略して、消費電力を更に削減することができる。
以上、本実施形態によれば、携帯電話装置1は、送信側処理を第2モードで実行する。第2モードでは、処理に対して所定周期の半分以下の遅延時間が発生するものの、次に送信用レジスタ61から送信用データが送信される前に、送信用レジスタ61に送信用データが記憶される。また、第2モードは、第1モードに比べて消費電力が小さいので、携帯電話装置1は、非待受時に対応する通信状態において、送信用データを遅延することなく送信しつつ、消費電力を削減することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。また、前述の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、前述のものに限定されない。
1 携帯電話装置
30 通信部
31 メインアンテナ
50 記憶部
60 第1制御部
61 送信用レジスタ
62 受信用レジスタ
63 データ処理部
70 第2制御部
72 送信処理部
73 受信処理部

Claims (8)

  1. 時分割多重方式により通信を行う携帯端末装置であって、
    アンテナを介して外部機器とデータを送受信する通信部と、
    前記外部機器に送信する送信データを記憶する記憶部と、
    送信データを一時的に記憶するレジスタと、
    前記通信部を介して前記レジスタに記憶されている送信データを1つの送信タイムスロットによって前記外部機器に所定周期で送信するデータ処理部と、
    処理が遅延しない第1モードよりも消費する電力が少なく、処理に対して前記所定周期の半分以下の遅延時間が発生する第2モードを有し、前記記憶部に記憶されている前記送信データを前記レジスタに記憶させる処理である送信側処理を前記第2モードで実行する送信処理部と、を備える携帯端末装置。
  2. 通信と並行して実行可能なアプリケーションを制御するアプリケーション処理部を更に備え、
    前記送信処理部は、前記アプリケーションが動作していない場合には、前記通信部により前記レジスタに記憶されている前記送信データが送信されたことに応じて、前記送信側処理を前記第2モードで実行する請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 通信と並行して実行可能なアプリケーションを制御するアプリケーション処理部を更に備え、
    前記記憶部は、前記外部機器から受信する受信データを記憶し、
    前記送信処理部は、前記アプリケーションが動作していない場合には、前記データ処理部より前記レジスタに前記受信データが記憶されたことに応じて、前記送信側処理を前記第2モードで実行する請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記送信処理部は、前記アプリケーションが動作していない場合に、前記通信部により次回に送信される送信データが有意なデータであるときには、前記通信部により前記レジスタに記憶されている前記送信データが送信されたことに応じて、前記送信側処理を前記第2モードで実行する請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 前記送信処理部は、前記通信部により送信された送信データと、前記通信部により次回に送信される送信データとがアイドルデータである場合に、前記送信側処理を実行しない請求項2から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 前記送信処理部は、前記アプリケーションが動作している場合に、前記送信側処理を前記第1モードで実行する請求項2から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  7. 前記記憶部は、前記外部機器から受信する受信データを記憶し、
    前記レジスタに記憶されている前記受信データを前記記憶部に記憶させ、前記通信部により次回受信される受信データを受信するための準備を行う処理である受信側処理を前記第2モードで実行する受信処理部を更に備え、
    前記データ処理部は、1つの受信タイムスロットにおいて前記通信部により前記外部機器から所定周期で受信される前記受信データを前記レジスタに記憶させ、
    前記受信処理部は、前記データ処理部により前記レジスタに前記受信データが記憶されたことに応じて、前記受信側処理を前記第2モードで実行する請求項2から6のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  8. 前記レジスタは、前記送信データを記憶する送信用レジスタと、前記受信データを記憶し、前記送信用レジスタと並列して読み書きが可能な受信用レジスタとから構成され、
    前記データ処理部は、前記受信データを前記受信用レジスタに記憶し、前記送信データを前記送信用レジスタに記憶する請求項7に記載の携帯端末装置。

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