JP2012092994A - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コア部の低温気体流路入口側表面に氷結水分が付着することにより熱交換効率が低下する不具合の発生を、簡単な構成でより効果的に抑制する。
【解決手段】高温気体を流通させる高温気体流路4と、低温気体を流通させる低温気体流路5と、高温気体と低温気体との熱交換を行わせるための第1のコア部6a、及び前記高温気体流路4の前記第1のコア部6aよりも上流側に設けられ、前記高温気体流路4内を流通する高温気体を通過させるための主通路及び前記主通路内の高温気体よりさらに高温である温度調整用高温気体を通過させるための補助通路を有し、主通路内の気体と補助通路内の気体との熱交換を行わせるための第2のコア部6bを有する熱交換器たるコンデンサ6と、前記高温気体流路4から分岐して設けてなり、前記第2のコア部6bの補助通路に連通する高温バイパス流路7とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、低温気体流路内を流通する気体と高温気体流路内を流通する気体との間で熱交換を行わせる構成を有する空調システムに関する。
従来より用いられている空調システムの構成の一例として、低温気体流路内を流通する気体と高温気体流路内を流通する気体との間で熱交換を行わせる構成を有するものが広く知られている。このような空調システムとして、例えば、航空機用に用いられ、図3に概略を示すように、図示しないエンジンからの抽気の供給を受けて圧縮手段bにより圧縮された抽気を流通させる高温気体流路たる高温空気流路cと、膨張手段d内で断熱膨張した低温空気を流通させる低温気体流路たる低温空気流路eと、前記高温空気流路c内の抽気と前記低温空気流路e内の低温空気との熱交換を行わせるための熱交換部fと、前記低温空気流路e内に前記高温空気流路c中の高温空気を導入するための第1の高温バイパス流路gと、第1の高温バイパス流路gに設けられ開度を変更可能な流量調整手段hと、前記第1の高温バイパス流路gからの高温空気と前記低温空気流路e中の低温空気とを混合するための混合器iと、前記熱交換部fの低温気体流路入口付近の部位f1に前記高温空気流路c中の高温空気を導入するための第2の高温バイパス流路jとを具備する空調システムaが挙げられる。前記第1及び第2の高温バイパス流路g、jは、空気中の水分が前記膨張手段d内で氷結したもの(以下氷結水分と称する)が熱交換部fの低温気体流路入口側表面に付着し、低温空気流路eが塞がれることにより十分な量の調温済み空気を供給できなくなる不具合の発生を抑制すべく設けられる。また、前記流量調整手段hは、前記低温空気流路fが塞がれることにより該低温空気流路e内において発生する前記熱交換部fの上流側の部位e1と下流側の部位e2との圧力差に応じて、前記圧力差が所定値を上回る場合に、第1の高温バイパス流路gからの高温空気を低温空気流路e内の低温空気に混合するとともに、前記圧力差が所定値を下回る場合には熱交換器fの低温気体流路入口に低温空気のみを導入させるためのものである(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、前記特許文献1の構成を採用すれば、前記高温バイパス流路g、jを設け、低温気体流路入口に0°C以上の空気を導入することにより、確かに低温空気流路eが塞がれることにより十分な量の調温済み空気を供給できなくなる不具合の発生は抑制できる。しかし、このような構成であっても、熱交換部gの低温気体流路入口側表面に付着した氷結水分により低温空気流路eが塞がれるという問題は依然として存在する。そして、氷結水分により低温空気流路eが塞がれた際には、熱交換部f内での高温空気との間の熱交換に供される低温空気の量が減少し、熱交換性能が低下する不具合が発生する。さらに、前記特許文献1記載の構成では、前記第2の高温バイパス流路jからの高温空気が熱交換部fの低温気体流路入口付近に常時導入するため、この点からも冷却効率が低下するという問題も存在する。
特開2002−321697号公報
本発明は、以上に述べた課題を解決すること、すなわち、氷結水分により低温空気流路が塞がる不具合の発生を、できるだけ簡単な構成により抑制することを目的としている。
本発明にかかる空調システムは、以上の課題を解決するために、高温気体を流通させる高温気体流路と、低温気体を流通させる低温気体流路と、前記高温気体流路内を流通する高温気体を通過させるための高温側通路及び低温気体流路内を流通する低温気体を通過させるための低温側通路を有し高温気体と低温気体との熱交換を行わせるための第1のコア部、及び前記高温気体流路の前記第1のコア部よりも上流側に設けられ、前記高温気体流路内を流通する高温気体を通過させるための第1の通路及び前記主通路内の高温気体よりさらに高温である温度調整用高温気体を通過させるための第2の通路を有し第1の通路内の気体と第2の通路内の気体との熱交換を行わせるための第2のコア部を有する熱交換器と、前記高温気体流路から分岐して設けてなり前記第2のコア部の補助通路に連通する高温バイパス流路とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、高温バイパス流路中の温度調整用高温気体は第1のコア部の高温側通路に導入される高温気体流路からの高温気体よりもさらに高温であるので、第2のコア部により高温気体流路からの高温気体と前記温度調整用高温気体とを熱交換させ、その後高温気体流路からの高温気体を第1のコア部の高温側通路内に流通させることにより、第1のコア部の高温側通路内を流通する高温空気の温度は、第2のコア部を設けない場合と比較してより高くなる。従って、このような高温空気により、第1のコア部の低温側通路内の低温気体、及び第1のコア部の低温側通路の入口側の表面に付着した氷結水分をより速やかに加熱して融解させることができる。すなわち、第1のコア部の低温気体流路入口側表面に氷結水分が付着することにより熱交換効率が低下する不具合の発生をより効果的に抑制できる。さらに、高温空気を低温空気に混合したのち熱交換器の低温側通路に導入する従来の態様と異なり、熱交換器の低温側通路には低温気体がそのまま導入されるので、この点から熱交換効率の向上を図ることができる。
本発明の空調システムの構成によれば、高温側補助通路に温度調整用高温気体を流通させ、第2のコア部を介して高温気体流路中の高温気体と熱交換させ、その後高温気体流路中の高温気体を第1のコア部の高温側通路内に導入するようにしているので、第1のコア部の高温側通路を流通する高温空気の温度は第2のコア部を設けない場合と比較して高温となる。従って、第1のコア部の低温側通路の入口に付着した氷結水分をより速やかに融解させることができる。また、高温空気を低温空気に混合する従来の態様と異なり、低温気体流路入口には低温気体がそのまま導入されるので、この点から熱交換効率の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る熱交換器を用いた航空機用空調システムの構成説明図。 同実施形態に係る熱交換器の概略斜視図。 従来の熱交換器を用いた航空機用空調システムの構成説明図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る空調システム1は、図3に概略を示したものとほぼ同様の構成を有する。すなわち、本実施形態に係る空調システム1は、図1に概略を示すように、図示しないエンジンからの抽気の供給を受けて抽気を圧縮する圧縮手段たるコンプレッサ2と、前記コンプレッサ2により圧縮された抽気を内部で断熱膨張させる膨張手段たるタービン3と、前記コンプレッサ2の出口と前記タービン3の入口との間を連通し前記コンプレッサ2で圧縮した高温のエンジン抽気(以下高温空気と称する)を流通させる高温空気流路4と、前記タービン3内で断熱膨張させた後の空気(以下低温空気と称する)を流通させる低温空気流路5と、前記高温空気流路4内を流通する高温空気と前記低温空気流路5内を流通する低温空気との熱交換を行わせるための熱交換器たるコンデンサ6と、前記高温空気流路4から分岐して設けてなる高温バイパス流路7とを具備する空調装置を用いるものである。ここで、前記低温空気流路5が本発明の低温気体流路、前記高温空気流路4が本発明の高温気体流路にそれぞれ対応する。また、本実施形態では、前記エンジンと前記コンプレッサ2との間にラムエアとの熱交換を行うための図示しない一次熱交換器を設けているとともに、高温空気流路4のコンプレッサ2とコンデンサ6との間の部位、ラムエアとの熱交換を行うための二次熱交換器8を設けている。そして、前記高温バイパス流路7は、前記コンプレッサ2と前記二次熱交換器8との間の部位から分岐して設けている。すなわち、この高温バイパス流路7中を流通する空気は、前記高温空気流路4の前記二次熱交換器8と前記コンデンサ6との間を流通し該コンデンサ6に導入される高温空気よりもさらに高温である。本実施形態では、後述するように、この高温バイパス流路7中を流通する空気を温度調整用高温空気として使用する。
前記コンデンサ6は、図2に示すように、平板状のプレートを多数積層してなる第1のコア部6aと、この第1のコア部6aに対して高温空気流路4の上流に向かう側に隣接して該第1のコア部6aと一体に設けられ、平板状のプレートを多数積層してなる第2のコア部6bと、前記第1及び第2のコア部6a、6bに高温空気流路4からの高温空気を導入させるための高温側第1ダクト部6cと、前記第1及び第2のコア部6a、6bを通過した高温空気を高温空気流路4に導入させるための高温側第2ダクト部6dと、前記第1のコア部6aと低温空気流路5のタービン3側すなわち上流側の部位5aとの間に位置する低温側第1ダクト部6eと、前記第1のコア部6aと低温空気流路5の与圧室側すなわち下流側の部位5bとの間に位置する低温側第2ダクト部6fと、前記高温バイパス流路7からの温度調整用高温空気を前記第2のコア部6bに導入させるための高温側第3ダクト部6gを具備する。なお、前記高温側第3ダクト部6gと前記低温側第1ダクト部6eとは互いに隣接させて設けていて、これらの間には断熱性を有する隔壁6hを設けている。
前記第1のコア部6aは、互いに隣接するプレート間に、高温空気流路4からの高温空気を通過させるための高温側通路6a1と、低温空気流路5からの低温空気を通過させるための低温側通路6a2とを交互に設けているとともに、前記高温側通路6a1内の高温空気と前記低温側通路6a2内の低温空気との間で熱交換を行わせる構成を有する。
前記第2のコア部6bは、互いに隣接するプレート間に、高温空気流路4からの高温空気を通過させるための主通路6b1と、高温バイパス流路7からの温度調整用高温空気を通過させるための補助通路6b2とを交互に設けているとともに、前記主通路6b1内の高温空気と前記補助通路6b2内の温度調整用高温空気との間で熱交換を行わせる構成を有する。
一方、前記高温バイパス流路7中には、低温空気流路5のコンデンサ6よりも上流の部位5aとコンデンサ6よりも下流の部位5bとの差圧が所定値を上回る際に開放され、その他の場合には閉止される温度調節用弁7aを設けている。ここで、温度調節用弁7aの制御は、図示は省略するが、低温側第1ダクト部6e近傍に設けた第1の圧力センサと、低温側第2ダクト部6f近傍に設けた第2の圧力センサと、これら第1及び第2の圧力センサから圧力を示す信号を受け取り、これらの信号が示す差圧が所定値を上回る場合に温度調節用弁7aを開放し、前記差圧が所定値を下回る場合に温度調節用弁7aを閉止すべく該温度調節用弁7aに信号を発する図示しない制御装置とを具備する。この制御装置は、CPU、記憶装置、入出力インタフェース等を備えた一般的なマイクロコンピュータシステムを利用して形成していて、入出力インタフェースに前記第1及び第2の圧力センサを接続してなる。また、この制御装置の記憶装置には弁開閉制御プログラムを記憶していて、この弁開閉制御プログラムをCPUが実行することにより、この制御装置が全体として上述した制御を行う。
以下、この空調システム1内の空気の流れを述べる。
この空調システム1は、上述したように、図示しないエンジンから抽気の供給を受ける。この抽気は、まず、図示しない一次熱交換器内でラムエアと熱交換を行いある程度冷却される。次いで、前記コンプレッサ2内で断熱圧縮され、前記高温空気流路4に導かれる。高温空気流路4に導かれた高温空気の大部分ないし全部が、前記二次熱交換器8内でラムエアと熱交換を行いある程度冷却される。前記二次熱交換器8で冷却された高温空気流路4内の空気は、次いで、再生熱交換器9に導かれ、前記コンデンサ6の第1のコア部6a内で低温空気と熱交換を行い冷却された後の空気と熱交換する。再生熱交換器9を通過した高温空気流路4内の高温空気は、次いで、図2の矢印Xに示すように、前記コンデンサ6の高温側第1ダクト部6cを経て前記第2のコア部6bを経て第1のコア部6aに達する。この高温空気は、前記第2のコア部6b内及び前記第1のコア部6a内を順次流れる。
ここで、通常の状態、すなわち、コンデンサ6の第1のコア部6aに多量の氷が付着しておらず、低温空気流路5のコンデンサ6よりも上流の部位5aとコンデンサ6よりも下流の部位5bとの差圧が所定値を上回らない場合には、前記温度調整用弁8aは閉止されているので、高温空気は高温バイパス通路8に導入されることはなく、全量がコンデンサ6に導入される。このとき、コンデンサ6に導入された高温空気は、第1のコア部6a内で低温空気流路5内を流通する低温空気と熱交換を行うことにより冷却され、その際、高温空気中の水分は凝結する。その後、高温空気は、高温側第2ダクト部6dを経て水分離器10に導かれる。前記高温空気中の凝結した水分の大部分は、前記水分離器10により分離除去される。水分を分離除去された高温空気は、前記再生熱交換器9に導かれて熱交換を行った後、タービン3内で断熱膨張する。そして、タービン3内で断熱膨張した後の低温空気は、前記低温空気流路5に導入され、図2の矢印Yに示すように前記コンデンサ6の第1のコア部6aに導かれ、前記高温空気と熱交換を行った後与圧室に供給される。
一方、コンデンサ6のコア部6aに氷結水分が付着し、低温空気流路5のコンデンサ6よりも上流の部位5aとコンデンサ6よりも下流の部位5bとの差圧が所定値を上回ると、温度調節用弁7aが開放され、高温空気流路4に導かれた高温空気の一部が、温度調整用高温空気として前記高温バイパス流路7、及び前記コンデンサ6の高温側第3ダクト部6gを経て、図2の矢印Zに示すように、第2のコア部6bに導入される。このとき、再生熱交換器9を通過した高温空気は、一旦第2のコア部6b内で温度調整用高温空気と熱交換することにより熱せられ、その後、低温空気流路5からの低温空気と熱交換することにより冷却される。その際、温度調整用高温空気と熱交換することにより熱せられた高温空気により、第1のコア部6aに付着した氷が熱せられ氷が融解する。氷が融解したことにより低温空気流路5のコンデンサよりも上流の部位とコンデンサよりも下流の部位との差圧が所定値を下回ると、温度調節用弁7aは閉止される。一方、第1のコア部6aを通過した空気は、前段で述べた場合と同様に、高温側第2ダクト部6d、前記水分離器10、前記再生熱交換器9を経てタービン3内で断熱膨張し、タービン3内で断熱膨張した後の低温空気は、前記低温空気流路5に導入され、前記コンデンサ6の第1のコア部6aに導かれ、前記高温空気と熱交換を行った後与圧室に供給される。
すなわち本実施形態に係る構成によれば、高温バイパス通路7から第2のコア部6bに温度調整用高温気体を導入し、高温空気流路4内の高温空気と熱交換させることにより、第1のコア部6aの高温側通路6a1内に導入される高温空気の温度が上昇する。従って、第1のコア部6aの低温側通路6a2の入口側表面に付着した氷結水分をより速やかに融解させることができる。従って、第1のコア部6aの前記表面に氷結水分が付着することにより熱交換効率が低下する不具合の発生をより効果的に抑制できる。
また、高温空気を低温空気に混合したのち熱交換器の低温側通路に導入する従来の態様と異なり、第1のコア部6aの低温側通路6a2には低温気体がそのまま導入されるので、この点から熱交換効率の向上を図ることができる。
さらに、第2のコア部6b内において高温バイパス通路7内を流通する温度調節用高温空気と高温気体流路4内を流通する高温空気との熱交換を行った後、第1のコア部7a内において高温気体流路4内を流通する高温空気と低温気体流路5内を流通する低温空気との熱交換を行う本実施形態の構成は、従来のように、高温空気流路内を流通する高温空気が第2のコア部7b及び第1のコア部7aを順次通過するようにするとともに、高温バイパス通路7内の温度調節用高温空気と低温気体流路4内を流通する低温空気とを混合し、混合した気体を第2のコア部7b及び第1のコア部7aにそれぞれ導入し、高温気体流路内を流通する高温空気と熱交換を行う構成よりも冷却効率は高い。従って、より小型のコア部6a、6bを利用して所望の冷却効率を有する熱交換システムを実現できる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、高温バイパス流路は、コンプレッサよりも上流側の部位から分岐させて設けてもよく、また、二次熱交換器と再生熱交換器との間の部位から分岐させて設けてもよい。
また、上述した実施形態では、第1の熱交換器たる第1のコア部と第2の熱交換器たる第2のコア部とを互いに隣接させて一体に設けているが、これら第1及び第2の熱交換器を離間させて別体に設けたものであっても、本発明に係る効果は得られる。さらに、温度調整用弁8aは、差圧が所定値を上回らない場合であっても供給温度調節のために少し開いた状態にあって、差圧が所定値を上回った場合にはより大きく開くようにしてもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
4…高温空気流路(高温気体流路)
5…低温空気流路(低温気体流路)
6…コンデンサ(熱交換器)
6a…第1のコア部
6b…第2のコア部
7…高温バイパス流路

Claims (1)

  1. 高温気体を流通させる高温気体流路と、低温気体を流通させる低温気体流路と、前記高温気体流路内を流通する高温気体を通過させるための高温側通路及び低温気体流路内を流通する低温気体を通過させるための低温側通路を有し高温気体と低温気体との熱交換を行わせるための第1のコア部、及び前記高温気体流路の前記第1のコア部よりも上流側に設けられ、前記高温気体流路内を流通する高温気体を通過させるための第1の通路及び前記主通路内の高温気体よりさらに高温である温度調整用高温気体を通過させるための第2の通路を有し第1の通路内の気体と第2の通路内の気体との熱交換を行わせるための第2のコア部を有する熱交換器と、前記高温気体流路から分岐して設けてなり前記第2のコア部の補助通路に連通する高温バイパス流路とを具備することを特徴とする空調システム。
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