JP2012080090A - 放熱ユニットおよびこれを用いた電子機器 - Google Patents

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【課題】本発明は、軽量化した放熱ユニットを提供することを目的とするものである。
【解決手段】電子機器の本体ケース5に設けられた本体ケース排熱部分に連結される吸気口12と、前記電子機器の本体ケース5に設けられた本体ケース冷却部分に連結される排気口13とを有する温風路体10と、この温風路体10内の前記排気口13側に配置した送風機14とを備え、前記排気口13内の、前記送風機14下流部分に、送風ガイド15を設けた。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えば屋外に設置される電子機器に活用される放熱ユニットおよびこれを組み込んだ電子機器に関するものである。
電子機器、例えばテレビジョン受像機では、本体ケースの表面側に表示部が設けられ、またこの本体ケースの内部には前記表示部の制御部が設けられ、制御部の後ろ側は仕切り板で覆っていた。
また、この電子機器は、天井から吊り下げて使用される場合もあった(例えば特許文献1)。
特開平7―322172号公報
近年のテレビジョン受像機はその表示部が極めて大きくなってきたので、その表示効果の高さを利用し、これを広告装置として屋外に設置する取り組みも活発化されるようになっている。
この場合、屋外で使用するためには、水が本体ケース内に浸入しないように密閉構造をとることが必要となり、そのためにこの本体ケースの背面側は仕切り板で密封する構成としていた。
しかしながら、この様な密閉構造をとると、表示部や制御部の放熱が十分に行えなくなる。
そこで、従来は本体ケースの後ろ側に設けた前記仕切り板を金属製とし、さらにこの仕切り板の内、外に金属製のフィンを複数設け、この状態で本体ケース内の空気を送風機で攪拌する構成としていた。
つまり、本体ケース内の空気を送風機で攪拌することで、先ず本体ケース内の熱を、本体ケース内のフィン、仕切り板に伝達し、次にこの仕切り板の熱伝導により、本体ケース外のフィンに熱を伝達させ、その後本体ケース外のフィンから屋外空気に放熱させる構成となっている。
しかしながら、このような放熱構造、つまり金属製仕切り板の内、外に金属製のフィンを複数設けた構造は、よく知られているように極めて重くなり、このように放熱構造が重くなると、テレビジョン受像機自体も重くなり、結果として屋外の高所に設置するのに好ましくないものとなる。
そこで、本発明は放熱ユニットおよびこれを用いた電子機器の軽量化を図ることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために、本発明の放熱ユニットは、電子機器本体ケースに設けられた本体ケース排熱部分に連結される吸気口と、前記電子機器本体ケースに設けられた本体ケース冷却部分に連結される排気口とを有する温風路体と、この温風路体内の前記排気口側に配置した送風機とを備え、前記排気口内の、前記送風機下流部分に、送風ガイドを設け、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のごとく本発明の放熱ユニットは、電子機器本体ケースに設けられた本体ケース排熱部分に連結される吸気口と、前記電子機器本体ケースに設けられた本体ケース冷却部分に連結される排気口とを有する温風路体と、この温風路体内の前記排気口側に配置した送風機とを備え、前記排気口内の、前記送風機下流部分に、送風ガイドを設けたものであるので、この放熱ユニットおよびこれを用いた電子機器の軽量化を図ることができる。
すなわち、本発明においては、従来のように電子機器本体ケース内部にまで放熱対策用に放熱フィンを設けなくても、この電子機器本体ケース内部の熱を、送風機の送風により、電子機器本体ケース外部側に配置した温風路体へ移動させて効果的に放熱させることができるので、放熱ユニットおよびこれを用いた電子機器の軽量化を図ることができるのである。
また、本発明においては、前記排気口内の、前記送風機下流部分に、送風ガイドを設けたものであるので、電子機器本体ケース内の冷却希望部分に向けて冷却風を吹き付けることができ、その結果として電子機器本体ケース内の冷却効果を高めることができるのである。
本発明の一実施の形態にかかる電子機器の設置例を示す斜視図 同電子機器の背面側の斜視図 同電子機器の背面側の分解斜視図 同電子機器に用いられた放熱ユニットの斜視図 (a)放熱ユニットの正面図(b)同上面図(c)同側面図(d)同下面図 (a)(b)はともに同放熱ユニットの断面図 (a)同横方向設置状態を説明する斜視図(b)同縦方向設置状態を説明する斜視図 同放熱ユニットの一部拡大切欠斜視図 (a)〜(f)はいずれも同放熱ユニットの排気口部分の説明のために用いた斜視図
以下、本実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1において1は、電子機器の一例として用いた表示装置で、テレビジョン受像機としての機能以外に、広告用の表示も行えるようになっている。
したがって、この図1では、表示装置1は商店2の軒下3、つまり屋外に設置され、この屋外において横長状態の表示部4が表出した状態となっている。
前記表示装置1は図2、図3に示すように前面と背面が開口した横長状態の本体ケース5と、この本体ケース5の前面開口部に水密状態で配置された前記表示部4と、この本体ケース5の内部に配置されるとともに、前記表示部4の制御を行う制御部6と、前記本体ケース5の背面開口部に水密状態で配置された複数の放熱ユニット7と、この放熱ユニット7の背面側を通気状態で覆った背面カバー8とを備えている。
なお、本実施形態では図3のように十個の放熱ユニット7を上下左右に並べることで、本体ケース5の背面開口部を、複数の放熱ユニット7で水密状態に覆う構成としている。
また、前記十個の放熱ユニット7は、それぞれ図3〜図5の記載から理解されるように、表示装置1を構成する本体ケース5背面開口部に装着して、この本体ケース5の内部と外部を水密状態で仕切る縦長状態で金属製の仕切り板9と、この仕切り板9の前記本体ケース5の外部側に配置した複数の温風路体10とにより構成されている。
さらに具体的に説明すると、まず仕切り板9には図3に示すように、上下方向に所定間隔を置いた状態で、吸気口9aと排気口9bが形成されている。
また、図4に示すように、温風路体10は複数本が縦方向に並べられ、かつ各温風路体10間には通風路11が形成されている。
さらに、これら複数本の温風路体10は上下でそれぞれ集合され、上方集合部の先端が吸気口12、また下方集合部の先端が排気口13となっている。
そして、図6からも理解されるように、この温風路体10の吸気口12が前記仕切り板9の吸気口9aに連結され、また温風路体10の排気口13が前記仕切り板9の排気口9bに連結されている。
さらに、図3、図8、図9に示すごとく、前記排気口13内部分には送風機14が配置され、またこの排気口13内部分で、前記送風機14下流部分には、送風ガイド15を着脱自在に設けている。
この部分についてさらに詳細に説明すると、温風路体10の排気口13は正方形状の開口となっており、また送風ガイド15を構成する枠体15aも正方形状となっている。
そして、この枠体15aの対向する部分には、図8から理解されるように、同一方向の傾斜面15bが形成されている。
したがって、この枠体15aを、その傾斜面15bが図8、図9(c)のごとく上方に向けて傾斜した状態とすれば、冷却風を本体ケース5内に向けて上方に吹き出すことができる。
また、この枠体15aを、図9(b)のごとく温風路体10の排気口13から取り外し、その後、その傾斜面15bが図9(d)のごとく下方に向けて傾斜した状態で、温風路体10の排気口13に装着すれば、冷却風を本体ケース5内に向けて下方に吹き出すことができる。
さらに、この枠体15aを、図9(b)のごとく温風路体10の排気口13から取り外し、その後、その傾斜面15bが図9(e)のごとく右方に向けて傾斜した状態で、温風路体10の排気口13に装着すれば、冷却風を本体ケース5内に向けて右方に吹き出すことができる。
さらにまた、この枠体15aを、図9(b)のごとく温風路体10の排気口13から取り外し、その後、その傾斜面15bが図9(f)のごとく左方に向けて傾斜した状態で、温風路体10の排気口13に装着すれば、冷却風を本体ケース5内に向けて左方に吹き出すことができる。
なお、前記温風路体10は、図4から図6に示すごとく、前記仕切り板9の前記本体ケース5の外部側において、この仕切り板9の吸気口9aと排気口9b間を、縦方向に橋架状に連結した構成となっている。
このため、温風路体10と仕切り板9間には通風路16が形成され、この通風路16と前記温風路体10間の通風路11は連通状態となっている。
以上の構成において、本体ケース5は、その前面開口部が表示部4で、また背面開口部が仕切り板9により水密状態で覆われているので、表示部4や制御部6の熱がこの本体ケース5内にこもることになる。
そこで本実施形態では上述の放熱ユニット7を設けたものであり、送風機14を駆動すると、図6(b)のごとく、本体ケース5内の熱は温風として仕切り板9の吸気口9a、温風路体10の吸気口12を介して、この温風路体10内へと、つまり本体ケース5外へと搬送される。
その後、温風路体10部分で冷却された空気が温風路体10の排気口13、仕切り板9の排気口9bを介して本体ケース5内に搬送され、これで制御部6の冷却が行われることになる。
また、前記温風路体10部分での外気への放熱は、図6(a)および図7から理解されるように上下、左右への通気が可能な多開口状態の背面カバー8から進入した外気が温風路体10の表面(通風路11、16に接する部分も含め)に沿って上昇することで、行われるようになっている。
なお、本実施形態では、温風路体10を合成樹脂によって形成しているが、その板厚を薄くしていると、合成樹脂の熱伝導率が金属よりも小さくとも、対流による熱交換作用で十分なる熱交換が行えるようになっている。
図7(b)は横長の本体ケース5を縦長状態で設置した状態を示している。
つまり、表示効果を高めるためには、このように横長の本体ケース5を縦長状態で設置することもある。
そしてこのように横長の本体ケース5を縦長状態で設置した場合には、外気は各温風路体10の通風路16内を直線状に上昇することになるので、この場合にも、外気と温風路体10内の温風との熱交換は十分に行えるものとなる。
以上のごとく、本実施形態においては、本体ケース5内にこもった表示部4や制御部6の熱は、放熱ユニット7により、本体ケース5外へと搬送され、外気で効果的に冷却されることになる。
また、本実施形態においては、上述のごとく、前記温風路体10の排気口13内部分には送風機14が配置され、さらにこの排気口13内部分で、前記送風機14下流部分には、送風ガイド15を着脱自在に設けているので、この点からも本体ケース5内の効果的な冷却ができるようになる。
つまり、前記制御部6でも、特に発熱が多い部分や、特に冷却が必要となっている部分が存在する場合には、その部分に排気口13からの冷却風を集中的に吹き付けることが重要となる。
そこで、本実施形態では、上述のごとく、温風路体10の排気口13内部分で、前記送風機14下流部分には、送風ガイド15を着脱自在に設け、しかも温風路体10の排気口13は正方形状の開口とし、これに合わせて送風ガイド15を構成する枠体15aも正方形状とした。
さらにまた、送風ガイド15を構成する枠体15aの対向する部分には、図8から理解されるように、同一方向の傾斜面15bを形成した。
このため、この枠体15aを、その傾斜面15bが図8、図9(c)のごとく上方に向けて傾斜した状態とすれば、冷却風を本体ケース5内に向けて上方に吹き出すことができる。
また、この枠体15aを、図9(b)のごとく温風路体10の排気口13から取り外し、その後、その傾斜面15bが図9(d)のごとく下方に向けて傾斜した状態で、温風路体10の排気口13に装着すれば、冷却風を本体ケース5内に向けて下方に吹き出すことができる。
さらに、この枠体15aを、図9(b)のごとく温風路体10の排気口13から取り外し、その後、その傾斜面15bが図9(e)のごとく右方に向けて傾斜した状態で、温風路体10の排気口13に装着すれば、冷却風を本体ケース5内に向けて右方に吹き出すことができる。
さらにまた、この枠体15aを、図9(b)のごとく温風路体10の排気口13から取り外し、その後、その傾斜面15bが図9(f)のごとく左方に向けて傾斜した状態で、温風路体10の排気口13に装着すれば、冷却風を本体ケース5内に向けて左方に吹き出すことができる。
つまり、本実施形態においては、排気口13から噴出される冷却風の吹き出し方向を適宜設定することができるので、本体ケース5内の制御部6の効果的な冷却ができるようになるのである。
また、放熱ユニット7の温風路体10は本体ケース5外にだけ設けられているので、軽量化が図りやすくなる。
なお、上記実施形態の放熱ユニット7は、表示装置1を構成する本体ケース5背面開口部に装着して、この本体ケース5の内部と外部を水密状態で仕切る縦長状態で金属製の仕切り板9を有するものとしたが、表示装置(電子機器の一例)1の本体ケース5に背面板が形成され、その背面板に吸気口(9aと同種のもの)、排気口(9bと同種のもの)が形成されている場合には、この仕切り板9は省略することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2は図3および図6(b)を参照しながら説明するが、実施の形態1と同等の構成および同じ作用となる部分についてはその詳細な説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態では十個の複数の放熱ユニット7を上下左右に並べている。また、図6(b)に示すように複数の放熱ユニット7は、電子機器の本体ケース5の少なくとも中央部では、上列の放熱ユニット7aと隣り合う下列の放熱ユニット7bを各々の排気口13a側と排気口13b側が向い合うように配置した構成としている。
以上の構成において、本体ケース5は、前面開口部が表示部4により、また背面開口部が仕切り板9により水密状態にて覆われている。そのため表示部4および制御部6の熱が本体ケース5内にこもるが、特に電子機器の本体ケース5の中央部では、制御部6が集中的に配置され、本体ケース5の中央部の発熱が多くなり、特に冷却が必要となる。このような場合には、本実施形態のようにその発熱部分に排気口13aおよび排気口13bからの冷却風を集中的に吹き付けることができるので効果的な冷却ができる。
また、図6(b)から理解されるように本実施形態は、放熱ユニット7aの排気口13aと放熱ユニット7bの排気口13bから本体ケース5の中央部に冷却風を吹き出し、冷却風は上下2つに分岐して本体ケース5内にこもった熱を冷却することができる。すなわち、一つの大きな放熱ユニットを用いて一つの放熱ユニットの排気口から吹き出して冷却する構成では、冷却風路が長くなり、制御部6の電子部品の温度は徐々に上昇して冷却風路の末端では、放熱ユニットの排気口から吹き出した温度より相当上昇する。本実施形態のように上下に分割して放熱ユニット7を配置したことにより、冷却風路を短くすることができるため、制御部6の電子部品の温度上昇を抑制することができるので、長期に電子部品の品質が保たれる。
また、本実施形態では放熱ユニット7aおよび放熱ユニット7bは、図9(c)に示すように枠体15aを、その傾斜面15bが図9(c)のごとく上方に向けて傾斜した状態に配置して冷却風を本体ケース5内に向けて、上方に吹き出すように構成すると良い。(図6(b)では、放熱ユニット7aは上方に吹き出し、放熱ユニット7bは放熱ユニット7aに対して反転しているため、下方に吹き出す。)すなわち、放熱ユニット7aの排気口13aと放熱ユニット7bの排気口13bから本体ケース5の中央部に冷却風を吹き出し、冷却風は上下2つに分岐するが、放熱ユニット7aは上方に吹き出し、放熱ユニット7bは下方に吹き出すように構成すると、本体ケース5の中央部では2つの冷却風が衝突することなく分岐できるため、本体ケース5内の冷却風路の通風抵抗を低減できるので、送風機14の消費電力の低減および本体ケース5内の騒音を低減することができる。
なお、本実施形態では複数の放熱ユニット7の構成説明として、図6(b)に示すように上列の放熱ユニット7aと下列の放熱ユニット7bの二列の構成で説明したが、三列以上の放熱ユニット7を配置する場合でも、複数の放熱ユニット7は、電子機器の本体ケース5の少なくとも中央部では、隣り合う放熱ユニット7を各々の排気口側が向い合うように配置して、中央部に冷却風を集中的に吹き付ける構成であれば良い。
また、放熱ユニット7aおよび放熱ユニット7bは、同じ形状の隣り合う放熱ユニット7を各々の排気口側が向い合うように配置するだけで可能なため、低コスト化を図ることもできる。
以上のごとく本発明の放熱ユニットは、電子機器本体ケースに設けられた本体ケース排熱部分に連結される吸気口と、前記電子機器本体ケースに設けられた本体ケース冷却部分に連結される排気口とを有する温風路体と、この温風路体内の前記排気口側に配置した送風機とを備え、前記排気口内の、前記送風機下流部分に、送風ガイドを設けたものであるので、この放熱ユニットおよびこれを用いた電子機器の軽量化を図ることができる。
すなわち、本発明においては、従来のように電子機器本体ケース内部にまで放熱対策用に放熱フィンを設けなくても、この電子機器本体ケース内部の熱を、送風機の送風により、電子機器本体ケース外部側に配置した温風路体へ移動させて効果的に放熱させることができるので、放熱ユニットおよびこれを用いた電子機器の軽量化を図ることができるのである。
また、本発明においては、前記排気口内の、前記送風機下流部分に、送風ガイドを設けたものであるので、電子機器本体ケース内の冷却希望部分に向けて冷却風を吹き付けることができ、その結果として電子機器本体ケース内の冷却効果を高めることができるのである。
したがって、屋外設置タイプの電子機器にも、広く活用されることが期待される。
1 表示装置
2 商店
3 軒下
4 表示部
5 本体ケース
6 制御部
7 放熱ユニット
7a 放熱ユニット
7b 放熱ユニット
8 背面カバー
9 仕切り板
9a 吸気口
9b 排気口
10 温風路体
11 通風路
12 吸気口
13 排気口
13a 排気口
13b 排気口
14 送風機
15 送風ガイド
15a 枠体
15b 傾斜面
16 通風路

Claims (13)

  1. 電子機器本体ケースに設けられた本体ケース排熱部分に連結される吸気口と、前記電子機器本体ケースに設けられた本体ケース冷却部分に連結される排気口とを有する温風路体と、この温風路体内の前記排気口側に配置した送風機とを備え、前記排気口内の、前記送風機下流部分に、送風ガイドを設けた放熱ユニット。
  2. 温風路体は、その吸気口と排気口間を橋架状に連結した構成とした請求項1に記載の放熱ユニット。
  3. 送風ガイドは、排気口内の送風機下流部分に着脱自在に設けた請求項1、または2に記載の放熱ユニット。
  4. 送風ガイドは、枠体の対向する部分に、同一方向の傾斜面を有する請求項1〜3のいずれか一つに記載の放熱ユニット。
  5. 温風路体の排気口を正方形状の開口とし、送風ガイドの枠体を正方形状の枠体とした請求項4に記載の放熱ユニット。
  6. 電子機器の一つの面に装着して、この電子機器の内部と外部を仕切る仕切り板と、この仕切り板の前記電子機器の外部側に配置されるとともに、吸気口と排気口を有する温風路体と、前記温風路体内の前記排気口側に配置した送風機と、前記排気口内の送風機下流部分に設けた送風ガイドとを備え、前記仕切り板は、所定間隔をおいて仕切り板吸気口と仕切り板排気口を有し、前記温風路体は、前記仕切り板の前記電子機器の外部側において、その吸気口を前記仕切り板吸気口に連結するとともに、その排気口を仕切り板排気口に連結した放熱ユニット。
  7. 温風路体は、その吸気口と排気口間を橋架状に連結した構成とした請求項6に記載の放熱ユニット。
  8. 送風ガイドは、排気口内の送風機下流部分に着脱自在に設けた請求項6、または7に記載の放熱ユニット。
  9. 送風ガイドは、枠体の対向する部分に、同一方向の傾斜面を有する請求項6〜8のいずれか一つに記載の放熱ユニット。
  10. 温風路体の排気口を正方形状の開口とし、送風ガイドの枠体を正方形状の枠体とした請求項9に記載の放熱ユニット。
  11. 前面側に表示部、内部に前記表示部の制御部を、それぞれ設けた電子機器本体ケースの背面側に、開口部を設け、この開口部に、請求項1から10のいずれか一つに記載の放熱ユニットを、この放熱ユニットの温風路体が、前記電子機器本体ケースの外面側となるように配置した電子機器。
  12. 温風路体の、電子機器本体ケースの開口部とは反対側を覆う背面カバーを設け、この背面カバーと温風路体間には、通風路を設けた請求項11に記載の電子機器。
  13. 複数の放熱ユニットを備え、電子機器本体ケースの少なくとも中央部では、隣り合う放熱ユニットを各々の排気口側が向い合うように配置した請求項11または請求項12に記載の電子機器。
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