JP2012070276A - 端末装置、通信システム、電話番号の判断方法及びプログラム - Google Patents

端末装置、通信システム、電話番号の判断方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置の通信を可能とするモジュールに記憶された電話番号がモジュールの所有者に付与された電話番号と異なることを端末装置において検知可能にする。
【解決手段】端末装置10は、SIMから取得した電話番号をサーバー装置30へ送信する。サーバー装置30は、送信された電話番号をキーとしてハッシュ値を演算し、演算で得たハッシュ値をショートメッセージで端末装置10へ送信する。端末装置10は、SIMから取得した電話番号をキーとしてサーバー装置30と同じハッシュ関数でハッシュ値を演算し、この演算で得たハッシュ値とサーバー装置30からショートメッセージで送信されたハッシュ値とが一致しない場合、SIMに記憶されている電話番号はSIMの所有者の電話番号ではないと判断し、SIMに記憶されている電話番号がSIMの所有者の電話番号ではないことを検知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末を通信可能にするモジュールに記憶された情報の誤りを検知する技術に関する。
特許文献1には、電話端末の正確な電話番号の登録を可能とする電話番号登録システムが開示されている。このシステムは、電話端末、電番照合情報生成装置および電番判定登録装置で構成されている。電番照合情報生成装置は、電話端末からの発呼を受けると、回線網を介して通知される発信者番号情報から電話端末の電話番号を取得する。電番照合情報生成装置は、取得した電話番号を一方向関数によって電番照合情報に変換し、電番照合情報を電話端末へ通知する。次に、利用者は、電話端末を操作して電話番号と電番照合情報を電番判定登録装置へ送る。電番判定登録装置は、電話端末から送られた電話番号について電番照合情報生成装置と同じ方法で電番照合情報を生成する。電番判定登録装置は、電話端末から取得した電番照合情報と、自身が生成した電番照合情報とが等しい場合、取得した電話番号が正しいものと判断して登録する。
特開2007−110567号公報
ところで、携帯電話機においては、SIM(Subscriber Identity Module)と呼ばれるモジュールを装着することにより、音声通信やデータ通信を行うことが可能となるものがある。SIMにおいては、通信事業者から携帯電話機の使用者に割り当てられている一意な識別番号であるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)や電話番号などが記憶されており、SIMに記憶させる電話番号は、携帯電話機の使用者が書き換えることができる。このようにSIMの電話番号は書き換えることが可能であるため、例えば、悪意ある者がSIMの電話番号を書き換え、携帯電話機の位置情報をSIMの電話番号を宛先としてSMS(Short Message Service)で送信するアプリケーションをインストールすると、悪意ある者が携帯電話機の使用者の位置を知ることが可能となる。
携帯電話機の使用者は、SIMの電話番号については正しく書き込んでいると信じているため、書き込まれている電話番号を確認する機会は少なく、自分の電話番号と異なる電話番号が書き込まれていることに気が付きにくい。なお、特許文献1に開示されているシステムでは電話端末の正しい電話番号が正しいか否か判定して回線網にある装置へ登録することが記載されているものの、電話端末においてSIMの電話番号が正しい電話番号であるか否かを判定することについては開示がなく、電話端末でSIMの電話番号の誤りを検知することができていない。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、その目的は、端末装置の通信を可能とするモジュールに記憶された電話番号がモジュールの所有者に付与された電話番号と異なることを端末装置において検知可能にする技術を提供することにある。
本発明は、端末装置に装着されて当該端末装置を通信可能にするモジュールに記憶された電話番号を取得する番号取得手段と、前記番号取得手段で取得した電話番号と、当該電話番号を宛先としたメッセージの送信を要求する送信要求をサーバー装置へ送信する送信手段と、前記送信要求に応じて前記サーバー装置から送信されて前記電話番号のハッシュ値を含むメッセージを受信する受信手段と、前記受信手段で受信したメッセージを記憶する記憶手段と、前記記憶手段からメッセージを取得するメッセージ取得手段と、前記番号取得手段で取得した電話番号のハッシュ値を前記サーバー装置がハッシュ値を演算する時のハッシュ関数と同じハッシュ関数で演算する演算手段と、前記演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する判断手段とを有する端末装置を提供する。
本発明においては、前記演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致した場合、前記モジュールに記憶されている電話番号を前記記憶手段に記憶させ、予め定められたタイミングで前記番号取得手段により取得した電話番号と、前記記憶手段に記憶された電話番号とを比較し、前記番号取得手段により取得した電話番号と、前記記憶手段に記憶された電話番号とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致した場合、前記モジュールに記憶されている電話番号を前記サーバー装置に記憶させ、前記サーバー装置に記憶された前記電話番号を予め定められたタイミングで取得し、前記番号取得手段により取得した電話番号と前記サーバー装置から取得した電話番号とを比較し、前記番号取得手段により取得した電話番号と前記サーバー装置から取得した電話番号とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する構成としてもよい。
また、本発明においては、前記サーバー装置から送信されるメッセージは、SMS(Short Message Service)、EMS(Enhanced Messaging Service)又はMMS(Multimedia Messaging Service)で送信される構成であってもよい。
また、本発明においては、前記判断手段は、前記送信手段から前記送信要求が送信されてから予め定められた時間が経過するまでに前記受信手段が前記サーバー装置からのメッセージを受信しなかった場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する構成であってもよい。
また、本発明は、端末装置に装着されて当該端末装置を通信可能にするモジュールに記憶された電話番号を取得する番号取得手段と、前記番号取得手段で取得した電話番号と、当該電話番号を宛先としたメッセージの送信を要求する送信要求をサーバー装置へ送信する第1送信手段と、前記送信要求に応じて前記サーバー装置から送信されて前記電話番号のハッシュ値を含むメッセージを受信する第1受信手段と、前記第1受信手段で受信したメッセージを記憶する記憶手段と、前記記憶手段からメッセージを取得するメッセージ取得手段と、前記番号取得手段で取得した電話番号のハッシュ値を前記サーバー装置がハッシュ値を演算する時のハッシュ関数と同じハッシュ関数で演算する第1演算手段と、前記第1演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する判断手段とを有する端末装置と、前記第1送信手段から送信された前記電話番号と前記送信要求を受信する第2受信手段と、前記第2受信手段で前記送信要求が受信されると、前記第2受信手段で受信された電話番号のハッシュ値を演算する第2演算手段と、前記第2演算手段で演算されたハッシュ値を含むメッセージを前記第2受信手段で受信した電話番号を宛先として送信する第2送信手段とを有するサーバー装置を備える通信システムを提供する。
また、本発明は、端末装置の制御部が、当該端末装置に装着されて当該端末装置を通信可能にするモジュールに記憶された電話番号を取得する番号取得ステップと、前記制御部が、前記番号取得ステップで取得した電話番号と、当該電話番号を宛先としたメッセージの送信を要求する送信要求をサーバー装置へ送信する送信ステップと、前記制御部が、前記送信要求に応じて前記サーバー装置から送信されて前記電話番号のハッシュ値を含むメッセージを受信する受信ステップと、前記制御部が、前記受信ステップで受信したメッセージを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、前記制御部が、前記記憶手段からメッセージを取得するメッセージ取得ステップと、前記制御部が、前記番号取得ステップで取得した電話番号のハッシュ値を前記サーバー装置がハッシュ値を演算する時のハッシュ関数と同じハッシュ関数で演算する演算ステップと、前記制御部が、前記演算ステップで演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得ステップで取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する判断ステップとを有する電話番号の判断方法を提供する。
また、本発明は、端末装置が有するコンピュータを、当該端末装置に装着されて当該端末装置を通信可能にするモジュールに記憶された電話番号を取得する番号取得手段と、前記番号取得手段で取得した電話番号と、当該電話番号を宛先としたメッセージの送信を要求する送信要求をサーバー装置へ送信する送信手段と、前記送信要求に応じて前記サーバー装置から送信されて前記電話番号のハッシュ値を含むメッセージを受信する受信手段で受信した当該メッセージを記憶する記憶手段と、前記記憶手段からメッセージを取得するメッセージ取得手段と、前記番号取得手段で取得した電話番号のハッシュ値を前記サーバー装置がハッシュ値を演算する時のハッシュ関数と同じハッシュ関数で演算する演算手段と、前記演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する判断手段として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、端末装置の通信を可能とするモジュールに記憶された電話番号がモジュールの所有者に付与された電話番号と異なることを端末装置において検知することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成を示した図。 端末装置10のハードウェア構成を示したブロック図。 端末装置10において実現する機能の構成を示したブロック図。 サーバー装置30のハードウェア構成を示したブロック図。 サーバー装置30において実現する機能の構成を示したブロック図。 CPU102が行う処理の流れを示したフローチャート。 CPU302が行う処理の流れを示したフローチャート。
[実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係わる通信システム1の全体構成を例示した図である。移動体通信網20は、本実施形態においてはIMT−2000(International Mobile Telecommunication-2000)に準拠した通信ネットワークである。また、端末装置10は、IMT−2000に準拠した携帯電話機である。端末装置10は、移動体通信網20の無線基地局と通信を行い、音声通信やデータ通信を行う。なお、本実施形態に係る端末装置10は、移動体通信網20が提供するSMSでショートメッセージを授受することが可能となっている。サーバー装置30は、移動体通信網20に接続されており、移動体通信網20を介して端末装置10とデータ通信を行う。なお、本実施形態に係るサーバー装置30も、SMSでショートメッセージを授受することが可能となっている。
(端末装置10の構成)
図2は、端末装置10のハードウェア構成を示した図である。図2に示したように、端末装置10の各部は、バス101に接続されている。端末装置10の各部は、このバス101を介して各部間で情報の授受を行う。
通信部108は、無線通信を行うインターフェースとして機能する。通信部108は、CPU(Central Processing Unit)102の制御の下、通信部108に接続されているアンテナ(図示略)を介して、移動体通信網20の無線基地局と無線通信を行い、音声通信やデータ通信を行う。通信部108は、無線基地局から音声通話に係る情報を受信すると、受信した情報を通話部109へ出力し、データ通信に係る情報を受信すると、受信した情報をCPU102へ出力する。また、通信部108は、データ通信に係る情報がCPU102から入力されると、この情報を無線基地局へ送信し、通話部109から音声通話に係る情報が入力されると、この情報を無線基地局へ送信する。通話部109は、マイクとスピーカ(いずれも図示略)を有している。通話部109は、マイクに音声が入力されると、入力された音声を表す情報を通信部108へ出力する。また、通話部109においては、通信部108から音声通話に係る情報が入力されると、この情報がアナログ信号に変換されてスピーカへ出力され、スピーカから音声が出力される。
表示部107は、液晶表示パネルの制御を行う制御回路および液晶表示パネルを有しており、CPU102の制御の下、文字やグラフィック画面、端末装置10を操作するためのメニュー画面などを液晶表示パネルに表示する。操作部106は、端末装置10を操作するための複数のキーを有している。ユーザーが、操作部106のキーを操作すると、操作されたキーを示す信号が操作部106からCPU102へ出力される。CPU102は、操作部106から信号が入力されると、操作されたキーを入力された信号に基づいて特定し、操作されたキーに応じて各部を制御する。SIM111は、IMSI及び電話番号を記憶するモジュールである。なお、SIM111は、電話番号だけでなくSIM111の所有者の個人情報、所有者の知人の電話番号やメールアドレスなども記憶することができる。インターフェース部110は、SIM111が挿入されるスロットを備えており、SIM111にアクセスするインターフェースとして機能する。
ROM(Read Only Memory)103は、端末装置10に携帯電話機の基本機能を実現させる基本プログラムを記憶している。記憶部105は、記憶した情報を書き換え可能な不揮発性メモリを有している。また、記憶部105は、複数のアプリケーションプログラムを記憶することができる。例えば、アプリケーションプログラムとしては、ゲームの機能を実現するプログラムなどがあるが、本実施形態に係る記憶部105は、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者の電話番号であるか否か判断する判断プログラムを記憶している。
RAM(Random Access Memory)104は、CPU102がプログラムを実行するときの作業エリアとして使用され、CPU102がプログラムを実行するときに使用するデータが一時的に記憶される。CPU102は、端末装置10の各部を制御する制御手段である。端末装置10において電源が入れられると、CPU102がROM103から基本プログラムを読み出し実行する。CPU102が基本プログラムを実行すると、携帯電話機としての基本機能が実現し、端末装置10は、音声通信やデータ通信を行うことが可能となる。なお、CPU102が基本プログラムを実行すると、SMSによりショートメッセージを授受することが可能となり、受信したショートメッセージが記憶部105の予め定められた記憶領域に記憶される。
また、CPU102が基本プログラムを実行すると、アプリケーションプログラムを実行する機能が実現する。例えば、CPU102が、上述した判断プログラムを実行すると、図3に示した各種機能が実現し、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者の電話番号であるか否か判断する機能が実現する。なお、判断プログラムを実行しているCPU102は、SIM111の所有者に付与された電話番号を記憶部105の予め定められた記憶領域に記憶する場合がある。判断プログラムを実行したことにより記憶部105に記憶される電話番号は、判断プログラムに対して設けられた記憶領域に記憶され、他のプログラムではアクセスできないようになっている。
(端末装置10の機能構成)
図3は、判断プログラムを実行することにより端末装置10において実現する機能の構成を示したブロック図である。番号取得部151は、SIM111や記憶部105に記憶されている電話番号を取得する機能を備えている。送信部152(第1送信手段)は、番号取得部151がSIM111から取得した電話番号を含み、この電話番号を宛先としたメッセージを送信するよう要求する送信要求メッセージをサーバー装置30へ送信する機能を備えている。メッセージ取得部153は、サーバー装置30から送信されたハッシュ値を含むメッセージを取得する機能を備えている。ハッシュ値演算部154(第1演算手段)は、番号取得部151がSIM111から取得した電話番号をキーとし、予め定められたハッシュ関数によりハッシュ値を演算する機能を備えている。判断部155は、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号であるか否か判断する機能を備えている。
(サーバー装置30の構成)
図4は、サーバー装置30のハードウェア構成を例示したブロック図である。図4に示したように、サーバー装置30の各部は、バス301に接続されており、このバス301を介して各部間でデータの授受を行う。
通信部308は、移動体通信網20を介してデータ通信を行うためのインターフェースとして機能する。通信部308は、図示を省略した通信ケーブルにより移動体通信網20に接続されている。操作部306は、ユーザーにより操作されるキーボード(図示略)およびマウス(図示略)を有している。操作部306は、マウスまたはキーボードが操作されると、操作されたボタンやキーを示す信号をCPU302へ出力する。表示部307は、液晶ディスプレイを有しており、CPU302の制御の下、文字やグラフィック画面、サーバー装置30を操作するためのメニュー画面等を表示する。
記憶部305は、データを永続的に記憶する装置(例えばハードディスク装置)を有しており、サーバー装置30においてオペレーティングシステムの機能を実現するプログラムやアプリケーションプログラムを記憶する。なお、本実施形態においては、記憶部305は、端末装置10から送信された電話番号をキーとしてハッシュ値を計算し、計算したハッシュ値をSMSで端末装置10へ送信する機能を実現するアプリケーションプログラムであるハッシュ値計算プログラムを記憶している。
ROM303は、IPL(Initial Program Loader)を記憶している。RAM304は、CPU302がプログラムを実行するときの作業エリアとして使用される。CPU302は、サーバー装置30の各部を制御する制御手段である。サーバー装置30において電源が入れられると、CPU302が、ROM303からIPLを読み出して実行する。CPU302は、IPLを実行した後、記憶部305からオペレーティングシステムの機能を実現するプログラムを読み出して実行する。CPU302がオペレーティングシステムの機能を実現するプログラムを実行すると、サーバー装置30は、クライアントサーバーシステムのサーバーとして機能し、データ通信やSMSでショートメッセージを授受することが可能となる。また、CPU102は、記憶部305に記憶されているハッシュ値計算プログラムを実行する。CPU302がハッシュ値計算プログラムを実行すると、図5に示した各種機能が実現し、電話番号をキーとしてハッシュ値を計算し、計算したハッシュ値をSMSで端末装置10へ送信する機能が実現する。
(サーバー装置30の機能構成)
図5は、送信プログラムを実行することによりサーバー装置30において実現する機能の構成を示したブロック図である。メッセージ受信部351(第2受信手段)は、端末装置10から送信される電話番号と要求メッセージを受信する機能を備えている。ハッシュ値演算部352(第2演算手段)は、メッセージ受信部351が受信した電話番号をキーとし、ハッシュ値演算部154と同じハッシュ関数によりハッシュ値を演算する機能を備えている。送信部353(第2送信手段)は、ハッシュ値演算部352が演算したハッシュ値をメッセージ受信部351が受信した電話番号を宛先としてSMSで送信する機能を備えている。
(実施形態の動作)
次に、本実施形態に係る端末装置10の動作について説明する。まず、端末装置10においては基本プログラムが起動された後に判断プログラムが起動され、図3に示した各機能が実現する。図6は、判断プログラムを起動したCPU102が行う処理の流れを示したフローチャートである。判断プログラムを起動したCPU102は、図6に示したフローチャートの処理を一定の周期で実行する。
CPU102(番号取得部151)は、まずSIM111に記憶されている電話番号を取得する(ステップSA1)。次に、CPU102(番号取得部151)は、記憶部105から電話番号を取得することを試みる(ステップSA2)。ここで、判断プログラムに対して設けられた上述の記憶領域に電話番号が記憶されていない場合(ステップSA3でNO)、CPU102(送信部152)は、SIM111から取得した電話番号を含み、この電話番号を宛先としたショートメッセージを送信するよう要求する送信要求メッセージをサーバー装置30へ送信する(ステップSA5)。端末装置10から送信された送信要求メッセージは、移動体通信網20を介してサーバー装置30へ送られる。次にCPU102(ハッシュ値演算部154)は、SIM111から取得した電話番号をキーとし、サーバー装置30がハッシュ値を演算する時に用いるハッシュ関数と同じハッシュ関数によりハッシュ値を演算する(ステップSA6)。
さて、サーバー装置30においては、送信プログラムが実行されており、図5に示した各機能が実現されている。図7は、送信プログラムを起動したCPU302が行う処理の流れを示したフローチャートである。送信プログラムを起動したCPU302は、図7に示した処理を実行する。
端末装置10から送信された送信要求メッセージは、通信部308において受信される。受信された送信要求メッセージは、通信部308からCPU302へ供給される。CPU302(メッセージ受信部351)は、この供給された送信要求メッセージに含まれている電話番号を取得する(ステップSB1)。次にCPU302(ハッシュ値演算部352)は、受信した送信要求メッセージに含まれている電話番号をキーとし、予め定められたハッシュ関数によりハッシュ値を演算する(ステップSB2)。この後、CPU302(送信部353)は、演算したハッシュ値を含むショートメッセージをステップSB1で受信した送信要求メッセージに含まれていた電話番号を宛先としてSMSで送信する(ステップSB3)。
サーバー装置30から送信されたショートメッセージは、移動体通信網20を介して送信される。移動体通信網20では、SIM111の所有者に付与した電話番号とIMSIとを対応付けて記憶しており、ショートメッセージを送信する場合、宛先として指定された電話番号に対応するIMSIを特定し、特定したIMSIを記憶しているSIM111を装着している端末装置10へショートメッセージを送信する。このため、SIM111に記憶されている電話番号が通信事業者からSIM111の所有者に付与された正しい電話番号(通信事業者が所有者に付与したIMSIに対応した電話番号)である場合には、送信要求メッセージに応じてサーバー装置30から送られるショートメッセージは、この所有者の電話番号に対応したIMSIが記憶されているSIM111が装着された端末装置10へ送信されることとなる。サーバー装置30から送信されたショートメッセージは、通信部108で受信され、通信部108からCPU102へ供給される。CPU102は、この供給されたメッセージを記憶部105においてショートメッセージが記憶される領域に記憶させる。つまり、ここでCPU102と通信部108は、サーバー装置30から送信されたショートメッセージを受信する受信手段(第1受信手段)として機能する。
一方、端末装置10からサーバー装置30に送られていた電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号でなかった場合には、サーバー装置30から送信されたメッセージは通信部108で受信されず、サーバー装置30から送信されたショートメッセージは、記憶部105に記憶されることがない。具体的には、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号ではない場合、移動体通信網20においては、ショートメッセージを送信する際にはSIM111に記憶されているIMSIではなく、異なる電話番号に対応するIMSIが特定され、サーバー装置30から送信されたショートメッセージは、他の携帯端末へ送信されることとなる。このため、装着されているSIM111の電話番号を宛先としてショートメッセージを送信するようにCPU102が要求したにも関わらず、サーバー装置30からのショートメッセージを取得できなかった場合、SIM111の電話番号はSIM111の所有者の電話番号ではないということができる。そして、サーバー装置30からのショートメッセージを取得できなかったことを判断することにより、SIM111の電話番号はSIM111の所有者の電話番号ではないことを検知できる。
図6に戻り、ステップSA5の処理を終了したCPU102(メッセージ取得部153)は、サーバー装置30から送信されたショートメッセージを記憶部105から取得する(ステップSA7)。CPU102は、サーバー装置30から送信されたショートメッセージが記憶されてなく、サーバー装置30からのショートメッセージを記憶部105から取得できなかった場合には(ステップSA8でNO)、予め定められた一定時間が経過したか否かを判断する(ステップSA9)。CPU102は、サーバー装置30からのショートメッセージを記憶部105から取得できず、一定時間が経過した場合(ステップSA9でYES)、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号ではないものと判断し、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号ではないことを検知する(ステップSA13)。ここでCPU102は、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号ではないことを知らせるメッセージを表示部107に表示させてもよい。
一方CPU102は、サーバー装置30からのショートメッセージを記憶部105から取得できた場合(ステップSA8でYES)、記憶部105から取得したショートメッセージに含まれているハッシュ値とステップSA5で演算して得たハッシュ値とが一致しているか否か判断する。CPU102は、2つのハッシュ値が一致していない場合には(ステップSA10でNO)、SIM111に記憶されている電話番号は、SIM111の所有者に付与された電話番号ではないものと判断し、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号ではないことを検知する(ステップSA13)。なお、ここでもCPU102は、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号ではないことを知らせるメッセージを表示部107に表示させてもよい。
例えば、悪意あるアプリケーションプログラムがインストールされており、このプログラムによって、サーバー装置30からのメッセージを装いハッシュ値を偽装したショートメッセージが記憶部105に記憶された場合であっても、このアプリケーションプログラムがハッシュ値演算部154及びハッシュ値演算部352と同じハッシュ関数でハッシュ値を演算するのは困難である。このため、記憶部105から取得したショートメッセージに含まれているハッシュ値とステップSA5で得たハッシュ値が一致しない場合には、記憶部105に記憶されているショートメッセージはサーバー装置30から送信されたものではなく、悪意あるアプリケーションプログラムによって生成されたものであると判断できる。そして、サーバー装置30からのショートメッセージは受信できていないと判断でき、SIM111に記憶されている電話番号はSIM111の所有者の電話番号ではないことを検知できる。
一方、CPU102は、2つのハッシュ値が一致している場合には(ステップSA10でYES)、SIM111に記憶されている電話番号を記憶部105の予め定められた領域に記憶させ(ステップSA11)、SIM111に記憶されている電話番号はSIM111の所有者に付与された電話番号であると判断して処理を終了する(ステップSA12)。
次に、ステップSA11の処理を行って図6の処理を終えた後、予め定められた時間が経過して再度図6の処理が実行された場合の動作について説明する。SIM111に記憶されている電話番号がステップSA11によって記憶部105に記憶されていると、CPU102は、ステップSA1の処理の後にステップSA2において記憶部105から電話番号を取得する。ステップSA2で記憶部105から電話番号を取得すると(ステップSA3でYES)、CPU102は、ステップSA1で取得した電話番号と、ステップSA2で取得した電話番号が同じであるか否か判断する。ここで、電話番号が一致している場合には(ステップSA4でYES)、CPU102は、SIM111に記憶されている電話番号はSIM111の所有者に付与された電話番号であると判断し、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号ではないことを検知する(ステップSA12)。一方、電話番号が一致していない場合には(ステップSA4でNO)、CPU102は、ステップSA5以降の処理を実行する。
以上説明したように本実施形態によれば、SIM111に記憶されている電話番号がSIM111の所有者に付与された電話番号でないことを端末装置10において検知できる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよく、各変形例を組み合わせて実施してもよい。
上述した実施形態においては、サーバー装置30から端末装置10へハッシュ値を送る際には、SMSでハッシュ値を送信しているが、ハッシュ値を送る際にはMMS(Multimedia Messaging Service)やEMS(Enhanced Messaging Service)でハッシュ値を送信する構成であってもよい。また、SMS、MMS、EMSに限定されず電子メールでサーバー装置30から端末装置10へハッシュ値を送る構成であってもよい。また、端末装置10から送信要求メッセージをサーバー装置30へ送信する際にもSMS、MMS、EMSまたは電子メールで送信するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、SIM111に記憶された電話番号がSIM111の所有者に付与されたものか否か検知しているが、電話番号に限定されるものではなくメールアドレスについてもSIM111の所有者に付与されたものか否か検知してもよい。
具体的には、例えば、端末装置10は、SIM111に記憶されている電子メールアドレスが記述された電子メールをサーバー装置30へする。サーバー装置30は、端末装置10から送信された電子メールに含まれている電子メールアドレスをキーにしてハッシュ値を演算し、演算したハッシュ値を記述した電子メールを、電子メールに記述されていた電子メールアドレス宛に送信する。端末装置10は、SIM111に記憶されている電子メールアドレスをキーにしてハッシュ値を演算し、演算したハッシュ値と、サーバー装置30から送信された電子メールに記述されているハッシュ値と比較し、ハッシュ値が一致していた場合には、SIM111に記憶されていた電子メールアドレスは通信事業者からSIM111の所有者に付与された電子メールアドレスであると判断する。
上述した実施形態では、端末装置10は、携帯電話機となっているが例えば、通信部108を備えたPDA(Personal Digital Assistant)やパーソナルコンピュータであってもよい。
上述した実施形態においては、SIM111に記憶されている電話番号が記憶部105に記憶されるが、ステップSA11においては、SIM111に記憶されている電話番号とIMSIをサーバー装置30に送信し、IMSIと電話番号を対応付けて記憶部305に記憶させてもよい。また、ステップSA2においては、IMSIをサーバー装置30に送信し、サーバー装置30は、送信されたIMSIに対応付けて記憶されている電話番号を端末装置10へ送信し、ステップSA4においては、SIM111の電話番号とサーバー装置30から送信された電話番号が一致するか否かを判断してもよい。
上述した実施形態においては、ステップSA2,ステップSA3,ステップSA4,ステップSA11の処理を行わず、ステップSA1の後にステップSA5の処理を行う構成、即ち、記憶部105に電話番号を記憶させず、SIM111の電話番号と記憶部105に記憶される電話番号とが一致しているか否か判断しない構成としてもよい。
上述した実施形態においては、一定の周期で図6の処理が行われる構成となっているが、この構成に限定されるものではない。例えば、CPU102は、判断プログラム以外のアプリケーションプログラムによってSIM111がアクセスされて電話番号が読み出されるのを監視し、SIM111から電話番号が読み出されるのを検知すると図6の処理を行うようにしてもよい。
上述した各プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、各装置にインストールしてもよい。また、通信回線を介して各装置にダウンロードしてインストールしてもよい。
1…通信システム、10…端末装置、20…移動体通信網、30…サーバー装置、101…バス、102…CPU、103…ROM、104…RAM、105…記憶部、106…操作部、107…表示部、108…通信部、109…通話部、110…インターフェース部、111…SIM、151…番号取得部、152…送信部、153…メッセージ取得部、154…ハッシュ値演算部、155…判断部、301…バス、302…CPU、303…ROM、304…RAM、305…記憶部、306…操作部、307…表示部、308…通信部、351…メッセージ受信部、352…ハッシュ値演算部、353…送信部

Claims (8)

  1. 端末装置に装着されて当該端末装置を通信可能にするモジュールに記憶された電話番号を取得する番号取得手段と、
    前記番号取得手段で取得した電話番号と、当該電話番号を宛先としたメッセージの送信を要求する送信要求をサーバー装置へ送信する送信手段と、
    前記送信要求に応じて前記サーバー装置から送信されて前記電話番号のハッシュ値を含むメッセージを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したメッセージを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段からメッセージを取得するメッセージ取得手段と、
    前記番号取得手段で取得した電話番号のハッシュ値を前記サーバー装置がハッシュ値を演算する時のハッシュ関数と同じハッシュ関数で演算する演算手段と、
    前記演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する判断手段と
    を有する端末装置。
  2. 前記演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致した場合、前記モジュールに記憶されている電話番号を前記記憶手段に記憶させ、
    予め定められたタイミングで前記番号取得手段により取得した電話番号と、前記記憶手段に記憶された電話番号とを比較し、前記番号取得手段により取得した電話番号と、前記記憶手段に記憶された電話番号とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断すること
    を特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致した場合、前記モジュールに記憶されている電話番号を前記サーバー装置に記憶させ、
    前記サーバー装置に記憶された前記電話番号を予め定められたタイミングで取得し、前記番号取得手段により取得した電話番号と前記サーバー装置から取得した電話番号とを比較し、前記番号取得手段により取得した電話番号と前記サーバー装置から取得した電話番号とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断すること
    を特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記サーバー装置から送信されるメッセージは、SMS(Short Message Service)、EMS(Enhanced Messaging Service)又はMMS(Multimedia Messaging Service)で送信されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記判断手段は、前記送信手段から前記送信要求が送信されてから予め定められた時間が経過するまでに前記受信手段が前記サーバー装置からのメッセージを受信しなかった場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の端末装置。
  6. 端末装置に装着されて当該端末装置を通信可能にするモジュールに記憶された電話番号を取得する番号取得手段と、
    前記番号取得手段で取得した電話番号と、当該電話番号を宛先としたメッセージの送信を要求する送信要求をサーバー装置へ送信する第1送信手段と、
    前記送信要求に応じて前記サーバー装置から送信されて前記電話番号のハッシュ値を含むメッセージを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段で受信したメッセージを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段からメッセージを取得するメッセージ取得手段と、
    前記番号取得手段で取得した電話番号のハッシュ値を前記サーバー装置がハッシュ値を演算する時のハッシュ関数と同じハッシュ関数で演算する第1演算手段と、
    前記第1演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する判断手段と
    を有する端末装置と、
    前記第1送信手段から送信された前記電話番号と前記送信要求を受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段で前記送信要求が受信されると、前記第2受信手段で受信された電話番号のハッシュ値を演算する第2演算手段と、
    前記第2演算手段で演算されたハッシュ値を含むメッセージを前記第2受信手段で受信した電話番号を宛先として送信する第2送信手段と
    を有するサーバー装置
    を備える通信システム。
  7. 端末装置の制御部が、当該端末装置に装着されて当該端末装置を通信可能にするモジュールに記憶された電話番号を取得する番号取得ステップと、
    前記制御部が、前記番号取得ステップで取得した電話番号と、当該電話番号を宛先としたメッセージの送信を要求する送信要求をサーバー装置へ送信する送信ステップと、
    前記制御部が、前記送信要求に応じて前記サーバー装置から送信されて前記電話番号のハッシュ値を含むメッセージを受信する受信ステップと、
    前記制御部が、前記受信ステップで受信したメッセージを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    前記制御部が、前記記憶手段からメッセージを取得するメッセージ取得ステップと、
    前記制御部が、前記番号取得ステップで取得した電話番号のハッシュ値を前記サーバー装置がハッシュ値を演算する時のハッシュ関数と同じハッシュ関数で演算する演算ステップと、
    前記制御部が、前記演算ステップで演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得ステップで取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する判断ステップと
    を有する電話番号の判断方法。
  8. 端末装置が有するコンピュータを、
    当該端末装置に装着されて当該端末装置を通信可能にするモジュールに記憶された電話番号を取得する番号取得手段と、
    前記番号取得手段で取得した電話番号と、当該電話番号を宛先としたメッセージの送信を要求する送信要求をサーバー装置へ送信する送信手段と、
    前記送信要求に応じて前記サーバー装置から送信されて前記電話番号のハッシュ値を含むメッセージを受信する受信手段で受信した当該メッセージを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段からメッセージを取得するメッセージ取得手段と、
    前記番号取得手段で取得した電話番号のハッシュ値を前記サーバー装置がハッシュ値を演算する時のハッシュ関数と同じハッシュ関数で演算する演算手段と、
    前記演算手段で演算したハッシュ値と、前記メッセージ取得手段で取得したメッセージに含まれているハッシュ値とが一致しない場合、前記モジュールに記憶されている電話番号は、前記モジュールの所有者に付与された電話番号ではないと判断する判断手段
    として機能させるためのプログラム。
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