JP2012085060A - 表示装置および表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で応答して視認映像ストリームを切り換えることができる表示装置を得る。
【解決手段】複数の映像ストリームの各画像を時分割表示する表示部15と、表示部における複数の映像ストリームの各画像の表示タイミングに同期して、視聴者が用いるシャッタ眼鏡60のシャッタ(左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6R)を開閉制御するシャッタ制御部17と、視聴者により視認されることとなる視認映像ストリームに切り換えるように、シャッタ制御部に対してシャッタの開閉タイミングの変更を指示する開閉タイミング指示部16Aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ受像機などの表示装置および表示方法に関する。
テレビ放送のアナログ放送からデジタル放送への移行に伴い、デジタル放送を受信可能なテレビ受像機が普及してきている。デジタル放送をテレビ受像機に表示する際には、一般にデジタル放送信号に対する情報処理量が多いことから、チャンネルの切り換えにしばしば時間を要する。この時間を短縮する方法について、いくつかの検討がなされている。例えば、特許文献1には、複数のチューナを備え、ユーザがザッピング操作を行う際に次に表示するチャンネルの選局処理を、現在の表示に使用していないチューナを用いてあらかじめ行うことにより、チャンネルの切り換えにかかる時間の短縮を図る放送受信装置が開示されている。
ところで、近年、立体視表示が可能な表示システムが注目を集めている。そのような表示システムの1つにシャッタ眼鏡を用いた表示システムがある(例えば特許文献2)。この表示システムでは、互いに視差がある左眼画像と右眼画像が、表示装置に交互に時分割的に表示されるとともに、これらの画像の切り換えに同期してシャッタ眼鏡の左眼シャッタと右眼シャッタの開閉が切り換え制御される。
特開2010−147978号公報 特開2007−336518号公報
一般に、表示装置では、映像の切り換えの際、短時間で応答しユーザが見る映像(視認映像)が切り換わることが望まれている。すなわち、テレビ放送のチャンネルを切り換えてから、あるいはBD(Blu-ray Disc(登録商標))レコーダなどの録画再生機器をはじめとした外部機器に対する入力選択を切り換えてから、実際にユーザが見る映像が切り換わるまでの時間を短くすることが望まれている。
しかしながら、特許文献1に開示された放送受信装置は、選局処理にかかる時間の見かけ上の短縮を図るものであり、選局後においてその映像に対して映像処理を行い実際に表示を行うまでの時間を短縮するものではないため、視認映像を短時間で切り換えることができないおそれがある。また、特許文献1には、外部機器に対する入力選択を切り替えたときの応答についての記載は一切ない。また、特許文献2には、映像の切り換えに関する記述は一切ない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、短時間で応答して視認映像を切り換えることができる表示装置および表示方法を提供することにある。
本発明の表示装置は、表示部と、シャッタ制御部と、開閉タイミング指示部とを備えている。表示部は、複数の映像ストリームの各画像を時分割表示するものである。シャッタ制御部は、表示部における複数の映像ストリームの各画像の表示タイミングに同期して視聴者が用いるシャッタ眼鏡のシャッタを開閉制御するものである。開閉タイミング指示部は、視聴者により視認されることとなる視認映像ストリームに切り換えるように、シャッタ制御部に対してシャッタの開閉タイミングの変更を指示するものである。
本発明の表示方法は、複数の映像ストリームの各画像を時分割表示し、複数の映像ストリームの各画像の表示タイミングに同期して、視聴者が用いるシャッタ眼鏡のシャッタの開閉制御を行い、視聴者により視認されることとなる視認映像ストリームに切り換えるように、シャッタの開閉タイミングの変更を指示するものである。
本発明の表示装置および表示方法では、複数の映像ストリームの各画像が時分割的に表示部に表示されるとともに、その画像の表示タイミングに同期してシャッタ眼鏡のシャッタの開閉動作が制御されることにより、ユーザはその複数の映像ストリームのうちの1つを見ることができる。そして、シャッタの開閉タイミングを変更することにより、視認映像ストリームが切り換えられる。
本発明の表示装置では、例えば、複数の入力映像ストリームから、視聴者があらかじめ設定した複数の映像ストリームを選択して出力する映像選択部と、複数の映像ストリームの各画像を、複数の映像ストリーム間で巡回するように配置して巡回映像を生成する巡回映像生成部とをさらに備え、表示部は、巡回映像に基づいて表示を行うようにするのが望ましい。
視認映像ストリームの切り換えは、例えば以下の2つの方法により行われることができる。第1の方法は、視聴者からの切り換え指示を受け付ける指示入力部をさらに備え、 開閉タイミング指示部が、切り換え指示に基づいてシャッタの開閉タイミングの変更を指示するものである。第2の方法は、複数の映像ストリームは、複数のコンテンツを含んで構成された主映像ストリームと、副映像ストリームとを含み、開閉タイミング指示部が、前記主映像ストリームのコンテンツの切り換えに基づいて開閉タイミングの変更を指示するものである。この第2の方法では、例えば、主映像ストリームは、コンテンツとして番組映像および広告映像を含むテレビ放送映像であり、シャッタ制御部は、テレビ放送映像が番組映像である期間においては、視聴者がテレビ放送映像を視認するようにシャッタを開閉制御し、テレビ放送映像が広告映像である期間においては、視聴者が副映像ストリームを視認するようにシャッタを開閉制御してもよい。この場合、例えば、番組映像は立体視用映像であり、広告映像は2次元映像であり、開閉タイミング指示部は、テレビ放送映像が立体視用映像および2次元映像のどちらであるかに基づいて開閉タイミングの変更を指示するようにしてもよい。例えば、副映像ストリームは、パーソナルコンピュータから供給される映像にすることができる。
また、例えば、複数の入力映像ストリームから、視聴者があらかじめ設定した、立体視用映像および2次元映像を含む第1の映像ストリームと、2次元映像である第2の映像ストリームとを選択して出力する映像選択部と、第1の映像ストリームおよび第2の映像ストリームに基づいて複合映像を生成する複合映像生成部とをさらに備え、複合映像生成部は、第1の映像ストリームが立体視用映像である期間においては、その立体視用映像の左眼画像および右眼画像を交互に配置して複合映像を生成し、第1の映像ストリームが2次元映像である期間においては、その2次元映像と第2の映像ストリームの各画像を交互に配置して複合映像を生成し、表示部は、複合映像に基づいて表示を行うようにしてもよい。この場合、例えば、視聴者からの切り換え指示を受け付ける指示入力部をさらに備え、開閉タイミング指示部は、第1の映像ストリームが2次元映像である期間において、切り換え指示に基づいてシャッタの開閉タイミングの変更を指示するようにしてもよい。
本発明の表示装置および表示方法によれば、複数の映像ストリームを表示部に表示し、シャッタ眼鏡のシャッタの開閉タイミングを変更することにより視認映像ストリームを切り換えるようにしたので、短時間で応答して視認映像ストリームを切り換えることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る表示システムの一構成例を表すブロック図である。 図1に示した表示システムの一動作例を表す模式図である。 図1に示した表示システムの他の動作例を表す模式図である。 図1に示した表示システムの映像切り換え動作を表すタイミング図である。 図1に示した表示システムの設定画面の一例を表す図である。 変形例に係る表示システムの一構成例を表すブロック図である。 変形例に係る表示システムの一動作例を表す模式図である。 他の変形例に係る表示システムの一構成例を表すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る表示システムの一構成例を表すブロック図である。 図9に示した立体映像信号の一構成例を表す模式図である。 図9に示した表示システムの一動作例を表す模式図である。 図9に示した表示システムの他の動作例を表す模式図である。 図9に示した表示システムの他の動作例を表す模式図である。 変形例に係る表示システムの一構成例を表すブロック図である。 変形例に係る表示システムの一動作例を表す模式図である。 本発明の第3の実施の形態に係る表示システムの一構成例を表すブロック図である。 図16に示した立体映像信号の一構成例を表す模式図である。 図16に示した表示システムの一動作例を表す模式図である。 図16に示した表示システムの他の動作例を表す模式図である。 図16に示した表示システムの映像切り換え動作を表すタイミング図である。 変形例に係る表示システムの一動作例を表す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
<1.第1の実施の形態>
[構成例]
(全体構成例)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表示システムの一構成例を表すものである。表示システム1は、シャッタ眼鏡を有する表示システムである。なお、本発明の実施の形態に係る表示方法は、本実施の形態により具現化されるので、併せて説明する。
表示システム1は、表示装置10とシャッタ眼鏡60とを備えている。表示装置10は、複数の映像を時分割的に表示するものである。シャッタ眼鏡60は、観察者が身につける眼鏡型のシャッタ装置であり、表示装置10から供給されたシャッタ制御信号CTL(後述)に基づいて、表示装置10における画像表示に同期してシャッタが開閉動作するものである。
表示装置10は、チューナ部11(11A,11B)と、外部入力部12と、信号選択部13と、映像信号処理部14と、表示部15と、制御部16Aと、シャッタ制御部17とを有している。
チューナ部11は、アンテナ8において受信した放送波信号から、所望のチャンネルを選局処理するものである。この例では、表示装置10は、2つのチューナ部11A,11Bを有している。外部入力部12は、BDレコーダなどの録画再生機器をはじめとした外部機器(図示せず)から、映像信号や音声信号などを入力するためのインターフェースである。このインターフェースは、例えばHDMI(High-Definition Multimedia Interface)が適用可能である。この例では、放送波および外部機器により供給される映像は全て2次元映像である。信号選択部13は、チューナ部11および外部入力部12から供給された複数(この例では3つ)の映像信号のうち、2つの映像信号M1,M2を選択する機能を有している。この2つの映像信号M1,M2の映像は、後述するように、表示部15において時分割的に表示されるものであり、映像信号M1はユーザが主に見る映像(主映像)に係るものであり、映像信号M2はあらかじめ設定した副映像に係るものである。映像信号処理部14は、供給された2つの映像信号M1,M2に基づいて映像信号Mdispを生成するものである。具体的には、映像信号処理部14は、映像信号M1,M2の各画像を交互に配置することにより、映像信号Mdispを生成するようになっている。また、映像信号処理部14は、映像信号Mdispを構成する各画像に同期した同期信号を生成し、シャッタ制御部17に対して供給する機能も有している。表示部15は、映像信号Mdispに基づいて表示を行うものであり、例えば液晶表示装置などが適用可能である。制御部16Aは、例えばリモコン装置16Bからユーザの操作に関する情報を受け取り、表示装置10を制御するものである。具体的には、後述するように、例えば、ユーザがあらかじめ設定した副映像を見るために映像切り換え操作を行った時には、制御部16Aは、シャッタ制御部17に対して映像切り換え信号Sを供給するようになっている。シャッタ制御部17は、映像信号処理部14から供給された同期信号、および制御部16Aから供給された映像切り換え信号Sに基づいて、シャッタ制御信号CTLを生成し、例えば赤外線や電波などを用いた無線通信によりシャッタ眼鏡60に供給する機能を有している。
シャッタ眼鏡60は、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを有している。これらの左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、例えば液晶シャッタなどの遮光シャッタにより構成されている。これらの左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rにおける遮光状態(開状態および閉状態)は、表示装置10のシャッタ制御部17から供給されるシャッタ制御信号CTLにより制御されるようになっている。
この構成により、表示装置10では、後述するように、あらかじめ設定された2つの映像信号M1,M2の各画像が、表示部15に交互に時分割的に表示される。そしてシャッタ眼鏡60は、これらの映像信号M1,M2の表示タイミングに合わせて左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開閉動作することにより、ユーザは、映像信号M1に係る映像、または映像信号M2に係る映像を見ることができるようになっている。そして、ユーザが映像切り換え操作を行ったときに、映像切り換え信号Sに基づいて、シャッタ制御部17がシャッタ眼鏡60の制御を行い、映像信号M1に係る映像と映像信号M2に係る映像のうち、ユーザが見る映像(視認映像)を切り換えることができるようになっている。
ここで、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、本発明における「シャッタ」の一具体例に対応する。信号選択部13は、本発明における「映像選択部」の一具体例に対応する。映像信号処理部14は、本発明における「巡回映像生成部」の一具体例に対応する。リモコン装置16Bは、本発明における「指示入力部」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の表示動作1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1を参照して、表示装置システム1の全体動作概要を説明する。チューナ11(11A,11B)は、アンテナ8において受信した放送波信号から、所望のチャンネルを選局処理する。外部入力部12は、外部機器(図示せず)から、映像信号や音声信号などを入力する。信号選択部13は、チューナ部11および外部入力部12から供給された複数の映像信号のうち2つの映像信号M1,M2を選択する。映像信号処理部14は、映像信号M1,M2に基づいて映像信号Mdispを生成するとともに、映像信号Mdispに同期した同期信号を生成する。表示部15は、映像信号Mdispに基づいて表示映像Aを表示する。制御部16Aは、リモコン装置16Bから供給された、ユーザによる映像切り換え指示に基づいて、映像切り換え信号Sをシャッタ制御部17に送信する。シャッタ制御部17は、映像信号処理部14から供給された同期信号および制御部16Aから供給された映像切り換え信号Sに基づいて、シャッタ制御信号CTLを生成し、シャッタ眼鏡60に対して送信する。シャッタ眼鏡60は、シャッタ制御信号CTLに基づいて左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rの開閉制御を行う。
(詳細動作)
次に、表示システム1の詳細動作を説明する。
図2は、表示システム1の動作例を表すものであり、(A)は表示部15における表示映像Aを示し、(B),(C)は実際にユーザが見る映像A1,A2を示す。図2において、画像P1は映像信号M1の映像を構成する画像を示し、画像P2は映像信号M2の映像を構成する画像を示す。
図2(A)に示したように、表示装置10は、映像信号M1に係る画像P1と、映像信号M2に係る画像P2とを交互に時分割的に表示する。そして、シャッタ眼鏡60が、表示装置10のシャッタ制御部17から供給されるシャッタ制御信号CTLに基づいて、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開閉制御することにより、ユーザは、画像P1からなる映像A1(図2(B))または画像P2からなる映像A2(図2(C))を見ることができる。以下に、シャッタ眼鏡60の開閉動作を説明する。
図3は、ユーザが映像A1を見る場合のシャッタ眼鏡60の動作を表すものであり、(A)は表示装置10に画像P1が表示されている場合を示し、(B)は画像P2が表示されている場合を示す。
表示装置10が画像P1を表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図3(A)に示したように、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rがともに開状態となる。このとき、ユーザ9は画像P1を見ることができる。一方、表示装置10が画像P2を表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図3(B)に示したように、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rがともに閉状態となる。このとき、ユーザ9は画像P2を見ることができない。よって、ユーザ9は、図2(A)に示した、画像P1および画像P2が交互に時分割的に表示された表示映像Aにおいて、図2(B)に示したように、画像P1からなる映像A1を見ることができる。
この例では、ユーザが映像A1を見る場合のシャッタ眼鏡60の動作を説明したが、映像A2を見る場合の動作も全く同様である。すなわち、表示装置10が画像P1を表示しているとき、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rがともに閉状態となり、表示装置10が画像P2を表示しているとき、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rがともに開状態となることにより、ユーザ9は、図2(C)に示したように、画像P2からなる映像A2を見ることができる。
次に、映像切り換え動作について説明する。表示システム1では、ユーザの映像切り換え操作に応じて、短時間で、図3に示した映像A1,A2間の映像切り換えを行うことができる。以下では、信号選択部13が、チューナ部11A,11Bからの映像信号を映像信号M1,M2として選択している場合を例に説明する。
図4は、表示システム1の映像切り換え動作の一例を表すものであり、(A)はチューナ部11Aの動作を示し、(B)はチューナ部11Bの動作を示し、(C)は表示部15の動作を示し、(D)はシャッタ眼鏡60の動作を示す。
まず、期間T0において、チューナ部11AはチャンネルCH1を選局し、チューナ部11BはチャンネルCH2を選局する。そして、信号選択部13は、これらのチューナ部11A,11Bからの映像信号を選択する。このとき、表示部15は、チャンネルCH1の映像およびチャンネルCH2の映像を時分割的に表示する。そして、シャッタ眼鏡60は、チャンネルCH1の映像が表示されているときに左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開動作し、チャンネルCH2の映像が表示されているときには左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを閉動作する。このとき、ユーザは、チューナ部11Aで選局されているチャンネルCH1の映像を見ることとなる。
次に、タイミングt1において、ユーザはチューナ部11Bの副映像設定を行う。この例では、チューナ部11Bがユーザの指示に基づいてチャンネルCH2を選局する。なお、上述したように、ユーザは、チューナ部11Aで選局されている映像を見ているため、このチューナ部11Bの選局の設定はいわゆる裏番組の設定を意味し、この選局操作によって見ている映像が影響されることはない。
次に、タイミングt2において、ユーザが映像切り換え操作を行う。具体的には、ユーザの映像切り換え操作により、シャッタ制御部17は、図4(D)に示したように、タイミングt1において設定したチューナ部11Bの映像(チャンネルCH3)が表示されているときに左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開動作し、チューナ部11Aの映像(チャンネルCH1)が表示されているときに左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを閉動作するように、シャッタ眼鏡60を制御する(期間T2)。これによりユーザは、チューナ部11Bで選局されているチャンネルCH3の映像を見ることとなる。すなわち、この映像切り換え操作により、表示システム1は、ユーザが見る映像を、チャンネルCH1の映像からチャンネルCH3の映像に切り換える。
このタイミングt2における映像切り換え動作の際、表示システム1では、図4(A)〜(C)に示したように、チューナ部11A,11B、および表示部15が変化しない。すなわち、表示システム1は、シャッタ眼鏡60の左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rの開閉動作のタイミングを変更することにより、映像切り換え動作を行う。つまり、映像切り換えの際、表示部15に表示される映像を変えることなく、シャッタ眼鏡60の開閉動作を変更するようにしたので、映像切り換え操作によって表示映像そのものを切り換える場合に比べて、短時間でユーザが見る映像(視認映像)を切り換えることができる。
図4の例では、映像信号M1,M2はともにテレビ番組の映像信号としたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、一方をテレビ番組の映像信号とし、他方を外部機器から外部入力部12を介して供給された映像信号としてもよい。例えば、外部機器としてPC(Personal Computer)を接続しておき、テレビ番組(主映像)を見ていて何か調べたいことがあった場合に、上述した映像切り換え操作によりPCの映像(副映像)に切り換えて、インターネットなどでそれを調べるような使い方が可能である。
次に、図4に示した副映像設定について説明する。
図5は、副映像設定の一例を表すものであり、(A)はその表示画面例を示し、(B)は他の表示画面例を示す。副映像設定の際、まず、表示装置10は、例えば、図5(A)に示したようなOSD(On Screen display)画面21Aを表示する。OSD画面21Aには、副映像の選択肢が表示される。この例では、テレビ放送映像を選択するための“TV”や、外部機器の映像を選択するための“HDMI1”,“HDMI2”、PCの映像を選択するための“PC”が表示されている。ユーザは、この選択肢から1つを選択する。例えば“TV”を選択した場合には、表示装置10は、次に、図5(B)に示したように、チャンネルを選択するためのOSD画面21Bを表示する。そして、ユーザがこの選択肢から設定したいチャンネルを選択することにより、副映像が設定される。
これらのOSD画面21A,21Bを表示する際は、映像信号M1に係る画像P1と、映像信号M2に係る画像P2の両方がこれらのOSD画面21A,21Bを含むことが望ましい。これにより、ユーザは、図2に示したように、映像A1(図2(B))を見ている場合でも、映像A2(図2(C))を見ている場合でも、このOSD画面21A,21Bを見ることができる。
なお、上述したような方法で副映像設定が行われていない場合には、例えば、ひとつ前に見ていたチャンネルの放送映像や外部機器の映像を副映像として設定するようにしてもよい。
[効果]
以上のように本実施の形態では、表示部の表示映像を変えずに、シャッタ眼鏡の開閉動作を変更することにより映像切り換えを行うようにしたので、短時間で視認映像を切り換えることができる。
[変形例1−1]
上記実施の形態では、2つの映像を表示部15に時分割的に表示するようにしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、3つ以上の映像を表示してもよい。以下に、3つの映像を表示する場合の例を説明する。
図6は、本変形例に係る表示システム1Bの一構成例を表すものである。表示システム1Bは表示装置10Bを備えている。表示装置10Bは、外部入力部18と、信号選択部13Bと、映像信号処理部14Bとを有している。外部入力部18は、外部入力部12と同様に、外部機器から、映像信号や音声信号などを入力するためのインターフェースである。信号選択部13Bは、チューナ部11(11A,11B)および外部入力部12,18から供給された4つの映像信号のうち、3つの映像信号M1〜M3を選択する機能を有している。映像信号処理部14Bは、供給された3つの映像信号M1〜M3の各画像を巡回するように配置することにより映像信号Mdispを生成するとともに、映像信号Mdispを構成する各画像に同期した同期信号を生成し、シャッタ制御部17に対して供給するものである。
図7は、表示システム1Bの動作例を表すものであり、(A)は表示部15における表示映像Aを示し、(B)〜(D)は実際にユーザが見る映像A1〜A3を示す。図7において、画像P1は映像信号M1の映像を構成する画像を示し、画像P2は映像信号M2の映像を構成する画像を示し、画像P3は映像信号M3の映像を構成する画像を示す。
表示システム1Bでは、図7(A)に示したように、表示装置10は、映像信号M1に係る画像P1と、映像信号M2に係る画像P2と、映像信号M3に係る画像P3とを交互に時分割的に表示する。そして、図3において説明したように、シャッタ眼鏡60が、シャッタ制御信号CTLに基づいて、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開閉制御することにより、ユーザは、画像P1からなる映像A1(図7(B))、画像P2からなる映像A2(図3(C))、または画像P3からなる映像A3(図7(D))を見ることができる。そして、ユーザが映像切り換え操作を行う際、上記実施の形態と同様にシャッタ眼鏡の開閉動作を変更することにより、短時間で映像A1〜A3間の映像切り換えを行うことができる。
[変形例1−2]
上記実施の形態では、ユーザの映像切り換え操作により映像を切り換えるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、映像の属性に基づいて映像を切り換えるようにしてもよい。以下に、この場合の例を示す。
図8は、主映像の属性に基づいて映像を切り換えるように構成した表示システム1Cの一構成例を表すものである。表示システム1Cは表示装置10Cを備えている。表示装置10Cは、属性検出部19と、シャッタ制御部17Cとを有している。属性検出部19は、主映像に係る映像信号M1の映像の属性をモニタする機能を有している。具体的には、属性検出部19は、例えば、主映像がテレビ放送映像である場合において、この主映像が番組映像であるか広告(コマーシャル)映像であるかを検出する。この検出は、例えば、主映像(テレビ放送映像)やその音声を解析することにより行うことが可能である。シャッタ制御部17Cは、映像信号処理部24から供給される同期信号、制御部16Aから供給される映像切り換え信号S、および属性検出部19から供給される主映像の属性検出結果に基づいてシャッタ眼鏡60を制御するものである。ここで、属性検出部19は、本発明における「開閉タイミング指示部」の一具体例に対応する。
表示システム1Cでは、属性検出部19は、主映像が番組映像であるときはユーザがこの主映像を見るようにシャッタ制御部17Cを制御するとともに、主映像が広告映像になったときには、例えば外部入力部12に接続されたPCから供給された映像(副映像)をユーザが見るようにシャッタ制御部17Cを制御する。この場合でも、主映像の属性が切り替わったときに、上記実施の形態と同様にシャッタ眼鏡の開閉動作を変更することにより、短時間で映像切り換えを行うことができる。
[その他の変形例]
上記実施の形態では、2つのチューナ部11(11A,11B)および1つの外部入力部12を設けたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、1つまたは3つ以上のチューナ部を設けても良いし、2つ以上の外部入力部を設けても良い。
また、上記実施の形態では、信号選択部13を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、チューナ部および外部入力部の合計数と、映像信号処理部14に入力される映像信号の数が等しい場合には、信号選択部13を省いてもよい。具体的には、例えば、1つのチューナ部と1つの外部入力部を備えた表示装置では、そのチューナ部から供給される映像信号を映像信号M1とするとともに、その外部入力部から供給される映像信号を映像信号M2とし、これらを映像信号処理部14に直接入力してもよい。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係る表示システム2について説明する。本実施の形態は、表示部に表示する映像が立体視用の映像を含む点が、上記第1の実施の形態と異なるものである。なお、上記第1の実施の形態に係る表示システム1と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る表示システム2の一構成例を表すものである。以下では、チューナ部11Aは、立体視用の映像が放送されているチャンネルを選局しその映像信号を出力し、外部入力部12は、図示しない外部機器から供給された2次元映像の映像信号を出力する場合を例に説明する。
表示システム2は、表示装置20を備えている。表示装置20は、信号選択部22と、画像分離部23と、映像信号処理部24とを有している。
信号選択部22は、この例では、チューナ部11Aから供給される立体視用の映像信号と、外部入力部12から供給される2次元映像の映像信号を選択する。そして、信号選択部22は、その立体視用の映像信号を立体映像信号M3Dとして出力し、その2次元映像の映像信号を2次元映像信号M2Dとして出力する。信号選択部22は、例えば、供給された映像信号に、その映像が立体視用の映像であるか2次元映像であるかを示す3Dフラグが含まれている場合には、その3Dフラグを検出することにより供給された映像を判別することができるようになっている。
図10は、立体映像信号M3Dの構成を模式的に表すものであり、(A)はその構成の一例を示し、(B)は他の構成例を示し、(C)はさらに他の構成例を示す。立体映像信号M3Dは、互いに視差のある左眼画像Lおよび右眼画像Rを含むものであり、立体画像のフォーマット(3Dフォーマット)として提案されている、サイドバイサイド、トップアンドボトム、フレームパッキングなどによりエンコードされたものを用いることができる。ここで、サイドバイサイドは、図10(A)に示したように、例えば、左眼画像Lをフレームの左側に配置するとともに、右眼画像Rをフレームの右側に配置することにより、一組の左眼画像Lおよび右眼画像Rを1枚の画像(フレームF)として取り扱うものである。トップアンドボトムは、図10(B)に示したように、例えば、左眼画像Lをフレームの上側に配置するとともに、右眼画像Rをフレームの下側に配置することにより、一組の左眼画像Lおよび右眼画像Rを1枚の画像(フレームF)として取り扱うものである。フレームパッキングは、図10(C)に示したように、例えば、左眼画像Lを第1フレームF1に配置するとともに、右眼画像Rを第2フレームF2に配置し、第1フレームF1と第2フレームF2とを一組として取り扱うものである。
画像分離部23は、立体映像信号M3Dに基づいて、左眼画像Lおよび右眼画像Rを分離し、それぞれ1枚のフレーム画像として左眼画像PLおよび右眼画像PRを生成するものである。具体的には、画像分離部23は、例えば、立体映像信号M3Dがサイドバイサイド(図10(A))によりエンコードされている場合には、その映像の左半分(左眼画像L)と右半分(右眼画像R)を取り出し、それぞれに対して左右方向に伸長することにより、1フレームの左眼画像PLと1フレームの右眼画像PRとを生成する。
映像信号処理部24は、左眼画像PL、右眼画像PR、および2次元映像信号M2Dの映像を構成する画像P2Dを巡回するように配置することにより、映像信号Mdispを生成するとともに、映像信号Mdispを構成する各画像に同期した同期信号を生成するものである。
図11は、表示システム2の動作例を表すものであり、(A)は表示部15における表示映像Bを示し、(B),(C)は実際にユーザが見る映像B1,B2を示す。
図11(A)に示したように、表示装置20は、映像信号M3Dに係る左眼画像PLおよび右眼画像PRと、映像信号M2Dに係る画像P2Dとを巡回するように時分割的に表示する。そして、シャッタ眼鏡60が、シャッタ制御信号CTLに基づいて、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開閉制御することにより、ユーザは、左眼画像PLおよび右眼画像PRからなる映像B1(図11(B))または画像P2Dからなる映像B2(図11(C))を見ることができる。以下に、ユーザが映像B1,B2を見る場合におけるシャッタ眼鏡60の動作を説明する。
図12は、ユーザが映像B1を見る場合のシャッタ眼鏡60の動作を模式的に表すものである。図12において、(A)は左眼画像PLを表示したときの動作を示し、(B)は右眼画像PRを表示したときの動作を示し、(C)は画像P2Dを表示したときの動作を示す。表示装置20が左眼画像PLを表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図12(A)に示したように、左眼シャッタ6Lが開状態となるとともに、右眼シャッタ6Rが閉状態となる。このとき、観察者9は左眼9Lで左眼画像PLを見る。次に、表示装置20が右眼画像PRを表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図12(B)に示したように、左眼シャッタ6Lが閉状態となるとともに、右眼シャッタ6Rが開状態となる。このとき、観察者9は右眼9Rで右眼画像PRを見る。また、表示装置20が画像P2Dを表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図12(C)に示したように、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rがともに閉状態となる。よって、ユーザ9は、図11(A)に示した、左眼画像PL、右眼画像PR、および画像P2Dが巡回するように時分割的に表示された表示映像Bにおいて、図11(B)に示したように、左眼画像PLおよび右眼画像PRからなる映像B1を見ることができる。すなわち、左眼画像PLと右眼画像PRとの間には視差があるため、観察者9は、これらの一連の画像からなる映像B1を奥行きのある立体的な映像として認識することができる。
図13は、ユーザが映像B2を見る場合のシャッタ眼鏡60の動作を模式的に表すものである。図13において、(A)は左眼画像PLを表示したときの動作を示し、(B)は右眼画像PRを表示したときの動作を示し、(C)は画像P2Dを表示したときの動作を示す。表示装置20が左眼画像PLおよび右眼画像PRを表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図13(A),(B)に示したように、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rがともに閉状態となる。このとき、ユーザ9は左眼画像PLおよび右眼画像PRを見ることができない。一方、表示装置20が画像P2Dを表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図13(C)に示したように、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rがともに開状態となる。このとき、ユーザ9は画像P2Dを見ることができる。よって、ユーザ9は、図11(A)に示した、左眼画像PL、右眼画像PR、および画像P2Dが巡回するように時分割的に表示された表示映像Bにおいて、図11(C)に示したように、映像B2を見ることができる。
このように、表示システム2では、ユーザは、左眼画像PLおよび右眼画像PRからなる映像B1(図11(B))または画像P2Dからなる映像B2(図11(C))を見ることができる。そして、ユーザが映像切り換え操作を行う際、上記第1の実施の形態と同様にシャッタ眼鏡の開閉動作を変更することにより、短時間で映像B1,B2間の映像切り換えを行うことができる。
以上のように本実施の形態では、左眼シャッタおよび右眼シャッタを独立して制御するようにしたので、立体視表示を行うことができる。その他の効果は、上記第1の実施の形態の場合と同様である。
[変形例2−1]
上記実施の形態では、表示部に立体視用の映像と2次元映像とを表示し、ユーザの映像切り換え操作によりこれらの2つの映像を切り換えるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、2つの立体視用の映像を表示してもよい。以下に、この場合の例を示す。
図14は、本比較例に係る表示システム2Bの一構成例を表すものである。表示システム2Bは表示装置20Bを備えている。以下では、チューナ部11Aは、立体視用映像が放送されているチャンネルを選局しその映像信号を出力し、外部入力部12は、図示しない外部機器から供給された立体視用の映像信号を出力する場合を例に説明する。
表示装置20Bは、信号選択部22Bと、画像分離部23Bと、映像信号処理部24Bとを有している。信号選択部22Bは、この例では、チューナ部11Aから供給される立体視用の映像信号と、外部入力部12から供給される立体視用の映像信号を選択し、それらを立体映像信号M3D,M3D2として出力する。画像分離部23Bは、画像分離部23と同様に、供給された立体映像信号M3D2に基づいて、左眼画像Lおよび右眼画像Rを、それぞれ1枚のフレーム画像として分離し、左眼画像PL2および右眼画像PR2を生成するものである。なお、以下の説明では、説明の便宜上、上記第2の実施の形態において説明した画像分離部23が生成する左眼画像PLを左眼画像PL1とし、右眼画像PRを右眼画像PR1とする。映像信号処理部24Bは、画像分離部23から供給された左眼画像PL1および右眼画像PR1と、画像分離部23Bから供給された左眼画像PL2および右眼画像PR2を巡回するように配置することにより、映像信号Mdispを生成するとともに、映像信号Mdispを構成する各画像に同期した同期信号を生成するものである。
図15は、表示システム2Bの動作例を表すものであり、(A)は表示部15における表示映像Cを示し、(B),(C)は実際にユーザが見る映像C1,C2を示す。
図15(A)に示したように、表示装置20Bは、左眼画像PL1,右眼画像PR1,左眼画像PL2,および右眼画像PR2を巡回するように時分割的に表示する。そして、シャッタ眼鏡60が、シャッタ制御信号CTLに基づいて、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開閉制御することにより、ユーザは、左眼画像PL1および右眼画像PR1からなる映像C1(図15(B))または左眼画像PL2および右眼画像PR2からなる映像C2(図15(C))を見ることができる。そして、ユーザが映像切り換え操作を行う際、上記実施の形態と同様にシャッタ眼鏡の開閉動作を変更することにより、短時間で映像C1,C2間の映像切り換えを行うことができる。
[変形例2−2]
上記実施の形態では、ユーザの映像切り換え操作により映像を切り換えるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、上記第1の実施の形態の変形例(図8)の場合と同様に、映像の属性に基づいて映像を切り換えるようにしてもよい。この場合、本実施の形態に係る表示システム2(図9)において、立体映像信号M3Dの映像の属性をモニタする属性検出部を設け、この検出結果に基づいて映像を切り換えるようにすることができる。具体的には、この属性検出部は、例えば、主映像(立体映像信号M3Dの映像)がテレビ放送映像である場合において、この主映像が番組映像であるか広告映像であるかを検出する。この検出は、例えば、主映像(テレビ放送映像)やその音声を解析することにより行うことが可能である。また、この検出は、立体映像信号M3Dに、その映像が立体視用の映像であるか2次元映像であるかを示す3Dフラグが含まれている場合には、その3Dフラグに基づいて行うことが可能である。
<3.第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態に係る表示システム3について説明する。本実施の形態は、テレビ放送映像を主映像として表示している場合において、その映像が番組映像から広告映像に切り換わった時などに、ユーザによる映像切り換え操作のための準備をしておくものである。なお、上記実施の形態に係る表示システム1,2等と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図16は、本実施の形態に係る表示システム3の一構成例を表すものである。以下では、立体映像信号M3Dは、チューナ部11Aから供給された立体視用の映像信号および2次元映像信号を含む映像信号であり、2次元映像信号M2Dは、図示しない外部機器(この例ではPC)から外部入力部12を介して供給された2次元映像信号である場合を例に説明する。この例では、チューナ部11Aで選局したテレビ放送映像は、番組放送時は立体視用の映像であり、広告放送時は2次元映像であるものとする。
表示システム3は、表示装置30を備えている。表示装置30は、属性検出部33と、映像信号処理部34とを有している。
属性検出部33は、主映像に係る立体映像信号M3Dの属性をモニタする機能を有している。具体的には、属性検出部33は、例えば、立体映像信号M3D(この例ではチューナ部11Aからの映像信号)の映像が番組映像であるか広告映像であるかを検出する。
図17は、立体映像信号M3Dを模式的に表すものであり、(A)は番組放送時における一例を示し、(B)は広告放送時における一例を示す。この例では、立体映像信号M3Dは、図10(A)に示したサイドバイサイドによりエンコードされている。番組放送時には、図17(A)に示したように、立体映像信号M3Dの各フレームFは、互いに視差のある左眼画像Lおよび右眼画像Rにより構成される。一方、広告放送時には、この例では、図17(B)に示したように、立体映像信号M3Dの各フレームFは、左眼画像Lと、左眼画像Lと同じ画像の右眼画像Rにより構成される。
属性検出部33は、この立体映像信号M3D等に基づいて、例えば、その映像や音声を解析することにより、テレビ番組放送であるか広告放送であるかを検出する。また、属性検出部33は、立体映像信号M3Dに、その映像が立体視用の映像であるか2次元映像であるかを示す3Dフラグが含まれている場合には、その3Dフラグによりこの検出を行う。
映像信号処理部34は、画像分離部23から供給された左眼画像PLおよび右眼画像PRを含む映像信号と、信号選択部22から供給された2次元映像信号M2Dと、属性検出部19から供給された検出結果に基づいて、映像信号Mdispを生成するものである。
ここで、立体映像信号M3Dは、本発明における「第1の映像ストリーム」の一具体例に対応し、2次元映像信号M2Dは、本発明における「第2の映像ストリーム」の一具体例に対応する。また、映像信号処理部34は、本発明における「複合映像生成部」の位置具体例に対応する。
図18は、映像信号処理部34の動作を表すものであり、(A)は番組放送時における表示映像Dを示し、(B)は広告放送時における表示映像Eを示す。
番組放送時には、属性検出部33の検出結果に基づき、映像信号処理部34は、画像分離部23から供給された左眼画像PLおよび右眼画像PRを交互に配置して映像信号Mdispを生成し、表示部15がそれを表示する(図18(A))。つまり、番組放送時では、その番組映像の立体視用の映像がそのまま表示される。
一方、広告放送時には、属性検出33の検出結果に基づき、映像信号処理部34は、画像分離部23から供給された左眼画像PLと、信号選択部22から供給された2次元映像M2Dの画像P2Dを交互に配置して映像信号Mdispを生成し、表示部15がそれを表示する(図18(B))。すなわち、広告放送時には、図17(B)に示したように、左眼画像Lと右眼画像Rが同じであるため、映像信号処理部34は、右眼画像PRの代わりに2次元画像P2Dを用いて映像信号Mdispを生成する。このように、広告放送時では、広告映像に係る左眼画像PLと、PC映像に係る画像P2Dの両方が表示部15に表示される。これにより、広告放送時には、後述するように、ユーザの映像切り換え操作に応じて、短時間で、主映像(広告映像)と副映像(PC映像)の間の映像切り換えを行うことができる。
図19は、広告放送時における表示システム3の動作例を表すものであり、(A)は表示部15における表示映像Eを示し、(B),(C)は実際にユーザが見る映像E1,E2を示す。図19(A)に示したように、表示装置30は、広告映像に係る左眼画像PLと、PC映像に係る画像P2Dとを交互に時分割的に表示する。そして、シャッタ眼鏡60が、表示装置10のシャッタ制御部17から供給されるシャッタ制御信号CTLに基づいて、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開閉制御することにより、ユーザは、左眼画像PLからなる映像E1(図19(B))または画像P2Dからなる映像E2(図19(C))を見ることができる。すなわち、ユーザは広告映像(映像E1)またはPC映像(映像E2)を見ることができる。
本実施の形態に係る表示システム3では、第2の実施の形態に係る表示システム2に比べて、ユーザが見たときに感じる映像の品質を高めることができる。すなわち、例えば、立体視用の映像を表示する場合において、表示システム3では、図18(A)に示したように、表示システム2の場合(図11(B))と異なり、左眼画像PLと右眼画像PRが交互に絶え間なく配列され、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rが開く頻度が高い。また、例えば、2次元映像を表示する場合においても、表示システム3では、図19(C)に示したように、表示システム2の場合(図11(C))に比べて、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rが開く頻度が高い。これにより、表示システム3では、表示システム2に比べて、ユーザが感じる輝度の低下を抑えることができるとともに、スムースな動画表示を行うことができ、高い映像の品質を実現することができる。
次に、映像切り換え動作について説明する。表示システム3では、その放送映像(主映像)が番組映像から広告映像に変化したときに、副映像としてPC映像を準備しておき、ユーザの映像切り換え操作に応じて、短時間で、主映像(広告映像)と副映像(PC映像)の間の映像切り換えを行うことができる。
図20は、表示システム3の映像切り換え動作の一例を表すものであり、(A)はチューナ部11Aの出力映像を示し、(B)は外部入力部12の出力映像を示し、(C)は表示部15の表示映像を示し、(D)はシャッタ眼鏡60の動作を示す。
まず、期間T10において、チューナ部11Aはテレビ番組映像(立体視用の映像)を出力し、外部入力部12はPCからの映像(2次元映像)を出力する。そして、信号選択部22は、これらのチューナ部11Aおよび外部入力部12の映像を選択する。この時、表示部15は、図18(A)に示した表示映像D(番組映像)を表示する。シャッタ眼鏡60は、左眼画像PLが表示されているときに左眼シャッタ6Lを開動作し、右眼画像PRが表示されているときに右眼シャッタ6Rを開動作するように動作する。すなわち、ユーザは、番組映像(立体視用の映像)を見ることとなる。
次に、タイミングt11において、放送映像が番組映像から広告映像へ変化する。これにより、属性検出部33がこの変化を検出し、その検出結果に基づいて、表示部15は、図18(B)に示した表示映像E(広告映像およびPC映像)を表示する(期間T11)。この時、シャッタ眼鏡60は、左眼画像PLが表示されているときに左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開放動作し、2次元画像P2Dが表示されているときに左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを閉動作する。すなわち、ユーザは、主映像である広告映像(2次元映像)を見ることとなり、PC映像(2次元映像)が副映像として準備される。
次に、タイミングt12において、ユーザが映像切り換え操作を行う。具体的には、ユーザの映像切り換え操作により、シャッタ制御部17は、図20(D)に示したように、2次元画像P2Dが表示されているときに左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開放動作し、左眼画像PLが表示されているときに左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを閉動作するように、シャッタ眼鏡60を制御する(期間T12)。これにより、ユーザは、PC映像(2次元映像)を見ることとなる。
このタイミングt12における映像切り換え動作の際、表示システム3では、上記第1および第2の実施の形態と同様に、表示部の表示映像を変えずに、シャッタ眼鏡の開閉動作を変更することにより映像切り換えを行うようにしたので、短時間で視認映像を切り換えることができる。
以上のように本実施の形態では、放送映像(主映像)が番組映像(立体視用の映像)から広告映像(2次元映像)に変化したときに、広告映像の右眼画像PRを副映像に置き換えるようにしたので、ユーザが感じる輝度の低下を抑えることができるとともに、スムースな動画表示を行うことができ、高い映像の品質を実現することができる。
その他の効果は、上記第1および第2の実施の形態の場合と同様である。
上記実施の形態では、2次元映像である広告放送時における立体映像信号M3Dの各フレームFは、図17(B)に示したように、左眼画像Lと、左眼画像Lと同じ画像の右眼画像Rにより構成したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、左眼画像Lと、空白画像である右眼画像Rにより構成しても良いし、右眼画像Rと、空白画像である左眼画像Lにより構成してもよい。また、広告放送時には、サイドバイサイドなどのエンコードをしないように構成してもよい。これらの場合でも、画像分離部23が、その広告映像(2次元映像)の画像を適切に生成することにより、上述した動作を実現することができる。
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の各実施の形態では、信号選択部が選択した2つ以上の映像を時分割的に表示したが、ユーザ操作に応じて、この映像のうちの1つを常に表示する機能を有していてもよい。例えば、図2に示したように、表示部15が画像P1,P2を時分割的に表示し(図2(A))、画像P1が表示されているときに左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを開くように動作している場合において(図2(B))、このユーザ操作により、図21に示したように、表示部15が画像P1を常に表示し(図21(A))、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは常に開くようにしてもよい(図21(B))。
1,1B,1C,2,2B,3…表示システム、6L…左眼シャッタ、6R…右眼シャッタ、8…アンテナ、10,10B,10C,20,20B,30…表示装置、11A,11B…チューナ部、12,18…外部入力部、13,13B,22,22B…信号選択部、14,14B,24B,34…映像信号処理部、15…表示部、16A…リモコン受信部、16B…リモコン装置、17,17C…シャッタ制御部、19,33…属性検出部、21A,21B…OSD画面,23,23B…画像分離部,60…シャッタ眼鏡,A,B,C,D,E…表示映像、A1〜A3,B1,B2,C1,C2,E1,E2…映像、CTL…シャッタ制御信号、F…フレーム、L,PL,PL1,PL2…左眼画像、M1,M2,Mdisp…映像信号、M2D…2次元映像、M3D,M3D2…立体映像、P1,P2,P3…画像、P2D…2次元画像、R,PR,PR1,PR2…右眼画像、S…映像切り換え信号。

Claims (10)

  1. 複数の映像ストリームの各画像を時分割表示する表示部と、
    前記表示部における前記複数の映像ストリームの各画像の表示タイミングに同期して、視聴者が用いるシャッタ眼鏡のシャッタを開閉制御するシャッタ制御部と、
    視聴者により視認されることとなる視認映像ストリームに切り換えるように、前記シャッタ制御部に対して前記シャッタの開閉タイミングの変更を指示する開閉タイミング指示部と
    を備えた表示装置。
  2. 複数の入力映像ストリームから、視聴者があらかじめ設定した前記複数の映像ストリームを選択して出力する映像選択部と、
    前記複数の映像ストリームの各画像を、前記複数の映像ストリーム間で巡回するように配置して巡回映像を生成する巡回映像生成部と
    をさらに備え、
    前記表示部は、前記巡回映像に基づいて表示を行う
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 視聴者からの切り換え指示を受け付ける指示入力部をさらに備え、
    前記開閉タイミング指示部は、前記切り換え指示に基づいて前記シャッタの開閉タイミングの変更を指示する
    請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記複数の映像ストリームは、複数のコンテンツを含んで構成された主映像ストリームと、副映像ストリームとを含み、
    前記開閉タイミング指示部は、前記主映像ストリームのコンテンツの切り換えに基づいて前記開閉タイミングの変更を指示する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記主映像ストリームは、前記コンテンツとして番組映像および広告映像を含むテレビ放送映像であり、
    前記シャッタ制御部は、
    前記テレビ放送映像が前記番組映像である期間においては、視聴者がテレビ放送映像を視認するように前記シャッタを開閉制御し、
    前記テレビ放送映像が前記広告映像である期間においては、視聴者が副映像ストリームを視認するように前記シャッタを開閉制御する
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記番組映像は立体視用映像であり、
    前記広告映像は2次元映像であり、
    前記開閉タイミング指示部は、前記テレビ放送映像が立体視用映像および2次元映像のどちらであるかに基づいて前記開閉タイミングの変更を指示する
    請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記副映像ストリームはパーソナルコンピュータから供給される映像である
    請求項4に記載の表示装置。
  8. 複数の入力映像ストリームから、視聴者があらかじめ設定した、立体視用映像および2次元映像を含む第1の映像ストリームと、2次元映像である第2の映像ストリームとを選択して出力する映像選択部と、
    前記第1の映像ストリームおよび前記第2の映像ストリームに基づいて複合映像を生成する複合映像生成部と
    をさらに備え、
    前記複合映像生成部は、
    前記第1の映像ストリームが立体視用映像である期間においては、その立体視用映像の左眼画像および右眼画像を交互に配置して前記複合映像を生成し、
    前記第1の映像ストリームが2次元映像である期間においては、その2次元映像と前記第2の映像ストリームの各画像を交互に配置して前記複合映像を生成し、
    前記表示部は、前記複合映像に基づいて表示を行う
    請求項1に記載の表示装置。
  9. 視聴者からの切り換え指示を受け付ける指示入力部をさらに備え、
    前記開閉タイミング指示部は、前記第1の映像ストリームが2次元映像である期間において、前記切り換え指示に基づいて前記シャッタの開閉タイミングの変更を指示する
    請求項8に記載の表示装置。
  10. 複数の映像ストリームの各画像を時分割表示し、
    前記複数の映像ストリームの各画像の表示タイミングに同期して、視聴者が用いるシャッタ眼鏡のシャッタの開閉制御を行い、
    視聴者により視認されることとなる視認映像ストリームに切り換えるように、前記シャッタの開閉タイミングの変更を指示する
    表示方法。
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